(画像:NET MONEY編集部)
  • FXを始める際のやり方を知りたい
  • FX会社はどう選んだらいいのか?
  • 初心者におすすめのFX会社はどこか?

といった悩みをこの記事では解決していきます。

この記事の結論

  • FXは口座開設~取引まで簡単7ステップで完了!最短1時間で取引が可能
  • 初心者は最低取引単位、スプレット(手数料)、ツールの使いやすさの3つで選ぶ
  • 初心者には約5円から始められるMATUI FXがおすすめ

FXには興味があるものの、その始め方がよく分からないという人も多いでしょう。

しかし実際にFXで取引を始めるまでの手順は簡単で、中には数分で終わらせることができる会社もあります。

そこで今回は初心者でも分かるように、FXの口座開設~取引するまでの流れをまとめてみました。

目次

  1. FXの始め方
    1. 手順①:利用するFX会社を選ぶ
    2. 手順②:必要な書類と資金を用意する
    3. 手順③:口座開設をする
    4. 手順④:口座に入金する
    5. 手順⑤:通貨ペアを決める
    6. 手順⑥:通貨を購入(発注)する
    7. 手順⑦:通貨を売却する
  2. FXを始める際に必要なもの
  3. FX会社の選び方
    1. 最低取引単位で選ぶ
    2. スプレット(手数料)で選ぶ
    3. アプリ・PCツールの使いやすさで選ぶ
    4. スワップポイントで選ぶ
  4. 初心者におすすめのFX口座3選
    1. MATUI FX(松井証券)
    2. マネーパートナーズ(パートナーズnano)
    3. SBI FXトレード
  5. 初心者がFXで失敗しないための方法
    1. FXの基礎知識や専門用語を覚える
    2. 余裕のある保証金を用意する
    3. 少額から取引を始める
    4. 低レバレッジから取引を始める
    5. デモトレードから始める
    6. 損切りラインを決めておく
  6. FXとは?
    1. FXと株の違い
    2. 外貨預金との違い
  7. 記事にコメントいただいた専門家

FXの始め方

FXを始める手順

  1. 利用するFX会社を選ぶ
  2. 必要な書類と資金を用意する
  3. 口座開設をする
  4. 口座に入金する
  5. 通貨ペアを決める
  6. 通貨を購入(発注)する
  7. 通貨を売却する

FXで取引を始めるためには、まず始めにFX会社の口座を開設する必要があります。

どのFX会社も口座開設の手順は基本的に同じとなっており、主に7ステップで取引まで完了します。

ここでは実際の画像も踏まえて、どのような手順で口座開設~取引まで行うのかを、わかりやすく説明します。

手順①:利用するFX会社を選ぶ

まず初めに、利用する(口座を開設する)FX会社を決めます。

FX会社の選び方はいくつかありますが、初心者の方は特に次の3つを重視して決めると良いでしょう。

初心者におすすめの選び方

  • 最低取引単位で選ぶ
  • スプレット(手数料)で選ぶ
  • アプリ・PCツールの使いやすさで選ぶ

金融先物取引業協会によると、FXができる会社は2022年11月時点で49社ありますが、初心者はアプリ・PCツールが使いやすく1通貨から始められる松井証券がおすすめです。

また松井証券は、お問い合わせ格付けで11年連続最高評価を獲得しているため、専門のスタッフが丁寧な案内をしてもらいながら口座開設を行えます。

手順②:必要な書類と資金を用意する

口座開設する業者を決めたら、必要な書類を用意します。

FX会社は口座開設する際、開設費用はかかりません。マイナンバーカードを持っている場合、カード両面の画像を提出するだけで申請できます。

マイナンバーカードを持っていない場合、顔写真ありの場合は1点、顔写真なしの場合は2点の本人確認書類の提出を求められます。FX会社によって利用できる本人確認書類は異なるため、提出前に必ず確認してください。

