無職の人でもお金を借りられます。
しかし、無職といっても失業中の人、ニート、学生、専業主婦など状況はそれぞれ異なるため、自分に適した方法を選ばないと借入れできません。
失業中やニートの人は、国の支援制度を利用すれば融資を受けられる可能性があります。また、短期間でも働いた実績があれば、消費者金融カードローンから借入れできるケースがあります。
本記事では、無職でもお金を借りる方法を状況別に詳しく解説します。無職の人でも、この記事を読めば、自分に適した借入先が見つかるはずです。
無職の人でもお金を借りることができる!
無職でも、将来収入を得られる可能性がある場合や、資産を持っている場合はお金を借りられます。これらの人は、返済能力があると判断されるためです。
具体的に、無職の人がお金を借りる方法は10種類あります。
条件や属性に合わせてそれぞれ詳しく解説します。
無職がお金借りる方法
無職がお金を 借りる手段 |
状況(おすすめな人) | 即日融資 |
---|---|---|
失業手当 | 1年以内に失業した人 | × |
国の公的融資 | 失業中で収入がない人、金融機関の審査に通らない人 | × |
求職者 支援資金融資 |
ハローワークで求職中の人 | × |
クレジットカードの キャッシング |
クレジットカードを所有している人 | ◯ |
生命保険の 契約者貸付 |
解約返戻金のある生命保険に加入している人 | ◯ |
自動貸付 | ゆうちょ銀行で定期貯金、または定額貯金をしている人 | ◯ |
質屋 | ブランドバッグや貴金属など金銭価値が高いものを所有している人 | ◯ |
消費者金融 カードローン |
無職(内定予定や失業予定など)でも今すぐお金を借りたい人 | ◯ |
配偶者貸付 | 配偶者に安定した収入がある専業主婦 | ◯ |
内定者 専用ローン |
就職先が内定している学生 | × |
失業中の人でもお金を借りる方法3選!
失業中の人でも、国の制度を利用すれば生活に必要なお金を借りることができます。
また、ハローワークで職を探している人は、場合によって失業手当を受け取ることもできます。
ここではNET MONEY編集部が失業中の人におすすめする、お金を借りる方法3選を紹介します。
失業した人はハローワークで手続きすれば失業手当を受給できる
失業した人は、ハローワークで手続きすれば失業手当を受給できます。失業手当とは、生活の安定を図り、1日でも早く就職できることを目的に一定額が支給される雇用保険の一種です。
以下の条件を満たすことで90日~360日間、失業保険を受給できます。
- 失業したときから1年以内
- 就職する意思、能力がある
- 本人やハローワークの努力でも職につけない
- 離職の日以前2年間に被保険者期間が通算して12ヵ月以上ある
失業保険で受給できる金額は、前職の年収や勤続年数に応じて決まります。年齢別の上限額は以下のとおりです。
給付日額の上限
年齢 | 給付日額 |
---|---|
30歳未満 | 7,065円 |
30歳以上45歳未満 | 7,845円 |
45歳以上60歳未満 | 8,635円 |
60歳以上65歳未満 | 7,420円 |
※注釈
ハローワークでは、失業保険に関する手続きのほか、求職活動の支援や職業訓練の案内なども行っています。
失業中に不安なことがあれば、まずはハローワークに相談しましょう。
>>近所のハローワークを探す失業中やニートの人は公的融資を利用すれば生活に必要なお金を借りられる
失業中やニートの人でも、公的融資を利用すればお金を借りられます。公的融資は低所得者や高齢者、障害者などが安定した生活を送れるよう、お金を貸し出す国の制度です。
代表的な公的融資は生活福祉資金貸付制度で、お金の使い道に応じて以下4つの資金が設けられています。
生活福祉資金貸付制度の4つの資金
資金使途 | 借りられる金額 | 利率 | 据置期間 | 返済期間 | |
---|---|---|---|---|---|
総合 支援資金 |
生活に必要な資金 | 月20万円程度 | 保証人あり:無利子 保証人なし:年1.5% |
6ヵ月以内 | 据置期間の経過後10年以内 |
