三井住友カード プラチナプリファードのメリットは、ポイントを貯めやすく、使い道が豊富な点が挙げられます。高還元率と豊富なポイントプログラムにより、日々の買い物でポイントを効率的に貯められます。また、貯まったポイントはショッピングやギフト券、旅行など、さまざまな目的に利用できます。
さらに、継続特典によって、年間100万円の利用で1万ポイント、200万円で2万ポイント、300万円で3万ポイント、400万円以上の利用で4万ポイントがもらえるので、実質還元率は2.0%に上昇します。
たとえば、月に1万円分の日用品をプリファードで購入する場合、通常は還元率1.0%なので100ポイントしか貯まりませんが、プリファードストアなら最大1,500ポイントを受け取れます。これは、年間に換算すると16,800ポイントもの差になります。
出典:
プリファードストア(特約店)一覧
※注釈
※1 5万円以上の利用(5万円未満は+6%加算)
※2 タッチ決済のみ
※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
クレカ積立のポイント付与率が最大3.0%と業界で最も高い
三井住友カード プラチナプリファードを使ってSBI証券でクレカ積立すると、最大3.0%の付与が受けられることも大きなメリットです。
クレカ積立とは、投信積立の代金をクレジットカードで決済するサービスですが、付与率最大3.0%は、主要なネット証券4社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券)の中で最も高い水準です(下表)。
主要ネット証券、クレカ積立のポイント付与率比較
|
三井住友カード プラチナプリファード |
楽天プレミアムカード |
au PAYゴールドカード |
マネックスカード |
証券会社 |
SBI証券 |
楽天証券 |
auカブコム証券 |
マネックス証券 |
クレカ積立のポイント付与率 |
最大3.0%(※1) |
1.0% |
1.0%(※2) |
最大1.1%(※3) |
公式サイト |
|
|
|
|
※注釈
※1.2024年11月買付分以降は1.0%、2.0%、3.0%のいずれか<br>
特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
※2.「auマネ活プラン」に加入すると1.5%、NISA口座の保有者は2.0%(当初12ヵ月間は3.0%)
※3.積立額5万円以下は1.1%、5万円超~7万円以下は0.6%、7万円超は0.2%
さらに、三井住友カード プラチナプリファードは、SBI証券のクレカ積立に利用できるカードでポイント付与率が最高です(下表)。
SBI証券のクレカ積立に利用できる各カードの付与ポイント比較
|
三井住友カード プラチナプリファード |
三井住友カード プラチナ |
三井住友カード ゴールド(NL) |
三井住友カード(NL) |
ポイント付与率 |
最大3.0%(※1) |
最大2.0%(※2) |
最大1.0%(※3) |
最大0.5%(※4) |
年間ポイント(積立額:月5万円) |
30,000ポイント |
12,000ポイント |
6,000ポイント |
3,000ポイント |
年会費 |
33,000円 |
55,000円 |
5,500円(※5) |
無料 |
公式サイト |
|
|
|
|
※1.2024年11月買付分以降は1.0%、2.0%、3.0%のいずれか
※2.2024年11月買付分以降は1.0%または2.0%
※3.2024年11月買付分以降は0%、0.75%、1.0%のいずれか(入会初年度は一律1.0%)
※4.2024年11月買付分以降は0%または0.5%(入会初年度は一律0.5%)
※5.年間100万円以上の利用で翌年以降は永年で無料
※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
たとえば、毎月5万円のクレカ積立を行った場合、年間で30,000ポイントを獲得できます。これは三井住友カード ゴールド(NL)の5倍、三井住友カード プラチナの2.5倍に相当します。
クレカ積立の上限額は、2024年5月買付分から月5万円から月10万円にアップするので、これにより、より多くのポイントを獲得できます。
クレカ積立のポイント付与率が最大1.0~3.0%に大幅ダウンする
三井住友カード プラチナプリファードのクレカ積立によるポイント付与率は、2024年11月買付分から大幅ダウンします。具体的には、年間利用額に応じて最大1.0%~3.0%に改定されます(下表)。
