IPO投資のよくある17つの勘違い「初日に絶対売れる」「手数料が高い」「絶対安心」?
(画像=NETMONEY編集部)

高い値上がり期待から注目を集めるIPO投資だが、投資家の中にはIPO投資について様々な勘違いをしている方も多くいる。今回はIPO投資に関するよくある勘違いについて紹介しよう。

目次

  1. 勘違い1「ハイリスク・ハイリターンな投資」ではない
  2. 勘違い2「一般人にはIPO株は購入できない」できる
  3. 勘違い3「IPOは新興企業ばかり」ではない
  4. 勘違い4「未公開株詐欺のようなもの」ではない
  5. 勘違い5「注文すれば簡単に購入できる」わけではない
  6. 勘違い6「購入辞退はダメ」ではない
  7. 勘違い7「どこの証券会社で申し込んでも一緒」ではない
  8. 勘違い8「抽選は完全平等」でない場合も
  9. 勘違い9「当選するわけがない」する可能性はある
  10. 勘違い10「IPOは一つの証券会社でしか申し込めない」わけではない
  11. 勘違い11「補欠当選は当選ではない」辞退者がいれば購入OK
  12. 勘違い12「抽選への参加に資金はいらない」証券会社による
  13. 勘違い13「IPO株の購入手数料は高い」実は無料
  14. 勘違い14「上場初日に必ず売却できる」わけではない
  15. 勘違い15「IPO銘柄は絶対安心」ではない
  16. 勘違い16「IPO株は初値で売却しなければならない」わけではない
  17. 勘違い17「IPOとPOは同じ」少し違う
  18. 実際にIPO投資を始めてみる
この記事に登場する専門家
IPOとは,IPO投資とは
(画像=NETMONEY編集部)

勘違い1「ハイリスク・ハイリターンな投資」ではない

IPO投資をハイリスク・ハイリターンと勘違いしている人がいるようだ。投資なのでもちろんリスクはあるが、実は決してハイリスクとまでは言えない。2020年の新規上場企業数93社に対し、初値が公募価格を上回った銘柄が全体の約76%となった。IPO全体の7割以上が値を上げた年であった。一方で値下がりした銘柄の中で最も値下がりした銘柄についても、初値が公募価格の0.75倍とわずかに値下がりしたにすぎなかった。

それに対し、値上がりトップの銘柄は公募価格の10.9倍の初値を付けた。このことからもIPO投資は通常の株式投資に比べてもハイリターンを見込める可能性はあるが、ハイリスクであるとは必ずしも言えない。

勘違い2「一般人にはIPO株は購入できない」できる

IPO投資は上場する前に株を公募価格で買う為、一般人は購入できないと思っている方もいる。しかし実際には一般の方なら誰でもIPO株を購入することは可能だ。証券会社に口座を開設さえすればIPO株の申し込みは誰にでもできる。

ただし、口座を開設した証券会社にIPO株の取り扱いが無い場合は申し込むことが出来ないので注意が必要だ。

\2021年3月通期のIPO取扱銘柄数No.1!/

勘違い3「IPOは新興企業ばかり」ではない

IPO株のイメージとしてこれから成長していく新興企業に対して投資をすると勘違いしている方も多い。確かに時代の流れに合った今話題の銘柄も多数上場するが、それだけではない。昔からある老舗企業や有名企業なども新規上場する場合もある。最近の例を挙げると2018年にはソフトバンク<9434> が、2020年にはアースインフィニティ <9142> が新規上場を果たしている。

新興企業にはこれからの成長性や将来性に期待が持てる一方、成熟企業には上場後も安定した業績が見込めるといった特徴がある。それぞれに良い所があるので、好みに合わせて投資先を決めてもいいだろう。

