
SBI FXトレードとSBI証券は共に、金融サービス事業などを展開するSBIグループに属しています。ただし、SBI FXトレードはFXをメインとする業者であり、一方SBI証券は総合証券としての多彩なサービスラインナップの中にFXが含まれているという違いがあります。
結論、一番大きな違いは最小取引単位です。SBI FXトレードは1単位から取引可能であり、非常に始めやすいのが特徴です。
FX初心者やFXの取引に集中したい人にはSBI FXトレード、その他の株や債券など他の金融商品と組み合わせて取引したい人にはSBI証券がおすすめです。
今回は、SBI FXトレードとSBI証券の違いに加え、それぞれのメリットとデメリット、投資スタイル別のおすすめの会社について詳しく解説していきます。
- SBI FXトレードとSBI証券の比較
- メリットとデメリット
- 投資スタイル別のおすすめの会社
SBI FXトレードとSBI証券の違いは?FX取引を徹底比較
SBI FXトレード![]() |
SBI証券![]() |
|
---|---|---|
取扱 通貨ペア数 |
34種類 | 34種類 |
最小 取引単位 |
1通貨単位 | 1,000通貨単位 |
スプレッド ※1 |
ドル円:0.18銭 ユーロ円:0.38銭 ポンド円:0.88銭 豪ドル円:0.48銭 ユーロドル:0.30pips |
ドル円:0.2銭 ユーロ円:0.5銭 ポンド円:0.9銭 豪ドル円:0.6銭 ユーロドル:0.40pips |
スワップ ポイント (買い1万通貨あたり)※2 |
ドル円:160円 豪ドル円:89円 メキシコペソ円:17円 トルコリラ円:37円 |
ドル円:160円 豪ドル円:89円 メキシコペソ円:17円 トルコリラ円:37円 |
最大 レバレッジ |
25倍 ブラジルレアル円:10倍 ロシアルーブル円:3.03倍 |
1~25倍で選択可能 韓国ウォン円:10倍 ブラジルレアル円:10倍 ロシアルーブル円:3.03倍 |
積立投資 対応 |
対応 | 対応 |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
その他 | 暗号資産CFDあり | 国内株式を 担保にできる |
公式サイト |
※2 2025年4月5日適用分のスワップポイント
前述のとおりSBI FXトレードとSBI証券の最大の違いは、最小取引単位とそれによって決まる最小取引額です。SBI FXトレードは最小取引単位が1通貨単位、SBI証券は1,000通貨単位となっています。例えば、ドル円なら取引を数円から始められることは、SBI FXトレードの大きなメリットとなっています。
さらに、スプレッドについてもSBI FXトレードの方がやや狭いです。そのため、取引コストの面でも有利であり、特に取引回数が多くなりがちな短期売買をメインとする人に向いています。
一方、SBI証券のFXでは保有する国内株式の評価額の70%分を担保として差し入れ、証拠金の代わりとすることができます。株式を担保にすれば追加の入金無しでFXを始めることができるため、SBI証券で国内株式を取引している場合は非常に便利です。
また、両社とも通貨ペア数は34種類と豊富であり、取引手数料も無料、最大レバレッジの取り扱いも韓国ウォン円を除いて同じとなっています。
取引単位:SBI FXトレードのほうが小さい
SBI FXトレードは最小取引単位が1通貨単位と、非常に小さく設定されています。一方、SBI証券は1,000通貨単位となっており、SBI FXトレードはFXを始めるハードルが非常に低いです。
例えば、1ドル=150円の場合、SBI FXトレードでは6円から取引を始めることができます(150円×1通貨÷レバレッジ25倍=6円)。しかし、SBI証券ではその1,000倍である6,000円が必要です(150円×1,000通貨÷レバレッジ25倍=6,000円)。
数円から取引を始められるSBI FXトレードは、初めてFXに挑戦する人や、リスクを抑えて取引したい人にぴったりの口座です。
\リスクを抑えて取引できる/
取扱通貨ペア数:どちらも34種類と豊富
SBI FXトレードとSBI証券の取扱通貨ペア数は、共に34種類と業界トップクラスの豊富さです。人気の高いドル円やユーロ円、ポンド円、ユーロドルをはじめ、メキシコペソ円やトルコリラ円、ブラジルレアル円などの新興国通貨ペアまで、幅広く取り扱っています。