福祉資金 | 介護や福祉に必要な資金 | 580万円以内 | 保証人あり:無利子 保証人なし:年1.5% |
6ヵ月以内 | 据置期間の経過後20年以内 |
教育 支援資金 |
子供の教育に必要な資金 | 月3.5~6.5万円以内 | 無利子 | 卒業後6ヵ月以内 | 据置期間の経過後10年以内 |
不動産 担保型 生活資金 |
高齢者の生活資金 | 土地、および建物の評価額に対して70%以内 | 年3.0%、または長期プライムレートのいずれか低い利率 | 契約終了後3ヵ月以内 | 据置期間の終了時 |
生活福祉資金貸付制度は、最寄りの社会福祉協議会で申請できます。まずは電話で相談し、来所の予約をしましょう。
ハローワークで求職中の人は求職者支援資金融資を受けられる
ハローワークで求職中の人は、求職者支援資金融資を利用できます。求職者支援資金融資とは、職業訓練を受講中の人で、月額10万円と交通費の職業訓練受講給付金を受け取っても生活が苦しい場合にお金を借りられる融資制度の一つです。
職業訓練を受講している間、世帯構成に応じて月5~10万円のお金を借りられます。
求職者支援資金融資の概要
借りられる金額 | 月5~10万円 |
---|---|
金利 | 年3.0% |
据置期間 | 訓練終了月の3ヵ月後の末日まで |
返済期間 | 50万円以内:5年以内 50万円超え:10年以内 |
求職者支援資金融資を利用したい場合は、まずはハローワークの窓口で相談しましょう。
どのような手続きが必要か、具体的な融資額などを詳しく教えてもらえます。
>>近所のハローワークを探す
審査なしでお金を借りる方法4選!
自分の信用情報に不安のある人でも、お金を借りる方法はあります。
例えばクレジットカードを持っている人は、キャッシング枠を利用すれば審査なしでお金を借りることができます。
ここでは、状況に合わせて審査なしでお金を借りる方法4選を紹介します。
クレジットカードにキャッシング枠があれば無職でも審査なしですぐにお金を借りられる
クレジットカードにキャッシング枠が設定されていれば、無職でも無審査ですぐにお金を借りられます。カード発行時にすでにキャッシングの審査に通過しているためです。
キャッシング枠がある場合は、コンビニなどの提携ATMや振込みで融資を受けられます。借入れ限度額は100万円程度で、金利は年12.0~18.0%程度です(下表)。
クレジットカードのキャッシング(一例)
ACマスターカード | エポスカード | セゾンカード インターナショナル |
|
---|---|---|---|
利用限度額 | カードローンの審査によって決まる | 1~99万円 | 1~300万円 |
金利 | 年3.0~18.0% | 年18.0% | 年12.0~18.0% |
一方、キャッシング枠が未設定の場合、キャッシング枠を新たに設定する手続きが必要です。
その際、無職の人は利用できない可能性が高いでしょう。
キャッシング枠を設定する際に審査を受ける必要があるためです。
クレジットカードにキャッシング枠があれば無職でも審査なしですぐにお金を借りられる
クレジットカードにキャッシング枠が設定されていれば、無職でも無審査ですぐにお金を借りられます。カード発行時にすでにキャッシングの審査に通過しているためです。
キャッシング枠がある場合は、コンビニなどの提携ATMや振込みで融資を受けられます。借入れ限度額は100万円程度で、金利は年12.0~18.0%程度です(下表)。
クレジットカードのキャッシング(一例)
ACマスターカード | エポスカード | セゾンカード インターナショナル |
|
---|---|---|---|
利用限度額 | カードローンの審査によって決まる | 1~99万円 | 1~300万円 |
金利 | 年3.0~18.0% | 年18.0% | 年12.0~18.0% |
一方、キャッシング枠が未設定の場合、キャッシング枠を新たに設定する手続きが必要です。
その際、無職の人は利用できない可能性が高いでしょう。
キャッシング枠を設定する際に審査を受ける必要があるためです。
無職でも生命保険に加入している人は契約者貸付制度でお金を借りられる
生命保険に加入している人は、契約者貸付制度を利用すれば無職でもお金を借りられます。解約返戻金の一部から借入れできるためです。