証券口座名 IPO
取扱数
IPO
抽選方法
前受金
SBI証券
詳細はこちら
85社 完全抽選
70%
チャレンジP
30%
店頭配分あり
SMBC日興証券
詳細はこちら
52社 店頭90%
ネット10%
完全平等抽選
マネックス証券
詳細はこちら
50社 100%
完全平等抽選
岡三オンライン
詳細はこちら
39社 100%
完全平等抽選
不要
野村証券
詳細はこちら
41社 店頭90%
ネット10%
完全抽選
不要
楽天証券
詳細はこちら
38社 100%
完全抽選
auカブコム証券
詳細はこちら
19社 システムでの
平等抽選
松井証券
詳細はこちら
18社 70%
完全抽選
不要
SBIネオトレード証券
詳細はこちら
7社 100%
完全平等抽選
不要
DMM.com証券
詳細はこちら
5社 100%
完全平等抽選
不要
GMOクリック証券
詳細はこちら
1社 100%
完全平等抽選
※IPO取扱数は2020年度実績
※SMBC日興証券はネットで非当選の場合、最大5%を目処とした優遇抽選を適用
※実績はSBI証券SMBC日興証券マネックス証券岡三オンライン楽天証券auカブコム証券松井証券GMOクリック証券公式ページより引用
証券口座名 IPO実績 IPO抽選方法 前受金 詳細
SBI証券 34社 完全抽選
70%
チャレンジP 30%
店頭配分あり
詳細はこちら
マネックス証券 50社 100%完全平等抽選 詳細はこちら
SMBC日興証券 20社 店頭90%
ネット10%
完全平等抽選 (※)
詳細はこちら
野村証券 19社 店頭90%
ネット10%
完全抽選
不要 詳細はこちら
岡三オンライン 13社 100%完全平等抽選 不要 詳細はこちら
楽天証券 10社 100%完全抽選 詳細はこちら
auカブコム証券 9社 システムでの平等抽選 詳細はこちら
DMM.com証券 4社 100%完全平等抽選 不要 詳細はこちら
松井証券 3社 70%完全抽選 不要 詳細はこちら
GMOクリック証券 1社 100%完全平等抽選 詳細はこちら
ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券) 1社 100%完全平等抽選 不要 詳細はこちら
※2020年のIPO実績は7/22現在
※SMBC日興証券はネットで非当選の場合、最大5%を目処とした優遇抽選を適用
※実績はSBI証券SMBC日興証券マネックス証券岡三オンライン楽天証券auカブコム証券松井証券GMOクリック証券公式ページより引用
専門家のコメント

\2021年3月通期のIPO取扱銘柄数No.1!/

勘違い4「未公開株詐欺のようなもの」ではない

IPOを日本語で表すと新規公開株と言う。未公開株詐欺事件が多発したこともあり、IPO(新規公開株)に関しても詐欺ではないかと疑う方もたまにいる。確かに上場前の未上場株を購入するという点では未公開株詐欺と同様の仕組みと勘違いするかもしれない。しかし、IPO投資の場合は何月何日に上場が決定しており、その日以降であればいつでも自由に市場で売買できるようになる。

また、上場先の証券取引所の厳しいチェックがIPO銘柄には課せられる為、安心して株式を購入することができる。IPO株を販売しているのも実在する証券会社しかないため、自分の普段利用している証券会社等の信頼のできる販売先から購入することが可能だ。

勘違い5「注文すれば簡単に購入できる」わけではない

値上がり期待の高いIPO株は、多くの場合購入希望者が殺到する事態となる。その為、通常は購入するための抽選が実施されることが一般的だ。抽選の参加は簡単にできるが、当選を勝ち取るのはなかなか大変だ。

ただし、中には不人気なIPO銘柄も存在する。そういった銘柄の場合は抽選に当選するのも容易である場合も多い。

\100%完全平等のIPO抽選!/

勘違い6「購入辞退はダメ」ではない

IPOに抽選はつきものだ。抽選に当選しなければIPO株を購入できないため、様々な銘柄に手当たり次第に抽選の申し込みをする方もいる。そんな時に運良くIPO抽選に当選した場合、その銘柄が本当に欲しいIPO銘柄であれば良いが、不人気の値上がりの見込みが少ない銘柄の場合もある。その場合には購入辞退は許されるのだろうか。

実は多くの証券会社では購入辞退が可能となっている。ただし一定期間IPO抽選に参加できないなどのペナルティが課せられる場合もあるので注意が必要だ。また、証券会社によってはIPOの当選と同時に購入手続きが自動的に実施される場合もある。この場合は購入辞退が出来ないので注意して頂きたい。

\IPO抽選に外れてもチャレンジポイントで次回以降の当選確率UP!/

勘違い7「どこの証券会社で申し込んでも一緒」ではない

IPOの抽選に参加するためには証券会社に申し込みを行なう必要がある。その場合にどこの証券会社に申し込んでも条件は一緒と考えている方もいるが、実はそれは大きな勘違いである。証券会社によってIPO株の配分数量は大きく異なる。IPO株全体の80%以上を引き受ける証券会社がある一方で、全体の1%しか引き受けない証券会社もある。

