毎月の返済額が一定で家計管理が楽、特にフラット35は金利が低めといった魅力で根強い人気を誇る固定金利型住宅ローン。固定金利と一言でいっても金融機関により金利や保障内容が変わるのでどれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。結論から申し上げますと、2022年5月、固定金利タイプの住宅ローンで最もおすすめの金融機関は、auじぶん銀行ならびに住信SBIネット銀行です。

今回は固定金利型の住宅ローンをランキング形式でご紹介します。住宅ローンアドバイザー寺岡孝さんの意見も参考におすすめ商品を厳選しましたのでぜひチェックしてください。

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  1. 固定金利の種類と特徴
    1. 固定期間選択型
    2. 全期間固定型
  2. 固定金利型住宅ローンの選び方
    1. 金利の低さをチェックする
    2. 固定金利終了後の金利割引幅をチェックする
    3. 独自サービスをチェックする
    4. 保険の保障内容をチェックする
  3. 固定金利型住宅ローンランキングTOP7!
    1. ARUHI|ARUHIスーパーフラット借換
    2. 住信SBIネット銀行|フラット35
    3. イオン銀行「フラット35S・Aタイプ定率・金利Aプラン(頭金10%以上)・21-35年固定」
    4. auじぶん銀行当初引下げプラン20年
    5. 三菱UFJ銀行|プレミアム住宅ローン[固定3年・固定10年・固定20年]
    6. SBIマネープラザ(所属銀行:住信SBIネット銀行)住宅ローン|固定金利10年 当初引下げプラン
    7. ARUHI スーパーフラット6S(金利Aプラン)【自己資金40%以上50%未満】
  4. 固定金利と変動金利どっちがおすすめ?
  5. 変動金利から固定金利に借り換えるのはあり?
  6. 固定金利の推移と今後の動向
    1. 固定金利と変動金利でどこまで差が出るか
    2. 金利上昇のシミュレーション
  7. 変動金利の金利上昇リスクに備えるには
    1. 返済額が突然、跳ね上がることはない
    2. 元金を少なくする
    3. 金利の変動に機敏に動く
  8. 変動金利に向く人向かない人
  9. 住宅ローン固定金利に関するよくある質問
  10. 専門家コメントの詳細
  11. 調査概要
固定金利とは、一定期間の金利が固定され、変動しない金利タイプのことです。毎月の返済額が一定で、家計管理が楽なのがメリットです。

また、2022年現在、住宅ローン金利は上昇が見込まれています。住宅ローン金利が上昇する局面では、固定金利のメリットが大きいといわれています。コロナ収束などの社会情勢や金融政策・経済情勢の動きを見て金利上昇が予測される場合、変動金利から固定金利へと借り換えを検討するのも1つの手です。

今回は、固定金利の種類や特徴について解説し、おすすめの固定金利の住宅ローン商品をランキング形式でご紹介します。住宅ローンアドバイザー寺岡孝さんの意見も参考におすすめ商品を厳選しましたのでぜひチェックしてください。

固定金利の種類と特徴

固定金利には固定期間選択型と全期間固定型の2種類があります。それぞれ、特徴とメリットデメリットが異なるのでしっかり確認しておきましょう。

固定期間選択型

固定期間選択型とは、住宅ローンの借り入れから一定期間のみ固定金利が適用され、固定金利期間が終了してから改めて固定金利か変動金利かを選べる金利タイプのことです。

固定期間選択型のメリットは、一定期間後にライフスタイルにより合う金利タイプを選べることです。住宅ローンの返済が始まった当初は、あらかじめ決まった金額を計画的に返済します。返済を続けながら、生活水準を調整し、自分たちにとって無理のない返済ペースを見極められるでしょう。

固定金利期間が終了した時に、景気動向や家計の状況を踏まえて、改めて固定金利か変動金利かを選択できます。

一方、変動金利や全期間固定型と比べたときのデメリットもあります。

変動金利と比較したデメリットは、金利水準が高い傾向があることです。ただし、あくまで傾向であり、住宅ローン商品によっても属性によっても金利は異なるため、一概に変動金利と比べて不利というわけではありません。

