「ゆうちょでお金を借りることはできるの?」
「審査がない、金利が低いって本当?何か裏があるのでは……」
ゆうちょの貯金担保自動貸付けを利用すれば、審査なしでお金を借りることができます。さらに、一般的なカードローンに比べると低金利です。
ただし、貯金担保自動貸付けは預入れによる担保を設定しなければなりません。また、返済できないと担保で弁済することになるため注意が必要です。担保がない場合、JP BANKカードによるキャッシングや口座貸越サービスという選択肢があります。
今回、NET MONEY編集部ではゆうちょ銀行でお金を借りる方法について解説します。ゆうちょ銀行で借入れする場合のポイントや必要書類、注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
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郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法は?
郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法として、「貯金担保自動貸付け」があります。
貯金担保自動貸付けとは、担保定額貯金や担保定期貯金を担保にする貸付制度です。残高を超える払戻しの請求があった場合、不足している分が自動的に貸し付けられます。
なお、2019年3月29日までは次の借り方もできましたが、現在は新規申込の受付けを停止しています。
貯金担保自動貸付け
貯金担保自動貸付けの詳細
貸付限度額 | 預入金額の90%以内 (総合口座1口座につき300万円まで) |
---|---|
担保 | 担保定額貯金または担保定期貯金 |
貸付期間 | 貸付日から2年間 (担保とする貯金が貸付日から2年以内に満期を迎える場合、その満期日まで) ※元利金継続(継続預入)の担保定期貯金を担保とする場合、貸付期間の範囲内で貸付けも継続される |
貸付回数 | 上限なし |
返済方法 | 貸付金額と貸付利子の相当額を、通常貯金に預入れする |
貸付金利 | 担保定額貯金を担保とする場合:返済時の約定金利+0.25% 担保定期貯金を担保とする場合:預入時の約定金利+0.50% |
このように、利用するためには担保定額貯金か担保定期貯金を預け入れておかなければなりません。
- 一定の金額を総合口座に預け入れられる。6ヵ月の据置期間を過ぎると、いつでも払戻し可能(据置期間内払戻金利になるものの、据置期間内でも払戻しは可能)。1,000円から利用でき、最長10年間預けられる。
- 1,000円以上、1,000円単位でまとまったお金を預け入れられる。預入期間に応じて利率が設定される。
主に「担保定額貯金や担保定期貯金として預入れしているけれど、通常貯金に残高がない」という場合において、突発的なお金が必要になった際に利用されます。つまり、万が一の備えとして用意しておくもので、「お金がないからその日のうちに借りたい」と考える方にはおすすめできません。
その日のうちに借りたい場合、消費者金融のカードローンがおすすめです。
国債等担保自動貸付け
国債等担保自動貸付けとは、その名の通り国債を担保に貸付けを行うという商品です。
2019年3月29日において、新規申込の受付けを終了しています。
財産形成貯金担保貸付け
財産形成貯金担保貸付けとは財産形成定額貯金や財産形成年金定額貯金、財産形成住宅定額貯金を担保として行う貸付けです。
こちらも2019年3月29日において、新規申込の受付けを終了しています。
ゆうちょでお金を借りたいけれど担保がない場合はどうする?
