おすすめのダイナースカードはどれ?特徴とメリットを徹底解説

ダイナースカードを選ぶ際は、自身の利用目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。普段使いに利用したいならダイナースクラブカードまたは三井住友信託ダイナースクラブカード、旅行でマイルを効率的に貯めたいなら、JALダイナースカードがおすすめです。

本記事では、ダイナースカードの特徴やメリット、デメリットを解説します。ダイナースカード独自の特典を理解すれば、家族や友人と贅沢な時間が過ごせることでしょう。

おすすめのダイナースカードの種類

おすすめのダイナースカードは以下の9種類です。

ダイナースクラブカードの特徴

ダイナースクラブカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • ダイナースクラブ コンパニオンカードが無料で発行できる
  • 高級レストランのおすすめコースが1名無料になる
  • ダイナースクラブが厳選したホテル・旅館が最安値で予約できる

ダイナースクラブカードでは、特別な時間を贅沢に過ごせる特典が多く用意されています。特に「エグゼクティブ ダイニング」は大切な人との食事が堪能できる特典となっており、高級レストランのおすすめコースを2名以上で予約すると、1名のコース料金が無料になります。

また、コンパニオンカードが無料で発行できることも魅力のひとつです。ダイナースクラブ コンパニオンカードは、Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を備えているため、さらに多くの加盟店で利用できるようになります。

■ダイナースクラブカードの基本情報

年会費 本会員 24,200円(税込)
家族会員 5,500円(税込)
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 ダイナースクラブリワードポイント
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
・ダイナースクラブ コンパニオンカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
公式サイト https://ad2.trafficgate.net/t/r/5/732/295318_369103/&add=ppc1912n

銀座ダイナースクラブカード

銀座ダイナースクラブカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジが利用できる
  • 特約店での利用で2%のポイント還元が受けられる
  • 銀座をさらに楽しめるコンシェルジュサービスも利用できる

銀座ダイナースクラブカードは、銀座をよく利用する人におすすめのクレジットカードです。特約店で利用すると還元率が2%にアップするため、和光や三越銀座店、GINZA SIXなどでお得にポイントを貯めることができます。

また、ダイナースクラブ「銀座プレミアムラウンジ」や「D'sラウンジトーキョー」を1日1回無料で利用できるため、待ち合わせや休憩の時間を有意義に過ごすことができます。

■銀座ダイナースクラブカードの基本情報

年会費 本会員 27,500円(税込)
家族会員 5,500円(税込)
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 ダイナースクラブリワードポイント
追加カード ・家族カード
・ETCカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
※専業主婦の方も申込み可能
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/ginzadiners.html

JALダイナースカード

JALダイナースカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • 他のカードよりも付帯保険が充実している
  • 特約店での利用で2%のマイルが貯まる
  • マイルを特典航空券とお得に交換できる

JALダイナースカードは、旅行をより楽しみたい人におすすめのクレジットカードです。JAL便のフライトや日々の決済でマイルを貯めやすいほか、特典航空券をマイルとお得に交換できるからです。

またJALダイナースカードでは、ダイナースクラブのサービスに加え、JALカードの会員限定サービスも利用できます。特に付帯保険が他のカードよりも充実しており、「JALカード海外航空便遅延」では、日本発着のJAL国際線航空便の出発遅延や欠航などで、一律24,000円のお見舞い金が支払われます。

■JALダイナースカードの基本情報

年会費 本会員 30,800円(税込)
家族会員 9,900円(税込)
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 マイル(JAL)
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
・JALカード海外航空便遅延:一律24,000円
・JALカードゴルファー保険:最大1億円
申し込み条件 27歳以上
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/jaldiners_new.html

ANAダイナースカード

ANAダイナースカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • ANAゴールドカードと同水準の特典が受けられる
  • 1ポイントを1マイルにいつでも移行できる
  • ANAカードマイルプラスでさらにマイルが貯まる

ANAダイナースカードでは、マイルとポイントを同時に貯めることができます。基本還元率が1.0%と高水準であるにもかかわらず、ANAカードマイルプラス提携店で利用すると、さらに0.5~1.0%のマイルが自動で付与されます。

また入会時や継続時、搭乗時にはボーナスマイルが付与されるため、マイルを利用してお得に旅行を楽しみたい人は、ANAダイナースカードを利用するといいでしょう。

■ANAダイナースカードの基本情報

年会費 本会員 29,700円(税込)
家族会員 6,600円(税込)
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 ・ダイナースクラブリワードポイント
・マイル(ANA)
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/anadiners_new.html

デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード

デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • マイル還元率が1.5%と高水準
  • 空港ラウンジ「デルタスカイクラブ」が利用できる
  • 入会・更新でさらにマイルが貯まる

デルタ航空やスカイチーム加盟航空会社などの利用が多い人は、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードを利用するといいでしょう。100円の利用ごとに1.5%と高いマイル還元が受けられるため、他のカードよりもマイルを貯めやすい特徴があります。

またフライトの際は、世界各国に設置された「デルタ スカイクラブ」が利用できるため、フライトの待ち時間をゆったりと過ごせます。デルタ スカイクラブでは、地元の郷土料理や定番の軽食、上質な季節のカクテルやスターバックスコーヒーなどのドリンクが用意されています。

■デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの基本情報

年会費 本会員 30,800円(税込)
家族会員 9,900円(税込)
基本還元率 0.5~1.5%
ポイントの種類 スカイマイル
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/deltaskymilediners.html

MileagePlus ダイナースクラブカード

MileagePlus ダイナースクラブカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • 日々の利用やフライトでマイルが貯まりやすい
  • スターアライアンス加盟航空会社でもマイルが利用できる
  • 入会および継続でボーナスマイルが受け取れる

MileagePlus ダイナースクラブカードは、ユナイテッド航空およびスターアライアンス加盟航空会社での旅行が多い人におすすめのクレジットカードです。入会時や継続時、搭乗時にはボーナスマイルが付与されるため、マイルを利用してお得に特典旅行と交換することができます。

さらにマイルを貯めたい場合は、オンラインショッピングモール「MileagePlus Shopping Japan」を利用するといいでしょう。特設サイトを経由してショッピングを楽しむことで、基本還元率とは別にマイレージプラスマイルを受け取ることができます。

■MileagePlus ダイナースクラブカードの基本情報

年会費 本会員 30,800円(税込)
家族会員 9,900円(税込)
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 マイレージプラスマイル
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/milageplusdinersclub.html

ニューオータニクラブ ダイナースカード

ニューオータニクラブ ダイナースカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • ニューオータニ直営店でポイント2倍
  • ホテル券への交換なら実質5%還元
  • ニューオータニクラブ特典が充実

ニューオータニホテルズをよく利用する人は、ニューオータニクラブ ダイナースカードを利用するといいでしょう。ニューオータニ直営のホテルやレストランで利用すると、ポイント還元率が2倍になるほか、カード会員だけの嬉しい特典が多く用意されているからです。

特に宿泊時の特典が充実しており、優先予約や料金の割引、チェックインやチェックアウトの時間が優遇されるなどのサービスを受けることができます。カードを保有していることで、ニューオータニホテルズでの時間をより贅沢に過ごせることでしょう。

■ニューオータニクラブ ダイナースカードの基本情報

年会費 本会員 24,200円(税込)
家族会員 5,500円(税込)
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 ダイナースクラブ リワードポイント
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/newotaniclubdiners.html

三井住友信託ダイナースクラブカード

三井住友信託ダイナースクラブカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • 銀行取引でもポイントが貯まる
  • 利用額に応じて年会費特典が受けられる
  • 三井住友信託ダイナースクラブ コンパニオンカードが無料で発行できる

三井住友信託銀行の口座を保有している人は、三井住友信託ダイナースクラブカードを利用するといいでしょう。家族カードが無料で発行できるだけでなく、利用条件を達成すると「年会費特典」が受けられるからです。年会費特典を受けると、通常の年会費24,200円(税込)が13,200円(税込)になるため、ダイナースクラブカードと同等の特典をお得に利用することができます。

■三井住友信託ダイナースクラブカードの基本情報

年会費 本会員 24,200円(税込)
家族会員 無料
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 ダイナースクラブ リワードポイント
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
・ダイナースクラブ コンパニオンカード
・ダイナースクラブ リボルビングカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
※三井住友信託銀行の口座が必要
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/smtb_dinersclubcard.html

BMW ダイナースカード

BMW ダイナースカードの特徴は以下のとおりです。

特徴

  • ポイントをキャッシュバックに利用できる
  • 加盟店での利用でBMWボーナスポイントが受け取れる
  • 故障時でも安心のサポート・サービスが付帯されている

BMW ダイナースカードは、BMWをこよなく愛する人におすすめのクレジットカードです。ETCやガソリンスタンド、駐車場などの加盟店で利用すると「BMWボーナスポイント」が加算されるほか、貯まったポイントはBMWグッズと交換できるからです。

