
仮想通貨投資に興味を持つ人が増える中、追い風となっているのがアメリカ・トランプ大統領の再選です。仮想通貨に前向きな姿勢を示していることもあり、ビットコインをはじめとする仮想通貨の価格が全体的に上がっています。
そんな数えきれないほどある仮想通貨の中でも、時価総額が大きく注目度も高いのが「柴犬コイン(SHIB)」です。かわいらしい名前の仮想通貨ですが、なぜ柴犬コインという名前なのでしょうか。そして、柴犬コインの何が多くの人を惹きこんでいるのでしょうか。
この記事では、柴犬コインの今後の価格予想や将来性について解説するために、過去の値動きについても紹介します。
柴犬コイン(SHIB)とは
まず、柴犬コイン(SHIB)がどのような仮想通貨なのかを見てみましょう。
名称 | シバイヌ(Shiba Inu) |
---|---|
発表年 | 2020年 |
開発者 | Ryoshi |
発行上限 | 1,000兆枚(すべて発行済) |
時価総額 | 15位 |
価格(1SHIB) | 0.0025円 |
マイニング(採掘) | PoS(Proof of Stake) |
柴犬コインは2020年8月、Ryoshiという匿名の人物(またはグループ)によって発表された仮想通貨です。
同じく柴犬をモチーフにした「ドージコイン(DOGE)」という仮想通貨がありますが、柴犬コインはドージコインを真似て作られています。
発表されたばかりのころは、ほとんど価格がつかなかった柴犬コイン。しかし、アメリカの実業家であるイーロン・マスク氏が2021年2月、自身のX(旧Twitter)でドージコインについて触れたことで高騰。柴犬コインも共に注目され、広く知られるようになりました。
柴犬コインは、イーサリアム(ETH)のブロックチェーンを使って発行された仮想通貨です。そのため、柴犬コインはイーサリアムとの共通点があります。
たとえば、取引の承認方法(コンセンサスアルゴリズム)は、イーサリアムと同じ「Proof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク:PoS)」が用いられています。PoSは、仮想通貨を多く保有している人に取引データの承認をしてもらうことをいいます。
他にも、柴犬コインにはさまざまな機能が備わっており、広く利用してもらうために開発が進められています。
柴犬コインの今後の値動きは?最新の将来価格予想
ミームコイン(ジョークコイン)として登場した柴犬コインですが、仮想通貨の規模を示す時価総額は15位と、比較的上位に位置づけています。
ここでは、柴犬コインの価格がなぜ上がったのか、これまでの価格推移について順を追って解説するとともに、今後の値動き・将来性について見てみましょう。
柴犬コインはなぜ上がった?これまでの価格推移を解説
柴犬コインはなぜ多くの人に取引され、価格が上がったのでしょうか。まずは柴犬コインのこれまでを振り返ります。
2021年5月、イーロン・マスク氏が出演したテレビ番組でドージコインについて発言したり、自身のXで投稿を繰り返したりし、それにつられて柴犬コインの価格も急上昇しました。これ以降も、柴犬コインとドージコインは似たような値動きを見せます。

5月8日には1SHIB=0.000304円だったのが、わずか3日後の5月11日には12倍以上となる0.003776円に。さらに10月から11月にかけて史上最高値を更新、一時はドージコインの時価総額を上回るほどの勢いを見せました。
しかし、2022年に入ると、柴犬コインだけでなく仮想通貨全体の価格が下がり、しばらく低迷します。

2023年以降、「シバリウム」の開発が進められます。シバリウムとは、柴犬コインの取引データをスムーズに処理するための新しいネットワークのことです。
シバリウムの公開後、欠陥が見つかり一時的に中断されましたが、再開後は多くの取引が行われました。
この技術開発によって、柴犬コインの勢力は増していきます。インターネット上に作られた仮想空間「メタバース」や、ブロックチェーンを利用した金融サービス「DeFi(ディーファイ)」などの分野にも進出し、利用者・取引量を着実に増やしていきました。

