
高齢者がお金を借りたい場合、どのような方法でお金を借りることができるのでしょうか。本記事では、高齢者の方がお金に困った時に利用できる7つの方法を徹底解説いたします。
カードローン、年金受給者向けのローン、生命保険の契約者貸付制度、公的融資制度など、それぞれのメリット・デメリット、注意点などを分かりやすくまとめました。
また、高齢者でも申し込めるおすすめのカードローンも詳しく紹介しているので、自身の状況に合わせて最適な借入先を見つけて、安心してお金を借りましょう。
高齢者がお金を借りる方法7つ

高齢者の方がお金を借りる方法はいくつかありますが、ここでは特に有効な7つの借入れ方法を紹介します。
これらの方法はそれぞれ利用条件や特徴が異なるため、自分に最適な方法を選ぶことが重要です。
65歳以上の高齢者がお金を借りるなら消費者金融カードローンがおすすめ
高齢者の方がお金借りる場合、消費者金融のカードローンが有力な選択肢となります。なぜなら、消費者金融のカードローンは、申し込みから審査、借入までの一連の手続きがスムーズに行えるからです。
必要な時に必要な金額を借りられるため、少額の資金需要にも対応できます。また不明な点があれば、専用のコールセンターにすぐに相談できるため、安心して利用できます。
- 保証人や担保が不要
- 家族にバレにくい
- 申込みから借入れまでスムーズ
- コールセンターで相談できる
- 免許返納後でもお金を借りやすい
大手銀行カードローンでも高齢者は借りられるが審査が厳しい
高齢者でも大手銀行のカードローンを利用すること自体は可能です。しかし、消費者金融のカードローンと比較すると、審査が厳しくなる傾向があります。その理由は、銀行がより慎重に貸し付けを行うからです。
銀行は、貸し付けたお金が確実に返済されることを重視します。そのため、返済能力を測る審査では、年齢のほか、年収や雇用形態、信用情報などが厳しくチェックされます。特に高齢者の場合、年金収入が主な収入源となるケースが多く、安定性や将来性において若い世代よりも不利に扱われる可能性があります。
地方銀行カードローンは地域の高齢者ならお金を借りやすい
一般的に、高齢者は融資を受けにくいと思われがちですが、地方銀行のカードローンは高齢者でも比較的借りやすい傾向にあります。なぜなら、地方銀行は地域住民とのつながりを重視しており、高齢者の収入や資産背景を考慮してくれる場合があるからです。
地方銀行は、高齢者の年金収入や退職金などを返済能力として評価してくれることがあります。また、担保や保証人が不要なカードローン商品も多く、高齢者でも気軽に申し込みやすいのが特徴です。さらに、地方銀行は地域に根ざした金融機関として、親身な相談に乗ってくれるため、カードローンの利用に不安を感じる高齢者でも安心して利用できます。
年金受給者対象の年金ローンは高齢者が低金利で借入れできる
年金受給者向けの年金ローンは、高齢者でも低金利で借入れができる制度です。年金を担保に融資を受けられ、一般的なローンに比べて低金利で利用できる点が大きなメリットです。
高齢者の方でも、安定した年金収入があれば審査に通る可能性があり、資金調達の手段として有効です。
たとえば、信用金庫では、年金受給者を対象とした専用のカードローンを提供しています。これらのローンは、契約期間があらかじめ決まっており、一時的な資金需要に対応しやすいのが特徴です。
借入限度額は50万円程度に設定されていることが多く、返済は専用口座からの自動引き落としとなります。
生命保険の契約者貸付制度は高齢者が審査なしでお金を借りられる
生命保険の契約者貸付制度は、高齢者にとって審査なしでお金を借りる有効な手段です。
契約者貸付制度は、契約者が解約返戻金の一部を担保に、保険会社からお金を借りる制度です。一般的な金融機関の融資とは異なり、契約者の信用情報や返済能力を審査する必要がありません。
生命保険の契約者貸付制度で借りられる金額は解約返戻金の6~8割程度です。また金利は年1.5~5.75%程度と低金利です。
さらに、解約返戻金の一定範囲内で借りられるため、急な資金需要に対応できます。
契約者貸付制度は、保険会社によって金利、手続き方法、融資時間などが異なるので、各保険会社の制度内容をしっかり確認しておきましょう。
各保険会社の契約者貸付制度の概要(一例)
金利 | 手続き方法 | 融資時間 | |
---|---|---|---|
第一生命 | 年3.0~5.75% | ・Web ・請求書 |
最短即日 |
明治安田生命 | 年2.15~5.75% | ・Web ・電話 |
最短即日 |
