「いつかプラチナカードを持ってみたい」と考えている人も多いでしょう。

この記事では、プラチナカードの中でも、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の利用を考えている人に向けて、そのメリットやデメリットなどを紹介します。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードとは?

(画像=PIXTA)

まずアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの基本的な機能を紹介します。

通常のアメックスに、さまざまな高額特典を加えたタイプ

▼アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを、一言でいうと「通常のアメリカン・エキスプレスカードにさまざまな高額特典を加えた、さらに高級なカード」です。

それゆえこのカードは発行するうえでの審査が厳しく、「もっているだけで一目置かれるカード」と言えます。

ゴールドと比較

次にアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードと比較し、それぞれの特徴を確認します。以下はゴールドカードの主なスペックです。

▼アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

 
年会費 3万1900円
ブランド AMEX
ポイント還元率 0.3%~0.5%
※メンバーシップ・リワード・プラスに入会でアップ
たまるポイント メンバーシップ・リワード
家族カード 1枚無料(2枚目以降1万3200円)
付帯電子マネー
ETC ○年会費無料、新規発行手数料は1枚につき935円
付帯保険 国内・海外利用付帯・ショッピング・遅延補償・キャンセル・スマホプロテクション
スマホ決済 Apple Pay
タッチ決済

これらの表からアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、ゴールドカードと比較しても年会費がはるかに高いことや、ポイント還元率が高いことがわかるでしょう。

さらにアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの方が、プライオリティパスや招待日和など、付帯サービスがより優れている傾向にあります。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの良い評判

次にアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの口コミで良い評判のものを見ていきます。

● コールセンター(コンシェルジュ)が24時間365日機能している。グリーン・ゴールドはコールセンターが平日9~17時・土日祝休みなので、この点はかなり大きい。お金に関わることで紛失盗難以外でも、すぐに相談したいこともあるため、思い立ったときにすぐに相談できるのは安心だ。

● 当方海外通販を多用していて、外貨建てで決済したときにポイントが3倍になる特典は重宝している。

● 個人的に最も気に入っているのが、申込時には存在さえ認知していなかった「ワランティー・プラス」や、また「ホームウェア・プロテクション」という付帯保険サービスだ。前者はアメックスで購入した製品の保証期間を「メーカー保証+2年間」延長してくれるもので、これがあればメーカーの延長保証に入ることが基本的に不要になる。後者はアメックスで買っていないものであっても、自宅にある家電製品やPC・カメラなどの盗難・破損・水没などによる、修理費用を購入から3年間保証してくれるものだ。修理費用の見積書さえあれば保険金が振り込まれるという、非常に頼れるサービスである。

● 100円で最低1ポイント。そしてリワード・プラス(ゴールドカードまでだと年会費が3300円必要になるが、プラチナだと無料で入れる)に加入をすると、AmazonやYahooで買い物をすれば100円で3ポイントに上がる。

● 年会費は月で考えると1万円程度なので大した金額ではない。100ドルのホテル内施設の割引クーポンがつくため、月に1回ホテルを利用するだけで年会費の元は取れる。

これらの評判のなかでも「高い年会費を支払ったとしてもそれ以上に元が取れるため、利用する価値がある」という意見が目立ちました。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの悪い評判

以下で、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの、悪い評判みていきましょう。

● フリーステイギフトも縛りが多く2年近く使えないし、ようやく休みが取れても除外日だったり割増日追加で1人2万円かかったりする。フリーステイの恩恵を感じられない。 お店でびっくりされたりたまに自慢できたりするくらいで、正直年会費の分を投資やビジネスに回した方がいい。サービスの価値も6万ほどしかないのではないかと思う。年会費10万くらいなら見合っていると感じる。またネットにある解約や押し切れば年会費無料になるなどの噂をコンシェルジュに問い正すと、始めは誤魔化してキャンペーンばかり連呼していたが、最後は認めた。会員によってサービスを変える会社のようだ。

