コインチェック,NFT
(画像=NETMONEY編集部)
  1. コインチェックNFTの概要
  2. コインチェックNFTで取引を行うメリット
    1. ガス代が不要
    2. NFT取引の決済に対応している仮想通貨の範囲が広い
  3. コインチェックNFTの取扱商品
    1. THE SANDBOX(サンドボックス)
    2. DECENTRALAND(ディセントラランド)
    3. SORARE(ソラーレ)
    4. MEEBITS(ミービッツ)
    5. JOYFA(ジョイファ)
    6. OTHERSIDE(アザーサイド)
    7. ARTBLOCKS(アートブロックス)
    8. GENERATIVEMASKS(ジェネレイティブマスクス)
    9. CRYPTOSPELLS(クリプトスペルズ)
    10. NFTトレカ
  4. コインチェックNFTを始める前に知っておきたいルール
    1. コインチェックNFTで利用可能な決裁通貨ついて
    2. 出品者が「受け取る通貨」に指定した仮想通貨でNFTを購入できる
    3. コインチェックNFTのスマホアプリについて
  5. コインチェックNFTの使い方・買い方
    1. 事前準備
    2. コインチェックでアカウント作成
    3. メタマスクをインストール
    4. メタマスクとは
    5. メタマスク利用時はシークレットリカバリーフレーズのメモを忘れずに
    6. メタマスクをコインチェックNFTに連携
    7. 買うときの手続き
    8. 売るときの手続き
  6. NFTとは
  7. 話題になっているNFTアートとは
  8. NFTを買うメリット
    1. 値上がり益が期待できる
    2. 原則として、24時間365日いつでも自由に売買が可能
    3. 投資対象が破損や劣化の心配がない
  9. NFTで利益を出す3つの方法
    1. NFTの取引で売却益を狙う
    2. 自身が制作したNFT作品をマーケットプレイスに出品する
    3. NFTにまつわる仮想通貨を購入する
  10. NFT購入時の注意点
    1. 歴史が浅く法の整備が不十分
    2. バブル相場の懸念
  11. コインチェックNFTとは?まとめ

コインチェックNFTの概要

ビットコイン
(画像=フォントACより)

コインチェックNFTは、仮想通貨取引所「Coincheck(コインチェック)」が運営するNFTマーケットプレイスとして2021年3月にリリースされました。

トークン規格は、NFTの発行によく用いられるイーサリアム基盤のERC-721になります。The Sandbox(サンドボックス)やDECENTRALAND(ディセントラランド)をはじめ、多くのNFTシリーズを取引することができます。

コインチェックNFTはユーザーへのサポートが手厚いため、仮想通貨投資初心者にも優しいシステムになっています。初めてNFT取引を始める人におすすめです。

出展:CoinCheck NFT(ベータ版)

コインチェックNFTで取引を行うメリット

メリット
(画像=フォントACより)

コインチェックNFTはオフチェーンで取引できる点が特徴です。オフチェーン取引ができる結果として、NFT取引の決済に対応している仮想通貨の範囲が広い点と、ガス代と呼ばれる手数料のようなものが不要な点の2つのメリットを得ることができます。

なお、オフチェーンの対になる言葉にオンチェーンがあります。オンチェーンで取引するとこれら2つのメリットは得られません。

コインチェックNFTで取引を行うメリット

  1. ガス代が不要
  2. NFT取引の決済に対応している仮想通貨の範囲が広い

ガス代が不要

現在流通しているほとんどのNFTは、イーサリアムという分散型アプリケーションプラットフォームで取引されています。

イーサリアムブロックチェーン上でデジタルデータを取引することで、記録を残すことができます。そうすることで、所有権や作品が本物であることを証明することができるというのがNFTの本質です。

イーサリアムプラットフォーム上で、直接NFTを取引きする場合、「ガス代」と呼ばれる手数料のようなものをイーサリアムプラットフォームへ支払わなければいけません。

この「ガス代」は、ユーザー数に応じて高額になってしまうため、NFT市場が拡大中の今、ガス代の高騰が大きな問題となっています。更にはガス代の価格変動がかなり激しく、数分で2倍になるなど、価格が不安定な点も利便性を下げている要因です。

