この記事では、楽天Edyでポイントを二重取りする方法について解説します。楽天Edyの使い方や注意点、楽天カードとどっちがお得か、比べた結果もお伝えしましょう。
- 楽天Edy:0.5%
- 楽天カード:1.0%
(100円未満の端数分は切り捨て) - 楽天カード+楽天Edy:1.0%
(200円未満の端数分は切り捨て)
楽天Edyは、楽天カードや楽天ポイントカードを併用すると二重取りが可能です。楽天Edyのポイント還元率は0.5%ですが、二重取りすれば1.0%~1.5%のポイントが貯まります。
一方で、利用シーンによっては楽天カードのほうがより多くのポイントを獲得できるケースもあります。
楽天Edyのお得な活用法を知ってより多くの楽天ポイントを貯めたい方は、ぜひ参考にしてください。
楽天Edyとは楽天ポイントが貯まるプリペイド型電子マネー
楽天Edyは、チャージして使うタイプの電子マネーです。プリペイド式のため、使いすぎる心配がない点がメリットといえます。
楽天Edyには以下の4種類があります。
- クレジットカード
- スマホアプリ
- ポイントカード一体型
- キーホルダー型
さまざまなチャージ方法がある点も、楽天Edyの特徴です。
現金やクレジットカードのほか、楽天ポイントや楽天キャッシュでのチャージが可能です。
楽天Edyの特徴を詳しく紹介します。
加盟店で決済できるチャージ式の電子マネー
楽天Edyは、加盟店で使える電子マネーです。コンビニ、スーパー、ショッピングモール、飲食店など多くの店舗で利用できます。
- セブン-イレブン
- ローソン
- マクドナルド
- ガスト
- ケーズデンキ
- ヨドバシカメラ
- イトーヨーカドー
楽天Edyで支払うには、事前のチャージが必要です。そのため、クレジットカードのように使いすぎる心配がありません。お金の管理が苦手な方やクレジットカードだとついつい使いすぎてしまう方におすすめです。
ポイント還元率は0.5%~
楽天Edyでは、200円の支払いにつき、1ポイントの楽天ポイントが貯まります。ポイント還元率は0.5%で、決して高くはありません。しかし、楽天ポイントカードや楽天キャッシュなどと組み合わせて使うとポイント還元率は1.0%~1.5%に上昇します。
楽天キャッシュとはオンライン上で利用できる電子マネーのことです。楽天市場や楽天トラベル、ドミノ・ピザ、オイシックスなどで利用できます。
楽天Edyも楽天キャッシュも同じく電子マネーですが、チャージした残高がどこに保管されるのか、という点で異なります。楽天キャッシュはサーバー、つまりオンラインで、楽天Edyの残高はスマホアプリ上で保管されます。
- 楽天ポイントカードを提示する+楽天Edyで支払う:1.0%~1.5%
- 楽天カードで楽天キャッシュにチャージする+楽天Edyで支払う:1.0%
また、イタリアンダイニングDONAや椿屋珈琲店で楽天Edyを使うとポイントが0.5%プラスされます。楽天Edyがお得に使える場所で楽天ポイントカードや楽天キャッシュを併用すれば、ポイント還元率2.0%も実現可能です。
楽天Edyと、楽天ペイ・楽天カード・楽天キャッシュとの違い
楽天Edyと楽天ペイ、楽天カード、楽天キャッシュとの違いは支払形態や残高の保管場所です。
それぞれの違いをまとめました。
- 楽天Edy:
残高をチャージして使う電子マネー - 楽天ペイ:
残高をチャージして使うQRコード決済 - 楽天カード:
専用端末を利用して支払うクレジットカード - 楽天キャッシュ:
楽天Edyと同じくプリペイド型電子マネー、楽天Edyとの違いは残高がサーバー、オンラインで保管されること
楽天ペイに、楽天キャッシュでチャージすれば、ポイント還元率は最大1.5%になります。
さらに、会計時に楽天ポイントカードを提示すれば三重取りも可能です。
■ポイントを二重取り、三重取りできる仕組み(例)
ポイント 還元率 |
|
---|---|
楽天カードで 楽天キャッシュにチャージする |
0.5% |
店舗で楽天ポイントカードを提示する | 0.5% |
決済方法に 「楽天キャッシュ」を設定して、 楽天ペイで支払う |
0.5% |
合計 | 1.5% |
なお、Android用アプリは楽天ペイアプリに楽天Edyを登録でき、スマホ1台で支払いを完結できます。
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楽天カードは、手元に現金がなくても利用できます。ポイント還元率は1.0%で、楽天Edyよりポイントを貯めやすい点が特徴です。
