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CFD取引おすすめ証券会社比較ランキング

Point①
取扱銘柄は 
多いか 

Point②
取引手数料は
安いか

Point③
スプレッドは
狭いか

Point④
取引ツールは
使いやすいか

CFD取引を始めるための
証券会社選びで大切な4つのポイント

CFD取引を行う証券会社を選ぶ際には、「取扱銘柄」「取引手数料」「スプレッド」「取引ツール」の4つのポイントに注目しましょう。特に、取引手数料やスプレッドは利益の幅に直接関わってくるものであるため、なるべくコストが抑えられる証券会社を選ぶことが大切です。この4つのポイントに沿ったおすすめの証券会社8社を紹介していきます。
※2023年12月27日更新

CFD取引を始めるための
証券会社選びで大切な
4つのポイント

Point①
取扱銘柄は
多いか

Point②
取引手数料は
安いか

Point③
スプレッドは
狭いか

Point④
取引ツールは
使いやすいか

CFD取引を行う証券会社を選ぶ際には、「取扱銘柄」「取引手数料」「スプレッド」「取引ツール」の4つのポイントに注目しましょう。特に、取引手数料やスプレッドは利益の幅に直接関わってくるものであるため、なるべくコストが抑えられる証券会社を選ぶことが大切です。この4つのポイントに沿ったおすすめの証券会社8社を紹介していきます。
※2023年12月27日更新

IG証券

IG証券
取引手数料 取扱銘柄数 スプレッド
・株式CFD(日本株):110円~
・株式CFD(米国株):16.50ドル~
・株価指数CFD:無料
・債券先物CFD:無料
・商品CFD:無料
12,000銘柄以上 株式CFD:片道2.2セント
株価指数CFD:0.6~
商品CFD:0.3~
最低入金額 取引ツール
最低条件なし IG証券のトレーディング・アプリ
ProRealTime チャート
取引手数料 スプレッド
・株式CFD(日本株):110円~
・株式CFD(米国株):16.50ドル~
・株価指数CFD:無料
・債券先物CFD:無料
・商品CFD:無料
株式CFD:片道2.2セント
株価指数CFD:0.6~
商品CFD:0.3~
最低入金額 取扱銘柄数
最低条件なし 12,000銘柄以上
取引ツール
IG証券のトレーディング・アプリ
ProRealTime チャート

IG証券のおすすめポイント

IG証券のおすすめポイントは、何といっても取扱銘柄の多さ。株式CFDだけでも約1万2,000銘柄もの取り扱いがあります。そのため、投資家はメジャーな大型株から海外の小型株までさまざまな投資先を選定することが可能です。
また、IG証券は学習コンテンツが充実していることも特徴のひとつ。公式サイトでは初心者向けから上級者向けまで、多くのオリジナルの学習コンテンツを提供しています。
初心者向けの「IGアカデミー」では、個別株やCFD、FXなど資産クラスに合わせた取引方法、リスク管理の手法を無料で学べます。学習プログラムは全てオンラインで受講できるため、移動時間や隙間時間に投資のノウハウを取得できるでしょう。
さらに、IG証券では、国内証券会社では珍しい「ノックアウト・オプション」を取り扱っていることも魅力です。「ノックアウト・オプション」とは、あらかじめ最大損失を設定して行うオプション取引。最初に設定した水準以上の損失が発生することはないため、「リスクを限定しながらトレードを行いたい」という投資家に向いているオプション取引です。
ノックアウト・オプションは通貨、株価指数、商品など幅広い金融商品で取引可能となっているため、投資家は相場に応じて取引のチャンスを狙えるメリットがあります。                                                                                            
    
また2022年4月11日(月)より、様々な企業の株価チャートを音楽へと変えることを試みた革新的なプロジェクト「IG STOCK MUSIC」を開始。IG証券が取り扱う世界の株式12,000銘柄から、米国株・欧州株約7,000銘柄を対象に、IG証券が株価 x AI x アーティストによる全く新しい音楽体験を提供するサービスです。資産運用やトレードについてよく分からない方や検討されている方に金融に関して親しみを抱いてもらうきっかけになることを目的としており、今までの証券会社にはなかったような企画を行っていることも特筆点でしょう。                                                                                           IG証券
(画像=IG証券公式HP)
                                 

  IG証券(本社:東京都港区 代表取締役:古市 知元)は、 IG証券が取り扱う世界の株式12,000銘柄から、 米国株・欧州株約7,000銘柄を対象に、IG証券が株価 x AI x アーティストによる全く新しい音楽体験を提供するサービス『IG STOCK MUSIC』を、2022年4月11日(月)から特設サイトにて公開いたします。 *証券会社におけるAI×アーティストの協奏による株価チャートの楽曲化において(2022年3月現在、IG証券調べ)