証券会社によって配分されるIPO株は大きく違う為、IPO抽選の申し込みはなるべく多く配分のある証券会社で行うのがおすすめだ。

また、ほとんどの店舗型の証券会社は、担当者が普段から付き合いのあるお客にねぎらいの意味を込めて魅力的なIPO株を譲る「裁量配分」が行われている。

そのため、これまであまり投資を行って来なかった人が店舗型の証券会社でIPO株を取得するのは不利である。一方、ネット証券は割り当てられたIPOの全てを平等抽選によって配分する証券会社が多いため、投資初心者でもIPOの当選確率を上げることができるのが魅力だ。

実際に、金融経済メディア『ZUU online』等を運営する株式会社ZUUの代表取締役 冨田和成氏は著書『プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?』にて "IPO株が欲しいならネット証券が狙い目" と解説している。

もし主幹事がネット証券なら、個人投資家としてはラッキーです。なぜなら、店頭販売をしないネット証券なら割り当てられるIPO株をそのまま抽選に出してくれからです。仮に主幹事がネット証券ではない場合にも、委託幹事にネット証券があれば狙う価値はあります。

最近では、 SBI証券を中心にネット証券も主幹事の引き受け部門を強化しています。また企業も多くの個人投資家に株を持ってほしいという思惑があるため、ネット証券を主幹事に使うケースが増えています。 この「思惑」の理由は主に2つで、 1つは小口でいろいろな人に自社の株を持ってもらうことでファンを増やしたいという意図があります。また、特定の大口の投資家に依存すると、その投資家が売却する際のリスクが大きく株価の上下動が激しくなるので、株主を分散させることで、それを防ぎたいというねらいもあります。

人気のIPO株を高確率で取得するためにも、複数のネット証券口座を開設してみてはいかがだろうか。

証券口座名 IPO
実績
IPO抽選方法
IPOおすすめネット証券1位 1位
SBI証券

詳細はこちら
85社 完全抽選
70%
チャレンジP 30%
店頭配分あり
IPOおすすめネット証券2位 2位
SMBC日興証券

詳細はこちら
52社 店頭90%
ネット10%
完全平等抽選(※)
IPOおすすめネット証券3位 3位
マネックス証券

詳細はこちら
50社 100%完全平等抽選
岡三オンライン

詳細はこちら
39社 100%完全平等抽選
楽天証券
詳細はこちら
38社 100%完全抽選
auカブコム証券
詳細はこちら
19社 システムでの
平等抽選
松井証券
詳細はこちら
18社 70%
完全抽選
GMOクリック証券
詳細はこちら
1社 100%
完全平等抽選
※SMBC日興証券はネットで非当選の場合、最大5%を目処とした優遇抽選を適用
※実績はSBI証券SMBC日興証券マネックス証券岡三オンライン楽天証券auカブコム証券松井証券GMOクリック証券公式ページより引用
証券口座名 IPO実績 IPO抽選方法
2018年 2019年 2020年
IPOおすすめネット証券1位 1位
SBI証券

詳細はこちら
86社 84社 38社 完全抽選
70%
チャレンジP 30%
店頭配分あり
IPOおすすめネット証券2位 2位
SMBC日興証券

詳細はこちら
66社 61社 22社 店頭90%
ネット10%
完全平等抽選 (※)
IPOおすすめネット証券3位 3位
マネックス証券

詳細はこちら
50社 45社 50社 100%完全平等抽選
岡三オンライン
詳細はこちら
47社 37社 16社 100%完全平等抽選
楽天証券
詳細はこちら
11社 26社 13社 100%完全抽選
auカブコム証券
詳細はこちら
23社 24社 9社 システムでの平等抽選
松井証券
詳細はこちら
9社 50社 3社 70%完全抽選
GMOクリック証券
詳細はこちら
1社 0社 1社 100%完全平等抽選
※SMBC日興証券はネットで非当選の場合、最大5%を目処とした優遇抽選を適用
※実績はSBI証券SMBC日興証券マネックス証券岡三オンライン楽天証券auカブコム証券松井証券GMOクリック証券公式ページより引用

勘違い8「抽選は完全平等」でない場合も

IPOの抽選方法は実は完全平等抽選ではない。ネット証券の多くは完全平等抽選を実施する一方で、対面系証券会社は懇意にしている上得意客に対して分配を優先的に行うという文化が今でも残っている。

