プロミスの審査基準や審査時間が気になる方もいるでしょう。結論から言うと、プロミスの審査は通りやすいわけではありません。
本記事ではプロミスの審査基準や時間、審査結果が来ない理由を解説します。プロミスの利用を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
プロミスの審査は通りやすい?
プロミスの審査は決して通りやすいわけではありません。貸金業法に基づき審査が行われているため、ほかの大手消費者金融と同様に審査が行われています。
重要なのは安定した収入があることで、過去にローンの延滞などがなければ過度に心配する必要はないでしょう。
また、他社からの借入状況も審査に影響するため、借入額が年収の3分の1を超えている場合は注意が必要です。
ここではプロミスの審査のポイントについて解説します。
プロミスの基本情報
申込条件 | 18歳~74歳で安定した収入のある方(※1) |
---|---|
金利 | 年4.5~17.8% |
借入限度額 | 500万円 |
審査スピード | 最短3分(※2) |
融資スピード | 最短3分(※2) |
無利子期間 | 初回契約日の翌日から30日間 |
担保または保証人 | 不要 |
郵便物 | なし |
電話連絡 | なし |
カードレス | ◯ |
Web完結 | ◯ |
対象年齢は18歳(※)~74歳まで!18歳から借りられるのは大手消費者金融の中でプロミスだけ
プロミスでは、18歳や19歳の人でも申し込める消費者金融カードローンです。
大手消費者金融(アコム、アイフル、レイク、SMBCモビット)では、原則として20歳以上でないと申し込みを受け付けていません(下表)。
大手消費者金融5社の申込条件(年齢)比較
申込可能年齢 | |
---|---|
プロミス | 満18歳(※)~74歳まで |
アコム | 満20歳以上 |
アイフル | 満20歳以上 |
レイク | 満20歳~70歳 |
SMBCモビット | 満20歳~74歳 |
年齢対象が18歳~74歳までと幅広いため柔軟に審査を行っていると考えられます。ただし、以下のような方は申込みできないので注意しましょう。
- 18歳未満、75歳以上の方
- 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)
- 収入が年金のみの方
安定した収入があるかがどうかが重要
プロミスの審査において、安定した収入があるかどうかは非常に重要な要素です。なぜなら、安定した収入は返済能力を判断するうえで重要な指標の一つだからです。
また、プロミスでは、勤務先や雇用形態に関わらず、申込者に安定した収入があるかどうかを重視していると考えられます。パートやアルバイトなど雇用形態を問わず申し込みが可能だからです。
具体的には、以下のような方でも安定した収入があれば申し込み可能です。
- 正社員
- パート
- アルバイト
- 派遣社員
- 自営業
他社の借入れ状況を含め総借入額が年収の3分の1未満であるか
アイフルの審査では、他社の借入れ状況を含めた総借入額が年収の3分の1未満であることが重要です。これは、貸金業法の総量規制により、貸金業者は顧客に対して年収の3分の1を超える貸付が原則として禁止されているためです。
そのため、アイフルを含む貸金業者からの借入れ残高と、新たにアイフルで借りようとする金額の合計が年収の3分の1を超えている場合、審査に通ることは難しくなります。
もし、他社に借入れがあって、どうしてもプロミスで年収の3分の1以上の借入れを希望する場合は、総量規制の対象外となるおまとめローンを検討しましょう。プロミスのおまとめローンであれば複数の借入れを一本化でき、年収の3分の1を超える借入れも可能になる場合があります。
プロミスの審査に落ちないためのポイント
プロミスの審査は、いくつかの重要なポイントを押さえることで通過率を上げることが可能です。ここではプロミスの審査で重視される4つのポイントについて解説します。
短期間に複数社に申し込まずにプロミスのみ申し込む
プロミスの審査通過を目指すなら、短期間に複数社への申し込みは避け、プロミス一本に絞るのが賢明です。
なぜなら、カードローンの申し込み情報は信用情報機関に記録され、短期間に複数の金融機関へ申し込んだ事実は、金融機関に「お金に困っているのではないか」という印象を与え、審査で不利に働く可能性があるからです。
また、仮に複数社の審査に通過できたとしても、借入先が複数に分散することで、それぞれの借入金額や返済期日などが把握しづらくなり、返済管理が煩雑になるというデメリットも生じます。
そのため、プロミスでの新規借り入れを検討している場合は、他の金融機関への申し込みは控え、プロミスのみに申し込むことをおすすめします。
他社借入れ件数を少なくする
プロミスの審査に通過する重要なポイントは、他社からの借入件数をできる限り少なくすることです。
なぜなら、複数の金融機関から借入をしている状態は、返済能力に対する懸念を高め、審査において不利に働く可能性が高いためです。