選べる国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Expressの4種類となっており、使えるシーンが多いのもメリットです。ただし、支払日までに使った分の代金を用意しておかなければなりません。クレジットカードをついつい使いすぎてしまう方にとっては、楽天カードよりも楽天Edyのほうが利用しやすいでしょう。
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残高がオンラインにおかれる楽天キャッシュの特徴は、楽天市場などのネットショッピングと相性がよいことが特徴です。個人間の送金ができることも楽天キャッシュのメリットでしょう。
楽天会員同士であれば、割り勘や立て替えの時などに手数料無料で簡単に送金できます。
なお、近年、楽天Edyと楽天キャッシュは相互交換が可能になりました。
- 楽天Edyで楽天キャッシュにチャージ
- 楽天キャッシュで楽天Edyにチャージ
片方の残高で片方にチャージできます。
チャージ・支払い・二重取りでポイントが貯まる
楽天Edyで楽天ポイントが貯まるのは次の2つのシーンです。
- 楽天カードで楽天Edyにチャージする(0.5%)
- 楽天Edyで支払う(0.5%)
楽天Edyは楽天カードでチャージすればチャージ金額200円ごとに1ポイントが付与されます。チャージした楽天Edyで支払えば、200円ごとに1ポイントが付与されます。
楽天Edyの種類と利用方法
楽天Edyは、以下の4種類の方法で利用可能です。
すぐにできるのは、アプリのダウンロードです。Androidスマホを使っている方は、電子マネーを登録する機能「おサイフケータイ」に楽天Edyを登録するのもよいでしょう。
それぞれの利用方法について解説します。
【ポイントカード】Edy機能付き楽天ポイントカード
楽天ポイントカードにはEdy機能を付帯できます。Edy機能を付帯させれば、1枚でポイント獲得と支払いが可能です。
Edy機能がついた楽天ポイントカードでは、1枚でポイントの二重取りができます。楽天ポイントの加盟店で使えば、楽天ポイントカードの提示と、同カードでの支払いでポイントを獲得可能です。
■ポイントを二重取りできる仕組み
ポイント 還元率 |
|
---|---|
レジで楽天ポイントカードを提示する | 0.5% |
Edy機能付き 楽天ポイントカードで支払う |
0.5% |
合計 | 1.0% |
クレジットカードで残高をチャージすれば、ポイント三重取りも可能です。ポイント還元率は1.5%となります。
チャージは現金やクレジットカードなどさまざまな方法でできます。
- 現金
- クレジットカード
ただし、現金でのチャージは店頭レジか、セブン銀行ATMのみ対応しています。残高不足を防ぐにはアプリからのチャージがおすすめです。
【クレジットカード】Edy機能付き楽天カード
楽天カードにEdy機能をつければ、1枚でクレジット払いと電子マネー払いができます。使うお店によって支払方法をわければ、よりお得にポイントを貯められます。
- 楽天カード申込時に「Edy機能を付帯する」を選択する
- 楽天カード発行後会員メニュー「楽天e-NAVI」で、カードタイプを「Edy機能付き楽天カード」に切り替える
付帯する楽天Edyのチャージは、ポイントカードと同様に現金かアプリで行います。クレジットカードでのチャージはアプリからのみ可能です。店頭ではクレジットカードでのチャージはできないため、注意してください。
【Androidのスマホアプリ】おサイフケータイ
Androidに搭載される「おサイフケータイ」機能を使えば、スマホに楽天Edyを登録できます。楽天Edyアプリをダウンロードして、チャージすれば利用できます。支払いはスマホをかざすだけで完結。簡単で始めやすい方法です。
おサイフケータイはAndroid専用の機能です。iPhoneでは使えません。また、中古のAndroidを使う際は、楽天Edyの登録前におサイフケータイを必ず初期化してください。
初期化しないと、スマホ端末の前所有者が使っていたおサイフケータイのデータが残っていて楽天Edyを使えない可能性があります。
【Androidのスマホアプリ】楽天Edyアプリをスマートフォンにダウンロード
楽天Edyを使い始めるのに最も手っ取り早い方法が、楽天Edyアプリのダウンロードです。Androidにアプリをダウンロードしてチャージの設定をすれば、すぐに楽天Edyが利用できます。残高管理もできるので、レジで困りません。
なお、最新版のアプリを稼働するには、Android OS 6.0.0以上が必要です。また、iPhoneではスマホに楽天Edyを付帯できません。カードに付帯させて使いましょう。
楽天Edyを使えるお店や使い方