生命保険の契約者貸付制度で借りられる金額は解約返戻金の6~8割程度です。また金利は年1.5~5.75%程度と低金利です。
各保険会社の制度内容は以下のとおりです。
各保険会社の契約者貸付制度の概要(一例)
金利 | 手続き 方法 |
融資時間 | |
---|---|---|---|
第一生命 | 年3.0~5.75% | ・Web ・請求書 |
最短即日 |
明治 安田生命 |
年2.15~5.75% | ・Web ・電話 |
最短即日 |
メットライフ 生命 |
年2.0~6.5% | ・Web ・電話 |
最短3営業日後 |
かんぽ生命 | 年1.5~2.5% | ・Web ・郵便局の窓口 |
最短即日 |
住友生命 | 年1.55~5.75% | ・Web ・電話 ・窓口 |
最短即日 |
契約者貸付制度は、保険会社によって金利、手続き方法、融資時間などが異なります。
保険加入は事前にしっかりと確認しておきましょう。
ゆうちょ銀行で定期貯金をしている人は自動貸付でお金を借りられる
ゆうちょ銀行で定期貯金(または定額貯金)をしている人は、無職でも自動貸付でお金を借りられます。貯金を担保に融資を受けられるためです。
自動貸付で借りられる金額は、ゆうちょ銀行に預けている金額の90%以内です。通帳を使ってATMで出金するだけでお金を借りられます(下表)。
ゆうちょ銀行の自動貸付の概要
借りられる金額 | 定期貯金、定額貯金の90%以内※1 |
---|---|
金利 | 定期貯金:年0.6125%※2 定額貯金:年0.36%※2 |
返済期間 | 2年以内(満期日まで) |
返済日 | 指定なし |
返済方法 | ゆうちょ銀行の通帳に入金 |
※注釈
自動貸付けはゆうちょ銀行または郵便局の窓口で申込できます。
その場で手続きを進め、即日でお金を借りることができます。
金銭価値が高い物を所有している人は質屋に預ければ無職でも即日借入れできる
無職でもブランドバッグや高級腕時計など金銭価値が高い物を所有している人は、質屋に預けることで即日中にお金を借りられます。預ける物が担保となることから、審査なしで借入れできるためです。
質屋の営業時間内に、預ける物と本人確認書類を持参して来店すれば、最短15分程度で融資を受けられます。
たとえば、以下のような物を持参すれば、査定額内でお金を借りることが可能です。
- ブランドバッグや小物
- 高級腕時計
- 貴金属
- アクセサリー
- スマホ、タブレット
- カメラ
- 釣具
- ゲーム機
- お酒など
質屋を利用する際は、事前に質屋のホームページや店舗に問い合わせて、取り扱っている品物や査定方法などを確認しておきましょう。
複数の質屋を比較検討することで、より高額で買い取ってくれるところが見つかるかもしれません。
属性別お金を借りる方法3選!
職に就いていない学生や専業主婦でも、お金を借りる方法はあります。
現在職に就いていなくても、安定した収入が見込め、返済能力があると判断されれば、お金を消費者金融から借りることができるからです。
ここでは学生や専業主婦といった立場に合わせたお金を借りる方法を紹介していきます。
無職で即日お金を借りたい人は消費者金融カードローンが最適
無職だけど即日でお金を借りたい人は、消費者金融のカードローンが最適です。消費者金融カードローンは職種や雇用形態、勤続年数を問わず、安定収入を得られる見込みがあれば、最短3分~25分で融資を受けられる可能性があるためです。
たとえば、以下に該当する人も借入れが可能です。
- 会社に雇用されておらず小遣い稼ぎをしている人
- 転職したばかりで数日しか働いてない人
- 新卒で働いたばかりの人
- 退職を予定している人
- 不動産や資産運用などで所得を得ている人など
ただし、完全に何年も無職で収入が0円で、仕送りや貯金だけで生活している場合は審査に通らないため借入れできません。
大手消費者金融の中には、勤務先の在籍期間が1日でもあれば融資の対象となる場合もあります。
まずは、安定した収入を得るための努力をしながら、消費者金融の利用を検討しましょう。
即日でお金を借りられる消費者金融カードローンおすすめ3選