メットライフ生命 | 年2.0~6.5% | ・Web ・電話 |
最短3営業日後 |
かんぽ生命 | 年1.5~2.5% | ・Web ・郵便局の窓口 |
最短即日 |
住友生命 | 年1.55~5.75% | ・Web ・電話 ・窓口 |
最短即日 |
リバースモーゲージは自宅を担保に高齢者がお金を借りられる
リバースモーゲージは、自宅を担保にして融資を受ける方法です。
借入金は一括または分割で受け取れ、返済は契約者の死亡後に自宅の売却代金で行います。自宅に住みながら生活資金の借入ができる点や、元本の返済が死亡後になるなどのメリットがあります。
高額な資金調達が可能ですが、配偶者以外(子など)と同居している場合は利用できない点に注意しましょう。また、自宅は契約者の死亡後に売却されてしまうため、遺族に資産を残せないというデメリットもあります。
そのため、配偶者や親族などとよく話し合ったうえ計画的に利用しましょう。
高齢者が生活に困ったら国や自治体の生活福祉資金貸付制度を利用する
生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者を対象に、生活支援を目的として貸し付ける制度です。
自治体の社会福祉協議会が窓口となり、緊急小口資金や生活支援資金など複数の種類があります。審査はありますが、低金利もしくは無利子で借りられることが多いのが特徴です。
生活福祉資金貸付制度の貸付種類は4種類に分類されており、それぞれの目的に応じた利用が可能です(下記)。
資金の種類 | 主な用途 | 貸付限度額 |
---|---|---|
総合支援資金 | 生活費、住宅契約費用、一時的な生活再建費用 | 用途により異なる |
福祉資金 | 医療費、福祉用具の購入、住宅改修費用 | 用途により異なる |
教育支援資金 | 子どもの修学費用 (学費、入学費用) |
年間最大50万円程度 |
不動産担保型生活資金 | 高齢者向け生活資金 (居住用不動産を担保にする) |
不動産評価額により異なる |
【65歳以上OK】高齢者でもお金を借りれる消費者金融カードローンおすすめ6選

高齢者がカードローンを利用する際、年齢制限がネックになることがありますが、65歳以上でも申し込み可能なカードローンは存在します。
以下では、主に高齢者でも利用できる消費者金融カードローンを紹介します。それぞれのサービスの特徴や利用条件を確認し、自身の状況に合った選択をすることが大切です。
消費者金融カードローンおすすめ6選
会社名 | プロミス![]() |
アイフル![]() |
アコム![]() |
SMBCモビット![]() |
ベルーナノーティス![]() |
セゾン ファンデックス ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|
貸付対象者 | 18~74歳までの安定した収入のある人(収入が年金のみ方は不可) | 満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方 | 20歳~72歳の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 | 20~74歳の安定した収入がある人 | 20~80歳までの安定した収入のある人 | 申込時、20歳から80歳までの定期 |
審査 スピード |
最短3分※1 | 最短18分※2 | 最短20分※3 | 最短15分※4 | 最短30分 | 最短即日 |
融資 スピード |
最短3分※1 | 最短18分※2 | 最短20分※2 | 最短15分※4 | 最短即日 | 最短即日 |
無利息期間 | 初回借入れの翌日から30日間 | 初回借入れの翌日から30日間 | 初回借入れの翌日から30日※5 | ✕ | 14日 | ✕ |
金利 (実質年率) |
年4.5~17.8% | 年3.0%~18.0% | 年3.0~18.0% | 年3.0~18.0% | 年7.3~20.0% | 年6.5%~17.8% |
申込み |
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詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
※注釈
※2 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※3 申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