まずは人気のある通貨ペアで取引を始めたい初心者から、高いスワップポイントを狙いたい人、幅広い通貨ペアを取引したい中上級者まで満足できるようになっています。
積立投資:両方とも対応している
SBI FXトレードとSBI証券は、共に「積立FX(外貨の積立投資)」に対応しています。積立FXとは、定期的に少しずつ外貨を買っていく投資方法です。
まず、SBI FXトレードの積立FXは、購入残高に応じて年2回「ジャンボ宝くじ」がプレゼントされることが大きな特徴になっています。条件に満たない場合でも、10万円の平均ポジションを持っているユーザーの中から抽選で、ジャンボ宝くじがプレゼントされます。

さらに、貯まったスワップポイントは「貯める」、「再投資」、「分配」といった3パターンから運用方法を選択可能です。

再投資では獲得したスワップポイントを原資に追加し、自動的に外貨を購入することができます。また、分配では累積のスワップポイントが1万円以上になった場合、自動で銀行口座へ振り込まれます。
一方、SBI証券の積立FXはポートフォリオが作りやすいことが大きな特徴です。SBI証券では株や債券など、他の金融商品を幅広く取り扱っているからです。
したがって、特典や利便性を重視するならSBI FXトレード、総合的な資産運用をしたい場合はSBI証券の積立FXを利用するとよいでしょう。
スワップポイント:どちらも同じ
SBI FXトレードとSBI証券のスワップポイントを、複数の通貨ペアで調査した結果、どちらも同じ金額となっていました。
SBI FXトレード | SBI証券 | |
---|---|---|
ドル円 | 買い:160円 売り:-168円 |
買い:160円 売り:-168円 |
豪ドル円 | 買い:89円 売り:-99円 |
買い:89円 売り:-99円 |
メキシコペソ円 | 買い:17円 売り:-22円 |
買い:17円 売り:-22円 |
トルコリラ円 | 買い:37円 売り:-52円 |
買い:37円 売り:-52円 |
買いと売りのスワップポイントが両方同じであるため、「どちらが有利か?」という点では差が見られません。そのため、スワップポイント以外の部分に注目し、どちらで取引するか決めるようにしましょう。
スプレッド:SBI FXトレードの方が狭い
スプレッドはSBI証券と比べ、SBI FXトレードの方が全体的にやや狭くなっています。
SBI FXトレード | SBI証券 | |
---|---|---|
ドル円 | 0.18銭 | 0.2銭 |
ユーロ円 | 0.38銭 | 0.5銭 |
ポンド円 | 0.88銭 | 0.9銭 |
豪ドル円 | 0.48銭 | 0.6銭 |
ユーロドル | 0.30pips | 0.40pips |
スプレッドはFXの実質的な取引コストであり、特に取引回数が多く取引コストがかさみやすい短期売買では、スプレッドの狭さが非常に重要です。SBI FXトレードとSBI証券のスプレッドは、ドル円ではほとんど差がありませんが、ユーロ円や豪ドル円、ユーロドルでは0.1銭(pips)以上差があります。
そのため、取引回数が多い人や、できる限り取引コストを抑えたい人は、SBI FXトレードで取引するのがおすすめです。
SBI証券のFX取引とSBI FXトレードの口コミを比較
NET MONEY編集部では、2025年7月にSBI証券とSBI FXトレードに関するアンケートをクラウドワークス上で実施しました。
■SBI証券とSBI FXトレードに関するアンケート
SBI証券 | SBI FXトレード | |
---|---|---|
有効回答数 | 10件 | 10件 |
総合満足度平均 | 3.90 | 3.70 |
スマホアプリ満足度平均 | 4.11 | 3.20 |
PCツール満足度平均 | 3.89 | 3.78 |
手数料満足度平均 | 4.00 | 4.40 |
スワップポイント満足度平均 | 3.70 | 4.00 |
SBI証券のFX取引は「安定性」と「使いやすさ」に対する評価が目立ち、特にスプレッドの狭さやスマホアプリの直感的な操作性が高く評価されています。
頻繁な取引でもコストが抑えられ、初心者から中級者まで安心して利用できる点が強みです。
一方、SBI FXトレードは「1通貨単位から取引可能」「業界最狭水準のスプレッド」といったコスパ面での評価が多く、少額からFXを始めたい人に支持されています。
ただし、スマホアプリの機能や安定性には課題があり、大口取引時のコスト増加やサーバートラブルの指摘もあります。総じて、SBI証券はバランス型、SBI FXトレードはコスト特化型という評判がユーザーの声から見て取れます。
SBI証券のFX取引に関する口コミ
SBI証券のFX取引は「スプレッドの狭さ」や「アプリの使いやすさ」などコスト面・操作性で高評価が多く、特に初心者や外出先での取引に強みがあります。一方、情報量や動作の重さ、約定力への不満も一部あり、長期取引や上級者には物足りなさも。総じて「安定性重視のバランス型サービス」と言えます。

