ビットコインは過去4回、半減期を迎えました。1~3回目の半減期の後、約11カ月~1年で高値を記録しており、半減期後の価格動向は注目を集めます。
ビットコインは2024年4月に4回目の半減期を迎え、今後の価格がいつ、どうなるか気になる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、そもそも半減期とは何か、投資家にとってどのようなメリット・デメリットがあるか解説します。ビットコインの過去の半減期とその後の値動き、ビットコイン価格の今後の予測についても紹介するので、ビットコインを購入しようか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
仮想通貨(ビットコイン)の半減期とは?【一覧で解説!】
仮想通貨(ビットコイン)の半減期とは、マイニング(採掘)時に得られる報酬が半分に減るイベントのことで、仮想通貨の新規発行のペースが半分に落ちます。
半減期はすべての仮想通貨にあるわけではなく、コンセンサスアルゴリズムによっても異なります。
半減期があることのメリットは、仮想通貨の希少性が高まることや、インフレを防げることです。デメリットとしては、マイナーへの報酬減少が挙げられます。
仮想通貨(ビットコイン)の半減期とは?
仮想通貨(ビットコイン)の半減期とは、マイニング(採掘)時に得られるマイニング報酬が半分に減るイベントのことです。マイナー(採掘者)はマイニングを行うことで、報酬として新規発行される通貨を受け取ることが可能です。
マイニングとは、仮想通貨の取引データを検証して承認する作業のことです。ビットコインなどの仮想通貨は日々、世界中で取引されますが、これらの取引を記録する中央機関は存在しません。そのため、「いつ、誰が、どのくらいの取引を行ったか」という情報を、マイニングによって第三者がチェックします。
例えば、ビットコインの場合、マイニングによって生成されるブロック数が21万ブロックに達すると、自動的に半減期が訪れます。ブロックは約10分ごとに1回生成されるため、約4年に1度半減期を迎える計算です。
ビットコインは2012年、2016年、2020年、そして2024年と、過去4回の半減期を経験しました。
◼︎過去4回の半減時期とマイニング報酬一覧
半減期時期 | 半減期後のマイニング報酬 | |
---|---|---|
1回目 | 2012年11月28日 | 25BTC |
2回目 | 2016年7月9日 | 12.5BTC |
3回目 | 2020年5月11日 | 6.25BTC |
4回目 | 2024年4月20日 | 3.125BTC |
仮想通貨(ビットコイン)の半減期のメリット
仮想通貨(ビットコイン)の半減期のメリットは2つあり、仮想通貨の供給量が制限され、希少性が高まることとインフレを防げることです。このメリットにより、仮想通貨の価値の上昇が期待されます。
半減期があることで仮想通貨の供給量が制限され希少性を高めることになります。例えば、ビットコイン(BTC)の発行上限は2,100万BTCに設定されており、金(ゴールド)と似た性質を持つため「デジタルゴールド」とも呼ばれています。半減期を迎えることにより、通貨の新規発行ペースが半減するため、希少性が高まるのです。
半減期があることでインフレを防げるのは、新規発行ペースを落とせるためです。例えば、日本円や米ドルといった法定通貨は、中央銀行が通貨の流通量をコントロールすることで通貨の価値が極度に上がりすぎたり、下がりすぎたりすることを防いでいます。
一方、ビットコインなどの仮想通貨には中央銀行が存在しません。そのため、半減期を迎えるたびに新規発行ペースを徐々に落としていくことで、流通量が制限され、インフレを防いでいます。
仮想通貨(ビットコイン)の半減期のデメリット
仮想通貨(ビットコイン)の半減期のデメリットは、マイナー(採掘者)への報酬が減ることです。報酬の減少により、マイニングから撤退するマイナーもいます。マイナーがいなくなると、ビットコインの承認システムが機能不全に陥る可能性があります。
ただし、マイナーが減少することで競争が少なくなり、マイニングにかかるコンピュータ機器の費用や電気代などのコストを抑えることが可能できるという側面もあります。その結果、今までよりもマイニング報酬が得やすくなります。
半減期によってマイナーへの報酬は減りますが、ビットコインの承認システムが成り立たなくなるほどマイナーがいなくなるとは考えにくいでしょう。
半減期のない仮想通貨もある
半減期はすべての仮想通貨にあるわけではなく、実際には、半減期がないケースの方が多いです。この違いは、発行上限の有無やコンセンサスアルゴリズムの違いに起因します。
例えば、時価総額がビットコインに次いで第2位(2024年5月時点)の仮想通貨イーサリアム(ETH)には半減期がありません。理由は、イーサリアムには発行上限が設定されていないためです。イーサリアムは半減期ではなく「バーン(焼却)」を通じて流通している通貨を市場から除外し、流通量をコントロールしています。
イーサリアムと同様に、時価総額第7位(2024年5月時点)の仮想通貨リップル(XRP)にも半減期はありません。XRPは発行上限が1,000億枚に設定されていますが、コンセンサスアルゴリズムの違いにより半減期が存在しません。XRPは半減期の代わりに、国際送金のシステムで利用されるたびに少しずつ消滅する仕組みをとることで、徐々に希少性を増しています。
一方、半減期が存在する仮想通貨としては、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、クアンタム(QTUM)などが挙げられます。
【チャートで理解】ビットコインの半減期後の価格動向を解説!