引用元:PR TIMES

GMOクリック証券

GMOクリック証券
取引手数料 取扱銘柄数 スプレッド
無料 148銘柄 株式CFD:無料
株価指数CFD:0.3~
商品CFD:0.4~
最低入金額 取引ツール
最低条件なし はっちゅう君CFD
取引手数料 スプレッド
無料 株式CFD:無料
株価指数CFD:0.3~
商品CFD:0.4~
最低入金額 取扱銘柄数
最低条件なし 148銘柄
取引ツール
はっちゅう君CFD

GMOクリック証券のおすすめポイント

GMOクリック証券のおすすめポイントは、取引コストの安さです。GMOクリック証券ではCFD取引の手数料が無料となっているため、投資家が実質的に負担するのはスプレッドのみとなっています。
そのスプレッドについても、GMOクリック証券は比較的狭く設定されていることが特徴。スプレッドは相場によって変動するため、一概に他社と比較できるものではありませんが、株価指数CFDについては安定して安い水準であるといえます
また、GMOクリック証券は、デモ取引が利用できるのも魅力のひとつです。ちなみに、デモ取引とは仮想資金を利用し、実際の相場に近い環境でトレードを体験できる機能。原資はあくまで仮想資金であるため、トレードが上手くいかなくても投資家が実際に損失を被ることはありません。
したがって、「CFD取引を始めたいけど、仕組みが理解できるか不安」「損失が出ることが怖い」という初心者でも、気軽に疑似トレードを体験できます。デモ取引はスマホからでも利用できるため、まずは取引ツールの使い方や相場の動きを体験してみるとよいでしょう。
さらに、GMOクリック証券では、24時間電話によるサポートが受けられるのも嬉しいポイントです。CFD取引はほぼ24時間トレードが行えることが特徴であるため、深夜にサポート体制が整っていることは大きなメリットといえます。
GMOクリック証券のサポート体制は、『「HDI格付けベンチマーク」2021年【証券業界】』の「問合せ窓口」「Webサポート」の2つの部門において、最高評価を得ており、外部機関からも高い評価を得ています。

楽天証券CFD

楽天証券CFD
取引手数料 取扱銘柄数 スプレッド
無料 10銘柄 株価指数CFD:0.5~
商品CFD:0.3~
最低入金額 取引ツール
最低条件なし MT4
取引手数料 スプレッド
無料 株価指数CFD:0.5~
商品CFD:0.3~
最低入金額 取扱銘柄数
最低条件なし 10銘柄
取引ツール
MT4

楽天証券CFDのおすすめポイント

楽天証券のおすすめポイントは、取引ツール「MT4」で自動売買が可能である点です。自動売買とは、あらかじめ設定した条件に従って自動で注文が約定する取引方法。相場に張り付く手間がかからないため、忙しく取引時間が確保できない人にも向いている取引手法です。
MT4はPC版、iPhone版、android版がリリースされていますが、2021年12月には新たにWeb版もリリースされました。Web版はインストールが不要であるため、IDとパスワードを入力するだけで取引できる手軽さが魅力です。
また、楽天証券はCFD取引の「入門講座」が提供されています。入門講座では、CFDの仕組みや実際の取引の流れなど幅広く学べることから、初心者でも安心して取引を始められます。取引ツールのMT4の利用方法についても、プロトレーダーの山中康司氏による動画解説が提供されているので、操作方法が不安な人も基礎から学ぶことができるでしょう。
さらに楽天証券では、デモ取引が利用できる点も大きなメリットです。デモ取引ではMT4での取引を疑似体験できるため、「操作が理解できるか不安」という人も気軽にチャレンジできます。
楽天証券のデモ取引は、CFD取引だけでなくFXも体験できるため、この機会にさまざまな金融商品の取引に触れてみるのもよいでしょう。

LINE CFD

LINE CFD
取引手数料 取扱銘柄数 スプレッド
無料 158銘柄 0.3(米国500)
最低入金額 取引ツール
最低条件なし LINE CFDスマホアプリ
取引手数料 スプレッド
無料 0.3(米国500)
最低入金額 取扱銘柄数
最低条件なし 158銘柄
取引ツール
LINE CFDスマホアプリ