● インビテーションに戻してほしい。頑張ってゴールドで決済集中させて、インビテーションを貰ったときはうれしかったが、申し込み制になってだれでも申し込めるのは残念だ。

● 年会費は他 のカードに比べて高額なので、あまり旅行に行かない。行ったとしてもホテルは寝られればなんでもよい、年会費が負担に感じるという方には向かないかもしれない。アーリーチェックイン・レイトチェックアウト、部屋のアップグレードなどはホテルの裁量次第のようだ。

一方悪い評判では高い年会費だからこそ、サービスに満足できなかったときの不満が目立ちました。自分が付帯サービスを利用し、元が取れるかどうかを検討するべきでしょう。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのメリット

次にアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのメリットを紹介します。

プラチナ・コンシェルジェ・デスク

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」では、24時間365日問い合わせや要望の受付を行っています。トラブルが起きた際も、スピーディに対応してくれる点は安心感があります。

フリー・ステイ・ギフト

プラチナカードでは1年更新するごとに、無料のホテル宿泊券一泊2名分をプレゼントしてくれる「フリー・ステイ・ギフト」というサービスがあります。2021年6月現在、8ブランド・50以上のホテルから選べ、2泊するとホテルないのレストランなどで使えるホテルクレジットが5000円もらえます。

高級ホテルで無料アップグレード

全国8つのブランド・50以上の対象ホテルにて、さまざまな特典を受けられます。そのなかでも空室具合にもよるが、部屋を無料でアップグレードできるというサービスがあるようです。

ファイン・ホテル・アンド・リゾート

世界中のホテルから厳選された1100以上の高級ホテルやリゾート施設で、ホテルクレジットや朝食無料など、プラチナ・カードの優待特典を利用することができます。

2 for 1ダイニング by 招待日和でお食事同伴者無料が海外まで

これは国内外おおよそ200店舗に及ぶ対象のレストランにて、対象のコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料となるサービスです。

外貨建て決済でポイント3倍

海外通販を利用するときなど、外貨建てで決済を行った際ポイントが3倍になります。頻繁に海外の商品を購入する人にとっては、うれしいボーナスといえるでしょう。

国内・海外旅行保険など保険が充実

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを利用する大きなメリットに、以下のような手厚い付帯保険があげられます。

● 補償が1億円(利用付帯)

旅行中に起きたトラブルにも十分に対応できる、最高1億円の「旅行傷害保険」がついてきます。具体的な保険金額は以下のとおりです。

▼国内旅行の場合

傷害死亡後遺傷害保険金 最高1億円
入院保険金 日額5000円
通院保険金 日額3000円

▼海外旅行の場合

傷害死亡後遺障害保険金 最高1億円
傷害治療費用保険金 最高1000万円
疾病治療費用保険金 最高1000万円
賠償責任保険金 最高5000万円
携行品損害保険金 1旅行中・年間限度額100万円
(免責金額3000円)
救援者費用保険金 保険期間中 最高1000万円

● 航空便遅延費用補償(海外旅行)

海外旅行中に飛行機が遅延した際に、発生した損害を補償するサービスがある。

乗継遅延費用保険金 最高3万円
出航遅延、欠航、搭乗不能費用保険金 最高3万円
受託手荷物遅延費用保険金 最高3万円
受託手荷物紛失費用保険金 最高6万円

● キャンセル・プロテクション

カード会員本人やその家族が入院もしくは傷害による通院をすることになり、サービスを受けられなくなった際や、社命での出張でやむなくそのサービスをキャンセルすることにより生じた支払いを補償してくれるサービスがあります。限度額は1年で10万円まで。怪我などでの通院の場合は3万円までとなっています。