クレカ積立のポイント付与率
- 年間利用額500万円以上:最大3.0%
- 年間利用額300万円以上:最大2.0%
- 年間利用額300万円未満:最大1.0%
2024年10月買付分までは付与率最大5.0%が維持されましたが、変更後は年間利用額500万円以上という厳しい条件を満たさなければ、最大3.0%の還元を受けられません。年間利用額にはクレカ積立の金額は含まれないので、多くのユーザーにとって現実的な条件とは言えないでしょう。
改定後は他社のクレカ積立サービスと比較しても大きな差がなくなるので、自分に合ったカードを選んでお得に積立投資を行いましょう。
外貨ショッピングでポイント還元率3.0%になる
三井住友カード プラチナプリファードのもう一つの魅力は、海外で外貨ショッピングすると、ポイント還元率が3.0%に上昇する点です。通常のポイント還元率1.0%にプラスして2.0%のポイントが加算されるため、海外旅行で使うとお得にポイントを貯められます。
さらに、海外決済手数料が実質無料になることも利点です。通常、クレジットカードを海外で利用すると、別途、海外決済手数料(三井住友カードの場合は2.2%)がかかります。しかし、三井住友カード プラチナプリファードは、ショッピング利用特典で3.0%のポイントが付与されるため、手数料を差し引いても0.8%のポイント還元率となり、実質手数料無料でお得に買い物できます。
三井住友カード プラチナプリファードは、海外旅行でポイントを効率的に貯めたい人にとって非常に魅力的なカードです。海外旅行に頻繁に行く人は検討してみてはいかがでしょうか。
貯まったポイントをクレカ支払いにそのまま充てられる
三井住友カード プラチナプリファードのもう一つの魅力は、貯まったポイントをカード利用代金にそのまま充当できる点です。これにより、ポイントを無駄なく活用できます。
多くのクレジットカードでは、ポイントをカード利用代金に充当すると、ポイントの価値が下がってしまうことがあります。たとえば、JCBカードの場合、貯まったOkiDokiポイントは最大で1ポイント=5円相当で利用できますが、カード利用代金に充てると、1ポイント=3円にレートが低下します。
一方、三井住友カード プラチナプリファードでは、貯まったVポイントを1ポイント=1円でカード利用代金に充当できます。つまり、ポイントの価値が一切下落することなく、有効活用できます。
ポイントの価値を最大限に活かして、お得に使いたい人は三井住友カード プラチナプリファードを検討しましょう。
他社ポイント、マイレージ、ギフト券などポイントの交換先が豊富で使いやすい
三井住友カード プラチナプリファードは、ポイントの交換先が豊富で使いやすい点もメリットです。現金チャージや振込手数料割引、マイレージ、他社ポイント、電子マネー、ギフトカードなど、様々な商品やサービスに交換できます。
現金チャージや振込手数料などについては、三井住友グループのプリペイドカードへのチャージや三井住友銀行振込手数料割引のほか、SBI証券での投資など、お金に関する様々な用途に利用できます。レートはいずれも1ポイント=1円です(下表)。
主な使い道と交換レート
使い道 |
交換レート |
「Vポイント」アプリやプリペイドカードへのチャージ |
1ポイント=1円 |
カード利用代金への充当 |
1ポイント=1円 |
三井住友銀行の振込手数料の割引 |
1ポイント=1円 |
投資信託の購入(SBI証券) |
1ポイント=1円 |
また、マイレージへの交換も可能です。レートは交換先によって異なるので確認しましょう(下表)。
主なマイレージと交換レート
マイレージ |
交換レート(Vポイント=交換先) |
ANAマイレージ |
1ポイント=0.5マイル |
フライングブルーマイレージ |
1ポイント=0.5マイル |
ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブクラブAvois |
1ポイント=0.5Avois |
AIRDOポイント |
1ポイント=0.05ポイント |
ソラシド スマイルクラブ |
1ポイント=2マイル※ |
出典:
Vポイント ポイント交換
※Vポイントからソラシドエアマイルへの交換をするためには、ソラシドエアカードへのご入会が必要です。
さらに、他社ポイント、電子マネー、ギフトカードへの交換も可能です。交換レートは下表のようになっています。1ポイント=1円を下回るケースがあるため注意しましょう。
主な交換先と交換レート
交換先 |
交換レート(Vポイント=交換先) |