会社名 | プロミス | アイフル | レイク |
---|---|---|---|
金利 (実質年率) |
年4.5~17.8% | 年3.0~18.0% | 年4.5~18.0% |
融資時間 | 最短3分 ※1 | 最短18分 ※1 | 最短25分 ※2 |
借入限度額 | ~500万円 | ~800万円 | ~500万円 |
申込可能条件 | ・18~74歳 ・安定した収入がある人 |
・満20歳以上69歳 ・安定した収入がある人 |
・20~70歳以下 ・安定した収入がある人 |
審査通過率 | 35.5%※3 | 32.5%※4 | 26.6%※5 |
無利息期間 | 初回借入日の翌日から30日間 | 初回契約日の翌日から30日間 | ・初回契約日の翌日から30日間 ・初回契約日の翌日から60日間(Web申込限定) ・初回契約日の翌日から180日間(借入額5万円まで) |
※注釈
【プロミス】アプリローンなら最短3分でお金を借りられる
申込可能条件 | ・18~74歳 ・ご本人に安定した収入がある |
---|---|
申込不可条件 | ・高校生 ・年金のみ |
借入限度額 | 500万円まで |
融資速度 | 最短3分 ※ |
- アプリから申し込めば最短3分で融資を受けられる
- 申込み対象年齢が18歳~74歳と幅広い
- 上限金利が年17.8%と他社より年0.2%低い
- 年金のみで生活する人や専業主婦は申し込めない
- 土日祝日に優先審査を依頼できない
■大手消費者金融の中で融資スピードは最速
プロミスは、アプリローンを利用すれば最短3分でお金を借りられます。申込みから契約、借入れまで、すべての手続きが専用アプリ一つで完結するためです。また、氏名や生年月日、メールアドレスを入力するだけで申込みが完了します。
プロミスは大手消費者金融の中でも最速で借りられるので、とにかく早くお金を借りたい人に適しています。
大手消費者金融3社の融資スピード比較
プロミス | 最短3分 |
---|---|
アイフル | 最短18分 |
レイク | 最短25分 |
■初回借入れ日の翌日から30日間利息0円
プロミスを初めて利用する人は、初回借入れ日の翌日から30日間、利息が無料です。契約から数日経って借入れした場合でも無利息期間を最大限に活用できるため、後日お金を借りたい人にもおすすめです。
ほかの大手消費者金融にも30日間の無利息サービスはありますが、借入日の翌日から適用されるのはプロミスのみです。早くお金を借りたい人だけでなく、万が一に備えたい人にとっても候補となるでしょう。
【アイフル】優先審査を依頼できるから混雑時期も最短18分で借入れ可能
申込可能条件 | 満20歳以上69歳 ・ご本人に安定した収入がある |
---|---|
申込不可条件 | ・無職 ・年金のみ ・主婦 ・主夫 ・内定者 ・高校生 |
借入限度額 | 1~800万円 |
融資速度 | 最短18分 |
- Webやアプリで申し込めば最短18分で借入れ可能
- 毎日9:00から21:00まで優先審査を依頼できる
- 銀行の傘下でないため柔軟に審査対応してもらえる
- 18~19歳の学生や社会人は申し込めない
- 専業主婦や年金のみで生活している人は借入れできない
■アイフルはこっそりお金を借りたい女性におすすめ
アイフルはこっそりお金を借りたい女性に最適です。なぜなら、女性専用ダイヤル(0120-201-884)や女性専用のカードローン「SuLaLi」があり、女性が申込みやすい環境が整えられているためです。無職でもお金を借りたい女性は相談してみましょう。
■混雑時期も最短18分でお金を借りられる
アイフルは、混雑時期に申し込んだ場合でも最短18分でお金を借りられます。毎日9:00から21:00まで優先審査を依頼できるためです。他社でも優先審査を依頼できますが、アイフルであれば土日祝日も可能です。
そのため、土日に即日融資したいという方には一層おすすめです。
大手消費者金融の優先審査
アイフル | 9:00~21:00 |
---|---|
プロミス | 平日:9:00~18:00 土日祝日:× |
レイク | × |
混雑しやすい休日や審査受付のギリギリに申し込む場合などは、Web申込み後に電話(0120-201-810)をかけて相談しましょう。
