
「キャッシュレス決済が便利なのはわかるけど、種類が多すぎて選べない」——そんな悩みを感じたことはありませんか?
QRコード決済、電子マネー、クレジットカード、デビットカード…。お得に使えると聞いても、結局どれが自分に合っているのか迷ってしまう人は少なくありません。
実際、経済産業省のデータによると、日本のキャッシュレス決済はここ数年で急速に普及し、2024年の利用比率は42.8%に達しました(内訳はクレカ82.9%、デビット3.1%、電子マネー4.4%、コード決済9.6%)。便利さが当たり前になった今だからこそ、「数あるサービスの中から何を選ぶべきか」が大きな課題になっています。
本記事では、2025年の最新情報をもとに、おすすめのキャッシュレス決済を徹底解説。還元率や加盟店数に加え、ライフスタイル別の選び方や安全性まで紹介します。読み進めれば、自分に合った一枚が自然と見えてくるはずです。

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【PayPayカード】

年会費 | 発行時間 | 還元率 |
---|---|---|
永年無料 | 最短即日 | ご利用金額200円(税込)ごとに1% |
✓PayPay残高とチャージ不要で連携できて便利
✓即日発行やタッチ決済で支払いがスピーディー
✓どこでも常に1%の高還元が得られる
✓年会費は永年無料
- 【結論】迷ったらこの3つ!目的別おすすめキャッシュレス決済(2025年版)
- キャッシュレス決済4つの種類と仕組み【QRコード決済/クレジットカード/タッチ決済/デビット・プリペイド】
- 【診断】4つの質問でわかる!あなたに最適なキャッシュレス決済はこれ
- キャッシュレス決済おすすめ総合ランキングTOP10【2025年版】
- 1位:PayPay|加盟店数トップクラスであらゆるシーンで使える
- 2位:楽天ペイ|楽天カード連携で常時1.5%還元&ポイント三重取り
- 3位:三井住友カード(NL)|対象店舗でスマホタッチ決済なら最大7.0%還元
- 4位:d払い|携帯料金と合算払い&三重取りできるドコモユーザー向け
- 5位:モバイルSuica|ビューカード連携でオートチャージ1.5%&定期券5%還元が強力
- 6位:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード (QUICPay)|QUICPay利用で2.0%還元が魅力
- 7位:au PAY|Pontaポイント+豊富なキャンペーンで還元チャンス拡大
- 8位:Sony Bank WALLET|即時引き落としで安心&最大2.0%キャッシュバック
- 9位:住信SBIネット銀行 デビットカード(Mastercard)|預金残高で最大2.5%還元
- 10位:Kyash(キャッシュ)|審査なしで始めやすいVisaプリペイド
- ライフスタイル別!あなたに最適なキャッシュレス決済はこれ
- ポイント還元率UP!お得な使い方・組み合わせ術
- キャッシュレス決済の安全性は?セキュリティ対策と補償を解説
- キャッシュレス決済に関するよくある質問(FAQ)
【結論】迷ったらこの3つ!目的別おすすめキャッシュレス決済

キャッシュレス決済の選び方に迷ったら、まずは「目的別」に当たりをつけるのが近道です。数あるサービスの中から、とにかくお得にポイントを貯めたい人・どこでも安心して使いたい人・初めてでも分かりやすく使いたい人、それぞれに最適な1枚を厳選しました。
全国で利用可能な加盟店数はトップクラス。日常のあらゆるシーンで安心して使えるQRコード決済。
>>PayPayの詳細を見る
🔑 とにかく高還元率 → 楽天ペイ
楽天カードからのチャージで常時1.5%還元。楽天経済圏利用者はもちろん、ポイント重視のすべての人におすすめ。
>>楽天ペイの詳細を見る
💳 初心者でも安心 → 三井住友カード(NL)
年会費無料で始めやすく、対象のコンビニ・飲食店ならスマホのタッチ決済で最大7.0%。アプリの利用通知・上限設定で使いすぎ防止もしやすい。
>>三井住友カード(NL)の詳細を見る
3つに絞った理由は、「日常で困りにくい」「常時お得を出せる」「迷わず使える」を満たすからです。一時的・抽選・地域限定の施策は評価から外し、今日から再現できる組み合わせのみ掲載しています。
それぞれの詳しい特徴は、このあと【総合ランキング】で詳しくチェックできます。
【診断】4つの質問でわかる!あなたに最適なキャッシュレス決済はこれ

「キャッシュレス決済が多すぎて選べない…」そんな方は、まずは4つの簡単な質問に答えてみましょう。普段の買い物場所や重視するポイントから、あなたに合う決済タイプとおすすめサービスが分かります。
1. 普段の買い物はどこが多いですか?
A) コンビニや飲食店中心
B) いろいろなお店で幅広く利用
C) 楽天市場などネットショッピング中心
D) 電車やバスなど公共交通が多い
2. ポイント還元はどのくらい重視しますか?
A) 最大限狙いたい
B) 平均的に貯まれば十分
C) あまり気にしない
3. お金の管理はどのようにしたいですか?
A) 即時引き落としで使いすぎ防止
B) まとめて後払いで管理したい
C) スマホ一つで完結したい
4. スマホの操作は得意ですか?
A) 得意。新しいアプリも使いこなせる
B) それなりにできるがシンプルが良い
C) あまり得意ではない。簡単さ重視
【診断結果】あなたに最適なキャッシュレス決済はこれ
● Aが多い → クレジットカード(タッチ決済)
おすすめ:三井住友カード(NL)
→ コンビニ・飲食店で最大7%還元。小額決済がお得。
>>三井住友カード(NL)の詳細を見る
● Bが多い → QRコード決済
おすすめ:PayPay
→ 全国で使える加盟店数はトップクラス。「どこでも使える」安心感。
>>PayPayの詳細を見る
● Cが多い → QRコード+クレジットカード
おすすめ:楽天ペイ+楽天カード
→ 楽天市場との相性抜群。ポイント多重取りで高還元。
>>楽天ペイの詳細を見る
【特例パターン】
● 質問1でD(公共交通)を選んだ方 → 電子マネー+クレジットカード
おすすめ:モバイルSuica+ビューカード
→ 通勤・通学で自動的にポイントが貯まり、シンプル操作。
>>モバイルSuicaの詳細を見る
● 質問3で「即時引き落とし」を選んだ方 → デビット/プリペイド
おすすめ:Sony Bank WALLET、Kyash(キャッシュ)
→ 銀行口座やチャージ分だけ使えるので、使いすぎ防止に最適。
>>Sony Bank WALLETの詳細を見る
>>Kyashの詳細を見る
・博報堂生活総合研究所「お金に関する生活者意識調査」
・博報堂WEBマガジン│センタードット「キャッシュレス化がもたらす生活者体験の変化とは?」
・博報堂生活総合研究所「お金に関する生活者意識調査」
この診断はあくまで目安ですが、「自分に合ったキャッシュレス決済の方向性」をつかむ手助けになります。気になったサービスやタイプは、【総合ランキング】や個別解説でさらに詳しく確認してみてください。
キャッシュレス決済4つの種類と仕組み【QRコード決済/クレジットカード/タッチ決済/デビット・プリペイド】

