SBI証券と楽天証券を徹底比較!どっちがいいのかそれぞれの特徴やメリットを解説
(画像=wealth map編集部)
  1. SBI証券と楽天証券の比較
    1. 各社の強みを利用してメリットを享受
    2. IPOの当選確率が上がる
  2. 証券会社のサービスを比較する方法
    1. 約定手数料で比較
    2. 取扱商品の豊富さで比較
  3. SBI証券と楽天証券のメリット比較
    1. SBI証券のメリット1:手数料が安い
    2. SBI証券のメリット2:IPO銘柄に強い
    3. SBI証券のメリット3:豊富な商品群
    4. SBI証券のメリット4:クレジットカード投資での還元率
    5. 楽天証券のメリット1:楽天ポイントの付与
    6. 楽天証券のメリット2:初心者に優しい
    7. 楽天証券のメリット3:オリジナルツール
    8. 楽天証券のメリット4:アプリが使いやすい
  4. SBI証券と楽天証券のデメリット
  5. 楽天証券の評価ポイント
  6. SBI証券の評価ポイント
  7. SBI証券と楽天証券の少額投資
    1. 少額投資をするならSBI証券
  8. SBI証券と楽天証券の投資信託を比較
  9. SBI証券と楽天証券のNISAを比較
    1. NISAならSBI証券が有利
  10. 楽天証券とSBI証券のつみたてNISAを比較
  11. SBI証券と楽天証券のiDeCoを比較
    1. iDeCoならSBI証券が有利
  12. SBI証券と楽天証券の投資情報サービスを比較
  13. SBI証券と楽天証券のスクリーニング(銘柄の検索機能)
  14. SBI証券と楽天証券を使い分ける
  15. SBI証券と楽天証券の両方の口座を持つメリット
  16. SBI証券・楽天証券のQ&A
※当サイトの口コミ評価・ランキングは弊社が独自に行なった証券会社のイメージ調査の結果と対象となる証券会社の公式サイトの掲載情報を総合的に判断し、作成しています。

SBI証券と楽天証券はどちらがおすすめ?特徴を徹底比較

SBI証券は、クレカを使ってお得にポイントを貯めたい方におすすめです。一方で楽天証券は、普段から楽天系サービスを使っている方におすすめです。また、どちらか決めきれない場合は、両方で口座開設をして使い分けをすることも可能です。

共に初心者に人気のSBI証券と楽天証券。
SBI証券と楽天証券の手数料や取扱銘柄、IPO実績など様々な項目を比較しました。

SBI証券 楽天証券
国内株式
取引
手数料
取引金額に関わらず 無料 無料
米国株式
取引手数料
約定代金の
0.495%(税込)
約定代金の
0.495%(税込)
米国株式銘柄数 5,052銘柄超 4.464銘柄
取扱外国株 9ヶ国 3ヶ国
投資信託本数 2,602本 2,562本
IPO実績 2021年度 122社 74社
2022年度 89社 65社
単元未満株
つみたて投資枠の本数 211銘柄 206銘柄
iDeCo
口座開設数 1,100万口座 1,000万口座
ポイント投資 Tポイント
Pontaポイント
dポイント
Vポイント
東急ポイント
楽天ポイント
クレジットカード投資 三井住友カード
東急カード
高島屋カード
楽天カード
新規口座開設キャンペーン
ロボアド WealthNavi 楽ラップ
投資情報サービス 会社四季報
バロンズ・ダイジェスト
会社四季報
日経テレコン
バロンズ・ダイジェスト
公式サイト
参照:SBI証券楽天証券
(2023年12月1日現在)

取引手数料や投資信託の本数ではSBI証券と楽天証券の両社にほとんど差はありませんが、IPOの実績や口座開設数の多さといった点でSBI証券が楽天証券よりも勝っています

\楽天ポイントでお得に投資!/

\国内株式の取引シェアNo.1!/

証券会社のサービスを比較する方法

各証券会社を比較する場合、どんな点に注目するとよいでしょうか。各社のサービスを比較するうえでの注目ポイントを紹介していきます。

比較するならここに注目

約定手数料で比較

NM_syouken_3.jpg

複数の証券会社を使用する場合、まずは約定手数料を比較しましょう。約定とは、株式取引において売買が成立することを指し、多くの証券会社は約定手数料によって利益を得ています。約定手数料は証券会社が独自に設定するため、比較することは重要です。

SBI証券も楽天証券も2023年10月より国内株式の取引手数料を無料にしています。単元未満株の取引でも、寄付取引の場合はどちらの証券会社でも取引手数料が無料です。マネックス証券や松井証券などでは、国内株式の取引には手数料がかかるため、手数料を抑えて取引をしたい人はSBI証券か楽天証券を選ぶと良いでしょう。

各証券会社の手数料

SBI証券 楽天証券
国内株式
取引
手数料
0円 0円
米国株式
取引手数料
約定代金の
0.495%(税込)
約定代金の
0.495%(税込)
公式サイト
参照:SBI証券楽天証券
(2023年10月20日現在)
※SBI証券は以下条件が必須
1,インターネットコース、インターネットコース(プランC)の利用していること
2,電子交付サービス申し込み済でSBIが指定する電子交付設定を行っていること
※楽天証券は以下条件が必須
1,ゼロコースへの申し込みが必要
2,ゼロコースではSOR/Rクロスの利用が必須