男性 | 30代
投資歴:1年~3年
コスト面と使いやすさのバランスが良く、全体的に満足できる内容だった。スプレッドが狭いため、頻繁に取引をする自分にとっては余計なコストが抑えられてありがたかった。スマホアプリも直感的に操作しやすく、テクニカル分析も一通りできるので外出先でも困らなかった。ただ、時間帯によっては動作が重く感じることがあり、そこはやや気になった。

男性 | 40代
投資歴:5年以上
長年利用しており、安定して取引できる点は評価しています。情報量も多く、初心者から中級者まで幅広い層に対応できるのではないでしょうか。ただ、突出した強みを感じる部分も少なく、可もなく不可もなくといった印象です。システムトラブルもあまり経験せず、安心して利用できる点がこの評価をした最大の理由です。

女性 | 30代
投資歴:3年~5年
少額からチャレンジできるので気軽で良いし、スプレッドも狭いなと感じました。無料で経済ニュースを見ることができるのも、参考になるので良いと感じましたが、スマホのアプリに関しては少し使いにくいかなと感じました。

女性 | 30代
投資歴:半年~1年
取引ツールが使いやすく、スプレッドも狭いためコスト面で非常に満足しています。スマホアプリの操作性も高く、外出先でも安心して取引できます。ただし、経済指標発表時など一部タイミングで約定しにくい場面があるため、満点は控えました。

男性 | 50代
投資歴:5年以上
今はSBI証券のみで運用していますが、他社と比較しても手数料、スプレッド、スワップポイント等、良い方だと感じています。スマホのアプリもそこそこ使いやすく、ニュースなどの案内も充実している方ではないでしょうか。

男性 | 40代
投資歴:3年~5年
基本的にスプレッドが開きにくくて時間帯問わず安定しているので、無駄なコストを抑えながら取引ができ、続けやすいです。その取引も少額から行えますし、特にスマホ専用のアプリは直感的な操作ができ非常に使い勝手が良いので、ストレスを一切感じず満足しています。

男性 | 30代
投資歴:3年~5年
取引に使うプラットフォームの機能性が優れています。PC版も使いやすいのですが、スマホアプリの使い勝手がPC版と同じレベルで、高い機能を誇っています。スプレッドも狭く、取引しやすい環境が整っています。ただ、スワップポイントが悪いので長期取引には向きません。

男性 | 40代
投資歴:5年以上
一番良いなと思っているのは、少額からでもトレードができる点です。最初の頃は、大きく投資金額を入れて大きく負けていたのですが、慣れてきてからは小さく金額を入れて様子見ができるようになりました。これも、少額でもトレードできるからだと思っています。

女性 | 40代
投資歴:半年~1年
SBI証券のFX取引は、スプレッドが狭くてコストを抑えやすく、取引ツールも直感的で使いやすいです。スマホアプリも安定していて、外出先でもスムーズに取引できます。ただし、情報量や分析機能は他社と比べてやや物足りない部分もあり、初心者には少し難しく感じるかもしれません。全体的には満足していますが、さらなる改善に期待して4と評価しました。

