
レイクは、消費者金融の中でも知名度が高く、365日間無利息や最短25分融資など、魅力的なサービスを展開しています。
しかし、「金利が高そう…」というイメージから、利用をためらう人も少なくありません。
結論から言うと、レイクの金利は利息制限法の範囲内で設定されており、他の大手消費者金融とほぼ同水準です。
さらに、60日間・365日間の無利息サービスをうまく活用すれば、利息や返済総額を抑えられます。
この記事では、レイクと他社の金利比較はもちろん、毎月の返済額や利息を抑えるための具体的な方法について解説します。
「損せず借りたい」「金利で失敗したくない」と考えている人は、ぜひ参考にしてください。

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小学校教員、一般企業等の経理を経て、独学で日商簿記2級とFP2級を取得。現在はフリーランスの金融ライターとして活動中。カードローン・クレジットカードをメインに、これまで執筆してきた記事は100本を超える。子供の教育費のために節約や投資に勤しんでいる。■保有資格
・日商簿記2級
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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【結論】レイクの金利は高い?低い?他社・銀行との比較で見えてくる実態
「レイクの金利は高い」という噂を耳にしたことがある人もいるかもしれません。
しかし、レイクの金利は利息制限法で定められた上限よりも低く設定されており、ほかの大手消費者金融と比較しても大差ありません。
ここでは、まずレイクの金利がどう決まるのかを解説したあと、ほかの消費者金融や銀行カードローンとの金利差を比較します。
レイクの金利は年4.5~18.0%と法律の範囲内|実際の適用率と傾向
レイクの金利は、年4.5~18.0%の範囲内で設定されています。これは、貸金業法および利息制限法に基づいた正当な水準です。
実際に適用される金利は、申込者の審査結果によって異なります。属性(年収・職業・勤続年数など)や借入状況、信用情報に基づいて、利用限度額や金利が決まる仕組みです。
利用残高および契約額※ | 金利(実質年率) |
---|---|
100万円未満 | 年15.0~18.0% |
100~200万円 | 年12.0~15.0% |
200~300万円 | 年9.0~15.0% |
300~400万円 | 年7.0% |
400~500万円 | 年4.5% |
レイクの利用者の半数以上は、年18.0%以下の金利で借入れしています。
金利区分 | 利用者の割合 |
---|---|
~年15.0% | 49.6% |
~年18.0% | 50.3% |
初めてレイクを利用する場合は、年15.0~18.0%の金利が適用されるケースが多いと考えておくとよいでしょう。
レイクと他社の上限金利を比較
レイクの金利が他の大手消費者金融と比べてどうなのか、上限金利を一覧で比較してみましょう。
会社名 | 金利(実質年率) |
---|---|
レイク | 年4.5~18.0% |
アコム | 年3.0~18.0% |
プロミス | 年4.5~17.8% |
アイフル | 年3.0~18.0% |
SMBCモビット | 年3.0~18.0% |
初めてカードローンを契約する場合は、多くの人が上限金利で借りることになります。
その点を踏まえると、レイクの上限金利は他社とほぼ同水準であり、特別に高いわけではありません。
たしかに、最低金利ではやや劣るものの、実際のところ支払う利息に大きな差は出にくいでしょう。

初めてカードローンを契約する際は、上限金利が適用されるのが一般的です。新規契約者は金融機関と信頼関係を築けておらず、貸倒れリスクに備えて早期に利息を回収する必要があるためです。そのため、レイクだけが特別に金利が高いとは言えません。
銀行カードローンより金利は高めだが最短即日融資が強み
銀行カードローンと比較すると、レイクの上限金利は年3.4~4.0%ほど高い水準にあります。
商品名 | 金利(実質年率) |
---|---|
レイク | 年4.5~18.0% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 年2.0~14.0% |
三菱UFJ銀行カードローン | 年1.4~14.6% |
利息の低さを重視する場合、レイクよりも銀行カードローンのほうが向いていると言えるでしょう。
ただし、スピード感を重視するならレイクに軍配が上がります。レイクは最短25分※での融資に対応しており、土日祝日でも最短即日融資が可能だからです。