取扱商品の豊富さで比較

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証券会社では単元未満株、外国株、先物(日経・TOPIX)、日経オプション、投資信託、債券(国内・海外)、FXなどさまざまな商品を扱っていますが、商品数は証券会社によって異なります。まずは取扱商品の多いSBI証券や楽天証券といった大手のネット証券会社の口座を開設して自分に合う商品を探してみるのがよいでしょう。

資産形成のための投資なんて、単に「お金の置き場」の問題です。だから、投資信託を利用して、世界中の株式や債券などの主要な資産を、なるべく多く持つことに決めたのです。

引用元:金融庁|結局、どのような投資がいいの?
SBI証券 楽天証券
単元未満株 S株 かぶミニ
取扱外国株 9ヶ国 6ヶ国
米国株式銘柄数 5,052銘柄 4,464銘柄
先物(日経・TOPIX) 日経225先物
TOPIX先物
東証マザーズ指数先物など
日経225先物
TOPIX先物
東証マザーズ指数先物など
日経オプション 日経225オプション 日経225オプション
投資信託本数 2,599本 2,563本
債権 国内、海外含め多数 国内、海外含め多数
FX 全28通貨ペア 全28通貨ペア
公式サイト
参照:SBI証券楽天証券
(2023年12月27日現在)

SBI証券と楽天証券のメリット比較

SBI証券と楽天証券で具体的にどんなメリットがあるのか比較してみましょう。それぞれの証券会社の強みを知って、上手に使い分けることが賢い使い方でしょう。

SBI証券 楽天証券
手数料
外国株
投資信託
IPO
単元未満株
(少額投資)
ツール
サポート
ポイント制度
公式サイト

SBI証券のメリット1:手数料が安い

SBI証券のメリットの一つに手数料の安さが挙げられます。ここでは、手数料の概要について紹介していきます。

SBI証券は2023年10月より国内株式の取引手数料を無料にしました。また、米国株取引の際にかかる為替手数料も無料になりました。マネックス証券などの他の証券会社では手数料がかかるため、コストを抑えて取引したい人におすすめです。

各証券会社の手数料

SBI証券 楽天証券
国内株式
取引
手数料
0円 0円
米国株式
取引手数料
約定代金の
0.495%(税込)
約定代金の
0.495%(税込)
公式サイト
参照:SBI証券楽天証券
(2023年12月27日現在)
※SBI証券は以下条件が必須
1,インターネットコース、インターネットコース(プランC)の利用していること
2,電子交付サービス申し込み済でSBIが指定する電子交付設定を行っていること
※楽天証券は以下条件が必須
1,ゼロコースへの申し込みが必要
2,ゼロコースではSOR/Rクロスの利用が必須
口コミ

30代女性

4

ネットの証券会社であることから、他社(特に野村證券・大和証券など対面営業をしている証券会社と比べると全体的に手数料は安い印象があります。様々な比較サイトでもSBI証券か楽天証券かと二強扱いをされるくらいには手数料は安く、お得に買い付けができます。投資信託だと購入時手数料が無料のものも多いので、コスパは◎だと思います。
引用:CrowdWorks

SBI証券のメリット2:IPO銘柄に強い

SBI証券のメリットに「IPO銘柄に強い」という点が挙げられます。

企業がIPOを行う場合、主幹事会社のサポートを受けながら上場に向けた準備を進めていきます。そのため、主幹事会社はIPO時に事前に購入できる株の割合が非常に高く、上場前に公募する株の8割から9割は主幹事会社が保有します。

SBI証券はIPOに積極的に参画しており、2022年には主幹事会社として15社の上場を支援し、引受幹事と合わせて89社のIPO株を販売しました。

楽天証券と比較しても、楽天証券が65社に対して89社とSBI証券の方がIPO実績があることがわかると思います。ただし、先述した通りで本気でIPOの当選を狙うのであれば複数社の口座開設がおすすめです。

SBI証券 楽天証券
IPO実績(2022年) 89社 65社
うち主幹事 12社 0社
公式サイト

また、SBI証券のIPOの抽選に申し込むと、抽選に外れても「IPOチャレンジポイント」というポイントが付与されます。SBI証券では、ポイントを多く使ってIPOの抽選申し込みをした人が当選しやすくなる独自のシステムを導入しているため、SBI証券でのIPOの申し込み実績が多い人にはメリットが大きいシステムです。

\IPO実績が業界トップの122社!/

上記の2社以外では、IPOに強みを持つマネックス証券が100%完全平等抽選となっておりおすすめです。SBI証券は70%が完全抽選であり、残りの30%は落選した人が有利になっています。
マネックス証券は初めてIPOに申し込む人でも当選がしやすくなっているのです。

\誰でも平等にIPO申し込みができる!/

口コミ

40代男性

5

申し込める会社が多いという点では、年間IPOの8割近くが申し込める点と主幹事もかなりの数してることで、チャンスが多くなります。主幹事が多いということは、複数の企業に申し込みが出来、当たりが多くなり、勝てる可能性が多くなります。また、申し込み方法も簡単で、スマホ1つでも出来るのが嬉しいです。お金は申し込みと同時に拘束されます。
引用:CrowdWorks

