
りそな銀行カードローンの審査は、決して甘いわけではありません。
そこで本記事では、りそな銀行カードローンの審査基準を徹底解説し、審査を通りやすくするための具体的な方法を紹介します。審査が不安な方も、ぜひ参考にしてください。
りそな銀行カードローンの審査は甘いわけではない!審査基準や申込条件を解説

りそな銀行カードローンの審査は、決して甘いわけではありません。ほかの金融機関と同様に、一定の審査基準が設けられているため、申込条件を満たしている人であれば審査に通る可能性は十分にあります。
ここでは、りそな銀行カードローンの審査基準と申込条件を詳しく解説します。
審査申込条件は満22歳以上66歳未満
りそな銀行カードローンの申込条件の一つに、年齢制限があります。具体的には、満22歳以上66歳未満に設定されており、他の銀行カードローンと比較すると、申込可能な年齢層がやや狭いことが特徴です。
銀行カードローン | 年齢条件 |
---|---|
三井住友銀行 カードローン |
満20歳~満69歳 |
三菱UFJ銀行 バンクイック |
満20歳~65歳未満 |
みずほ銀行 カードローン |
満20歳~満66歳 |
オリックス銀行 カードローン |
満20歳~満68歳 |
東京スター銀行 カードローン |
満20歳~満69歳 |
りそな銀行 カードローン |
満22歳~66歳未満 |
特に、22歳からという年齢制限を設けているのは、大手銀行の中ではりそな銀行のみです。
この年齢制限の背景には、りそな銀行が独自の審査基準を設けており、リスク管理を徹底していることが考えられます。
若年層への融資に慎重な姿勢を示している一方で、60歳代後半の方への貸し出しにも制限を設けることで、返済能力の見極めをより厳格に行っていると考えられます。
りそな銀行カードローンの審査は継続安定した収入があることが重要
りそな銀行カードローンの審査では、継続して安定した収入があるかどうかが重視されます。なぜなら、銀行は貸付金の返済能力を審査するうえで、安定した収入源を重要な要素と考えるからです。
安定した収入とは、毎月決まった金額の給与など、継続的に収入を得ている状態を指します。そのため、正社員や公務員だけでなく、アルバイトやパート、契約社員、派遣社員であっても、安定した収入があれば審査に通る可能性は十分にあります。
逆に、高収入であっても、収入が不安定な場合は審査に通るのが難しい場合もあります。
アルバイトやパートでも審査申込みできる
りそな銀行では継続的かつ安定した収入があれば、アルバイトやパートの方でも審査申込みが可能です。また働き始めたばかりの方でも申込みができるので、短期間しか働いてないから審査が通るか不安な方でも利用しやすいのがメリットです。
ただし、専業主婦の方や学生、無職の方は申込みができないので、他の金融機関を検討しましょう。
審査時間は原則1週間以内!場合によっては2週間以上かかる
りそな銀行カードローンの審査時間は原則1週間以内です。審査の状況によっては、2週間以上かかる場合があります。
りそな銀行カードローンは審査に時間がかかるため、もし急いで融資を受けたいという方は、他の金融機関を検討しましょう。
下表に、代表的な銀行カードローンの審査時間をまとめたので参考にしてください。
銀行カードローン | 審査時間 |
---|---|
三井住友銀行 カードローン |
最短当日 |
三菱UFJ銀行 バンクイック |
最短当日 |
みずほ銀行 カードローン |
最短当日 |
オリックス銀行 カードローン |
最短数日 |
東京スター銀行 カードローン |
約1週間~2週間 |
りそな銀行 カードローン |
原則1週間以内 |
借入額が50万円を超えるときは収入証明書を提出する
りそな銀行カードローンの申込み時には運転免許証やパスポートなどの本人確認書類の提出が必要です。本人確認書類は有効期限内で、申込者本人の名前、現住所、生年月日が記載されているものに限ります。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(※1)
- パスポート(※2)
- 各種健康保険証
- マイナンバーカード
- 在留カード(外国籍の方)
- 特別永住者証明書(外国籍の方)
※注釈
※2 2020年2月4日以降に申請したパスポートは不可
また、借入れ額が50万円を超える場合は、本人確認書類に加えて源泉徴収票や住民税決定通知書などの収入証明書が必要になります。
りそな銀行カードローンで50万円以上の借入れを考えている方は、事前に準備しておきましょう。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 課税証明書
- 確定申告書
りそな銀行カードローンの在籍確認の審査は勤務先に電話がかかってくる

