株式投資をはじめようとは思ったものの、大切なお金をいきなり投資することに、ためらいを感じる人もいるだろう。そんな人におすすめしたいのが、株のバーチャルゲームだ。スマホ用アプリもあれば、パソコンの画面でチャートを見ながら楽しめるものもある。以下で紹介する5つの中から、自分のやりやすいところから始めてみよう。
1.「トレダビ」 初心者におすすめ、リアルな株価を使った臨場感
日本最大級のバーチャル株式投資ゲームが「トレダビ」だ。実在する上場企業のリアル株価を使用しているので臨場感もバッチリ。株式投資の初心者から、証券会社の研修にまで広く使われている。知名度が高い企業の株はたいてい購入するのに金額がかさむが、1000万円の原資が与えられるところからスタートできるので、初心者でも始めやすいだろう。
初心者にとって頼もしいのは、ページ上の「ミッション」というアイコンだ。順を追ってやってみるべき項目がリストアップされるので、事前の予備知識がなくても楽しめる。3ヶ月間の成績を競って賞品をゲットできる「トレダビ大会」も定期的に開催されているので、モチベーションを持って株式投資の疑似体験ができる点も大きなポイントだ。
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2.「iトレ2 」 多彩な取引方法、ユーザー同士で情報交換も
前作「iトレ」はダウンロード100万件以上となったヒット作。バージョンアップして「iトレ2」が出た。定評あるゲームの進化版である点で、大いに安心できる。チャット機能など、ユーザー同士でコミュニケーションできる機能も充実しているので、初心者でも十分楽しめる。
そのうえ、一般的な取引方法である現物株だけでなく、信用株、バイナリーオプションなど、取引方法も多彩だ。初心者だけでなく、ステップアップをしたい中級者や上級者にとっても、良いトレーニングのツールである。
3.「株式投資とれーにんぐ」 サポート機能は実践さながら
みずほ証券が提供するバーチャル株式投資ゲーム。大手証券会社が提供するバーチャル株式投資ゲームは非常に少ないので、初心者には頼りになるだろう。本物の株式売買につながる入り口としてもとっつきやすいと言える。企業情報や市場の前日比の騰落を色で瞬時に把握できるチャートや、ランキング、銘柄スクリーニング機能、IPO情報、50銘柄の無料銘柄管理機能など、サポート機能は実践さながら。
実際に取引をしている人でも、ワンステップ上の投資手法を試して見るなど、トレーニングのために使っているケースも多いようだ。上述の「トレダビ」の製作会社がみずほ証券から運営受託しているものなので、ゲームとして楽しめる点でも満足できるものだ。
4.「Polygon Gmen」 長期投資の効果を短期間で疑似体験
過去の株価データを使って売買するゲーム。業種ごとにある4つの株価チャートは、分散投資によるリスク分散をリアルに体験できる。ある業界では株価が下がる時に、別の業界では株価が上昇している。そんな様子が手に取るようにわかる点は、非常にユニークでためになる。リアルタイムでなく過去のデータを使うことにも、長所がある。
株価の短期的な変動に一喜一憂せずに、長期的視点で収益を上げていくのがこのゲームのスタイルだ。これを短時間で疑似体験できる点は、過去のデータに基づくからこそできることであり、高く評価できる。参加者の声が掲示板にアップされるところもおもしろい。楽しみながらゲームを続けていくモチベーションになるかもしれない。
5.「あすかぶ!」 明日の株は上がる? 下がる?
これはとってもユニーク。iPhone、Android用のスマホアプリで、まず試しにやってみるべきだ。毎日アプリに特定の企業が掲示され、この企業の「明日の株価が上がるか? 下がるか?」を予想する。単純すぎるくらい単純なのだが、楽しみながら続けられ、株式投資のハードルは以外と高くないことを実感できるにちがいない。
当てずっぽうに気軽に出来るのがとっつきやすいだろう。予想対象企業の会社情報、関連ニュース、株価推移チャートなどが参照できるので、本気でリサーチして予想したい人にもしっかり応えてくれる。実際の楽天証券のオンライン取引にもシームレスでつながるため、ゲームとして、本物の株式投資のトレーニングとしても楽しめる。
まずはバーチャルゲームで楽しみながら株式投資に触れてみることがいいだろう。実際の取引ではバーチャルにはないプレッシャーがあって、ゲームのようにうまくいかないかもしれない。しかし、プレッシャーのかからないバーチャルゲームでうまくやれるようになることは、実際の取引で成功する第一歩になるだろう。(ZUU online 編集部)
株のバーチャルゲームに関するQ&A
Q. 株のバーチャルゲームとは?
株のバーチャルゲームとは、実際にお金を投資せずにバーチャルで投資を体験できるゲームのこと。
Q. 株のバーチャルゲームはスマホでもできる?
スマホに対応しているゲームも多数ある。
Q. 実際に株取引を始めるには?
実際に株取引を始めるには証券会社で口座を開設しなければならない。ネット証券は早く、簡単に口座開設ができる。
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窓口での取引は野村證券ですが、オンライン取引ではauカブコム証券と楽天証券を併用しています。auカブコム証券は、前身の日本オンライン証券時代から使っていて慣れていることもありますが、銀行口座からの即時入金のみならず、銀行口座への即時出金にも対応しており、その上限も100億円と大きいことにメリットを感じています。 やはり、いざという場面ですぐさま資金を引き上げられるというのは安心材料ですから。また、楽天証券は楽天スーパーポイントで投資できるので、REIT(不動産投資信託)の積立に利用しています。
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