「楽天ゴールドカードでポイント制度が改悪される」という情報を知り、実際の評判が気になる人も多いのではないでしょうか。楽天ゴールドカードへの入会を迷っている人は、メリットやデメリットを見極めて判断することが大切です。

この記事では口コミなどを参考に、楽天ゴールドカードの良い評判と悪い評判を紹介します。ポイント制度の変更点も解説するので、クレジットカード選びの参考にしてください。

楽天カードの基本性能に空港ラウンジ年2回無料がついたカード

楽天ゴールドカード,評判
(画像=PIXTA)

楽天カードは2020年12月に発表されたJCSI日本版顧客満足度指数第3回調査クレジットカード会社部門の顧客満足スコアで1位に輝きました。
出典:JCSI「JCSI 日本版顧客満足度指数 第3回調査 詳細資料

楽天ゴールドカードは、この楽天カードのワンランク上のカードで、空港ラウンジ利用などの特典を備えています。特徴は以下のとおりです。

楽天ゴールドカード
 
楽天ゴールドカード※2021年2月11日時点
年会費 2200円(税込み)
ブランド Mastercard、Visa、JCB
ポイント還元率 ・実店舗での買い物で100円につき1ポイント
・楽天市場でポイント最大5倍
貯まるポイント 楽天ポイント
家族カード 付帯可能(年会費550円・税込み)
電子マネー 楽天Edy、楽天Pay
ETCカード 付帯可能(無料)
付帯保険 【海外旅行傷害保険】最高2000万円
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
タッチ決済 -
主な特徴 ・国内空港ラウンジを年間2回無料で利用可能
・楽天ゴールドカード利用可能額は最高200万円
・トラベルデスクが無料で利用可能

また、楽天にはSPU(スーパーポイントアッププログラム)という制度があり、関連サービスを利用・契約することで楽天市場のお買い物ポイントが最大16倍になります。楽天カード利用も対象なので、楽天市場利用者には楽天カードが欠かせません。

  楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天PINKカード
カード名 楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天PINKカード
ブランド
年会費 無料 2,200円(税込) 無料
還元率 100円につき1ポイント 100円につき1ポイント 100円につき1ポイント
特徴 楽天市場の利用で常時ポイント3倍 ・利用可能額が最大200万円に
・ETCカードが無料
女性のライフスタイルに合わせたサービスを利用できる
利用可能枠 最大100万円 最大200万円 最大100万円
付帯保険 海外旅行/最大2,000万円 海外旅行/最大2,000万円 海外旅行/最大2,000万円
楽天Edy
ETCカード 550円(税込) 無料 550円(税込)
空港ラウンジ × 年2回利用可能 ×
その他 利用明細の
郵送が無料
女性限定の
優待特典
申し込み

楽天市場でつくポイントが4倍から2倍にダウン!(2021年4月1日~)

「楽天市場でポイント最大5倍」と紹介しましたが、これはSPU制度で通常のポイント還元プラス1倍に加え、楽天ゴールドカード利用でプラス4倍されていたためです。

しかし2021年4月1日に楽天ゴールドカードのサービスが改定されるのに伴い、これまで楽天ゴールドカードを利用した楽天市場での買い物はポイントプラス4倍だったものが、2倍に下がってしまいます。改定後の各商品比較は以下のとおりです。

楽天ゴールドカード※2021年2月11日時点
商品名 楽天ゴールドカード 楽天カード 楽天プレミアムカード
年会費 2200円(税込み) 永年無料 1万1000円(税込み)
還元率 1% 1% 1%
SPU ポイントプラス2倍
月間獲得上限5000ポイント
ポイントプラス2倍
月間獲得上限5000ポイント
ポイントプラス2倍
月間獲得上限1万5000ポイント

上の図からわかるように、年会費がかかるにもかかわらず、今回の改定で年会費無料の楽天カードとSPUポイント付与が同じになってしまいました。誕生月に楽天市場・楽天ブックス利用でポイントプラス1倍という「お誕生月サービス」が新たに楽天ゴールドカードに付与されるものの、一般の楽天カードとの違いが、さほどなくなってしまったことは否めません。

新規入会特典は?

