話題を集めている仮想通貨の一つドージコイン。注目を集めている理由や、その特徴などを知りたいという人も多いのではないだろうか?
この記事では、仮想通貨ドージコインの特徴やメリット・デメリット、今後の成長性など気になるポイントを幅広く解説する。
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仮想通貨ドージコインの特徴とは
まずはドージコインの特徴や誕生の背景を見ていこう。
元々はビットコインのパロディ通貨
ドージコインは元々ビットコインのパロディで作られた仮想通貨である。インターネット上で話題となった画像である柴犬をモチーフとしている。
ドージコインの名前の由来は、犬の「Dog」のスラング「Doge」からきている。ビットコインのパロディという背景があるため、ほとんどの機能が似通っているのが特徴だ。
送金スピードが速く価格が低い
他の仮想通貨と比較して、ドージコインは送金速度が速いため、少額決済に適していると言われている。ビットコインの送金速度が10分のところ、ドージコインは1分と非常に速いことがわかる。これらの特徴から、ネット上でチップを払う際や寄付を行う際に活用されている。
発行上限なし
ドージコインには発行上限がないというのも、大きな特徴の1つである。仮想通貨は、需給のバランスをとるために発行上限が設けられている場合も多い。
ドージコインは発行上限がなく、需要に対して供給がしっかりとなされるということなので、それによる価格変動が起きにくい。そのため、価格が上がりにくいという指摘もある。
ドージコインの値動きから見る今後の展望
ドージコインは、他の仮想通貨と比べて値動きが少ない。そのため価格高騰が期待できるかどうかなど、将来性としては微妙であると考える投資家が多い仮想通貨となっている。
価格が0円となることはほぼないと予想される
ドージコインは、世界中にコアなファンが多い仮想通貨だといわれている。コミュニティも存在しているので、価格が0円になる可能性は極めて低いといえる。
価格高騰が起きるとも断定しづらい
ただ0円にならないとはいえ、大きな価格高騰が起こりやすい仮想通貨ではないため、将来性があるかというと微妙なところだ。ドージコインの特徴である、マイクロペイメント機能だけで今後も展開していくのは、少し厳しいのではないかというのが、一般的な見方である。
ドージコインの過去の高騰とこれからの高騰を予測
ドージコインは値動きしにくいという特徴があるが、そんな中でも価格高騰することもある。どのような時に高騰するのかというポイントや、これから高騰が予想されるタイミングについて解説する。
仮想通貨ブームの2017年
ドージコインが初めて大きく価格上昇したのは2017年3月頃とされている。個人投資家たちが仮想通貨市場に流入し、ブームが巻き起こったのが要因となっており、ドージコインだけでなくさまざまなアルトコインの価格が上昇した。
この時は70日ほどでドージコインの価格は1,890%以上も上昇。ピーク時には0.0042ドルに達し、時価総額4億2300万ドルを超えるまでになった。直後にさまざまな仮想通貨の下落相場があり、その間にドージコインは75%の下落をした。
ビットコインの上昇でドージコインも上昇
下落した仮想通貨市場だが、2017年11月までに上昇傾向を回復した。そんな中で、ビットコインは1万9,783ドルに達し、その勢いにのってドージコインも価格を上げる結果となる。
2018年1月、ドージコインは0.02%ドルを達成、時価総額が16億ドルとなる。ただこの高騰は短い期間で終わり、8日間のうちに70%以上も価格を下落させた。
仮想通貨市場が回復
2018年4月、仮想通貨市場全体が「冬の時代」を迎えることとなるが、その直前に短期間だけ多くの仮想通貨が回復したことがあり、ドージコインもその時に回復した。3日間で103%上昇し、0.002ドルから0.0041ドルとなった。
イーサリアムとの接続テスト
ここまでは仮想通貨市場の動きに合わせた価格高騰であったが、市場とは関係なく大幅上昇した事例もある。それが2018年9月のイーサリアムとの接続テストが完了したときに起こった上昇だ。
イーサリアムとドージコインのブロックチェーンの相互運用を可能にするのではないかと思われたことで、ドージコインへの関心が集中し、48時間で173%も値を上げた。しかしイーサリアムの価格が下落してしまい、開発資金がなくなったことでアップデートは保留になり、現在も未発表となっている。
ゲームストップ株騒動やイーロン・マスクのツイート
直近の価格高騰は、2021年1月に起こった。この要因は、アメリカのゲームストップ株騒動に起因するといわれている。この騒動は、個人投資家の集合体が機関投資家を打ち負かした事件として有名なものだ。
ゲームストップの株は空売りが多いと予想した個人投資家たちが力を合わせ、株式を買い続け株価を急上昇させた結果、空売りしていた機関投資家は大打撃を負ったとされている。この熱狂がドージコインにも伝染し、こちらも大きな価格上昇をもたらしたという。