キャッシュレス決済は大きく分けると「QRコード決済」「クレジットカード」「タッチ決済(電子マネー)」「デビット・プリペイドカード」に分類できます。
それぞれ仕組みや支払いタイミングが異なるため、向き・不向きや注意点も変わります。自分に合ったサービスを見つけたい方は、以下の早見表で特徴をつかんでください。
タイプ | 支払いタイミング | ベネフィット |
---|---|---|
QRコード決済 | 前払い・後払い・即時払いに対応 | 使える場面が広く送金も簡単 |
クレジットカード | 後払い(ポストペイ) | 高還元と付帯保険が厚い |
タッチ決済 (電子マネー) |
前払い(交通系)・後払い(QUICPay等) | かざすだけで速い・簡単 |
デビット/プリペイド | 即時払い(デビット)・前払い(プリペイド) | 使いすぎ防止と始めやすさ |
QRコード決済|汎用性が高い
QRコード決済は、スマホのコード提示/読み取りで支払える方式です。前払い・後払い・即時払いの3系統に対応し、実店舗からオンラインまで幅広く使えます。
アプリでQR/バーコードを表示・読み取りし、決済事業者を介して前払い(残高)/後払い(クレカ)/即時払い(口座)で決済が確定します。
● 向く人
使える場面を広げたい人や、送金・割り勘を日常的に使う人に向いています。
● 注意点
通信・電池に依存し、アプリ起動の手間があり、コードのスクショやSNS公開は厳禁で、フィッシングSMSや偽アプリにも注意が必要です。
● お得の出し方
通常還元に共通ポイント提示や各社のステップ条件(利用回数・金額・関連サービス利用など)を重ねると実質還元を底上げできます。
【代表的なサービス】
・PayPay
・楽天ペイ
・d払い
・au PAY
クレジットカード|高還元率と特典付帯
クレジットカードは、カード会社が立て替え、後日まとめて口座引き落としとなる後払い方式で、高還元や旅行・ショッピング保険などの付帯特典が魅力です。

加盟店での利用後にカード会社が立替え、月次請求を経て口座引き落としで決済が確定します。
● 向く人
高還元や特典を重視する人、出張・旅行が多く付帯保険も活かしたい人に向いています。
● 注意点
審査が必要で使いすぎリスクがあり、「スマホのタッチのみ対象」など支払い方式の指定に注意しましょう。
● お得の出し方
対象店優遇やスマホのタッチ優遇を活用し、公共料金やサブスクを集約すると取りこぼしを防げます。
【代表的なサービス】
・三井住友カード(NL)
・セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
・三井住友カード(NL)
タッチ決済(電子マネー)|速い・簡単
タッチ決済は端末に“かざすだけ”で即時承認され、前払いの交通系(Suica等)と後払いのネットワーク型(QUICPay・iD)の2系統があり、レジ待ちを短縮できます。
非接触で即時承認され、前払い(チャージ残高)または後払い(クレカ連携)で決済が確定します。
● 向く人
少額決済が多く、スピードや簡便さを最優先したい人に向いています。
● 注意点
高額決済には不向きで、前払いはチャージ上限・残高不足に注意が必要であり、カード現物タッチやiDなどが優遇対象外となるケースがあります。
● お得の出し方
前払いは相性の良いクレカでチャージ優遇を活用し、後払いは対象店×タッチ優遇を活用すると効果的です。
【代表的なサービス】
・Suica
・PASMO
・QUICPay
・iD
・楽天Edy
デビット・プリペイドカード|使いすぎ防止と始めやすさ
デビットは利用と同時に口座から即時引き落とされ、プリペイドは事前チャージ残高の範囲で利用する前払い方式で、どちらも現金感覚で管理しやすく審査不要(プリペイド)で始めやすいのが特徴です。
デビットは口座直結の即時引落で、プリペイドは事前チャージ残高の範囲で決済が確定します。
● 向く人
家計管理を厳密にしたい人、クレカ審査に不安がある人、現金派からキャッシュレスへ移行したい人に向いています。
● 注意点
残高不足では決済できず、分割・リボは不可で、継続課金やガソリン・宿泊など一部で制限が出る場合があります。
● お得の出し方
デビットは銀行の優遇プログラムや残高条件で還元を上げ、プリペイドは口座チャージなど高還元チャージ手段を選ぶと有利です。
【代表的なサービス】
▼デビット
・Sony Bank WALLET
・住信SBIネット銀行デビット
▼プリペイド
・Kyash
・バンドルカード
デビットか、プリペイドか迷ったら、まず「資金源」と「支払いタイミング」で考えましょう。デビットは口座直結で、使った瞬間に引き落とされるぶん残高の動きがすぐ見え、家計管理の精度が上がります。一方、プリペイドは事前チャージ=予算がそのまま上限です。審査不要で始めやすく、”サブ財布”にも向いています。
キャッシュレス決済おすすめ総合ランキングTOP10【2025年版】