楽天カードでは新規入会特典として2000ポイント、カード利用特典として3000ポイントで合計5000ポイントの楽天ポイントを受け取るチャンスがあります。しかし楽天ゴールドカードにはこのような新規入会特典がないため注意が必要です。

楽天ゴールドカードの良い評判

実際に利用した人が感じる楽天ゴールドカードの良い点は以下のとおりです。

・キャッシュレス派や国内旅行好きの人におすすめ
・ステータスのためなら楽天プレミアムカードだけど、ポイントを効率良く貯めるなら楽天ゴー  ルドカード
・空港ラウンジが年2回無料で使えるのがうれしい!
・楽天経済圏の利用者なら持っておいて損はなし
・年会費がかかるけれども、楽天市場での買い物が多く、楽天モバイルを利用しているのですぐ  に元を取れる
・海外トラベルデスクのおかげで、快適な旅行ができた

空港ラウンジの利用が楽天ゴールドカードを選ぶ決め手になった人が多いようです。年会費1万1000円の楽天プレミアムカードなら、国内・海外の空港ラウンジが無料で使えますが、海外旅行をしない人や年に1~2回しか旅行をしない人なら楽天カードゴールドで十分なのではないでしょうか。

またSPU制度があることで、楽天カード全体に魅力を感じている人も多いようです。ただし、2021年4月以降は制度が変わる点に注意しておきましょう。

楽天ゴールドカードの悪い評判

一方、楽天ゴールドカードに対して良くない評判もあります。

・ポイント改定でメリット激減。かといってわざわざプレミアムカードにして元が取れる気もし  ないし……
・正直がっかりした。楽天経済圏にいる意味がなくなった
・ポイント還元が改悪され、空港ラウンジ利用しかメリットなくなった。解約を検討中
・2%になると、年間100万円利用してもSPUが2万円。正直メリットがなくなった

口コミを見るとわかるように、多くのユーザーが2021年4月のポイント還元を改悪と表現しています。SPUの還元率の高さが今までは楽天ゴールドカードの魅力だったということでしょう。国内空港ラウンジ年2回無料だけでは、年会費2200円に値しないと考えている人が多いようです。

楽天ゴールドカードのみのメリット

これらの情報をまとめると、年会費無料の楽天カードにはない楽天ゴールドカードならではのメリットは以下のとおりです。

国内空港ラウンジが年2回無料で利用できる

楽天ゴールドカードを保有していることで、国内主要空港や海外の一部空港ラウンジを年2回まで無料で利用できます。ラウンジ利用料は、通常1000~1500円程度かかるため、年に2回国内旅行に行く人はラウンジ利用だけで年会費の元を取ることが可能です。

利用できるラウンジを以下にまとめました。

利用可能な空港ラウンジ
北海道
新千歳空港 函館空港
東北
青森空港 秋田空港 仙台国際空港
北陸
新潟空港 富山空港 小松空港
関東
成田国際空港 羽田空港
中部
中部国際空港セントレア
近畿
関西国際空港 伊丹空港 神戸空港
中国
岡山空港 広島空港 米子鬼太郎空港 山口宇部空港
四国
高松空港 松山空港 徳島阿波おどり空港
九州
福岡空港 北九州空港 大分空港 長崎空港 阿蘇くまもと空港 鹿児島空港
沖縄
那覇空港
海外
ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 韓国/仁川空港

ETCカードが無料で発行できる

楽天カードの場合、ETCカードを付帯する際は年会費550円(税込み)がかかります。その点、楽天ゴールドカードはETCカード無料付帯なので、ETCカードが必要な人にぴったりです。

楽天ゴールドカードそのほかのメリット

楽天カード全般に共通するメリットも多数あります。主なメリットを見ていきましょう。

ポイント還元率:楽天市場でポイント3倍

2021年4月より、楽天ゴールドカードのSPU分のポイント率が下がりますが、それでも楽天市場での買い物時にプラス2倍分受け取れます。通常の還元率に加えると、ポイント3倍なのでお得です。

  楽天ゴールドカード dカードゴールド JCBゴールドカード
カード名 楽天ゴールドカード dカードゴールド JCBゴールドカード
ブランド
VISA Master JCB
VISA Master
JCB
年会費 2,200円(税込) 11,000円(税込) 11,000円(税込)
初年度無料
還元率 1.00%~5.00% 1.00%~4.00% 0.50%=5.00%
特徴 ・利用可能額が最大200万円に
・ETCカードが無料
使い道が豊富な
dポイントを貯められる
国内外の旅行や仕事を
サポートする
利用可能枠 最大200万円 最大300万円 -
付帯保険 海外旅行/最大2,000万円 海外旅行/最大1億円
国内旅行/最大5,000万円
ショッピング/最大300万円
海外旅行/最大1億円(利用付帯)
国内旅行/最大5,000万円
ショッピング/最大500万円
電子マネー 楽天Edy,楽天Pay iD QUICPay
ETCカード 無料 無料 無料
空港ラウンジ 国内・ハワイ
※年2回まで無料
国内・ハワイ
※無料
国内・ハワイ
※無料
海外空港ラウンジサービス
その他 ・利用明細の
郵送が無料
・SPUプログラムで
ポイント還元率UP
・ドコモ利用料金
10%ポイント還元
・ケータイ保証
3年間最大10万円
・厳重なセキュリティ対策で
利用者を守る
申し込み