※4 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※5 適用条件 アコムでのご契約がはじめてのお客さま
プロミスは今すぐお金を借りたい高齢者におすすめ
貸付対象者 | 18~74歳までの安定した収入のある人(収入が年金のみ方は不可) |
---|---|
審査スピード | 最短3分※1 |
融資スピード | 最短3分※1 |
無利息期間 | 初回借入れの翌日から30日間 |
金利(実質年率) | 年4.5~17.8% |
※注釈
プロミスは今すぐお金を借りたい高齢者におすすめです。なぜなら融資時間は最短3分※と、大手消費者金融の中でも最速だからです(下表)。
プロミス | 最短3分※ |
---|---|
アコム | 最短20分※ |
レイク | 最短25分 |
アイフル | 最短18分 |
SMBCモビット | 最短15分 |
※注釈
プロミスでは、申込みから書類の提出、契約や借入れまでアプリ1つで完結します。審査に通過したあとは、インターネット振込を選択すると、最短10秒で指定の口座にお金が振り込まれます。
なお、プロミスの貸付対象は74歳までの安定した収入のある人です。収入が年金のみの方は対象外となるので注意しましょう。
アイフルは定期的な収入があれば高齢者でも借りられる
貸付対象者 | 満20歳以上69歳までの安定的な収入と返済能力を有する方 |
---|---|
審査スピード | 最短18分※ |
融資スピード | 最短18分※ |
無利息期間 | 初回契約日の翌日から30日間 |
金利(実質年率) | 年3.0~18.0% |
※注釈
アイフルは69歳までで定期的な収入があれば高齢者でも申込可能です。また、Web完結で24時間いつでもカードローンへの申し込みを受け付けています。来店不要で即日融資を受けられるので、手軽にカードローンを利用したい方におすすめです。
電話での相談も受け付けているため、初めてのカードローンで不明点などがある場合はコールセンター(0120-201-801)に連絡してみましょう。
アコムは年金受給者で安定した収入があれば申込可
貸付対象者 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 |
---|---|
審査スピード | 最短20分※1 |
融資スピード | 最短20分※1 |
無利息期間 | 初回借入れの翌日から30日※2 |
金利(実質年率) | 年3.0~18.0% |
※注釈
※2 アコムでのご契約がはじめてのお客さま
アコムは、全国に展開する大手消費者金融で、高齢者でも利用しやすいカードローンを提供しています。
収入証明書が不要(※)の場合も多く、年金受給者でも安定した収入があれば申し込み可能です。
※注釈
また、アコムの新規契約者数は16万人超えと、ほかの大手消費者金融と比較しても多いのが特徴です(下表)。
アコム | 166,969人 |
---|---|
プロミス | 154,599人 |
アイフル | 140,726人 |
アコムが多くの人から選ばれている理由は、初めて借入れする人に向けたサービスが手厚いからです。
24時間電話で相談可能、申込み時に画面共有サポートを受けられるなど、借入れに不安な高齢者でも安心して申し込めます。
SMBCモビットはVポイントを貯めている高齢者におすすめ
貸付対象者 | 20~74歳の安定した収入がある人 |
---|---|
審査スピード | 最短15分※3 |
融資スピード | 最短15分※4 |
無利息期間 | ✕ |
金利(実質年率) | 年3.0~18.0% |
SMBCモビットの最大の特徴は、返済時に200円につきVポイントが1ポイント貯まる仕組みがあることです。たとえば、3万円を返済すると150ポイントが付与されます。
貯まったVポイントは対象店舗での買い物に1円=1ポイントで使えたり、SMBCモビットの返済時に使えたりするので、とてもお得です。
これまでVポイントを貯めてきた高齢者の方にとって、SMBCモビットは選択肢の一つになるでしょう。
ベルーナノーティスは80歳でも借りられる
貸付対象者 | 20~80歳までの安定した収入のある人 |
---|---|
審査スピード | 最短30分 |
融資スピード | 最短即日 |
無利息期間 | 14日 |
金利(実質年率) | 年7.3~20.0% |
ベルーナノーティスは、80歳まで借り続けられるカードローンです。
初めてカードローンを申し込む場合でも、オペレーターが丁寧に案内してくれる電話サポートも提供しているため、安心して利用できます。
