コンシェルジュ付帯のクレジットカードおすすめ11選｜使いこなす方法も解説

NET MONEY編集部作成

クレジットカードに付帯するコンシェルジュサービスは、記念日や接待で使えるレストランの手配、出張時の飛行機の手配など、日常からビジネスシーンまでさまざまな場面でサポートしてくれるサービスです。

本記事では、まずコンシェルジュサービスについて改めて詳しく説明します。さらに、おすすめのコンシェルジュ付帯クレジットカードを11枚紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コンシェルジュとは？

クレジットカードに付帯しているコンシェルジュとは、カード会員のさまざまな要望に応えてくれるサービスです。利用料金はカードの年会費に含まれているため、基本的に無料で使えます。

コンシェルジュは基本的にプラチナランク以上のカードに付帯するサービスです。そのため年会費が高い傾向にあります。とはいえ、UCプラチナカードは年会費1万円台でコンシェルジュを割安な費用で使えます。

相談は基本的に電話もしくはメールでできます。カードによっては、LINEでも相談できる場合があります。基本的に24時間365日対応してくれます。

まるで秘書のように幅広いサポートをしてくれます。

たとえば、接待や大切な人との記念日などのレストラン選びをコンシェルジュに頼めば、その日のテーマに合ったお店を見つけて予約までしてくれます。

とくに予約困難なお店の予約や人気商品の手配など、コンシェルジュでないとできない場合があります。

ただし、カードによっては対応できないサービスもあります。

コンシェルジュサービスが付帯するクレジットカード11選

コンシェルジュサービスが付帯するおすすめのクレジットカードを11枚紹介します。

比較表

カード名	JCBプラチナ	ラグジュアリーカード（チタン）	アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード	セゾンプラチナ アメリカン・エキスプレス・カード	ダイナースクラブ プレミアムカード	TRUST CLUB ワールドエリートカード	UCプラチナカード	三井住友カード プラチナプリファード	Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード	エポスプラチナカード	三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費	2万7,500円（税込）	5万5,000円（税込）	16万5,000円（税込）	2万2,000円（税込）	14万3,000円（税込）	14万3,000円（税込）	1万6,500円（税込）	3万3,000円（税込）	3万3,000円（税込）	3万円（税込） ※エポスカードからの招待で2万円（税込）、年間100万円以上の利用で翌年以降2万円（税込）	2万2,000円（税込）
貯まる ポイント/ マイル	Oki Dokiポイント	ラグジュアリー・リワード・ポイント	メンバーシップ・リワード	永久不滅ポイント	ダイナースクラブ リワードポイント	TRUST CLUB リワードポイント	UCポイント	Vポイント	Vポイント	エポスポイント	グローバルポイント
ポイント 還元率	0.5%	1.0%～3.6%	1.0%～10.0%	0.75%～1.0%	1.0%～5.0%	1.0%～1.16%	1.0%～1.75%	1.0%～16.0%	1.0%～20.0%	0.5%～4.7%	0.5%～15.0%
海外旅行 保険	最大1億円	最大1.2億円	最大1億円	最大1億円	最大1億円	最大1億円	最大1億円	最大5,000万円	最大5,000万円	最大1億円	最大1億円
国内旅行 保険	最大1億円	最大1.2億円	最大1億円	最大5,000万円	最大1億円	最大1億円	最大5,000万円	最大5,000万円	最大5,000万円	最大1億円	最大5,000万円
そのほか 保険	ショッピング、航空機遅延保険、スマホ保険	ショッピング、不正利用時の補償、海外緊急医療アシスタンスサービス、交通事故傷害保険（賠償責任保険付き）	ショッピング、スマホ保険、損害保険、海外旅行時の航空機遅延保険、キャンセル保険、リターン・プロテクション	ショッピング	ショッピング	ショッピング保険、キャンセル保険、ゴルファー保険	ショッピング、スマホ保険	ショッピング ※旅行保険を選べる無料保険に切替可能	ショッピング ※旅行保険を選べる無料保険に切替可能	-	ショッピング、航空機遅延保険、犯罪被害傷害保険
申込条件	20歳以上で本人に安定継続収入がある ※学生不可	満20歳以上（学生を除く）	非公開	安定した収入があり、社会的信用を有する連絡可能な人（学生・未成年を除く）	非公開	非公開	安定した収入があり、社会的信用を有する連絡可能な人（学生・未成年を除く）	原則として、満20歳以上で本人に安定継続収入がある	日本国内在住で満20歳以上。	20歳以上 ※すでにエポスカードを持っている場合、18歳以上なら申込み可能 ※学生は除く	満20歳以上（学生除く）