そして2024年3月、ビットコインが史上最高値を更新したのと同時に、柴犬コインも急騰し、1SHIB=0.005405円になりました。

さらに、柴犬コインを利用したドメインサービスもスタートし、勢いは増していきます。
ミームコイン(ジョークコイン)として登場した柴犬コインですが、気が付けば時価総額は上位に。2024年11月、仮想通貨に前向きな姿勢を見せるトランプ大統領が再選し、柴犬コインは1SHIB=0.004118円まで上昇しました。

柴犬コインの今後の値動きはどうなる?
柴犬コインのこれまでの価格推移がわかったところで、続いては今後の値動きについて見ていきます。
今からでは柴犬コインへの投資はもう遅いと考えている人も少なくありませんが、技術的な面や実需を考えると、今後ますます利用者が増えて柴犬コインの需要が高まるでしょう。急激な価格変動のリスクを考えつつ、柴犬コインのどのような点に期待できるかを考慮して投資すると良いでしょう。
アラブ首長国連邦(UAE)エネルギー省との提携
2025年2月、柴犬コインは、アラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー・インフラ省(MoEI)との提携を発表しました。UAEは仮想通貨・ブロックチェーンに積極的な姿勢を示しており、法整備をしながらさまざまな取り組みを行っています。
今回柴犬コインと提携したのは、業務効率化やセキュリティ強化のためです。シバリウム上で稼働する「ShibOS」を利用して、政府のサービスを統合すると発表しました。AIによる業務の自動化や資産の管理などが、今後柴犬コインを用いて行われます。

短期的な価格の急上昇はありませんでしたが、今後取り組みが加速すれば長期的な価格の上昇が期待できます。
魅力あるNFTやゲーム、経済圏が拡大中
柴犬コインは、仮想通貨(SHIB)の売買だけでなく、NFTやブロックチェーンゲームなどさまざまなコンテンツが登場しています。NFTとは、非代替性トークンのことです。

柴犬コインを利用して遊べるブロックチェーンゲームが存在するほか、今後は広告キャンペーンの作成・実行を行う「Woofvertising」や、決済プラットフォーム「SHIBPay」などが公開される予定です。
NFT分野での存在感を増すことができれば、今後さらに価格は上昇していくでしょう。
要人の発言に影響されやすい
柴犬コインは、イーロン・マスク氏の発言や他の仮想通貨の値動きなどで大きく価格変動しやすい特徴があります。良くも悪くも、周りに影響されやすい仮想通貨と言えるでしょう。
過去にイーロン・マスク氏が柴犬コインについてSNS上で言及した際には、価格が急上昇し、12倍以上の値上がりを見せました。

もし今後イーロン・マスク氏が柴犬コインについてポジティブな言及をすれば、過去チャートのように一気に注目を浴びて価格が上昇することもあり得ます。マスク氏の発言や世界情勢を注視しつつ、価格動向を見守りながら投資しましょう。
バーンによる価値の引き上げ
柴犬コインの大きな特徴として、定期的に「バーン」が行われていることが挙げられます。
バーン(Burn)とは、誰も管理できない場所に仮想通貨を送り、二度と使えない状態にすることです。

柴犬コインはすでに発行上限枚数となる1,000兆枚のコインが発行されていますが、これを少しずつバーンして減らしていくことで、価値を高めようという目的があります。
ただし、柴犬コインがバーンされるペースはとても遅く、バーンによって急激に価値が高まる可能性は低いでしょう。今後急激にバーンされるペースが高くなったり、一度にバーンされる量が増えたりすれば、価格変動が大きくなる可能性もあります。
柴犬コイン(SHIB)のチャートテクニカル分析
柴犬コインの今後のチャート価格について、ファンダメンタル分析だけでなくテクニカル分析からも動向を予想したい方に向けて、ここでは日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリストの資格を持つ金子剛さんが今後の価格を分析します。