LINE CFDのおすすめポイント

LINE CFDのおすすめポイントは、少額投資が可能である点です。特に米国株CFDについては0.1ロットから取引が可能であり、世界を代表するような大企業に数百円からでも投資できます。
そのため、「CFD取引に興味があるけど、大きな損失が出るのが怖い」という人でも、ワンコインから気軽にチャレンジすることが可能です。少額ずつ分散投資することもできるため、複数の銘柄にリスク分散できます
また、LINE CFDは、簡潔で分かりやすい取引画面も魅力のひとつ。LINE CFDはスマホからの取引に特化しているため、直感的に取引ができるデザインとなっており、初心者でもすぐに操作方法が理解できるでしょう。
さらに、LINE CFDはLINEアプリとの連携が行える点も特徴のひとつです。LINE CFDの公式アカウントを友だち追加しておけば、キャンペーン情報やマーケット情報などさまざまなお知らせをリアルタイムで配信してくれます。トーク画面からそのまま取引画面を起動することもできるため、取引のチャンスも逃しません。

SBI証券

SBI証券
取引手数料 取扱銘柄数 スプレッド
156円/枚(税込)
(日経225リセット付証拠金取引など)
6銘柄 CFD:3.0~
商品CFD:2.0~
最低入金額 取引ツール
最低条件なし くりっく株365
取引手数料 スプレッド
156円/枚(税込)
(日経225リセット付証拠金取引など)
CFD:3.0~
商品CFD:2.0~
最低入金額 取扱銘柄数
最低条件なし 6銘柄
取引ツール
くりっく株365

SBI証券のおすすめポイント

SBI証券のおすすめポイントとして、暗号資産でのCFD取引が可能である点が挙げられます。SBI証券では、2022年5月現在でビットコイン、リップル、イーサリアムの3つの暗号資産でCFD取引が可能です。レバレッジも最大2倍までかけられるため、「よりリスクを取りながら大きな利益を狙いたい」という人にとっては嬉しいポイント。
また、SBI証券では、CFD取引の買いポジションに対して、配当金相当額が付与されるのも大きなメリットです。SBI証券にて2019年1月~2019年12月の1年間、日経平均CFDを保有した場合、1ロットにつき4万3,750円の配当金が付与されました。
そのため、個別株式同様に「配当目当てで長期保有する」という運用手法を取ることも可能です。もちろん相場の変動に応じてトレード手法を見直す必要はありますが、保有しているだけで配当が受け取れる点は、多くの投資家にとって魅力的であるといえます。
さらに、SBI証券は「完全マーケットメイク方式」を採用していることも特徴のひとつ。完全マーケットメイク方式とは、複数の金融機関が提示した売値や買値の中から最も良い条件の価格を顧客へ提供する方式です。これにより、トレーダーはより有利な条件でのトレードが可能となります。

DMM CFD

DMM CFD
取引手数料 取扱銘柄数 スプレッド
無料 229銘柄 原則固定制
最低入金額 取引ツール
5,000円 DMMCFD PLUS
DMMCFD STANDARD
プレミアチャート
取引手数料 スプレッド
無料 原則固定制
最低入金額 取扱銘柄数
5,000円 229銘柄
取引ツール
DMMCFD PLUS
DMMCFD STANDARD
プレミアチャート

DMM CFDのおすすめポイント

DMM CFDのおすすめポイントとして、スプレッドが原則固定であることが挙げられます。DMM CFDで取り扱っているCFDは7銘柄で、スプレッドは以下の通りです。
銘柄 スプレッド
JPN225/JPY 7.0円
USDJ30/USD 5.0pips
NDQ100/USD 2.0pips
SPX500/USD 0.5pips
OIL/USD 3.9pips
GOLD/USD 1.2pips
SILVER/USD SILVER/USD
(2022年5月10日現在)
引用:DMM CFD公式サイト
上記スプレッドは原則固定となっているため、投資家は
あらかじめ取引コストが想定できるメリットがあります。
取扱銘柄が7種類というのは物足りなく感じるかもしれませんが、裏を返せば厳選した銘柄だけを取り扱っているということでもあります。「どの銘柄が良いか分からない」という人にとっては、銘柄が厳選されている証券会社の方が利便性が高いでしょう。
また、DMM CFDではLINEでの問い合わせに対応している点も特徴のひとつです。LINEでのサポート体制はFX業界で初めてとなっており、ユーザーは普段から使っているアプリで気軽に問い合わせが行えます。問い合わせた内容もトーク履歴に残るため、あとから回答内容をゆっくり見直すことも可能。その他にも電話やメール、チャットでの問い合わせにも対応しています。

岡三オンライン

岡三オンライン
取引手数料 取扱銘柄数 スプレッド
片道1枚156円
(日経225の場合)
6銘柄 通貨ごとに異なり、為替相場によって変動
最低入金額 取引ツール
最低条件なし くりっく株365
取引手数料 スプレッド
片道1枚156円
(日経225の場合)
通貨ごとに異なり、為替相場によって変動
最低入金額 取扱銘柄数
最低条件なし 6銘柄
取引ツール
くりっく株365