「どうしても今日中にお金を用意しなければならない」といった場合でも、柔軟に対応できるのがレイクの強みです。
一方、銀行カードローンは審査に2日~1週間程度かかることから、急ぎの融資には向いていません。
「とにかく早くお金を借りたい」という人には、レイクのような消費者金融のほうが適しています。

レイクは金利がやや高めですが、初回契約者には60日間・365日間の無利息サービスが用意されています。短期間で返済できる場合は、実質無利息での借入れも可能です。うまく活用すれば、銀行カードローンよりも利息を抑えられるケースもあります。
レイクで無利息期間を使えば利息0円で借りられる
レイクでは、初回申し込みに限り、一定期間無利息で融資を受けられるサービスがあります。期間内に完済すれば利息なしでお金を借りられます。
無利息期間は、契約額に応じて、60日間、365日間無利息が適用されます。ここではそれぞれの適用条件や上限額を紹介します。
【60日間無利息期間】初めての利用かつ契約額が50万円未満
レイクでのカードローンの利用が初めて、かつWebからの申込んだ場合、契約額50万円未満で60日間利息0円が適用されます。
無利息期間は契約日の翌日から開始され、期間後の金利は12.0~18.0%が適用されます。
たとえば、契約日に20万円を借りて60日間で完済する場合、4,500円の負担が軽減されます(※貸付利率(年率)18.00%の場合、1円未満は切り捨て※)。
【365日間無利息】初めての利用かつ契約額が50万円以上
レイクでのカードローンの利用が初めて、かつWebからの申込んだ場合、契約額50万円以上で365日間利息0円が適用されます。
約1年にわたり、利息の一部を払わずに済むのは、うれしいポイントでしょう。
無利息期間は契約日の翌日から開始され、期間後の金利は12.0~18.0%が適用されます。
たとえば、50万円を借りて毎月13,000円ずつ返済する場合、通常より133,300円利息を抑えられます(※貸付利率(年率)18.00%の場合)。
60日間無利息を利用した場合 | 無利息期間を利用しない場合 |
---|---|
42,567円 | 52,559円 |
【返済シミュレーション】無利息期間を使ってレイクで10万円、30万円、50万円を借りたときの利息は?
レイクでお金を借りた際、利息はいくらになるのか気になる方もいるでしょう。
ここでは、レイクの無利息期間を使って、10万円、30万円、50万円を借りた際の返済額と利息をシミュレーションで算出しました。この数値を参考にしながら無理のない借入計画を立てましょう。
10万円借りたときの利息と返済額
無利息期間を使って、10万円を借入れて、毎月4,000円を返済した場合の利息と返済額は以下のとおりです。
無利息期間 | 毎月の返済額 | 返済回数 | 利息 | 返済総額 |
---|---|---|---|---|
60日間 | 4,000円 | 31回 | 21,274円 | 121,274円 |
10万円借りるときは、60日間無利息が最もおすすめです。
毎月4,000円ずつの31回の返済で、総返済額は121,274円、利息は21,274円まで抑えることができ、他の無利息サービスより約2,000~4,000円お得になります。
30万円借りたときの利息と返済額
無利息期間を使って、30万円を借入れて、毎月11,000円を返済した場合の利息と返済額は以下のとおりです。
無利息期間 | 毎月の返済額 | 返済回数 | 利息 | 返済総額 |
---|---|---|---|---|
60日間 | 11,000円 | 34回 | 72,704円 | 372,704円 |
毎月11,000円ずつの34回の返済で、総返済額は372,704円、利息は72,704円まで抑えることができます。
50万円借りたときの利息と返済額
無利息期間を使って、50万円を借り入れる場合の利息と返済額は以下のとおりです。
無利息期間 | 毎月の返済額 | 返済回数 | 利息 | 返済総額 |
---|---|---|---|---|
60日間 | 13,000円 | 55回 | 212,254円 | 712,254円 |
365日間 | 13,000円 | 46回 | 95,968円 | 595,696円 |
この場合、365日間無利息サービスを利用するのが最もおすすめです。
毎月13,000円ずつの46回の返済で、総返済額は116,558円、利息は116,286円まで抑えることができます。
レイクで利息を下げる方法
無利息期間サービスをうまく活用する!利息差を算出
レイクは前述のとおり、「60日間」または「365日間」の無利息期間があります。これらの無利息期間サービスを活用することで、一定期間、利息をかけずに返済できます。