ビットコインは過去3回の半減期のたびに最高値を更新しています。1回目の半減期では底値から約100倍の上昇、2回目の半減期では約5.5倍の上昇、3回目の半減期では約7.4倍上昇しました。
ただ、半減期直後にピークを迎えたのではなく、1回目は半減期の約1年後、2回目は11カ月後、3回目も11カ月後にピークを迎えています。
◼︎ビットコインの半減期とその後の最高値一覧
半減期を迎えたときのレート | 半減期後、約1年間の最高値 | |
---|---|---|
1回目 | 2012年11月28日 1BTC=12.35ドル |
1年後の2013年12月4日 1BTC=1,238ドル(約100倍) |
2回目 | 2016年7月9日 1BTC=653ドル |
11カ月後の2017年6月11日 1BTC=2,960ドル(約5.5倍) |
3回目 | 2020年5月11日 1BTC=8,572ドル |
11カ月後の2021年4月13日 1BTC=6,3590ドル(約7.4倍) |
ビットコイン1回目の半減期ー2012年
ビットコインの1回目の半減期は2012年11月28日にあり、当時のレートは1BTC=12.35ドルでした。この価格が底値となり、約4カ月後の2013年4月9日に1度目のピークを迎え、1BTC=230ドルまで上昇しました。これは、底値から18.6倍上昇したことになります。
さらに半減期から1年後に2度目のピークを迎え、1BTC=1,238ドルまで上昇しました。これは、底値から約100倍上昇したことになります。
1回目の半減期当時、ビットコインはまだ知名度の低い仮想通貨でした。しかし、半減期の翌年となる2013年、キプロス危機が起き、ユーロに対する信用が低下したことでビットコインの人気が高まり、約100倍に高騰しました。
ビットコイン2回目の半減期ー2016年
ビットコインの2回目の半減期は2016年7月9日にあり、当時のレートは1BTC=653ドルでした。半減期後の約1カ月間で1BTC=537ドル(半減期のレートから-18%)まで下落しました。
この価格が底値となり、6カ月後の2017年1月4日に1度目のピークを迎え、1BTC=1,130ドルまで上昇しました。これは、底値から2倍上昇したことになります。
さらに半減期から11カ月後に2度目のピークを迎え、1BTC=2,960ドルまで上昇しました。これは、底値から約5.5倍上昇したことになります。
2017年、ビットコインの知名度が日本でも広がり、投資家が市場に参入し始めました。2017年~2018年前半にかけてビットコイン価格が大幅に上昇したことから「ビットコインバブル」とも呼ばれています。
ビットコイン3回目の半減期ー2020年
ビットコインの3回目の半減期は2020年5月11日にあり、当時のレートは1BTC=8,572ドルでした。この価格が底値となり、約8カ月後の2021年1月8日に1度目のピークを迎え、1BTC=40,658ドルまで上昇しました。これは、底値から約4.7倍上昇したことになります。
さらに半減期から11カ月後に2度目のピークを迎え、1BTC=63,590ドルまで上昇しました。これは、底値から約7.4倍上昇したことになります。
2020年は、コロナショックにより株や金(ゴールド)と同様に暗号資産の価格は下落していました。そこからDeFiやNFTの注目度が高まり、ビットコインを始めとする暗号資産の価格を後押ししました。
ビットコインの2024年の半減期後の価格を予想!【いつ上がる?】
短期と長期のテクニカル分析を用いてビットコインの最新の半減期後の価格を予想します。
また仮想通貨に関する著名人の予想も紹介します。
過去から現在までの価格動向
◼︎過去から現在までの価格動向
時期 | 出来事 | 価格(終値) |
---|---|---|
2016年7月 | 2回目の半減期 | 32,850円 |
