三井住友銀行カードローンと三菱UFJ銀行カードローンはどちらがおすすめ？【徹底比較！】両者の特徴を解説

融資限度額は10~800万円、資金需要にも対応可能

三井住友銀行カードローンの融資可能額は10～800万円となっており、幅広い金額に対応している。10~800万円の融資が可能であるため、資金需要にも対応できる点が大きなメリットだ。

また、限度額が多くなるほど借入金利が低下する点も確認しておきたい。三井住友銀行カードローンでは、100万円以下の借入に対する金利は年12.0～14.5％となっているが、700万円超～800万以下の借入では年1.5～4.5％の金利が適用される。限度額が高くなるほど金利が下がる仕組みとなっている。

※（2022年6月19日現在）

ただし融資可能額は、審査結果によって決定するため、必ず満額での利用ができるわけではない。また、50万円を超える借入については収入を証明する書類も必要となっている。

三井住友銀行ATMのほか全国の提携コンビニATM・ゆうちょATMも手数料無料

三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行ATMはもちろんのこと、提携コンビニATMやゆうちょATMも手数料無料で利用できる。 手数料無料で利用できるATMは以下の通りだ。

・三井住友銀行ATM
・E-net（イーネット）ATM
・ローソン銀行ATM
・セブン銀行ATM
・ゆうちょATM
・三菱UFJ銀行ATM（店舗外ATMのみ無料）（返済手続きは不可）
※返済用預金口座のキャッシュカードとの兼用カードの場合、ゆうちょATMおよび三菱UFJ銀行ATMは利用できません。
※カードレスを選択の場合は（SMBCダイレクト）インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。

上記ATMでは、借入手続きや返済手続き、残高照会がすべて手数料無料で利用できる。そのため、「近くに三井住友銀行の支店がない」という人でも手数料を気にせず気軽に利用できるメリットがある。また、これらのATMは時間外利用手数料も無料となっていることから、土日祝日や夜間でも手数料無料で利用できる利便性がある。

なお、三菱UFJ銀行の店舗内ATMを利用する際は手数料がかかるため注意が必要だ。店舗外ATMのうち無料で利用できるものについては、識別ステッカーが貼られているため、そちらを確認して利用するようにしよう。

それ以外の提携金融機関ATMでも借入手続きや残高照会が利用できるが、ATM利用手数料および時間外利用手数料のどちらも有料となっている。

申し込みはWeb上で完結（※）。三井住友銀行の普通預金口座がなくてもOK

三井住友銀行カードローンの申し込み手続きはWeb上で完結するため、来店不要で手間がかからない。オンラインでの申し込みステップは以下の通りだ。

1.三井住友銀行の公式サイトから申し込み手続きへ進む
2.公式サイト上の書類提出サービスより「オンライン本人確認」を行う（本人確認書類の提出および本人の顔写真撮影）
3.電話もしくはメールにて審査結果がお知らせされる
4.インターネットバンキングから借入手続きを行う

三井住友銀行の普通預金口座を開設している場合、顔写真の撮影は不要、入力事項も少なくなっている。Webでの利用申し込みは24時間受け付けているため、自分の都合の良いタイミングで申し込める点もメリットだ。

審査結果は最短当日(※2)に届くことから、対応のスピーディーさも魅力のひとつといえる。審査に通過したら、インターネットバンキングにてすぐに借入手続きが行える流れとなっている。借入金は申込時に入力した金融機関口座に振り込まれるので、ローン専用カードの到着を待つ必要もない。

なお、「オンライン本人確認」以外にも、郵送やローン契約機にて本人確認書類を提出することも可能だ。その場合は、ローン専用カードを受け取ってから利用開始となる。

3つの返済方法からニーズに合わせて自由に選べる。月1,000円から返済可能

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）では、「口座引き落としによる返済」「ATMでの返済」「インターネットバンキングでの返済」の3つの返済方法が用意されている。利用者は自由に返済方法を選べるため、自分の都合に合った返済方法を選べる利便性がある。

口座引き落としによる返済は、引き落とし日を自由に設定できることから、給料日の後など返済しやすい日を選ぼう。あとは毎月自動で引き落とされるため、返済を失念しない点も大きなメリットだ。

ATMでの返済は、三菱UFJ銀行ATMの他に全国のセブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMでも手続き可能となっている。ATM利用手数料・時間外利用手数料どちらも無料となっているため、「気が付いたときに近くのコンビニで返済する」といった手軽さが魅力である。

インターネットバンキングでの返済は、三菱UFJダイレクトからの返済手続きで、銀行振込手数料は無料だ。手続きは24時間可能であるため、いつでもどこでも返済手続きができる利便性がある。

また、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の返済額は、最小1,000円からとなっている。最小返済額は適用される借入金利によって異なるため、最小返済額が1,000円となるのは、「借入金利年8.1％以下で借入額10万円以下」の場合だ。「借入金利年8.1％超で40万超～50万円以下」の場合は、最小返済額が1万円となる。このように借入金利と借入額によって大きく異なるため、借入前にはあらかじめ確認しておこう。

申し込みはすべてWeb上で完結、土日でも申し込み手続き可能

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の申し込み手続きは、全てWeb上で完結可能だ。来店も不要であるため、土日でも利用可能となっている。また、スマートフォンの場合は、専用アプリからでも申し込み可能だ。利用申し込みの流れは以下の通りである。

1.三菱UFJ銀行の公式サイトもしくはアプリから申し込み手続き開始
2.本人確認書類のアップロード
3.メールもしくは電話にて審査結果がお知らせされる
連絡は平日9時～21時（土・日・祝日は9時～17時）
4.カードの受け取り

本人確認書類はWeb上でのアップロードの他に、郵送やFAXでも可能となっている。希望限度額が50万円を超える場合は、本人確認書類とともに収入証明書の添付も必要だ。

審査結果は最短で当日だが、申し込みの時間帯や審査状況によっては翌日以降となることもある。

カードの受け取りについては、郵送となる。

カードローン申込時の勤務先の在籍確認は事前に相談可能

三菱UFJ銀行では、カードローン（バンクイック）申込時の在籍確認について、公式サイトに以下の通りに記載している。

勤務先の確認や、申込内容に間違いがないかなどを確認するために、ご自宅および勤務先へ連絡する場合があります。

引用：三菱UFJ銀行「カードローン『バンクイック』のよくあるご質問」

カードローンを申し込むときに、「会社に在籍確認の電話がかかってくるのが嫌だ」「同僚にローンの利用を知られたくない」と考える人は多いだろう。そういった場合は、Web上でローン申し込みをした後に、フリーダイヤルへ連絡をして相談してみよう。「確実に自分が電話に出られる時間帯にしてもらう」もしくは「社員証の提出を在籍確認としてもらう」など、良い解決方法が見つかるかもしれない。もちろん希望に添えない場合もあるかもしれないが、不安が解消される方法を取ってくれる可能性もあるだろう。