SBI証券のメリット3:豊富な商品群

豊富な商品群を取り揃えている点もメリットの1つです。SBI証券が取り扱っている商品群について紹介していきます。

主要ネット証券最多の9ヵ国株を取り扱う

ネット証券会社の中で最も多い9ヵ国の外国株式を取り扱っています。

SBI証券売買可能外国株

  • アメリカ
  • 中国
  • 韓国
  • ロシア
  • ベトナム
  • インドネシア
  • マレーシア
  • タイ
  • シンガポール

楽天証券の取り扱い外国株は6ヵ国です。

楽天証券売買可能外国株

  • アメリカ
  • 中国
  • インドネシア
  • マレーシア
  • タイ
  • シンガポール
SBI証券 楽天証券
取扱外国株 9ヶ国 6ヶ国
アメリカ
中国
韓国 ×
ロシア ×
ベトナム ×
インドネシア ×
マレーシア ×
タイ ×
シンガポール
公式サイト

外国株の投資に興味がある場合はSBI証券を利用するとよいでしょう。

\9ヵ国の外国株が売買可能!/

投資先を2500以上の投資信託から選べる

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金融庁の資料によると、現在国内で取り扱っている投資信託の本数は約1万本です。SBI証券ではそのうち2599本の投資信託を取り扱っており、ネット証券会社でも最大規模の取り扱い数を誇ります。(2023年10月20日現在)

商品数が多いため、自分の投資スタイルに合わせてさまざまな商品が選べます

口コミ

20代女性

5

SBI証券のメリットは、取引手数料が安く、豊富な金融商品を取り扱っていることです。特に、米国株式や投資信託の品揃えに力を入れており、外国株式の取引も手軽に利用できます。また、投資情報やニュースをリアルタイムで提供しており、さまざまな投資スタイルに合わせた情報を提供しています。さらに、24時間365日のオンライン取引サービスもあり、最新の情報に基づいた効率的な投資が可能です。さまざまな投資家のニーズに応えるサービスが充実しているSBI証券は、優れた証券会社として注目されています。
引用:CrowdWorks

\投資信託は業界トップクラスの2676銘柄!/

SBI証券のメリット4:クレジットカード積立での還元率

クレジットカードを利用して積立投資をした場合、現在、楽天カードは一般カード0.5%、ゴールドカード0.75%、プレミアムカード1.0%のポイント還元となっています。

これに比べ、SBI証券では三井住友カード(NL)での積立で一般カードは0.5%、ゴールドカードは1%、プラチナプリファードカードは5%と還元率が高く設定されています。

クレジットカード積立投資を考えている人には、SBI証券の方が高いポイント還元率を期待できるでしょう。

株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」)は、三井住友カードが発行するクレジットカードで投資信託が買える投信積立サービス「三井住友カード つみたて投資」の積立設定金額が100億円を突破しましたので、お知らせします。2021年6月30日のサービス開始から約10カ月での100億円の突破となり、口座数も26万口座超となりました。
(引用元:「三井住友カード つみたて投資」の積立設定金額100億円突破のお知らせ

クレジットカード投資時のポイント還元率
SBI証券 【三井住友カード】
一般カード:0.5%
ゴールドカード:1%
プラチナプリファードカード:5%
楽天証券 【楽天カード】
一般カード:0.5%
ゴールドカード:0.75%
プレミアムカード:1.0%
口コミ

50代男性

4

当初、SBI証券と楽天証券のどちらでつみたてNISA口座を作るべきかかなり迷っていたが、口座開設数No.1の信頼性と安心感、取り扱い銘柄の豊富さ、低コストの人気インデックス・ファンドであるSBI・Vシリーズの投資信託が買えること、クレカ積立の還元率が高いこと、Tポイントが貯まることなどからSBI証券で始めることとした。
引用:CrowdWorks

また、クレジットカードを使った投資の還元率では、マネックス証券が2社よりも高いためこちらもおすすめです。
マネックス証券では、マネックスカードで投資信託積立を購入すると、毎月合計5万円まで約定金額の1.1%が還元されます。

\クレカ積立の還元率No.1!/

楽天証券のメリット1:楽天ポイントの付与

一方で、楽天証券を利用すると、どんなメリットがあるのでしょうか。まずは「楽天ポイント」について紹介します。

rakuten_happyprogram-600x0.jpg
引用元:楽天証券

「ハッピープログラム」は、楽天グループが提供しているポイントサービスです。楽天銀行の口座を開設し、楽天証券の出入金口座として連携すると、取引件数や金額によってポイントが付与されます。

対象商品 獲得ポイント 取引件数
国内株式
※現物
100円=1pt 4,000円=1件
国内株式
※信用・返済
100円=1pt 4,000円=1件
外国株式 100円=1pt 4,000円=1件
投資信託 一定の残高達成で10~500ポイント -
個人向け国債 買付3万円=1pt 買付100万円=1件
楽天FX 10万通貨=1pt 100万通貨=1件
日経225
先物取引
手数料100円=1pt 手数料4,000円=1件
日経225
オプション
手数料100円=1pt 手数料4,000円=1件

これらの取引で貯まったポイントは、「楽天ポイント」として楽天市場や楽天トラベルなど各サービスで使用できます

資産形成でもポイントが貯まる

ハッピープログラムのポイントは、取引だけでなく投資信託でも付与されます。2022年4月以降は初めて50万円に達した場合には50ポイントが、100万円に達した場合には100ポイントが付与されます。