2017年12月 | CMEがビットコイン先物取引を開始 | 116,085円 |
2020年3月 | 新型コロナウイルス感染症による金融緩和 | 698,825円 |
2021年10月 | Facebookが社名をMetaに変更 | 7,014,554円 |
2022年11月 | 海外取引所FTXが破綻 | 2,362,402円 |
2024年1月 | 米SECがビットコイン現物ETFを承認 | 6,268,699円 |
2016年7月にはビットコインが2回目の半減期を迎え、供給量が減少し、価格上昇の傾向が強まりました。
2017年12月にはCMEがビットコイン先物取引を開始したことで、機関投資家による資金が流入し、価格が高騰しました。
2020年3月には新型コロナウイルス感染症による金融緩和を受け、価格は上昇を続けます。
2021年10月にはFacebookがMetaに社名を変更したことが一因となり、価格は700万円に到達しました。
しかし、2022年に入りロシアのウクライナ侵攻やテラ(LUNA)エコシステムの崩壊、海外取引所FTX破綻などが続き価格は下落傾向となります。その結果、2022年12月には210万円台まで価格が下落しました。
2023年に入り上昇トレンドに転換し、6月にブラックロックがビットコイン現物ETFを申請したことで承認期待が高まり価格が高騰しました。
2024年1月に米SECがビットコイン現物ETFを承認したことで、より強い上昇トレンドとなり、2024年5月には一時1,120万円まで到達しています。
短期のテクニカル分析による今後の予測
短期的には、ビットコインの価格は上昇傾向にあります。上図は2024年3月から5月29日までの日足チャートです。
直近の安値である8,821,762円を下回るリスクは低いと考えられます。上値抵抗線である10,999,888円を上抜けた場合、過去最高値を更新し、1,120万円を超えることになるでしょう。
その後は上値抵抗線が存在しないことから、価格は青天井となる可能性がありますが、1,100万円付近で強い反発が続いているため、10,999,888円を明確に上抜けるまでは、慎重な判断が必要でしょう。
長期のテクニカル分析による今後の予測
上図は2021年8月から2024年6月までの週足チャートです。2021年11月から2022年12月末まで下落トレンドが続いていましたが、2023年に入り上昇トレンドに転換しました。
2023年10月からはビットコイン現物ETF承認の期待からより強い上昇トレンドが続いています。
長期的に見ると上昇トレンドを割る要因は存在しないため、引き続き同様のトレンドが続くことが予想されます。
ただし、規制強化などの外部要因によって、一時的な調整局面が訪れる可能性がある点には注意が必要です。
著名人のビットコイン価格の予想
ビットコインの今後の価格について、著名人の予想を紹介します。米資産運用企業のCEOや、著名アナリスト、「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者として知られるロバート・キヨサキ氏は、ビットコイン価格について予想をしています。
ビットコイン価格が今後いつまでに、どのくらい上がるのかの参考になるでしょう。
米資産運用企業ARK Investmentのキャシー・ウッドCEOは、2030年まで380万ドル(約5.9億円)まで価格上昇する可能性があると予想しています。
米資産運用企業ARK Investmentのキャシー・ウッドCEOは3月、ニューヨークで行われた投資家向け説明会で、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は2030年までに380万ドル(約5.9億円)に達する可能性があるとの意見を披露した。
