仮想通貨取引所,ツール,比較
(画像=PIXTA)

仮想通貨の投資を始める場合、まずは取引する仮想通貨取引所を選ばなければなりません。ただし、仮想通貨取引所の数は多く、これから投資にチャレンジする初心者だと、どの取引所を選べばよいか悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで、初心者が仮想通貨取引所を選ぶ際のポイントとして、取引ツールの機能性を比較することがおすすめです。機能性の高い取引ツールを使えば、仮想通貨の取引を有利にできるだけでなく、レベルの高いテクニカル分析も利用できます。

今回は、仮想通貨取引の取引ツールと、おすすめの高機能取引ツールが使える取引所を紹介します。

※当サイトのランキングは弊社が独自に行なった暗号資産取引所のイメージ調査の結果と対象となる暗号資産取引所の公式サイトの掲載情報を総合的に判断し、順位をつけています。
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仮想通貨取引所の取引ツールとは?

仮想通貨取引所の取引ツールとは、投資家が仮想通貨を取引(トレード)するためのツールのことです。投資家は取引ツールを利用して仮想通貨の買いや売り注文を出すことで、仮想通貨に投資できます。

取引ツールは単に仮想通貨を売買するだけのものではなく、仮想通貨の価格変動を表にしたチャート、仮想通貨の注文状況がわかる取引板、テクニカル分析するための指標や描画機能などを搭載しており投資家の取引を補助してくれます

coincheck

例えば、仮想通貨のビットコインを買う際に取引ツールを使うことで、これまでの価格の推移をチャートで確認できたり、テクニカル分析することでビットコインの価格変動を予測したりできます。そこからビットコインの買い時を探し、理想のタイミングで買うことが可能です。

他にも、現在の建玉一覧(注文した仮想通貨)や口座内の資産残高を確認、入金・出金など、仮想通貨の取引で必要となる機能をすべて搭載していることが取引ツールの特徴です。

取引所 取扱通貨数 取引所手数料 販売所手数料 送付手数料
Coincheck 17通貨 無料 無料 変動手数料制
bitFlyer 13通貨 0.01~0.15% 無料(※1) 0.0004BTC
(約2,000円)
GMOcoin 15通貨 Maker:-0.01%
Taker:0.05%
無料 無料
DMM Bitcoin 14通貨 - 無料(※2) 無料
SBIVCトレード 7通貨 無料 無料 無料
※1.別途スプレッドあり
※2.BitMatch取引手数料を除く
2022年1月13日現在
引用元:CoincheckbitFlyerDMM BitcoinGMOコインSBI VC Trade

仮想通貨の取引ツールに求める機能とは?

仮想通貨の取引ツールを使い快適に取引するためには、必要な機能が備わっていなければなりません。まずは「チャート機能」です。チャート機能とは、チャートに表示できるテクニカル分析するためのインジケーターや、描画ツールのことです。

仮想通貨の投資は、仮想通貨の価格上昇を予想して仮想通貨を買い、仮想通貨の価格が上昇したところで売ることで利益を得られます。ただし、仮想通貨の価格は必ず上昇するとは限らず、タイミングによっては買った直後に下落してしまうリスクもあるでしょう。

そのため、自身で仮想通貨を買う場合には、テクニカル分析などを利用して仮想通貨の価格変動を予測し、優位に取引することで利益を出す可能性を高められます。その際には、チャートにインジケーターを表示させられて、トレンドラインなどの線を描画する機能が必要です。

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次に、「注文機能」が挙げられます。仮想通貨の取引では、単に仮想通貨を買うのではなく、「成行」や「指値」など独自の注文方法を使って取引します。

成行注文であれば、現在の価格で仮想通貨を買うことが可能です。指値注文であれば買いたい仮想通貨の価格を指定できます。他にも「逆指値注文」や「IFD注文」、「一括決済」など、さまざまな注文方法があり、注文の仕方で有利に取引できるので、取引ツールには注文機能が欠かせません

そして、「操作性」も取引ツールに求められる機能です。たくさんのチャートやインジケーターを表示できる取引ツールだとしても、操作性が悪く思ったように取引できないと意味がありません。

特にスマホからであれば、ワンタップで快適に取引できることが理想です。取引したいタイミングで注文できる操作性が必要でしょう。仮想通貨の取引では、毎回、取引ツールを利用してチャートの分析や取引をするため、取引ツールの操作性も確認しておくポイントに挙げられます

高機能な取引ツールを利用するメリット

取引ツールが高機能であるかも見落とせません。「仮想通貨が取引できれば問題ない」と感じるかもしれませんが、高機能な取引ツールを使うこと、さまざまなメリットを得られます。

まず、高機能な取引ツールを使えば、ストレスのない仮想通貨取引ができます。取引ツールによっては、性能の低さから注文ボタンを押しても、すぐに注文が出されなかったり、動作が遅く使うこと自体にストレスを感じたりしてしまうことも。テクニカル分析で使うインジケーターも、取引ツールの機能性によって差が生じます

取引ツールの中には、1つのチャートに2個か3個までのインジケーターしか表示できないものや、描画ツールも単純な線しか引けない場合があります。しかし、高機能な取引ツールであれば1つのチャートに複数のインジケーターを表示させて、カスタマイズ性の高い描画ツールで理想どおりの線が引けるはずです。

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他にも描画ツールから描けるテクニカル分析もあるので、チャート分析の幅を広げて勝率を上げたい場合には、高機能な取引ツールは必須と言えるでしょう。