金子剛さん
投資家×Webライター
FXトレーダー。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリストの資格を持ち、分析技術だけでなく周辺知識にも精通している。FXは15年以上、仮想通貨も10年程度の取引経験を持つ。2013年に開催されたFXコンテスト(Forex.com社開催)では約90名の中で優勝も経験。
◼︎保有資格
・日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
■SNSアカウント
・Twitter
■金子剛さんが執筆した他の記事
・プロフィール
柴犬コインは2023年3月現在、正念場とも言える局面を迎えています。短期(3ヵ月)では、0.00186円付近を下回ると、下落が続く可能性があり、購入するタイミングには慎重さが必要になるでしょう。
長期(3年)では、地合いが非常に悪く、0.00156円を守れるかがキーポイントとなります。逆に、24ヵ月移動平均線を上回る上昇を見せることができれば、6ヵ月移動平均線と12ヵ月移動平均線に向かってさらなる上昇が期待できます。
短期(3ヵ月)- 0.00186円を下抜けると下落が続く可能性大

週足チャートで柴犬コインは13週(青)、26週(緑)の2本の移動平均線を大きく下回っており、地合いは非常に悪いです。
円建ての柴犬コインは取引所に上場してから日が浅いため、週足チャートではローソク足が52本表示されず、52週移動平均線もチャート上に描画できません。しかし、ローソク足が26週移動平均線を大きく下抜けていることから、仮に52週移動平均線を表示できたとしても下抜けているでしょう。
さらに、MACDもデッドクロスしており、短期的な下落トレンドが続く可能性が示されています。ただし、一時は70付近まで上昇したRSIが36付近まで下落している状況であり、30を下抜ければ「売られ過ぎ」の買いシグナルとなります。
2025年2月に付けた安値である0.00186円付近を試すような値動きを見せた柴犬コインですが、その手前で反発し、3月2日時点で価格は0.00207円付近です。しかし、この反発は弱いため、下落が止まるかどうかは不明確です。
ローソク足が2月に付けた安値を明確に下回ると、柴犬コインはさらなる下落が続く可能性が高いです。その場合、2024年8月に付けた安値である0.00156円付近(黒の丸)が目標となるでしょう。
一方、上昇のシナリオとしては、26週移動平均線の位置する0.00304円付近から13週移動平均線の位置する0.00313円付近までが目標となります。26週移動平均線と13週移動平均線が近くに位置しているため、この価格帯は強力なレジスタンスラインとして機能しそうです。
26週移動平均線と13週移動平均線を超えることができれば、3度上昇が阻まれた0.00390円付近(黄色の丸)までの上昇が見込まれます。
ただし、地合いが非常に悪いことから、買いポジションを保有する場合は、ローソク足が2月に付けた安値を明確に下抜けることがあれば、素早く損切りをしておくとよいでしょう。
逆に、26週移動平均線と13週移動平均線を明確に上回る場合、新たな上昇トレンドの発生と判断し、0.00390円付近までの上昇が期待できそうです。
長期(3年)- 0.00156円付近を守れるかがキーポイントに

