「エポスカード」と「JCB CARD W」の違いを解説!特徴やおすすめポイントは?
NET MONEY編集部作成

株式会社エポスカードが発行する「エポスカード」と、株式会社ジェーシービーが発行する「JCB CARD W」は、さまざまな特徴がある人気のクレジットカードです。似ている部分もあれば、違った特徴もあります。クレジットカード選びに悩んでいる人は、それぞれの特徴が気になるのではないでしょうか。

この記事では、それぞれのカードのおすすめポイントや、概要を詳しく紹介していきます。どちらのカードに魅力を感じるか、ぜひチェックしてみてください。

エポスカードのおすすめポイント
  • 高校生を除く18歳以上であれば年齢制限なし
  • マルイで買い物をする人にオススメ
  • 最大3,000万円補償の海外旅行保険
JCB CARD Wのおすすめポイント
  • コンビニやネットショッピング利用者にオススメ
  • スタバで最大10.5%還元
  • 海外旅行傷害保険とショッピングガード保険が付帯

エポスカードの基本情報

初めに、エポスカードの基本情報についてチェックしていきましょう。

“エポスカード画像”
エポスカードの基本情報
年会費 永年無料
ブランド Visa
入会資格 高校生を除く満18歳以上で日本国内在住の人
発行期間 1週間
利用可能枠 個別に設定
追加カード・搭載電子マネー ETCカード
ETCカード 発行手数料無料、年会費無料
家族カード
スマホ決済 Apple Pay(QUICPayとして使える)
タッチ決済 Visaのタッチ決済

エポスカードの概要

エポスカードは、株式会社エポスカードが発行するクレジットカードで、年会費永年無料で所持できます。日本国内に在住していて、高校生を除く満18歳以上の人なら入会資格があるので、幅広い人が申し込みできるのも魅力です。

Apple Payによるスマホ決済やVisaのタッチ決済による、便利なキャッシュレス決済も利用できます。

エポスカードの主な特徴

エポスカードは年会費無料のクレジットカードで、マルイグループ店舗をよく利用する人におすすめの1枚です。マルイで年に4回開催される会員限定の優待期間「マルコとマルオの7日間」の期間中は、10%割引で利用できお得です。

エポスカードの特典一覧

エポスカードは、入会するだけで2000円相当のプレゼントがもらえます。エポスカードのホームページから申し込んだ場合と郵送でカードを受け取った場合は2000円相当のエポスポイント、マルイ店舗で受け取った場合は、マルイ店舗で使える2000円クーポンがもらえます。

また、マルイ通販から申し込んだ場合は、マルイウェブチャネルで利用できる2000円分のクーポンがもらえます。申し込み方法によって、プレゼントが異なることを知っておきましょう。

JCB CARD Wの基本情報

続いて、JCB CARD Wの基本情報をチェックしていきましょう。

“JCBCARDW画像”
JCB CARD Wの基本情報
年会費 永年無料
ブランド JCB
入会資格 高校生を除く満18~39歳までの人
発行期間 1週間程度
利用可能枠
追加カード・搭載電子マネー ETCカード、家族カード、QUICPay専用カード
ETCカード 発行手数料無料、年会費無料
家族カード 年会費無料
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay(QUICPayとして使える)
タッチ決済

JCB CARD Wの概要

JCB CARD Wは入会資格に年齢制限がないエポスカードと異なり、39歳までしか申し込めないクレジットカードです。年会費無料にもかかわらずETCカード、家族カードなどさまざまな追加カードが無料で発行できます。さらにスマホ決済に対応しているなど、便利機能が数多く備わったうれしい特徴もあります。

ポイント還元が高い優待店である「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」には、幅広い店舗が加盟しているので、普段の買い物などでポイントをより多く貯めたい人にもおすすめです。

JCB CARD Wの主な特徴

JCBカードSと比較して、JCB CARD Wはいつでも2倍のポイントを獲得できるのが魅力です。

さらに「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」での利用なら、簡単に多くのポイントが貯まります。なかでも、スターバックスで最大10.5%還元になるのは魅力的です。