ゆうちょで担保なしでお金を借りる場合、2つの方法があります。
JP BANKカード
JP BANKカードというゆうちょ銀行のクレジットカードでキャッシングを利用すれば、お金を借りることができます。しかし、JP BANKカードを作るには審査が必要です。
審査は「厳しい」「甘い」と断定することはできません。ただ、一般的に次の2つが重視されます。
- 信用情報:指定信用情報機関の情報(他社の借入状況、借入額など)
- 返済能力:年収や職業、勤務先、在籍年数、配偶者の有無など
JP BANKカードの審査では、次の2つから信用情報を取得します。
信用情報で延滞や異動(破産などの記載)がある場合、JP BANKカードの契約は難しいといえるでしょう。
信用情報に問題がなくても、定期的な収入等が見込めないと審査に通過する可能性は低いです。
審査の基準は金融機関によって異なるため、「他の金融機関では審査に通らなかったけれど、JP BANKカードは契約できた」となる可能性もゼロではありません。気になる場合、申し込んでみることをおすすめします。
口座貸越サービス
口座貸越サービスとは、通常貯金に残高がなくても払戻しや引き出しができるサービスです。一般的なカードローン等と同じようにATMで借入れしたり、キャッシュカードや通帳でお金を借りたりすることができます。
口座貸越サービスの詳細
貸付限度額 | 10万円以上30万円以内 (10万円単位) |
---|---|
担保 | なし |
貸付期間 | 契約日より1年後の月末 (自動更新) |
返済方法 | 約定返済:毎月8日に、返済用口座から約定返済額を自動で引き落とし 随時返済:ゆうちょATMにて任意の金額を返済 |
貸付金利 | 14.0%(変動金利) |
口座貸越サービスを申し込む方法は2つあります。
- インターネットで申し込む方法
- 窓口で申し込む方法
インターネットの場合、申込手順は次の通りです。
- ゆうちょ認証アプリのインストール
- お申込専用サイトでの確認コード等の入力
- ご本人様情報の入力
- 審査結果のご連絡
- 利用開始
必要書類は「通帳もしくはキャッシュカード」と「本人確認書類」の2点です。窓口の場合、お届け印も必要になります。
いずれの場合も、次の条件を満たさなければ利用できません。
・日本国籍を有する方または永住許可等を受けている外国人の方
引用:ゆうちょ銀行|口座貸越サービス
・契約時の年齢が満20歳以上70歳以下の方
・ゆうちょ銀⾏の通常貯⾦を保有している方(通常貯蓄貯⾦は除く)
・安定した収⼊があり、継続してお取引が⾒込まれる方(年⾦収⼊も可、また無職の既婚者の方で配偶者がこの条件に該当する方)
・ゆうちょ銀⾏所定の保証会社の保証を受けられる方
また、以下の期間でキャンペーンを実施しています。
2023年6月1日(木)~2023年7月31日(月)
期間内に申し込み、申込月の翌々月の月末までに契約すると現金500円がもらえます。
ゆうちょでの借入れの特徴、覚えておきたいポイント
ゆうちょで借入れする場合、次の5点を覚えておくことをおすすめします。
想定外の事態で借りられなかった、ということがないよう、しっかりチェックしてください。
来店不要で即日借入できる
貯金担保自動貸付けは担保となる担保定額貯金や担保定期貯金があれば、来店不要でその日のうちにお金を借りることができます。ただし、担保定額貯金や担保定期貯金を預け入れるためには来店が必要です。
ゆうちょ銀行の営業時間は次の通りです。
窓口 | 営業時間 |
---|---|
郵便 | 9:00~17:00※ |
金融 | 9:00~16:00※ |
このように、店舗自体は17:00まで営業していることが多いです。ただし、金融の窓口は16:00で閉まってしまう点に注意してください。時間に余裕を持って来店することをおすすめします。
審査なし・学生や無職でもお金を借りられる
貯金担保自動貸付けは担保となる貯金内での貸付けとなるため、基本的に審査はなく、学生や無職でもお金を借りられます(※)。担保定額貯金や担保定期貯金の預入れも可能です。
審査がない理由は、担保となる貯金が必須だからです。万が一、返済できなくなったとしても、担保となる担保定額貯金や担保定期貯金によって弁済されます。このように貸し倒れるリスクがないため、審査なしで利用することができます。
金利が低め
貯金担保自動貸付けの金利は0.252%~0.502%(2023年6月12日現在)となっており、銀行や消費者金融が提供するカードローンと比べ低いことがわかります。
貯金担保自動貸付けの金利
担保定額貯金を担保とする場合:返済時の約定金利+0.25%
担保定期貯金を担保とする場合:預入時の約定金利+0.50%