引用:CoinPost|「ビットコインは2030年までに6億円に」ARKウッドCEO
ウッド氏は、2024年1月に米CNBCの「Squawk Box」に出演した際、2030年までに150万ドルまで上昇する可能性があると発言していました。
前回の予想よりも230万ドルも引き上げた理由として、2024年1月にビットコイン現物ETFが承認されたことを挙げています。
元マイクロストラテジーCEOのマイケル・セイラー氏は、2022年のカンファレンスにおいて、ビットコインの価格は2030年までに100万ドル(約1.5億円)まで上昇すると予想しています。
マイアミで開催されたビットコインの祭典、「Bitcoin 2022」カンファレンスに登壇したマイクロストラテジーCEOのマイケル・セイラーと、アークインベストのキャシー・ウッドは、「ビットコインは現在、かつてないほど強気の市場環境にある」と語った。
4月7日のイベントで、マクロ経済や規制の問題などを話し合ったセイラーとウッドの意見は、「世界で何が起ころうともビットコインが今後成功する」という点で一致した。ウッドは、「2030年までにビットコインの価格が100万ドルに達する」という自身の予測を繰り返した。
引用:Forbes japan|「ビットコインの祭典」で大注目、2人の著名投資家の発言
Fundstrat Global Advisorsの著名アナリストであるトム・リー氏は、ビットコインの価格は2024年12月までに15万ドル(約2,180万円)へ、5年後の2029年までに50万ドル(約7,280万円)へ上昇すると予想しています。
供給量が制限されていることと、米国でビットコインの現物ETF(上場投資信託)が取引されると需要が急激に増加することを根拠に価格を予測。5年後のビットコイン価格については、50万ドル(約7,280万円)に到達しうるとの見方を示している。米証券取引委員会(SEC)は同日、ビットコイン現物ETFを初めて承認した。
引用:CoinPost|「ビットコインは5年後に7280万円まで上昇しうる」著名アナリストのトム・リー氏が価格予想
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキ氏は、ARK Investが公開した「BIG IDEAS 2024」のレポートに記載されている「ビットコインの価格が230万ドルまで上昇する可能性がある」という意見に賛同しています。
キャティー・ウッド、ビットコインが1BTCあたり230万ドルになると保証。彼女を信じるか?信じます。
引用(翻訳):https://x.com/theRealKiyosaki/status/1778265859355820228
ビットコイン価格のS2F(stock-to-flow)モデルを構築したことで知られるアナリストのPlanB氏は、2028年から2032年までに400万ドル(約6億円)へ上昇すると予想しています。
2020年から2024年の半減サイクルの平均ビットコイン価格は34,000ドルだった。2019年のS2F予測55,000ドルを少し下回るが、それでも通常の範囲内であり、予測作成時のBTC4,000ドルを考えると悪くない。新しいデータ(下記)でS2Fをリフィットしたところ、同様のパラメータと結果が示された:2024-2028年は500,000ドル、2028-2032年は4,000,000ドル。
引用(翻訳):https://x.com/100trillionUSD/status/1787800650056622166
仮想通貨の半減期カレンダー
仮想通貨には「半減期」と呼ばれる、マイニング報酬が半分になる周期的なイベントが存在します。実施時期は過去のデータからある程度予測できるものの、正確な日時を断言することはできません。
マイニングとは?