また、路上故障などによりサポートが必要な場合は、「BMW エマージェンシー・サービス」が利用できます。高い技術と知識を持った専任のスタッフが24時間365日対応しているため、トラブルがあった際も落ち着いて対処することができます。

■BMW ダイナースカードの基本情報

年会費 本会員 27,500円(税込)
家族会員 7,700円(税込)
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 ダイナースクラブ リワードポイント
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
・ダイナースクラブ リボルビングカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/bmwdiners.html

【用途別】マイルを貯めたい人におすすめのダイナースカード

マイルを貯めたい人には、以下のダイナースカードがおすすめです。

おすすめのダイナースカード

  • JALダイナースカード
  • ANAダイナースカード

これらのカードでは入会時や更新時、搭乗時にボーナスマイルを受け取ることができるからです。ダイナースクラブカードではボーナスマイルが受け取れないため、マイルを目的とする場合は、JALまたはANAのダイナースカードを利用するといいでしょう。

ボーナスマイルの比較表は以下のとおりです。

カードの種類 ダイナースクラブカード
ANAダイナースカード
JALダイナースカード
年会費 24,200円(税込) 29,700円(税込) 30,800円(税込)
基本還元率 0.5~1.0% 0.5~1.0% 0.5~1.0%
入会ボーナスマイル 2,000マイル 5,000マイル
更新ボーナスマイル 2,000マイル
※毎年初回ボーナスマイル
2,000マイル
フライトボーナスマイル +25% +25%

画像引用:ダイナースクラブカード

【用途別】普段使いしたい人におすすめのダイナースカード

普段使いを検討している場合は、以下のダイナースカードがおすすめです。

おすすめのダイナースカード

  • ダイナースクラブカード
  • 三井住友信託ダイナースクラブカード

これらのカードは基本還元率が1.0%に設定されているため、普段使いでポイントを貯めやすいからです。また、世界のMastercard加盟店で利用できる「ダイナースクラブ コンパニオンカード」が無料で発行できるため、ダイナースクラブカードで決済できない場面に備えることができます。

三井住友信託銀行の口座を保有している場合は、三井住友信託ダイナースクラブカードを利用するといいでしょう。利用条件を達成することで、ダイナースクラブカードの年会費よりもお得な料金で優待特典が利用できます。

それぞれのカードの比較表は以下のとおりです。

カードの種類 ダイナース
クラブカード
三井住友信託
ダイナース
クラブカード
年会費 本会員 24,200円(税込) 24,200円(税込)
※条件の達成で13,200円(税込)
家族会員 5,500円(税込) 無料
基本還元率 0.5~1.0% 0.5~1.0%
ポイントの種類 ダイナースクラブリワードポイント ダイナースクラブ リワードポイント
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
・ダイナースクラブ コンパニオンカード
・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
・ダイナースクラブ コンパニオンカード
・ダイナースクラブ リボルビングカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険
・国内旅行傷害保険
・ショッピング・リカバリー
・海外旅行傷害保険
・国内旅行傷害保険
・ショッピング・リカバリー
申し込み条件 27歳以上 27歳以上
※三井住友信託銀行の口座が必要

画像引用:ダイナースクラブカード

ダイナースカードのメリット

ダイナースカードのメリットは、次のとおりです。

ステータスが高い

ダイナースカードはアメックスカードと同様に、ステータスが高いクレジットカードとして人気があります。ダイナーカードでは設立当時から会員のステータスを重視しており、収入や生活の安定性、将来性などを基準に審査を行っていたようです。

ダイナースカードは審査が厳しいとされているほか、年会費が高めに設定されているため、保有していることがステータスを示す基準になります。

ポイントの有効期限がない

多くのクレジットカードでは、ポイントの有効期限を設けています。そのため、定期的にポイントを利用しないと、失効してしまうおそれがあります。しかしダイナースカードの「ダイナースクラブリワードポイント」は、ポイントの有効期限を設けていません。貯まったポイントやマイルは自身の好きなタイミングで利用可能です。

また貯まったポイントは、提携先ポイントやマイルと交換できます。有効期限を気にせずにマイルが貯められるため、海外旅行を目的にポイントを貯めることもできます。

特典が充実している

ダイナースカードでは、特典や付帯保険が多く用意されています。ダイナースクラブ加盟店のレストランを2名以上で予約すると、1名のコース料金が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」や、年会費無料でプラチナカードが発行できる「ダイナースクラブ コンパニオンカード」などは、ダイナースカードの魅力と言えます。