定額貯金か定期貯金によって約定金利が異なります。約定金利とは約定(契約)した際の金利です。金利が定められていることの多いカードローンと違って、返済時もしくは預入時の金利によって貸付金利が変動します。
定額貯金の約定金利
期間 | 金利 | 貯金担保自動貸付けの金利 |
---|---|---|
6ヵ以上1年未満 | 0.002%[0.002%] | 0.252% |
1年以上1年6ヵ月未満 | 0.002%[0.002%] | 0.252% |
1年ヵ6月以上2年未満 | 0.002%[0.002%] | 0.252% |
2年以上2年6ヵ月未満 | 0.002%[0.002%] | 0.252% |
2年6ヵ月以上3年未満 | 0.002%[0.002%] | 0.252% |
3年以上 | 0.002%[0.002%] | 0.252% |
(参考)5年 | [0.002%] | 0.252% |
(参考)10年 | [0.002%] | 0.252% |
定期貯金の約定金利
期間 | 定期貯金 | 貯金担保自動貸付けの金利 |
---|---|---|
1ヵ月(1ヵ月以上3ヵ月未満) | 0.002% | 0.502% |
3ヵ月(3ヵ月以上6ヵ月未満) | 0.002% | 0.502% |
6ヵ月(6ヵ月以上1年未満) | 0.002% | 0.502% |
1年(1年以上2年未満) | 0.002% | 0.502% |
2年(2年以上3年未満) | 0.002% | 0.502% |
3年(3年) | 0.002%[0.002%] | 0.502% |
4年 | 0.002%[0.002%] | 0.502% |
5年 | 0.002%[0.002%] | 0.502% |
消費者金融系カードローンの場合、主に金利は3.0%~18.0%です。貯金担保自動貸付けの金利は0.252%~0.502%(2023年6月12日現在)なので、非常に低水準といえるでしょう。
また、一般的に借り入れる金額が少なければ少ないほど、金利も高くなる傾向にあります。しかし、貯金担保自動貸付けの場合、借り入れる金額で金利が変わることはありません。10万円借りる場合も300万円借りる場合も基本的に同じです。
ただし、貯金担保自動貸付けを利用するためには、担保定額貯金や担保定期貯金が必要です。お金を預け入れなければ借入れすることはできません。したがって、「金利が低いから」という理由で貯金担保自動貸付けを利用する方は少数派といえるでしょう。
借入金の引き出しをすると残高はマイナスで表記される
借入金の引き出しをすると残高はマイナスで表記されます。例えば、通常貯金の残高が0円だった際に100万円を借り入れると、「-100万円」という旨の表記が記録されます。
このように、貯金担保自動貸付けは借り入れた記録が残ってしまう点に注意してください。通帳の中身を誰かに見られてしまうと、借入れしたという事実を知られる恐れがあるでしょう。
「誰にも知られずに借入れしたい」という場合、消費者金融がおすすめです。消費者金融の多くは、アプリだけで借り入れることができます。例えばアコムの場合、セブン銀行ATMではカードを使うことなくアプリだけで借入れや返済が可能です。
郵便局からの電話や郵送物はない
貯金担保自動貸付けを利用しても、郵便局からの電話や郵送物はありません。そのため、手続きをしたこと自体が家族や第三者に知られる可能性は低いといえるでしょう。
ただし、延滞すると督促状が自宅に届く可能性があるため注意してください。また、返済期限前になると、返済に関する案内のはがきが送付される可能性があります。不安な方は、返済期日前に利用しているゆうちょ銀行に問い合わせしてみることをおすすめします。
ゆうちょ銀行の自動貸付でお金を借りる流れや必要書類
ゆうちょ銀行の自動貸付を窓口で利用する場合、次の書類が必要です。
必要書類
貸付け | 弁済 |
---|---|
・総合口座通帳 ・お届け印 ・本人確認書類 |
・総合口座通帳 ・本人確認書類 (※取扱金額が200万円を超える場合、必要になる可能性がある) |
忘れた場合は手続きできません。
ゆうちょ銀行の営業時間内に窓口で手続きを行う
窓口で利用する場合は、営業時間内にゆうちょ銀行を訪れましょう。手続き自体は30分程度で終わります。ただし、担保となる貯金がない場合、担保定額貯金や担保定期貯金を預け入れる手続きも必要です。手続きに必要な書類は次の通りです。
担保定額貯金と担保定期貯金の必要書類
預入れ | 払戻し |
---|---|
・預入申込書 ・総合口座通帳 ・本人確認書類 |
・払戻請求書 ・総合口座通帳 ・お届け印 ・本人確認書類 |
混んでいる場合は時間がかかる可能性もあるので注意してください。どれくらいかかるかは、待ち時間によって変わります。
通帳かキャッシュカードで借り入れる
