(画像:NET MONEY編集部)

年会費無料で高い還元率を誇る楽天カードとリクルートカード。両方とも高い人気を持つクレジットカードですが、実際どちらを選ぶべきか悩む人も多いはずです。

そこで今回は、楽天カードとリクルートカードを徹底比較し、基本還元率、国際ブランド、付帯保険の違いを説明します。また、それぞれどんな人におすすめかも解説しているので、カード選びの参考にしてください。

  1. 楽天カードとリクルートカードの違いを比較
    1. 年会費を比較
    2. 還元率を比較
    3. 付帯保険の充実ぶりを比較
    4. カード独自の特典・優待を比較
    5. 申込条件や限度額を比較
    6. 選べる国際ブランドを比較
  2. 楽天カードとリクルートカードはどっちがおすすめ?
    1. 楽天カードがおすすめな人
    2. リクルートカードがおすすめな人
  3. 楽天カードとリクルートカードの基本情報
    1. 楽天カードは通常の買い物や楽天市場の利用でポイントがたくさん貯まる
    2. リクルートカードは固定費の支払いや国内旅行が多い人におすすめ
  4. 楽天カードとリクルートカードを2枚持ちして使い分ける方法

楽天カードとリクルートカードの違いを比較

楽天カードとリクルートカードは、年会費無料といった共通点がありますが、異なる特徴もたくさんあります。

特に注目するべき違いは基本還元率です。リクルートカードの方が1.2%還元なので、よく買い物をしてポイントを効率良く貯めたい人におすすめです。

ここからはそれぞれのカードの違いを詳細に比較していきます。

年会費を比較

楽天カードとリクルートカードの年会費はどちらも無料でコストがかかりません。どちらか1枚を選ぶなら、その他のスペックで選びましょう。両方に魅力を感じるなら2枚持ちもおすすめです。

両カードは家族カードも無料で発行できますが、楽天カードのETCカードは年会費が550円(税込)かかります。

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還元率を比較

通常還元率は、楽天カードが1.0%、リクルートカードが1.2%でリクルートカードのほうが高いです。しかし、ポイントアップ対象の店舗・サービスを活用すると、それぞれさらにポイントが貯まります。

ライフスタイルに合わせて、よく利用する店舗・サービスでポイント還元率があがるカードを選ぶとよいでしょう。

楽天カードでポイントアップを受けるには、楽天市場で楽天カードでのお支払いをする必要があり、クリアすると最大3倍のポイントが還元されます。そのほか、楽天モバイルの対象サービスを利用すると、ポイント利用分も含めて月々のお支払額100円(税抜き)につき1ポイントが貯まります。

ポイントアップ対象店・サービスの例

店舗・サービス 還元率
楽天市場 最大3倍
楽天モバイル 月々のお支払額100円(税抜)につき1ポイント
楽天銀行「ハッピープログラム」 最大3倍

一方、リクルートカードはじゃらんやホットペッパーで還元率がアップします。

ポイントアップ対象店・サービスの例

店舗・サービス 還元率
じゃらん経由で宿予約時 3.2%
ホットペッパービューティー経由で店舗予約時 3.2%

さらに、リクルートポイントはPontaポイントやdポイントに交換できるため、使い道が広いという特徴があります。

楽天市場や日常的によく買い物をする人は楽天カード、よく旅行する人やホットペッパーでよく店を予約をする人はリクルートカードがおすすめです。

付帯保険の充実ぶりを比較

楽天カードとリクルートカードには付帯保険の内容や付帯条件にも違いがあります。楽天カードの保険には旅行時の傷害保険が海外のみに対し、リクルートカードの保険には日本国内も対応しているという特徴があります。

楽天カードの旅行傷害保険は海外のみですが、最大3,000万円の補償です。また、カード盗難保険も付帯しています。

一方、リクルートカードの旅行保険には海外と日本国内にも対応しているという特徴があります。

そのため、日本国内を旅行する人にはリクルートカード、海外旅行時により安心を得たい人は楽天カードがおすすめといえます。

カード独自の特典・優待を比較

楽天カードとリクルートカードには、それぞれ持ってるだけでお得な特典・優待が付帯します。カードごとに異なる特典の内容を比較してみましょう。

申込条件や限度額を比較

楽天カードとリクルートカードの申込条件・限度額を比較してみましょう。

両方とも、申込条件は高校生を除く18歳以上となっています。

選べる国際ブランドを比較

選べる国際ブランドは、楽天カードではVisa / Mastercard / JCB / American Express、リクルートカードではVisa / Mastercard / JCBとなっており、楽天カードのほうが幅広いブランドから選べます。

選べる国際ブランドによって、使える場所や受けられるサービスが異なるため、目的に応じて適したものを選びましょう。

初めてのクレジットカードであれば、世界シェアナンバーワンを誇るVisaブランドや、次に多いMastercardを選べば安心です。

また、ホテル・ダイニング特典に興味があるなら、JCBやAmerican Expressなど、独自のサービスを提供するブランドを検討してもよいでしょう。

楽天カードとリクルートカードはどっちがおすすめ?