また旅行の際に利用できる旅行傷害保険では、最大1億円が補償されるため、他社のプラチナカードと同水準の保険が付帯されています。

利用可能枠に一律の制限がない

ダイナースカードでは、利用可能枠に一律の制限を設けていません。ダイナースカードでは、上限を定めるのではなく、カード会員の利用状況や支払い実績などにより個別に設定されているからです。そのため多くの場面では、利用可能枠を気にせずに買い物や食事を楽しむことができます。

ただし制限なく利用できるわけではないほか、長期の海外旅行や輸入車の購入により高額な決済が必要な場合は、事前に専用ダイヤルへ相談する必要があります。

ダイナースカードのデメリット

ダイナースカードのデメリットは、次のとおりです。

年会費がかかる

ダイナースカードは、年会費無料で利用できるものがありません。どのカードも年会費が高めに設定されており、最低でも24,200円(税込)を支払うことになります。

しかしダイナースカードは他社のプラチナカードと同水準に設定されていることから、基本還元率が高めに設定されているほか、多くの付帯特典を利用することができます。銀座やニューオータニホテルズなど、よく利用する店舗がある場合は、年会費以上の価値が感じられるはずです。

審査難易度が高いとされている

ダイナースカードの「入会の目安」には年齢27歳以上としか記載されていません。しかし実際は収入や生活の安定性、将来性などを基準に審査を行っているとされています。これらの審査基準は、ダイナースクラブ設立当時から重視されていました。このことから、現在もステータスを維持するために審査難易度を高めに設定していることが推測できます。

ダイナースカードの審査に通るか不安な場合は、利用希望額を下げるほか、融資サービスの申し込みを行わないようにするといいでしょう。

使える加盟店が厳選されている

ダイナースカードは、国際ブランドがダイナースクラブに限定されています。現在はJCBと提携を結んでいるため、ほとんどの店舗で利用できますが、一部の店舗では、VISAやMasttercardのみに利用が厳選されている場合もあります。

ダイナースカードが使えない場面に備えておきたい場合は、Mastercard加盟店で利用できる「ダイナースクラブ コンパニオンカード」が無料で発行できるものを選ぶといいでしょう。

ダイナースクラブの基本情報

ダイナースクラブは、日本最初のクレジットカードとして60年以上の伝統を有しています。当時から収入や生活の安定性、将来性を基準として、社会的信用の高い人のみをダイナースクラブ会員として迎えていたようです。ダイナースクラブのダイナースとは「食事をする人」を意味しています。

現在では食事や旅、ゴルフなどで利用できる多くの特典を提供しており、ステータスが高い人にとって嬉しいサービスを提供し続けています。ダイナースクラブは「本物は、ずっと残る。」をキャッチコピーとしており、周りが羨ましいと思うようなステータスではなく、利用者本人がよいと思える本物をこれからも届けていくことを目指しているようです。

ダイナースクラブカードの基本情報

■ダイナースクラブカードの基本情報

年会費 本会員 24,200円(税込)
家族会員 5,500円(税込)
基本還元率 0.5~1.0%
ポイントの種類 ダイナースクラブリワードポイント
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
・ダイナースクラブ コンパニオンカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大1億円
・ショッピング・リカバリー:最大500万円
申し込み条件 27歳以上
公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/entry_form/lp/web/index.html?qsrf=sem&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=google_shimei&gad=1

ダイナースカードがおすすめの人

ダイナースカードは、次のような人におすすめです。

ステータス性が欲しい

ダイナーカードの審査基準は厳しいとされているため、保有していること自体が社会的信用や経済的余裕を示すことにつながります。ただし年会費が高めに設定されているため、ステータス性のみを目的とする場合は、他のゴールドカードやプラチナカードを保有したほうがいいでしょう。

ダイナースカードを保有する目的がほかにもある場合は、年会費に見合った豊富な特典が用意されています。特典を活用することにより、友人や家族と贅沢な時間を過ごせます。

マイルを貯めたい

ANAダイナースカードやデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードでは、マイル還元率が1.0%以上に設定されているため、日々の利用でマイルが貯まりやすくなっています。また、入会時や更新時、フライト時には別途ボーナスマイルが付与されるため、さらにマイルを貯めることができます。

貯めたマイルは提携航空会社での利用が前提とされているため、利用する機会が多い航空会社のカードを選ぶといいでしょう。

グルメ系の特典が欲しい

ダイナーカードは、グルメ系の特典が充実しています。300を超える高級店を2名以上で利用すると1名分の食事代が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」や、一見さんお断りの高級料亭の予約が取れる「料亭プラン」などが用意されているため、特別な日のお食事がより楽しくなることでしょう。