完全に平等の抽選ではないので、対面系証券会社と懇意にしている投資家の方は一度IPOの相談を営業員に持ちかけてみるとよいかもしれない。

\100%完全平等のIPO抽選!/

勘違い9「当選するわけがない」する可能性はある

IPOはその高い値上がり期待から抽選倍率も高くなりがちだ。その為IPOは宝くじみたいなものだとか、当選するわけがないといった声も聞こえてくる。しかし実際には当選している方も多くいる。例えば郵政グループ3社のような超大型上場の場合は、IPOの株数も膨大な量となる。その為、抽選になった場合でも多くの方が当選する可能性がある。

株式会社ZUUが2021年4月に証券口座保有者500人に行った調査では、証券口座を保有している人のうち60%もの人がIPOの抽選で当たったことがあるという結果だった。(調査会社:クロスマーケティング)

アンケート結果

調査会社:クロスマーケティング

また、一部の証券会社ではIPO抽選にはずれた場合にポイントを付与する制度を実施している。このポイントを貯めIPO抽選の際に利用すると、利用したポイント数に応じて当選確率が上がるという制度だ。この制度を利用すればいつかはIPO株の抽選に当選することが可能という訳だ。

証券口座名 IPO
取扱数
IPO
抽選方法
前受金
SBI証券
詳細はこちら
85社 完全抽選
70%
チャレンジP
30%
店頭配分あり
SMBC日興証券
詳細はこちら
52社 店頭90%
ネット10%
完全平等抽選
マネックス証券
詳細はこちら
50社 100%
完全平等抽選
岡三オンライン
詳細はこちら
39社 100%
完全平等抽選
不要
野村証券
詳細はこちら
41社 店頭90%
ネット10%
完全抽選
不要
楽天証券
詳細はこちら
38社 100%
完全抽選
auカブコム証券
詳細はこちら
19社 システムでの
平等抽選
松井証券
詳細はこちら
18社 70%
完全抽選
不要
新:SBIネオトレード証券
詳細はこちら
7社 100%
完全平等抽選
不要
DMM.com証券
詳細はこちら
5社 100%
完全平等抽選
不要
GMOクリック証券
詳細はこちら
1社 100%
完全平等抽選
※IPO取扱数は2020年度実績
※SMBC日興証券はネットで非当選の場合、最大5%を目処とした優遇抽選を適用
※実績はSBI証券SMBC日興証券マネックス証券岡三オンライン楽天証券auカブコム証券松井証券GMOクリック証券公式ページより引用
証券口座名 IPO実績 IPO抽選方法 前受金 詳細
SBI証券 34社 完全抽選
70%
チャレンジP 30%
店頭配分あり
詳細はこちら
マネックス証券 50社 100%完全平等抽選 詳細はこちら
SMBC日興証券 20社 店頭90%
ネット10%
完全平等抽選 (※)
詳細はこちら
野村証券 19社 店頭90%
ネット10%
完全抽選
不要 詳細はこちら
岡三オンライン 13社 100%完全平等抽選 不要 詳細はこちら
楽天証券 10社 100%完全抽選 詳細はこちら
auカブコム証券 9社 システムでの平等抽選 詳細はこちら
DMM.com証券 4社 100%完全平等抽選 不要 詳細はこちら
松井証券 3社 70%完全抽選 不要 詳細はこちら
GMOクリック証券 1社 100%完全平等抽選 詳細はこちら
SBIネオトレード証券 1社 100%完全平等抽選 不要 詳細はこちら
※2020年のIPO実績は7/22現在
※SMBC日興証券はネットで非当選の場合、最大5%を目処とした優遇抽選を適用
※実績はSBI証券SMBC日興証券マネックス証券岡三オンライン楽天証券auカブコム証券松井証券GMOクリック証券公式ページより引用

勘違い10「IPOは一つの証券会社でしか申し込めない」わけではない

IPO抽選に参加する場合には1つの証券会社からしか申し込みが出来ないと勘違いしている方も多い。しかし実際には複数の証券会社からIPO抽選の申し込みをしても良いこととされている。

IPO抽選は証券会社ごとに実施する為、1社のみの応募であれば1回しか抽選が行われないが、例えば10社からIPO抽選に申し込んだ場合には10回分抽選が行われる。申し込む証券会社が多ければ多いほど当選確率も上がるので、なるべく多くの証券会社から申し込むことをおすすめする

