三井住友カード株式会社は、クレジットカード会社としてよく知られていますが、クレジットカードのほかにカードローン専用のカードも発行しています。審査に時間がかかるのでは?と思われがちですが実はWEBで申し込みが完結し審査もスピーディです。
ここでは、三井住友カードのカードローンについて特徴や申込方法、口コミや評判について紹介します。
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三井住友カード・カードローンの概要
「三井住友カード・カードローン」は、三井住友カード株式会社が提供するカードローンです。クレジットカードとは別にカードローン専用のカードがあり、クレジットカードの三井住友カード(VISAまたはMastercard)を持っていなくても、カードローン専用のカードに申し込むことが可能です。
またこれらのクレジットカードを持っている人もカードローンを利用する場合は、新たにカードローン専用カードを作る必要があります。クレジットカードにショッピング利用枠と借入枠があるのに対し、カードローン専用カードは借り入れのみの利用です。カードローンの利用枠は、最高900万円で資金使途は問われていません。
年会費は無料で、借り入れができるのは満20~69歳の安定収入がある人です。三井住友カード・カードローンには、借入金の引き出し方法によって以下の2つのタイプがあります。
借入金の引き出し方法
- ATM・口座振込両用タイプ:実質年率1.5%~15.0%
- 口座振込専用タイプ:実質年利1.5%~14.4%
借入方法には、WEBや電話で借り入れを申し込み、登録した口座に借入金が振り込んでもらう「口座振替」と銀行・コンビニのATMを操作して借り入れる「ATM」があります。①は、両方の手段が使えますが②は口座振込のみです。利用枠が490万円以下の場合、①よりも②のほうが金利は低くなります。
三井住友カード・カードローンの特徴
それでは、三井住友カード・カードローンの特徴を見てみましょう。
最短5分で即時発行可能(※)
WEBで入会申し込みと支払口座(三井住友・三菱UFJ・みずほ・りそな・ゆうちょ・インターネット専業銀行など三井住友カードが指定する金融機関)の設定を行うと、入会審査・カード発行が最短3営業日でできます。申込者にローンカードが到着するのは、申し込みから約1週間後が目安です。
ただし以下のような場合は、カード発行に時間がかかることもあるため、注意しましょう。
・WEBでの申込内容に基づいて審査した結果、希望の利用枠と異なる利用枠になる場合
・19時30分以降に申し込む場合
・運転免許書や金融機関の通帳に加えて年収証明書類の提出が必要になる場合
申し込みはWEBで完結
申し込みや必要書類の提出は、WEB画面で完結します(年収証明書類は郵送での提出も可能です)。
金利設定1.5~15%だが長く付き合うほど金利が下がる
金利はATM・口座振込両用タイプで1.5~15.0%(※)ですが、遅れずに返済すると2年目以降は、1年につき0.3%ずつ金利が引き下げられ、最大1.2%の引き下げを受けることが可能です。例えば初年度の金利が9.8%で返済遅延がなかった場合、翌年は0.3%引き下げられて9.5%、5年目には8.6%になります。
※利用枠が50万円までなら15.0%、利用枠の上昇とともに金利が下がり、利用枠が900万円なら1.5%
三井住友カード・カードローンの借入方法
借り入れには、以下の3つの方法があります。
WEBで借り入れを申し込んで口座に振り込んでもらう
Webから0:00~23:20に申請すれば最短で即時振込可能。振込手数料は無料です。
電話で借入れを申し込んで口座に振り込んでもらう
自動音声応答の「スマートダイヤル24」に電話し、借り入れを申し込みます。受付後、翌営業日に口座に振り込まれます。
提携銀行・コンビニのATMを操作して借り入れる
全国の提携金融機関やコンビニのATMを操作して引き出しができます。手数料は、借入金1万円以下なら110円(税込み)、1万円超なら220円(税込み)です。なおATMの1回・1日の出金可能額は金融機関によって異なります。
三井住友カード・カードローンの返済方法
三井住友カード・カードローンの返済方法は、以下の通りです。
返済日は選べる
借りたお金の返済は、指定の口座から毎月自動で引き落とされます。毎月、一定額を返済し、返済期間・回数は、最長15年1ヵ月・181回(ご利用枠900万円、実質年率1.5%、毎月ご返済額5万円、900万円をご利用の場合)。返済日は、カード入会時に10日または26日を選びます。