ポイントアップだけなら、貯めやすいカードも多いです。しかしJCBのプロパーカードを所持して、ポイントもしっかり貯めたいという39歳以下の人にはぴったりでしょう。

JCB CARD Wの特典一覧

JCB CARD Wに新規入会し、カードを使ってAmazonを利用すれば、最大12,000円がキャッシュバックされる新規入会キャンペーンが行われています。※その際は、MyJCBアプリにログインすることが条件なので、忘れずにログインして利用してみましょう。

ほかにも紹介された人にURLが送付され、そのURLからその人がカードに入会すれば、紹介者・被紹介者に1,500円キャッシュバックされるお友達紹介キャンペーン※2もあります。クレジットカードを所持したい人がいたら、紹介してみるのもおすすめです。

※キャンペーン期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)
キャンペーン期間内に、以下を満たす方
・対象カードに新規入会
・カード入会月の翌々月15日までにMyJCBアプリへログイン
・カード入会月の翌々月15日までのAmazon.co.jpでのカード利用
※2キャンペーン期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)

エポスカードのおすすめポイント

ここからはエポスカードのおすすめポイントを紹介していきましょう。

エポスカードのおすすめポイント
  • 最大3,000万円まで補償の海外旅行保険が付帯
  • 国内の飲食店・スパなど約1万店舗での割引やポイントアップ
  • 年間50万円の利用で年会費無料のゴールドカードへ

最大3,000万円まで補償の海外旅行保険が付帯

エポスカードの最大の特徴は、年会費無料にもかかわらず、最大3,000万円まで補償される海外旅行傷害保険が付帯している点です。日本の医療保険が適用されない海外で医師の診察を受けると、かなりの出費になりますが、エポスカードがあれば安心です。

ただし、保険金の額は、保険の種類により異なります。たとえば、医師の治療を受けた場合に補償される「疾病治療費用」は、最高保険金額が270万円です。

なお、エポスカードの海外旅行傷害保険は以前まで自動付帯でしたが、2023年10月より利用付帯に切り替わりました。

国内の飲食店・スパなど約1万店舗での割引やポイントアップ

エポスカードは特に、マルイでの買い物がお得になるカードですが、白木屋や魚民などの居酒屋、カラオケ館やBIG ECHOなどのカラオケ施設、HISやタイムズなどさまざまなジャンルの優待店でお得に使えます。割引やポイントアップなどの特典が受けられるので、せっかく所持するならチェックしておきましょう。

年間50万円の利用で年会費無料のゴールドカードへ

エポスカードには、エポスゴールドカードというワンランク上のクレジットカードも用意されています。他社のゴールドカードは年会費が高かったり、年会費無料のハードルが高かったりしますが、エポスカードゴールドは年間50万円の利用で無料になるのがうれしいポイントです。

ゴールドカードになると、ポイントの有効期限がなくなったり、年間利用額によってボーナスポイントがもらえたりするので、さらにお得にポイントが貯まります。

JCB CARD Wのおすすめポイント

次はJCB CARD Wのおすすめポイントを紹介していきます。

JCB CARD Wおすすめポイント
  • ポイントがいつでも2倍
  • JCB優待店でさらに高還元
  • ETCカード発行手数料・年会費無料

ポイントがいつでも2倍

JCB CARD Wは、JCBカードSと比べて常にポイント2倍なお得なカードです。ただし、ポイントを多く貯めることを重視する場合、JCBカードS自体がほかのブランドのカードよりも還元率がよくないともいわれているので、JCBのプロパーカードであることを重視する人にはおすすめです。

JCB優待店でさらに高還元

JCB優待店の「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」に加盟している店舗なら、さらにポイント還元率が高くなります。セブン-イレブンやビックカメラ、ウェルシアといった普段の買い物に便利な店舗が加盟しています。ネットショッピングが中心な人にもうれしい、Amazonやメルカリも対象となっています。

ETCカード発行手数料・年会費無料

JCB CARD Wは、ETCカードを発行手数料と年会費の両方無料で所持できるのも魅力です。クレジットカードの発行と合わせて、ETCも発行したい人に向いているので、ぜひチェックしてみてください。

エポスカードとJCB CARD Wはどっちがお得?