ポイントが使いやすい

貯まった楽天ポイントは「楽天市場」「楽天トラベル」「楽天ブックス」といった楽天グループはもちろんのこと、ファミリーマートやマクドナルドなどの実店舗でも使うことができます。思い立ったときにすぐ使えるので、せっかくためた期間限定ポイントを期限切れで流してしまうこともないでしょう。

電子マネーへのチャージ:楽天Pay 楽天Edy

どの楽天カードも、楽天Payや楽天Edyへチャージすることができます。楽天Edyが前払い式「電子マネー」であるのに対して、楽天Payは「スマホ決済手段」のひとつです。

楽天Payは事前にチャージしたうえで支払う「前払い式」か「クレジットカード払い」にするか選ぶことができます。楽天Edyで支払った場合の還元率が0.5%である一方、楽天Payは1.0%です。ただし2021年1月現在、楽天Edyのほうが使える店舗数が多いようです。

楽天Payや楽天Edyのチャージをカードで行うと、200円で1ポイントつく

楽天Payも楽天Edyも、支払いで貯まるポイントとは別にチャージでも200円で1ポイントつきます。楽天カード以外のクレジットでは対象外なので、楽天カードならではの特典です。

Suicaへのチャージ200円で1ポイントつく

楽天PayアプリでSuicaを使えるようになりました。アプリ1つでショッピングと移動どちらにも使えるうえ、Suicaへのチャージでも200円につき1ポイントが貯まります。

付帯保険:海外旅行保険(旅行代金など支払いで付帯)

海外旅行中の万が一のトラブルを補償する保険サービスが付帯しています。傷害死亡・後遺障害(最高額2000万円)や携行品障害の際に保険がおりるので、安心して海外旅行を楽しめます。

スマホ決済:Apple Pay Google Payに対応

楽天カードはApple PayやGoogle Payにも対応しています。QUICPayマークのある店舗であれば、楽天カードを持ち歩かなくてもスマートフォンひとつで楽天カード決済が可能です。

タッチ決済に対応

楽天カードはタッチ決済にも対応しています。サインや暗証番号が不要で決済がスピーディーなうえに、セキュリティ面から海外でカードを渡したくないという人も安心です。

楽天ゴールドカードのデメリット

デメリットは以下のとおりです。

無料の楽天カードとの大きな差異がなくなった

ポイント改定に伴いSPUのポイント率が下がったため、楽天ゴールドカードの還元率は2021年4月以降スタンダードな楽天カードと同じです。これにより、年会費無料の楽天カードとの大きな差異がなくなってしまいました。

ラウンジ利用も同伴者は入れず

楽天ゴールドカードならではの特典である空港ラウンジ利用にも、回数をはじめいくつかの制限があります。同伴者は無料でラウンジを利用することはできず、家族でも家族カードが必要です。

ラウンジを使わないなら、ETCが有料でも無料カードのほうがお得

楽天ゴールドカードには、ETCカードが無料で作れるという特典があります。しかし無料の楽天カード会員がETCカードを作ってもわずか年間550円(税込み)であることを踏まえると、空港ラウンジを利用しない限り、年会費分の元は取れません。

楽天以外のクレジットカード会社でも無料でETCカードを作れるブランドはいくつもあります。

楽天市場ユーザーにおすすめだが、スペックや倍率は無料カードとほぼ同じ

楽天ゴールドカードは、楽天経済圏のサービスでポイントを貯めることができ、ポイントも使いやすいので楽天市場ユーザーにはおすすめです。しかし2021年4月以降、楽天ゴールドカードのスペックやポイントは無料の楽天カードとほぼ同じになります。

楽天ゴールドカードの新規入会ではポイントがもらえない点も考慮すると、楽天カードを保有していない人は、まず無料の楽天カードに入会するのが無難ではないでしょうか。