【レイク】初めて契約する人は借入れ額5万円まで180日間利息0円
申込可能条件 | ・20~70歳以下 ・安定した収入がある |
---|---|
申込不可条件 | - |
借入限度額 | 1~500万円 |
融資速度 | Webで最短25分※ |
※注釈
- Web申込みなら最短25分で借入れ可能
- 最短15秒で借入れ可能かどうかの目安が分かる
- 60日間、または180日間の無利息期間を選べる
- 18~19歳の学生や社会人は申し込めない
- 本人に収入がない専業主婦は借入れできない
- スマホATMに対応するコンビニATMはセブン銀行ATMのみ
■5万円までなら180日間利息なし
レイクは、借入れ額のうち5万円までなら180日間利息なしで借りられます。契約から約半年で完済できれば支払う利息は0円です。また、長期にわたって返済する場合でも利息の負担を抑えられます(下表)。
5万円を借りて最低返済額のみ支払う場合の利息
無利息期間 | 返済額/月 | 返済回数 | 利息総額 | |
---|---|---|---|---|
レイク | 180日間 | 4,000円 | 13回 | 1,537円 |
他社 | 30日間 | 4,000円 | 14回 | 4,794円 |
そのため、5万円を借りたい場合はレイクを選ぶとよいでしょう。
■無利息期間を選べる
レイクで初めて契約する人は、借入れ額や返済期間に合わせて無利息期間を選べます。レイクの無利息期間は以下のとおりです。
レイクの選べる無利息期間
無利息期間(※) | 条件 |
---|---|
180日間 | 借入れ額5万円まで |
60日間 | ・Web申込み ・1~200万円まで |
30日間 | ・~500万円まで |
※注釈
もっとも利息を抑えられる無利息期間は、返済シミュレーションを利用すれば調べられます。
専業主婦は配偶者に安定した収入があれば銀行カードローンの配偶者貸付を利用できる
主婦は、無職であっても銀行カードローンの配偶者貸付を利用すればお金を借りられます。
配偶者に安定した収入があれば、専業主婦も借入れが認められているためです。
たとえば、一部の銀行カードローンなら、収入がない主婦でもお金を借りられます(下表)。
主婦が利用できる銀行カードローン
イオン銀行 カードローン |
セブン銀行 カードローン |
PayPay銀行 カードローン |
|
---|---|---|---|
借りられる 金額 |
50万円まで | 50万円まで | 50万円まで |
配偶者の 同意なし |
◯ | ◯ | ◯ |
金利/ 実質年率 |
年3.8~13.8% | 年12.0~15.0% | 年1.59~18.0% |
融資 スピード |
最短5日程度 | 最短翌日 | 最短即日 |
上記の銀行カードローンであれば配偶者の同意は不要なため、夫に借入れがバレずに済みます。
ただし、金利や審査基準、必要な書類などは金融機関によって異なるので、複数の金融機関を比較検討し、自分に合ったものを選びましょう。
内定をもらっている学生は内定者専用ローンで借入れできる
内定をもらっている学生は、内定者専用ローンでお金を借りられます。現在は無職でも、今後安定した収入を得られることが見込まれるためです。
内定者専用ローンは、主に銀行や労働金庫で取り扱いがあります(下表)。
各金融機関の内定者専用ローン(一例)
むさしの スーパーフリーローン |
東海ろうきん 就職内定者向けローン みらいず |
長野ろうきん 就職内定者向けローン |
|
---|---|---|---|
利用 限度額 |
10~30万円 | 10~100万円 | 最高300万円 |
金利 | 年2.5~9.5% | 年4.85% (変動金利) |
変動金利:年2.48% 固定金利:年2.98% |
据置期間 | 最長1年間 | 初任給支給月まで※ | 初任給支給月まで※ |
消費者金融でも取り扱っている場合もありますが、銀行や労働金庫のほうが金利が低く設定されていることが一般的です。
そのため、内定者専用ローンを利用する場合は、銀行や労働金庫の利用をおすすめします。
無職でもカードローンからお金を借りられるケースや条件は?
