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(画像=PIXTA)

「楽天カードとライフカードで迷っている」「どっちの特典がお得なの?」などと考えていませんか。ともに人気がありますが、それぞれ特徴が違います。自身のこだわりに合わせて比較検討しましょう。

この記事では、新しいクレジットカードを作りたい人のために、楽天カードとライフカードの比較を行います。最後まで読めば、理想のカードを決めるヒントがわかるでしょう。

 

楽天カードの基本情報

まずは楽天カードを紹介します。ポイントの貯めやすさやサービスの充実性などに注目しましょう。

楽天カードのメリット

  • ポイントがたまりやすい
  • 全国約70万カ所以上の店舗で使える
  • 初心者でも使いやすい

楽天カードの概要

楽天カードの基本的なスペックを表にまとめました。

年会費 永年無料
基本ポイント還元率 1%
ポイント 楽天ポイント
マイル交換先 ANA
追加カード ETCカード・家族カード
国内旅行傷害保険
海外旅行傷害保険 最大2000万円
ショッピング保険
電子マネー 楽天Edy
スマートフォン決済 Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ

基本ポイント還元率が1%と高く、電子マネーやスマートフォン決済にも幅広く対応しています。カード初心者でも使いやすいでしょう。

楽天カードの主な特徴

楽天カードはネットショップ大手が展開するクレジットカードです。楽天市場での買い物や、公共料金の支払いなど、さまざまな場面でポイントがもらえます。楽天市場の買い物では、ポイントが最大15.5倍になるキャンペーンも実施しています。

ネットサービスを使う習慣がある人は要注目です。

楽天カードの特典一覧

楽天カードにはさまざまな特典があります。代表例を表にまとめました。

条件 ポイント増加分
楽天市場を利用 最大15.5倍
楽天カードで決済 +2倍
楽天モバイル契約 最大4倍
楽天カード利用代金を楽天銀行で引き落とし +1倍
家族カード新規同時入会+利用 1,000ポイント
2枚目楽天カード作成+利用 1,000ポイント

このほかにも楽天カードは、期間限定のポイントサービスを数多く展開しています。公式サイトを定期的にチェックしましょう。

楽天カードの口コミ・評判

楽天カードの良い口コミには、「ポイントが貯まりやすい」「街中のお店でもポイントが貯まる」などがあります。楽天関連のサービスだけでなく、加盟店でもポイントアップを狙えるのがメリットです。

一方で「楽天カードの公共料金支払いのポイント還元率が良くない」という指摘もあります。従来は1%だったのが、2021年6月から0.2%に減りました。これを残念に思う人が多いようです。

楽天カードには便利な点が多いと言えますが、サービスによる還元率の差に注意してください。

ライフカードの基本情報

ライフカードの基本的な特徴を解説します。こちらも年会費永年無料で、手に入れやすいのでチェックしましょう。

ライフカードのメリット

  • 誕生月はポイント3倍
  • 海外旅行も安心のサポート体制
  • ポイントに関する様々な特典も

ライフカードの概要

ライフカードの基本的なスペックを表にまとめました。

ライフカード券面
年会費 無料
基本ポイント還元率 0.1%
ポイント LIFEサンクスポイント
マイル交換先 ANA
追加カード ETCカード・家族カード
国内旅行傷害保険
海外旅行傷害保険
ショッピング補償
電子マネー
スマートフォン決済 Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ

こちらも年会費永年無料なので、手に入れやすいでしょう。スマートフォン決済への対応力も上々です。

ライフカードの主な特徴

ライフカードの特徴は、ポイントアップサービスの充実と海外旅行のサポートです。誕生月の買い物でポイントが3倍になったり、年間利用額に合わせてステージが上がってポイントが増えたりします。

「LIFE DESK」を利用すれば、海外旅行時のサポートを受けられます。ホテルやレストランの予約や、不測の事態が生じたときのエマージェンシーサービスなどが利用できます。

ポイントや旅行などさまざまな観点から役に立つでしょう。

ライフカードの特典一覧

ライフカードにはポイントに関するさまざまな特典があります。代表例を見ていきましょう。

条件 ポイント加算数
最大4段階の会員ステージアップ 最大2倍
誕生月の利用 3倍
L-Mall経由で商品購入 最大25倍
1年間に50万円以上利用 300ポイント
入会初年度 1.5倍

ポイントアップの機会が多いので、積極的に使うとよいでしょう。

ライフカードの口コミ・評判

ライフカードの良い口コミには、「ポイントの有効期間が最長5年なのがよい」「誕生月ポイント3倍がうれしい」などがありました。ポイントを増やすチャンスだけでなく、長持ちする点への評価が見られます。

一方で「手続きがきちんと済まないまま連絡が途絶えた」「公式アプリが使いにくい」などの指摘があります。このように運営側の対応に不満を持つかもしれません。

ポイントを中心にメリットがあるライフカードですが、不便な点を想定しながら入会を考えましょう。

楽天カードのおすすめポイント

楽天カードのおすすめポイントは、還元率アップの機会、楽天ポイントカードや楽天Edyとの組み合わせ、楽天ペイの利便性の3つです。それぞれの詳細を見ていきましょう。

楽天市場で還元率が大幅アップ

楽天市場を使えばポイント還元率を上げられます。例えば、楽天スーパーポイントアップでは、商品を買うと最大15.5倍の増加が望めます。また、毎月5と0のつく日は、対象日にエントリーすればポイント4倍です。