引用:bitFlyer|採掘(マイニング)
マイニングとは新たなブロックを生成し、その報酬として暗号資産(仮想通貨)を手に入れる行為のことです。一般的には、「採掘」を英訳した「マイニング」という名前で定着しています。
ここでは、仮想通貨の今後の半減期予定と価格への影響について解説します。
ビットコインの半減期カレンダー
ビットコインの半減期は約4年ごとに発生し、マイニング報酬が半減する重要なイベントです。2140年まで継続的に発生する見込みで、半減期後はビットコインの価格が上昇する傾向にあります。
市場に供給されるビットコインの量が減少することで希少性が高まり、価格が上昇する傾向にありますが、半減期を重ねるごとに価格上昇幅は小さくなる傾向にあります。
ビットコインの今後の半減期実施予定時期と、半減期後のマイニング報酬は以下の通りです。
■ビットコインの半減期実施予定時期とマイニング報酬
予定時期 | マイニング報酬 | |
---|---|---|
4回目 | 2024年4月(直近) | 3.125 BTC |
5回目 | 2028年 | 1.5625 BTC |
6回目 | 2032年 | 0.78125 BTC |
~ | ||
33回目(最後) | 2140年 | 0 |
価格の上昇幅が緩やかになる傾向が見られるものの、2140年まで半減期が続くことを考えると、長期的には現在の価格を大きく上回る可能性も十分に考えられます。
アルトコインの半減期カレンダー
主要なアルトコインにも半減期が存在し、需給バランスの変動が価格に影響を及ぼします。ただし、ビットコインとは周期が異なる場合があり、それぞれ独自の価格変動を見せます。
主なアルトコインの半減期スケジュールは以下の通りです。
■アルトコインの半減期
今後の半減期の予定 | 通貨名 | 特徴 |
---|---|---|
2027年(約4年周期) | ライトコイン(LTC) | 2011年にビットコインの改良版として作成された通貨 |
2028年(約4年周期) | ビットコインキャッシュ(BCH) | 2017年にビットコインのブロックサイズ引き上げを巡る対立から分岐した通貨 |
2026年(約3年周期) | モナコイン(MONA) | 匿名掲示板2ちゃんねるのアスキーアートをモチーフに作成された通貨 |
ライトコイン(LTC)は約4年ごとに半減期を迎え、半減期に入る1~2ヵ月前に価格が上昇する傾向にあります。
ビットコインキャッシュ(BCH)も約4年周期で半減期が実施される通貨です。ビットコインと同様に、半減期後に価格が上昇する傾向が見られます。
モナコイン(MONA)は約3年周期で半減期を迎える通貨で、2024年8月までに3回の半減期が実施されました。2017年7月の初回半減期後には顕著な価格上昇が見られましたが、2020年9月の2回目と2023年11月の3回目では、価格がほとんど変動しませんでした。
アルトコインに投資する際は、各通貨の半減期における価格動向を把握しておくことが重要です。
おすすめの仮想通貨(ビットコイン)取引所ランキング
国内の暗号資産(仮想通貨)取引所の中から、ビットコインを取引するのにおすすめの12社を厳選し、ランキング形式で紹介します。
12社の中でも、NET MONEY編集部が特におすすめするのはCoincheck、GMOコイン、BitTradeの3社です。
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第1位:Coincheck(コインチェック)
Coincheckの概要 | |
---|---|
取扱通貨数(販売所) | 26通貨 BTC, ETH, ETC, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, MONA, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, SAND, DOT, CHZ, FINSCHIA, MKR, MATIC, IMX, APE, AXS, WBTC, AVAX, SHIB |
取扱通貨数(取引所) | 8通貨 BTC, ETC, LSK, MONA, PLT, FNCT, DAI, WBTC |
最低取引数量(BTC) | 販売所:500円相当額 取引所:500円相当額 |
取引手数料 (販売所) |
無料 ※スプレッドあり |
取引手数料 (取引所) |
0.000%~0.100% ※通貨によって異なる |
送金手数料(BTC) | 0.001 BTC ※コインチェックユーザー間は無料 |
送金手数料(ETH) | 0.005 ETH ※コインチェックユーザー間は無料 |
入金手数料(銀行振込) | 無料 |
入金手数料(コンビニ入金) | 3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1018円 |