りそな銀行カードローンは審査の際、在籍確認の電話が勤務先にかかってきます。そのため「会社の人にバレるか心配」と不安になる方も多いでしょう。
しかし実際は、下記のように連絡が来る場合がほとんどのため、バレる心配は少ないと言えます。
在籍確認の審査では銀行名ではなく担当者名で電話がかかってくる
りそな銀行カードローンの在籍確認では、申込者のプライバシー保護のため、銀行名を伏せた担当者名で電話連絡が行われます。これは、勤務先にカードローンの利用を知られたくないという申込者の負担を軽減するための配慮です。
具体的には、電話では「〇〇(担当者名)と申しますが、△△(申込者名)様はいらっしゃいますでしょうか」といった形で、銀行名は一切伝えられません。
そのため、自分ではない他の人が電話を取ったとしてもバレる心配は少ないため、安心して利用できるでしょう。
在籍確認の電話による審査は申込者が勤務しているかを確認するだけ
在籍確認の電話は基本的に、申込者が本当にその勤務先で働いているかどうかを確認するだけです。
たとえば、雇用形態は正社員か、契約社員か、パート・アルバイトかといった詳細な情報は尋ねられません。また、在籍確認の電話では、申込者の個人情報やカードローンの利用状況について話されることは一切ありません。
そのため申込者本人が出たらすぐに在籍確認の審査は終わります。また、申込者が外出している場合でも、同僚や受付の人が「〇〇は席を外しています」「〇〇は外出中です」と答えれば、在籍確認が完了します。これは、会社に実際に勤務している証拠となるからです。
このように、りそな銀行カードローンの在籍確認は、必要最低限の情報のみを確認する手続きとなっています。
りそな銀行カードローンの審査に落ちやすい人の特徴

りそな銀行カードローンの審査に落ちてしまう方には、いくつかの共通する特徴が見られます。過去の金融事故や現在の借入状況、収入の安定性など、審査で重視されるポイントは多岐にわたります。
ここからは、審査に落ちやすい人の特徴を具体的に解説し、審査通過のための対策についてもご紹介します。
安定した収入がない
りそな銀行カードローンの審査において、安定した収入がないことは非常に不利な要素となります。金融機関は、融資した資金が確実に返済されるかどうかを重視するためです。
安定した収入とは、毎月決まった日に一定額の収入がある状態を指します。たとえば、正社員や公務員のように、継続的な雇用が見込まれる場合は、安定した収入があると判断されやすいでしょう。一方で、フリーランスや自営業者などは、収入が月によって変動しやすいため、安定性に欠けると見なされる可能性があります。
また、収入の金額だけでなく、収入源の安定性も重要な要素です。同じ職場で長く勤務している、あるいは同じ事業を継続しているといった実績は、収入の安定性を示す材料となります。
転職や独立直後など、収入源が不安定な場合は、審査に影響を与える可能性があるでしょう。
過去に支払い延滞や金融トラブルがある
過去に支払い延滞や金融トラブルの経験がある人は、りそな銀行カードローンの審査で不利になる可能性が非常に高いです。金融機関は、申込者の信用情報を重視し、過去の取引履歴から返済能力や信用度を判断するためです。
具体的には、クレジットカードやローンの支払いを延滞したことがある、自己破産や債務整理の経験がある、といった情報は、信用情報機関に記録され、金融機関の間で共有されます。これらの情報は、申込者の返済能力に対する懸念材料となり、審査で不利に働く可能性が高くなります。
こうした信用情報はCICやJICCなどの機関で開示請求が可能です。もし過去の利用履歴や支払い状況に不安がある方は、一度確認してみましょう(下表)。
信用情報機関別の開示請求方法
信用情報機関 | 登録情報 | 開示請求の手段 | 手数料 |
---|---|---|---|
株式会社シー・アイ・シー(CIC) | クレジットカード会社、消費者金融、携帯電話などの情報 | ・Web ・郵送 |
Web:500円(税込) 郵送:1,500円(税込) |
株式会社 日本信用情報機構(JICC) | クレジットカード会社、消費者金融などの情報 | ・Web ・郵送 |
Web:1,000円(税込) 郵送:1,300円(税込) |
一般社団法人 全国銀行協会(KSC・JBA) | 銀行、労働金庫、信用金庫、JAなどの情報 | ・Web | 1,000円(税込) |
他社からの借入れ額が多い
他社からの借入れ額が多いことは、りそな銀行カードローンの審査において不利な要素となります。他社からの借入れ額が多いということは、それだけ毎月の返済負担が大きいことを意味します。
返済負担が大きいと、新たな借入れに対する返済能力が低いと判断され、審査で不利になる可能性が高まります。特に、複数の金融機関から借入れがある場合や、借入れ総額が年収に対して高い割合を占める場合は、注意が必要です。
また、借入れ件数が多いことも、審査に悪影響を与える可能性があります。多くの金融機関から借入れを行っているということは、資金繰りに苦労していると判断される可能性があるためです。
したがって、りそな銀行カードローンの審査を受ける際は、事前に他社からの借入れ状況を見直し、できる限り借入れ残高を減らしておくことが望ましいでしょう。
複数の金融機関に短期で申し込みしている
短期間に複数の金融機関に申し込む行為は、りそな銀行カードローンの審査において不利に働く可能性が高いです。
短期間に多数の申込履歴がある場合、金融機関は「資金繰りに困っている」「返済能力に不安がある」と判断する可能性があるためです。特に、申込件数が多いほど、その傾向は強まります。これは、申込者が切羽詰まった状況で融資を求めているのではないか、という疑念につながるためです。
金融機関からの借入れを検討する際は、事前に十分な情報収集を行い、本当に必要な金融機関に絞り込んでから申し込みましょう。
りそな銀行カードローンの審査に通るためのポイント