男性 | 40代
投資歴:5年以上
結構使いやすく主要な通貨はきちんとそろっています。単純に米国株を買うときのドル転、円転などにも手数料が安いので使いやすいです。アプリは使いやすいし、スワップポイントも割と高いので、初心者も投資しやすいと思います。
SBI FXトレードに関する口コミ
SBIFXトレードは「1通貨単位取引」や「業界最狭水準のスプレッド」が好評で、低コスト・少額取引に強い点が高評価。一方、スマホアプリの操作性や安定性に関する不満が散見され、大口取引時のコスト増も指摘あり。総じて、初心者向けのコスパ重視型サービスといえるが、ツール面の改善が期待されています。

男性 | 40代
投資歴:5年以上
SBI FXトレードは、スマホで簡潔にトレードできる点が気に入っています。また、インジケーターも比較的多く、画面が小さいので操作が少し難しいものの、トレンドラインや水平ラインを引くことも可能です。

女性 | 40代
投資歴:3年~5年
自分がやりたい通貨のスワップポイントが他社と比べて高いと思うので、満足しています。スマホのアプリも使いやすくて、家でパソコンを開かなくても取引ができているので、お手軽で、非常に便利だと感じています。たまにキャンペーンもやっているので楽しめます。

男性 | 30代
投資歴:1年~3年
スプレッドの狭さには非常に満足しました。特に少額取引でもコストが抑えられる点は初心者にも優しいと感じます。ただし、大口注文になるとスプレッドが急激に広がるため、その点は注意が必要です。スマホアプリはデザインが見やすく操作も直感的ですが、チャート機能の制限や一部動作の不安定さがあり、もう少し改善されるとより使いやすくなると思います。

男性 | 40代
投資歴:1年~3年
手数料の安さにはかなり満足しました。特に米ドル円のスプレッドが狭く、取引コストを抑えられるのは大きなメリットです。一方で、スマホアプリは操作はシンプルで分かりやすいものの、チャートの機能が限られていてトレードの分析には物足りなさを感じました。また、アプリの動作が時折遅くなることもあり、安定性の向上を期待したいところです。

男性 | 30代
投資歴:1年~3年
手数料が低く、少額取引に対応しているため初心者に優しいです。加えてスプレッドの狭さやスワップポイントの高さも評価できます。ただし、大口取引時のコスト増加やスマホアプリの操作性といった課題があるため、その点からややマイナスです

男性 | 30代
投資歴:1年~3年
少額から取引可能でスプレッドが狭く、スワップポイントも高めで初心者から上級者まで使いやすい点が魅力です。一方、100万通貨を超える大口取引時のスプレッド拡大や、スマホアプリの操作性に改善の余地があるため、満点ではないものの、総合的に高い満足度を提供していると判断しました。

男性 | 40代
投資歴:半年~1年
入会時のキャッシュバックキャンペーンは魅力的であったが、テクニカルレポートの画面が見づらい点と入出金のやり取りに想定より時間を要すところはこれからの課題であると感じました。そのため今後の動向を見守りたいです。

男性 | 40代
投資歴:1年~3年
SBI FXトレードの最大の特徴は、取り扱うすべての通貨ペアを「1通貨単位」から取引できる点です。 これは、少額の資金から取引を始められるというメリットにもつながります。その他、取引手数料も無料となっています。

男性 | 40代
投資歴:1年~3年
サーバーがダウンしやすいのが気になる点です。また、アプリにアップデートが入ると安定して動作が期待できるまで時間がかかります。アプリの問題で取引が中止になりペナルティを与えられることもあるのでアプリの問題の解決に対する姿勢が悪いと思えました。