無職でも、金融機関から返済の見込みがあると判断されればお金を借りられます。お金を貸し出す側にとって、損失を被るリスクが少ないためです。
たとえば、以下に該当する人は返済が見込めることから、無職でもお金を借りられる可能性があります。
- 就職が内定している
- 不動産や株式などの資産がある
- 配偶者に安定した収入がある
- 年金収入がある
- 生命保険に加入している
- 定期預金をしている
- 学生で収入を得ている
- 一時的に失業中
ここでは、カードローンからお金を借りるための条件について詳しく解説します。
消費者金融や銀行のカードローンから借入れするには返済能力があると認められることが重要
消費者金融や銀行のカードローンからお金を借りるには、返済能力があると認められることが重要です。返済能力がない人にお金を貸してしまうと、金融機関が損失を被ってしまうためです。
また、返済能力を上回る借入れは多重債務に陥るリスクがあり、利用者にとってもマイナスです。そのため、カードローンでお金を借りる際は、返済能力の有無が確認されます。
返済能力の有無は、主に以下の3つから総合的に判断されます。
カードローンの審査で確認される内容
返済能力 | ・借り手が一定の収入を得ているか ・現在の収入は安定しているか ・安定収入を得られる見込みがあるか |
---|---|
他社での 借入れ額 |
・他社での借入れ額が多すぎないか |
信用情報 | ・過去に滞納や債務整理をしていないか ・現在の返済に滞りがないか |
1日でも勤務在籍していればお金を借りられる
今の職場に1日でも在籍していれば、カードローンからお金を借りられます。見込み年収から審査結果を判断してくれるためです。
たとえば、大手消費者金融のカードローンは、仕事を始めたばかりの人も1日以上出勤していれば申し込めます。
一方、銀行カードローンは申込み条件に勤続年数が定められている場合があるので、注意が必要です。
無職の人がお金を借りられない理由は?
無職の人がお金を借りられない理由は、安定した収入がなく、今後継続して返済できる可能性が低いと判断されるためです。
また、貸金業者からお金を借りる場合、借入総額が年収の3分の1を超えないように定めた総量規制というルールがあります。無職の人は収入がないか少ないため、わずかな借入れでも総量規制に抵触してしまう可能性が高く、結果的に融資を受けることができません。
ここでは、無職の人がお金を借りられない理由について詳しく解説します。
安定した収入がなく返済能力がないと判断されるから
無職の人がお金を借りられない最も大きな理由は、安定した収入がなく返済能力がないと判断されるためです。
お金を借りたあとは返済が伴います。しかし、無職の人は収入がないため、継続して返済できる可能性が低いと判断されてしまいます。
金融機関は、貸し出したお金を確実に回収できるかどうかを慎重に審査します。実際、大手消費者金融3社では申込み条件として「安定した収入がある人」と記しています(下表)。
大手消費者金融の申込み条件
プロミス | 18~74歳の安定した収入がある人 |
---|---|
アイフル | 20~69歳の安定した収入がある人 |
レイク | 20~70歳の安定した収入がある人 |
無職で収入がない人は総量規制に引っかかるから
無職の人がお金を借りられないのは、「総量規制に引っかかる」という法的な理由にもよります。総量規制とは、個人の年収の3分の1を超える金額を融資してはいけないという貸金業法の規定です。過剰な借入れによって返済が困難にならないよう設けられています。
銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、政府から過剰貸付を指摘されて以降、自主的に借入れ限度額を年収の3分の1程度に引き下げています(下表)。
金融機関別の借入れ限度額
消費者金融の カードローン |
年収の3分の1まで |
---|---|
銀行カードローン | 年収の3分の1~2分の1まで |
そのため、収入がない無職の人が金融機関からお金を借りられる可能性は低いといえます。
貸金業者が行政処分を受けるリスクがあるから
無職の人がお金を借りられない理由は、収入がない無職に融資することで、貸金業者が業務停止や登録抹消などの行政処分を受けるリスクがあるためです。
融資によって利用者が被害を被る可能性がある場合、金融機関は貸付けをしてはいけないことが法律で定められています。
たとえば、以下の場合は法律を遵守していないことから、不適切な貸付けとみなされます。
- 無職など返済能力を有さない人への貸付け
- 借入れが容易であることを強調する誇大な広告
- 法律で定められている金利以上の利息を徴収するなど
無職の人がお金を借りるときの注意点
無職の人がお金を借りるときの注意点は、個人間融資やクレジットカードの現金化をしないことが挙げられます。