ラウンジ	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯
ホテル優待	ザ・ペニンシュラロンドン、ザ・カハラ・ホテル＆リゾートなど国内外の有名ホテルで特典付きで泊まれる	インターコンチネンタルホテル&リゾーツ、ザ・リッツカールトン、グランドハイアット などで1滞在あたり平均総額約70,000円相当（500ドル相当）の特典を受けられる	マリオットボンヴォイ、ヒルトン、ザ・リッツカールトン ニセコ などで無料ペア宿泊券や上位ステータス付与などがあある	Tablet Plus加盟ホテルや星野リゾートブランドのホテルでVIPアップグレードや優待価格で利用できる	ヒルトン東京お台場、ザ・ペニンシュラホテルズなど厳選された国内外のホテルで割引や特典がある	ザ・カハラ・ホテル＆リゾートやニセコ地域での宿泊施設などで優待	-	Hotels.comとExpediaで会員限定の優待割引サービスが受けられる	Hotels.comとExpediaで会員限定の優待割引サービスが受けられる	-	三井ガーデンホテル プラナ東京ベイ、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルなどで宿泊最大90.0％オフなどの優待
レストラン 優待	星福、鉄板焼いちか など対象レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分無料	会員制レストランへの招待や対象レストランを予約すると⽚道無料でハイヤー送迎 など	・予約困難や数々の賞を受賞したレストランを優先案内 ・20ヶ国・1,400店以上での利用代金を毎回20%・年間最大合計4万円までキャッシュバック など	国内外約240ヶ所の厳選レストランを2名以上の利用で1名分のコース料理が無料	オークラ ホテルズ & リゾーツやひらまつ、アラン・デュカスグループやトランジットグループ直営レストランなどで特別優待	厳選された国内外約250店の有名レストランで2名以上の利用で1名無料 など	・全国約200店舗の一流レストランで2名以上のコース料理を利用したら会員1名分が無料 ・対象レストランなどで利用できる3,000円～5,000円相当の割引クーポンがもらえる	・全国約170店舗のハイグレードなレストランで2名以上のコース料理を利用すると会員1名分が無料 ・厳選レストランで利用できる5,000円相当の割引クーポンをもらえる	・全国約170店舗のハイグレードなレストランで2名以上のコース料理を利用すると会員1名分が無料 ・厳選レストランで利用できる5,000円相当の割引クーポンをもらえる	・全国約160店舗の一流レストランで2名以上のコース料理を利用したら会員1名分が無料 ・対象レストランなどで利用できる3,000円～5,000円相当の割引クーポンがもらえる	ラ・トリロジー、北新地 穂の河、ラ・ロシェル南青山 などで最大50.0％オフなどの優待
	申込み	申込み	申込み	申込み	申込み	申込み	申込み	申込み	申込み	申込み	申込み
	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細

コンシェルジュサービスが付帯するカードは、コンシェルジュサービスのほかに優待の内容で比較して選びましょう。優待が充実していたほうが、コンシェルジュ以外にも便利で贅沢な経験ができます。

JCBプラチナはJCBトラベル提供の丁寧なコンシェルジュがつく

画像引用：JCBカード 公式サイト

JCBプラチナは、国際ブランドJCBのプロパーカードで、株式会社JCBトラベルが提供するコンシェルジュサービスが付帯します。JCBプラチナのコンシェルジュサービスは評判が良いようです。

JCBプラチナのコンシェルジュの口コミ

 

JCBプラチナ
土曜の昼間に電話したがほぼワンコールで電話つながりました。

出典元：X

 

JCBプラチナのコンシェルジュにグルメの相談したけど、対応良かった❗️

出典元：X

そのほか、ホテルでの優待や、高級レストランでの割引が受けられるなど、ワンランク上のサービスが充実しています。

＼入会で最大114,500円分もらえる／

ラグジュアリーカード（チタン）のコンシェルジュは細かい要望にも応えてくれる

画像引用：ラグジュアリーカード 公式サイト

ラグジュアリーカード（チタン）のコンシェルジュは、細かい要望にも応えてくれると評判です。

依頼はLINEからできるのも手軽で嬉しいポイントです。

ラグジュアリーカード（チタン）のコンシェルジュの口コミ

 

去年の10月に橋が開通したおかげで香港⇔マカオ間を今までより速く移動できるようになったのですが、まだ開通したばかりで情報が少ないのでラグジュアリーカードのコンシェルジュに移動方法を調べてもらいました。