楽天ポイント |
1ポイント=0.8ポイント |
dポイント |
1ポイント=0.8ポイント |
Pontaポイント |
1ポイント=0.8ポイント |
nanacoポイント |
1ポイント=0.8ポイント |
楽天Edy |
1ポイント=0.8円 |
スターバックスカード |
1ポイント=0.8円 |
タリーズカード |
1ポイント=0.8円 |
このように、三井住友カード プラチナプリファードは、ポイントの使い勝手が非常に優れているクレジットカードなので、自分のライフスタイルに合わせて賢くポイントを活用しましょう。
自分の用途に合わせて7つの付帯保険から選べる
三井住友カード プラチナプリファードは、付帯保険を7つのプランから選べる点が大きなメリットです。旅行保険はもちろん、日常生活で役立つ各種保険も用意されており、自身のライフスタイルに合わせた最適な補償を選べます。
7つの無料保険は下表のとおりです。
選べる無料保険の詳細
プラン |
保険金額 |
旅行安心プラン |
海外:最高5,000万円、国内:最高5,000万円 |
スマホ安心プラン |
最高5万円(免責1万円) |
弁護士安心プラン |
最高20万円 |
ゴルフ安心プラン |
最高5,000万円 |
日常生活安心プラン |
最高100万円 |
ケガ安心プラン |
入院日額:3,000円(限度日数:60日) |
持ち物安心プラン |
最高10万円 |
出典:
カード別保険金額一覧
※入会時は旅行安心プランが付帯
※別途お買物安心保険(年間最高500万円)が付帯
多くのクレジットカードでは、旅行保険が唯一の付帯保険として付帯されています。しかし、旅行に行く機会が少ない人にとっては、旅行保険は不要な場合もあります。三井住友カード プラチナプリファードなら、ライフスタイルに合わせて最適な保険を選ぶことで、無駄なくカードの付帯サービスを活用できます。
年会費が無料で家族カード利用もできる
プラチナプリファードでは、家族カードを発行できるだけではなく、同ランクのプラチナプリファードカードを発行できるのが大きな魅力です。家族カード利用分も、基本ポイント還元率1%の対象となるため、効率的にポイントを貯められます。
さらに、プラチナカードの場合、家族カードの発行数に上限が設けられていることが多いです。しかし、プラチナプリファードでは、家族カードの発行数の上限が明記されていません。
ただし、基本的には家族の人数に基づいて発行されます。また、三井住友カードの判断により、発行枚数が制限される場合もあるため、発行枚数が多くなる場合は事前に確認することをおすすめします。
三井住友銀行の「Olive」を利用すると口座とクレカの明細をまとめて管理できる
三井住友銀行が提供する「Oliveアカウント」では、口座やクレジットカード、デビットカードの明細を一括管理できます。Oliveサービスに申し込むことで、口座特典やその他の魅力的なサービスを受けられるほか、Vポイントが貯まるプログラムにも参加できます。
効率よくポイントを貯めたい方におすすめのサービスです。
三井住友カード プラチナプリファードのデメリット3つ
三井住友カード プラチナプリファードのデメリットは、プラチナカードらしい特典が不足している点です。具体的には、プライオリティ・パスとコンシェルジュサービスの2つの特典が付帯していないことが挙げられます。
国内34の空港ラウンジを使えるがプライオリティ・パスを付帯していない
三井住友カード プラチナプリファードのデメリットは、プライオリティ・パスが付帯していない点です。
プライオリティ・パスは、世界1,500ヵ所以上の空港ラウンジを無料または一定の価格で利用できる特典です。多くのプラチナカードでは、入会費無料で付帯していますが、三井住友カード プラチナプリファードにはこの特典がありません。
三井住友カード プラチナプリファードで利用できる空港ラウンジは、成田国際空港、羽田空港をはじめとした国内34ヵ所の空港と、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のみです。
利用可能な空港ラウンジの例
成田国際空港/羽田空港/那覇空港/伊丹空港/関西国際空港/神戸空港/新千歳空港/青森空港/新潟空港/岡山空港/徳島空港/福岡空港/ダニエル・K・イノウエ国際空港 など(公式サイト)
海外旅行で頻繁に空港ラウンジを利用する人にとって、三井住友カード プラチナプリファードの国内・ハワイ限定の空港ラウンジサービスは不便を感じるかもしれません。
