「楽天カード」と「JCB カード W」はどちらが良い?基本情報からおすすめポイントを徹底比較!

楽天カードとJCBカードWは、年会費無料でポイントの還元率が高い魅力的なクレジットカードですが、どちらを選べば良いのでしょうか?

今回の記事では、この2つのカードのおすすめポイントを徹底比較していきます。

お得になるお店を見たい方

  1. 楽天カードとJCBカードWはどんな方におすすめ?
  2. クレジットカードを比較する際のポイントとは?
  3. 楽天カードとJCBカードを徹底比較
  4. 楽天カードとJCBカードはどんな方におすすめ?
  5. 長く使える素敵な1枚を手に入れよう
  6. 「楽天カード」と「JCB カード W」カードを作る際のよくあるお問い合わせ

JCBカードW、楽天カードはそれぞれどんな人におすすめ?

JCB CARD Wと楽天カードは使うとお得になるサービスがそれぞれ違います。

自分が普段どこで買い物をしているかをポイントに選びましょう。

JCB CARD Wがおすすめな人

  • 39歳以下の方
  • スタバやセブン-イレブンをよく利用する方
  • Amazonなどのネットショッピングをよく利用する方

楽天カードがおすすめな人

  • 楽天グループのほかのサービスもよく利用している方
  • 楽天ポイントを活用している方
  • ETCカードをお手ごろに作りたいと考えている方

■基本スペック比較表

カード名 JCB CARD W
JCBW
楽天カード
楽天カード
年会費
無料

無料
還元率
1.00%~10.0%

1.00%~3.00%
付帯保険 海外旅行:最大2,000万円
ショッピング:年間最大100万円
海外旅行:最大2,000万円
発行スピード 最短5分 1週間~10日
ポイント OkiDokiポイント 楽天ポイント
特徴 Amazonでのショッピングが多い人向き 楽天のサービスを使う&これから使おうとしている人
スマホ決済 ApplePay/GooglePay ApplePay/GooglePay/楽天ペイ
おすすめポイント 最大の強みはアマゾンで2%の高還元率
アマゾンユーザーのためのカード!
楽天市場では還元率3%以上
楽天のサービスを使う人は必須!
キャンペーン 新規入会&利用で5,000ポイントプレゼント 期間限定最大18,000円キャッシュバック(2024年3月31日まで)
申し込み
※通常のお支払いでは還元率がアップしませんが、「ココイコ!」や「ポイントUPモール」といった専用サイトを経由するとお得になります。

■普段使いでお得になるお店を徹底比較

カード名 JCB CARD W
楽天カード
コンビニ セブン-イレブン:4倍(2.0%) セブン-イレブン:1%
カフェ スターバックス:最大21倍(10.5%) スターバックス:1%
ファストフード店 ドミノピザ:1.5%
やよい軒:1.5%
ドミノピザ:1%
やよい軒:1%
ネット
ショッピング
Amazon:4倍(2.0%)
メルカリ:3倍(1.5%)
App Store:3倍(1.5%)
楽天市場:3%
その他店舗 アオキ・洋服の青山:3.0%
丸善・ジュンク堂書店:3倍(1.5%)
JCBトラベル:2.0%
アオキ・洋服の青山:1%
丸善・ジュンク堂書店:1%
JCBトラベル:1%
公式サイト

■スターバックスを利用する人ならJCBカードWを作らないのは絶対損!

女性1

30代女性

5

スターバックス専用カードとして使って、ポイントは全てマイレージに交換してます。 だいたいひと月に3000円から9000円の利用で、金額の割にポイントがザクザク貯まります。
請求額が必ず3000円単位なので、利用額ををフルにポイントに変えられるから気分が良いです。
スタバをよく使う人にはお勧めですね。 スタバのポイントと2重取りできますし。

女性1

40代女性

5

JCBプロパーカードで最も高還元カードの一枚。
そのポイント還元率の高さも優秀だが、それ以上にJCBならではのきめ細やかなサービス、キャンペーンが特徴的。 数多くのお得なキャンペーンが常に開催されているので、実質還元率はより高くなる。
とくにスターバックスやAmazonやセブンイレブンなどとのキャンペーンが多いが、よく利用するので非常に助かっている。 また明細などが確認できるアプリも非常に分かりやすく良い。数多くのカードを保有しているが、私の所感だとJCBの明細確認アプリ(My JCB)が最も見やすく、金銭管理が容易にできる。

引用:価格.com

■楽天サービスを使うときは楽天カード一択!