投資信託はどの証券会社を利用しても内容は同じなので、別の証券会社で投資信託を行っている場合は、楽天証券に預け替えるだけでポイントを手に入れることも可能です。

\楽天ポイントでお得に投資!/

楽天証券で口座開設するなら、楽天カードを利用するのがおすすめです。 楽天証券では、楽天カードでの投信の積立や保有でも楽天ポイントが付与されます。楽天カードを持っている人はもちろん、まだ持っていない人もこの機会に新規申込すると良いでしょう。

ポイントを幅広く使用できる

貯まった楽天ポイントは投資信託だけでなく、国内株式の購入代金や手数料、バイナリーオプション取引に使用することができます。 また、SBI証券との違いとして、NISAのつみたて投資にポイントが使用可能な点も大きなメリットと言えるでしょう。

ポイントが使用可能なもの
楽天証券 ・投資信託の購入・積立(買付代金)
・国内株式(現物)の購入(購入代金、手数料)
※NISA口座、PTS夜間取引にも対応
・米国株式(円貨決済)の購入(購入代金、手数料)
・バイナリーオプションの購入(購入代金)
SBI証券 ・投資信託の購入(金額指定買付のみ)
口コミ

20代男性

5

もともと楽天ユーザーであり、楽天ポイントを株購入に充てられることから楽天証券で口座開設した。実質的に楽天カードや楽天トラベルで貯めたポイントを運用することで増やすことができるので低リスクで資産を増やすことができるので、不安が高まりにくく安心して運用できている。またスマホアプリでの株取引が可能なため非常に便利。楽天ユーザーなら楽天証券一択だと感じる。
引用:CrowdWorks

\ポイント投資が自由にできる!/

楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立ができる

楽天キャッシュ(電子マネー)で投資信託などの有価証券が購入可能することができます。

楽天キャッシュ.jpg

1.楽天キャッシュにチャージ(楽天カードからのチャージでチャージ額0.5%還元)
2.投信積立金額を楽天キャッシュ決済(月5万まで、利用額に対しさらに0.5%還元。ただしキャンペーン実施中に限る)

上記の2ステップで、 最大1.0%のポイント還元を受けることができる。また、従来の楽天カード決済に加え楽天キャッシュを毎月限度額である5万円利用することによって、毎月10万のキャッシュレス決済が可能だ。

ぜひこの機会に楽天キャッシュで投信積立をしてみよう。

楽天証券のメリット2:初心者に優しい

楽天証券は投資の初心者に優しいキャンペーンの展開やホームページ内のコンテンツ作りに注力しており、新規開設口座数も証券会社の中でトップクラスです。初心者に優しい楽天証券の特徴について紹介していきましょう。

初心者向けキャンペーンが豊富

楽天証券は2023年9月に証券総合口座が1,000万に到達した証券会社で、特に初心者に人気を集めている証券会社です。

その理由は初心者向けのキャンペーンが豊富で、口座開設や新規取引など投資を始めるだけで楽天ポイントが付与されることです。SBI証券でもキャンペーンは実施していますが、初心者向けのキャンペーンは楽天証券のほうが多いようです。

紹介キャンペーンや楽天グループで提供している他のサービスとの連携キャンペーンなど、楽天グループのサービス利用者には特にメリットが多いため、楽天のサービスを利用している人は連携しておくことをおすすめします。

\新規キャンペーン実施中!/

画面が見やすく、解説も豊富

多くの証券会社のホームページは、トップページにさまざまな商品名や専門用語が並んでおり、初めてアクセスをする人には分かりにくい設計になっています。楽天証券なら、画面レイアウトも見やすく、専門用語の解説付きなど、初心者に優しいサイト設計です。

口コミ

60代女性

5

楽天証券のアプリ・取引ツールは、私にとって非常に便利で使いやすいです。アプリはスマホで簡単に操作でき、取引ツールはパソコンで詳細な分析ができます。アプリでは、株式や投資信託、FXなどの各種商品の情報や注文がすぐにできます。取引ツールでは、チャートやテクニカル分析、ニュースなどの豊富な機能があります。どちらも楽天ポイントが貯まるのも嬉しいです。楽天証券のアプリ・取引ツールは、初心者から上級者まで幅広く対応できると思います。
引用:CrowdWorks

\初心者におすすめ!/

最短5分で口座開設ができる

楽天証券は口座開設が非常に簡単です。申し込みフォームから、必要情報を記入し、本人確認書類をデータでアップロードするだけで開設手続きは完了します。

楽天証券は3ステップで口座開設の申し込みが完了しますが、SBI証券は7ステップの手順を踏む必要があるため、口座開設の面でも楽天証券のほうが利用しやすいと言えます。

\すぐに取引ができる!/

楽天証券のメリット3:オリジナルツール

楽天証券はさまざまなオリジナルツールで投資をサポートしています。楽天証券が提供しているオリジナルツールの内容を紹介していきましょう。

マーケットスピードIIを無料で提供

楽天証券の利用者は、プロのトレーダーも利用しているトレーデイングツール「マーケットスピードⅡ」が無料で使えます。

他の証券会社の投資画面は複数画面を表示しないと投資判断に必要な情報を網羅できませんが、マーケットスピードⅡは一画面に必要な情報を集約しており、デイトレードのように瞬時に投資可否を判断する場面では特に重宝します。