キャッシュレス決済は「還元率が高いもの」「使えるお店が多いもの」「アプリが使いやすいもの」など、見るべきポイントが人によって異なります。
本ランキングでは、客観的な5つの評価基準を設定し、各サービスをスコア化しました。
● 還元率(35点)
通常還元率の高さ、最大還元率、キャンペーン充実度を評価
● 使える場所(30点)
利用できる店舗の多さ、オンライン対応、公共料金支払いなどを評価
● 使いやすさ(15点)
アプリ操作性、決済スピード、導入の手軽さを評価
● 独自特典(10点)
経済圏での優遇やユニークな特典を評価
● 安全性(10点)
二段階認証の有無、不正利用時の補償制度を評価
このランキングでは、各サービスが上位に入った理由を分かりやすく解説しています。そのため「自分のライフスタイルに合うのはどれか」をイメージできるので、納得感を持って最適なキャッシュレス決済を選べます。
順位 | サービス名 | タイプ | 総合点 | 基本還元率 | 最大還元率 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | PayPay | QRコード | 92/100 | 0.5% | 2.0% (ステップ条件) |
とにかく使える場所の多さを重視する人 |
2位 | 楽天ペイ | QRコード | 90/100 | 1.0% | 2.5% (楽天カード利用) |
楽天経済圏の利用者、高還元を狙う人 |
3位 | 三井住友カード(NL) | クレジットカード(タッチ決済) | 88/100 | 0.5% | 7.0% (特定店舗) |
対象のコンビニ・飲食店をよく利用する人 |
4位 | d払い | QRコード | 85/100 | 0.5% | 2.0% (通常条件) |
ドコモユーザー、dポイントを貯めている人 |
5位 | モバイルSuica (ビューカード連携) |
タッチ(交通系) | 84/100 | ー (支払い時はなし/チャージ1.5%:ビューカード)) |
5.0% (特定条件) |
電車通勤・通学をする人、簡単な操作を好む人 |
6位 | セゾンパールAMEX (QUICPay) |
クレジットカード(タッチ決済) | 82/100 | 0.5% | 2.0% (上限30万円) |
QUICPayが使えるお店でよく買い物する人 |
7位 | au PAY | QRコード | 80/100 | 0.5% | 1.5% (ゴールドカードチャージ) |
auユーザー、キャンペーンを活用したい人 |
8位 | Sony Bank WALLET | デビットカード | 78/100 | 0.5% | 2.0% (Club Sステージ) |
使いすぎを防ぎたいが、高還元も欲しい人 |
9位 | 住信SBIネット銀行 デビットカード (Mastercard) |
デビットカード | 77/100 | 1.25% (プラチナの場合) |
2.5% (プラチナ残高条件) |
預金額が多く、デビットカードで高還元を狙う人 |
10位 | Kyash (キャッシュ) |
プリペイドカード | 75/100 | 0.2% | 1.0% (銀行口座チャージ) |
クレカと組み合わせてポイントを二重取りしたい人 |
※NET MONEY編集部では比較の透明性を最優先にします。一時的/地域限定/抽選型キャンペーンは恒常性が低いため評価に含めません。同点時は ①使える場所 → ②安全性 → ③アプリUX の順で優先。PR/広告の有無は順位に影響しません。
1位:PayPay|加盟店数トップクラスであらゆるシーンで使える

PayPayの最大の魅力は、使える場所の多さです。コンビニ・スーパー・飲食店・ドラッグストアなど日常生活で利用する店舗のほとんどで対応しており、公共料金の支払いやネットショッピングにも利用できます。「ここでは使えないかも」と心配する必要がない安心感が最大の強みです。
2025年1月のMMD研究所の調査によると、「現在利用しているQRコード決済」としてPayPayを選んだ人は65.1%にのぼり、主要QRで圧倒的なシェアを誇ります。
さらに、PayPay公式の発表では、登録ユーザー数は7,000万人を突破し、日本人口の約半数が利用している計算になります。
アプリはシンプルで直感的に操作でき、QRコードを提示するだけで決済が完了。残高の送金・割り勘機能や、自治体と連携した大規模還元キャンペーンなど、日常生活を便利にする機能も豊富です。
タイプ | QRコード |
---|---|
基本還元率 | 0.5%(ステップ条件達成やゴールドカード特典で最大2.0%) |
チャージ方法 | 銀行口座、PayPayカード、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い、セブン銀行ATMなど |
対応店舗 | 約235万カ所超 (全国のコンビニ・スーパー・飲食チェーン・ネットショップなど) ※参照:PayPay「プレスリリース」 |
メリット | ・使えるお店が圧倒的に多い ・ユーザー数が多く送金機能が便利 ・大規模なキャンペーンが頻繁に開催される |
デメリット | ・基本還元率は0.5%と控えめ ・クレジットカード連携は「PayPayカード」に依存しがち |
PayPayは「とにかく使える場所の多さ」を重視する人に最適です。キャッシュレス決済を初めて導入する方や、1枚でどこでも安心して使いたい方に特におすすめです。
\スマホだけでスピード完結/
2位:楽天ペイ|楽天カード連携で常時1.5%還元&ポイント三重取り

楽天ペイは「楽天カード」と組み合わせることで、日常の支払いがお得になる代表的なQRコード決済です。基本還元率は1.0%、さらに楽天カードから楽天キャッシュにチャージして利用すると常時1.5%還元が可能です。
加えて、楽天ポイントカード加盟店で支払い時にポイントカードを提示すると最大+1.0%。つまり合計最大2.5%還元の「ポイント三重取り」が実現します。
ただし、1.5%還元を維持するには「アプリ内の楽天ポイントカードを前々月16日~前月15日の間に2回以上提示」することが必須です。条件を満たさないと還元率は1.0%に下がるため要注意です。(参照:楽天ペイ「ポイントプログラム」)
タイプ | QRコード |
---|---|
基本還元率 | 1.0%(三重取りで最大2.5%) |
チャージ方法 | 楽天カード、銀行口座など |
メリット | ・楽天カードとの連携で常時1.5%の高還元 ・貯まった楽天ポイントを支払いに充当できる ・キャンペーンやSPUとのシナジーが強い |
デメリット | ・高還元を維持するには提示条件などを意識する必要あり ・楽天カード以外はチャージ時の還元対象外 ・支払い時にはポイントカード提示が必須となり手間が増える可能性あり |
楽天経済圏を普段から活用している方、特に楽天市場や楽天トラベルを使う方にとって、最もお得なキャッシュレス決済の一つです。
3位:三井住友カード(NL)|対象店舗でスマホタッチ決済なら最大7.0%還元