ここまでエポスカードとJCB CARD Wのそれぞれの特徴や、おすすめポイントを紹介してきました。ここからは、2つのカードを比較して、さまざまな観点からどちらがお得かを解説していきます。

基本スペックを比較

 
エポスカード画像
JCBCARDW画像
カード名 エポスカード JCB CARD W
年会費 永年無料 永年無料
ブランド Visa JCB
入会資格 高校生を除く満18歳以上で日本国内在住の人 高校生を除く満18~39歳までの人
発行期間 1週間 1週間程度
スマホ決済 Apple Pay(QUICPayとして使える) Apple Pay、Google Pay(QUICPayとして使える)
タッチ決済 Visaのタッチ決済
申し込み
 
エポスカード画像
JCBCARDW画像
カード名 エポスカード JCB CARD W
年会費 永年無料 永年無料
ブランド Visa JCB
入会資格 高校生を除く満18歳以上で日本国内在住の人 高校生を除く満18~39歳までの人
発行期間 1週間 1週間程度
スマホ決済 Apple Pay
(QUICPayとして使える)
Apple Pay、Google Pay
(QUICPayとして使える)
タッチ決済 Visaのタッチ決済
申し込み

エポスカードとJCB CARD Wは、それぞれVisaとJCBブランドしか選べないカードです。所持したいブランドが決まっているなら、それを選ぶとよいでしょう。またJCB CARD Wは39歳までの人しか入会資格がないので、40歳以上の人は選べないため注意してください。

マイル・ポイント還元率で比較

  エポスカード JCB CARD W
マイル JAL、ANA、ANA SKYコイン JAL、ANA、ANA SKYコイン、デルタ航空
ポイント還元率 0.5%~ 1.00%~10.50%

マイルはどちらも交換できる種類が多いのがうれしいポイントです。デルタ航空を利用することが多い人は、JCB CARD Wなら交換できます。

ポイント還元率はエポスカードが0.5%で、JCB CARD Wが1.00%~10.50% なのでJCB CARD Wの方が還元率は高いといえます。また、それぞれ優待店が異なるので、よく利用する店舗が多いほうを選ぶのもひとつの手です。

付帯保険で比較

続いてそれぞれのカードに付帯している保険について比較します。

エポスカード JCB CARD W
最高3,000万円の海外旅行傷害保険 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
100万円限度の海外ショッピングガード保険

どちらも同じく海外旅行保険が付帯していますが、注目すべきはその補償額です。JCB CARD Wが最大2,000万円補償であるところ、エポスカードでは、最大3,000万円まで補償されます。

一般的に、年会費無料のクレジットカードの海外旅行保険は、2,000万円まで補償されるものが多いなか、エポスカードの補償額の高さは頭一つ抜けています。

日常での使い勝手で比較

コンビニでの利用やネットショッピングでの利用が多い人には、JCB CARD Wがおすすめです。一方、マルイでよく買い物をする人は、エポスカードがよいでしょう。自分の行動範囲を考えて選ぶのが、お得に使うポイントです。

旅行での使い勝手で比較

エポスカードもJCB CARD Wも、海外旅行傷害保険は付帯しています。しかし少しずつ項目に違いがあるため、メリットが大きいほうをチェックするとよいでしょう。

※10/1~利用付帯に変更

保険の種類 エポスカード JCB CARD W
死亡後遺障害 最高3,00万円 最高2,000万円
傷害治療費用 1回の事故につき200万円程度 1回の事故につき100万円限度
疾病治療費用 1回の病気につき270万円程度 1回の事故につき100万円限度
賠償責任 1回の事故につき2000万円限度 1回の事故につき2000万円限度
携行品障害 1旅行中20万円限度
年間20万円限度(自己負担額3000円)
1旅行中20万円限度
保険期間中100万円限度
救援者費用等 100万円限度 100万円限度
補償対象旅行期間 90日間 3ヵ月