貯金担保自動貸付けはATMを使って、通帳かキャッシュカードで借り入れることもできます。借り入れる手続きは、一般的な出金と変わりません。ATMに通帳かキャッシュカードを差し込み、借入れしたい金額を入力します。暗証番号を打ち込み、現金を受け取りましょう。
ただし、借入れできるのは預入金額の90%以内(総合口座1口座につき300万円まで)です。例えば、預入金額が100万円の場合、90万円までです。
通帳とキャッシュカード、どちらを利用しても構いません。「かさばるのが嫌」という場合、キャッシュカードがおすすめです。「記帳も済ませたい」という方は通帳で借入れしましょう。
通常貯金への預入れで返済する
返済する際は、貸付金額と貸付利子を通常貯金に預け入れましょう。100万円を借り入れた場合、通常貯金に100万円と利息分を預け入れておく必要があります。
預け入れる方法は、一般的な入金と変わりません。ATMや窓口で入金手続きをしましょう。「ゆうちょダイレクト」というインターネットのサービスを利用すれば、パソコンやスマートフォンで入金することもできます。なお、貸付期間内であれば何回でも分割して返済可能です。貸付期間は貸付けの日から2年です。
ゆうちょでお金を借りるときの注意点
ゆうちょでお金を借りるときには、次の点に注意してください。
返済できないときは自動的に貯金を払い戻される
ゆうちょでお金を借りるとき、「返済できないと自動的に貯金を払い戻されてしまう」という点に注意してください。具体的には、次のようなケースです。
- 貸付期間内に返済されない場合
- 貸付利子を返済しないまま貸付期間が過ぎた場合
特に注意すべきなのが後者です。貯金担保自動貸付けは利息が発生します。元金だけでなく、貸付利子分も預け入れておきましょう。
JP BANKカードは即日融資に対応しない
JP BANKカードは即日融資に対応していません。JP BANKカードの発行には時間がかかるからです。
ただし、すでにJP BANKカードがあれば即日融資可能です。ゆうちょ銀行ATMや全国のコンビニATMでキャッシングできます。
対応しているコンビニ(2018年11月時点)
キャッシング一括 | キャッシングリボ | リボ払い | ||||
コンビニ名 | CD・ATM | 借入れ | 支払い | 借入れ | 支払い | 支払い |
セブン-イレブン | セブン銀行ATM | 可能 | - | 可能 | 可能 | 可能 |
ローソン | ローソン銀行ATM | ATMの管理銀行によって利用可能 | - | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | - |
ファミリーマート | E-netATM | ATMの管理銀行によって利用可能 | - | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 |
ゆうちょATM | 可能 | - | 可能 | - | - | |
サークルKサンクス(2023年6月13日時点では営業終了) | バンクタイムATM | ATMの管理銀行によって利用可能 | - | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 |
E-netATM | ATMの管理銀行によって利用可能 | - | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | |
ゼロバンクATM(2023年6月13日時点ではゆうちょATM) | ATMの管理銀行によって利用可能 | - | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | |
ミニストップ | イオン銀行ATM | 可能 | - | 可能 | 可能 | 可能 |
E-netATM (※1) |
ATMの管理銀行によって利用可能 | - | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | ATMの管理銀行によって利用可能 | |
ローソン・スリーエフ | E-netATM(※2) | ATMの管理銀行によっては利用可能 | - | ATMの管理銀行によっては利用可能 | ATMの管理銀行によっては利用可能 | ATMの管理銀行によっては利用可能 |
また、キャッシング振込サービスも即日融資が不可能で、申込みの5営業日後に振り込まれます。すぐにでも振り込んでほしい場合は消費者金融系のカードローンがおすすめです。例えばアコムの場合、最短10秒※で振り込んでもらえます。
借入方法によってはATMで取引できない
借入方法によってはATMで取引できません。例えば、財産形成貯金担保貸付けの場合、店舗で書類を提出しなければならないと定められています。