楽天Edyは全国120万ヵ所以上の場所で利用できます。使い方はレジでスマホやカードをかざすだけなので簡単。楽天Edyを使える店舗や利用方法について解説します。
楽天Edyが使えるお店
楽天Edyが使えるお店は以下のとおりです。
- コンビニ:
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど - スーパー:
イトーヨーカドー、東急ストア、西友など - ドラッグストア:
ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、ココカラファインなど - 飲食店:
マクドナルド、ガスト、吉野家、タリーズコーヒーなど - ショッピングモール・百貨店:
高島屋、ららぽーと、東急スクエア、阪急百貨店など - アミューズメント:
ビックエコー、快活CLUB、ラウンドワンなど - ネットショップ:
Amazon.co.jp、Joshin Web、DMM.com
幅広いジャンルの店舗に対応しており、日常の買い物や外食、ショッピングなど多くのシーンで使えます。ポイントの二重取りや三重取りができる店舗もあるため、積極的に使いましょう。
楽天Edyの使い方
楽天Edyは事前にチャージをしておけば、スマホやカードをかざすだけでスムーズに支払えます。
Androidスマホの「おサイフケータイ」で楽天Edyを利用する手順は次のとおりです。
- アプリをダウンロードする
- 現金やクレジットカードで残高をチャージする
- レジでスマホやカードを端末にかざす
最初に「楽天Edy」アプリをダウンロードします。はじめて使う方は、アプリを開いて楽天会員の登録をしてください。登録が終わったら、貯めるポイントを設定しましょう。
スマホのおサイフケータイで楽天Edyを使う場合、ANAマイルやエポスポイントなど、楽天ポイント以外のポイントを獲得できます。
- 楽天ポイント:0.5%
- ANAマイル:0.5%
- エポスポイント:0.5%
- 1. 楽天Edyアプリの「詳細を見る」をクリック
- 2. から「ポイント設定」→「ポイントの設定・変更」の順にをタップ
- 3. して貯めるポイントを選択する決める
獲得ポイントを設定したら、楽天Edyに残高をチャージしましょう。
- 現金
- クレジットカード
- 楽天キャッシュ
- ポイントチャージ
チャージを終えたら、いつでも支払いができます。レジでスマホをかざして、音が鳴ると決済完了です。簡単にできてスムーズに支払えるため、ぜひ実践してみましょう。
楽天Edyで楽天ポイント二重取りする方法
楽天Edyでポイントを二重取りする主な方法は、以下の3つです。
ポイントを獲得できるシーンを増やし、楽天Edyをお得に使いましょう。
ポイントを二重取り三重取りする仕組み
ポイントの二重取り、三重取りの仕組みは、1つの支払いに対し、「チャージする」「ポイントカードを提示する」「支払う」の2段階、3段階でポイントを獲得することです。
- 楽天カードで楽天Edyにチャージする:
0.5%還元(200円ごとに1ポイント) - チャージした楽天Edyで支払う:
0.5%還元(200円ごとに1ポイント
楽天Edyは同じく電子マネーの「楽天キャッシュ」との相互交換が可能です。Edy残高を楽天キャッシュへチャージすることもできますが、ポイント二重取りができるのは楽天キャッシュを楽天Edyへチャージする場合です。
楽天Edyは、楽天カードからチャージした楽天キャッシュを残高として利用すれば、合計1.0%のポイントが還元されます。楽天キャッシュ残高の特徴は楽天カードでのチャージで0.5%のポイントが還元されること。楽天Edyの支払いと合わせて1.0%のポイント還元が受けられ、現金チャージよりもお得に使えます。
- 楽天キャッシュへ
楽天カードからチャージ:0.5% - 楽天キャッシュの残高を使って
楽天Edyで支払い:0.5% - 合計:1.0%
このほか、支払前に楽天ポイントカードを提示し、別々の媒体でポイントを受け取ることも可能です。ポイントカードや別の電子マネーなど異なるツールを経由すれば、ポイントを二重、三重で受け取れてよりお得に買い物ができます。
楽天カードで楽天Edyにチャージすれば1.0%還元
楽天Edyの残高を楽天カードでチャージすれば、1.0%のポイント還元が受けられます。チャージ時と支払時にそれぞれポイントが還元され、二重取りが可能です。
マクドナルドやすき家などの楽天ポイント加盟店であれば、支払前に楽天ポイントカードを提示して三重取りができます。ポイント還元率は1.5%~2.0%になり、さらにお得に使えます。
楽天ポイントを集中的に貯めたい方は、ぜひ楽天カードで楽天Edyをチャージしましょう。
楽天Edyの二重取りと楽天カードはどっちがお得?