旅行を想定したサービスが充実

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードには、お得に旅行ができるサービスが豊富です。

● プライオリティパスが無料で登録できる

プライオリティパスとは、国内外1300ヶ所以上の空港VIPラウンジを、無料~32米ドルで利用できるパスです。アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを持っていれば、年会費が通常429米ドルのラウンジを何度でも無料で利用できる「プレステージ会員」に無料で登録できます。

通常は有料である同伴者も1名無料で利用できるのは、さすがプラチナカードだといえるでしょう。

またアメックスのグローバルラウンジももちろん無料で利用できるので、海外のどこにいってもラウンジが無料で利用できるカードです。

● スーツケース無料配送サービス、空港送迎サービスなど

アメックスのカードに標準装備されているとはいえ、これらのサービスもやはり旅行に欠かせない便利なものといえるでしょう。

ショッピング系の補償も手厚い

購入した品以外も対象となる、大満足のショッピング系保険も魅力の一つです。

● ワランティー・プラス及びホームウェア・プロテクション

それぞれの商品のメーカー保証期間終了後2年以内の商品について、ワランティー・プラスおよびホームウェア・プロテクションの保証が適用されます。

ワランティー・プラスはアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードで購入した商品の故障の修理費用を、ホームウェア・プロテクションは会員が保有する製品の盗難・破損といった、偶然の事故による損害を補償するものです。

● スマートフォンプロテクション

使用中のスマートフォンが偶然の事故により破損した場合、保険期間中につき修理費用が最大10万円まで補償されます。

● 返品にも即座に対応

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、24時間365日窓口を開いているため、返品などの問い合わせにも即座に対応してもらうことができます。

日常の保険も付帯!個人賠償責任保険

カード会員およびその家族の住宅の所有や使用、また日常生活における偶然な事故によって本人が賠償責任を負った場合、1つの事故につき最大1億円の保険金が支払われます。

ゴルフ・テニス・スキー保険

カード会員はゴルフ・テニス・スキーを行っている際に、負った怪我や障害についての保険金が支払われます。

メンバーシップリワードプラスに無料で加入できる

会員になるとポイント還元率がアップする「メンバーシップ・リワード」は、通常では加入する際にお金がかかりますが、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの会員はその費用が無料となります。

ANAマイルも無料で移行できる

たまったポイントは、4万マイルまでANAマイルに移行可能です。「メンバーシップリワードプラス」に無料で加入できているため、マイルの還元率も1%で効率よくためられますが、上限があることに注意が必要です。

もちろんJALマイルや他の航空会社のマイルなどにも移行可能ですが、還元率はANAより低くなります。

Apple Pay に対応・タッチ決済も装備

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、Apple Payに対応しておりタッチ決済も可能です。タッチ決済は海外ではベーシックになっていますが、日本では導入しているカードが少ないため貴重な存在でしょう。

セカンドプラチナカード

2枚同様のカードをもち、用途に応じてセカンドプラチナカードと使い分けられるサービスです。

家族カードは4枚まで無料

通常1万3200円かかる家族カードが4枚まで無料のため、家族でお得な恩恵を受けられます。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのデメリット

次にアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのデメリットを紹介します。

年会費が高い

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの1つ目のハードルとして、年会費が高いことが挙げられるでしょう。

年会費が高いため求められるサービスクオリティも上昇するが、そこに答えられているかどうかについては賛否が分かれます。しかし家族会員が4名無料などもあるので、安いといえるかもしれません。

審査が厳しい

年会費が高いことからも想像できますが、審査が特段厳しくなります。一定の収入が見込めない限り、審査をクリアするのは難しいでしょう。

通常のアメックスにさまざまな豪華特典がついたカード

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、通常のアメックスにさまざまな豪華特典がついたセレブカードです。そのため年会費が高く、審査の規準も厳しくなっております。

高い年会費を払う以上、自分がそのサービスを満足に使いこなせるかを検討する必要があるでしょう。とくに旅行・宿泊・外食にこだわりがあり、日常的にお金を使う方にはおすすめのカードです。