たとえば、三井住友カード プラチナやJCBプラチナなどのプラチナカードであれば、プライオリティ・パスが付帯しており、世界中の空港ラウンジを快適に利用できます。
そのため、海外旅行で空港ラウンジを頻繁に利用する人は、プライオリティ・パスが付帯するプラチナカードを検討するのも良いでしょう。
コンシェルジュサービスを付帯していない
三井住友カード プラチナプリファードのもう一つのデメリットは、プラチナカードの定番サービスであるコンシェルジュサービスが付帯していない点です。
コンシェルジュサービスは、旅行の手配やレストランの予約など、さまざまな要望に応えてくれる利便性の高い特典です。三井住友カード プラチナやJCBプラチナなどのプラチナカードには付帯していますが、三井住友カード プラチナプリファードで利用できないのは大きなデメリットと言えるでしょう。
代わりに、海外旅行をサポートする「VJデスク」やVisaが提供する「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)」を利用できます(下表)。
サポートサービス例
特典 |
特典内容 |
VJデスク |
現地の観光情報のご提供からレストラン・チケットのご予約、カードやパスポートの紛失・盗難時のサポート |
Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC) |
パッケージ旅行、航空券、ホテル等ご旅行に関するサポートのほか、レストランやレンタカーの予約案内、ゴルフ場の予約案内等のサポート |
しかし、これらのサービスは、プラチナカード専用のコンシェルジュサービスと比べると、機能や対応範囲が限定されます。
コンシェルジュサービスを頻繁に利用する人にとっては、三井住友カード プラチナプリファードは魅力的なカードとは言えません。
国際ブランドはVisaのみ
三井住友カード プラチナプリファードでは、国際ブランドがVisaに限定されています。一方で、他の三井住友カード(NL)や三井住友カード ゴールド(NL)、三井住友カード プラチナでは、VisaとMastercardのいずれかを選ぶことが可能です。
すでにMastercardなど別の国際ブランドを持っている場合は、プラチナプリファードを持つことで、利用可能な店舗やエリアがさらに広がるメリットがあります。
しかし、すでにVisaブランドのカードを所有している方は、異なる国際ブランドのカードを検討した方が良いでしょう。
三井住友カード プラチナプリファードとプラチナ・ゴールドとの違い
年会費
プラチナプリファードの年会費は33,000円(税込)で、プラチナカードの年会費は55,000円(税込)です。
一方で、ゴールドカードの年会費は5,500円(税込)です。また、年間100万円の利用で、翌年以降の年会費が永年無料になります。
ゴールドカードと比較すると、プラチナプリファードの年会費は高く思えますが、毎年、年間100万円以上の利用ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)がプレゼントされます。年会費を上回るほどのポイントがもらえるため、クレジットカードを利用する機会が多い方は、プラチナリファードの方がお得です。
加入条件
プラチナカード、プラチナリファード、ゴールドカードの加入条件は以下の通りです。
カードの種類 |
加入条件 |
三井住友カード プラチナ |
原則、満30歳以上で、本人に安定継続収入のある方 |
三井住友カード プラチナプリファード |
原則、満20歳以上で、本人に安定継続収入のある方 |
三井住友カード ゴールド(NL含む) |
原則、満30歳以上で、本人に安定継続収入のある方(ゴールド独自の審査基準により発行される) |
詳しい審査基準などは公式サイトには記載されていませんでした。申し込み条件は、定められている年齢を超えており、本人に継続的な収入があるかどうかのみでした。
注意しておきたいのが、プラチナリファードとプラチ・ゴールドで年齢制限が異なることです。プラチナリファードは満20歳以上であれば申し込みできるのが、大きな違いです。
利用枠
プラチナカード、プラチナリファード、ゴールドカードの上限枠は以下の通りです。
カードの種類 |
カード上限枠(原則) |
三井住友カード プラチナ |
1,000万円 |
三井住友カード プラチナプリファード |
1,000万円 |
三井住友カード ゴールド(NL含む) |
300万円 |
プラチナカードとプラチナプリファードの原則的な利用枠は変わりません。
三井住友カード プラチナプリファードの審査に通るための年収は?