アイスヒ゜ート゛.jpg

その他、初心者にも優しい「iSPEED」アプリなども提供しており、機能をまとめつつもそれぞれの需要にあった豊富なツールを提供しています。

証券会社 提供ツール 利用料金
楽天証券 ・マーケットスピード
・マーケットスピードⅡ
・マーケットスピードFX
・iSPEED
・iSPEED for iPad
・iSPEED FX
・iSPEED 先物OP
無料
SBI証券 ・HYPER SBI
・SBI証券株アプリ
・SBI証券 米国株 アプリ
・HYPER SBI2
無料

\アプリが使いやすい!/

分析チャートや日経テレコンが利用可能

豊富な分析チャート日経テレコンを利用して、投資銘柄の検索や投資対象銘柄の研究ができます。

日経テレコンは企業情報を調べる際に有料で企業情報を閲覧できるデータベースですが、楽天証券のユーザーであれば無料で利用できます。また日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどを3日分閲覧することができます。このようにさまざまなツールを使って効果的に取引を進めることが可能です。

\日経テレコンが利用できる!/

楽天証券のメリット4:アプリが使いやすい

SBI証券は国内株式は「SBI証券 株アプリ」、米国株式は「SBI証券 米国株アプリ」と管理するアプリが分かれてしまいます。

しかし、楽天証券では国内株式・米国株式が一つのアプリで取引できます。操作性も非常にわかりやすく、初心者にもおすすめです。

口コミ

60代男性

5

取引ツールはスマホアプリやパソコンのウェブサイトなど、様々なデバイスに対応しており、操作性も高いです。情報提供についても、米国株のニュースや分析レポート、チャートなどが豊富に揃っています。特に、米国株の専門家が執筆したコラムや動画は参考になります。
引用:CrowdWorks

楽天証券 iSPEED

楽天証券 iSPEEDの概要
取引方法 現物取引,信用取引
注文方法 成行,指値,逆指値,OCO
板注文 可能
NISA口座での取引 可能
主なテクニカル指標 移動平均線,ボリンジャーバンド,多重移動平均線,指数平滑移動平均線,価格帯別出来高,一目均衡表,VWAP
注文できる金融商品 国内株式,米国株式,ETF
アラート機能 株価を通知,約定を通知

SBI証券と楽天証券のデメリット

数ある証券会社の中でもトップクラスの人気を誇る2社ですが、その2社のデメリットについても確認しておきます。

SBI証券のデメリット

SBI証券のデメリット

  • 米国株日本株の取引アプリが別
  • IPOの取扱数が多いが、倍率が高い

SBI証券では国内株と米国株の取引アプリが分かれています。1つのアプリでまとめて取引できるわけではないのでその点は面倒に感じるかもしれません。

そしてIPOの取扱い銘柄数が多い(2022年 89社)ものの、逆に多くの投資家がSBI証券で申し込みをするため当選確率が高くないという点もデメリットの一つです。しかし、IPOで当選するためには複数の証券会社から申し込みをするのが基本路線です。そのため、他の証券会社での申し込みも行うと良いでしょう。

\25歳以下なら手数料無料!/

楽天証券のデメリット

楽天証券のデメリット

  • 取扱っている外国株のエリアが限定的
  • クレカ積立還元率がやや低い

SBI証券やマネックス証券ではミニ株の取引は可能ですが、楽天証券では対応しておらずその代わりに楽天ポイントを使った少額投資が可能となります。

IPO銘柄数が他の証券会社と比較してやや少ないこともデメリットとして挙げられます。しかし、楽天証券のIPOは完全平等抽選のため申し込みをしたすべての人に当選の可能性が等しくあるのは個人投資家からしたら嬉しいことでしょう。

楽天証券で取扱っている外国株銘柄は、米国株、中国株、ASEAN(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)株となります。欧州株や豪州株など、これら以外の外国株に投資したい人は、他の証券口座を開設する必要があるでしょう。

また楽天証券はクレジットカードによる投資信託積立の還元率がSBI証券に比べるとやや低めです。一般カードでは同じ還元率ですが、ステータスカードを持っている方であれば、より還元率の高いSBI証券やマネックス証券にするのがおすすめです。

\ポイントを活用して投資したい人向き!/

楽天証券の評価ポイント

楽天証券の概要
国内株式の手数料 0円
積立nisa銘柄数 206銘柄
IPO実績(2022年) 65社
投資信託銘柄数 2,562本
外国株 6カ国
米国株取扱銘柄数 4,078銘柄
米国ETF取扱銘柄数 386銘柄
口座開設最短日数 翌営業日

株取引で楽天ポイントが貯まるのが特徴。貯まったポイントは楽天市場や楽天トラベルはもちろん、投資信託の買付などにも使用することができます。
楽天カードや楽天銀行の利用で、さらにお得にポイントを貯めることができます。

\ポイントでお得に投資できる!/

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投資をすると楽天ポイントが貯まる

楽天銀行の口座を開設し、楽天証券の出入金口座として連携すると、取引件数や金額によってポイントが付与されます。

他にも楽天カードを積立投資の支払いに設定することでポイントが最大1%貯まったり、ためたポイントで投資をすることでSPUが+最大1倍になるなど、とにかく楽天ポイントをお得にためることができます。

