【目次】
①️デリバリーコンサルティングIPOの基礎情報
②ビジネスモデル解説(近日中に追加予定)
③IPOジャパン編集長 西堀敬 氏のコメント
- 会社名
- 株式会社デリバリーコンサルティング
- コード
- 9240
- 市場
- マザーズ
- 業種
- サービス業
- 売買単位
- 100株
- 代表者名
- 代表取締役社長 阪口 琢夫 / 1964年生
- 会社住所
- 東京都港区高輪一丁目3番13号NBF高輪ビル
- 設立年
- 2003年
- 社員数
- 106人(2021年5月31日現在)
- 事業内容
- テクノロジーコンサルティング
- URL
- https://www.deliv.co.jp/
- 資本金
- 29,025,000円 (2021年6月24日現在)
- 上場時発行済み株数
- 4,534,000株
- 公開株数
- 1,138,000株
- 連結会社
- 1社
- スケジュール
- 仮条件決定:2021/07/09→850~950円に決定
- ブックビルディング期間:2021/07/12 - 07/16
- 公開価格決定:2021/07/19
- 申込期間:2021/07/20 - 07/27
- 上場日:2021/07/29
- シンジケート ※会社名をクリックすると外部サイトへ飛びます
- 主幹事証券:SMBC日興証券 (SMBC日興証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:SBI証券 (SBI証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:みずほ証券
- 引受証券:東洋証券
- 引受証券:いちよし証券
- 引受証券:楽天証券 (楽天証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:極東証券
- 引受証券:松井証券 (松井証券の詳細記事はこちら)
- 大株主
- 阪口琢夫 48.41%
- (株)メディアシーク 27.75%
- MFアセット(株) 9.86%
- トランス・コスモス(株) 6.86%
- 伊藤享弘 1.14%
- 木村卓司 1.14%
- 高橋昌樹 1.14%
- 齋藤敦 0.58%
- 土井祐史 0.46%
- 水野悠介 緑川貴裕 0.37%
- 業績動向(単位:1千円)
売上高 経常利益 当期利益 純資産 - 2018/07 単体実績
777,222 -67,711 -55,053 57,981 - 2019/07 連結実績
1,148,904 9,214 9,156 56,602 - 2020/07 連結実績
1,509,152 126,200 114,570 171,216 - 2021/04 第3四半期連結実績
1,326,628 217,542 141,790 386,040 - ロックアップ情報
- 指定された株主は上場後90日目の2021年10月26日まで
または、上場後180日目の2022年1月24日までは普通株式の売却ができず(例外あり) - 調達額(公開株数×仮条件上限)
- 10億8110万0000円(1,138,000株×950円)
- 潜在株数(ストックオプション)
- 891,900株
- ビジネスモデル解説(執筆=株価プレス管理人)
- 近日中に追加予定
- IPOジャパン編集長 西堀敬 氏のコメント
- 当社は、IT(情報技術)コンサルティング会社として、コンサルとシステム開発の双方向から顧客企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援しており、デジタルマイグレーション、データストラテジー、インテリジェントオートメーションの3つのサービスとソリューションを提供する事業を展開している。上場市場は東証マザーズ。株価のバリュエーションは、公開価格時価総額が43億円、2021年7月期の業績予想ベースのPERは27.3倍となっている。
上場当日の株価動向は、資金吸収額が12億円と小さいことから、需給はタイトで初値は後場の遅い時間まで持ち越されそうだが、公開価格の1.5倍でロックアップが解除となる既存株主の持ち分が約30%あるため、初値が付いた後は上値が重くなる可能性がある。セカンダリー市場においては、来期の業績予想次第で株価は動くと考えられるので、9月中旬の決算発表を待ちたいところだが、ビジネスモデルとしては、ストック化された売上比率が高いとは目論見書に記述がないことから、そもそもの株価バリュエーションが高く設定されてないことが気掛かりである。
単なるシステム開発会社としての評価に留まるとすると、PERの水準は高くでも30倍程度が妥当ということになるが、DX銘柄への脱皮ができれば高PERも期待できるかもしれない。