参考までに松井証券で利用できる本人確認書類を紹介します。

■松井証券で利用できる本人確認書類

日本国籍の場合 運転免許証
健康保険証
住民票
印鑑証明書
住民基本台帳カード
マイナンバーカード(個人番号カード)
※顔写真のある表面
外国籍の場合 在留カード
特別永住者証明書
住民票
未成年口座開設の場合 住民票
戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)
戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)
※住民票は親権者の本人確認書類と属柄の確認書類を兼ねます

手順③:口座開設をする

実際にFX会社で口座開設を行います。ここでは松井証券を例にして紹介していきます。松井証券の公式サイトを開き、右上にある「口座開設」をクリックします。

口座開設をWebで行うか、郵送で行うか選択できます。松井証券の場合、Webで手続きすると最短3日で取引開始できます。郵送の場合、最短でも1週間かかるので早く取引したい人はWebで申し込みましょう。

松井証券

引用元:出典:松井証券 l 口座開設

個人口座開設をするにあたって、メールアドレスを入力してください。

入力したメールアドレスから個人情報の記入し、提出するマイナンバーカードの撮影を行います。スマートフォンで撮影してアップロードしましょう。

松井証券

引用元:出典:松井証券 l 口座開設

マイナンバーカードの画像をアップロードしたら、「口座開設を申込む」をクリックすると審査が始まります。審査結果は、Webで手続きした場合、登録したメールアドレスに「パスワード・暗証番号の設定方法」の案内メールが届きます。

郵送で手続きした場合、入力した住所に転送不要・簡易書留郵便で口座開設完了の案内が届きます。ログインIDとパスワード、暗証番号が記載されているので、紛失しないよう大切に保管してください。

手順④:口座に入金する

FX会社のマイページにログインし口座に入金します。なお取引口座への入金方法は、FX会社によって異なります。

SBI FXトレードでは、2つの入金方法があるので参考に見ていきましょう。

■SBI FXトレードの入金方法一覧表

入金方法 クイック入金 通常入金
手数料 無料 自己負担
入金方法 マイページもしくは取引ツールより操作 お振込口座情報の口座への振込
口座までの反映時間 24時間即時反映
※エラーが発生すると遅れることがある
約1~3時間後
※15時以降や土日祝日の場合は翌営業日反映

悩んでいる場合は、手数料がかからず、Webからすぐに振り込みができるクイック入金を利用すると良いでしょう。

手順⑤:通貨ペアを決める

口座への入金を終えたら通貨ペアを決めていきます。初心者はマイナーなものではなく、以下のようなメジャーな通貨ペアで取引すると良いでしょう。

・米ドル

・ユーロ

・日本円

・英国ポンド

・スイスフラン

・豪ドル

・カナダドル

メジャーな通貨ペアは、取引量が多く流動性もあるためスプレッド幅がマイナーなものと比較して狭い傾向があるため、初心者は上で紹介した7通貨に絞ることをおすすめします。

手順⑥:通貨を購入(発注)する

取引したい通貨ペアを決めたら、購入(発注)していきます。購入するベストタイミングは特になく、値動きを100%的中させるのはプロでも困難なので、気軽に予想してみると良いでしょう。

購入するサインの一つといわれているのは、「ゴールデンクロス」です。ゴールデンクロスとは、チャートで短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上へ抜ける時のことを指します。

初心者は、「順張り」を意識すると良いでしょう。順張りとは上昇傾向時には買い注文、下降傾向時には売り注文を行う取引方法です。予想に反した場合、すぐに損切りをすれば大きな損失を防げます。

手順⑦:通貨を売却する

通貨を売却したい時も、購入(発注)と同じように順張りを参考にします。下降相場に入るサインは、「デッドクロス」で判断すると良いでしょう。デッドクロスとは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を上から下へ抜ける時のことを指します。