口コミ

30代男性

4

楽天カードは無料で持てるが…広告は鬱陶しいし、サイトは見辛いし、サポートセンターへの繋がりもいまいち… だが、良い所もある。
楽天市場、楽天ペイの還元率が高くてお得。楽天以外の利用だと、支払いごとの利用金額100円1ポイントに改悪されたが、溜まったポイントを支払いに当てる事が出来るので、万単位の利用ならこれからも使うつもり。

口コミ

30代男性

4

楽天市場を使うなら必須ですが、そうでないなら手持ちのカードに1%還元のカードがあるかどうかによって申し込むべきかどうかは変わってくるかと思います。
国際ブランドはVISAがキャンペーン多め、JCBやAMEXがポイントUPの店が多めといった印象です(MastercardはAmazonの還元率が0.2%なのであまりオススメしません)。

引用:価格.com

楽天カードとJCBカードを徹底比較

クレジットカードの比較ポイント・選び方を踏まえた上で、「楽天カード」と「JCB カード W」のどちらが良いのか比較してみましょう。

年会費・ポイント還元率から楽天カードとJCBカードを徹底比較

「楽天カード」と「JCB カード W」ではいずれも年会費は無料です。ETCカードは楽天カードのみ年会費が550円(税込)発生しますが、楽天ポイントクラブ会員のランクがダイヤモンド・プラチナの方は無料です。

「JCB カード W」は1000円で2ポイントたまるため、還元率は0.2%のように感じますが、JCBカードでたまるOki Dokiポイントは1ポイントで5円相当の価値があるため、還元率は実質1%になっています。

そのため、基本的な還元率・年会費で比較すると、「楽天カード」と「JCB カード W」には大きな違いはありません。

 
楽天カード
JCBW
   楽天カード  JCB カード W
 年会費  無料  無料
 ETCカード年会費  年会費550円(税込)
楽天ポイントクラブ会員ランクによっては無料
 無料
 家族カード年会費  無料  無料
 基本的なポイント還元率  還元率1%
100円で1ポイント
(1ポイントの価値は1円)
 還元率1%
1000円で2ポイント
(1ポイントの価値は5円)
申し込み

付帯サービスの充実ぶりから楽天カードとJCBカードを徹底比較

楽天カードとJCB カード Wの主な特典は、特定のショッピングでポイントがたまりやすいことです。

楽天カードの場合、楽天市場や楽天トラベルの楽天関連のサービスを利用する際に楽天カードで支払いをするとポイント還元率が高くなります。

JCB カード Wの場合は、JCBのポイント優待店での利用で大幅にポイント還元率が高くなります。例えば、Amazonやセブンイレブン、スターバックスなどのショップでの還元率は高いです。他にもインターネットショッピング「Oki Dokiランド」を経由するとショップによっては最大で20倍ほどのポイントが還元されます。

カード名  楽天カード  JCB カード W
 海外旅行傷害保険  最高2,000万円
※募集型企画旅行の料金を楽天カードで支払い
 最高2,000万円
※旅費を事前にJCB CARD Wで決済する

デザイン・使いやすさから楽天カードとJCBカードを徹底比較

「楽天カード」と「JCB カード W」ではデザイン面で大きな違いがあります。「JCB カード WJはシンプルで高級感があるデザイン2種のみ。それに対して楽天カードは基本的なデザイン2種の他に、12種類のデザイン、合計14種類あります。

自分好みのデザインを探したい方であれば、楽天カードの方が選択肢は多いといえるでしょう

デザインが選べる

通常の券面デザインに加え、お買いものパンダデザイン、FCバルセロナデザイン、楽天イーグルスデザイン、ディズニー・デザインなどから選べます。

引用元:楽天カード公式サイト

【楽天カードのデザイン】

選べるカードデザイン ・一般カード
・PINKカード
・お買い物パンダデザイン
・お買い物パンダデザイン(PINK)
・FCバルセロナエンブレムデザイン
・FCバルセロナプレイヤーデザイン
・ミッキーマウスデザイン
・ミニーマウスデザイン
・ミッキーマウスデザイン(PINK)
・ミニーマウスデザイン(PINK)
・楽天イーグルスデザイン
・YOSHIKIデザイン
・ヴィッセル神戸デザイン
・イニエスタデザイン

