イオンカードとdカードの違いを徹底比較!どっちがおすすめ?
(画像:NET MONEY編集部)

年会費が無料というカードとして知られている、イオンカードとdカード。共通点が多い2枚ですが、実際どちらが便利なのか気になる人も多いはずです。

そこで今回は、イオンカードとdカードを徹底比較し、基本還元率、ポイントアップ対象店、国際ブランドの違いを説明します。また、それぞれどんな人におすすめかも解説しているので、カード選びの参考にしてください。

  1. イオンカードとdカードの違いを比較
    1. 年会費を比較
    2. 還元率を比較
    3. 付帯保険の充実ぶりを比較
    4. カード独自の特典・優待を比較
    5. 券面デザインを比較
    6. 申込条件や限度額を比較
    7. 選べる国際ブランドを比較
  2. イオンカードとdカードはどっちがおすすめ?
    1. イオンカードがおすすめな人
    2. dカードがおすすめな人
  3. イオンカードとdカードの基本情報
    1. イオンカードはイオングループ対象店舗での買い物がお得
    2. dカードは基本還元率が高くて旅行によく行く人におすすめ
  4. イオンカードとdカードを2枚持ちして使い分ける方法

イオンカードとdカードの違いを比較

イオンカードとdカードは、年会費が無料であるなど、共通点がありますが、異なる特徴もたくさんあります。

特に注目するべき違いは基本還元率です。dカードの方が基本還元率が高いので、日常での買い物が多い人におすすめです。

イオンカードとdカードの違いを比較

※29歳以下のみ対象

ここからはそれぞれのカードの違いを詳細に比較していきます。

年会費を比較

イオンカードとdカードの年会費はどちらも無料でコストがかかりません。どちらか1枚を選ぶなら、その他のスペックで選びましょう。両方に魅力を感じるなら2枚持ちもおすすめです。

なお、両カードはETCカード、 家族カードも無料で発行できます。

還元率を比較

通常還元率は、イオンカードが0.5%、dカードが1.0%でdカードのほうが高いです。

イオンカードとdカードの還元率を比較

しかし、ポイントアップ対象の店舗・サービスを活用すると、それぞれさらにポイントが貯まります。

イオンカードは、イオングループをはじめとした対象店舗で利用すると還元率が2倍の1.0%。対象店舗にはほかにも、コンビニのミニストップから酒屋のやまやであり、バリエーションが豊富です。

ポイントアップ対象店・サービスの例

店舗・サービス 還元率
イオン、イオンモール、
ピーコックストアなど
2倍
ミニストップ、アコレ、
ウエルシア
2倍
キッチンオリジン、
やまや、四六時中など
2倍

また、毎月20日と30日に開催される「お客様感謝デー」に買い物をすると、会計から5%オフされます。

一方、dカードは高島屋やマツモトキヨシで還元率がアップします。

ポイントアップ対象店・サービスの例

店舗・サービス 還元率
JAL 100円につき2ポイント
高島屋 200円につき1.5ポイント
マツモトキヨシ 100円につき3ポイント

さらに、会員ランクに応じて店舗でdカードを提示すると最大2%還元、dポイントカードとd払いを組み合わせることで還元率が最大4%になることもあります。

イオングループ対象店舗でよく買い物をする人はイオンカード、dカード特約店でよく買い物をする人はdカードがおすすめです。

ライフスタイルに合わせて、よく利用する店舗・サービスでポイント還元率があがるカードを選ぶとよいでしょう。

付帯保険の充実ぶりを比較

イオンカードとdカードには付帯保険の内容や付帯条件にも違いがあります。イオンカードの保険には旅行保険が付帯していないのに対し、dカードの保険には29歳以下なら旅行傷害保険付帯しているという特徴があります。

両者の違いを見てみましょう。

イオンカードの保険にはショッピングセーフィティ保険やカード盗難保障という特徴があります。

ショッピングセーフィティ保険は、クレジットカードを利用して購入した5,000円以上の商品について、破損・盗難などの偶然な事故による損害を年間50万円まで補償する保険です。ただし、一部対象にならない商品もあるため注意して下さい。

一方、dカードの保険には旅行傷害保険やお買物あんしん保険という特徴があります。

29歳以下のdカード所持者のみが対象ですが、海外旅行傷害保険が最大2,000万円、国内旅行傷害保険なら最大1,000万円まで保険が適用されます。

カード独自の特典・優待を比較

イオンカードとdカードには、それぞれ持ってるだけでお得な特典・優待が付帯します。カードごとに異なる特典の内容を比較してみましょう。

イオンカードとdカードの特典・優待比較

券面デザインを比較

クレジットカードを選ぶ際に決め手の1つとなるのが、券面デザイン。ここでは、両者の券面デザインの違いを見てみましょう。

イオンカード(WAON一体型)の券面は、青色があしらわれたスタイリッシュなデザインが特徴です。また、カード番号は裏面に記載されています。

イオンカード(WAON一体型)

dカードの券面デザインは、5種類から選べるのが嬉しいポイント。ホワイトが特徴のスタンダードな券面のほか、レッドやブルーのものやマスコットキャラクターが載っているデザインもあります。

dカードの券面デザイン
画像引用:PR TIMES

申込条件や限度額を比較

イオンカードとdカードの申込条件・限度額を比較してみましょう。

イオンカードとdカードは共に申込条件が高校生を除く18歳以上です。

選べる国際ブランドを比較

選べる国際ブランドは、イオンカードではVisa、Mastercard、JCB、dカードではVisa とMastercardとなっており、イオンカードのほうが幅広いブランドから選べます。

