【意外な穴場証券】SBIネオトレード証券でIPO投資をするメリット
(画像=SBIネオトレード証券Webサイトより)

2021年のIPO市場は125社もの新規上場があり、初値が公募価格を上回った銘柄が約82%と例年ほどではないもののやはり活況であった。今後もIPOに注目が集まることが予想されが、数多ある証券会社からどの証券会社でIPOの申し込みを行えばよいか迷っている方も多いだろう。そこで今回はSBIネオトレード証券のIPOについて解説する。

目次

  1. SBIネオトレード証券とは?
  2. SBIネオトレード証券でIPO投資をするメリット
  3. 証券会社おすすめランキング
  4. IPO取り扱い実績
    1. SBIネオトレード証券 2020年IPO取り扱い実積
    2. SBIネオトレード証券 2021年IPO取り扱い実積
  5. 抽選の段階では資金不要
  6. IPO株の購入手数料はゼロ
  7. SBIネオトレード証券のキャンペーン
  8. 口座開設方法
  9. 実際にIPO投資を始めてみる
  10. SBIネオトレード証券のIPOに関するよくある質問
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SBIネオトレード証券とは?

SBIネオトレード証券とは?

SBIネオトレード証券の名前を聞きなれない方もいるかもしれないが、実は2021年1月に、「ライブスター証券」から「SBIネオトレード証券」へ変更された新しい商号である。というのも、2020年10月より、旧ライブスター証券はSBIグループ入りしたためである。商号変更してから間もない為、まだまだ名前をご存じない方もいるかもしれないが、もともと同社の創業は1948年と証券業界での歴史も古い。

創業から70年という歴史からも安心して取引ができるだけでなく、SBIグループの「先進性」を取り込んだSBIネオトレード証券は今後さらにネット証券事業を中心に注目を集めていくだろう。その理由は手数料の安さが業界ナンバー1水準にある点や今回紹介するIPOにおける独自の抽選方法を導入している点など攻めの姿勢が挙げられる。

\業界最安の手数料!/

SBIネオトレード証券でIPO投資をするメリット

SBIネオトレード証券でIPO投資をするメリット

SBIネオトレード証券でIPOの申し込みを行うことにはさまざまなメリットがある。同社が2017年からIPOの取り扱いをスタートしたのも魅力の一つだ。新たにサービスを開始したことでSBIネオトレード証券がIPOを取り扱っていることを知らない方もまだまだ多いだろう。IPOは証券会社ごとに抽選となるので、SBIネオトレード証券でのIPOであればまだまだライバルは少なく当選確率が高くなる可能性もある。

抽選の段階では資金が不要!

抽選の段階では資金が不要!

まず、他社と違い、IPO抽選の段階では資金が不要な点がメリットの一つだ。IPOに関する前受金がSBIネオトレード証券では不要ということで、資金効率面で大きなメリットだ。本来ならIPO抽選のために入金予定だった資金を他の証券会社のIPO抽選のために利用するという方法もとれる。

これまで持ち株を売却してIPO抽選のための資金を用意していた方や、投資信託等の金融商品を売却していた方にとっても、SBIネオトレード証券でのIPO抽選ではそのような苦労は必要なくなるのだ。もちろんIPO抽選に当選した場合は購入資金の入金が必要になるが、抽選のみであれば口座残高が0円でも問題ない

\IPOの前受金が不要!/

株式売買手数料が低水準

株式売買手数料が低水準であるのもメリットである。IPO株の購入に関しては手数料が一切必要ない。IPO株に関しては売却時にのみ株式売買手数料が必要となる。SBIネオトレード証券の手数料は業界ナンバー1水準の低価格であるため、売買コストも抑えられる。

SBIネオトレード証券の現物株式売買手数料は投資スタンスに合わせて以下の2つのプランから選択が可能だ。

・一律プラン
一律プランは1注文ごとに約定金額に応じて取引手数料が変わるプランだ。手数料の上限が1注文につき最大800円(税抜き)と固定されているので、1注文が大きな金額の約定代金となる場合にはおすすめのプランだ。

一律プランの手数料体系
1注文ごとの約定代金 手数料
5万円以下 50円
5万円超~10万円以下 88円
10万円超~20万円以下 100円
20万円超~50万円以下 198円
50万円超~100万円以下 374円
100万円超~150万円以下 440円
150万円超~300万円以下 660円
300万円超 880円
SBIネオトレード証券

・定額プラン
定額プランは、1日の間に行った全ての約定代金合計額に応じて取引手数料が変わるプランだ。1日で何度も取引を行う場合はこちらのプランがおすすめだ。

定額プランの手数料体系
1日の約定代金合計 手数料
50万円以下 0円
50万円超~100万円以下 0円
100万円超~150万円以下 880円
150万円超~200万円以下 1,100円
200万円超~300万円以下 1,540円
以降100万円増加ごとに 295円ずつ増加

2種類の抽選方式がある

2種類の抽選方式がある

SBIネオトレード証券では、IPOの抽選に2種類の方式を取っている。それが、ステージ制抽選と完全平等制抽選である。ステージ制抽選が販売数量の90%と大部分を占め、完全平等制抽選が残りの10%の販売数量となっている。