また、楽天カードの国際ブランドはVisa・Mastercard®・JCB・アメリカン・エキスプレス(AMEX)の4種類ですが、JCB カード WはJCBのみです。使いやすさで比較すると、クレジットカードを使える店舗は楽天カードの方が多いといえるでしょう。

カード名  楽天カード  JCB カード W
 国際ブランド  Visa/Mastercard®/JCB/AMEX  JCB

審査の難易度・限度額から楽天カードとJCBカードを徹底比較

「楽天カード」と「JCB カード W」の審査基準を比較すると、「JCB カード W」の方が審査基準は厳しくなっています

「JCB カード W」は申込基準が「18歳以上39歳以下(高校生を除く学生可)」と制限があります。さらに、JCBのプロパーカードの一つであるため、JCB独自の審査基準を設けています。それに対して楽天カードは審査の難易度は比較的易しいといわれています。

カード名  楽天カード  JCB カード W
 利用限度額  ~100万円  非公開

楽天カードとJCBカードはどんな方におすすめ?

「楽天カード」は普段から楽天市場・楽天トラベルなどを利用しており、楽天ポイントをためている方におすすめです。

それに対して「JCB カード W」は、楽天以外のネットショッピングを使う方におすすめです。Amazonではポイントが3倍、他のネットショッピングでも「Oki Dokiランド」を経由することでポイントを多くもらえます。

 
 

クレジットカードを比較する際のポイントとは?

クレジットカードにはさまざまな種類があり、選んだカードによっては、お得にショッピングを楽しめることもありますが、反対にあまり使わなくなり、年会費分が無駄になってしまうケースもあります。

ここからは自分に合ったクレジットカードを選ぶための比較ポイントを紹介していきましょう 。

  1. 年会費やポイントの還元率
  2. 付帯サービスの充実ぶり
  3. デザインや使いやすさ
  4. 審査の難易度や限度額

年会費やポイントの還元率

クレジットカードを選ぶときは、まず日常生活での影響度が大きい年会費とポイントのバランスを比較することがおすすめです。

ポイントの還元率が高いクレジットカードであれば、普段の買い物で利用することでポイントを多くためることができます。ただし、ポイント還元率が高くても年会費が高ければお得度は小さくなってしまうでしょう。また、見た目の還元率は悪くても、1ポイントが1円以上の価値をもつカードもあるので注意が必要です。

ステータス必要なければ、クレジットカードの年会費はできるだけ無料のものを選ぶほうが良いでしょう。年会費が発生してしまうと、所有する負担が大きくなってしまいます。

また、クレジットカードの年会費は有料のものでも特定条件をクリアすることで無料になるケースがあります。例えば、1年間で一定の金額を利用することで、次年度分の年会費が無料になるというもの。この場合は、無料の条件が無理なくクリアできる金額なのか確認しておきましょう。

ただし、年会費が高いクレジットカードは付帯サービスが充実しているので、総合的に判断するのがおすすめです。

付帯サービスの充実ぶり

クレジットカードには、そのカードの特徴に合わせた付帯サービス・特典があります。還元率が低かったとしても、付帯サービスが充実しているクレジットカードであれば所有する価値はあるでしょう。

例えば、普段から利用するショッピングセンターの割引特典などの優待サービスがあればお得になります。他にも、クレジットカードには海外旅行や国内旅行の傷害保険が付帯されていたり、空港ラウンジを利用できる特典もあります。

普段から空港を使う機会が多い方や旅行をすることが多い方は、付帯保険の内容もよく確認すると良いでしょう。

ゴールドカード以上のハイクラスなクレジットカードになれば、年会費は高くなりますがその分付帯サービスも充実してきます。同時に申し込み時に求められる基準や審査のハードルは高くなりますが、自身のライフスタイルに合ったものであればお得に利用できます。

カード自動付帯保険とは?