なぜなら法的保護がないことから、高額な利息や手数料を請求されるリスクがあるためです。なかには、ヤミ金が潜んでいる可能性もあります。
ここでは、無職の人がお金を借りるときの注意点を3つ解説します。
個人間融資をしない
どこからもお金を借りられない無職の人でも、個人間融資をしてはいけません。個人間融資は法的保護がなく、悪質な業者が多く存在するため、さまざまなトラブルに巻き込まれるリスクが高いからです。
たとえば、以下のような被害を被る可能性があります。
- 高額な利息や手数料を請求されるリスクがある
- 個人情報がWeb上でさらされ詐欺に利用される
- 乱暴な取り立てが行われる
個人間融資の中には、ヤミ金と呼ばれる違法な貸金業者も少なくありません。本当にお金がない状況なら、市役所や社会福祉協議会などで公的な制度を利用できないか相談してみましょう。
クレジットカードの現金化をしない
無職でお金を借りられないからといって、クレジットカードの現金化もしてはいけません。カード会社の規定で禁止されており、発覚すると強制解約や一括請求の措置が取られるためです。
クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠で購入した商品を売却し、現金に変えることを指します。
なかには、クレジットカードの現金化を行っている業者もありますが、トラブルに発展したケースが多くあります。具体的には、以下のような被害を受ける可能性があるので注意しましょう。
- 高い手数料を取られる
- 利用後にお金が振り込まれない
カードローン申込み時に嘘の申告をしない
カードローンに申し込む際は、嘘の申告をしてはいけません。嘘の申告が発覚すると信用できないと判断され、審査に通らないためです。
カードローンの審査では信用情報を照会します。信用情報機関には以下の情報が登録されており、嘘の申告は必ずバレます。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 電話番号
- 勤務先
- 他社の借入れ残高
- 既存ローンの返済状況
- 過去の滞納や債務整理など
仮にカードローンの審査に通過できたとしても、契約後に嘘の申告がバレると、すぐに全額返済を求められることもあります。カードローン申込み時には、必ず正確な情報を申告しましょう。
無職やニートがお金を借りる場合によくある質問
無職やニートの人がお金を借りる際に抱える疑問や不安を解消できるよう、ここではよくある質問とその答えを分かりやすく解説します。
「無職でもお金は借りられるのか」「いくらまで借りられるのか」「ニートでも借りられるのか」など、あなたの疑問にていねいに答えていきます。
無職でもお金を借りることは可能です。たとえば、失業中の人は公的融資を利用すれば、生活に必要なお金を借りられます。また、資産を持っていたり、就職先が決まっていたりする場合は、金融機関や保険会社からお金を借りられる場合があります。
金融機関からお金を借りる場合は、配偶者や内定をもらっている企業の年収、担保とする資産の価値などから限度額が決められます。公的融資を受ける場合は、融資の種類によって限度額が決まっています。たとえば、生活福祉資金で生活費を借りる場合は月20万円が上限です。
生命保険の契約者貸付けや定期預金担保貸付など、担保を用意する方法であれば、ニートで働く意思がない人でもお金を借りられます。一方、公的融資やカードローンなど、担保なしの借入れ方法は働く意思がないとお金を借りられません。お金を借りたあとは返済が伴うためです。公的融資ならニートも利用できますが、ハローワークで求職活動をすることが借入れするための条件となっています。
長く失業中の人でも、お金を借りられます。たとえば、配偶者に収入があったり、担保に入れられる資産があったりする場合は、長く失業中の人でもお金を借りることは可能です。また、ハローワークで求職活動をするなど働く意思を示せれば、公的な融資制度でお金を借りられます。
無職の人がお金を借りづらい理由は、継続して返済できる可能性が低いと判断されるためです。お金を借りたあとは毎月返済をしなければなりません。しかし、収入がないと返済が滞る可能性があります。そのため、無職でも就職先が決まっている場合や求職活動をしている人など、返済が見込める人でないとお金を借りることはできません。
有担保ローンと無担保ローンの違いは、融資を受ける際に担保が必要かどうかです。有担保ローンは、不動産や自動車など、価値のある資産を担保として提供することで、融資を受けられます。有担保ローンでは、返済が滞ると、担保として提供した資産が差し押さえられる可能性があります。一方、無担保ローンは、担保なしで信用力に基づいて融資を受けられます。
おすすめは有担保ローンです。なぜなら、無担保ローンより借入れ額が大きく、金利も低い傾向にあるためです。また、有担保ローンなら審査なしのケースも多く、無職の人が利用しやすいことも利点といえます。