仮に楽天カードの満額設定である5万円で毎月積立投資をした場合は年間で6,000ポイントも貯めることができます。

\楽天ポイントでお得に投資!/

手数料が安い

楽天証券では、2023年10月より新たに国内株式の売買手数料が無料になる「ゼロコース」を新設しました。

マネックス証券や松井証券などと比較しても安いコストで株取引が可能になっています。
取引コストを気にせず、投資を行いたいと考えている方におすすめです。

rakutenshouken-chouwari-600x400.jpg
引用:楽天証券

\取引額が100万円以下なら手数料が無料!/

投資信託が豊富

楽天証券は投資信託の取り扱いが豊富です。取り扱い本数は2,562本と、ネット証券において業界最多水準です。
買付手数料はすべて無料であるため、取引コストをおさえた投資ができます。

楽天証券では月々100円から投資信託の積立を行うことができます。なので少額でコツコツ投資をしたい人におすすめです。

また、初めて投資をする人はプロに運用をお任せできる投資信託を選ぶ人も多いでしょう。
楽天証券であれば取引手数料を抑えながら投資信託を始めることができます。

\投資信託でポイントが貯まる!/

SBI証券の評価ポイント

SBI証券の概要
手数料 0円
積立nisa銘柄数 211銘柄
IPO実績(2022年) 89社
投資信託銘柄数 2,602銘柄
外国株 9カ国
米国株取扱銘柄数 4,674銘柄
米国ETF取扱銘柄数 378銘柄
口座開設最短日数 翌営業日

低コストで豊富な取扱銘柄数を揃えているのが特徴。投資に慣れた中級者以上の方でも不足なく取引ができます。
IPOやさまざまな国へ投資をしたい方には特におすすめの証券会社と言えるでしょう。

\様々な金融商品で取扱数がNo.1!/

NM_SBIsyouken_3.jpg

IPO銘柄に強い

SBI証券の主幹事数は大手総合証券とも遜色なく、楽天証券も含めてほとんどのネット証券の主幹事数は0社であることと比較すると圧倒的に強いと言えるでしょう。SBI証券の引受幹事数はすべての証券会社の中で最も多く、IPOを狙うならまずSBI証券を利用することをおすすめします。

SBI証券 楽天証券
IPO実績(2022年) 89社 65社
うち主幹事 15社 0社
公式サイト

\圧倒的なIPO実績!/

投資の選択肢が広い

SBI証券はネット証券会社の中で最も多い9ヵ国の外国株式を取り扱っています。

SBI証券の取扱国
  • アメリカ
  • 中国
  • 韓国
  • ロシア
  • ベトナム
  • インドネシア
  • シンガポール
  • タイ
  • マレーシア

また、SBI証券では2500本以上の投資信託を取り扱っており、ネット証券会社でも最大規模の取り扱い数を誇ります。

投資を始めるときに最初は投資信託を選ぶ人も多いでしょう。SBI証券であれば幅広い選択肢から自分の好みに合った投資信託を選ぶことができます。

\ネット証券最多の9ヵ国の取扱!/

SBI証券と楽天証券の少額投資

投資初心者ではいきなり大きな額を投資資金に回すのは不安でしょう。そんな時でも少ない資金でも投資を行い、コツコツ資産形成していくことは非常に大切です。ここでは少額投資(ミニ株)についてSBI証券と楽天証券を比較します。

SBI証券 楽天証券
ミニ株の名称 S株 かぶミニ
手数料 無料 寄付取引:無料
リアルタイム取引:
0.22%のスプレッド
取引時間 寄付取引:当日前場始値(9:00)、当日後場始値(12:30)、当日後場引け(終値)(15:00) 寄付取引:9:00~9:30 リアルタイム取引:9:00~11:30、12:30~15:00
取扱銘柄 東証上場銘柄 東証上場銘柄のうち1,602銘柄
公式サイト

SBI証券と楽天証券の投資信託

投資信託の取扱数はSBI証券が2,602本楽天証券が2,562本とほぼ互角となっています。しかし、証券会社によって同じ銘柄でも信託報酬やトータルリターンなどが異なるため、各種ランキング等も証券会社ごとに変わってきます。

以下では2023年10月20日現在、両者それぞれの出来高の多い上位3位を比較します。

SBI証券の投資信託の販売金額人気トップ3

ファンド名 分類地域 信託報酬 純資産 リターン(年)
三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 国際株式 0.05775%以内 1兆7,904 億円 20.99%
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 国際株式 0.0938%程度 1兆2,212 億円 23.38%
三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 国際株式 0.09372%以内 2兆9,816 億円 23.46%

※2023年12月27日時点

インターネットコースの場合、上位3つの銘柄は全て買付手数料が無料で、NISAにも対応しています。

\取扱銘柄数がトップクラス!/

楽天証券の投資信託出来高トップ3

ファンド名 分類地域 信託報酬 純資産 リターン(年)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 国際株式 0.09372% 2兆9,816 億円 23.46%
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) 国際株式 0.05775% 1兆7,904 億円 20.99%
楽天・全米株式インデックス・ファンド 国内株式 0.162% 1兆2,103 億円 22.10%

※2023年12月27日時点

上位3つの銘柄は全て買付手数料が無料。で、NISAにも対応しています。

\業界最低水準の運営管理手数料/

SBI証券と楽天証券のNISAを比較

NISAは投資信託にかかる税金が全て非課税になる少額投資非課税制度です。

NISAは株式などに投資できる成長投資枠が年間240万円、投資信託に投資できるつみたて投資枠は年間120万円まで非課税になります。

NISAならSBI証券が有利

SBI証券 楽天証券
口座数 約1,100万 約1,000万
投資信託本数 2,602本 2,562本
IPO 89社 65社
外国株 9ヶ国 3ヶ国

※2023年12月1日時点

NISAでは楽天証券の方が口座開設数は多いものの、銘柄の取扱本数やIPOに対応している点、外国株のラインナップにおいてSBI証券が有利だと言えます。

楽天証券とSBI証券のNISAのつみたて投資枠を比較

つみたて投資に関しては、 SBI証券の積立頻度の選択肢が多く柔軟な制度があります。また、つみたて投資枠の取扱銘柄数に関してもSBI証券の方が若干多くなっています。