勘違い11「補欠当選は当選ではない」辞退者がいれば購入OK

IPOの抽選に参加すると、後日当選か落選かが判明する。ただし中には補欠当選という抽選結果の場合もある。この補欠当選とはよくある受験のような補欠合格とは少し違う。補欠当選の場合は、IPO抽選での当選者が購入を辞退した場合にIPO株を購入する事が可能であるという意味だ。

つまり辞退者がいなければ補欠当選となった場合でも繰り上げ当選はしないのだ。補欠当選になった場合でも購入できない場合は数多くあるのでぬか喜びには注意していただきたい。

\外れても次回以降当たりやすくなるIPOチャレンジポイント制度あり!/

勘違い12「抽選への参加に資金はいらない」証券会社による

IPO抽選は実際に株を購入する前の段階で行われる。抽選に当選した方のみIPO株を購入することが出来るが、抽選に参加するためにはそのIPO株を購入できるだけの資金を口座に入れておく必要がある。

ほとんどの証券会社で抽選に参加するだけでも実際に購入するための資金が口座に拘束されるので注意が必要だ。ただし近年では一部証券会社でIPOの抽選に資金が必要ない会社も出てきている。

勘違い13「IPO株の購入手数料は高い」実は無料

証券会社で普段株式を売買する場合には当然売買手数料が発生する。IPO株でも同様に購入する際に売買手数料が必要であると勘違いしている人も多い。しかし実はIPO株の購入に関して買付手数料は無料となっている。

一切のコストをかけることなく実際のIPO株の公募価格を支払うだけでIPO株を手に入れることが可能だ。ただし上場後売却する場合は通常と同様の売買手数料が発生する。

勘違い14「上場初日に必ず売却できる」わけではない

公募価格でIPO株を購入し、上場初日の初値で売却するのが一般的なIPO投資だが、必ずしも初日に売却できるわけではない。銘柄によっては上場初日に買い注文が殺到し、初日に値がつかない場合もある。

初日に値がつかない場合には翌営業日、それでも値がつかない場合にはさらに翌営業日へと売却のタイミングが伸びてしまう。買いが殺到して値が上場するのはうれしい悲鳴だが、売却後すぐに口座から出金をしようと考えている方には誤算となる可能性もある。

\スマホで簡単申し込み可能!/

勘違い15「IPO銘柄は絶対安心」ではない

高い値上がり期待を背景にIPOに過度な信頼を寄せている方も多くいるが、実際には投資の世界に絶対はない。IPO銘柄も証券取引所の厳しい審査をクリアした企業であるので、ある程度は安心だが、それでも値下がりリスクはある。

以前には上場後すぐさま決算の下方修正が発表された銘柄もあった。投資に絶対大丈夫という事はないので、必ず自分の目で見て対象企業をチェックしてもらいたい。

勘違い16「IPO株は初値で売却しなければならない」わけではない

抽選に当選し、公募価格でIPO株を購入できた場合、多くの投資家が初値の時点で売却を行なう。しかし必ず初値でIPO株を売却しなければならないということは無い。

手に入れた株が気に入った場合や、将来的にさらなる値上がりが見込めるような場合には売却せずにホールドし続けることももちろん可能だ。

\2021年3月通期のIPO取扱銘柄数No.1!/

勘違い17「IPOとPOは同じ」少し違う

IPOとは未上場の企業の株式が新たに公開されることだ。一方のPOとは既に上場している企業の株について新たに売り出しが行われる事を指す。IPOとPOは似ているが、POの場合はIPOに比べてさほど値上がり期待は高くない

高い値上がり期待から注目を集めるIPO投資についてあなたは勘違いしていたことは無かっただろうか。勘違いしていたという人は、ぜひ改めておいていただきたい。(右田創一朗、元証券マンのフリーライター)

IPO(新規公開株)に関するQ&A

Q.IPO株を始めるまでの流れは?

IPO株を購入するまでは大きく次の5つのステップを踏むことになります。

IPO株を購入するまでの5ステップ

  • ①証券口座を開設する
  • ②証券口座に入金する
  • ③購入したいIPO株を選ぶ
  • ④ブックビルディングに申込む
  • ⑤当選したら、購入申込をする

Q.IPOに当選する為のポイントはありますか?

当選のポイントは大きく次の4つがあります。

IPO株に当選する為の4つのポイント

  • ①窓口を完全平等抽選の証券会社から申し込む
  • ②複数の窓口から申し込む
  • ③主幹事証券会社から申し込む
  • ④口座開設数が少ない証券会社から申し込む

Q.ネット証券の口座開設までどれくらいの日数がかかりますか?