三井住友カード(NL/ナンバーレス)は、日常利用シーンで高還元を狙える定番クレジットカードです。
最大の特徴は、セブン-イレブン・ローソン・マクドナルド・サイゼリヤ・ガストなどの対象店舗で、スマホのVisaタッチ決済/Mastercardタッチ決済を利用すると最大7.0%還元が得られる点です(参照:三井住友カード「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!」)。
ただし、カード現物のタッチ決済では1.5%還元止まり、iD払いは対象外なので注意が必要です。必ずApple PayやGoogle Payに設定したスマホでタッチ決済を行いましょう。
タイプ | クレジットカード(タッチ決済) |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
最大還元率 | 7.0%(対象店舗+スマホタッチ決済) |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
年会費 | 永年無料 |
メリット | ・コンビニや飲食店など身近な店舗で最大7%還元 ・年会費無料で維持コストゼロ ・ナンバーレス仕様でセキュリティ性が高い |
デメリット | ・最大還元を得るにはスマホタッチ決済が必須 ・iD払い・カード現物タッチは還元率が下がる |
日常的にコンビニや外食チェーンをよく利用する方にとっては、圧倒的にお得な一枚。特にランチ・コンビニ派の会社員や学生におすすめです。
\0円で作れる/
4位:d払い|携帯料金と合算払い&三重取りできるドコモユーザー向け

ドコモユーザーなら、「携帯料金との合算払い」ができるd払いは、最も便利かつお得な選択肢です。
支払いを「dカード」に設定し、加盟店で「dポイントカード」を提示し、さらにd払いを使うと、最大3つのポイント取りが可能(d払い基本+dカード特典+ポイントカード提示)。これにより還元率は最大2.0%にアップします。(参照:d払い「最大3重取り!」)
さらに、「d曜日(金・土)」のキャンペーンではエントリーのうえ対象日に利用すると、基本ポイントに加えて+3%のdポイントがもらえるため、さらにお得です。(参照:d払い「毎週金・土はd曜日」)
ただし、2025年8月26日以降は、「電話料金合算払い」に設定した支払い方法がdカード以外だとポイント進呈の対象外になるため注意が必要です。(参照:d払い「8/26~ 電話料金合算払いのポイント還元率が一部変更になります」)
タイプ | QRコード |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
最大還元率 | 2.0%(最大3重取り可能=dポイント+dカード+ポイントカード) |
主なキャンペーン | d曜日(金・土)+3%ポイント |
メリット | ・ドコモ利用者なら携帯料金とまとめて支払い可能 ・「dカード+ポイントカード+d払い」で最大3重取り ・d曜日キャンペーンでさらに高還元 |
デメリット | ・合算払いがdカード以外だとポイント対象外 ・ドコモユーザー以外には魅力が薄い |
ドコモ携帯を利用し、日常的にdポイントを貯めたい方にとっては、非常に高効率な決済手段です。
5位:モバイルSuica|ビューカード連携でオートチャージ1.5%&定期券5%還元が強力

モバイルSuicaは、ビューカードと連携することで日常の移動と決済を“自動でお得”にできる手段です。特に日常の通勤・通学、鉄道利用が多い方に高い還元メリットをもたらします。
ビューカードからモバイルSuicaへのチャージ(手動・オートチャージいずれも)で1.5%還元。モバイルSuica定期券の購入では、ビューカード決済3%+JRE POINT2%で合計5.0%還元となります。(参照:ビューカード「ポイントをためる」)
貯まったJRE POINTは1ポイント=1円でSuicaにそのままチャージ可能。「使っているだけで自然にポイントが貯まる」仕組みが最大の魅力です。
タイプ | タッチ決済 |
---|---|
基本還元率 | 支払い時はなし |
オート/手動チャージ | 1.5%(ビューカード連携) |
定期券購入 | 5.0%(ビューカード決済3%+JRE POINT 2%・別条件) |
メリット | ・通勤・通学時に無意識にポイントが貯まる ・Suicaへのチャージや定期購入の還元が特に高い ・貯まったポイントをSuicaに直接チャージ可能 |
デメリット | ・改札外の一般支払いは“基本還元なし” ・ビューカード連携ではカード年会費(524円)が必要 ・日常的にJR東日本を使わないと恩恵が少ない |
鉄道利用が多い方や、Suicaを頻繁に使う方にとって、「必携の一枚」と言えるカードです。
6位:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード (QUICPay)|QUICPay利用で2.0%還元が魅力

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、通常の還元率は0.5%と平凡ですが、Apple PayやGoogle Payに登録しQUICPayとして支払うと還元率が2.0%にアップします。(参照:セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード「QUICPay2%還元」)
QUICPayはコンビニ・ドラッグストア・家電量販店など全国300万台以上の端末で利用でき、日常シーンで使いやすい決済手段です(参照:QUICPay「QUICPayの使えるお店」)。
ただし、この2.0%還元は年間利用額30万円までの上限付きです。月平均およそ2.5万円までの決済に最適化すると継続的に高還元メリットが得られます。
タイプ | クレジットカード(タッチ決済) |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
最大還元率 | 2.0%(QUICPay・年間30万円まで) |
年会費 | 初年度無料、条件付き2年目以降無料 |
タッチ方式 | Apple Pay / Google Pay対応QUICPay |
メリット | ・QUICPay利用で2%還元と高還元を効率的に狙える ・コンビニや飲食店など日常購入で便利に使える ・永久不滅ポイントでポイント価値も損なし |
デメリット | ・還元対象に年間上限(30万円)がある ・通常利用では還元率が低い ・旅行保険など付帯サービスがない |
毎月2万円前後をQUICPayで支払う方にとっては、高還元を賢く取り入れられる一枚です。
7位:au PAY|Pontaポイント+豊富なキャンペーンで還元チャンス拡大