出典元：X

 

ラグジュアリーカードのLINEのコンシェルジュに初めてお願いしてみて、夕食のお店を取ってもらいました。
本人確認も初回登録時のみで、いちいちコンシェルジュに電話をしなくてもいいし、すぐに繋がってこちらからもあちらからもリンクも貼れるので、とても便利なサービスで良いですね🙂

出典元：X

 

ハワイアン航空をご利用予定の方は
ラグジュアリーカードのゴールドカードを所持（発行して、コンシェルジュに登録のお願い）するだけで、ハワイアン航空のプラチナステータスを持つことができ、旅がさらに快適になりますよ^_^

出典元：X

ラグジュアリーカード（チタン）には非日常な体験ができる優待が多いのも魅力です。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードなら予約困難店も簡単に予約できる

画像引用：アメリカン・エキスプレス 公式サイト

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは世界的にステータス性が高いAmerican Expressのプラチナカードだけあり、コンシェルジュも高品質です。独自のルートを持っており、予約困難なレストランなどを簡単に取れる可能性が高いです。また、旅行プランも安いものから高いものまでさまざま提案してくれます。

ただし、コンシェルジュと連絡を取りにくいという口コミもありました。

 

アメプラのコンシェルジュは素晴らしいが、繋がるまで時間がかかるのがマイナスポイント。ラグジュアリーカードのコンシェルジュはすぐに繋がるらしいね。ラグジュアリーカードは興味ある。JCBプラチナを発行したばかりだから、夏ぐらいになったらラグジュアリーカードの審査かけてみようかな。

出典元：X

また、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの優待は非常に豪華です。とくにカードの更新のたびに、国内の高級ホテルに1泊できる無料ペア宿泊券をもらえる優待が魅力です。その機会に、コンシェルジュを活用してよりよい時間にするのもよいでしょう。

セゾンプラチナ アメリカン・エキスプレス・カードは割安の年会費でコンシェルジュと幅広い優待を使える

画像引用：セゾン アメリカン・エキスプレス・カード 公式サイト

セゾンプラチナ アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費2万2,000円（税込）と割安にもかかわらず、コンシェルジュをはじめとしたさまざまな優待が使えます。コンシェルジュが使えるクレジットカードの年会費は10万円近くする場合もあるので、2万円台前半は割安です。また、コンシェルジュの質も高いと評判になっています。

セゾンプラチナ アメリカン・エキスプレス・カードのコンシェルジュの口コミ

 

このカードはサポートがしっかりしていて、とても使いやすいです。
会員専用のコールセンターがあり、24時間365日いつでも相談にのってくれます。

出典元：みん評

 

久しぶりにセゾンプラチナのコンシェルジュ利用
手に入りづらい商品探しの依頼
一昨日の深夜にメール、
急いでいたため、今朝家電してみると、もうご報告できます、とのこと
そのすぐ後にメールで報告貰い、
満足できる内容でした。

出典元：X

さらに、ホテルやレストランなどでの割引や特典などさまざまな優待があります。

年会費を抑えながら、コンシェルジュとプラチナカードらしい豊富な優待を使いたければ、セゾンプラチナ アメリカン・エキスプレス・カードをおすすめします。

ダイナースクラブプレミアムカードは専属コンシェルジュがつく場合あり

画像引用：ダイナースクラブ 公式サイト

ダイナースクラブプレミアムカードには、24時間365日対応のコンシェルジュがついています。また、個別で専属のコンシェルジュがつく場合もあります。

また、ダイナースクラブプレミアムカードは国内のレストラン優待に強いです。

ただし、ダイナースクラブプレミアムカードを作るには、ダイナースクラブからのインビテーションが必要です。まずはダイナースクラブカードを申し込んで、利用実績を積みましょう。

TRUST CLUB ワールドエリートカードはオンラインからコンシェルジュに相談可能

画像引用：TRUST CLUBカード 公式サイト

TRUST CLUB ワールドエリートカードは、基本的な相談ができるコンシェルジュが付帯し、オンラインからも相談を受け付けています。

優待の種類も多くあります。たとえば、レストラン優待では、国内外約250店の有名レストランで2名以上の予約で1名無料になります（招待日和）。また、無料利用回数の制限なくプライオリティ・パスを使えます。これによって世界中1,700を超えるラウンジが使い放題です。