また、年齢に関わらず、無担保で保証人不要なのも高齢者にはうれしいポイントです。
セゾンファンデックスは80歳まで年金収入のみでも借入れ可能
貸付対象者 | 申込時、20歳から80歳までの定期 |
---|---|
審査スピード | 最短即日 |
融資スピード | 最短即日 |
無利息期間 | ✕ |
金利(実質年率) | 年6.5%~17.8% |
セゾンファンデックスは、セゾングループが提供するカードローンサービスで、高齢者でも利用しやすい条件が整っています。
年金収入のみ、かつ80歳までの人でも申し込み可能で、最大で500万円の融資が受けられます。
また、インターネットでの申し込みに不安がある方や、相談してから申し込みたい方のために、電話での申し込みやサポート体制も整っています。そのため高齢者でも安心して利用できます。
高齢者でもお金を借りれる銀行カードローンおすすめ5選

銀行カードローンは、信頼性や金利面での優位性があり、高齢者にも利用しやすい商品が揃っています。
以下に、代表的な銀行カードローンの特徴や独自のサービスを紹介します。
※注釈
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は年金収入のみでも申し込める
貸付対象者 | 年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人で、原則安定した収入がある方 |
---|---|
審査スピード | 最短当日 |
融資スピード | 最短当日 |
無利息期間 | ✕ |
金利(実質年率) | 年1.4~年14.6% |
三菱UFJ銀行が提供するカードローンの「バンクイック」は、年金収入のみの方でも申し込み可能です。さらに、口座開設の有無にかかわらず最短当日に借入れできます。
カードローン契約にあたって三菱UFJ銀行の普通預金口座開設は必須ではなく、Web申込みを利用することで、より迅速な手続きが可能になります。審査通過後、三菱UFJ銀行のテレビ窓口に来店すれば、その日のうちにローンカードを受け取ることができ、すぐに借入れを開始できます。
ローンカードを受け取ったあとは、コンビニなどの提携ATMで借入れや返済が可能です。
全国の三菱UFJ銀行のATMであれば手数料無料で利用できる利便性もあります。
三井住友銀行カードローンは住宅ローンを組んでいる人は年8.0%以下の金利
貸付対象者 | 申込時の年齢が満20歳以上満69歳以下で、原則安定した収入のある方(年金収入のみの方はご利用いただけません) |
---|---|
審査スピード | 最短当日 |
融資スピード | 最短当日※ |
無利息期間 | ✕ |
金利(実質年率) | 年1.5~14.5% |
三井住友銀行は、住宅ローンを組んでいる人は、年8.0%以下の金利で融資を受けられます。年8.0%以下の金利で借入れできるカードローンは多くないため、住宅ローンを利用している人は三井住友銀行カードローンを選びましょう。
また、口座未開設の人でも最短当日に借りられる点は魅力といえるでしょう。
貸付対象は満69歳以下で、原則安定した収入のある方となります。年金収入のみの場合は利用できないので注意しましょう。
※注釈
みずほ銀行カードローンは上限金利14.0%とほかの銀行より低め
貸付対象者 | 契約時の年齢が満20歳以上 満66歳未満の人で、 安定した収入がある方 |
---|---|
審査スピード | 最短当日 |
融資スピード | ー |
無利息期間 | ✕ |
金利(実質年率) | 年2.0~14.0% |
みずほ銀行カードローンは、上限金利が年14.0%とほかの銀行より年0.5%ほど金利が低く設定されています。
そのため、低金利なカードローンを利用したい高齢者におすすめです。
たとえば、上限金利で50万円を借りた場合、みずほ銀行カードローンは他行より1ヵ月で206円、1年で2,500円、5年で12,500円利息を抑えられます。
また、普通預金口座を開設済みの人であれば最短当日にお金を借りられます。Webで申込みを完結できるだけでなく、普通預金口座を開設する手間が省けるためです。
契約後は、みずほダイレクト(インターネットバンキング)で借入れできるため、ローンカードの到着を待たずにお金を借りられます。
オリックス銀行カードローンは保険料0円でガン保障特約が付帯
貸付対象者 | 原則、毎月安定した収入のある方で、申込時の年齢が満20歳以上69歳未満の方、かつ日本国内にご在住の方 |
---|---|
審査スピード | 最短数日 |
融資スピード | 最短数日 |
無利息期間 | 初回契約日の翌日から30日間 |