ダイナースクラブの優待店舗は、エリアなどから検索することができます。積極的に利用して、素敵なお店を見つけてみてはいかがでしょうか。

BMWを購入しようとしている、所持している

ダイナースカードでは、BMWオーナーに嬉しい特典が充実している「BMW ダイナースカード 」が用意されています。ガソリンスタンドや高速道路などの加盟店での利用で「BMWボーナスポイント」が付与されるほか、貯まったポイントは100ポイント100円換算でキャッシュバックに利用できます。

またBMWの購入を検討している場合は、BMW ダイナースカードで車両購入代金を支払うことが可能です。なお購入時は、0.5%のポイント還元が受けられます。

ダイナースカードと他社ステータスカードの比較

ここからは、ダイナースクラブカードとJCBプラチナを比較していきます。JCBプラチナは年会費が27,500円(税込)とダイナースクラブカードに近い水準でありながら、特典や付帯保険が充実しています。特に世界の空港ラウンジが無料で利用できる「プライオリティ・パス」がカードの付帯特典として申し込めるため、空港での待ち時間をリラックスして過ごしたい方におすすめです。

ただし基本還元率は0.1%と低く設定されているため、普段使いにはおすすめできません。JCBギフトカードやnanacoポイントに交換することにより、実質0.5%程度のポイントとして使用可能です。

ダイナースクラブカードとJCBプラチナの比較表

■ダイナースクラブカードとJCBプラチナの比較表

カードの種類 ダイナースクラブカード
JCBプラチナ
年会費 本会員 24,200円(税込) 27,500円(税込)
家族会員 5,500円(税込) 1枚目無料
※2枚目以降3,300円
基本還元率 0.5~1.0% 0.50%~10.00%
利用限度額 一律の制限がない 最高300万円
ポイントの種類 ダイナースクラブリワードポイント Oki Dokiポイント
追加カード ・家族カード
・ETCカード
・ビジネス・アカウントカード
・ダイナースクラブ コンパニオンカード
・家族カード
・ETCカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険
・国内旅行傷害保険
・ショッピング・リカバリー
・海外旅行傷害保険
・国内旅行傷害保険
・ショッピング・ガード
・国内・海外航空機遅延保険
・JCBスマートフォン保険
申し込み条件 27歳以上 25歳以上で安定した収入があること

ダイナースクラブカードとアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードを比較

ダイナースクラブカードの特徴
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードの特徴
・コンパニオンカードが無料で発行できる
・利用加盟店が多いMastercardが利用できる
・6名以上の予約で2名のコース料金が無料
(※グループ特別プラン対象店のみ)
・家族カードが2枚無料で発行できる
・付帯保険が充実している
・プライオリティ・パスの年会費が無料

これらのカードはどちらもステータス性が高く、付帯特典が充実しています。ダイナースクラブカードは、6名以上の予約で2名分のコース料金が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」が魅力。アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは付帯保険や、国内外の主要空港で利用できる「プライオリティ・パス」が魅力です。

グルメ系の特典を重視する場合はダイナースクラブカードを選び、日々の暮らしに利用できる保険を重視する場合は、アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードを選ぶといいでしょう。

■アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードの基本情報

年会費 本会員 39,600円(税込)
家族会員 2枚目無料
※3枚目以降19,800円(税込)
基本還元率 1.0%~3.0%
利用限度額 一律の制限がない
ポイントの種類 メンバーシップ・リワード
追加カード ・家族カード
・ETCカード
付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最大1億円
・国内旅行傷害保険:最大5,000万円
・航空便遅延費用補償:最大4万円
・ショッピング・プロテクション:最大500万円
・スマートフォン・プロテクション:最大5万円
・キャンセルプロテクション:最大10万円
・リターンプロテクション:最大3万円(年間15万円まで)
申し込み条件 非公開

本記事では、おすすめのダイナースカードを9種類紹介しました。普段使いに向いているカードやマイルが貯まりやすいカードなど、利用目的にあわせて選ぶことで付帯特典を有効に活用できるでしょう。

ダイナースカードでは、レストランやホテル、旅行で利用できる多くの特典が用意されています。どれも友人や家族との時間を上質なものにできる特典ばかりです。ダイナースクラブのキャッチコピーである「本物は、ずっと残る。」が体感できるカードとなっているため、作成を検討している方は、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。