選べる国際ブランドによって、使える場所や受けられるサービスが異なるため、目的に応じて適したものを選びましょう。

選べる国際ブランド比較

  イオンカード(WAON一体型) dカード
選べる国際
ブランド
Visa / Mastercard / JCB Visa / Mastercard

初めてのクレジットカードであれば、世界シェアナンバーワンを誇るVisaブランドや、次に多いMastercardを選べば安心です。

また、ホテル・ダイニング特典に興味があるなら、JCBやAmerican Expressなど、独自のサービスを提供するブランドを検討してもよいでしょう。

イオンカードとdカードはどっちがおすすめ?

結論、イオンカードとdカードのどちらがおすすめかは、買い物でよく利用する店舗、旅行の頻度が多いかなど、その人それぞれのライフスタイルによります。

そこで、それぞれどんな人におすすめか説明します。

イオンカードとdカードはどっちがおすすめ?

イオンカードがおすすめな人

イオンカードがおすすめなのは、イオングループ対象店舗でよく買い物をする人やレジャー施設などをよく利用する人です。

イオンカードがおすすめな人

イオングループ対象店舗をよく利用する人なら、日常の買い物でイオンカードをうまく活用すればWAONポイントを効率良く貯めることができます。

また、優待や特典が多く、カラオケやイオンシネマをよく利用する人にもおすすめです。

イオンカードの詳細を見る

dカードがおすすめな人

dカードがおすすめなのは、ケータイの契約がドコモの人や29歳以下で旅行によく行く人です。

dカードがおすすめな人

ケータイのプランがドコモなら、支払方法をdカードに設定することで毎月187円引きとなり、お得にケータイを使うことができます。

また、29歳以下なら海外・国内旅行傷害保険が付帯するので、旅行によく行く人も安心です。

dカードの詳細を見る
dカードとdカード GOLDの違いは?還元率からケータイ補償まで徹底比較

イオンカードとdカードの基本情報

イオンカードとdカードのスペックを詳しく見ていきましょう。

イオンカードの特徴はイオングループ対象店舗での買い物がお得になるという点にあるのに対し、dカードは基本還元率が高く、29歳以下なら旅行傷害保険が付帯するという特徴があります。

イオンカードはイオングループ対象店舗での買い物がお得

イオンカード(WAON一体型)

イオンカードの基本情報

カード名 イオンカード(WAON一体型)
年会費(税込) 無料
基本還元率 0.5%
付帯保険 ショッピング
即日発行対応 ◯17時までの申込で店舗受取の場合のみ
ETCカード 無料
家族カード 無料
申込条件 18歳以上(高校生除く)
限度額 100万円
国際ブランド Visa / Mastercard / JCB
締め日・支払日 10日締め・2日支払い
入会キャンペーン Webより新規入会で最大5,000WAONポイントもらえる
詳細 詳細はこちら

イオンカードは、年会費が永年無料で店舗受取なら最短当日で発行できるカードで、イオングループ対象店舗での買い物がお得です。

特徴はイオングループ対象店舗での買い物がお得という点です。イオングループ対象店舗での買い物がいつでもポイントが2倍になります。

また、「お客様感謝デー」では日用品や食料品がさらに5%割引で購入できます。

さらに、イオンシネマの一般料金チケットが300円割引され、「お客様感謝デー」なら映画鑑賞料金が1,100円(税込)で利用できるのがメリットです。

Webより新規入会と利用で最大5,000WAONポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。

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dカードは基本還元率が高くて旅行によく行く人におすすめ

dカード

dカードの基本情報

カード名 dカード
年会費(税込) 無料
基本還元率 1.0%
付帯保険 海外旅行 / 国内旅行 / ショッピング
即日発行対応
ETCカード 無料
家族カード 無料
申込条件 18歳以上(高校生除く)
限度額 100万円
国際ブランド Visa / Mastercard
締め日・支払日 15日締め・10日支払い
入会キャンペーン 新規入会と利用で最大8,000dポイントもらえる
詳細 詳細はこちら

dカードは、年会費が永年無料で基本還元率が1.0%と高いのが特徴のカードです。

また、dカード特約店での利用なら最大4%還元までされるのでお得に買い物ができます。

さらに、29歳以下なら海外と国内の旅行傷害保険が付帯されているため、よく旅行に行く人も安心です。

現在、新規入会と利用で最大8,000dポイントもらえるキャンペーンも開催しています。

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イオンカードとdカードを2枚持ちして使い分ける方法

イオンカードとdカードはどちらも年会費無料でコストがかからないため、2枚持ちして使い分けるのに最適な組み合わせです。

また、ポイント還元率がアップする店舗や条件が異なるため、両方を活用することでポイントを効率的に貯められるのが大きなメリットです。

さらに、それぞれの特典を活かすことで、ショッピングの割引や補償の充実など、さまざまなメリットを享受できます。

イオンカードは、イオングループ対象店舗での買い物がお得になったりレジャー施設の優待が充実。一方、dカードは、基本還元率がイオンカードより高く、29歳以下なら旅行の傷害保険が付帯しています。

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