入金手数料(クイック入金) | 3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1018円 50万円以上:入金金額×0.11%+495円 |
出金手数料 | 407円 |
レバレッジ取引 | - |
スマホアプリ | Coincheck (ios/Android) |
取引ツール(PC) | ブラウザ上で使えるツールあり |
貸暗号資産 | ◯ |
積み立て暗号資産 | ◯ |
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- ◎ アプリが初心者に優しい作りになっている
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Coincheckのデメリット
- △ スプレッドが広い
- △ レバレッジ取引ができない
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口座開設の方法が分からない人向けに始め方を解説しています。
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GMOコインの概要 | |
---|---|
取扱通貨数(販売所) | 21通貨 (BTC, ETH, BCH, LTC, XRP, XLM.BAT, XTZ, QTUM, ENJ, DOT, ATOM, ADA, MKR, DAI, LINK, DOGE, SOL, FIL, SAND, CHZ) |
取扱通貨数(取引所) | 23通貨 (BTC, ETH, BCH, LTC, XRP, XEM, XLM, BAT, XTZ, QTUM, ENJ, DOT, ATOM, XYM, MONA, ADA, LINK, DOGE, SOL, MKR, DAI, FCR, ASTR) |
最低取引数量(BTC) | 0.00001BTC(販売所) 0.0001BTC(取引所) |
取引手数料(販売所) | 無料 |
取引手数料(取引所) | BTC,ETH,XRP,DAIがMaker:-0.01%Taker:0.05% その他がMaker:-0.03%,Taker:0.09% |
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取引ツール(PC) | WEB TRADER |
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- ご自身の情報入力と本人確認書類の提出
- 口座開設コードが届いて取引開始
最短10分で取引を始めるためには、本人確認書類の提出をする際にアプリもしくはWebでの提出を選択するようにしましょう。このような手順を踏むことで、郵送物の受け取りなしで取引を始めることができます。
特にアプリなら、手間もかからずすぐに口座開設が可能です。
GMOコインでは、8銘柄のステーキングに対応しています。それぞれの銘柄のステーキング報酬(変動制)は以下の通りです。
銘柄 | ステーキング報酬 |
---|---|
ポルカドット | 5.3%~7.8% |
コスモス | 6.5%~7.2% |
ソラナ | 4.1%~5.4% |
シンボル | 3.2%~4.5% |
テゾス | 2.1%~4.3% |
クアンタム | 1.3%~4.2% |
アスター | 一時停止中 |
カルダノ | 1.5%~3.0% |
GMOコインの取引所では、Maker手数料がマイナスのため、注文のたびに報酬を受け取ることができます。
暗号資産 | Maker手数料 |
---|---|
BTC、ETH、XRP、DAI | 約定金額の-0.01% |
上記以外の銘柄 | 約定金額の-0.03% |
手数料を抑えたいと考えている人は、Makerで注文をしましょう。
Makerとは
Makerとは、取引所の板にない価格で注文を出すことです。Makerで注文を出す場合、すぐに約定はしません。一方で、Taker注文とは取引所の板に並んでいる価格で注文することです。
GMOコインでは初心者用のノーマルモードと、上級者向けのトレーダーモードが利用できます。
ノーマルモードは販売所での現物取引のみに対応していて、暗号資産の購入や売却のみが可能です。チャート機能や暗号資産の送付、預入などはできないので、あくまでも暗号資産を長期で保有したい人向きのモードです。
以下のように金額を選択して「確認ボタン」を押すだけで注文ができるため、操作は難しくありません。
一方、トレーダーモードでは、取引所での取引、レバレッジ取引、暗号資産FXも可能です。
また、ノーマルモードとは異なり、注文画面で板情報を見ることができるので、現在の相場の方向性を把握しやすくなります。
加えて、チャート画面も充実していて、以下のような特徴があります。
- 描画ツール、13種類のインジケーターを搭載
- チャートを最大4分割表示できる
- スピード注文にも対応
- プッシュ通知に対応
よって、詳細なテクニカル分析がしたい人や相場の急変時にもスピーディーに注文をしたい人は、トレーダーモードを選びましょう。