岡三オンラインのおすすめポイント

岡三オンライン(くりっく株365)のおすすめポイントとして、取引ツールが豊富であることが挙げられます。投資家は、インストール不要のブラウザ型からスマホアプリ、カスタムができる「RSS 365CFD」、テクニカル分析ができる「Chart PLUS」など全8種類の取引ツールを利用できます。
したがって、初心者から上級者までさまざまな取引スタイルに合わせたツールを選ぶことが可能。ツールによっては、金融経済ニュースやマーケットレポートを無料で読める特典もついています。
岡三オンラインでは取引ツール以外にも、有名トレーダーによるマーケット解説やチャート分析解説といったさまざまな投資情報の発信が行われています。情報はリアルタイムで続々と発信されることから、初心者でも情報収集に困ることはないでしょう。
また、岡三オンライン(くりっく株365)では、ロスカット基準値を50~100%まで自由に設定することが可能です。ロスカット基準値が高い方がよりリスクを抑えた取引が行えますが、マーケットが急反発した際はその上昇分を取り込めないデメリットもあります。
そのため、「よりロスカット基準値を遠くに設定し、証拠金ギリギリまでトレードを行いたい」という人にとっては、ロスカット基準値が自由に選べる点は大きなメリットです。
ロスカット基準値は10%刻みで自由に設定できるため、相場の状況を見ながら臨機応変に基準値を変更するという手法もよいでしょう。

インヴァスト証券

インヴァスト証券
取引手数料 取扱銘柄数 スプレッド
無料 29銘柄 0.3銭(米ドル/円)
最低入金額 取引ツール
最低条件なし トライオートETF
取引手数料 スプレッド
無料 0.3銭(米ドル/円)
最低入金額 取扱銘柄数
最低条件なし 29銘柄
取引ツール
トライオートETF

トライオートETFのおすすめポイント

インヴァスト証券(トライオートETF)のおすすめポイントとして、自動売買が可能であることが挙げられます。自動売買とは、あらかじめ設定したルールに従って自動で注文を発注する取引方法です。相場に張り付く手間がかからないため、「取引に割く時間がない」というトレーダーでもCFD取引が楽しめるツールです。 トライオートETFの自動売買は、ランキングからストラテジーを選択する方法の他に、自ら自動売買のシステムを作る方法まで備えられており、初心者から上級者まで投資意向に合った自動売買を利用できますETFのCFD取引を自動売買できるツールは国内証券会社では珍しいため、「自動売買を試してみたい」「夜間は自動売買に取引を任せたい」という人は、トライオートETFが便利でしょう。
また、トライオートETFでは、ETFのCFD取引のみが対象となりますが、インヴァスト証券では関連サービスの「トライオートFX」や「くりっく365」にてFX取引が可能です。トライオートFXではトライオートETF同様に自動売買が行えるため、ETFだけでなくFXでも自動売買を行いたい人にとってもおすすめの証券会社です。

そもそもCFD取引とは


CFD取引とは、「差金決済取引」のことです。現物の取引を伴わない取引で、商品の差額を取引の対象とします。そのため、実際に通貨のやり取りが発生しないFX取引も、広義ではCFD取引の一種ということになります。

CFD取引の対象は株価指数や商品、株式、為替、債券などさまざまです。

CFD取引は、しばしば先物取引と混同されることがありますが、CFD取引は先物取引のように期日や価格が決められていないことが特徴です。

CFD取引を行う5つのメリットは?


CFD取引を行うメリットとして、以下の5つのポイントが挙げられます。

CFD取引を行う5つのメリット

  • ・レバレッジをかけられる
  • ・取引コストが安い
  • ・世界中のさまざまな銘柄を売買できる
  • ・上昇相場・下落相場の両方で利益が出せる
  • ・買いと売りのどちらも取引できる

それぞれのメリットについて、詳しく確認していきましょう。

レバレッジをかけられる

CFD取引のメリットとして、「レバレッジ」をかけられることが挙げられます。

レバレッジとは、預け入れた資金を証拠金として、何倍もの金額の資金で取引を行うことです。たとえば、預入した証拠金が10万円、レバレッジが20倍の場合は、200万円分のCFD取引が可能となります。

運用する資金が大きくなれば、そこから得られる利益も大きくなるため、レバレッジ取引では「より少ない資金で、大きな利益を得ることが可能」ということになります。もちろんその分リスクも大きくなりますが、少額取引で利益を狙いたい人にとっては効率的な取引です。