金利(実質年率) | 年1.7~14.8% |
オリックス銀行カードローンは、金利の上乗せや保険料の負担なしでガン保障特約付きプラン「Bright」に加入できます。保険料はすべて、オリックス銀行が負担してくれます。
「Bright」に加入しておけば、借入れ期間中に死亡や高度障害、またはガンと診断された場合、保険金が借入れ残高に充当されるため返済義務がなくなります。
さらに、オリックス銀行カードローンで初めて契約する人は、契約日の翌日から30日間は利息0円です。1ヵ月程度で完済できれば、実質無利息でお金を借りられるので、短期間で返済できる見込みのある高齢者に適しています。
auじぶん銀行カードローンはau IDがあれば年0.1%金利優遇
貸付対象者 | 20~69歳で安定した収入がある人 |
---|---|
審査スピード | 最短即日 |
融資スピード | 最短即日 |
無利息期間 | ✕ |
金利(実質年率) | 年1.48%~17.5%(通常) |
auじぶん銀行は、auユーザーには金利が優遇される特典があるカードローンです。au IDがあれば年0.1%の金利優遇を受けられます。さらに借り換えする場合は最大年0.5%の金利優遇となります。そのため、auユーザーにおすすめのカードローンです。
高齢者でもお金を借りられる地方銀行カードローンおすすめ7選

高齢者の方でもお金を借りられる地方銀行カードローンは存在します。地方銀行は地域に根差した金融機関で、高齢者を含む地域住民の生活をサポートする役割も担っています。
また、地方銀行の窓口で直接相談することで、より詳細な情報を得ることができ、安心して借り入れの手続きを進めることができるでしょう。
ただし、各銀行によって審査基準や融資条件は異なるため、事前にしっかりと確認することが重要です。そのため、複数の地方銀行のカードローンを比較検討し、自身の状況に最適な商品を選ぶことが大切です。
各地方銀行のカードローンを下記にまとめたので参考にしてください。
高齢者でもお金を借りられる地方銀行カードローンおすすめ7選
北海道銀行カードローン 「ラピッド」 |
常陽銀行カードローン 「キャッシュピット」 |
千葉銀行カードローン 「シニア応援ローン」 |
静岡銀行カードローン 「セレカ」 |
トマト銀行カードローン 「Q-Li」 |
中京銀行カードローン 「C-style」 |
岩手銀行カードローン 「エルパス」 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
貸付年齢 対象年齢 |
75歳未満 | 75歳未満 | 融資時の年齢が満60歳以上、最終約定返済時満80歳未満の | 70歳未満 | 申込時点満68歳以下 | 75歳未満 | 70歳未満 |
金利 | 年1.9%~年14.95% | 年1.5%~年14.8% | 年7.95%(変動) | 年1.5%~年14.5% | 年3.0%~年14.5% | 年1.5%~年14.5% | 年1.8%~年14.6% |
限度額 | 10,000円~800万円 | 10,000円~800万円 | 50,000円~100万円 | 10万円~1,000万円 | 10万円~1,000万円 | 10万~1,000万 | 10万円~1,000万円 |
年金受給者 可否 |
有 | 有 | 有 | 非公開 | 無 | 有 | 有 |
申込む |
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※注釈
信用金庫の年金受給者専用カードローンおすすめ4選

高齢者が借入しやすいカードローンとして、信用金庫の年金受給者専用カードローンが挙げられます。年金以外の収入がなくても借入できる可能性があります。
さらに、保証人や担保を立てる必要がないので、家族をはじめとした周囲にバレずに利用できるのが強みです。
各信用金庫の年金受給者専用カードローンを下記にまとめたので参考にしてください。
シルバーきゃっする | シニアきゃっする | アクティブシニア | しんきん シルバーキャッスル |
|
---|---|---|---|---|
対象年齢 | 60~69歳 | 60~69歳 | 60~75歳(完済時年齢満80歳以下) | 60~69歳 |
金利 (実質年率) |
年14.6% | 年14.6% | 年6.7% | 年1.45% |
借入限度額 | 50万円 | 50万円 | 100万円 | 50万円 |
契約期間 | 3年間 | 3年間 | 最長10年間 | 3年間 |
詳細 |