必ず審査に通るカードローンは存在しませんが、りそな銀行カードローンの審査に通りやすくする方法はあります。審査に通るか心配という方は、以下3つのポイントを理解して実施しましょう。
借入れ額は必要最低限にする
りそな銀行カードローンの審査に通るためには、借入額は必要最低限にすることが重要です。
なぜなら、借入額が多すぎると、銀行側は「この人は返済能力を超える借金をしているのでは?」と判断し、審査に落ちる可能性が高くなるからです。
自分の収入や返済能力に見合った借入額をしっかりと確認しましょう。そうすることで、銀行側に返済能力があると判断され、審査通過の可能性を高めることができます。
複数の金融機関に申し込まずに1社に絞る
りそな銀行カードローンの審査に通るためには、カードローンの申込み先を1社に絞ることが重要です。
短期間で複数の金融機関にカードローンを申し込むと、信用情報にその履歴が残り、審査に悪影響を与える可能性があります。これは、信用情報機関に、申込み情報が記録されるためです。
複数の申込みがあると、資金繰りに困っているように見えてしまい、銀行側が不安を感じてしまう可能性があります。そのため、りそな銀行カードローンに申し込む際は、他の金融機関への申込みは避け、1社に絞るようにしましょう。
審査申込時に虚偽の情報で申込みをしない
りそな銀行カードローンの審査では、必ず正確な情報を申告しましょう。
審査時に年収や勤務先などの情報を偽ると、審査の段階で発覚し、審査に落ちるだけでなく、今後の借入れができなくなる可能性があります。
これは、銀行側が信用情報を重視しており、虚偽の申告は重大な信用問題とみなされるためです。最悪の場合、詐欺罪や文書偽造の罪に問われる可能性もあるため、必ず正確な情報を申告してください。
りそな銀行カードローンの申込方法と審査の流れ

りそな銀行カードローンの申込方法は、口座をすでに持っている人とそうでない人で手順が異なります。審査の流れも異なるので、事前に確認しておきましょう。
【口座を持っている人】アプリで申し込む!
りそな銀行の口座をすでに持っている人は、アプリから下記の手順で申込みが可能です。
- りそな銀行アプリをインストール
- 申込みをし、本人確認書類や収入証明書を提出
- 審査開始
- 勤務先に在籍確認の電話が来る
- 審査を通過したら利用開始
口座を持っている人の場合、申込み後の仮審査のステップが免除されます。また契約が完了したら、手持ちのキャッシュカードですぐにカードローンを利用できるため便利です。
【口座を持っていない人】Webで申し込む!
りそな銀行の口座を持っていない人は、Webから下記の手順で申込みが可能です。
- 仮審査の申込み
- 仮審査通過後、本申込み
- 本人確認書類や収入証明書を提出
- 審査開始、勤務先に在籍確認の電話が来る
- 審査を通過したら利用開始
りそな銀行の口座を持っていない人の場合でも、店舗に行くことなくWebで簡単に申込みができます。ただし、本審査の前に仮審査があるためその分時間がかかる点は注意が必要です。
りそな銀行カードローンでお金を借りる【借入方法】