このように楽天市場における特典が充実しています。

付帯の楽天ポイントカード・楽天Edyもお得

楽天ポイントカードや楽天Edyとの組み合わせも、楽天カードの利便性を引き上げます。ポイントカードは楽天カードの分とダブルでポイントが取れるのがメリットです。

楽天Edyは楽天が提供する電子マネーです。全国約70万カ所以上の店舗で使えるので、楽天カードによる決済と組み合わせましょう。カードからEdyへのチャージでも楽天ポイントが付与され、還元率は0.5%です。

副次的なアイテムの有効活用で、楽天カードをより便利にできます。

楽天カード×楽天ペイもお得

楽天カードを使うなら、楽天ペイとの組み合わせもおすすめです。キャッシュレス決済が習慣化していれば、支払いをスピーディに済ませながらポイントを貯められます。

キャッシュレス決済の利点は、財布からお金を取り出す手間が省け、急いでいるときに店員との応対を短時間で済ませられることです。楽天カードはポイント還元率が高いので、スピーディな行動との両立を狙えます。

ライフカードのおすすめポイント

ライフカードのおすすめポイントは、誕生月の利用によるポイントアップ、L-Mallの有効活用、有効期限の長さの3つです。それぞれの詳細を見ていきましょう。

誕生月に利用すると基本ポイントが3倍

ライフカードは誕生月に利用しれば一律ポイント3倍です。ポイントアップを目指しているなら、他の月の使用を控えてお金を貯めましょう。その分誕生月に買い物の機会を増やすことで、ポイントアップを狙えます。

誕生月は自分に商品を買う機会もあるでしょう。ライフカード入会をきっかけに、自分へのプレゼントをお得な条件で手に入れてみるのもいいかもしれません。

「L-Mall」経由ならネット通販でポイントがお得に貯まる

L-Mallはライフカード会員専用のネットショップです。ほとんどの商品で、2~25倍とポイントがアップします。10倍以上の商品を購入すれば、ポイントを貯めやすいでしょう。

欲しいものとポイント倍数の関係を整理しながら、お得に買い物をしたいところです。

ポイント有効期限は最大5年間

ライフカードのサンクスポイントは、最大5年まで有効期間を延ばせます。しかし何もしないと2年しかもたないので注意しましょう。2年目以降は、毎年1回の繰り越し応募が必要です。この繰り返しで、3年目~5年目に繰り越せます。シンプルな手続きでポイントをキープできるのは、メリットです。

楽天カードとライフカードはどっちがお得?

ここからは楽天カードとライフカードを、基本スペックやマイル・ポイント還元率、付帯保険など複数の観点で直接比較します。自身がもっともこだわる点に応じて、お得なカードを見極めましょう。

基本スペックを比較

基本的なスペックでは楽天カードが優勢です。基本ポイント還元率が楽天カードの1%に対し、ライフカードは0.1%です。さらに楽天カードは楽天Edyへのチャージでもポイントが貯まるように、他のアイテムとの組み合わせでお得になるパターンが豊富です。

日常的に便利な使い方がしたいと思ったら、楽天カードを選びましょう。

マイル・ポイント還元率で比較

マイルへの交換のしやすさではライフカードが有利ですが、ポイント還元率では楽天カードが勝ります。

ANAマイルに交換した場合、ライフは1ポイント=2.5マイルに換えられます。楽天は1ポイント=0.5マイル相当です。

ポイントで楽天が優勢なのは、基本還元率の高さです。楽天市場で最大15.5倍の恩恵を受ければ、還元率は15.5%になります。ライフカードのL-Mall経由での買い物は最大25倍ですが、基本が0.1%なので、最大2.5%にとどまります。

マイルとポイントのどちらをよく使うかで、選ぶべきカードが変わります。

付帯保険で比較

付帯保険では楽天カードが優勢です。海外旅行傷害保険は最大2,000万円になります。一方でライフカードには付帯保険がありません。以上から違いは明らかです。

付帯サービス・特典

サービスや特典の質では楽天カードが優勢です。ネットショップ大手の楽天が、各サービスをカードとひもづけ、多彩なキャンペーンを展開しているからです。

ライフカードにもL-Mallなどの独自サービスがあります。しかし楽天は期間限定キャンペーンや携帯電話、旅行、投資信託など幅広いジャンルでポイント獲得が可能です。

以上からサービスの質では楽天が勝っています。

家族カード・ETCカード

家族カードから見ると、楽天カードとライフカードは互角です。しかしETCカードではライフカードがお得になります。

楽天カードはETCカードのみ、一般会員の年会費が550円(税込)です。無駄なコストが気になる場合は、ライフカードのように無料を選ぶほうがいいでしょう。

まとめ

楽天カードとライフカードは、見方によりどちらがお得かは異なります。ポイントの貯めやすさやサービス内容では楽天カードが勝っているでしょう。しかしETCカードが年会費無料だったり、ポイントあたりの交換可能マイルが大きかったりする点ではライフカードも負けていません。

自身の習慣を整理しながら、最大限に有効活用できるカードを見極めてください。