SBI証券 楽天証券
取扱銘柄数 211本 206本
最低積立金額 100円 100円
積立頻度 毎月/毎週/毎日 毎月/毎日

※2023年12月1日時点

つみたて投資をする場合、クレジットカード決済でつみたて投資をする「クレカ積立」がおすすめです。証券ならVポイント、楽天証券なら楽天ポイントをつみたて投資で貯めることができ、お得にポイントを貯めることができます。

SBI証券と楽天証券のiDeCo

iDeCoは個人型確定拠出年金といわれ、60歳まで投資信託を積み立て、その後老齢給付金として非課税で掛金を受け取ることができる資産形成の制度です。iDeCoの口座にはSBI証券と楽天証券どちらが良いのかを比較します。

iDeCoならSBI証券が有利

結論から言うと、銘柄のラインナップが多く、信託報酬が安い銘柄があるSBI証券の方がおすすめです。

SBI証券 楽天証券
口座数 約56万 約49万
運用管理手数料 無料 無料
銘柄数 37本 26本

iDeCoの口座開設数ではSBI証券がわずかに多くなっています。そして開設した金融機関に毎月支払う手数料である運営管理手数料はどちらも無料となっています。

また積立することができる投資信託の銘柄については、SBI証券の方が多くの数の銘柄を取り扱っています。銘柄も、SBI証券は常に業界最水準の信託報酬を目指している「eMAXIS」シリーズが4つ含まれているためおすすめです。

\初めて口座開設をする人向き!/

SBI証券と楽天証券の投資情報サービス

証券会社の口座を持っていると、取引ツールに加えて投資情報をゲットできるサービスを利用することができます。それぞれの証券会社で利用できるサービスを紹介します。

楽天証券では日経テレコンが利用できる

楽天証券の投資情報サービス

  • 会社四季報
  • 日経テレコン
  • バロンズ・ダイジェスト

楽天証券では四季報の情報を各銘柄の検索画面で見ることができるほか、日経新聞社が提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン(楽天証券版)」や、米国の投資週刊誌の日本語版レポートである「バロンズ・ダイジェスト」といったサービスがあります。

「日経テレコン」では、対象チャネルであるiSPEEDやマーケットスピードにて、3日分の日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧や、過去1年分の新聞記事検索、日経速報ニュースの閲覧が可能です。

「バロンズ・ダイジェスト」では、ダウ・ジョーンズ社が発行する米国の投資週刊誌『バロンズ』から、日本の投資家に役立つ情報が厳選され日本語でまとめられたレポートを読むことができます。
毎週水曜日の17時以降に更新され、対象チャネルであるウェブ、マーケットスピード、iSPEEDにて、米国株式市場の動向、米国株式の注目銘柄、世界のETF情報、世界経済動向などについての情報が提供されています。

\日経テレコンが利用できる!/

SBI証券は無料のレポートが充実

SBI証券では、投資情報の様々な種類のレポートを無料で閲覧することができます。ここではそれら以外に、口座を持っている人のみ閲覧できるものを紹介します。

SBI証券の投資情報サービス

  • 会社四季報
  • バロンズ・ダイジェスト
  • 福永博之氏のテクニカルレポート
  • 国内株式のセクター別アナリストレポート
  • 経済分析・投資戦略レポート一覧

SBI証券では、外国株式口座を持っている人のみ「バロンズ・ダイジェスト」を閲覧することができます。毎週月曜日に更新され、SBI証券のWEBサイトにログインののち外貨建商品取引サイトにて最新号やバックナンバーを閲覧することができます。

また口座を持っている人は、テクニカルマスターである福永博之氏が、毎週日本株市場の見通しについて語る「福永博之氏のテクニカルレポート」を読むことができるほか、「国内株式のセクター別アナリストレポート」「経済分析・投資戦略レポート一覧」を閲覧することができます。

\様々な投資レポートが見れる!/

楽天証券のスクリーニングサービス

楽天証券には主に3つのスクリーニングサービスがあります。楽天証券公式サイトのメニューのひとつである「スクリーニング」と、ログインするだけで利用できる「スーパースクリーナー」と、アプリケーションである「マーケットスピードⅡ」です。

【スクリーニング】

簡易的なスクリーニングサービスです。ログインしなくても利用できるため、楽天会員でない人や口座開設していない人でも、検索することができます。

【スーパースクリーナー】

ログイン後に利用できるわかりやすく条件の選択肢が豊富なスクリーニングサービスです。楽天証券ではメインのスクリーニングサービスとなっています。ブラウザから利用が可能です。

【マーケットスピードⅡ】

上記でも紹介しているアプリで、スマホやPCにダウンロードすることで利用できる本格的なトレーニングツールです。スクリーニングも行うことができます。利用料は無料です。