ところが、コインチェックNFTの場合、ガス代を支払うことなくNFTを売買することが可能です。これは「オフチェーン」で取引を行っているからです。

「オフチェーン」とは、ブロックチェーンの外で取引することです。CoinCheckがイーサリアムプラットフォーム上で取得した後に、コインチェックNFT上で販売を開始する形式をとっているためガス代がかからないのです。

なお、「オフチェーン」のブロックチェーン上の取引記録は取得した時と、イーサリアムブロックチェーン上に戻した時の記録が残ることとなります。

つまり、取得したコインチェックとイーサリアムブロックチェーン上に戻した人がブロックチェーン上に記録されるということです。

NFT取引の決済に対応している仮想通貨の範囲が広い

イーサリアムプラットフォームで使用される通貨はETHです。

そのため、NFTをイーサリアムプラットフォームで取引する際は、ETHでNFTの代金を決済することになります。

つまり、イーサリアムプラットフォームでのオンチェーン取引を採用しているNFTマーケットプレイスでは、基本的にはETHで決済を行うことになるということです。なお、このETHは時価総額第2位のイーサリアムのことです。

コインチェックNFTの場合は。オフチェーン取引のため決済に用いることができる仮想通貨の制限がありません。運営元であるCoincheck(コインチェック)が取り扱っているほとんどの仮想通貨を使って好みのNFTを購入することができます。これもオフチェーン上での取引だからできることです。

例えば、ビットコインを長年保有している方が、そのビットコインをNFT取引の決済に利用できるので便利です。オンチェーン取引の場合、イーサリアムに一度換金する手間が生じるためです。

なお、このケースで、長年保有しているビットコインに利益が出ている場合は課税の対象となるので注意が必要です。詳しくは最寄りの税務署や税理士など専門家に相談してください。

コインチェックNFTの取扱商品

コイン
(画像=O-DANより)

コインチェックNFTで取り扱っているNFTシリーズは。2022年7月時点で「10種類」です。各NFTシリーズの詳細を以下でご紹介します。

コインチェックNFTの取扱商品

  1. THE SANDBOX(サンドボックス)
  2. DECENTRALAND(ディセントラランド)
  3. SORARE(ソラーレ)
  4. MEEBITS(ミービッツ)
  5. JOYFA(ジョイファ)
  6. OTHERSIDE(アザーサイド)
  7. ARTBLOCKS(アートブロックス)
  8. GENERATIVEMASKS(ジェネレイティブマスクス)
  9. CRYPTOSPELLS(クリプトスペルズ)
  10. NFTトレカ

THE SANDBOX(サンドボックス)

The Sandbox(サンドボックス)は、ブロックチェーンゲームです。

ゲームの舞台は最近話題の「メタバース」と呼ばれる仮想空間です。ユーザーはメタバース内にいるキャラクターを操作することで自由にゲームを楽しむことができます。

ゲーム内で利用可能なトークン「SAND」は、世界で最も注目されているメタバース銘柄です。2021年11月2日の「ロイター通信」によると、日本ではソフトバンクが出資したとのことです。

2021年1月には20億円程度で推移していた「SAND」の時価総額が、ピーク時の2021年11月末には8,000億円近くにまで高騰し、わずか10ヵ月程度で400倍近く時価総額が上昇しました。なお、時価総額とは、投資家から集めたお金の総額です。金額が高いほど投資家から期待されているといえます。

コインチェックNFTでは、メタバース内の土地となる「LAND」や作成したキャラクター及びアイテムを売買可能です。この「LAND」が、将来的には土地の貸し出しによる借地料を得られたり、看板広告の費用を得られたりするなど現実の不動産と同じような稼ぎ方ができることが想定されており、将来的には大きく値上がりすると期待されています。

実際にコインチェックNFTのマーケットプレイスを確認してみると、この「LAND」はほとんど売り切れています。

DECENTRALAND(ディセントラランド)

DECENTRALAND(ディセントラランド)はメタバース空間を提供するプロジェクトです。開発を行っているのは米国の非営利団体「Decentraland Foundation」で、世界中の投資家や企業から支援を受けています。