完全平等制抽選は言葉の通り、全ての人が完全ランダムで抽選され、当選者が発表される仕組みである。
一方、ステージ制抽選とは、対象銘柄の申込日を起点として、前月1ヶ月間の売買代金の合計額に応じてステージが決まり、そのステージによって抽選票が変わるシステムである。要するに、SBIネオトレード証券で大きな額で取引をすればするほど抽選票が獲得できるため当選確率も上がりやすくなるということだ。

【条件1:売買代金合計の対象範囲について】
・売買代金は、現物取引、信用取引、投資信託の売買を対象とします。
・日経225先物、オプション取引は対象外となります。

引用元:SBIネオトレード証券|IPO|IPO抽選優遇プログラム

ご自身に合った抽選方法でIPOに申し込み、当選を勝ち取っていただきたい。

\2種類の抽選方式あり!/

NISA口座でIPOが取引可能

NISA口座でIPOが取引可能

SBIネオトレード証券で口座開設をし、NISA口座も開けばIPOをNISAの非課税枠120万円の中で運用もできる。証券会社最大手の楽天証券では、NISA口座内でIPO取引ができないので、その点で見ればSBIネオトレード証券が優秀であることがわかる。
通常、株式売買で得た利益に対して約20%の課税がかかるが、NISA枠を利用すれば税金が発生しないため利益を100%手に入れることが可能だ。

2021年SBIネオトレード証券で取り扱った株式会社エフ・コードの例で見て見よう。公開価格が2,020円、単元株数が100株であったので、投資金額は20.2万円である。故に、NISA口座の非課税枠年間120万円に余裕を持って収まる。
株式会社エフ・コードの初値は6,000円であったため、仮に初値で売ったとすると利益は39.8万円となる。これを一般口座で取引した場合の税金を計算する。

39.8万円× 20%= 79,600円

上の計算によると、約8万円が税金として差し引かれるため実際の利益は約32万円となってしまう。IPOは公開価格から初値が上がりやすいのでIPOとNISAの組み合わせは非常に良いでしょう。

\「NISA」×「IPO」が可能!/

証券会社おすすめランキング

SBIネオトレード証券は、手数料が業界最安値水準だったり、IPO抽選も2種類あったりと評価ポイントが多い証券会社です。SBIネオトレード証券の手数料と他の証券会社を比較してみよう。

IPO取り扱い実績

SBIネオトレード証券のIPO取り扱い実績

実はSBIネオトレード証券では2017年よりIPO株の取り扱いがスタートした。まだあまり実績がない分、今後の活躍に期待される。ここでは2020年と2021年のSBIネオトレード証券のIPO取り扱い実績を記載する。

SBIネオトレード証券

SBIネオトレード証券 2020年IPO取り扱い実積

2020年IPO取扱実績

  • 12月25日 ファンペップ <4881>東証マザーズ
  • 12月23日 交換できるくん <7695> 東証マザーズ
  • 12月22日 ウェルスナビ <7342> 東証マザーズ
  • 12月22日 Kaizen Platform <4170> 東証マザーズ
  • 9月28日 rakumo <4060> 東証マザーズ
  • 9月25日 STIフードホールディングス <2932> 東証2部
  • 3月30日 Nex Tone <7094> 東証マザーズ

SBIネオトレード証券での2020年のIPO取り扱い実績は合計7社であった。2017年からIPOの取り扱いを開始したこともあり銘柄数は少ないように感じる。ただし過去のIPOの取り扱い内容を見てみると、2017年には東証1部のスシローグローバルホールディングスやSGホールディングス等の有名企業のIPOも取り扱いながら、2020年には東証マザーズのウェルスナビなど有名な中小型株も取り扱うなど、規模の大小に関わらず幅広くIPO株を取り扱っているのが見てとれる。

SBIネオトレード証券 2021年IPO取り扱い実積

2021年IPO取扱実績

  • 12月24日 エフ・コード <9211>東証マザーズ
  • 12月24日 CS-C <9258>東証マザーズ
  • 12月23日 ハイブリッドテクノロジーズ <4260>東証マザーズ
  • 12月25日 サクシード <9256>東証マザーズ
  • 12月22日 THECOO <4255>東証マザーズ
  • 12月21日 ラバブルマーケティンググループ <9254>東証マザーズ
  • 11月9日 日本調理機 <4881>東証2部
  • 11月5日 Photosynth <2961>東証マザーズ
  • 9月29日 プロジェクトカンパニー <9246>東証マザーズ
  • 9月28日 ROBOT PAYMENT <4374>東証マザーズ
  • 8月27日 ジェイフロンティア <2934>東証マザーズ
  • 7月6日 BCC <7376>東証マザーズ
  • 6月29日 Waqoo <4937>東証マザーズ
  • 6月25日 ステムセル研究所 <7096>東証マザーズ
  • 6月24日 HCSホールディングス <4200>東証JASDAQ
  • 6月24日 セレンディップ・ホールディングス <7318>東証マザーズ
  • 6月23日 アイ・パートナーズフィナンシャル <7345>東証マザーズ/li>
  • 3月25日 ベビーカレンダー <7363>東証マザーズ
  • 3月24日 Sharing Innovations <4178>東証マザーズ
  • 2月25日 アピリッツ <4174>東証JASDAQ