楽天Edyと楽天カードでは、楽天カードのほうがお得に使えるシーンが多いです。楽天Edyはポイントの二重取りができお得に利用できます。しかし、二重取りした場合のポイント還元率は1.0%で、楽天カードと変わりません。楽天カードよりも楽天Edyがお得に使えるシーンは限られます。
楽天カードがお得な理由、楽天カードと楽天Edyの向いている利用シーンについて解説します。
実は楽天カードのほうが楽天Edyよりお得!
楽天カードのほうが楽天Edyよりお得に使えるシーンが多く、ポイントを獲得しやすいです。楽天カードは楽天市場での利用で3.0%還元、独自ポイントアッププログラム「SPU」を達成すれば最大16.0%となります。
楽天Edyでは3.0%以上の還元を受けるのは難しく、獲得ポイント数で大きな差がつく可能性があります。
また、オンラインショッピングでの利便性も楽天カードが優勢です。楽天カードは支払画面でカード番号やセキュリティコードを入力すれば決済が完了します。
一方、楽天Edyをパソコンで使う場合は、パソリやFelicaポートなど電子マネーを読み込む「リーダー」が必要です。
リーダーとはUSB型カードリーダー・ライターのことです。
リーダーがない場合はオンラインでの支払いはできません。
楽天Edyは、キャンペーン期間などに集中的に利用してポイントを獲得するのがおすすめです。クレジットカードへの抵抗がなければ、楽天カードを使ったほうがよりお得に買い物を楽しめます。
楽天Edyと楽天カードどっちが向いている?
楽天Edy、楽天カードが向いているのは、以下に当てはまる人です。
- 楽天Edy:
使いすぎを防ぎつつポイントを貯めたい人 - 楽天カード:
効率よくポイントを獲得したい人
楽天Edyはプリペイド式の電子マネーで、利用するときはチャージが必要です。クレジットカードのような後払い決済ではないため、チャージした金額の範囲内でのみ利用できます。クレジットカードでの買い物でついつい使い過ぎてしまい返済で大変な目にあった方は、楽天Edyの利用がおすすめです。
一方、楽天カードは常時還元率1.0%、楽天市場では3.0%と効率よくポイントを貯められます。楽天Edyに対応していない店舗で使っても1.0%のポイントが還元されるため、より多くのシーンでポイントを手に入れられます。ただし、利用金額は支払日までに必ず用意しなければなりません。クレジットカードの料金延滞や支払遅延は今後のカード利用や申し込みに悪影響をおよぼします。資金に余裕を持ってカードを使いましょう。
楽天Edyにチャージする方法
楽天Edyにチャージする方法は現金をはじめ、さまざまです。
代表的な3つの方法を紹介しましょう。
楽天モバイル店舗で現金でチャージ
楽天Edyは店頭レジや楽天モバイルの店舗でチャージできます。チャージに対応している店舗は以下のとおりです。
- 楽天モバイル 渋谷公園通り店
- 楽天モバイル 二子玉川店
- 楽天モバイル 池袋東口店
- 楽天モバイル 恵比寿店
- 楽天モバイル 川崎ゼロゲート店
- 楽天モバイル 仙台一番町店
- 楽天モバイル 京都四条通店
チャージ対応店舗には専用の端末「赤いチャージ機」が設置されています。赤いチャージ機では銀行口座から直接残高チャージが可能です。
チャージ手数料はいつでも無料で、ATMからお金をおろす必要もありません。
外出先で残高がなくなったり、現金の持ち合わせがなかったりといった場合に利用しましょう。
楽天ポイントでチャージ
楽天Edyは楽天ポイントでチャージできます。
- チャージ申請のページやアプリで利用するポイント数を入力する
- 申請後、アプリや店舗でポイントを受け取る
ポイントはスマホアプリのほか、楽天モバイル店舗に設置してある赤いチャージ機で受け取れます。
■楽天Edyにチャージしたポイントをスマホアプリで受け取る方法
ポイントによるチャージを完了するには、必ず受取作業をしなければなりません。ポイントのチャージ申請をしたあとは必ずEdyギフトの受け取りを行いましょう。
注意点として、チャージできるポイントは幅広い用途で使える「通常ポイント」のみです。有効期限の短い「期間限定ポイント」はチャージには使えません。