ユーザーはメタバースの中で展開されるゲームで遊べます。さらに、メタバース内の土地であるLANDを購入し、そのLAND上に自分のコンテンツを作り上げることができます。

また、コインチェックはThe Sandboxと共同で「Oasis TOKYO」と呼ばれるメタバース都市をDECENTRALAND(ディセントラランド)の中で構築しているところです。コインチェックの公式ホームページによると、2022年中には一般公開の予定とのことです。

SORARE(ソラーレ)

Sorare(ソラーレ)は、サッカーを題材としたゲームです。サッカー選手がNFTカードになっていて、選手をそろえてサッカーチームを作るゲームです。コインチェックNFTでは、Sorareで入手したNFTカードを売買することができます。

MEEBITS(ミービッツ)

Meebits(ミービッツ)もメタバースプロジェクトの一つです。Meebitsと呼ばれる3DキャラクターをNFTとして購入することで参加できます。コインチェックNFTではこのアバターを売買することができます。

JOYFA(ジョイファ)

Joyfaは、最先端のAI・CG技術を元に、デジタル上に存在するファッション(デジタルファッション)の経済圏を開発するプロジェクトです。コインチェックNFTでは、NFTスニーカーを取引することが可能です。

OTHERSIDE(アザーサイド)

Othersideは大人気NFTシリーズ「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」をてがける「Yuga Labs」と、The Sandboxを傘下にもつ「Animoca Brands」が主導するメタバースプロジェクトです。コインチェックNFTでは、Othersideの土地「Otherdeed」をNFTとして購入することができます。

ARTBLOCKS(アートブロックス)

ARTBLOCKS(アートブロックス)は、「ジェネラティブアート」の発行と販売を行うNFTプラットフォームです。ジェネラティブアート(Generative Art)とは、コンピュータのアルゴリズムから生まれる偶然性を取り入れて制作されたアート作品のことを指します。コインチェックNFTではこのジェネラティブアートをNFTとして購入することができます。

GENERATIVEMASKS(ジェネレイティブマスクス)

GENERATIVEMASKS(ジェネレイティブマスクス)は、ジェネラティブアートのNFTプロジェクトです。ジェネラティブアートとは、アルゴリズムや数学的手法などから生まれる偶然性を取り入れて作られるアート作品のことを指します。コインチェックNFTでは、ジェネレイティブアートのNFTを売買することが可能です。

CRYPTOSPELLS(クリプトスペルズ)

CryptoSpells(クリプトスペルズ)は、日本製のブロックチェーンゲームです。東京に本社を置くCryptoGames株式会社によってローンチされました。対戦型カードゲームのような遊び方ができるゲームです。NFTとして取引されているのはゲームの中の対戦で実際に利用されるカードです。コインチェックNFTでは、CryptoSpells(クリプトスペルズ)内で使えるカードを買うことができます。

NFTトレカ

NFTトレカは、所有しているカードを鑑賞することで楽しむものです。2021年4月にはNFTトレカで入手したカードをCryptoSpells(クリプトスペルズ)で利用できるコラボが実施されたようです。

コインチェックNFTを始める前に知っておきたいルール

木槌
(画像=O-DANより)

これからコインチェックNFTの取引に挑戦するという方が、最低限知っておきたいルールを3つ紹介します。

コインチェックNFTを始める前に知っておきたいルール

  1. コインチェックNFTで利用可能な決裁通貨ついて
  2. 出品者が「受け取る通貨」に指定した仮想通貨でNFTを購入できる
  3. コインチェックNFTのスマホアプリについて

コインチェックNFTで利用可能な決裁通貨ついて

CoinCheckの公式ホームページによると、コインチェックNFTで2022年7月時点に利用可能な通貨は以下の16通貨です。

BTC, ETH, MONA, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, XLM,QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, PLT, SAND

出品者が「受け取る通貨」に指定した仮想通貨でNFTを購入できる

コインチェックNFTでは、出品者がどの仮想通貨で受け取るかを、出品時に指定することができます。先程紹介した16通貨の中から出品者が受け取りたい仮想通貨を選ぶことになります。

出品時に指定した仮想通貨以外では、そのNFTを購入することができません。特に購入したいアイテムが決まっていないのであれば、とりあえずはETHをNFT決済用として購入するのが無難です。