au PAYは、KDDI(au)が提供するQRコード決済サービスで、特にauユーザーにとってメリットの大きい決済手段です。
最大の特徴は、au PAYゴールドカードからのチャージで1.5%還元が得られる点です。通常のau PAYカードは0.5%還元にとどまりますが、ゴールドカード利用者であれば常時高還元を実現できます。(参照:au PAY マガジン「【2025年最新】au PAYをおトクにつかう・ためる方法を徹底解説」)
貯まったPontaポイントは、日常の買い物だけでなくauの通信料金にも充当でき、生活コストを直接下げられるのも大きな魅力です。
また、au PAYはキャンペーンの豊富さでも強みを発揮します。たとえば、2025年8月には地方自治体と連携した「地域限定の20%還元」なども行われており、このような定期・地域限定キャンペーンに当てはまれば、他の決済サービスを大きく上回るお得さを実感できます。
タイプ | QRコード |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
最大還元率 | 1.5%(au PAYゴールドカードからのチャージ) |
主な特典 | Pontaポイント利用可、豊富なキャンペーン |
メリット | ・au PAYゴールドカード利用で最大1.5%の高還元 ・Pontaポイントを通信料金に充当可能 ・定期・地域限定キャンペーンで高還元チャンス |
デメリット | ・auユーザー以外は魅力がやや薄い ・1.5%還元はゴールドカード利用が条件 ・キャンペーン依存度が高い |
auユーザー、特にau PAYゴールドカードを利用する方には非常に魅力的なサービスです。
8位:Sony Bank WALLET|即時引き落としで安心&最大2.0%キャッシュバック

Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)は、ソニー銀行が発行するVisaデビット付きキャッシュカードです。クレジットカードと異なり、利用と同時に銀行口座から即時引き落としされるため「使いすぎを防ぎたいけれど、ポイント還元も欲しい」という方に最適です。
最大の特徴は、ソニー銀行の優遇プログラム「Club S」によるキャッシュバック率です。ステージなしでも0.5%が還元され、ステージが上がるごとに還元率も上昇し、最上位「プラチナステージ」では2.0%還元が可能です。(参照:Sony Bank WALLET「キャッシュバック」)
キャッシュバックは毎月自動で口座に振り込まれる仕組みで、ポイント失効の心配もなく、シンプルに現金還元が受けられるのも大きな魅力です。
タイプ | デビットカード |
---|---|
基本還元率 | 0.5%(ステージなしの場合) |
最大還元率 | 2.0%(Club Sプラチナステージ) |
国際ブランド | Visa |
年会費 | 無料 |
メリット | ・口座即時引き落としで使いすぎ防止 ・最大2.0%と高いキャッシュバック還元 ・還元はポイントではなく現金キャッシュバック |
デメリット | ・高還元を得るにはソニー銀行の優遇条件(Club Sステージ)が必要 ・クレジットカードに比べ利用できる特典が少ない ・海外利用時はキャッシュバック対象外 |
「クレジットカードを持ちたくないけれど、お得にキャッシュレスを使いたい」という方におすすめできる一枚です。
9位:住信SBIネット銀行 デビットカード(Mastercard)|預金残高で最大2.5%還元

住信SBIネット銀行が発行するVisaデビット/Mastercardデビットカードは、預金残高に応じて還元率がアップするのが大きな特徴です。
2025年7月に始まった「デビットカードポイント還元率アッププログラム」により、月末の円普通預金残高が多いほど翌月の還元率が上昇します。(参照:住信SBIネット銀行「プレスリリース」)
特に「プラチナデビットカード(Mastercard)」は基本1.25%還元とデビットカードとしては高水準で、条件次第では最大2.5%まで到達可能です。まとまった預金を置いている方にとって、非常に効率よく還元を得られる一枚です。(参照:住信SBIネット銀行「プラチナデビットカード」)
タイプ | デビットカード |
---|---|
基本還元率 | 1.25%(プラチナデビットの場合) |
最大還元率 | 2.5%(預金残高条件による) |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
年会費 | 無料(プラチナは税込11,000円) |
メリット | ・預金残高に応じて還元率が上がる ・デビットカードとしては最高水準の1.25~2.5%還元 ・即時引き落としで家計管理しやすい |
デメリット | ・高還元を得るには高額の預金残高が必要 ・プラチナデビットは年会費がかかる |
住信SBIにメイン口座を持っている方や、まとまった資産を置いている方に特におすすめです。
10位:Kyash(キャッシュ)|審査なしで始めやすいVisaプリペイド

Kyash(キャッシュ)は、Visa加盟店で使えるプリペイド型のキャッシュレス決済サービスです。アプリから即時発行できるバーチャルカードのほか、リアルカードも利用可能。バーチャルカードは審査や年齢制限がなく(未成年は保護者同意が必要)、気軽に始められるのが大きな特徴です。(参照:Kyash「Visaだから、いつものお店で使える。」)
還元率は、バーチャルカードで最大0.5%、リアルカード(Kyash Card)では銀行口座やATM入金などからのチャージ分で最大1.0%(月12万円まで)が得られます。一方、クレジットカードからのチャージ(Kyashバリュー)は0.2%(月5万円=100ポイントまで)に制限されているので注意が必要です。(参照:Kyash「選べるカード」)
Kyashは国内外のVisa加盟店やネットショップで幅広く使えるほか、送金機能や家計簿機能も備わっており、日常生活で便利に活用できます。
タイプ | プリペイドカード |
---|---|
基本還元率 | 0.5%(バーチャルカード)、1.0%(リアルカード/銀行口座チャージ・月12万円まで) |
クレカチャージ還元率 | 0.2%(月5万円まで) |
チャージ方法 | 銀行口座、クレジットカード、セブン銀行ATM、コンビニ入金、銀行ATM(ペイジー) |
年会費 | 無料(リアルカード発行手数料900円) |
審査・年齢制限 | バーチャルカードは審査なし、未成年は保護者同意必須。後払いは審査あり |
メリット | ・バーチャルカードは審査・年齢制限なしで即発行可能 ・送金・家計管理機能などアプリ機能が充実 ・リアルカードなら銀行口座チャージで最大1.0%還元 |
デメリット | ・クレジットカードチャージは0.2%還元/月5万円上限と制限が厳しい ・後払い機能は手数料負担がある ・基本還元率1.0%も月12万円までが上限 |
Kyashは、シンプルにプリペイド決済を使いたい人には便利な一枚で、特に審査なしで手軽に始めたい人におすすめです。
ライフスタイル別!あなたに最適なキャッシュレス決済はこれ