デッドクロスを見つけたら売りサインといわれているので、通貨を売却すると利益を狙える可能性があります。購入と同じように売却したものの、予想に反して上昇トレンドに変化したら、すぐに損切りし損失を最小限にとどめてください。

FXを始める際に必要なもの

FXを始める際に必要なものは次の2つになります。

FXを始める際に必要なもの

  • 資金(最低でも5円程度)
  • 書類

FXの口座を作る際に費用はかかりませんが、取引するための資金が必要です。

取引に必要な資金は会社ごとによって変わりますが、5円から始めることができるFX会社もあります。

なお最低取引単位と必要な金額の目安がわからないという方は、以下の表を参考にするよ良いでしょう。

最低取引単位 必要な資金(目安)
1000通貨 5,200円
10000通貨 52,000円

特に所持金が少ない初心者の場合、1通貨(約5円)単位で取引できるMATSUI FXで口座開設をすると良いでしょう。

またFX会社の口座を開設するにあたっては必要な書類があります。松井証券を例にして見ていきましょう。

■松井証券で利用できる本人確認書類

日本国籍の場合 運転免許証健康保険証
住民票
印鑑証明書
住民基本台帳カード
マイナンバーカード(個人番号カード)
※顔写真のある表面
外国籍の場合 在留カード
特別永住者証明書
住民票
未成年口座開設の場合 住民票
戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)
戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)
※住民票は親権者の本人確認書類と属柄の確認書類を兼ねます。

事前に必要な書類を確認してから、取引口座を開設してください。なお郵送で開設手続きをする場合、本人確認書類のコピーが必要です。

FX会社の選び方

口座開設をする前に、どのFX会社が自分に合っているのかを把握しておく必要があります。

そのためには、どのような選択軸で利用する業者を選べば良いのかについても知っておくことが必要になるでしょう。

初心者の方が口座開設するFX会社を決める際には、次の5つの視点から決めると良いです。

FX会社の選び方

  • 最低取引単位で選ぶ
  • スプレット(手数料)で選ぶ
  • アプリ・PCツールの使いやすさで選ぶ
  • スワップポイントで選ぶ

最低取引単位で選ぶ

FX会社の最低取引単位の主流は1000通貨となっており、約5000円程度で始められます。(※レバレッジ25倍の場合)

しかし、中にはMATSUI FXのように最低取引単位が1通貨(5円程度)の会社もあるなど、FX会社によって最低取引単位は異なります。

最初はトレードに慣れていないこともあり、取引をしても損失になることが多いので、少額から初めて徐々に慣れていくのがおすすめです。

特に初心者の場合は、低リスクで始めるためにも最低取引単位が低い業者を利用すると良いでしょう。

スプレット(手数料)で選ぶ

スプレッドとは買値と売値の差のことで、取引ごとに必ずかかる手数料のようなものです。

スプレッドが狭いFX会社は、手数料が少なく低コストで取引ができるため、費用を抑えてより利益を出しやすくしてくれます。

買値と売値の差の幅は業者によって異なりますが、基本的に原則固定となっており、会社のWebサイト上で公開されているため、いつでもすぐに確認することができます。

取引のコストを抑えてより利益を出したい場合は、スプレッドが狭いFX会社を利用すると良いでしょう。

アプリ・PCツールの使いやすさで選ぶ

FXは平日の夜間や祝祭日関係なく24時間稼働しているため、いつ取引チャンスが来ても良いようにパソコンやスマートフォン、モバイルに対応しているツールを選びましょう。

取引チャンスが急に来ても対応できるように、最短で注文画面を開ける使いやすさも重要です。ミンカブのプレスリリースによると、ヒロセ通商のLIONFX/外為どっとコムは評判が良いといわれているため、ツールの種類について見ていきましょう。