結論、楽天カードとリクルートカードのどちらがおすすめかは、どこで買い物するか、国内旅行の頻度は多いのかなど、その人それぞれのライフスタイルによります。

そこで、それぞれどんな人におすすめか説明します。

楽天カードとリクルートカードはどっちがおすすめ?

楽天カードがおすすめな人

楽天カードがおすすめなのは、楽天市場でよく買い物をする人です。

楽天カードがおすすめな人

普段の買い物が多い人や楽天市場をよく使う人なら、基本還元率1.0%かつ楽天市場の買い物が最大3倍になる楽天カードをうまく活用すれば、たくさんのポイントを貯めることができます。

また、海外旅行傷害保険が付帯するので、海外への旅行が多い人にも安心です。

リクルートカードがおすすめな人

リクルートカードがおすすめなのは、固定費の支払いをカードに使いたい人や国内旅行が多い人です。

リクルートカードがおすすめな人

固定費の支払いをカードに使いたい人なら、リクルートカードは基本還元率が1.2%と高い傾向にあるため効率良くポイントを貯めることができます。

また、国内旅行傷害保険が付帯するかつ、じゃらんを経由して宿を予約するとポイントが3.2%還元になるので、国内旅行をよく利用する人もお得で安心です。

楽天カードとリクルートカードの基本情報

楽天カードとリクルートカードのスペックを詳しく見ていきましょう。楽天カードの特徴は楽天市場での買い物時ポイント還元が3倍になるという点にあるのに対し、リクルートカードは基本還元率が1.2%かつ、じゃらんやホットペッパーを経由すると3.2%還元されるという特徴があります。

楽天カードは通常の買い物や楽天市場の利用でポイントがたくさん貯まる

楽天カード

楽天カードの基本情報

カード名 楽天カード
年会費(税込) 無料
基本還元率 1.0%
付帯保険 海外旅行
即日発行対応 ✕約1週間~10日前後
ETCカード
家族カード
申込条件 18歳以上(高校生除く)
限度額 100万円
国際ブランド Visa / Mastercard / JCB / American Express
締め日・支払日 末日締め・27日支払い
入会キャンペーン 新規入会で最大5,000ポイントもらえる
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楽天カードは、年会費が永年無料で最短約1週間で発行できるカードで、楽天市場での買い物時にポイントが3倍になります。

特徴は基本還元率が1.0%という点です。楽天カードが使える店で買い物をすれば100円につき1ポイントが貯まります。

また、楽天市場で買い物をするとさらにポイント還元率がアップし、最大3倍までになります。そのため、楽天市場でよく買い物をする人にとってはポイントを効率的に貯めながらお得に買い物ができます。

さらに、楽天カードでは新規入会キャンペーンとして最大5,000ポイントがもらえます。ポイントの付与にはさまざまな条件があるため、詳しくは公式サイトを確認してください。

リクルートカードは固定費の支払いや国内旅行が多い人におすすめ

リクルートカード

リクルートカードの基本情報

カード名 リクルートカード
年会費(税込) 無料
基本還元率 1.2%
付帯保険 海外旅行国内旅行ショッピング
即日発行対応 ×
ETCカード 〇 無料
家族カード 〇無料
申込条件 18歳以上(高校生除く)
限度額 非公開
国際ブランド Visa / Mastercard / JCB
締め日・支払日 15日締め・10日支払い
入会キャンペーン JCBに新規入会・利用で最大6,000ポイントもらえる
詳細 詳細を見る

リクルートカードは、年会費が永年無料で基本還元率が1.2%と高い傾向にあるカードで、国内旅行が多い人におすすめです。

特徴は基本還元率が1.2%という点です。基本還元率が高いので固定費の支払いにリクルートカードを使うことでポイントを効率良く貯めることができます。

また、海外と国内の旅行傷害保険が付帯しているため、万が一に備えられて安心です。

さらに、じゃらんやホットペッパーを経由してリクルートカードを利用するとポイント還元率が3.2%になります。

現在、JCBブランドのリクルートカードに新規入会・利用すると最大6,000ポイントもらえるキャンペーンが開催しています。

楽天カードとリクルートカードを2枚持ちして使い分ける方法

楽天カードとリクルートカードはいずれも年会費が無料でコストが掛からないので、2枚持ちをして使い分けるのもおすすめです。

両者はポイント還元率がアップする店舗や条件 、付帯保険の内容が異なるため、2枚持ちすることでポイントがより効率的に貯められたり、もしものときに受けられる補償の幅が広がり安心です。

楽天カードは、楽天市場での買い物時にポイントが最大3倍。一方、リクルートカードは、基本1.2%還元、ホットペッパーーやじゃらん経由の場合3.2%までアップします。