キャッシュレス決済は、同じサービスでも「誰がどんな場面で使うか」によってお得度が大きく変わります。 たとえば学生と社会人、主婦と高齢者では、重視するポイントや使いやすさがまったく異なります。
ここでは、高校生・大学生、社会人、主婦・主夫、高齢者といったライフスタイルごとに、特に相性のよいおすすめのキャッシュレス決済を紹介します。自分の生活シーンに照らし合わせて選べば、失敗せずに最適な一枚を見つけられるでしょう。
【高校生・大学生向け】初めてでも安心のおすすめ3選
クレジットカードをまだ持てない、あるいは審査が不安な学生世代には、審査不要で始められるデビットカードやプリペイドカードが最適です。
使いすぎを防げるうえ、日常の買い物や通学にも対応できます。ここでは、学生におすすめの3つのサービスを紹介します。
アプリで即時発行できるVisaプリペイド。保護者のクレジットカードを登録してチャージしてもらう、といった使い方が可能です。送金や家計管理機能もあり、お小遣い管理やネットショッピングを安心して利用できます。
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● モバイルSuica(ビューカード連携)
電車やバスで通学する学生に欠かせないキャッシュレス。スマホやICカードで利用でき、現金チャージなら使いすぎの心配もありません。アプリからいつでもチャージできるため、券売機に並ぶ必要がなく効率的です。
>>【モバイルSuicaの詳細】を見る
● バンドルカード
アプリから1分で発行できるVisaプリペイドカード。未成年でも保護者の同意があれば利用でき、コンビニなどで手軽にチャージ可能です。特徴的なのは「ポチっとチャージ」という後払い機能で、急な支出にも対応できます(※18歳以上、審査・手数料あり)。キャッシュレスを初めて使う学生にも安心して使える一枚です。
>>【バンドルカードのメリット・デメリット】の記事を見る
学生は、オンライン決済が中心ならバンドルやKyash、通学での利用が多いならSuica、といった選び方がおすすめです。
【社会人向け】生活がもっとお得になるおすすめ3選
毎日の通勤・外食・生活費など、社会人の支出は積み重なるほど大きな差になります。そんな日常の出費を効率よく節約できるのが、特定シーンで高還元を発揮するクレジットカードです。ここでは、社会人におすすめのクレカ3枚を紹介します。
JR通勤や新幹線出張が多い方に最適。モバイルSuica定期券購入で5.0%還元となり、毎月の交通費を大きく節約できます。駅ビルや「えきねっと」での利用でもポイントが貯まりやすいのが魅力です。
>>【ビューカードおすすめ10枚!】の記事を見る
● 三井住友カード(NL)
コンビニや飲食店利用が多い社会人におすすめ。対象店舗でのタッチ決済で最大7.0%還元と、日々のランチ代やちょっとした買い物が確実にお得になります。年会費は永年無料で、メインカードとしてもサブカードとしても持ちやすいのがポイントです。
>>【三井住友カード(NL)の詳細】を見る
● セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(QUICPay)
スーパーやドラッグストアでの生活費を賢く節約したい方にぴったり。QUICPay利用時に2.0%還元となり、日常的な支払いで着実にポイントを積み上げられます。年間30万円までの上限も生活費利用にはちょうど良いバランスです。
>>【セゾンパール・アメックスの詳細】を見る
社会人は「通勤が多いならビューカード」「外食中心なら三井住友(NL)」「生活費重視ならセゾンパール・アメックス」と、自分の生活パターンに合わせて選ぶのがコツです。
【主婦・主夫向け】スーパーや固定費でお得なカード3選
食料品の購入や固定費の支払いなど、家計の出費を効率的に節約したい主婦・主夫の方には、特典が豊富でポイントが貯まりやすいカードがおすすめです。ここでは、生活シーンに役立つ3枚を紹介します。
楽天市場や楽天西友ネットスーパーでの買い物に強い組み合わせ。楽天カードをチャージ元にすれば、1.5%還元が受けられます。さらに楽天市場では「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により、ポイント倍率が大きく上がるのも魅力です。
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● 住信SBIネット銀行 デビットカード
使った瞬間に口座から即時引き落とされるため、家計管理を徹底したい方に安心。還元率が高く、家計簿アプリとの連携もしやすいのが魅力です。支出の「見える化」と「お得」を同時に叶えられます。
>>【住信SBIネット銀行デビットの詳細】を見る
● イオンカードセレクト
イオングループ(イオン、マックスバリュ、ダイエーなど)をよく利用する方に必須。毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」では買い物代金が5%OFFになります。さらに、対象店舗ではWAON POINTが常に2倍(還元率1.0%)となり、食費の節約に直結する特典が揃っています。
>>【イオンカードセレクトのメリットとデメリット】の記事を見る
主婦・主夫の方は「スーパー中心ならイオンカード」「ネット通販が多いなら楽天カード+楽天ペイ」「家計管理を重視するなら住信SBIデビット」と、自分の生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
【高齢者向け】操作が簡単で分かりやすいおすすめ2選
スマートフォンの操作に不安がある方でも、カードをかざすだけで利用できるシンプルなキャッシュレス決済があります。ここでは、高齢者に特に使いやすい2つのカードを紹介します。
駅の券売機で現金をチャージし、お店や改札でカードをかざすだけ。残高が減ったら再び現金でチャージする、という分かりやすい仕組みです。全国のコンビニやスーパーでも幅広く使えるため、1枚あれば安心です。
>>【Suicaの種類】の記事を見る
● WAONカード
イオングループを利用する方に便利。レジで「ワオンにチャージ」と伝えれば現金で入金でき、支払いも端末にかざすだけです。55歳以上向けの「G.G WAON」なら毎月15日の「G.G感謝デー」で5%割引を受けられる特典もあります。さらに、イオンの高齢者向けサポート体制も整っており安心です。
>>【WAONカードの買い物、ポイントを貯める方法】の記事を見る
高齢者には「交通や日常利用ならSuica」「スーパー利用中心ならWAON」と、利用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
ポイント還元率UP!お得な使い方・組み合わせ術