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高齢者がお金を借りるときの注意点6つ

高齢者がお金を借りる際には、若い世代とは異なる注意が必要です。
万が一のトラブルや借入先選びの失敗は、お金を借りられないだけでなく、年金を自由に引き出せなくなる可能性も引き起こしかねません。
そこで、高齢者が安全にお金を借りるために、特に注意すべき点を6つにまとめました。それぞれ解説していきます。
万が一(死亡)の際は返済義務が親族に相続される
金融機関などで借入れして、契約者が返済できずに死亡した場合、返済義務が親族に相続される可能性があるので注意しましょう。
特に、借入時に保証人を立てている場合は、保証人が返済を負担することになります。これは、保証人は契約者と同等の返済義務を負うためです。
また、相続放棄を選択すれば返済義務を免れることができますが、他の財産も放棄することになります。そのため事前に家族とよく話し合い、将来起こりうるリスクについて共有しておくことが、後のトラブルを避けるために重要です。
完済予定が年齢制限を超える人は審査に落ちる
高齢者がお金を借りる際には、完済予定が年齢制限を超えると審査に落ちる可能性が高いので注意しましょう。
例えば「完済時85歳以下」といった条件がある場合、85歳までに完済できる見込みがなければ審査通過は難しくなります。
借り入れを申し込む際には、なるべく少額で申請することが賢明です。これは、高額の借り入れを希望すると、返済期間が長引き、結果として完済時の年齢が上限を超えてしまう可能性があるためです。
そのため、借入を検討する高齢者は、自身の年齢と返済期間から完済時の年齢を算出し、金融機関の定める年齢制限を超えないかを事前に確認することが重要です。
契約中に年齢制限を超えると追加借入れできない
高齢者がお金を借りる際の重要な注意点は、契約中に年齢制限を超えると追加の借入れができなくなる可能性があるということです。
多くの金融機関が融資対象となる年齢に上限を設けており、契約時にはその年齢制限を満たしていても、返済期間中に上限年齢に達してしまうと、それ以上の融資を受けることができなくなります。
そのため、長期にわたる借入を検討している高齢者は、契約前に必ず金融機関の年齢制限に関する規定を詳細に確認することが不可欠です。
年金担保融資制度は廃止済み
高齢者がお金を借りる際には、年金担保融資制度が既に廃止されていることに注意が必要です。
以前は公的な年金担保融資制度が存在し、比較的容易に年金を担保にお金を借りることができましたが、2022年3月末をもって廃止されました。
そのため、現在年金を担保にお金を借りようとする場合は、民間の金融機関が提供するサービスを利用する必要があります。
民間のサービスは、金利や融資条件が公的な制度とは大きく異なる場合があるため、複数の商品を比較検討し、自身の状況に最適なものを選ぶことが重要です。
年金収入のみだと審査で不利になる場合がある
高齢者がお金を借りる際の注意点は、年金収入のみでは審査で不利になる場合があることです。年金収入だけで無職の方は返済能力がないと判断されてしまうことがあるためです。
また、金融機関の中には、そもそも年金収入のみの方は融資対象外としているところもあります。
年金収入のみで安定収入と見なされる場合もありますが、審査においては不利になる場合が少なくありません。そのため、借入金額を抑える、不動産などの担保を付ける、保証人を立てるなどの工夫をすることで、金融機関から返済能力を高く評価されるようにしましょう。
もし年金以外に副収入がある場合は、確定申告書や源泉徴収票など、それを証明する書類を準備すると良いでしょう。
違法業者から借りない
高齢者がお金を借りる際に最も重要な注意点は、絶対に違法業者から借りないことです。
最近では、高齢者を狙った悪質な違法業者が後を絶たず、さまざまな手口で高齢者の財産を奪う事例が多発しています。例えば、「無審査」「年齢不問」などの甘い言葉で高齢者を誘い込む手口は典型的な例です。
これらの業者は法外な金利を要求したり、強引な取り立てを行ったりすることが多く、一度関わってしまうと深刻な被害につながる可能性があります。そのため、お金を借りる際には、日本貸金業協会に登録されている正規の金融機関を選ぶことが不可欠です。
もし、どの金融機関を利用すれば良いか迷ったり、不安を感じたりする場合は、最寄りの消費生活センターに相談することをおすすめします。
高齢者がお金を借りる際によくある質問(Q&A)
高齢者が消費者金融や銀行でお金を借りる際によくある質問をまとめました。それぞれ詳しく回答しているので参考にしてください。