そのため現在、他社で借入がある場合は、可能な限りそれらの借入を返済してからプロミスに申し込むことが賢明です。借入件数を減らすことで、返済能力に余裕があるとみなされ、審査通過の可能性を高めることができます。
信用情報に傷があると審査に落ちる可能性が高い
信用情報に傷があるとプロミスの審査に落ちる可能性が高いです。
信用情報には、過去の借入状況や返済履歴、債務整理の情報などが記録されており、これらの情報から申込者の信用力が判断されます。過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こしている場合、プロミスは「返済能力に問題がある」と判断する可能性が高く、審査通過が難しくなります。
信用情報は、情報開示請求制度を利用することで開示することができます。自分の信用情報がどうなっているか心配な方は、情報開示を検討しましょう。
収入を得るようにする
プロミスの審査に通るには、安定した収入を得ることが重要です。なぜなら、プロミスの審査では返済能力が重視されるため、安定した収入がないと審査に通ることが難しいからです。
プロミスは、無職の方や年金受給者の方は利用できません。これは、返済能力の有無が審査に大きく影響しているためです。
しかし、主婦や学生であっても、パートやアルバイトなどで定期的な収入があれば利用できる可能性があります。そのため、ある程度の収入を得るようにしてから審査を受けると良いでしょう。
プロミスの審査にかかる時間は?
プロミスの審査にかかる時間は最短3分(※)です。審査に通ればすぐに融資を受けられます。ここでは、プロミスの審査にかかる時間を具体的に解説します。
審査結果は最短3分~1時間以内で分かる
プロミスは、最短3分(※)で審査結果が分かります。審査に通れば最短即日で融資が受けられます。
また、プロミスの公式ホームページでは借り入れの目安が把握できる「お借入診断」が設置されています。生年月日や税込年収、他社での借入れ額を入力するだけで借入れ可能額の目安が表示されます。
実際にどのくらいの借り入れができるか知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
プロミスの審査・融資にかかるスピード | |
---|---|
審査スピード | Webで最短3分(※) |
融資スピード | Webで最短3分(※) |
審査結果が時間内に来ないときもある!その理由は?
審査結果が時間内に来ないときもあります。その理由は、様々な要因が複合的に影響しているためです。
例えば、申し込みが殺到している時期は、審査に通常よりも時間がかかる傾向にあります。また、深夜や早朝など、審査対応時間外に申し込んだ場合も、審査の開始が翌営業日以降となるため、結果の連絡が遅れることがあります。
さらに、申し込み内容に不備があったり、提出書類に不足があったりする場合も、確認作業や追加書類の提出依頼などで時間がかかってしまいます。
審査結果は通常、メールまたは電話で連絡されますが、メールの場合は迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性も考慮する必要があります。もし、指定された時間内に連絡がない場合は、迷惑メールフォルダを確認してみましょう。
プロミスの申込みから審査、借入れの流れ
プロミスでお金を借りる具体的な手順や流れを解説します。以下のステップに沿って、手続きを進めましょう。
1.Webで申し込みを行い必要書類を提出
プロミスの公式ホームページにアクセスし申込みを行います。「はじめてのお申し込み」をクリックし、必要事項を記入します。
申し込みの際は、本人確認書類を提出します(下記)。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバー 等
借入れ希望額が50万円を超える人、もしくは他社を含む借入れ総額が100万円を超える人は、収入証明書類も必要です。
その際は以下のいずれかを提出しましょう。
- 源泉徴収票
- 税額通知書
- 所得証明書
- 税額通知書
- 確定申告書
- 給与明細書(直近2ヵ月分)
2.審査を受ける
入力した情報をもとに審査が行われます。審査結果が出るまでしばらく待機しましょう。審査結果はメールまたは電話で連絡されます。
3.契約手続きをする
審査に通過したら契約手続きを行いましょう。契約手続きの方法は「Web契約」「来店契約」の2種類です。
Web契約はWeb上で契約の手続きができます。来店契約の場合は、必要書類を持参のうえ、自動契約機へ足を運びましょう。
4.借り入れる
手続きが完了したら借り入れが可能です。最短3分で融資が受けられるうえ、利用限度額の範囲内なら、自由に借り入れができます。
また、スマホアプリやATMなど、好みの借り入れ方法が利用できるのもうれしいポイントです。ぜひ自分に合う借り入れ方法を利用してみてください。
プロミスの審査後にお金を借りる際の注意点
プロミスで実際にお金を借りる際は、いくつか注意しておきたい点があります。後々の後悔を避けるためにも、借りる前に確認しておきましょう。