たとえば、無利息期間中にできるだけ多く返済すれば、その後の利息負担を大幅に軽減できるほか、仮に無利息期間が終了しても、その期間内に返済したぶんには利息が発生しないため、通常の借入れよりも負担を軽減できます。
無利息期間サービスを使ったときと、使わなかったときの利息額の差をシミュレーションしました。
30万円を6ヵ月間借りる場合
無利息サービス | 総支払額 | 利息額 | 差額 |
---|---|---|---|
無利息なし | 327,276円 | 27,276円 | - |
60日間無利息 | 315,000円 | 15,000円 | 12,276円 |
50万円を12ヵ月間借りる場合
無利息サービス | 総支払額 | 利息額 | 差額 |
---|---|---|---|
無利息期間なし | 598,680円 | 98,680円 | - |
60日間無利息 | 577,500円 | 77,500円 | 21,180円 |
365日間無利息 | 500,000円 | 0円 | 0円 |
臨時返済で利息を節約できる
臨時返済とは、期限までに返済した最低返済金額を超えた分のことを言います。
例えば月々の返済額が1万5000円の場合、1万8000円を返済すれば、3000円分の臨時返済が成立します。
臨時返済を繰り返せば、完済までの時間を短くすることができます。完済が早まれば支払い回数が減るので、利息を減らすことができます。
返済実績は低金利につながる可能性がある
レイクで期限を守りながら返済を繰り返せば、金利が下がり、月々の利息を減らせる可能性があります。
期限どおりに返済し続けることがポジティブな信用情報につながります。その状態でレイク側に金利の引き下げや、融資上限額の増額を相談すれば、希望が叶う可能性が高まるでしょう。
レイクの無利息期間サービスで注意すべきこと
レイクの無利息期間サービスは、すべての利用者に適用されるわけではありません。利用条件や期間など、細かな規定があるため、事前にしっかりと確認しておく必要があります。
ここでは、レイクの無利息期間サービスを利用する際の注意点について解説します。
無利息期間サービスは併用できない
レイクが提供している無利息期間サービスは複数ありますが、併用できないので注意しましょう。
自身に合ったサービスプランを確かめて、利用しやすい条件で申し込むことが大切です。
対象は初回利用者のみ!2度目以降の借入れは利息が発生する
無利息期間サービスはいずれも対象は初めてレイクと契約した人のみです。2度目の契約では一切利用できないので注意しましょう。
複数回カードローンを利用する可能性があれば、利息込みで無理のない返済計画が組めるように、事前シミュレーションを行いましょう。レイクの返済シミュレーションを利用すると、契約金額に応じた理想の返済回数が分かるので、試してみましょう。
契約の翌日から無利息期間がスタートする
レイクの無利息期間は契約の翌日からスタートするので注意が必要です。実際に借入れた日からではなく、あくまでも契約した日の翌日からカウントが始まります。
たとえば、契約後すぐに借り入れず、数日経ってから利用した場合でも、無利息期間は契約日の翌日から日々カウントされています。そのため、実際に利用するタイミングによっては、無利息期間を十分に活用できない可能性があります。
レイクの無利息期間を最大限に活用するためには、契約後速やかに利用開始することをおすすめします。
返済が遅れたら無利息期間は強制終了
無利息期間内に返済日がある場合、返済日を守れなければ無利息期間が強制終了するので注意しましょう。その返済日から通常どおりの金利がかかってしまいます。
無利息サービス期間内であっても、計画的な利用を心がけましょう。
レイクで返済が遅れると遅延損害金で利息が増えることもある
レイクに限らず、カードローンで返済が遅れてしまうと遅延損害金がかかるので注意しましょう。返済期限を守らないと、利息とは別に遅延損害金が発生し、負担も大きくなります。
損害金は年率20.0%で、1日当たり約0.05%が返済額に加わる仕組みです。
返済に遅れれば遅れるほど、ペナルティの支払いが重なってしまうので、遅延しないように計画的なお金の管理が大切です。
返済日の3日前に会員ページから予定変更が可能
どうしても返済に遅れそうになった場合、返済期限3日前までに会員ページの「ご返済予定の確認・登録」より期限を変更することができます。
予定を決めづらい場合は、レイクのフリーダイヤルで相談することも考えましょう。返済が遅れそうなときは、正直に伝えることが大切です。
レイクの金利に関するよくある質問(Q&A)
レイクの金利に関するよくある質問を集めて、それぞれ丁寧に回答します。レイクの金利や利息が気になる方はチェックしておきましょう。
※在籍確認が必要な場合でも、お客さまの同意なくお電話いたしません。