円建ての柴犬コインは上昇してから日が浅く、月足チャートではローソク足が表示される本数が非常に少ないため、ドル建ての柴犬コインのチャートを使用しています。月足チャートで柴犬コインは6ヵ月(青)、12ヵ月(緑)、24ヵ月移動平均線(茶)の3本の移動平均線を下抜けており、地合いは非常に悪いです。
加えて、MACDもデッドクロス間近であり、下落が続くことを示しています。RSIも50付近で推移しており、30以下の「売られ過ぎ」までにはまだ距離があります。
まず注目したいのは、2024年8月に付けた安値である0.0000108ドル(円建ての柴犬コインチャートの0.00156円)付近(黒の丸)です。この水準を下回ると、2023年6月に付けた安値である0.0000060ドル(1ドル=150円の場合、0.0009円)付近(黄色の丸)までの大幅な下落があってもおかしくありません。
一方、上昇の可能性を考えるなら、まずは24ヵ月移動平均線の位置する0.0000147ドル付近(1ドル=150円の場合、約0.00221円)を明確に超えられるかがポイントになります。無事に超えることができれば、6ヵ月移動平均線と12ヵ月移動平均線の位置する0.0000187ドル(1ドル=150円の場合、約0.00281円)付近が目標となるでしょう。
さらに、6ヵ月移動平均線と12ヵ月移動平均線を明確に超えることができた場合、節目である0.00002ドル(1ドル=150円の場合、0.003円)、そして0.00003ドル(1ドル=150円の場合、0.0045円)付近までの上昇が見えてきます。
地合いは非常に悪いため、買いポジションを保有する場合は、2024年8月の安値である0.0000108ドル(円建ての柴犬コインチャートの0.00156円)付近を明確に下抜けた場合、すぐに損切りをする必要があります。逆に、24ヵ月移動平均線を明確に上回った場合は、新たな上昇トレンドの発生と判断し、6ヵ月移動平均線と12ヵ月移動平均線付近を利益確定の第一目標とするとよいでしょう。
柴犬コイン(SHIB)購入におすすめの仮想通貨取引所
柴犬コイン(SHIB)を購入できるおすすめの仮想通貨取引所は以下の通りです。
3社は手数料が安いだけでなく、様々な暗号資産サービスに対応しています。手数料や対応サービスには以下のような違いがあるため、自分の取引スタイルにあった取引所を選びましょう。
BITPOINT | Coincheck | OKJ | |
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販売所手数料 (SHIB) |
無料 | 無料 | 無料 |
取引所手数料 (SHIB) |
無料 | 無料 | メイカー:0.02~0.07% テイカー:0.06~0.14% ※取引量に応じて変動 |
最低取引単位 (SHIB) |
1SHIB | 1000SHIB以上かつ500円相当額以上 | 1SHIB |
入金手数料 (日本円) |
無料(※1) | 無料(※2) | 無料 |
出金手数料 (日本円) |
月1回無料 (月2回目以降は330円/回) |
407円 | 400円~ 1,320円 |
送金手数料 (SHIB) |
無料 | 無料 | 約469880 ~3132532SHIB ※Ethereum(ERC20)の場合 |
レバレッジ取引 | × | × | × |
積立投資 | ◯ | ◯ | ◯ |
貸暗号資産 | ◯ | ◯ | × |
公式サイト |
※2:銀行振込の場合(振込手数料は利用者負担)
BITPOINT

- ステーキング報酬の年率が国内No.1
- 取引所手数料がMaker,Takerともに無料
- 2種類の積立投資が可能
- 取扱通貨数が少ない
- スプレッドが広い
- 問い合わせの返信が遅いことがある
BITPOINT(ビットポイント)は、2016年3月に設立された仮想通貨取引所で、SBIグループの一員です。
- 現物取引の手数料が無料
- 積立投資の方法が2種類から選べる
BITPOINTは、販売所・取引所を問わず、現物取引の手数料が無料です。取引所手数料が無料の業者はほとんどないため、短期売買中心のトレーダーでもコストを抑えやすいメリットがあります。

また「パックつみたて」と「個別つみたて」の2種類の積立方法があり、自分の投資スタイルに合わせて選択できる点も魅力です。
- パックつみたて:ビットコインを含む複数の仮想通貨を組み合わせて積立できる
- 個別つみたて:ビットコインなど特定の仮想通貨を積立できる
積立投資の手数料も無料なので、長期的にコストを抑えながら資産を増やしたい人に向いています。
\現物取引の手数料が無料!/
Coincheck

- 取扱通貨数が30通貨と豊富
- アプリが初心者に優しい作りになっている
- 取引手数料が無料
- スプレッドが広い
- レバレッジ取引ができない
- 出金手数料が高い
Coincheckは、2014年に設立された日本の暗号資産取引所です。
- 初心者でも使いやすいアプリ
- 幅広いサービスが利用可能
- 積立投資ならCoincheckがおすすめ
Coincheckのアプリは、初心者でも使いやすいデザインとなっています。そのため、暗号資産の取引経験がない人におすすめです。