実際に販売されているNFTを見るとほとんどが、ETH(イーサリアム)で出品されています。

たまにBTC(ビットコイン)やXRP(リップル)で出品されていますが、これは新規参入者を想定しているというよりは、既存の仮想通貨ホルダー向けの対策と予想されます。

とはいえ、特定の購入したいNFTが決まっているのであれば、事前に指定されている仮想通貨を確認の上、取引に必要な金額分を購入する方が得策でしょう。状況に応じて、柔軟に対応してきたいところです。

コインチェックNFTのスマホアプリについて

コインチェックの公式ホームページによると、Android版であれば、コインチェックNFTのアプリがありますが、iOS版は対応予定はあるものの、まだ用意されていません。iPhoneユーザーの方はパソコンから利用することになります。

また、アプリには後述するメタマスクへの連携機能がありません。この連携機能を利用する際もパソコンから利用することとなります。

コインチェックNFTの使い方・買い方

最後に、コインチェックNFTの利用方法を紹介していきます。事前準備と売るとき、買うとき、それぞれについて解説しますので、適宜必要に応じてご確認ください。

コインチェックNFTの使い方・買い方

  1. 事前準備
  2. コインチェックでアカウント作成
  3. メタマスクをインストール
  4. メタマスクとは
  5. 重要】メタマスク利用時はシークレットリカバリーフレーズのメモを忘れずに
  6. メタマスクをコインチェックNFTに連携
  7. 買うときの手続き
  8. 売るときの手続き

事前準備

事前準備は3点です。①コインチェックNFTのアカウント作成、②メタマスク(世界最大の仮想通貨ウォレット)をインストールし、③コインチェックNFTのアカウントとメタマスクを連携する必要があります。それぞれ手順ごとに分かりやすく説明します。

コインチェックでアカウント作成

コインチェックNFTを利用する場合、運営元のCoincheck(コインチェック)でアカウント作成をする必要があります。出典から該当ページに飛びますので、よろしければご利用ください。

メタマスクをインストール

NFTの管理や入庫・出庫に利用する仮想通貨ウォレットとして「メタマスク」をインストールしましょう。メタマスクをインストールすることで、コインチェックNFTで購入したNFTを海外取引所などにも出品することができます。

メタマスクとは

メタマスクはユーザー数が世界最大の仮想通貨ウォレットです。日本語サービスにも対応しているため、英語が苦手な方も利用しやすいです。

なお、メタマスクを利用するためには、パソコンの場合はGoogle chromeの拡張機能を、スマホの場合はアプリを、それぞれインストールすれば、利用することができます。

メタマスク利用時はシークレットリカバリーフレーズのメモを忘れずに

その他の注意点としては、シークレットリカバリーフレーズをメモしておくことです。これはダウンロードしたパソコンを万一紛失した時に、シークレットリカバリーフレーズがないと、新しいパソコンで復活できないためです。

この場合、NFTや仮想通貨をメタマスクに格納していたとしても、二度と取り出すことができなくなります。メタマスクには、運営元企業などの中央管理者いないため、すべてが自己責任となりますので、誰も補償してくれません。シークレットリバカバリーフレーズのメモは絶対に押さえておきましょう。

メタマスクをコインチェックNFTに連携

最後に、メタマスクをコインチェックNFTに連携しましょう。連携は、公式サイト内で「Metamaskに接続」ボタンを押すだけで完了です。メタマスクのアドレスが公式サイト内に表示されれば、コインチェックNFTとの接続は完了です。

買うときの手続き

コインチェックNFTでは、簡単な手続きでNFTを買う事ができます。出品されているNFTの中から、買いたいアイテムを選択して購入するだけです。

先ほど説明したとおり、出品者が「受け取る通貨」に設定した通貨でしか購入することができません。購入するアイテムを先に決めてから購入資金を用意するか、持っている仮想通貨で購入できるアイテムを探すかのどちらかになります。ご自身の状況に合わせて柔軟に対応しましょう。