三井住友カード プラチナプリファードの申込資格は、原則として満20歳以上で、かつ本人に安定継続収入のある人です。収入のない人は審査に通過できないと考えられます。
審査に通過できる年収の目安は450万円~672万円と予想できます。これは法令上の規制から逆算した値です。
クレジットカードの上限枠は利用者がクレジット代金として1年間に支払える「支払可能見込額」の90%と法令で決められています。
支払可能見込額は以下の式で計算されます。
クレジットカードの法令上の限度額
- 支払可能見込額×0.9
- ※支払可能見込額=年収-生活維持費-クレジット債務
この式から、クレジットカードの審査に通過するために必要な年収は、少なくとも「法令上の限度額×0.9+生活維持費+クレジット債務」であることがわかります。
三井住友カード プラチナプリファードの利用可能枠は最大500万円です。各カード会社は、上限の範囲内で利用者ごとに利用可能枠を設定しますが、仮に、利用可能枠が300万円~500万円だった場合、「法令上の限度額×0.9+生活維持費+クレジット債務」に、該当数値(東京23区に居住・単身・家賃ありの生活維持費=116万円、クレジット債務なしの場合)を当てはめると、少なくとも年収450万円~672万円が必要となります。
生活維持費は法令により、世帯の人数や住居の状況、居住地などで機械的に定められます。たとえば、東京23区に居住し、単身かつ家賃を支払っている人の生活維持費は116万円です。
支払可能見込額における生活維持費 |
条件 |
1人世帯 |
2人世帯 |
3人世帯 |
4人以上世帯 |
持ち家かつ住宅ローンありor家賃の負担あり |
116万円 |
177万円 |
209万円 |
240万円 |
持ち家かつ住宅ローンなしor家賃の負担なし |
90万円 |
136万円 |
169万円 |
200万円 |
クレジット債務は、向こう1年間のクレジット代金の年間支払予定額です。1社だけでなく他社も含めた金額がクレジット債務となります。カード会社は信用情報機関に照会しクレジット債務を調査します。
生活維持費を116万円(東京23区、単身、家賃あり)、クレジット債務をゼロとした場合、法令上の限度額を満たすために必要な年収は以下の通りです。
法令上の限度額ごとの必要な年収 |
法令上の限度額 |
必要な年収 |
100万円 |
228万円 |
200万円 |
339万円 |
300万円 |
450万円 |
400万円 |
561万円 |
500万円 |
672万円 |
※生活維持費116万円(東京23区、単身、家賃あり)、クレジット債務なし
上記の年収は法令上の規制を満たす金額を示しています。三井住友カード プラチナプリファードには独自の審査基準が設けられています。上記の年収を得ていても、必ず審査に通過できるわけではありません。
ここで示した年収は、あくまで目安として考えましょう。
三井住友カード プラチナプリファードの良い評判
高還元率が魅力の三井住友カード プラチナプリファードですが、実際の利用者からはどのようなコメントが挙げられているのでしょうか?良い評判についていくつか紹介します。
男性/30代
評価/★★★★
従来のプラチナカードの特典は、コロナ禍でライフスタイルが変わる中でズレてきていると思っています。キャッシュレスの比率が高くなっているので、ラグジュアリーさよりも、決済の場面でのお得さや安心感を重視したいのでよいです。
女性/50代
評価/★★★★★
高額決済が可能で1%還元以上を維持しつつも、ボーナスポイントによって年会費が実質無料相当になるカードは珍しい。