\豊富なツールで賢く投資!/

SBI証券と楽天証券を使い分ける

SBI証券と楽天証券の使い分け方

  • IPOや外国株でSBI証券
  • 日経テレコンやポイント利用で楽天証券

ここまでSBI証券と楽天証券の比較をしてきましたが、必ずしも1社のみに絞る必要はありません。ここでは、SBI証券と楽天証券の使い分け方について紹介します。

IPOや外国株でSBI証券を利用

SBI証券は楽天証券と比較して、IPOや外国株の取扱数が多いため、IPO投資と外国株投資での利用の際に使うことをおすすめします。

特に投資初心者の場合、投資資金も限られていることが多いため、IPO投資で複数の証券会社から応募することは難しいと思います。

そのため、チャレンジポイント制度があり主幹事が楽天証券よりも多い、SBI証券でIPO投資をするという使い分け方が良いでしょう。

ただし投資資金が潤沢な場合は、複数の証券会社を利用することがIPO投資の当選確率を高めるコツです。

ツールやポイント利用で楽天証券を利用

楽天証券では、日経テレコンを通じて日本経済新聞や日経産業新聞、日経MJでの情報収集が出来ます。加えて、投資への楽天ポイント活用が可能です。そのため、投資情報収集や楽天ポイントを活用する際に楽天証券を使うことをおすすめします。

もちろんSBI証券でも情報収集ツールはあるため、自身の見やすさや投資スタイルにあったツールを選びつつ、2社の使い分けをすることが重要です。

このように双方のメリットを上手く活用し使い分けることで、自身の投資スタイルに沿った取引を実現させましょう。

\国内株式の取引シェアNo.1!/

SBI証券と楽天証券の両方の口座を持つメリット

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大手証券会社であるSBI証券と楽天証券。資産形成を始める場合、どちらか一方を使ったほうがよいのでしょうか。それとも複数の証券会社の口座を持ったほうがよいのでしょうか

ここでは口座を複数持つ必要性やメリットについて紹介します。

2社の口座を持つメリット

  • 各社のメリットを享受できる
  • IPOの当選確率が上がる

各社の強みを利用してメリットを享受

証券会社には、それぞれ強みがあります。

例えば、SBI証券は扱っている外国株の種類が多く、楽天証券は楽天グループの共通ポイントである「楽天ポイント」との連携が強みです。

このように、証券会社にはさまざまな強みがあるため、各社が持つ強みを利用して自分が得られる利益を最大化していくことが重要です。

すぐに2社のメリットを見たい方は

\外国株の取扱数No.1の9カ国!/

\楽天ポイントでお得に投資!/

IPOの当選確率が上がる

IPOとは企業が株式を証券取引所に上場して、誰でも株の取引ができるようにすることです。
新規公開株を購入するためには幹事会社の証券口座を所有する必要があります。新規公開株の購入は抽選なので、複数の証券会社の口座を持っていれば、IPOの当選確率が上がることになります。

2社の過去3年間のIPO実績は以下のようになっています。

SBI証券と楽天証券のIPO実績
2021年 2022年
SBI証券 引受幹事 122社 89社
主幹事 21社 15社
楽天証券 引受幹事 74社 65社
主幹事 0社 0社
※2023年12月1日現在
※データはSBI証券楽天証券各公式ページより引用

SBI証券では毎年IPOの9割以上を取り扱っており、主幹事もネット証券でもっとも多くなっています。売出し株数のうち90%近くが主幹事に割り振られるので、IPO投資をしたいならSBI証券の口座を持っておくのがおすすめです。

\楽天ポイントでお得に投資!/

また楽天証券も近年IPOに力を入れており、引受幹事数も大きく増加していっているため、IPO投資に興味があるなら両方またはこの2社以外の口座も持っておくのがおすすめです。

\IPO実績は1位の122社!/

SBI証券・楽天証券のQ&A

手数料が安いのはどっち?
SBI証券と楽天証券の取引手数料はほとんど同じです。両社とも証券会社としてはトップクラスの安さであり、両社とも国内株式の売買手数料が無料です。
IPO投資をしたいならどっちがおすすめ?
IPO投資ならSBI証券をおすすめします。
SBI証券は全ての証券会社の中でもっともIPOの取扱実績が多く、主幹事を務めることも多いので、IPO投資をしたいならSBI証券でしょう。
初心者が初めて口座開設するならどっちがおすすめ?
どちらも初心者におすすめの証券会社ですが、もし迷ったら新規口座開設キャンペーンの充実しているSBI証券を選ぶことをおすすめします。
どちらも口座開設は無料なので、両方とも開設して自分に合う方をメインの口座にするのもよいでしょう。
SBI証券と楽天証券のポイント制度は?
SBI証券では取引などでTポイントやVポイント、Pontaポイントがもらえるのに対して、楽天証券では楽天ポイントがもらえます。
楽天証券では楽天ポイントを国内株式や投資信託の購入に使うことができますが、SBI証券ではTポイントで購入できるのは投資信託のみという違いがあります。
外国株投資をしたいならどっちがおすすめ?
投資したい地域によって異なりますが、SBI証券がおすすめです。
SBI証券では9ヶ国の外国株を取り扱っているのに対して、楽天証券では6ヶ国とSBI証券の方が取り扱いの幅は広くなっています。
著者

・石井僚一

金融・投資ライター

大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。 株式市場の解説や個別銘柄の財務分析、IPO関連記事を得意としている。株式会社ZUUでは長くIPO記事を担当。
複数媒体に寄稿しており、Yahoo!トップページに掲載実績あり。

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