女性 | 40代
投資歴:1年~3年
1通貨単位から取引可能で、少額から始められるので初心者でも始めやすいと感じました。スプレッドが狭く安定していて、スワップポイントもしっかりつけてくれます。ツールもシンプルで見やすくて、使いやすいデザインになっています。
SBI FXトレードのメリット・デメリット
- 1通貨から取引できる
- スプレッドが非常に狭い
- 積立FXサービスが利用できる
- デモ口座が無い
- オペレーターの対応時間が短め
SBI FXトレードの最大のメリットは、最小取引単位が1通貨単位であることです。数円から取引できるため、初心者でも気軽にFXを始められます。
さらに、スプレッドが非常に狭いことも大きな魅力です。他社よりも狭いスプレッドで取引できることは、特に取引回数が多い短期売買をメインとするトレーダーには有利になります。
FX業者名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 |
---|---|---|---|
SBI FXトレード | 0.18銭 | 0.38銭 | 0.88銭 |
DMM FX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
GMOクリック証券 | 0.2銭 (原則固定※例外あり) |
0.4銭 (原則固定※例外あり) |
0.9銭 (原則固定※例外あり) |
MATSUI FX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 |
デモ口座は用意されていませんが、1通貨から取引できるため、約定力を含めた本番の取引環境を、低リスクで確かめることが可能です。ただし、問い合わせをする際のオペレーターの対応時間が平日9時から17時までと短めであり、日中仕事や家事で忙しい人は問い合わせしづらいかもしれません。
資金が少ない人や、取引回数が多い人にとって、SBI FXトレードは最適なFX業者だと言えるでしょう。
\少額から積み立てられる/
SBI証券のFX取引のメリット・デメリット
- 様々な金融商品を取引できる
- 株式を担保にできる
- デモ口座が無い
- 初心者には情報量が多すぎる
SBI証券は様々な金融商品を取り扱っており、FX以外にも株や債券、ゴールドなどを幅広く取引できます。一つの証券会社で総合的なポートフォリオを作れることは、大手証券会社であるSBI証券ならではのメリットです。
さらに、FXでは保有する国内株式の評価額の70%分を担保として差し入れ、証拠金の代わりとすることができます。株式を担保にすれば追加の入金無しでFXを始めることができるため、SBI証券で国内株式を取引している場合は、FXを手軽に始めやすいです。
ただし、デモ口座が用意されておらず、最小取引単位も1,000通貨単位であるため、取引を始めるには数千円単位の証拠金が必要になります。また、様々な金融商品を取引できることで、初心者の場合はどれを取引すればよいか迷ってしまう可能性もあります。
様々な金融商品を取引したい人や、SBI証券で国内株式を取引している人は、SBI証券でFXを取引するとよいでしょう。
\FX以外も取引できる/
どちらを選ぶべき?投資スタイル別のおすすめ
この項目では、投資スタイル別にSBI FXトレードとSBI証券のどちらがおすすめなのかについて解説していきます。
SBI FXトレードは少額取引や短期売買を重視する人におすすめ
SBI FXトレードは、少額取引や短期売買を重視する人に非常におすすめのFX業者です。なぜなら、最小取引単位が1通貨単位と小さく、さらにスプレッドも狭く設定されているためです。これにより、数円から取引を始められる上、取引コストを抑えることもできます。
例えば1ドル=150円の時にドル円を取引する場合、レバレッジを25倍かければ、6円でポジションを持つことが可能です。これに対して、SBI証券では最低でも6,000円が必要になります。
また、スプレッドもドル円で0.18銭、ユーロ円で0.38銭と、短期売買を頻繁にするトレーダーにとっては、取引コストの面で大きなメリットがあります。したがって、「まずは少額でFXを始めてみたい」、「取引回数が多いので取引コストを抑えたい」と考えている人にとって、SBI FXトレードは理想的な取引環境を提供してくれる業者だと言えるでしょう。
SBI証券は株や投資信託も運用する人、安定したスワップポイントを求める人におすすめ
SBI証券はFXだけでなく、株式や投資信託、債券、ゴールドなど、複数の金融商品を組み合わせて資産運用したい人におすすめです。SBI証券は総合証券会社として、非常に多くの金融商品を取り扱っているからです。
さらに、保有している国内株式を担保にしてFXの取引をすることも可能であり、資金を効率的に運用できます。例えば、100万円分の株式を保有している場合、その評価額の70%にあたる70万円をFXの証拠金として使えます。追加で現金を入金する必要が無いため、すでに株を運用している人は手軽にFXを始められるのも魅力です。
加えて、同じ証券会社で複数の金融商品を取引できることで、資産の管理・見直しがスムーズに行える点も大きなメリットです。投資信託や株式で中長期の運用をしながら、短期的なチャンスをFXで狙うなど、戦略的な資産運用も可能になります。
SBI証券は株や投資信託などを含めた資産全体を効率よく運用したい人にとって、非常に相性の良い証券会社だと言えるでしょう。
\安定してスワップポイントを狙える/