キャッシュレス決済は「どのサービスを選ぶか」だけでなく、「どう組み合わせるか」でお得度が大きく変わります。
クレジットカード・QRコード決済・共通ポイントカードを組み合わせれば、還元率は2.0%~3.0%台にアップ。これが、上級者が実践する「ポイント多重取り」です。ここでは、その基本ルールと代表的なコンボをわかりやすく解説します。
ポイント多重取りの基本ルール
ポイント多重取りとは、ひとつの支払いで「チャージ」「提示」「支払い」の3段階から重ねてポイントを獲得するテクニックです。
仕組みを理解すれば、普段の買い物でも簡単に実践できます。
クレジットカードから決済アプリ(QRコード決済/プリペイドカード)にチャージすると、チャージ時点でクレジットカードのポイントが貯まります。
2.提示で貯める
支払い時にお店独自のポイントカード(例:Tポイント、Pontaポイント)や、アプリ内のポイントカードを提示すると、さらにポイントが加算されます。
3.支払いで貯める
最後に、決済アプリで支払うことで決済ポイントを獲得できます。
この3つを組み合わせれば、1回の支払いで合計2~3種類のポイントを同時に獲得でき、還元率は一気に高まります。
主要ポイント別の多重取り術(楽天/dポイント/Ponta)
キャッシュレス決済で特に人気が高いのは「楽天ポイント」「dポイント」「Pontaポイント」の3大プログラムです。いずれも、チャージ・提示・支払いを組み合わせることで高還元を狙えます。代表的な方法を以下にまとめます。
目的 | 組み合わせ | 還元率の内訳 | 合計還元率 | 主な利用シーン |
---|---|---|---|---|
楽天ポイントを極める | 楽天カード → 楽天キャッシュ → 楽天ペイ+楽天ポイントカード | 0.5%+1.0%+1.0% | 2.5% | ファミマ、マクドナルドなど |
dポイントを極める | dカード → d払い+dポイントカード | 0.5%+0.5%+1.0% | 2.0% | ローソン、マツモトキヨシなど |
Pontaポイントを極める | au PAYゴールドカード → au PAY+Pontaカード | 1.0%+0.5%+1.0% | 2.5% | ローソン、ゲオなど |
楽天ポイントは楽天経済圏で効率的に貯まり、dポイントはローソンやドコモサービスとの相性が良く、Pontaはauユーザーに強みがあります。
自分がよく使うお店やサービスに合わせて選ぶことで、多重取りの効果を最大化できます。
汎用的に使える高還元コンボ
特定の経済圏に縛られず、幅広いシーンで安定してお得に使えるのが「汎用型の高還元コンボ」です。ここでは代表的な3つを紹介します。
セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなど対象店舗でスマホのVisa/Mastercardタッチ決済を利用すると最大7.0%還元。コンビニや外食が多い方に最適な組み合わせです。
>>【三井住友カード(NL)の詳細】を見る
● セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード+QUICPay
Apple Pay/Google Payに登録してQUICPay払いをするだけで常時2.0%還元(年間30万円まで)。日常の小額~中額決済を効率的に積み上げたい人におすすめです。
>>【セゾンパール・アメックスの詳細】を見る
● Sony Bank WALLET+優遇プログラム
ソニー銀行の優遇プログラム「Club S」に応じて0.5%~最大2.0%のキャッシュバック。即時引き落としで家計管理がしやすく、ポイントではなく現金で還元されるため失効リスクもありません。クレジットカードを持ちたくない方にも安心です。
>>【Sony Bank WALLETの詳細】を見る
このように「汎用型の高還元コンボ」は、経済圏に依存せず誰でも取り入れやすいのが魅力。生活シーンに合わせて上手に組み合わせれば、無理なく高還元を狙えます。
キャッシュレス決済の安全性は?セキュリティ対策と補償を解説

キャッシュレス決済は急速に普及していますが、「不正利用やセキュリティ面が不安」という声も少なくありません。実際には、各サービスは高度なセキュリティ対策や補償制度を整備しており、利用者が基本的な対策を行えばリスクを大幅に下げることができます。
この章では以下の3つの視点から、キャッシュレス決済を安心して利用するためのポイントを解説します。
キャッシュレス不正利用の代表的な手口
キャッシュレス決済のセキュリティは強化されていますが、犯罪者は利用者の隙を狙います。代表的な手口を押さえておきましょう。
偽メールやSMSで偽サイトに誘導し、ID・パスワードを盗み取る。入力した情報が口座や残高の不正利用に悪用されます。
● アカウント乗っ取り
流出済みのID・パスワードを使った「リスト型攻撃」でログインされ、残高を不正決済される。
● QRコードのすり替え・盗撮
店舗のコードを偽のものに差し替えたり、支払いコードを盗撮して勝手に送金させる。
● 偽アプリのインストール
公式そっくりの偽アプリで情報を抜き取られる。非公式アプリには要注意。
● 端末の紛失・盗難
ロック未設定のスマホやカードが悪用され、第三者に決済される。
これらの手口は「ユーザー側の注意」で大半が防げます。次に紹介する「具体的なセキュリティ対策」を実践すれば、キャッシュレスを安全に利用できます。
キャッシュレス決済のセキュリティ対策チェックリスト
キャッシュレス決済のセキュリティ対策は、難しいことはなく、誰でも今日から始められる基本的なルールばかりです。以下のチェックリストを参考に、一つずつ習慣化していきましょう。
ID・パスワードに加えてSMSや生体認証を組み合わせれば、不正ログインの大半を防げます。
□ パスワードを使い回さない
サービスごとに推測されにくいパスワードを設定しましょう。
□ スマートフォンの画面ロックを必ず設定する
紛失・盗難時のリスクを大幅に下げられます。指紋や顔認証がおすすめ。
□ 不審なメールやSMSのリンクは絶対に開かない
必ず公式アプリや公式サイトからアクセスする習慣を。
□ 利用通知サービスをオンにする
支払いごとに通知を受け取れば、不正利用を即時に発見できます。
□ QRコードやバーコードを第三者に見せない/SNSに投稿しない
これはあなたの「お金」そのもの。絶対に共有しないでください。
□ 月1回は利用履歴をチェックする
小さな異変に早めに気づけば被害を最小限にできます。
これらの対策は警察庁や金融庁も推奨しており、特別な知識がなくても誰でも実践できます。習慣化すれば、キャッシュレス決済を安心して使える環境が整います。
万が一でも安心!キャッシュレス決済の補償制度
どれだけ対策をしていても、不正利用の被害に遭ってしまう可能性はゼロではありません。しかし、主要なキャッシュレス決済サービスやクレジットカードには、利用者を守るための補償制度が用意されています。以下は代表的な例です。
カテゴリ | 補償の仕組み | サービス例 |
---|---|---|
QRコード | 不正利用時、申請と警察届出など条件を満たせば原則全額補償 | PayPay、d払い、楽天ペイなど |
クレジットカード | 「会員保障制度」により、紛失・盗難・フィッシング被害を届け出れば、一定期間まで遡って補償 | 楽天カード、三井住友カードなど |
デビットカード | 銀行ごとに補償制度を用意。不正利用を届け出れば原則補償(条件あり) | 住信SBIネット銀行デビット、Sony Bank WALLETなど |
身に覚えのない請求を見つけたら、まずは利用している決済サービスやカード会社にすぐ連絡しましょう。警察への被害届提出など所定の手続きを取ることで、被害拡大を防ぎ、補償を受けられる可能性が高まります。
キャッシュレス決済に関するよくある質問(FAQ)