2021年のSBIネオトレード証券のIPO取り扱い実績は上記の21社であった。やはりIPOのため東証マザーズへの上場銘柄の取り扱いが多く、その他では東証2部と東証JASDAQの取り扱いもあった。今年はIPOが全125社と例年と比べて多かったのもあるが、SBIネオトレード証券の取り扱いIPOは増加傾向にあるので今後もさらにIPO取り扱い銘柄数が増えることも予想される

\IPO取扱増加中!/

SBIネオトレード証券のキャンペーン

現在SBIネオトレード証券ではさまざまなキャンペーンを実施している。時期によって開催されているキャンペーンはさまざまだが、2022年3月11日現在告知されているキャンペーンについて紹介しよう。

移管手数料キャッシュバックキャンペーン

SBIネオトレード証券への社名変更1周年を記念して、一定条件を満たした場合、2022年1月4日~2022年3月31日まで他社で支払った移管手数料が戻ってくるキャンペーンを行っている。移管手数料とは、自分がある証券会社で持っている株をSBIネオトレードに入庫する際に、前証券会社に支払うお金のことである。

SBIネオトレード証券は取引手数料が業界最安値のため、このキャンペーンはメインの証券会社として乗り換えるにはよいタイミングでしょう。

 

口座開設方法

口座開設方法

前受金不要のIPOや低水準の手数料体系など魅力がたくさんのSBIネオトレード証券で取引を始めたいと思った方は口座開設を行う必要がある。SBIネオトレード証券では簡単に口座開設が行える。同社での口座開設の流れを簡単に説明しよう。

SBIネオトレード証券ではホームページにある口座開設と書かれたボタンをクリックすることで口座開設画面に進むことができる。口座開設画面では「証券総合口座開設」か「FX取引口座開設」かを選択する。証券総合口座の開設をクリックした後は約款・規程等の同意や、住所・氏名等の個人情報を入力していく。その際出金先の金融機関の口座も登録する必要があるので口座番号の準備も事前にしておこう。

必要情報の入力が終われば、次は本人確認書類の提出が必要だ。マイナンバーの提出も必要なため、個人番号カードや通知カードなども忘れずに準備しておこう。

本人確認書類の提出は画像などのデータをホームページ上からアップロードすることで可能だ。ネット上だけで申し込みが完了するので手間暇いらずだ。ウェブ上だけでなく郵送やメール、FAXなどでの本人確認書類の提出にも対応している。

これらの口座開設申し込みが完了した後は、ログインIDが郵送されてくるのを待とう。おおむね4~5営業日程度でログインIDが到着するはずだ。

IPO抽選に資金が不要という画期的なシステムが特徴のSBIネオトレード証券、ぜひ口座開設を行いIPO当選の確率を上げてみてはいかがだろうか。

SBIネオトレード証券のIPOに関するよくある質問

SBIネオトレード証券ではNISA枠でIPO取引が可能?

可能である。SBIネオトレード証券では、NISA枠を利用してIPO投資ができる。IPOは1単元(100株)購入しても非課税枠の120万円に収まることが多いので、IPOとNISAの相性は良いと言えるでしょう。

SBIネオトレード証券でIPOを申し込みする際に前受金は必要?

必要がない。SBIネオトレード証券は申し込み前にお金を準備する必要がない。故に、気軽にIPO抽選に参加して獲得できるチャンスがあるのはこの証券会社の良さだろう。

SBIネオトレード証券でIPO投資をするメリットは?

株式売買手数料が業界でも低水準であることが挙げられる。IPO株の売却時は株式売買手数料が必要となるものの、購入時の手数料は一切不要であるためコストを抑えた取引が実現できる。

SBIネオトレード証券でIPO投資をするデメリットは?

まだまだIPOの取り扱い銘柄数が大手証券会社と比較した際に少ないことでしょう。しかし、SBIグループに参加したことが追い風になり、徐々にその銘柄数も増加していくことも考えられるので、今穴場の証券会社と言える。

SBIネオトレード証券の口座開設はどのくらいかかる?

口座開設の申し込み自体は、ネットで完結で10分ほどで終わるでしょう。その後。審査が入り通った場合には、4~5営業日でログインIDが郵送されるので、遅くとも1種間ほどで取引開始できる。

証券会社イメージ調査の概要

ZUU online編集部では当ページの作成にあたり、各証券会社のイメージに関して株式会社ZUUが独自調査を行い、客観的な統計データによる執筆を行っております。

・実施期間:2021年4月

・調査の概要:各証券会社のイメージに関するアンケートの収集

・調査対象:証券会社で口座を有する国内の20歳以上の男女

・有効回答件数:500件

・実査機関:株式会社クロス・マーケテイング

実際にIPO投資を始めてみる

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