全期間固定型と比較したデメリットは、固定金利期間が終了したタイミングで金利水準が上がっていると、トータルの返済額が増える可能性があることです。

全期間固定型

全期間固定型とは、住宅ローンの借り入れ時の金利が、すべての返済期間にわたって変わらず適用されるタイプのことです。

全期間固定型のメリットは、決まった金額を計画的に返済でき、家計管理がしやすいことです。また、数十年かけてトータルで負担する利息額を、あらかじめ把握できます。景気動向や金利水準の変動に振り回されなくてすむため、精神的な負担も少ないといえるでしょう。

一方、変動金利や全期間固定型と比べたときのデメリットは、金利水準が高い傾向があることです。住宅ローン返済者が金利変動のリスクを負わないということは、金利変動のリスクを負うのは金融機関になるということです。そのため、金利水準は高めに設定されています。

固定金利型住宅ローンの選び方

金利上昇のリスクを負わない固定金利型住宅ローン。しかし一言で固定金利といっても、さまざまな商品があります。ここでは、固定金利型住宅ローンの選び方を解説します。

「金利の低さで決めたものの、思うような保障を受けられなかった」とならないようにしっかりとチェックしましょう。

金利の低さをチェックする

住宅ローンで借りた額に上乗せして支払う利息は、金利によって決まります。わずかの金利の差が、大きな利息の差につながります。まずは住宅ローン商品を見比べて、金利が低い金融機関を選びましょう。

固定金利終了後の金利割引幅をチェックする

固定期間選択型の住宅ローンを選ぶときは、固定金利期間が終了してからの金利割引幅をチェックしておきましょう。固定金利期間と比べて、金利割引幅が小さく設定されていると、固定金利期間終了後に利息の負担が大きく増加してしまう可能性があります。

また、一定の要件を満たすと当初のみ金利が割引されるプランも存在します。その場合も、割引が終了したあとの金利をよく確認しておきましょう。

独自サービスをチェックする

住宅ローン商品の独自サービスや独自割引も要チェックです。

たとえば、イオン銀行の「フラット35」には、イオングループでの買い物が毎日5%オフになるという特典があります。

また、フラット35で14年連続シェアNo.1※を誇るARUHI(アルヒ)には、借り換えのチャンスをメールでお知らせしてくれる「レートウォッチャー」というサービスがあります。

※2010年度-2023年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2024年3月末現在、ARUHI調べ)。

そのほかにも、イオン銀行やARUHI(アルヒ)には、長期優良住宅など質の高い住宅を新築・購入した場合に金利が優遇されるプランが用意されています。

また、auじぶん銀行には、au回線の利用や「じぶんでんき」の契約で金利が最大年0.1%引き下げられる優遇割があります。

各金融機関が提供する独自サービスをチェックした上で、お得な住宅ローン商品を選びましょう。

保険の保障内容をチェックする

住宅ローンを選ぶ時は、団信(団体信用生命保険)の保障内容をチェックすることも重要です。

たとえば、三菱UFJ銀行の「3大疾病保障充実タイプ」なら、がんと診断された場合や、脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合も、住宅ローン残高が0円になります。

また、auじぶん銀行の「11疾病保障団信」なら、10種類の生活習慣病で入院が180日以上となった時も、住宅ローン残高が0円になります。さらに、がんと診断された場合に給付金100万円を受け取れる、500万円を限度にがん先進医療給付を受け取れるなど、保障が充実しています。

団信の保障内容によっては、すでに加入している保険を見直してスリム化し、保険料の負担を減らせるケースもあります。団信の内容や、見直し後の保険料も考慮して、お得な住宅ローン商品を選びましょう。

固定金利型住宅ローンランキングTOP7!

固定金利型でおすすめの住宅ローンをランキング形式で紹介します。
住宅ローンアドバイザー寺岡孝さんのご意見もいただき厳選しましたので、ぜひチェックしてください。

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