最短で翌日~1週間程度で口座開設が完了します。 ただし、最短での口座開設、取引スタートができるのはマイナンバー書類や本人確認書類をWebアップロードした場合に限ります。書面での郵送を選ぶと、必要書類のやり取りで1週間以上余分にかかってしまうこともあるので注意が必要です。

Q.異なる複数の証券会社で口座を作ることはできますか?

はい、可能です。ただし、1つの証券会社で複数の口座を開設することはできないので注意しましょう。

Q.ネット証券で買えない株はありますか?

どのネット証券を選択しても、すべての株を購入することができます。

7月のIPO銘柄を紹介:INTLOOP株式会社

会社名 INTLOOP(イントループ)
市場・コード/業種 グロース・9556/サービス業
上場日 7月8日
申込期間(BB期間) 6月22日~6月28日
おすすめ証券会社

SBI証券楽天証券マネックス証券岩井コスモ証券auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)DMM.com証券、東海東京証券(主幹事)、香川証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、東洋証券、あかつき証券

フィスコ分析による 市場の注目度 ★★★(最高★5つ)

INTLOOP株式会社<9556:イントループ>は7月8日に東証グロース市場に上場予定の、フリーランスを活用したシステム開発及びコンサルティングサービスなどを提供する企業である。

同社はフリーランスのコンサルタントやITエンジニア向けの案件紹介サイト「High Performer Consultant」、「High Performer PMO」などのサイトを運営している。これらのサイトに登録されたフリーランス人材に対し、同社顧客企業の各種プロジェクト等を紹介している。

顧客企業に対して、同社はフリーランス一人からチームまでの役務提供を行う。チーム提供の場合、同社社員が中心となりフリーランスとのハイブリッドなチーム構成で対応する。なお、NTTデータが主要顧客である。

業績は2019年7月期売上高30億円、経常利益1.5億円が2021年7月期に売上高92億円、経常利益4.1億円となり大幅な成長を見せている。2022年7月期も第3四半期(累計)が売上高94億円、経常利益5.7億円であり成長が継続中。

株主については、コンサルティング会社出身の林社長が株式の72%を保有する安定的な株主構成である。なお、VCなどの投資ファンドの株主参入はない。

IT業界やコンサルティング業界の人材不足を背景に、フリーランスのITエンジニア及びコンサルタント紹介サービスが成長を続けている。高い成長を続けているが、2022年7月期に売上高100億円を超える見込みの中で、IPO後の成長性がどの程度になるのか、という点が注目される。

プロフィール

”石井僚一”

・石井僚一

金融・投資ライター

大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。 株式市場の解説や個別銘柄の財務分析、IPO関連記事を得意としている。株式会社ZUUでは長くIPO記事を担当。
複数媒体に寄稿しており、Yahoo!トップページに掲載実績あり。

\楽天ポイントでお得に投資!/

実際にIPO投資を始めてみる

■口座開設数1位、IPO取扱数1位、投信本数1位、外国株取扱国数1位
>>SBI証券の口座開設はこちら

■口座開設数2位、外国株や投資信託に強く、マーケットスピードも使える
>>楽天証券の口座開設はこちら

■米国株の取扱に強く、IPO取扱数2位、ミニ株も取引できる、手数料も安い
>>マネックス証券の口座開設はこちら

■三菱UFJフィナンシャル・グループで安心、ミニ株も取引できる
>>au カブコム証券の口座開設はこちら

■業界最安水準の手数料が売り
>>ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の口座開設はこちら

■株主優待名人の桐谷さんも開設、少額取引の手数料が0円
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■どの約定金額でも手数料最安レベル
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■IPO当選確率を上げるならおすすめ、ツールも魅力的
>>岡三オンラインの口座開設はこちら

調査の算定基準

当ページの証券口座ランキングは、株式会社ZUUによる証券会社のユーザー満足度のアンケート調査を元に、客観的な統計データによる算出を行っております。

アンケート調査の概要

実施時期
2020年4月~2021年3月
調査の概要
NISA口座の保有についてのユーザー情報収集
調査対象
証券口座を有する国内の20歳以上の男女
有効回答数
141件
調査会社
株式会社クラウドワークス

IPOの抽選に
当選したことあるか

あるかないか 回答数
ある 84 57
ない 57 40.4
コメントしている専門家