さらにドージコインファンで知られるイーロン・マスク氏のツイートをはじめとして、さまざまな言及がSNS上でされたことがも価格高騰の流れの追い風となった。
ビットコインに合わせた価格変動が予想される
ドージコインはビットコインのオマージュで作られた通貨なので、ビットコインの価格と連動して価格が上昇することが考えられる。
基本的には大きな値動きの少ない仮想通貨であるドージコインだが、基軸通貨の価格変動に合わせて動きがあることが予想できるだろう。
ドージコインを保有するメリットとデメリット
それではビットコインのパロディ通貨であるドージコインは、どんなメリットとデメリットがあるのだろうか。保有する上で知っておきたいポイントをチェックしておこう。
少額決済しやすいのがメリット
ドージコインは、他の仮想通貨と比較すると価格が小さい。その性質上、少額決済しやすいメリットがあるため、寄付やチップをするときによく使われる。また手数料も少なく送金スピードが早いのもその傾向をさらに強めている。
価格変動が少なく安心感がある
多くの仮想通貨のデメリットである価格変動の激しさが少ないことがメリットといえるだろう。前述したように、ドージコインは発行上限がないため需要と供給が保たれやすく、価格が変動しにくいのだ。2021年前半のような特殊なイベントがない限り、安定している可能性が高く、リスクが少なく大きな損を生みにくい。ただ価格が変動しないということは利益も生みにくいとも考えられる。
日本の取引所で取り扱われていない
デメリットといえるのが、日本の取引所が取り扱っていないという点だ。ビットコイン、イーサリアムなどの人気も知名度も高い仮想通貨は、日本でも手軽に買うことができるが、ドージコインはそれができない。そのため初心者には少し取り扱いにくい仮想通貨だといえる。
このデメリットも踏まえて、ドージコインの取引におすすめの取引所について後述していく。
ドージコインの取引におすすめの取引所とは?
ドージコインは先ほどデメリットでも挙げた通り、日本では購入することができない仮想通貨だ。そのためまずビットコインなどを購入してから、海外の取引所で購入する必要がある。おすすめの取引所と取引の仕方を紹介する。
日本国内で買える仮想通貨をコインチェックで購入
まずは日本の仮想通貨取引所に口座を開設する必要がある。日本国内には数多くの取引所があるが、その中でもスムーズな口座開設が可能なのがDMM bitcoinだ。「スマホでスピード本人確認」を利用して申し込めば、最短1時間で取引をスタートできる。
DMM bitcoinの口座が開設できたら、ビットコインなどの日本で買える仮想通貨を購入して、そこからドージコインを購入するという流れになる。
購入した仮想通貨でバイナンスにてドージコインを購入
DMM bitcoinでビットコインなどを購入したら、それを使って次は海外の取引所でドージコインを購入する。その際の海外取引所として有力な選択肢になるのが、バイナンスである。2017年に中国で生まれた新しい仮想通貨取引所であるバイナンスは、半年で登録者が600万人を超えるなど、世界で最も使われている取引所だ。
取扱通貨が多いのも特徴で、もちろんドージコインも取り扱われているので購入ができる。英語を使って取引をする必要があるが、世界中で最も使われている取引所ということもあり、わかりやすく解説された記事なども多く安心感がある。登録までにも日数がかからず、手軽にスタートできることも人気の秘訣だ。
これからも注目が集まる仮想通貨のドージコイン
この記事では、ドージコインについて詳しく解説してきた。もともとはビットコインのパロディとして作られた仮想通貨だが、コアなファンが多くコミュニティも強固なのが特徴だ。
比較的安定感があり、大きなリスクがないのが大きなメリットとなっているため、仮想通貨に大きな変動を求めない人はぜひチェックしてみてほしい。価格が小さいというのも特徴的な部分なので、寄付やチップで使いたいなど、自分の使い道に合っていると考えている人や気になっている人は検討してみてはいかがだろうか。
暗号資産取引所の口座開設方法
代表例として、コインチェックの口座開設方法を紹介する。
ステップ1:メールアドレスとパスワードを登録
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ステップ2:本人確認
本人確認を行う。
氏名や生年月日、国籍といった基本情報を入力する。
次に本人確認書類を提出する。運転免許証やマイナンバーカード、自身の顔写真を撮影してデータを送信する。
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ステップ3:審査が完了し、承認されると完了
ここまでが口座開設の3ステップ。承認されるとメールが届く。