売るときの手続き

NFTを売るときの手続きはやや複雑ですので、詳細にわかりやすく説明します。

コインチェックNFTにアイテムを入庫

購入したNFTはメタマスクに保存することができます。メタマスクに保存しているNFTをコインチェックNFTで売りたいときは、売りたいNFTをメタマスクからコインチェックNFTに入庫する必要があります。手順は以下の5STEPです。

コインチェックNFTの入庫手順

  1. 「Coincheck NFT」の画面右上「マイページ」をクリック
  2. 「MetaMaskに接続 」をクリック
  3. 接続の画面が表示されますので画面の説明に沿って接続
  4. 「MetaMaskから入庫」をクリック
  5. 入庫するNFTの種類とToken IDを入力

各種設定をして出品登録

入庫が完了したら、「受け取る通貨」と「出品金額」を設定し、出品登録を行えば手続き完了です。なお、コインチェックNFTの場合、売れた時に販売価格の10%が手数料として差し引かれます。

なお、オンチェーン取引の際にかかるガス代と呼ばれる手数料は、秒単位で価格が変動するためかなり不便です。コインチェックNFTであれば、手数料が一律なので便利です。

NFTとは

NFT
(画像=O-DANより)

コインチェックNFTは非常に使いやすいため初心者の方も安心して取引できますが、NFTについてしっかりと勉強して取引しないと思わぬ損失を被る恐れがあります。コインチェックNFTを始める前にNFTについて勉強しましょう。

まず、NFTとは「Non-Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)」の頭文字3つを並べた略称です。日本語に訳すると、非代替性トークンとなります。

ブロックチェーン上で取引することで、デジタルコンテンツの売買記録を付けることができます。結果として、デジタルコンテンツに所有権を付与することができる技術です。将来的には不動産取引などに応用するなど、様々な分野でイノベーションを起こすことが期待されています。

非代替性トークンの対になる言葉として、代替性トークンがあります。代替性トークンとは仮想通貨の事です。現実世界で例えるならば、代替性トークンはドルや円などの法定通貨です。紙幣や硬貨に所有権を付与することができないのと同じです。

一方で、非代替性トークンは現実世界で例えるならば、法定通貨で売買される対象です。例えば不動産などが該当します。所有している不動産は唯一無二のものです。これと同様にNFTも唯一無二のものとしてブロックチェーンに記録されることとなります。

話題になっているNFTアートとは

NFTアートとは、絵画や音楽などのデジタルコンテンツをNFT化したもののことを指します。従来のデジタルコンテンツは、コピーして拡散することが可能でしたが、NFTとすることで所有権の確認ができるため、唯一無二のものとして所有し、手放すときは売ることで換金することができるようになりました。

NFTを買うメリット

NFTを購入するメリットには、主に次のようなものがあります。

NFTを買うメリット

  1. 値上がり益が期待できる
  2. 原則として、24時間365日いつでも自由に売買が可能
  3. 投資対象が破損や劣化の心配がない

値上がり益が期待できる

NFTは、市場に参加している投資家からの評価に応じて価値が変動します。

そのため、購入したNFTの人気に火が付いたときにマーケットプレイスで売ることができれば、売却益を得ることが期待できます。

原則として、24時間365日いつでも自由に売買が可能

例えば株式の取引時間帯は、基本的に平日の9時~15時です。取引できる時間帯が限られています。その点、コインチェックNFTなどのNFTマーケットプレイスは、原則24時間365日取引することが可能です。会社員など平日の夜や土日しか空き時間がない方が利用しやすいです。

投資対象が破損や劣化の心配がない

マンションや貴金属などの実物資産は、時間の経過とともに、どこかしらが破損します。現物の絵画やイラストなどは、時間が経つにつれ劣化します。
 

ところが、NFTはデジタル資産なので、破損や劣化はしません。ずっと買ったときの状態のまま保管できるというのがメリットです。

NFTで利益を出す3つの方法

コインを積み立てる
(画像=O-DANより)

NFTで利益を出す方法は3通りあります。それぞれわかりやすく解説します。

NFTで利益を出す3つの方法

  1. NFTの取引で売却益を狙う
  2. 自身が制作したNFT作品をマーケットプレイスに出品する
  3. NFTにまつわる仮想通貨を購入する

NFTの取引で売却益を狙う

NFTは不動産や絵画などの現物資産と同じように、市場参加者の需要に応じて価値が変動します。そのため、購入したNFTの需要が高まったタイミングを見計らい、マーケットプレイスで販売することで売却益を得ることが期待できます。