男性/50代
評価/★★★★
通常1%還元から特約店では最大10%の還元ということで、日常使いでよいと思っている。オンラインショッピングもポイントUPモールを経由するなど、少しの手間で還元率はよりよくなってお得。
女性/30代
評価/★★★★★
毎月ホテルダイニングを利用すると、毎回3000円引きになる。それだけで年会費をカバーできてしまう。そしてポイントも貯まりやすいので、よいカードだなと実感しています。
このように、やはり圧倒的なポイント還元率の高さを魅力と感じている人が多いようです。ひと手間加えるだけで、さらなる高還元率を期待できるという点もうれしいところです。
三井住友カード プラチナプリファードの悪い評判
良い評判がある一方、悪い評判も見られます。ここでは三井住友カード プラチナプリファードの悪い評判をいくつか紹介します。
女性/50代
評価/★★★★★
国内だと最低でも200万、できれば300万円以上の決済がないと、還元率が並み(のクレジットカード)レベルになってしまう。還元率UPのお店を賢く使えばいいのかな。
男性/40代
評価/★★★★
ポイントに特化させたカードであるということは理解できた。しかし3万3000円もの大金を払ってまで、保有する必要性を見いだせないので、今回の三井住友からのご案内の件については見送る決断をしました。
女性/20代
評価/★★★★★
初年度ボーナスが無い2年目以降はそこまで高い還元率にならないので、ちょっと残念。
男性/30代
評価/★★★★
年会費払うには、ちょっと(特典が)中途半端な気がする。付帯サービスがパッとしない。
国内利用でのポイント還元率が劣る点や付帯サービスが少ない点などに不満を感じる人が多いようです。しかしポイント還元率においては、利用方法の工夫によってカバーできるので、入会前に特約店を確認しておくとよいかもしれません。
三井住友カード プラチナプリファードを作る際のよくあるお問い合わせ
ここでは三井住友カード プラチナプリファードを作る際によくある質問をQ&Aにしましたので、参考にしてみてください。
- 三井住友カード プラチナプリファードの締め日と支払日はいつですか?
- 15日締め翌月10日払い、または月末締め翌月26日払いの2通りから選択できます。また、一度設定したお支払日を変更することも可能です。
ただし、ご利用の金融期間によっては支払い日を26日に設定することができませんのでご注意ください。
>>三井住友カード プラチナプリファードの基本情報を見る
- 三井住友カード プラチナプリファードは何歳から申し込みができますか?
- 満20歳以上かつご本人に安定継続収入のある方が対象となっています。
ただし、家族カードの場合は高校生を除く18歳以上のお子さまも申し込みできます。
- 三井住友カード プラチナプリファードはどんなユーザーにおすすめですか?
- 三井住友カード プラチナプリファードは高還元率が特徴で、普段の買い物で効率よくポイントを貯めたい方におすすめです。
また、海外での利用は実質4%の還元率で、旅行傷害保険も最大5000万円となっているため海外旅行に行かれる方にも向いています。
>>三井住友カード プラチナプリファードのメリットを見る
専門家コメント及び記事の監修
新井智美
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師を行う傍ら、これまでに1,000件以上の執筆・監修業務を手掛けている。 公式サイト:
https://marron-financial.com/
新井智美の関連記事一覧