取引コストが安い

CFD取引は、取引コストが安いこともメリットのひとつ。証券会社の中には、CFD取引の取引手数料を無料としているところもあります。

株式などの現物取引では、約定金額に対して一定の取引手数料が発生するため、取引コストを抑えられるCFD取引は大きなメリットがあるといえます。

ただし、CFD取引ではスプレッドが実質的な取引コストとなるため、手数料が全て無料で取引できるというわけではありません。

世界中のさまざまな銘柄を売買できる

CFD取引の対象となるのは、株価指数や株式、商品、債券、為替などさまざまです。マーケットの環境に合わせて取引する銘柄を選べるのは、CFD取引の大きな魅力でしょう。

たとえば、株式市場が低迷していて取引のチャンスが掴みにくい場合、債券市場や商品市場など、他のマーケットで取引チャンスを探ることも可能です。投資先の選択肢が多いということは、それほど取引の幅が広がるということでもあります。

上昇相場・下落相場の両方で利益が出せる

CFD取引は、上昇相場と下落相場のどちらにも利益を狙うチャンスがあります。株式の現物取引では、「安く買って高く売る」という取引で利益を出すことが一般的です。

しかし、CFD取引では「相場が下落しそうなときに売りポジションを仕込み、価格が下落したときにポジションを決済すること」で利益を得られます。つまり、「相場が下がりそうだな」というときにも利益を狙うチャンスがあるということです。

現物取引の場合、下落相場では取引に躊躇することもありますが、CFD取引では価格が下がっても利益を得られる点が大きなメリットといえます。

買いと売りのどちらも取引できる

現物のやり取りが発生しないCFD取引では、「買い」と「売り」のどちらからでも取引に入れます。現物取引では、常に「買い」から入り、「売り」で取引を完結させることが特徴です。

しかし、CFD取引の対象は「商品価格の差額」であるため、「売り」のポジションから入ることができるのです。現物取引では、「これだけ価格が上がってしまったら、しばらくは買えないな」ということもありますが、CFD取引ではそのような場合にも「売り」から入れるため、どのような相場でも取引のチャンスがあるといえます。

CFD取引を行う3つのデメリット

さまざまなメリットが挙げられるCFD取引ですが、デメリットについても理解しておく必要があります。CFD取引のデメリットとして、以下の3点が挙げられます。

CFD取引を行う3つのデメリット

  • ・リスクが大きい傾向にある
  • ・追証が発生するケースもある
  • ・土曜日と日曜日は取引できない

それぞれ詳しく確認していきましょう。

リスクが大きい傾向にある

CFD取引は、レバレッジがかけられる分リスクも大きくなります。レバレッジが大きくなるほど得られる利益も大きくなりますが、その分リスクも比例して大きくなることを十分理解しておかなければいけません。

また、レバレッジをかけた取引では素早い投資判断も必要となります。「損失が出そうだ」と感じたら素早く損切りをするといった対処も必要となるため、「あまり頻繁な取引は行いたくない」という投資意向の人には向いていないでしょう。

追証が発生するケースもある

レバレッジをかけたCFD取引では、「追証」が発生する可能性があります。

追証とは「追加保証金」の略で、預入している証拠金が一定の維持率を下回った場合に、追加で入金を求められるものです。

レバレッジ倍率や相場の変動によっては、あらかじめ入金した証拠金以上の損失を被ることもあるため、取引が終わってみたら「手元にはマイナスの追証だけが残った」ということもありえます。

そのため、レバレッジをかけたCFD取引では、定期的に証拠金残高の管理を行うことや、相場のリスク管理を行うことが大切です。

土曜日と日曜日は取引できない

CFD取引は、土曜日と日曜日は取引できません。取引の時間帯は銘柄によって異なりますが、ほとんどの銘柄が土曜日の早朝以降は取引が行えないようになります。

これは、取引の対象となる株式市場や債券市場、商品市場そのものがクローズしてしまうためです。

CFD取引でおすすめの銘柄

CFD取引は株価指数や株式、為替、商品、債券など、多くの金融商品で取引ができることが魅力です。しかし、選択肢が多いと「どの銘柄で取引をしたらいいんだろう」と悩むこともあるかもしれません。ここからは、CFD取引でおすすめの銘柄を紹介していきます。

商品CFD

商品CFDとは、「コモディティCFD」とも呼ばれ、金や原油、小麦などを対象とした取引です。商品CFDでおすすめの銘柄は、「金」と「原油」の2種類。以下で詳しく紹介していきましょう。