りそな銀行カードローンの借入方法には、ATMから現金を引き出す方法とオートチャージの2つがあります。どちらの借入れ方法が自分の用途や目的に合っているかを考えながら参考にしてみてください。具体的に説明していきます。
ATMから現金を引き出す方法
りそな銀行のカードローンは、りそな銀行のATMはもちろん、提携銀行のATM、コンビニATMが利用できます。りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西銀行、みなと銀行であれば平日8:45~18:00の時間帯は手数料が無料なのも魅力です。
借入可能な提携ATM | 手数料 |
---|---|
・りそな銀行 ・埼玉りそな銀行 ・関西みらい銀行 ・みなと銀行 |
なし (平日8:45~18:00のみ) |
・セブン銀行ATM ・ローソンATM ・コンビニATM イーネット |
あり (110円・220円) |
オートチャージで借入れする方法
りそな銀行カードローンでは、オートチャージ(自動融資)機能を使って借入ができます。
この機能は、公共料金の支払いやクレジットカードの引き落としなどで、うっかり口座への入金忘れがあっても、口座残高が不足した際に自動的に融資を受けられる便利なサービスです。
ただし、りそな銀行のカードローンでは、このオートチャージ機能が必ず付帯しており、外すことはできません。自動融資を避けたい場合は、設定した預金残高を下回るとアラートでお知らせする機能を利用しましょう。
オートチャージを繰り返すと、気づかないうちに借入額が増えてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
りそな銀行カードローンの返済方法

りそな銀行カードローンの返済方法には、毎月の自動引き落としと都度返済する方法の2つがあります。基本的には自動引き落としでの返済になりますが、追加で返済したい場合には都度返済しましょう。具体的に、これら2つの返済手順を説明します。
毎月自動引き落としで返済する方法
りそな銀行カードローンの返済は、基本的に毎月5日(※)に登録口座からの自動引き落としで行われます。これは、借入残高に応じた返済金額を自動的に引き落としてくれる便利な方法です。
ただし、引き落とし日に口座残高が不足していると返済ができず、延滞になってしまうため注意が必要です。毎月5日までに、返済金額を口座に入れておくようにしましょう。毎月の返済額は以下のとおりです。
借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
2,000円未満 | 借入残高全額 |
2,000円以上~10万円以下 | 2,000円 |
10万円以上~20万円以下 | 4,000円 |
20万円以上~30万円以下 | 6,000円 |
30万円以上~40万円以下 | 8,000円 |
40万円以上~50万円以下 | 10,000円 |
50万円以上~100万円以下 | 15,000円 |
100万円以上~150万円以下 | 20,000円 |
150万円以上~200万円以下 | 25,000円 |
200万円以上~250万円以下 | 30,000円 |
250万円以上~300万円以下 | 35,000円 |
300万円以上~350万円以下 | 40,000円 |
350万円以上~400万円以下 | 50,000円 |
400万円以上~500万円以下 | 60,000円 |
500万円以上~600万円以下 | 70,000円 |
600万円以上~700万円以下 | 80,000円 |
700万円以上~800万円以下 | 90,000円 |
※注釈
都度返済する方法
りそな銀行カードローンでは、毎月の自動引き落としに加え、都合に合わせて都度返済も可能です。都度返済は、アプリやATM、インターネットバンキング(マイゲート)を通じて行えます。
臨時収入があった時や、早めに返済したい場合には、都度返済を利用することで、利息を抑えることができます。ただし、都度返済を行った場合でも、毎月の自動引き落としは通常通り行われるため注意が必要です。
また、ATMを利用した都度返済では、手数料が発生する場合がある点も留意しておきましょう。
りそな銀行カードローンは金利が低い!特徴やメリットを解説