クレジットカードには自動的に保険が付いているものがあり、その保険を自動付帯保険と呼びます。

自動付帯保険とは、保険料を特別に支払わなくても補償が受けられる保険です。 クレジットカードの種類によっては保険の適用に条件がございますので、必ず詳細をご確認ください。

引用元:JCBカード公式サイト

デザインや使いやすさ

クレジットカードは財布などに入れて常に携帯するものです。そのため、クレジットカードの色やデザインにこだわりがある方は多いでしょう。

クレジットカードによっては券面の色やデザインのバリエーションなどが豊富なものや、限定デザインや人気キャラクターとコラボしているものもあります。クレジットカードの機能や特典に違いがない場合は、自分の好のデザインを選ぶと良いでしょう。

また、クレジットカードを選ぶときは使いやすさも重要です。例えば、ETCカードの機能を持ったものや電子マネーの機能を持ったものであれば、利用できる幅も広がるでしょう。例えば、Suicaなどの機能があるものであれば、オートチャージ機能があるものだと、普段から電車に乗る方は便利です。

審査の難易度や限度額

クレジットカードは種類によって審査の難易度や限度額が異なります。クレジットカードはショッピングなどでたくさん使ってもらうことで利益が出ていますが、ユーザーが利用したお金を回収できなければ意味がありません。

そのため、カード会社は利用金額をしっかり回収できるかどうかを審査で判断しています。一般的にゴールドカードやプラチナカードなどのハイクラスなカードになればなるほど、利用限度額は高くなりますが、審査の難易度も高くなります

審査の難易度が高いクレジットカードは、同時に申込基準も高く設定されていることが多いので参考になります。例えば、ハイクラスなカードの場合、申込者の年収は審査に大きな影響を与えます。

長く使える素敵な1枚を手に入れよう

クレジットカードは普段から利用するものであり、自分に合ったお得なカードであれば長く利用できるでしょう。またJCB カード Wに関しては申込基準が39歳までと制限があるので注意が必要です。

自分に合ったクレジットカードを選んで、お得にショッピングを楽しみましょう。

「楽天カード」と「JCB カード W」カードを作る際のよくあるお問い合わせ

ここでは「楽天カード」と「JCB カード W」カードを作る前によくある質問をQ&Aにしましたので、参考にしてみてください。

Q1. 何歳から申し込みができますか?
<楽天カード>
18歳以上の方(高校生の方は除く)であれば申し込み可能です。また、5年制一貫高校に在籍の方でも申し込みが可能となっていおります。家族カードについては18歳(高校生含む)を迎えた方は申し込み可能です。
なお、未成年の方の場合は親御様へ連絡が行きますので、事前に親御様にご相談してください。親御様の許可がない場合は申し込みができません。

<JCB カード W>
18歳以上39歳以下の方で、ご本人または配偶者に安定継続収入があれば申込み可能です。また、高校生を除く、学生の方でも18歳歳以上39歳以下であれば申込み可能です。
Q2. 年会費はかかりますか?
<楽天カード>
年会費は永年無料です。ただし、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードは年会費がかかりますので、申込みされる際はカードの種類を確認した上で行いましょう。

<JCB カード W>
申し込み条件は18~39歳ですが、一度入会すれば40歳以降もJCB CARD W(JCB CARD W plusL)を年会費無料で利用することが可能です。
Q3. 締め日と支払い日はいつですか?
<楽天カード>
楽天カードの締め日は毎月末日、支払い日は翌月の27日です。支払日が土日祝の場合、翌営業日になります。なお、楽天市場で買い物をした分の請求に関しての締め日は末日ではなく「25日締め」なので注意しましょう。

<JCB カード W>
締め日は毎月15日で、支払い日は翌月10日となります。ただし、支払い日が土・日・祝日の場合は翌営業日が支払い日となります。

専門家コメント及びに記事の監修

新井智美
新井智美
福岡大学法学部法律学科を卒業し、1995年4月情報通信会社入社。2006年11月にファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得しその後2017年10月に独立。
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師を行う傍ら、これまでに1,000件以上の執筆・監修業務を手掛けている。
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