必要以上のお金を借りない計画的な利用を心がける
プロミスでお金を借りる際は、必要以上のお金を借りないように気を付けましょう。なぜなら、必要以上の借り入れは返済の負担を増大させてしまう恐れがあるためです。
そのため、プロミスでお金を借りる際は、月々の返済額や引落し日、利息などを把握のうえ計画的に利用しましょう。
公式ホームページの「ご返済シミュレーター」に借り入れ額を入力することで、返済金額や返済回数が分かるので、借り入れ前に利用してみてください。
借り入れ先が増えないように気をつける
プロミスでお金を借りる際は、借り入れ先を増やさないように気をつけましょう。複数の貸金業者から借り入れを行うと、返済管理が複雑になり、返済遅延のリスクが高まるためです。
さらに、借り入れ先が多いと、追加の借り入れが難しくなる場合があります。貸金業者は、他社からの借り入れ状況も考慮して審査を行うため、借り入れ件数が多いほど返済能力に疑問を持たれやすくなります。
結果として、必要な時に必要な金額を借りることができなくなる可能性があるため、むやみに借り入れ先を増やさないようにしましょう。
返済方法を必ずチェックする
プロミスで借りたお金の返済が滞ってしまうと、最悪の場合、信用情報に傷がつき、新しく借り入れができなくなるケースがあります。そうならないためにも返済方法を必ずチェックしておきましょう。
プロミスにはインターネット返済や口座振替、スマホATM、ポイントによる返済などさまざまな返済方法があります。自分に合う返済方法で、無理なく返済を行いましょう。
アイフル、アコム、レイク、プロミスの4社を比較
大手消費者金融のアイフル、アコム、レイクと、プロミスを比較しました(下表)。
大手消費者金融カードローン4社比較
アイフル | アコム | レイク | プロミス | |
---|---|---|---|---|
審査通過率 | 32.5%*A | 39.9%*B | 26.6%*C | 35.5%*D |
満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 | 20歳~70歳の安定した収入がある人 | 18歳~74歳までの安定した収入のある人(収入が年金のみの方は不可、申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類の提出が必須) | |
審査時間 | 最短18分※1 | 最短20分※1 | 最短15秒 | 最短3分※1 |
融資時間 | 最短18分※1 | 最短20分※1 | 最短25分※1 | 最短3分※1 |
限度額 | 1万円~800万円 | 1万円~800万円 | 1万円~500万円 | 1万円~500万円 |
金利 | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 4.5%~18.0% | 4.5%~17.8% |
無利息期間 | 初回契約日の翌日から30日間 | 初回契約日の翌日から30日間※2 | ・初回契約日の翌日から30日間・初回契約日の翌日から60日間(Web申込限定)・初回契約日の翌日から180日間(借入額5万円まで) | 初回借入日の翌日から30日間 |
電話による在籍確認 | 原則なし※3 | 原則なし※4 | 原則なし | 原則なし※3 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
プロミスの特徴は、大手消費者金融4社の中でも審査通過率が35.5%と高い点です。
また、対象年齢が18歳~74歳までと幅広く、他の消費者金融と比べても広い範囲をカバーしています。この幅広い年齢層に対応していることからも、プロミスが独自の審査基準に基づいて融資を行っていることが伺えます。
審査通過率が高いからと言って誰もが審査に通るというわけではありませんが、対象年齢なども考慮すると、独自の基準で審査を行っていることが分かります。
そのため、他の消費者金融の審査に落ちた場合でも、プロミスなら通る可能性もあります。
プロミスの審査に関するよくある質問(Q&A)
プロミスの審査は、特別厳しいわけではありません。プロミスを含む貸金業者は、貸金業法という法律に基づいて業務を行っており、この法律で定められた基準に従って審査を実施しています。
プロミスの審査に落ちる理由はいくつか考えられます。主な理由として以下が挙げられます。
・収入がない
・複数社から借入をしている
・借入金を滞納している
・信用情報に傷がある 等
プロミスの審査に落ちる理由は多岐に渡りますが、上記の点に注意することで、審査通過の可能性を高めることができるでしょう。
プロミスで借り入れできるのは、満18歳から74歳までの、安定した収入がある方です。そのため、正社員や派遣社員はもちろん、パート・アルバイトをしている主婦や学生でも、安定した収入があれば申し込みが可能です。
ただし、18歳および19歳の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込むことができず、収入が年金のみの方も申し込むことができません。