近年は非接触決済が主流になりつつあり、そのひとつとしてVisaのタッチ決済があります。
こちらの記事ではVisaタッチ決済の使い方やおすすめのクレジットカードについて詳しく、紹介していきます。

Visaのタッチ決済とは?

はじめに、Visaのタッチ決済とはどのようなものなのかをチェックしてみましょう。

Visaのタッチ決済が使えるマークがある店舗で対応可能

visaタッチ決済が使えるお店
引用:VISA

Visaのタッチ決済が使えるかどうかは、店舗によって異なります。日本ではまだそこまで主流な決済方法ではありません。
使えるかどうか確認するには、それぞれの店舗の決済可能方法が記載されている表のなかに、タッチ決済のマークがあるかを確認しましょう

タッチ決済のマークは、縦4本の電波のような形をしています。それとともにVISAのロゴマークがあれば、Visaのタッチ決済が使用可能な証です。
基本的に「マスターカードのタッチ決済」も同じシステムが使われているため、使えるお店はどちらも使えることが多いといわれています。

※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります

海外でも使いやすいのがメリット

日本ではそれほど主流ではない支払い方法だと先述しましたが、海外では広い地域でVisaのタッチ決済が取り入れられています

そのため海外旅行や海外出張などで、非接触決済を便利に使いたいという人は、Visaのタッチ決済を使えるようにしておくと便利でしょう。

反対に日本で主流な電子マネーは、日本独自の支払い方法となっているので海外では使えません。日本では電子マネー・海外ではタッチ決済という使い分けをするのが、現段階での便利な使い方といえるでしょう。

※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります

3つの支払い方法がある

Visaのタッチ決済は、決済端末にカードを近づけるだけで決済を完了できるシステムです。そのなかでも3つの支払いのタイプがあります。その3つの方法とは以下のとおりです。

ポストペイ型 クレジットカードとの紐付けになっていて、後日引き落としがされるタイプ。
プリペイド型 事前チャージをした金額のなかから支払いができるタイプ。
デビット型 銀行口座にある金額のなかから、即時支払いされるタイプ。

Visaのタッチ決済を使用するカードの種類によって、これらの3つの支払いタイプからどれを使えるかが決まります。
たとえば三井住友カードが発行するカードなら、ポストペイ型は「三井住友カード」になり、プリペイド型は「Visaプリペ」で、デビット型は「SMBCデビット」です。

ポストペイ型はクレジットカードの機能と同じく後払い式なので、その場で手持ちのお金がなくても使えます。
プリペイド型やデビット型はチャージするお金が必要だったり、口座内に決済金額が入っている必要があったりするため、使いすぎ防止になるでしょう。

※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります

VISAタッチ決済の使い方は非常に簡単

タッチ決済の使い方は非常にシンプルになっています。

visaのタッチ決済の流れ

  1. VISA対応マークがある加盟店か確認
  2. 支払い方法を「タッチ決済」と伝える
  3. カードを専用のデバイスにかざす

支払いの際に店員さんに「タッチ決済で」と伝え、カードリーダーにクレジットカードをかざすだけです。

タッチすればその時点で支払いが完了し、暗証番号の入力やサインは不要です。
従来のカードを挿入しての決済と比べて非常にスピーディーに決済が完了します。

また、非接触で決済ができるため感染症などの対策にもなり得ます。

※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります

Visaのタッチ決済が使える主なクレジットカード

それでは、Visaのタッチ決済が使えるクレジットカードのおすすめを紹介していきます。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)

三井住友カードが発行する主力のプロパーカードで、そのなかでもクラシックカードからゴールドカード、プラチナカードがあります。

国内だけに限らず海外でも使用しやすい一枚です。さらにゴールドカードやプラチナカードになると、空港宅配サービスやクロークサービス・海外Wi-Fiレンタルサービスなど、上質感のあるサービスが受けられるのがポイントです。ステータスカードを所持しておきたい方は、ぜひもっておきたい定番の一枚でしょう。

Visa LINE Pay クレジットカード

電子マネーのひとつである「LINE Pay」と連携が可能なクレジットカードが、Visa LINE Pay クレジットカードです。LINE Payアカウントと連携することで、スマートフォン決済の際に利用できたり、こちらのクレジットカードを利用するとLINEで利用通知が受け取れたりします。スマートフォンを多用する人に、ぴったりなクレジットカードといえるでしょう。

初年度は3%のポイント還元率が受けられたり、年間に一度でも利用すれば年会費無料になったりと、金額的にも手軽に所持できるのもうれしいポイントです。シンプルな見た目のクレジットカードで、オレンジ・グリーン・ブラック・ホワイトの4色から好みのものを選べます。

楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード

楽天カード株式会社が発行する楽天カードは、楽天市場など楽天グループ内での支払いが、とくに便利に使えるカードとなっています。一番人気のスタンダードな楽天カードは、主婦や学生など自分自身に収入がない人でも、比較的審査が通りやすいといわれているクレジットカードです。

街中での普段の買い物でも100円ごとに1ポイント付与されるため、どこで使うにもポイントが貯めやすくなっています。さらに楽天市場で利用するといつでもポイント2倍で、お買い物マラソンや楽天セールなどのイベント中はさらにポイントを貯めやすくなります。楽天グループでのお買い物をよくする人は、ぜひもっておきたい一枚といえるでしょう。

ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)

docomoユーザーにメリットの多いクレジットカードである、dカードやdカードGOLDもVisaのタッチ決済が使えます。docomoユーザーなら携帯補償が1年間で最大1万円分がついてきたり、携帯料金やドコモ光の料金をポイントで支払えたりという、うれしいポイントもあります。ぜひチェックしておきたいクレジットカードといえるでしょう。

さらにdocomoユーザーでなくても、dポイント加盟店でお得にポイントが貯められたり、d払いとdカードポイントを3重取りできたりします。ポイントを貯めてお得に買い物がしたい方にもぴったりです。年会費が永年無料で最短5分の即時発行にも対応しているので、気軽に所持しやすいクレジットカードなのが特徴となっています。

dカードはVisaとMastercardからブランドを選べますが、Visaを選ぶことでVisaのタッチ決済が使用可能です。

一部のイオンカード(イオンカードの種類一覧)

イオンカードの一部のものも、Visaのタッチ決済を利用できます。以下に利用できるカードをご紹介していきましょう。

  • イオンカードセレクト
  • イオンカード(WAON一体型)
  • イオンカード(ミニオンズ)
  • イオンJMBカード
  • ベネッセ・イオンカード
  • イオン E-NEXCO pass カード
  • イオン首都高カード
  • コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」
  • 三菱商事エネルギー・イオンカード
  • 住友不動産ショッピングシティイオンカード
  • マルエツカードなど

イオンカードは全国のイオンやイオンモール、ダイエーなどのイオングループの店舗で利用可能です。お得にポイントが貯まったり、毎月10日はさらにお得にポイントが貯められたりできます。イオンでのお買い物が多い人は、もっていて損はないクレジットカードといえるでしょう。

さらにイオンシネマで映画をみる際に割引価格で楽しめるなど、さまざまなキャンペーンの対象にもなっています。映画を多くみる人も得が多いクレジットカードだといえるでしょう。

また一覧をみてもわかるとおり、有明ガーデンでお得に使える「住友不動産ショッピングシティイオンカード」や、マルエツでお得に使える「マルエツカード」など、自分の生活に合わせた便利なカードが揃っているのも魅力です。

ANA VISAカード

よく飛行機に乗る人必見のカードが、ANA VISAカードです。ANA VISAカードのうれしいポイントは、お得にマイルを貯められることや貯めたマイルをさまざまな使い道で使える点にあります。

またANA VISAカードをもっていることで、空港免税店で割引されたり機内販売を割引で利用できたり、成田空港のパーキングが割引されたりします。

飛行機に乗るときにお得に割引されるとうれしいと感じる人は、所持することで便利に活用できるでしょう。基本的にはどのタイプのカードも2年目以降に年会費がかかるため、自分にあっているかどうかを検討してから所持するのがおすすめです。

JALカード Visa、JAL東急カード

ANAカードと同じく、飛行機によく乗る人におすすめなのがJALカード VisaやJAL 東急カードです。JALマイルを貯められるうえに、そのマイルをさまざまな使い道で利用できます。さらにJALカードを所持するだけで、旅行保険が適用されたり空港店舗での割引が受けられたり、JALのパックツアーが割引されたりするのです。

旅行や出張などでたびたび飛行機に乗るという人は、ぜひチェックしておきたいクレジットカードです。ただマイルとして使用せずにポイントに移行したいという場合は、レートが悪いためメリットが少ないといえます。旅行にあまり行かない人は年会費もかかるので、ほかのクレジットカードを検討した方がよいかもしれません。

まとめ

今回はVisaカードのタッチ決済とはどのようなものか、またどのようなクレジットカードで使えるのかをご紹介していきました。海外で非接触決済を行いたいときに重宝されるのが、Visaのタッチ決済です。

日本でも使える店舗が拡大しつつあり、かざすだけで決済が完了するVisaのタッチ決済は非常に便利なので、これから次第に使えるお店が増えていくことが予想されます。Visaのタッチ決済が使えるクレジットカードを、ぜひとも一枚所持してみましょう。