■ツールの種類

パソコン インストールタイプ
ブラウザタイプ
Mac専用タイプ
モバイル ipad
iPhone
Android
モバイルアプリ&携帯取引

使い勝手をポイントに置いている人は、好きなようにカスタマイズできるのか確認してからツールを選ぶと良いです。

スワップポイントで選ぶ

スワップポイントとは低金利通貨を売り、高金利通貨を買うことで得られる利益です。

スワップは、金利差調整分ともいわれています。たとえば、南アフリカランドの金利は6.50%です。日本円の金利は0.10%なので金利差6.40%分がスワップポイントになります。

このように銀行預金の金利よりも高いため、短期売買ではなく長期保有を目的にFXを利用している人もいます。

特に、以下5つの国が高金利国として人気です。

トルコリラ

南アフリカランド

豪ドル

メキシコペソ

NZドル

「チャートを気にするのが面倒「頻繁にトレードをしたくない」という人は、スワップポイントで選ぶのがおすすめです。

初心者におすすめのFX口座3選

初心者の場合は特に、少額から始めることができるFX会社を利用した方が、リスクも少なく取引に対するハードルを下げられるのでおすすめです。

ここでは、これからFXを始めようと考えている初心者の方に特におすすめの、FX会社を3つ紹介します。

どれも500円程度の少額から取引が可能であり、アプリやPCツールも使いやすく始めやすいので、ぜひ利用してみると良いでしょう。

初心者におすすめのFX口座3選

  • MATUI FX(松井証券)
  • マネーパートナーズ(パートナーズnano)
  • SBI FXトレード

MATUI FX(松井証券)

■MATSUI FXの詳細

口座数 15万8,958口座
※2022年12月時点
取引単位 1通貨単位~
取引手数料 無料
スプレッド 0.2~2.9
スワップポイント(買いスワップ) 米ドル/円(1万あたり):148円
カナダ/円(1万あたり):510円
※2023年1月4日時点
通貨ペア数 20通貨ペア

松井証券は、お問い合わせ格付けで11年連続最高評価を得ており、専門スタッフが丁寧に案内してくれる証券会社です。専門スタッフへの電話が繋がりにくい場合、チャットサポートによる対応も受けられます。

松井証券のレバレッジは1倍、5倍、10倍、25倍と4段階に選べます。2023年1月16日よりサービスの全通貨ペアにおいて、注文数量に応じたスプレッドの提供を開始しました。これにより業界最狭水準のスプレッドになります。

マネーパートナーズ(パートナーズnano)

■マネーパートナーズの詳細

口座数 35万4,921口座
※2022年11月時点
取引単位 100通貨単位~
取引手数料 無料
※受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円
スプレッド 米ドル/円
1万通貨まで:0銭
1万100通貨以上:0.1銭から0.2銭
スワップポイント(買いスワップ) 米ドル/円(1万あたり):252円
カナダ/円(1万あたり):236円
※2023年1月4日時点
通貨ペア数 21通貨ペア

マネーパートナーズは、2023年版FX証券年間ランキング「スプレッド部門」第1位という実績があるFX会社です。スプレッドの幅を狭くするためのキャンペーンを多く実施しています。

またマネーパートナーズは三井住友銀行およびみずほ銀行と信託契約を締結しています。マネーパートナーズが破産しても、預けていた財産は登録者へ直接返還されます。

クイック入金を使うと振込手数料が0円で入金できるため、少しでもコストを抑えて入金をしたい方に向いているFX会社です。

SBI FXトレード

■SBI FXトレードの詳細

口座数 30万口座
※2020年9月時点
取引単位 1通貨~1,000万通貨
取引手数料 無料
スプレッド 米ドル/円:0.18銭~
スワップポイント(買いスワップ) 米ドル/円(1万あたり):165円
カナダ/円(1万あたり):340円
※2023年1月4日時点
通貨ペア数 34通貨ペア

