ETFへの投資を考えていて、「ETFのおすすめ銘柄を知りたい」「選ぶときのポイントを教えてほしい」などと思っている人は多いのではないでしょうか。
ETFは上場投資信託のことで、株式と投資信託の特徴を併せ持っています。株のようにリアルタイムに変動する価格で取引ができ、投資信託の分散投資によってリスクを抑えられます。
この記事では、ETFを選ぶポイントやメリット・デメリット、おすすめ銘柄や証券会社について解説します。
IG証券なら、ETFのCFD取引が可能です。CFD取引とは現物をやり取りせず、売買の差額のみをやり取りする「差金決済取引」のことです。 幅広い金融銘柄(株価指数、個別株、商品、債券先物)を一つのプラットフォームで取引できるIG証券なら、初心者でも気軽にCFD取引をスタートできるでしょう。
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ETFとは
ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で、「上場投資信託」のことです。わかりやすくいえば、株式と投資信託のいいとこ取りの金融商品で、株と同じように取引所でリアルタイムに売買できる&投資信託の一種であるため、1銘柄(ファンド)に投資するだけで、投資家たちから集めたの大きな資金をもとに運用の専門家が分散投資してくれ、投資額に応じて分配を受けることができます。
●ETF(Exchange Traded Fund)
引用元:金融庁|用語集
上場投資信託と同義。
●上場投資信託(ETF)
一般的に、ある指標に連動する運用を行う、証券取引所に上場する投資信託のこと。指値や成行注文が可能です。
この章でわかること
ETFの主な特徴
ETFの銘柄はさまざまな種類があります。特徴は、株式のようにリアルタイムで売買ができるところです。これは、ETFは取引所に上場しているからです。また、投資信託と同じように、1銘柄に投資をするだけで分散投資が可能なところです。
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株式や投資信託との共通点と異なる点
株式とETFの共通点と異なる点
共通点はリアルタイムで変動する価格で売買ができ、売却益や配当益を得られることです。異なる点は、株式はアップル(コード:A0030)やトヨタ自動車(コード:7203)など1銘柄で1社にしか投資できないのに対し、>ETFは投資信託の特徴も持っているため、日経225連動投信(コード:1321)やNEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信(コード:1306)など1銘柄で複数の企業に分散投資ができることです。複数の銘柄をまとめたパッケージに投資すると考えるとわかりやすいでしょう。そのパッケージのことをファンドと呼びます。また、ETFは投資信託同様、信託報酬などの運用コストがかかります。ただし、投資信託よりも低コストで運用できることはポイントです。
「信託報酬」とは・・・
投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のことです。投資信託は専門家が代わりに資金を運用してくれるので、その仲介手数料のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。信託財産の中から純資産総額に対して何○%といった形で毎日差し引かれます。
投資信託とETF
共通点は1銘柄への投資で分散投資ができることです。異なる点は、ETFは上場しているという点です。これによって、ETFは相場の値動きに応じて自由度の高い売買をすることが可能です。投資信託は1日1回しか計算されない基準価額で取引するのに対し、ETFはリアルタイムで変動する価格で売買ができます。
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ETFの種類
ETFは、ベンチマークする指標が国内株式や外国株式、商品、債券、不動産など、さまざまな種類があります。例えば、「国内株式に分散投資したい」という人はTOPIXなどに連動するETF、「不動産に投資したい」という人はREIT(リート)に投資するなど、目的に合わせて選べます。
「REIT(リート)」とは・・・不動産投資信託のことです。投資者から集めた資金で不動産投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する金融商品です。投資者は、REITを通じて間接的に様々な不動産のオーナーになり、不動産の専門家による運用の成果を享受することができます。
上に挙げたさまざまな種類の投資をしたい方にはマネックス証券がおすすめです。マネックス証券は、少額から投資を開始でき、簡単に分散投資ができます。マネックス証券は米国株に強い証券会社ですので、とくに、米国株投資を始めたいがどの銘柄を選んだらいいかわからないひとにとって、専門家が代わりに運用してくれるETFは気軽に始めることができます。おすすめの米国株ETFも下記で紹介しています。
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ETFのメリット
ETFは、投資信託と違いリアルタイムで取引でき、投資対象は国内株式や不動産など種類が豊富です。また、複数の商品に投資ができリスクを分散できるのがメリットです。メリットを知ることで、ETFの魅力がわかります。
ここでは、ETFのメリットについて見ていきましょう。
ETFのメリット
- リアルタイムで取引できる
- 種類が豊富
- 投資信託なのでリスクを分散できる
リアルタイムで取引できる
ETFのメリットの1つが、リアルタイムで取引できることです。ETFは東京証券取引所などに上場しているため、株式と同じように売買ができます。証券口座を持っていれば、取引時間中にリアルタイムの価格で何度でも売買が可能です。
非上場の投資信託の場合、基準価額が決まるのタイミングは1日1回なので、リアルタイムの価格で取引はできません。上場投資信託のETFであれば、株のようにリアルタイムに変動する価格で取引できるのがメリットです。
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種類が豊富
ETFは、さまざまな種類があるのもメリットです。
主なETFの種類は、次のとおりです。
ETFの種類
- 国内株式
- 外国株式
- 商品
- 国内債券
- 外国債券
- レバレッジ ・インバース型
- 不動産