実際、Coincheckのアプリは2023年の暗号資産取引アプリのダウンロード数が国内No.1で、ダウンロード数は合計600万を突破しています。
また、現在の取引ランキングや暗号資産関連のニュース、Coincheckで取引しているトレーダーの相場予想も確認できるため、暗号資産の取引経験がない初心者も安心して始められるでしょう。
Coincheckでは、でんきやガス、レンディングなど幅広いサービスを利用できます。
- レンディング
- Coincheckでんき
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Coincheckのアカウントに登録していれば、手続きなしですぐにレンディングを始められます。最大年率は5.0%で、すべての暗号資産が対象です。
また、Coincheckで積み立てできる暗号資産は26種類と業界最多で、さまざまな銘柄に分散投資することができます。暗号資産を長期的に運用したい人にはおすすめです。
\アプリの使いやすさが圧倒的/
OKJ

- 取扱通貨数が40通貨で国内最大級
- FlashDeals(レンディング)の年率が高い
- 積立投資の自動ステーキングが可能
- レバレッジ取引に対応していない
- 日本円の出金に手数料がかかる
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OKJ(旧OKCoin Japan)は、2017年に設立された暗号資産取引所です。国内最大級の取扱銘柄数を誇り、2025年2月時点では43銘柄(取引所の取扱銘柄)を取引できます。
- 取扱銘柄数が業界最大級
- 10通貨がステーキングに対応
- 高い年率のレンディングサービス「FlashDeals」を利用できる
- 積立投資に対応
OKJは取扱銘柄数に加え、ステーキングやレンディングなどのサービスも充実しています。
10通貨がステーキングサービスに対応しており、いつでもステーキングが解除できる「フレキシブル」プランと、一定期間通貨をロックする「定期」プランのどちらかを選択できます。
業界最多の35通貨に対応した積立投資サービスも提供しているため、投資の選択肢を広げたい人におすすめです。
\取り扱っている通貨が豊富/
柴犬コインに関するよくある質問
2021年に史上最高値を更新した柴犬コインへ投資するタイミングは、もう遅いと言われるかもしれません。しかし、2025年に入ってからアラブ首長国連邦(UAE)の政府サービスに利用されることが決まったり、今後も新たなサービスが登場したりすることを考えると、決して遅いとは言えないでしょう。
仮想通貨の短期的な売買で利益を得ようとする、いわゆる投機的なやり方ではなく、リスクを減らしつつ長い目で成長を見守る「投資」目的なら、今からでも柴犬コインを運用することも検討してみましょう。
2025年以降、柴犬コインを購入して億り人になれる可能性は低いと言えます。
柴犬コインは2021年に急騰。資産が億を超える、いわゆる「億り人」を数多く誕生させたと言われています。2021年4月、1SHIB=0.00001851円でしたが、わずか1か月後の5月11日には1SHIB=0.003776円と200倍以上に。その後、10月には1SHIB=0.009016円となり、4月から480倍以上になりました。
もともとの価格が低いということもあり、単純計算で約21万円分のコインを保有していた人はあっという間に億り人になりました。
ただし、今から同じように億り人になれる可能性は低いと言えます。柴犬コインが登場した当時の価格とは違うこと、2021年の高騰を上回るような価格変動が起こるかわからないことなどが理由です。
柴犬コインはミームコインとして登場した仮想通貨ですが、その中でも特に将来性が望める仮想通貨と言えます。
アラブ首長国連邦(UAE)との提携を発表したこと、時価総額が15位と上位にありつつ、今後もまだ伸びしろが見込めること、新たな技術開発が積極的に進められていることなどが理由として挙げられます。
また、何より柴犬コインはコミュニティが非常に大きく、支持者やファンが多いのが魅力です。柴犬コインを積極的に使ってネットワークに貢献したり、多くの柴犬コインを買い集めたりする利用者が多くいます。ジョークコインながらも、その機能や利用者の熱意は本物と言えるでしょう。