SBI FXトレードは、2024年オリコン顧客満足度調査「FX取引 初心者部門」にて、5年連続第1位を達成しています。

ダウンロード不要のWeb版ツールから、インストール型のツールやスマートフォン取引用のツールも用意しています。

またFX業界初の提示レートを、小数点以下4桁まで表示しています。細かいレートまでわかるため、今までわずかに損失となった取引でも、収益機会につながる可能性があります。最小取引単位も1通貨からなので、少額からFXを始めたい人におすすめです。

初心者がFXで失敗しないための方法

利益を狙えるFXですが、当然リスクも存在します。

初心者の場合は特に、経験が少ないため、どのタイミングで取引をすればいいのか判断がつかないことも多いです。

そのためFXトレードで失敗しないせず、上達して利益を出せるようになっていくために重要なポイントを解説します。

初心者がFXで失敗しないための方法

  • FXの基礎知識や専門用語を覚える
  • 余裕のある保証金を用意する
  • 少額から取引を始める
  • 低レバレッジから取引を始める
  • デモトレードから始める
  • 損切りラインを決めておく

FXの基礎知識や専門用語を覚える

初心者がFXで失敗しないためには、専門用語を覚えることから始めましょう。専門用語の意味を理解していないと、大きな損失に繋がる可能性があります。覚えておくべき専門用語は以下の7つです。

■覚えておくべきFXの専門用語

用語 意味
レバレッジ てこの原理を意味するFXの大きな特徴の1つ。手元の資金以上の金額を取引できる
スプレッド 通貨の買値と売値の差。実質的な手数料ともいわれている
スワップポイント 2国間の金利差分により、ポジションを保有しているだけで利益を得られる
ロスカット 保有しているポジションの評価損が一定水準に達すると、強制的にポジションを決済する
pips(ピップス) 通貨の値動き最小単位
ロット FXの取引単位。1000通貨や1万通貨などを指す
通貨ペア 交換する通貨の組み合わせ。米ドル/日本円といった表記をされる

余裕のある保証金を用意する

保証金が用意できてないと投資に資金を回せないため、相場から退場となり投資を引退することになります。

保証金は「5%ルール」という資金管理の考え方から、1回の取引における損失許容額を証拠金の5%までに設定すると良いでしょう。予想に反したトレンドの動きをされ損失が発生しても、保証金で耐えられます。

5%というのは全体の100%内です。自身の資産が10万円なら5,000円が余裕のある保証金になります。1000通貨を1ドル100円の時に取引する場合、4000円(100円×1000通貨×4%)が必要保証金となります。取引する通貨数が増えるほど多く必要になります。

初心者は損失が出ても、生活に影響が出ないお金からFXを始めると良いです。

少額から取引を始める

初心者はFXに慣れておらず失敗しやすいため、少額から取引しましょう。1万通貨単位といった高い金額でトレードを始めると、大きな損失に繋がる可能性があります。

少額トレードでは得られる利益も小さく、ロスカットされやすいですが、失敗しても損失が少なく済むうえに経験を積めます。ロスカットとは、FX会社が定める損失額を超えると強制的に決済されるシステムです。

会社によって最低取引単位が異なるため、確認してからFX会社の口座開設を行ってください。

低レバレッジから取引を始める

初心者はFXに慣れておらず失敗しやすいため、トレードに失敗しても損失が少ない低レバレッジから取引を始めるのがおすすめです。

またトレードに慣れてきた場合でも、ロスカットが発生した場合に耐えられるレバレッジが良いとされています。

レバレッジは金融庁により最大25倍と定められており、成功すれば大きな利益になりますが、失敗すれば大きな損失となります。

しかし2倍や3倍程度だと、取引をする際に必要な資金が多くなってしまうため、取引ができなくなるという状態に陥ってしまいます。

そのためFXに慣れていない初心者は、5倍から10倍のレバレッジで調整して取引をしていきましょう。

デモトレードから始める

デモトレードとは、FX会社が用意した仮想資金で実際の取引を体験できる機能です。メールアドレスやパスワード、ニックネームを入力すれば、デモ口座を開設できます。

デモトレードを活用すると、取引ツールの使い方やタイミング、相場の分析方法など本番のトレードと同じようにトレーニングできるため、実践感覚を養いたい方におすすめです。FX会社によっては、登録日より一定期間しかデモトレードを使えないところもあります。