例えば、国内株式ETFは日経平均やTOPIX、外国株式ETFはNYダウやS&P500、商品(コモディティ)ETFは金や銀などに連動する銘柄があります。パッケージになっているならではの特徴なので、ETFをきっかけにさまざまなジャンルの投資に挑戦してみるのもいいですね。
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投資信託の一種なのでリスクを分散できる
ETFは上場している投資信託です。専門家が投資家たちから集めた大きな資金を複数の商品に投資するため、リスクを分散できます。
1つの投資対象に資産を集めてしまうと、価格が下落した際にその影響が全体に及びます。しかし、複数の商品に資産を分ける分散投資をしていれば、1つの投資対象の価格が下落しても影響は限定的です。
ETFは投資信託なのでリスクを分散できるのがメリットです。
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ETFのデメリット
ETFの主なデメリットを3つ紹介します。
ここでは、ETFのデメリットについて見ていきましょう。
ETFのデメリット
- 売買のタイミングが難しい
- 自動積立投資ができないことがある
- 再投資する場合は手動で買い付けを行う
売買のタイミングが難しい
ETFは株式と投資信託2つの特徴のいいとこ取りだからこそ売買のときの価格はどっちなのか気になるでしょう。ETFは上場している投資信託です。上場株式の「市場価格」と投資信託の「基準価額」の2つの価格のどちらの価格の特徴をもっているかというと、ETFは市場価格です。その2つの価格に乖離が起こることがある点が、ETFのデメリットです。上場株式の市場価格は常に変化しています。何度も言いますが、市場価格を見てリアルタイムに売買することができます。純粋な投資信託の場合は、基準価額が決まるのタイミングは1日1回です。詳しく見ていきましょう。
市場価格はマーケットの需給バランスで常に変動します。一方、基準価額は純資産総額を発行済口数で割って算出した1口当たりの価額です。純資産総額は、ETF組入の有価証券の時価評価に株や債券の配当・利息などの収入を加えた資産総額から、運用経費を差し引き算出されたものです。基準価額は1日1回取引終了後に決定されます。
市場価格はリアルタイムで変わりますが、投資信託の基準価額は取引終了後に更新されるまで前日の価額が固定されるため、売買の際に「基準価額より市場価格が安いときに売ってしまった。もっと高く売却できたかも……」など後悔する可能性があるため注意してください。売買のタイミングがわからない、チャートを追う時間がない人は、投資信託のほうが向いているかもしれません。
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自動積立投資ができないことがある
ETFは投資信託のように自動積立ができない場合があります。自動積立とは、毎月決まった日に一定額のETFを自動で買い付けするものです。一部の証券会社ではETFの自動積立を行っていますが、自動積立ができない証券会社が多いです。
ETFの積立投資をしたい場合は、その都度自分で取引をしなくてはいけません。
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再投資する場合は手動で買い付けを行う
分配金が自動的に再投資されないことも、ETFのデメリットです。一般的な投資信託の場合、分配金を自動で再投資に充てることができます。しかし、ETFの場合は、分配金を自動で再投資する仕組みがありません。再投資する場合は、手動で現在保有するETFを探し、買い付けをする必要があります。
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つみたてNISAで買えるETFが少ない
つみたてNISAの対象金融商品は金融庁が選んだ181本のほとんどは、投資信託となっており、ETFはわずか7本ということで、数がとても少ない。 現在つみたてNISA対象として採用されているETF7本のうち代表的な3本は以下の通りです。
つみたてNISAで買えるETF
- ダイワ上場投信-トピックス
- ダイワ上場投信-日経225
- ダイワ上場投信-JPX日経400
- 上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本
- 上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)
- 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
- 上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)
初心者におすすめしたいETFを選ぶときのポイント
ETFを選ぶときは、商品内容・分配金・流動性・運用コスト・乖離率の5つのポイントに注目しましょう。これらのポイントに注目することで、条件に合ったETFを選びやすくなります。
ここでは、それぞれのポイントについて見ていきましょう。
ETFを選ぶときはここ見て
- 商品内容
- 分配金
- 流動性
- 運用コスト
- 乖離率
商品内容
ETFの商品内容を確認しましょう。銘柄によって、目指す投資成果や構成銘柄が異なります。例えば、NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信は、TOPIXに連動する投資成果を目指すファンドで、組入銘柄にはトヨタ自動車やソニーグループなどがあります。商品内容は証券会社のサイトや目論見書で確認することができます。
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分配金
多くの銘柄で分配金が出ます。分配金の時期や回数、金額、利回りについて確認しましょう。中には利回りが4%を超えるものもあります。保有しているだけでも利益が出る可能性もあるので、分配金を重視した中長期投資を考えている場合は、しっかりと確認してください。
マネックス証券では分配金利回りはもちろん、信託報酬、純資産額などを一覧で確認することできます。
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流動性
出来高が多く流動性があると売買しやすい傾向にあります。逆に、出来高が少なく流動性が低いと、希望の価格で取引することが難しくなります。流動性についても確認をしましょう。
「出来高」とは・・・
期間中に成立した売買の数量のことです。
「流動性」とは・・・
金融商品の現金化のしやすさの程度を表す要素のこと。