キャッシュレス決済を検討している人からは、メリット・デメリット以外にも「手数料は?」「海外で使える?」といった具体的な疑問が多く寄せられます。ここでは、利用前に気になるポイントをQ&A形式で整理しました。気になるところだけチェックすれば、すぐに理解できます。
- ポイント還元や割引で現金払いよりお得に買い物できる
- 小銭が不要で会計がスムーズ、非接触決済なら衛生的にも安心
- 現金を持ち歩かずに済み、財布が軽くなり盗難リスクも低い
- 利用履歴が自動で記録され、家計管理や無駄遣い防止に役立つ
- ATMから現金を引き出す回数が減り、手数料や時間を節約できる
まずは日常の支払いからキャッシュレスに切り替えて、その便利さを体感してみましょう。
- クレジットカードは後払いのため支出が膨らみやすい
- 不正利用やフィッシング詐欺のリスクがゼロではない
- 災害や通信障害が起きると使えなくなる可能性がある
- 一部の小規模店舗では現金しか使えない
- QR決済はスマホの充電が切れると利用できない
- クレジットカードの年会費がかかる場合がある
- 分割払いやリボ払いでは所定の手数料がかかる
- 一部のデビットカードやプリペイドカードは発行手数料が必要な場合がある
種類 | 海外での利用可否 | 概要 | 海外利用できるサービス例 |
---|---|---|---|
クレジットカード | ◎ 世界中で利用可能 | Visa・Mastercardは世界的に利用可能。JCBはハワイ・アジア圏では強いが欧州では弱め | 楽天カード、三井住友カード(NL)、アメックス |
デビットカード | ◎ 基本的に利用可能 | VisaデビットやMastercardデビットなら現地通貨決済・ATM引き出し可。国内専用デビットは利用不可 | Sony Bank WALLET、住信SBIネット銀行デビット、三菱UFJ-Visaデビット |
QRコード決済 | × 原則利用不可 | PayPay・楽天ペイ・d払いは国内専用 | ー |
交通系IC | × 国内専用 | Suica・PASMOなどは国内のみ利用可。海外では原則使えない | ー |
海外旅行や出張では、国際ブランド対応のクレジットカードまたはデビットカードが最も利用しやすい手段です。現金両替や一部のQRコード提携も使えますが、メインはカード決済になるケースが多いと考えておくと安心です。
決済方法 | 特徴 | 向いている人 | 代表的なサービス例 |
---|---|---|---|
デビットカード | 支払いと同時に銀行口座から即時引き落とし。残高がすぐ反映され、使いすぎ防止に効果的 | つい使いすぎてしまう人、リアルタイムで残高を把握したい人 | 住信SBIネット銀行デビット、Sony Bank WALLET |
プリペイドカード | 事前チャージ制で「予算=利用上限」。計画的に使いやすい | 予算内でお金を管理したい人、学生や主婦にも◎ | Kyash、ワンバンク(旧B/43) |
家計簿アプリ連携 | 決済データを自動で取り込み、手入力なしで支出管理できる | 家計簿を続けたいけど入力が面倒な人 | マネーフォワード ME、Zaim |
家計管理を重視するなら、まずはデビットカードもしくはプリペイドカードがおすすめです。さらに家計簿アプリと連携すれば、支出を漏れなく可視化できて、効率的にお金をコントロールできます。
- 二段階認証を必ず設定する
- パスワードの使い回しを避ける
- QRコードやバーコードを他人に共有・SNS投稿しない
- 不審なメールやSMSのリンクは開かない
- 利用通知や明細確認を習慣にする
条件の種類 | 具体例 | 注意点 |
---|---|---|
特定カードの利用 | 楽天ペイ+楽天カード | 他社カードだと通常還元のみ |
支払い方法の指定 | 三井住友カード(NL)+スマホタッチ決済 | カード現物払いは対象外 |
キャンペーンエントリー | 事前エントリー制のポイント還元 | エントリー忘れは対象外 |
利用金額・回数の条件 | 月50,000円以上の利用など | 少額利用だけでは最大還元に届かない |
また、消費者庁の「景品表示法」では過大な還元表示が禁止されており、多くの「最大20%還元」キャンペーンは、この法律の上限(取引価額の20%以内)に基づいて実施されています。
現実的には「通常還元+キャンペーン分」で2~5%前後に落ち着くケースが多いと考えておくと安心です。