まずはデモトレードで感覚をつかみ、少額からFXを始めると良いでしょう。

損切りラインを決めておく

大きな損失を出さないためにも、損切ラインを決めておきます。FXの損切は含み損を抱えているポジションを決済し、損失を確定させることです。つまりマイナスを最小限に留めることが損切りの目的です。

FXは思い通りの相場で取引できないこともあるため、100%損失を避けることはできません。損切ラインを決めておくと、予想に反した値動きをされても、損失が膨らむのを防げます。

「もう少し待てば戻るかも」と思うかもしれませんが、損失はどんどん増えてしまうでしょう。

ベテラントレーダーこそ損失を何度も出しているため、損切ラインを決めておくと、利益を出せる確率が高くなるでしょう。初心者は損切ラインを決めて、決断を素早く正確に行うことを心がけると良いでしょう。

FXとは?

FXの正式名称は、外国為替証拠金取引 (Foreign Exchange) です。日本円で米ドルをはじめとした、外国の通貨を売ったり買ったりしたときの差額で利益を狙います。

例えば、海外旅行に出かけるときに1ドルを110円で交換したとします。帰国後に米ドルを空港で再度両替したときに、1ドル120円で交換できれば、1ドルあたり10円の利益が出たことになります。FXも同じように、海外通貨を安く売って高く売ることで利益を得ることができます。

FXと株の違い

代表的な投資の一つに株取引がありますが、これもFXと同じように、株を売買したときの差額によって利益を得ます。しかし、両者には大きく異なる点があります。

一つは投資対象です。FXの場合、政府が発行している通貨が投資対象です。一方で株の場合、企業が発行している株式が対象となっており、企業が倒産すると株は消滅します。しかし、通貨については消滅することはないので、国が破綻しない限り無価値になることはありません。

もう一つの違いは取引時間です。株の場合、平日の午前9時から午後3時までが取引可能な時間ですが、FXは、平日なら24時間取引が可能で、夜中や早朝でもトレードができます。

外貨預金との違い

外貨預金は米ドルなどの外貨を金融機関に預ける投資商品です。FXは数秒単位の取引や長期間の投資ができるのに対して、外貨預金は投資期間が1カ月~数年が通常です。さらに、外貨預金の決済は預金期間の満期時に限定されており、金利も解約時に一括の受け取りになります。しかし、FXでは自身の好きなタイミングで決済でき、金利は毎日受け取れることも違いとして挙げられます。

そして、大きな違いは投資効率でしょう。外貨預金ではレバレッジを利用できません。一方、FXでは最大25倍までのレバレッジをかけられます。また、外貨預金の取引コストはFXに比べて、割高であることも覚えておきましょう。

ただし、FXでは短い時間で取引可能な為替レートを判断しなければなりません。反対に外貨預金は日本円に比べて高い金利が受けられるメリットがあります。それぞれの特徴を把握し、投資商品の選択肢として活用するとよいでしょう。

記事にコメントいただいた専門家

コメントをいただいた専門家・鈴木 拓也(すずき たくや)

株式会社フィンテラス代表取締役
日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

1987年生まれ。明治大学理工学部卒業、東京工業大学大学院修士課程修了後に、株式会社三井住友銀行に入行し、市場営業部門(東京本店)と香港支店にて為替ディーラー業務に従事。
金融投資教育のWebメディア事業を運営する株式会社フィンテラスを設立し、代表取締役に就任。公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
■保有資格: 日本証券アナリスト協会認定アナリスト
公式サイト:https://fx-megabank.com/
Twitter:https://twitter.com/Tya_FX_dealer