・返済日が10日:毎月15日に締め切り、翌月10日に引き落とし
・返済日が26日:毎月月末に〆切、翌月26日に引き落とし
提携金融機関・ATMで臨時返済も可能
毎月の返済以外に自由に臨時返済も可能です。臨時で返済するときは、臨時の口座引き落としを申し込むか提携金融機関・コンビニのATMや三井住友カードが指定する口座に振り込みます。口座引き落としの申し込みは、WEBまたは「スマートダイヤル24」で可能です。ただしATMで返済すると手数料がかかるため、注意が必要です(1万円以下110円、1万円超220円)。
余裕がある月は、通常の返済に加えて臨時返済も活用するとよいでしょう。
三井住友カード・カードローンの口コミ・評判
実際に三井住友カード・カードローンを利用した人の評判を見てみましょう。
良い口コミ・評判
・ATMで借りられるのがとても便利だった
・返済時は、設定しておいた給与振り込み口座から自動的に引き落とされるので面倒がなかった
・コンビニのATMで返済できるので楽
主に手間なく借りたり返したりできる点が評価されています。また以下のように審査の迅速さやスタッフの丁寧さを評価する声もありました。
・手続きが簡単で審査結果がすぐわかり、助かった
・電話で申し込んだところ、スタッフが丁寧に対応してくれた
ほかにも以下のように「三井住友」のブランド力を評価する口コミもあります。
・三井住友カード株式会社という会社の知名度や信頼性を理由にカードローンを選んだ
・銀行系列なので安心
いまいちな口コミ・評判
三井住友カード・カードローンをいまいちだと感じた人からは「金利が高い」という声が多い傾向でした。利用者によって借入金利に差があり「高い」と感じている人は金利が16~20%の人。金利が10%以下だった人は、金利について「普通」と評価しています。また毎月の返済以外にATMで追加返済をする場合に手数料がかかることについても不満の声がありました。
三井住友カード・カードローンの流れ
ここでは、三井住友カード・カードローンに申し込む流れを説明します。
インターネット申し込み
インターネット申し込み画面で必要事項を入力し支払口座を設定します。
書類提出
本人確認書類として以下から2種類を用意し画像アップロードするかコピーを郵送します。
・運転免許証
・健康保険証
・住民票
・マイナンバーカード
・パスポート
また以下のいずれかに当てはまる場合は、上記の本人確認書類に加えて年収を証明する書類のコピーが1点必要です。年収を証明する書類も画像をアップロードするか郵送します。
・借入希望枠とほかのクレジットカード会社や信販会社、消費者金融会社などを含めた借入残高の合計が100万円を超える人
・借入希望枠が50万円を超える人
個人事業主は、他社からの借り入れ状況などにかかわらず、年収を証明する書類のコピーが2点必要です。「年収を証明する書類」とは、以下のようなものを指します。
・給与収入・年金受給者
給与所得の源泉徴収票や給与所得の支払明細書、年金通知書など
・個人事業主
確定申告書B第一表(控え)と青色申告決算書(控え1ページ目)または収支内訳書(控え1ページ目)のいずれか
審査発行
入会審査に通過した場合は、最短で3営業日でカードが発行されます。ただし先述したように借入希望枠が通らない場合など3営業日でカードが発行できないケースもあるため、注意しましょう。
カード審査完了後は最短5分※で振り込まれ、スマホのSMS(ショートメッセージサービス)や書面で連絡が来ます。
カード受け取り
申し込みから約1週間でカードが自宅に届きます。
まとめ
三井住友カード・カードローンは、クレジットカードでおなじみの三井住友カード株式会社が提供するカードローンです。クレジット機能のないカードローン専用のカードを使い利用枠の範囲内で必要なときに借り入れができます。お金を借り入れする方法は、銀行口座に振り込んでもらったりコンビニや銀行ATMから引き出したりするなどさまざまです。
WEBで申し込みが完結できるため審査が比較的早く、コンビニなどのATMで借りたお金を気軽に引き出せる手軽さが、高く評価されています。一方で金利が高いという評価も多い傾向です。しかし1年間遅延なく返済をすれば金利が安くなる特典もあります。またカードが届くまでの間に先にお金を借りて口座に振り込んでくれるサービスもあるなど、急ぎの用立てにも応えてくれるでしょう。
生活をしていると病気や冠婚葬祭など急に大きな出費が重なることがあります。いざというときのために信頼性の高い三井住友カード・カードローンを契約しておくときっと役に立つでしょう。