リスクヘッジの代表格でもある金の取引には、IG証券がおすすめです。IG証券では金のCFD取引とあわせて、以下の商品ラインナップを取り扱っています。

IG証券の商品ラインナップ

  • ・商品CFD 期限なし(スポット)
  • ・商品CFD 期限あり(先物)
  • ・金ETF
  • ・金関連銘柄 株式CFD

相場の環境に合わせてスポットでCFDを購入したり、長期で金ETFを保有したりと、自由に取引スタイルを変更することが可能です。「金の取引にさまざまな選択肢が欲しい」という人には、IG証券が便利でしょう。

原油

原油は、世界の経済動向にも大きな影響を与える商品であることから、投資対象としても根強い人気があります。原油CFDの取引におすすめの証券会社はIG証券です。

原油取引というと、「WTI原油」が代表的な銘柄ですが、IG証券では「北海原油」や「NY無鉛ガソリン」など多くの原油商品を取り扱っています。商品CFD以外にも原油関連の株式CFDやETFのCFDなど、さまざまな選択肢があることが魅力。投資家は、相場環境や投資意向に合わせて自由に銘柄を選べるメリットがあります。

株式CFD

個別の株式CFDは、世界的な大企業からマイナー企業まで銘柄選定を行う楽しさがあります。買いポジションでは配当金相当額が受け取れるため、長期保有しつつ配当金で利益を得るのもよい手法でしょう。

個別の株式CFDにおすすめの証券会社は、IG証券です。IG証券では1万2,000銘柄以上の取り扱いがあり、投資家は豊富な投資先から銘柄を選定できます。

「銘柄が多すぎてどれか良いか選べない」という人は、公式サイトの「人気株」を参考にするのもおすすめです。「米国株」「日本株」「FANG銘柄」別に、それぞれ人気株のレートや変動率が提示されているため、銘柄選定の後押しになるでしょう。

株価指数CFD

株価指数CFDの代表的な銘柄として、日経平均やNYダウ、NASDAQなどが挙げられます。株価指数は、複数の株式に分散投資できる効果もあるため、株式CFDよりもリスクを抑えたいという人は、株価指数CFDを選ぶとよいでしょう。

株価指数CFDの取引におすすめの証券会社は、IG証券とGMOクリック証券です。IG証券は日米などメジャーな株価指数に加えて、ブラジルやスペイン、インド、南アフリカなど世界各国の株価指数も幅広く取り扱っています。そのため、新興国への投資を検討している人にとっては使い勝手がよい証券会社です。

一方、メジャーな株価指数で取引コストを抑えたい人にはGMOクリック証券がおすすめ。GMOクリック証券は株価指数のスプレッドが安定して狭く提供されているため、よりコストを抑えた取引が可能です。

CFD取引のやり方

CFD取引を始めるにあたって、取引の流れを確認しておきましょう。主な流れは以下の通りです。

CFD取引の商品流れ

  • ①取引計画を立てる
  • ②取引銘柄を選ぶ
  • ③保有するポジションを決める
  • ④取引ロット数を決めて決済を行う

それぞれ順番に詳しく解説していきます。

①取引計画を立てる

CFD取引を始める前に、まず取引計画を立てましょう。取引計画では、投資金額や期間、目標とする利益、損切りのラインなどを具体的に決定します。

この取引計画は、CFD取引に限らず他の金融商品を取引するときにも必ず作成するようにしましょう。あらかじめ自分の投資意向を明確にしておくことで、利益確定や損切りのタイミングにも悩まずに済むためです。

実際に取引を始めると、ポジション決済のタイミングの難しさに気が付きます。上昇相場では「もっと上がるかもしれない」と思い、下落相場では「すぐに戻るだろう」という主観でマーケットを判断してしまうのが人間の心理でもあります。

しかし、「〇%利益が出たらポジションを決済する」という取引計画を立てておけば、後はそれに従ってトレードを行うだけです。決済のタイミングも掴みやすくなるため、取引計画は具体的な数字で作成するようにしましょう。

②取引銘柄を選ぶ

次に、取引を行う銘柄を選びます。CFD取引は株価指数や株式、商品、為替などさまざまな銘柄で取引ができます。

銘柄選定に悩んだら、証券会社の取引ツールを活用しましょう。多くの証券会社の取引ツールでは、銘柄検索ツールや分析ツールが備えられています。自分の投資意向やリスク許容度に見合った銘柄を探してみましょう。