オンラインでのコンシェルジュを使う場合があり、豊富な優待がほしいなら、TRUST CLUB ワールドエリートカードがおすすめです。

UCプラチナカードは格安の年会費でコンシェルジュが使える

画像引用：UCプラチナカード 公式サイト

UCプラチナカードは年会費1万円台と格安ながらコンシェルジュサービスが使えます。

ただし、優待の内容は少し見劣りします。たとえば、ホテル優待は用意されていなかったり、プライオリティ・パスの無料利用回数が年6回までだったりします。

とにかく安くコンシェルジュを使いたい人や試しにコンシェルジュを使ってみたい人は、UCプラチナカードがおすすめです。

三井住友カード プラチナプリファードはコンシェルジュもつくうえポイントが貯まりやすい

画像引用：三井住友カード 公式サイト

三井住友カード プラチナプリファードはコンシェルジュも使えるうえ、効率よくポイントが貯まるカードです。

さらに、三井住友カード プラチナプリファードは、年間200万円使えば年会費を実質無料にできます。まず通常のポイント還元率は1.0%なので、年間200万円使った時点で2万ポイントもらえます。さらに、100万円の利用ごとに1万ポイント（最大4万ポイント）もらえる継続特典があるのです。

その特典によって、さらに2万ポイントもらえるため、計4万ポイント手に入ります。結果、年会費3万3,000円（税込）を上回るのです。つまり、年間200万円使えば、コンシェルジュを無料で使えるともいえます。

コンシェルジュも活用しながら、効率よくポイントも貯めたい人は、三井住友カード プラチナプリファードがおすすめです。

Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードもコンシェルジュを使えるうえポイント還元率最大20,0%

画像引用：三井住友銀行 公式サイト

Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードのコンシェルジュは、先述した三井住友カード プラチナプリファードとほぼ同じ内容です。そのほかのスペックも同じになっています。

ただし、ポイント還元率が最大20.0%になる点が違いであり、大きな魅力です。ポイント還元率が最大20.0%になる条件は以下のとおりです。

Vポイントアッププログラムは、SMBCグループの対象サービスを利用することで、ポイント還元率が最大8.0%になるサービスです。また、対象店舗はセブン-イレブンやガスト、ドトールコーヒーショップなど身近なお店が多く該当しています。

ただし、三井住友銀行を支払い元に選ばなければいけない注意点はあります。

エポスプラチナカードは利用金額に応じてさまざまな特典がある

画像引用：エポスカード 公式サイト

エポスプラチナカードのコンシェルジュはVPCCで、国際ブランドのVisaが提供しています。VPCCのコンシェルジュはLINEでもやり取りできる点は便利です。ただし、VPCCのコンシェルジュはVisaが付帯しているクレジットカードで多く採用されています。そのため、時間によってはつながりにくい場合があります。

また、エポスプラチナカードは以下のような優待が受けられます。とくに利用金額に応じてボーナスポイントや年会費の割引がある点が特徴です。

毎年少なくとも100万円以上使うなら、年会費が安く抑えられるため、エポスプラチナカードを選んでもよいでしょう。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは特約店でポイント還元率最大15.0%

画像引用：MUFG 公式サイト

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのコンシェルジュは、すぐにつながりやすいと評判です。また、細かい対応も丁寧に行ってくれて、安心して利用できます。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのコンシェルジュの口コミ

 

コンシェルジュサービスがとても便利
一番興味があったのがコンシェルジュサービスで、レストランの予約や航空券やホテルの手配など様々なサービスを行ってくれるという前評判を聞いていたので、カードが届いたら早速使ってみました。自分で予約する手間を省けるのでとても便利です。

出典元：みん評

 

いざという時のコンシェルジュ
特筆すべきは、24時間365日対応してくれるコンシェルジュのサービスです。私がどうしても見たかったサッカー観戦のチケットを手配してくれました。何コールも待たされるわけでもなく、電話口のコンシェルジュも丁寧に対応してくれて、まるで本物の執事がいるかのようだったので、とても心強かったです。また、予約が埋まっていたはずなのに手配をしてくれて、年会費を払っておいて本当に良かったと思いました。

出典元：みん評

また、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードはポイントが貯まりやすいカードでもあります。セブン-イレブンやローソン、スシローなどの特約店で利用すると、ポイント還元率が最大15.0%に上がるのです。ただし、15.0%還元にするにはいくつか条件を達成する必要があります。

クレジットカードのコンシェルジュに関するよくある質問

クレジットカードのコンシェルジュに関してよくある質問は以下のとおりです。

コンシェルジュサービスの理解を深めて、納得した状態で利用しましょう。

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  著者 NETMONEY（ネットマネー）編集部