りそな銀行は上限金利が他の銀行と比較して低いのがメリットです。またWebから簡単に申込みができる点も魅力です。以下では、りそな銀行カードローンを利用するメリットや特徴を解説します。
金利(実質年率) | 年2.14%~13.65% |
---|---|
審査時間 | 1週間以内 |
融資時間 | 口座を持っていれば審査完了後すぐ |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
電話による在籍確認 | あり |
口座開設 | 必要 |
月々の返済額 | 2,000円~ |
コンビニ対応 | りそなグループATM、コンビニATMのイーネット、ローソンATM、セブン銀行ATMなど |
上限金利は年13.65%と業界内でも低水準
りそな銀行カードローンは他の大手銀行や大手消費者金融と比較して、上限金利が13.65%と低いのが魅力です。そのため、まとまったお金を借りたい人や、長期にわたっての返済を考えている人におすすめです。
また月々の返済額は2,000円~と無理なく返済しやすいのもメリットです。
カードローン | 金利(実質年率) |
---|---|
りそな銀行カードローン | 年2.14%~13.65% |
三菱UFJ銀行バンクイック | 年1.4~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 年2.0~14.0% |
プロミス | 年4.5%~17.8% |
アイフル | 年3.0%~18.0% |
アコム | 年3.0%~18.0% |
Web申込みなら審査から契約手続きまで完了する
りそな銀行カードローンのもう一つの特徴は、Web申込みを利用すれば、審査から契約までの手続きを全てオンラインで完結できる点です。
これにより、来店する手間や時間がない方でも、手軽にカードローンの申込みが可能となります。特に、スマホでの手続きに対応しているため、場所を選ばずに申込みを進められるのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、りそな銀行の口座をすでに持っている場合は、アプリからさらにスムーズに申込みができます。通常、カードローンの申込みには仮審査が必要ですが、口座保有者はこのステップを省略できます。これにより、より迅速にカードローンの利用を開始できるため、急ぎで資金が必要な場合には特に便利です。
所有のキャッシュカードで借入れ可能!
りそな銀行カードローンの特徴は、手持ちのキャッシュカードで借入れできる点と、特定の条件を満たすと金利が優遇される点です。
通常、カードローンを利用する際には専用のローンカードが必要となることが多いですが、りそな銀行カードローンでは、すでに持っているキャッシュカードをそのまま利用できるため、財布にカードが増える心配がありません。
日々の生活でキャッシュカードを使うのと同じように、ATMから手軽に借入れができるのは、利用者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
住宅ローン利用者は年0.5%の金利引き下げ優遇
りそな銀行カードローンの利用を検討している住宅ローン利用者は、年0.5%の金利引き下げという大きなメリットを享受できます。
この金利優遇は、既に住宅ローンをりそな銀行で契約している顧客に対して提供される特別な特典です。通常適用されるカードローンの金利から年0.5%が差し引かれるため、借入金額によっては、かなりの返済額を抑えることが可能となります。
特に、高額な借入れを検討している場合や、長期間の利用を考えている場合には、この金利優遇が活かされます。
りそな銀行カードローンのデメリット

りそな銀行カードローンは、多くのメリットがある一方で、利用を検討するうえで注意すべきデメリットも存在します。これらのデメリットを事前に把握しておくことで、自身の財政的な状況やニーズに合った賢明な判断が可能となります。
ここでは、りそな銀行カードローンの利用を検討している人が注意すべき主なデメリットについて解説します。
即日融資に対応していない
りそな銀行カードローンは、即日融資に対応していない点は注意が必要です。急な出費でお金が必要になった場合でも、すぐに借り入れすることはできません。
審査には原則1週間程度かかり、場合によっては2週間以上かかることもあるため、時間に余裕を持って申込みを行う必要があります。
迅速な融資を希望する場合は、他の金融機関のカードローンを検討する必要があるでしょう。下表に、即日融資に対応している大手消費者金融カードローンをまとめたので、参考にしてください。
即日融資が受けられる大手消費者金融カードローン
審査時間 | 融資時間 | |
---|---|---|
プロミス | 最短3分(※1) | 最短3分(※1) |
アイフル | 最短18分(※1) | Web申込みなら18分 |
アコム | 最短20分(※1) | 最短20分(※1) |
レイク | 最短15秒 | Webで最短25分 融資も可能(※2) |
SMBC モビット |
最短15分 | 最短15分(※3) |
※注釈
※2:21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。
※3:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
電話による在籍確認があるため勤務先に知られる可能性がある
りそな銀行カードローンの申込みを行う際、勤務先への電話による在籍確認が行われる点は、申込者にとって懸念材料となり得ます。
これは、申込者が申告した勤務先に実際に在籍しているかを確認するためのもので、金融機関の審査プロセスの一環です。電話は、銀行名を伏せて個人名でかけられるため、周囲にカードローンの利用を知られるリスクは比較的低いと言えます。
しかしながら、勤務先に電話がかかってくること自体に抵抗を感じる人もいるかもしれません。銀行カードローンの場合、一般的に電話による在籍確認が行われることが多いですが、どうしても勤務先への連絡を避けたい場合は、在籍確認を行わない大手消費者金融の利用も検討してみるとよいでしょう。
下表に、原則電話による在籍確認を行わない大手消費者金融カードローンをまとめたので、参考にしてください。
- プロミス
- アイフル
- アコム
- レイク
- SMBCモビット
りそな銀行カードローンの審査に関するよくある質問
りそな銀行カードローンの審査に関して、多くの方が疑問や不安をお持ちのことと思います。ここでは、審査時間、審査結果、土日の審査の有無など、よくある質問とその回答をまとめました。
審査をスムーズに進めて安心してカードローンを利用するための一歩として、参考にしてください。