③保有するポジションを決める

銘柄選定を行ったら、次は保有するポジションを決めましょう。CFD取引は「売り」と「買い」のどちらからでもエントリーができます

購入する銘柄の価格が「今後上昇していく」と予想する場合は「買い」、「今後下落していく」と予想する場合は「売り」のポジションでエントリーします。

自分で相場の見通しが立てられないときは、証券会社が提供しているマーケットレポートや経済ニュースを参考にしましょう。証券会社によってはプロトレーダーによるマーケット解説を提供しているところもあるため、さまざまな投資家の意見を取り込みながらエントリーするポジションを決定できます。

④取引ロット数を決めて決済を行う

エントリーするポジションが決まれば、次は取引ロット数を決定します。「ロット」とは、取引を行う単位や数量のことです。

1ロットは証券会社によって異なりますが、一般的には1万通貨を1ロットとしていることが多いでしょう。しかし、最近では少額取引に対応している証券会社も増えたことから、1,000通貨を1ロットとしている証券会社も多くあります。

あらかじめ作成した取引計画に基づき、それに見合ったロット数でエントリーをしましょう。

リスク管理ツールを活用しよう

CFD取引では、リスク管理ツールを積極的に活用することが大切です。

たとえば、IG証券ではストップ(逆指値)注文やリミット(指値)注文、ノースリッページ注文など、さまざまな注文方法があります。ストップ注文とは、「指定した価格以上で買い」「指定した価格以下で売り」という指定で注文を出すことです。これにより、「ズルズルと損失が膨らんでしまった」「エントリーのタイミングを逃してしまった」というリスクを抑えられます。

特に、レバレッジをかけた取引ではリスクも大きくなるため、こうしたリスク管理ツールを積極的に活用していきましょう。

CFD取引で利益を出すためのコツと注意点は?

CFD取引を行うにあたって、以下のポイントをおさえておく必要があります。

CFD取引のポイント

  • ・損切りを素早くする
  • ・レバレッジをかけすぎない
  • ・余剰資金で取引する

それぞれ詳しく確認していきましょう。

損切りを素早くする

CFD取引では、場合によっては損切りを行う判断が求められます。「もう少し待っていれば戻るのではないか」と考えているうちに追証が発生したり、強制ロスカットが行われたりすることもあるため、早期に損切りを行うことで損失を最低限に抑えられる効果もあるのです。

ただし、損失を確定する損切りを行うことは難しい決断でもあります。そこで重要になるのが取引計画です。「CFD取引のやり方」でもお伝えしたように、取引を始める前に損切りのラインを決めておくことで、機械的に損切りの判断ができるようになります。

たとえば、「価格が〇〇円になったら損切りをする」とあらかじめ決めておけば、損切りのタイミングに悩むことがありません。損失を最低限に抑えるためにも、必ず取引計画を作成しておくようにしましょう。

レバレッジをかけすぎない

CFD取引では、レバレッジを大きくかけすぎないことも大切なポイントです。レバレッジをかけることで証拠金以上の取引が可能になるため、つい大きなレバレッジをかけたくなるかもしれません。

しかし、レバレッジの大きさはリスクの大きさにも直結します。レバレッジが大きくなると、小さな価格変動でも損失が発生することがあるため、想定外に強制ロスカットが行われる場合もあるのです。

そのため、レバレッジ倍率は自分のリスク許容度に見合ったものを設定しましょう。「損失は〇〇円までに抑えたい」というラインを作っていれば、自ずと適切なレバレッジ倍率も把握できるため、ここでも取引計画の作成がキーポイントとなります。

余剰資金で取引する

CFD取引に限らず、金融商品の取引は余剰資金で行うようにしましょう。特にCFD取引はレバレッジや銘柄によってリスクが大きくなるため、生活に必要な資金で取引を行うのはおすすめできません。「このお金は絶対に減らしたくない」という資金で取引をすると、小さな損失でも動揺してしまい、マーケットに対して正常な判断を下せないようになります。

あくまで「損失が出ても大丈夫」と考えられる資金で行うことで、精神的にも安定した取引が行えるでしょう。

まとめ

CFD取引は、商品価格の差額を対象とした取引です。現物取引ではないため、下落相場でも取引のチャンスがあることが特徴。

CFD取引は多くの証券会社で取り扱っていますが、証券会社を選ぶときは「取扱銘柄」「取引手数料」「スプレッド」「取引ツール」の4点に注目し、より自分の投資意向に合った証券会社を選ぶようにしましょう。

口座開設の際は、ぜひ記事内で紹介した「おすすめネット証券比較ランキング」を参考にしてください。

CFD取引に関するQ&A

CFD取引を初めて行う人は、取引方法やルール、仕組みなど分からないことが多いかもしれません。以下の項目で、CFD取引に関する疑問について答えていきます。

Q

CFD取引とはどういう取引?