GMOコインでは500円から暗号資産の積立投資ができます。銘柄も21種類と豊富でさまざまな暗号資産を同時に積み立てることも可能です。
毎日あるいは毎月の自動購入により、一度に購入するよりも値下がりした場合の損失額を抑えやすくなるでしょう。
仮にビットコインを毎月500円ずつ10年積み立てていた場合(2014年5月~2024年1月)6万円の投資額が約390万円の評価額になっていました。
多くのアルトコインを積み立てできるので、将来的な資産形成の一環として暗号資産への取引を検討している人におすすめのサービスです。
GMOコインの評判・口コミ
2年ほど利用していますが、日本円を即入金することができ、出金に関しても数日で対応可能です。またスプレッド幅が他の日本の取引所に比べると小さいため、購入後ほかの取引所やWolletに送金する際に重宝しています。アプリ内で取引することは少ないため、アプリの使いやすさに不満を感じたことはないです。ただ即入金が失敗してしまうことがあり、そうなった場合は翌営業日まで待たないと利用できないです。
画面や操作、項目がとてもシンプルな造りになっていますので、初心者でもとても扱いやすいところが魅力です。どれを選んで良いのかや、ごちゃごちゃしているサイトがある中で、操作ボタンがシンプルであり、注文もしやすいので慣れないときにもよく使っていました。もっとレバレッジが効く部分もあるといいですが、初心者がやるならこの口座はとてもいいと思います。
投資に興味があって、仮想通貨でできるものをさがしていて見つけました。良かったのは、他のサイトは職場の連絡先などを書かなければいけなかったけど、GMOは、描く欄がなかった。職場に連絡があったら嫌だったのでそこが決め手でした。悪かった点は、運用方法がよくわからなかった。初心者には向かないかもしれません。見よう見まねで買ってみたけど、増えているのかよくわからなかった。今自分のコイン・お金がどうなってるのかもう少し初心者にもわかるようにしてほしい。結局意味が分からずやめましたが、全体的に問題はないです。
他の国内取引所と違って、トレンド、オシレーター表示があるので便利です。この厳選されたオシレーターは、レバレッジ取引の経験値が上がる気がします。。。願わくば、ワンタッチで3つの画面設定を切り替えられるようにしてほしい。各分足も。横画面の表示も改善求む!!指の運びが上に行ったり、右下に行ったりも忙しい!
基本的に入金がすぐに行えますので、すぐに買いたいときには非常に便利なところがとても良いです。手数料も無料だったのでその点も良かったです。スプレッドもそこまで大きくないので、取引のしやすさも良いですし、色々な仮想通貨の取扱業者の中でも使いやすさはトップレベルだと思います。初心者ならここをオススメするほどです。
手数料が、業界でも安い方だと思うので、その点は満足しています。あと、入金と出金の両方で手数料がかからないので。気軽に出し入れがしやすいので。手軽に始められて、いつでも辞めることができるので。小額から始めたい初心者にとっては、ありがたいサービスかなと思います。多機能ではないと思いますが。使い勝手の良いところが気にいっています。
注文の際、板に付いていないメイカーで注文すると、手数料がマイナス手数料で利用者側に支払われる仕組みであるのが良い。また注文にあたって注文額が板に付いているかどうかの確認を、現在の価格から幅広い範囲で一覧化されているのを確認することが出来るので、誤ってテイカーで注文してしまうことの抑止効果があるのも良いです。加えて最近は、取り扱い通貨が次々に多くなっているのも、選択の幅が広がって良いです。
第3位:BitTrade(ビットトレード)
BitTradeの概要 | |
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取扱通貨数 | 39通貨 (BTC、ETH、XRP、DOGE、SHIB、SOL、SXP、DAI、MKR、AXS、SAND、MATIC、BSV、EOS、DEP、ASTR、ATOM、COT、JASMY、LTC、FLR、HT、ADA、ETC、DOT、IOST、XYM、BCH、TRX、XTZ、QTUM、BOBA、BAT、XLM、XEM、ONT、PLT、MONA、LSK) |
最低取引数量(BTC) | 販売所:0.0005 BTC 取引所:0.00001 BTC |
取引手数料(販売所) | 無料 ※別途スプレッドがあります |
取引手数料(取引所) | Maker:0.000~0.200% Taker:0.000~0.200% ※コインにより違います |
送金手数料 | 0.0005 BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 330円(税込) |
レバレッジ取引 | 2倍 |
スマホアプリ | 暗号資産(仮想通貨)取引ならBitTrade |
取引ツール(PC) | ブラウザ上で使えるツールあり |
貸暗号資産 | あり |