自身が制作したNFT作品をマーケットプレイスに出品する

NFTは自分で作ることができます。NFTマーケットプレイスでは、自作のNFTを出品することが可能です。自分でイラスト、音楽、VRアートなどをマーケットに出品した後、買い手が見つかれば収益を得ることができます。

もちろん買い手を見つけることが非常に大変です。簡単には売れませんが、小学生の夏休みの宿題として作ったNFT作品が数千万円で取引された事例があります。NFTブームに沸いた2021年の出来事です。誰にでもある程度のチャンスがあるのではないでしょうか。

NFTにまつわる仮想通貨を購入する

仮想通貨の中には、NFTゲームやNFTプラットフォーム内での法定通貨のような役割を担う仮想通貨があります。

NFTの需要が高まると、それに関連する仮想通貨の需要が高まり価格が上がります。将来が期待できるNFTに関連する銘柄を購入し、値上がりしたときに売却すれば利益を得られます。

代表的なものにSAND(The Sandbox)やMANA(Decentraland)、APE(ApeCoin)があります。SAND(The Sandbox)やMANA(Decentraland)はすでに述べたNFTプラットフォーム内での取引に利用される仮想通貨です。

APEは大人気NFTシリーズ「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を手がけるYuga Labsが発行に携わった仮想通貨です。

最終的には「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を中心に据えた経済圏を作る構想を持っており、そこでの決済通貨としてAPEが使われる構想があるようです。

NFT購入時の注意点

注意
(画像=O-DANより)

NFTの取引にはリスクが伴います。リスクをきちんと理解し、承知した上で投資をすることが非常に大切です。

NFT購入時の注意点

  1. 歴史が浅く法の整備が不十分
  2. バブル相場の懸念

歴史が浅く法の整備が不十分

NFTは急速にブームを起こしました。取引の歴史が浅いため、取引上のルールや購入者の権利、著作権の問題などがあいまいです。何かトラブルが起こってしまった場合、判例などがないため弁護士など専門家に相談し、裁判などで勝たないと、自分の権利が守れないかもしれません。

世界最大のNFTマーケットプレイスである「OpenSea」などを覗いてみると、不当に高いNFTが散見されます。詐欺被害などにあった場合、海外だとより事態が複雑になるため、知識がそれほどないうちは、コインチェックNFTで取引する方が無難でしょう。

もちろん取引する際も、しっかりと勉強してからNFTを購入しましょう。出品者が自由に価格設定できるので、コインチェックNFTでも不当に高額な設定ができてしまうためです。

バブル相場の懸念

2022年時点でNFT市場は、落札価格、取引価格が非常に高くなっています。

本来の価値に比べても高くなり過ぎたバブル状態ではないかということが懸念されます。

電子上に描かれた画像や絵などを高額で売買する様は、かつてのオランダで起こったチューリップバブルのように見えなくもないため、購入する際は本当に価値があるのかを見極めて、余裕資金で投資をすることを徹底してください。

コインチェックNFTとは?まとめ

NFT
(画像=O-DANより)

コインチェックNFTは、国内取引所コインチェックが運営しているNFTマーケットプレイスです。日本の会社が運営しているため日本語で取引できるので、初めてNFTを取引する方も安心して取引できます。そのほか、オフチェーン取引を採用しているため、ガス代がかからない点や複数の仮想通貨で出品することができるので、利便性が高いです。

初心者の方が安心して取引でき、利便性が高いコインチェックNFTですが、NFTについて知識がないと思わぬ損失を被ることがあります。NFTは知識さえしっかり持てば、将来的に莫大な収益を得ることが期待できる魅力的な投資対象です。しっかりと勉強してから取引を初めて下さい。

最後に投資は自己責任ですので余裕資金で投資しましょう。NFTは将来的に莫大な収益を得られる期待がありますが、無価値になる可能性も否めません。

万一自身の購入したNFTの価値がゼロになったとしても、問題ない範囲の資金での取引をお勧めします。