クレジットカードでチャージする
楽天Edyで最もスムーズなチャージ方法が、クレジットカードでのチャージです。楽天カードでチャージして楽天Edyで支払えば、1.0%の楽天ポイントが還元されます。
楽天カード以外のクレジットカードでも、カード所定の還元率でポイントを受け取れます。アプリにクレジットカードを登録しておけばいつでもチャージできるため、手間がかかりません。
ただし、クレジットカードをチャージ先に設定すると、楽天Edyの残高上限である50,000円まで何度でもチャージができてしまいます。チャージしすぎるとクレジットカードの請求が思わぬ額になる可能性があります。
使う分だけチャージするようにして、カードの請求が高額にならないよう気をつけましょう。
楽天Edyの注意点
楽天Edyを使う際の注意点は以下の5つです。
補償サービスがない
楽天Edyでは、購入後の商品にトラブルがあったとしても補償を受けられません。また、楽天Edyの付帯したスマホやカードを落としても、補償されません。もし紛失、盗難の被害に遭った場合は、直ちに利用停止の手続きをして不正利用のリスクをできる限り下げる必要があります。
一方、楽天カードにはカード盗難保険がついており、カードを失くしたり盗まれたりして不正利用されても補償を受けられます。楽天Edyを使う際は、万が一のときのリスク管理を徹底しましょう。
税金や公共料金の支払いでは使えない
楽天Edyは、税金や公共料金の支払いでは使えません。税金や公共料金は払込用紙や口座振替での支払いが多く、電子マネーで支払えるものはごくわずかです。
一方、楽天ペイではQRコードを読み取って税金の支払いができます。また、東京都水道局や東北電力など、一部の公共料金の支払いも可能です。24時間365日いつでも支払いができ、コンビニや銀行に出向く手間もかかりません。
税金や公共料金をスムーズに支払いたい場合は、楽天ペイの利用がおすすめです。
期間限定ポイントを使えない
楽天Edyにはポイントをチャージできますが、期間限定ポイントは利用できません。楽天Edyにチャージができるのは、通常ポイントのみです。
期間限定ポイントは、キャンペーンや楽天市場独自のポイントプログラム「SPU」達成で付与されます。使い道は多くなく楽天Edyでは使えませんが、楽天ペイでは残高として利用可能です。
また、楽天市場での買い物でも利用できます。ポイントが失効しないよう、楽天ポイント加盟店などでも積極的に利用しましょう。
楽天Edyにポイントでチャージできないことも
楽天Edyには楽天ポイントをチャージできますが、はじめてチャージする場合は残高付与までラグが発生する可能性があります。アプリなどからポイントのチャージ申請をはじめて行った場合、申請から付与まで2日を要するケースがあります。
はじめてポイントで楽天Edyへチャージをする場合は、利用までの期間に余裕を持って行いましょう。また、クレジットカードなど別の方法でチャージするのもおすすめです。
なお、楽天カード付帯の楽天Edyはいつでも即時チャージが可能です。チャージ申請から残高付与のラグに備えて、楽天カードに楽天Edyを付帯させておくとよいでしょう。
オートチャージは不便な場合も
楽天カード付帯の楽天Edy限定で使える「Edyオートチャージ」は、利用シーンによって不便な可能性があります。楽天Edyのオートチャージはファミリーマートやローソンなど一部の店舗で利用可能です。
残高が一定額を下回ると、自動で楽天Edyにチャージされ、200円のチャージごとに楽天ポイントが1ポイント貯まります。チャージの手間も省けるため、設定しておくとスムーズな支払いが可能です。
しかし、一度設定するとアプリや支払端末での操作をしないと解除できません。残高が設定金額を下回るたびにチャージされ、金額が楽天カードへ請求されます。利用頻度によっては請求額がかさむ場合もあるため、設定額は利用状況に合わせた金額にしましょう。
楽天Edyでポイント二重取りに関するよくある質問
楽天Edyでポイント二重取りをする際の質問、疑問をまとめました。利用時や発行時の参考にしてください。
- 楽天Edyとは?