積み立て暗号資産 | あり |
BitTradeのメリット
- ◎ 取扱通貨数が国内最大級の39通貨
- ◎ 取引所の取引手数料が無料
- ◎ 高機能なスマホアプリ
BitTradeのデメリット
- △ 仮想通貨の出金に手数料がかかる
- △ 日本円の出金に手数料がかかる
- △ レバレッジ取引の銘柄がビットコインのみ
BitTradeは国内最大級の39通貨を取り扱っている暗号資産取引所です。
BitTradeの取扱通貨
(39通貨)
- ビットコイン
- イーサリアム
- エックスアールピー
- ドージコイン
- シバイヌ
- ソーラー
- ダイ
- メイカー
- アクシーインフィニティ
- サンドボックス
- ポリゴン
- ビットコインSV
- イオス
- ディープコイン
- アスター
- コスモス
- コスプレトークン
- ジャスミー
- ライトコイン
- フレア
- フォビトークン
- カルダノ
- イーサリアムクラシック
- ポルカドット
- アイオーエスティー
- ステラルーメン
- ビットコインキャッシュ
- トロン
- テゾス
- クアンタム
- ボバネットワーク
- ベーシックアテンショントークン
- シンボル
- ネム
- リスク
- オントロジー
- モナコイン
- パレットトークン
ビットコインやイーサリアムといった有名な暗号資産だけでなく、ボバネットワーク、オントロジー、コスプレトークンなど、マイナーな暗号資産も多く取り扱っています。
マイナーな暗号資産はビットコインやイーサリアム以上に値上がりすることがあるので、価格が安いうちに仕込んでおけば、より大きな利益を狙える可能性があります。
BitTradeでは、販売所、取引所、貸暗号資産の取引がスマホのアプリからできます。加えて、口座開設、チャートでのテクニカル分析、入出金といった機能はアプリで完結します。
トレーダーからは、操作性やレスポンスの良さや、チャートの見やすさなどを評価されていて、トレードツールを使ったことがない人でも使いやすいでしょう。
また、スマホのアプリで日々のトレードを分析したい人にもおすすめです。BitTradeのアプリには収益分析機能が搭載されているため、累積の収益や収益率など日々の収益を分析することができます。
初心者から上級者まで使いやすいアプリといえるでしょう。
BitTradeでは、以下の10通貨の積立投資が可能です。(2024年5月現在)
- ビットコイン
- イーサリアム
- エックスアールピー
- ドージコイン
- シバイヌ
- カルダノ
- ライトコイン
- ポルカドット
- コスモス
1,000円~20万円の範囲内なら1円単位で積立ができます。
さらに積立頻度を毎日と毎月だけでなく、毎週や隔週から選べるので、より戦略性が広がるでしょう。
暗号資産の長期投資をしたい人にぴったりのサービスです。
BitTradeでは貸暗号資産により暗号資産の貸し出しをしながら賃借料を受け取ることができます。
単に暗号資産を長期保有するだけの場合、値上がりによる収益しか見込めませんが、レンタルすることで、暗号資産の保有量を増やせます。
例えば、1BTC(979万2,100円相当)を年率3%で20日間貸し出した場合、賃借料として0.0164BTC(1万5,691円相当)を受け取ることができます。
例えば、100BCH分(約693710万円)のビットコインキャッシュを年率5%で4週間預けた場合、0.383561BCH(21万5,246985円相当の収益を得られます。(参照レート:5月12日 1BTC=69,301円)
当然長く保有するほど、受け取れる賃借料が増えるため、投資効率を上げやすいでしょう。
\スマホアプリで暗号資産投資!/
BitTradeの評判・口コミ
ビットコインの価格についてよくある質問
ビットコインの今後の価格変動についてよくある質問をまとめたので、初心者はぜひ参考にしてみてください。
- ビットコインの価格は2024年にいくらになりますか?
- AI価格予測サイトCoinPriceForecastでは、ビットコインは2024年12月に7万4,308ドル(約1,151万7,740円)になると予測されています(※)。また、DigitalCoinPriceでは、ビットコインは2024年に最高価格で15万1,802.42ドル(2,352万9,375円)になると予測されています(※)。
- ビットコインの価格は2025年にいくらになりますか?
- AI価格予測サイトCoinPriceForecastでは、ビットコインは2025年12月に11万8,335ドル(約1,834万1,925円)になると予測されています(※)。また、DigitalCoinPriceでは、ビットコインは2025年に最高価格で17万7,966.09ドル(約2,758万4,744円)になると予測されています(※)。
- 1ビットコインは昔いくらでしたか?
- ビットコインは、2010年に初めて実物取引が行われました。1万BTCとピザ2枚(約2,350円)が交換され、1ビットコインは約0.2円でした。