A

CFD取引とは、「差金決済取引」のことです。現物の取引を伴わない取引で、商品の差額を取引の対象とします。そのため、実際に通貨のやり取りが発生しないFX取引も、広義ではCFD取引の一種ということになります。
CFD取引の対象は株価指数や商品、株式、為替、債券などさまざまです。

Q

手数料が安いCFD口座はどの証券会社ですか?

A

CFD取引の取引手数料は多くの証券会社が無料としているため、トレーダーが実質的に負担するのはスプレッドとなります。
スプレッドは相場の動きによって変動するため、一概に証券会社を比較することはできませんが、安定して低コストのスプレッドを提供しているのはGMOクリック証券です。特に、日経平均やS&P500などの株価指数CFDのスプレッドの低さには定評があります。

Q

CFD取引でおすすめの銘柄は?

A

CFD取引でおすすめの銘柄は、投資意向によってさまざまです。
ただし、初めてCFD取引を行う場合は、比較的値動きが掴みやすいS&P500や日経平均などの株価指数CFDがおすすめです。また、リスクを取りながら短期間で利益を狙いたいというトレーダーは、金や原油などの商品CFDを検討するとよいでしょう。

Q

金CFDにおすすめの証券会社はどこですか?

A

金CFDにおすすめの証券会社はIG証券です。IG証券の金CFDは「期限なし(スポット)」と「期限あり(先物)」の2種類があり、相場に応じて戦略を変えることが可能です。
また、IG証券では金CFD以外にも「金ETF」や「金関連銘柄の株式CFD」など、さまざまな選択肢があります。安定資産のひとつとして金を検討しているトレーダーは、IG証券が使いやすいでしょう。

Q

CFD取引の魅力は?

A

CFD取引の魅力は、レバレッジ取引ができる点下落相場でも取引のチャンスがある点です。
レバレッジをかけた取引では、証拠金以上の資金で取引ができるため、少額取引でも大きな利益を得られる可能性があります。また、CFD取引は「売り」からエントリーできるため、商品価格が下落しそうな時でも利益を狙うチャンスがあります。

Q

CFD取引を始めるときの注意点は?

A

CFD取引を始めるときは、レバレッジの大きさに注意しましょう。証券会社によっては大きなレバレッジをかけることが可能ですが、その分リスクも大きくなります
「自分がどれくらいの損失なら許容できるか」ということを明確にして、そのラインを超えるリスクがある取引は行わないようにしましょう。

Q

CFDとFXの違いは?

A

FX取引は、CFD取引の一種といわれています。
CFD取引の定義は「商品の差額を取引の対象としていること」です。FX取引は、通貨の現物のやり取りを行わず、エントリー時と決済時の差額で損益が決められることから、広義ではCFD取引の一種といえるでしょう。

Q

CFDと先物取引の違いは?

A

CFD取引と先物取引は、しばしば混合されることがありますが、一番大きな違いは「期日と取引価格が決められているかどうか」です。
先物取引も現物のやり取りを行いませんが、あらかじめ「〇月〇日に〇〇円で取引を行う」ということを取り決めて取引を行います。一方、CFD取引では期日や取引価格は決められていません

Q

CFD取引に必要な資金はいくら?

A

CFD取引の最低取引金額は、取引する証券会社や銘柄、レバレッジ倍率によって異なります。取引の単位となるロットについても、証券会社によって異なるため注意が必要です。
CFD取引を始める前には、「いくらから取引を始められるのか」ということをしっかりチェックしておきましょう

Q

CFD取引の時間帯は?

A

CFD取引は平日のほぼ24時間取引を行うことが可能です。日本の祝日であっても海外市場がオープンしていれば取引を行えることが大きな魅力。
ただし、取引時間の詳細は取引する銘柄や証券会社によって異なります。また、サマータイムと冬時間によっても異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

Q

CFDはおすすめしないと言われる理由はなんですか?

A

CFD取引はさまざまなメリットがある取引ですが、レバレッジをかけた取引ではリスクが大きくなります。レバレッジ倍率や相場の変動によっては、証拠金以上の損失を被ることもあるため、「なるべく大きなリスクを負いたくない」という人には向いていないといえるでしょう。

Q

CFD取引を行う5つのメリットは?

A

レバレッジをかけられる
・取引コストが安い
・世界中のさまざまな銘柄を売買できる
・上昇相場、下落相場の両方で利益が出せる
・買いと売りのどちらも取引できる

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Q

CFD取引で利益を出すためのコツと注意点は?

A

・損切りを素早くする
・レバレッジをかけすぎない
・余剰資金で取引する

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