- 楽天Edyは、事前に残高をチャージして使うプリペイド式の電子マネーです。
スマホや楽天カード、楽天ポイントカードに付帯でき、全国120万ヵ所以上のコンビニや飲食店などで利用できます。端末にスマホやカードをかざすだけで支払いが完了するため、スピーディーな支払いが可能です。
- 楽天Edyと楽天カード、楽天ペイ、楽天キャッシュとの違いは?
- 楽天Edyは電子マネー、楽天カードはクレジットカード、楽天ペイはQRコード決済とそれぞれ支払形態が異なります。また、支払方式は楽天Edyと楽天ペイが即時払い、楽天カードが後払いです。
いずれも入会金や年会費とは無料ですが、楽天カードは入手に審査が必要です。楽天Edyや楽天ペイは会員登録すればすぐに利用でき、多くの店舗で利用できます。
楽天証券は、楽天Edyと楽天キャッシュ、2タイプのプリペイド型電子マネーを提供しています。楽天Edyと楽天キャッシュとでは「残高がどこに保管されるか」が違います。
楽天Edyはスマホアプリ上であるのに対し、楽天キャッシュはサーバー、つまりオンラインで保管されるのが特徴です。利用する上で両者に大きな違いはありません。
通常のポイント還元率は楽天Edyと楽天キャッシュが0.5%、楽天カードと楽天ペイは1.0%です。楽天カードや楽天ペイのほうが、お得に使えるシーンは多いです。
- 楽天Edyの二重取りと楽天カードはどっちがお得?
- 楽天Edyの二重取りと楽天カードでの支払いは、ともにポイント還元率1.0%です。ただし、楽天カードのほうがより多くのシーンで利用できるためお得です。たとえば、公共料金の支払いや海外利用などは楽天カードのみが対応しており、楽天Edyは利用できません。
また、楽天カードは楽天市場での利用で最大16.0%還元となります。楽天Edyよりもポイントが貯まりやすくお得といえます。
- 楽天Edyにポイントでチャージできないときはどうする?
- 楽天Edyに楽天ポイントがチャージできない場合は、楽天Edyの受け取りが済んでいるか確認しましょう。ポイントを楽天Edyにチャージする際は、チャージ申請後に受取手続きが必要です。はじめてチャージする場合は申請から2日間程度は受け取れない場合があるため、注意してください。
ポイント以外でチャージができるのであれば、クレジットカードや銀行口座などからチャージしましょう。チャージはアプリやセブン銀行ATMなどから行えます。
- 楽天Edyポイント受け取りサービスとは?
- 楽天Edyのポイント受け取りサービス「Edyギフトサービス」では、残高にチャージした楽天ポイントやマイナポイントを受け取れます。
楽天Edyでマイナポイントを受け取る際は、楽天Edyへのチャージが必要です。最大25%(上限5,000)のポイントを受け取るには、20,000円をチャージしましょう。
チャージするとマイナポイント分の楽天Edyが付与されます。必ず楽天Edyの受取作業を行い、楽天Edyの残高を手に入れてください。
アプリの場合は、プレゼントマークもしくは「Edyを受け取る」をタップして受け取りましょう。ファミリーマートのマルチコピー機や楽天モバイル店舗に設置している赤いチャージ機での受け取りも可能です。
- 楽天カードにedyをつける方法は?
- 楽天カードをすでにお持ちの方は、楽天e-NAVIで手続きをすればEdy機能付きカードへの切り替えができます。発行手数料はかかりません。
- 楽天カードにedyをつけるメリットは?
- 楽天Edyは、チャージして使うタイプの電子マネーのため、使いすぎる心配がない点がメリットといえます。また、クレジットカード、銀行口座、現金、外貨、楽天キャッシュ、楽天ポイントからのチャージに対応しており、自分の好きな方法でチャージできる点も魅力です。