(1) 財産形成貯金担保貸付けの申込みをしようとするときは、当行所定の書類に記名押印(又は署名)をし、担保とするこの貯金の保管証(貯金証書の保管の取扱いの証をいいます。)その他当行所定の書類(第6条第2項において「保管証等」といいます。)を添えて本支店等に提出してください。
引用:ゆうちょ銀行|財産形成貯金担保貸付規定
ただし、財産形成貯金担保貸付けは、新規申込の受付けを停止しています。現在申込みできる貯金担保自動貸付けはATMで借入れ可能です。
口座貸越サービスの返済金額は固定されている
約定返済の場合、口座貸越サービスの返済金額は1万円に固定されています。つまり、毎月8日に、返済用口座に1万円以上を入金しておく必要があります。借入残高と利子等が1万円未満の場合、返済額はその合計額です。
ゆうちょATMは本局、出張所のほか、ファミリーマートにもあります。
ゆうちょATMで、随時返済する場合、返済用口座から任意の金額を返済できます。随時返済を約定返済の代わりにすることはできません。つまり、随時返済しても、8日になれば約定返済分が引き落としされます。
担保定額貯金の場合、満期がきたら自動貸付できない
担保にしている貯金の満期がきたら自動貸付できなくなってしまうため、注意してください(※)。あらかじめ満期の日をチェックしておきましょう。
定期貯金の場合、自動継続も可能です。自動継続には2つのタイプがあります。
- 元利金継続(継続預入):「元金+利子」で新しく定期貯金として預け入れる
- 元金継続(再預入):「元金」を新たな定期貯金にし、「利子」は通常貯金に自動的に預け入れる
自動継続を付けるか、どちらのタイプにするかは、担保定期貯金の預入時に選択できます。
「したく」は新規受付終了
「したく」は新規受付終了しています。
カードローン「したく」は2018年10月31日をもちまして新規受付を終了しました。
引用:スルガ銀行 個人専用支店|商品概要・ご返済方法
すでに当商品をご契約いただいているお客さまにつきましては、今後もご利用いただけます。
「したく」とは、ゆうちょ銀行とスルガ銀行によるカードローンでした。
カードでキャッシングしたい場合、JP BANKカードがおすすめです。JP BANKカードならキャッシュカードとクレジットカードを一体化できます。JP BANKカードにキャッシング機能を付ければ、「したく」のようにキャッシュカード(兼クレジットカード)でお金を借りることができるでしょう。
よくある質問
よくある質問として、次の4つに回答します。
- ATMで借りられる?
- 貯金担保自動貸付けはATMで借りられます。ゆうちょのATMはゆうちょ銀行や郵便局、ファミリーマート等に設置されています。他にも、セブン銀行ATMやローソン銀行などのATMで利用可能です。
全国のゆうちょATMはこちら
※ATMでキャッシュカードまたは通帳により、通常貯金の現在高を超える払出しをすることでも貸付けを行います。
引用:ゆうちょ銀行|貯金担保自動貸付け
- ゆうちょが審査なしでお金を貸してくれるのはなぜですか?
- ゆうちょが審査なしでお金を貸してくれるのは、担保定額貯金や担保定期貯金を担保にするからです。担保定額貯金や担保定期貯金を担保にお金を貸すことを「貯金担保自動貸付け」といいます。担保定額貯金または担保定期貯金が必須であり、預入額の90%までしか借入れできません。
つまり、100万円の預入れがある場合、借入れできるのは90万円です。万が一、90万円が返済できなくなった場合、預け入れていた担保定額貯金または担保定期貯金によって弁済されます。
- キャッシュカードからお金を借りる「したく」はまだ申し込めますか?
- キャッシュカードからお金を借りる「したく」は2018年10月31日で新規受付終了しています。
キャッシュカードでお金を借りたい場合、JP BANKカードにキャッシング機能を付けましょう。そうすることで「したく」のようにキャッシュカード(兼クレジットカード)でお金を借りることができるでしょう。
- ゆうちょのフリーローンは審査がありますか?自動貸付とどう違いますか?条件を教えてください。
- ゆうちょ銀行には「夢航路」というフリーローンがありましたが、スルガ銀行との提携解消により2023年6月12日現在は取扱いしていません。
ゆうちょ銀行との提携解消により、2019年6月28日(金)をもちましてローンの新規受付を終了させていただきました。
引用:スルガ銀行 個人専用支店|パーソナルローン「夢航路」
なお、一般的に、フリーローンには審査があります。自動貸付やカードローンと違って、必要なお金をまとめて借り入れることができます。
この記事の著者
■保有資格:FP、宅地建物取引士
Twitter:@uk_circlize