さらに高機能な取引ツールであれば、さまざまな注文方法による取引ができます。成行注文や1回の操作で決済や新規注文を出せる「ワンクリック注文」、価格を指定して注文を出せる「指値」や「逆指値注文」、指値と決済および損切り注文を一括で出せる「OCO注文」などを実行できるようになるため、戦略の幅を広げられるはずです。

特に、チャートを見ながらリアルタイムで取引したい場合には、高機能な取引ツールは必須と言えます。出来る限り高機能取引ツールを選んだ方がよいでしょう。

高機能な取引ツールが使える仮想通貨取引所を紹介

高機能な取引ツールを使うことによって、投資家は理想の取引をするための環境を構築できます。しかし、仮想通貨取引所の数は多く、どの取引所のツールが高機能で使いやすいかわからない方も多いはずです。

そこでここからは、高機能取引ツールが使えるおすすめの仮想通貨取引所を紹介していきます。

コインチェック

コインチェック
(画像=コインチェック公式HPより)

コインチェックでは取引ツールとして、トレードビュー(Tradeview)を採用しています。コインチェック独自の取引ツールではありませんが、トレードビュー自体は高機能な取引ツールと言えます。

テクニカル分析するために必要なインジケーターの種類は数多く、「MACD」や「移動平均線」、「ボリンジャーバンド」などたくさんのインジケーターを搭載しているほどです。描画ツールに関しても、通常のトレンドライン(直線)に加えて、引いた線の延長まで引けるものや平行チャネル、フィボナッチ・リトレースメントなどの特殊な描画まで利用できます。コインチェックのトレードビューを利用すると、ワンランク上のテクニカル分析が仮想通貨取引に活かせるでしょう

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注文方法に関しては「成行注文」と「指値逆指値注文」が使えます。チャート画面と同時表示させられるため、チャートを確認しながら注文を出すリアルタイムトレードが可能です。また、スマホには専用のコインチェックアプリが用意されており、シンプルで使いやすい取引ツールとなります。

ビットフライヤー

ビットフライヤー
(画像=ビットフライヤー公式HPより)

ビットフライヤーには、ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)と呼ばれる高機能な取引ツールが用意されています。ビットフライヤーライトニングの特徴は、取引ツール画面の色が変更できるテーマ変更や、板情報から独自のサウンドを鳴らせられるなど、カスタマイズ性が高いことが挙げられます。

取引ツールの背景が暗く、チャートをはっきりと表示させたい場合には明るいテーマに変更することで、取引ツールをより使いやすくできるでしょう。さらにビットフライヤーライトニングには、板情報と呼ばれる仮想通貨の注文情報が記載された表を確認できます。どの価格帯を投資家が意識しているのかを確認でき、より有利に取引できるはずです。

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もちろん、チャートと取引板の隣に、注文画面も用意されており、「成行」や「指値」、「STOP」などの注文が出せて、リアルタイムな取引ができます。

GMOコイン

GMOコイン
(画像=GMOコイン公式HPより)

GMOコインではブラウザ型の取引ツールとして、トレーディングビュー(TradingView)を採用しています。トレーディングビューは世界中の投資家が利用する高機能な取引ツールであり、非常に使い勝手のよいことが特徴です。

テクニカル分析で使えるインジケーターは80種類以上を搭載しており、描画ツールも70種類を超える描画が可能です。さらに、チャートに表示させるローソク足のカラーを変更できるため、自分好みの取引ツールにカスタマイズもできます。注文画面と板情報は、取引ツールの隣に配置されており、リアルタイムトレードにも対応しています。

dmmbitcoin

他にもローソク足の時間を「分・時・日・週」と自由に変更可能で、多角的な仮想通貨チャートの分析もできます。また、スマホ用の取引ツールとしてGMOコイン 暗号資産ウォレットが用意されており、チャートを確認しながらワンタップで発注ができるように、アプリの使いやすさが追求されています。

DMMビットコイン

GMOコイン
(画像=DMM Bitcoin公式HPより)

DMMビットコインには取引ツールとして、パソコン版取引システムとスマホ版取引システムアプリが用意されています。

パソコン版取引システムには、テクニカル分析するためのテクニカル指標(インジケーター)が搭載されており、「移動平均線」や「MACD」、「RSI」などを自由に表示させることが可能です。さらに描画ツールも搭載しているため、チャートにラインを引くことでトレンドを目視で確認できます。特に、パソコン版取引システムには注文方法が多く用意されており、新規注文では「ストリーミング注文」や「IFD注文」、決済注文では「指値・逆指値注文」や「一括決済」、両方の注文で使えるDMMビットコイン独自の「BitMatch注文」など、取引しやすい環境が整えられています。

dmmbitcoin

スマホ版取引システムアプリにもテクニカル分析が用意されており、チャートを最大4分割させて確認ができるなど、スマホの画面を最大限活かした取引ツールで注文できます。注文方法に関してもパソコン版とほぼ同様の注文が出せるため、パソコンとスマホの両方で高機能ツールが使えることが魅力です。

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SBI VC トレード

SBI VCトレード
(画像=SBI VCトレード公式HPより)

SBI VC トレードではSBI VCTRADE Proとして、チャートにトレーディングビュー(TradingView)を採用した取引ツールが用意されています。テクニカル分析のためのインジケーターはもちろん、描画ツールも豊富に用意されているため、高機能なツールで分析できます。

取引ツールの画面にはチャートと板情報、注文画面が同時に表示されており、リアルタイムなトレードも可能です。さらに、SBI VCTRADE Proは圧倒的な約定処理能力を誇る「NASDAQマッチングエンジン」を搭載しており、市場が活況時にあったとしてもスムーズな取引ができます

スマホ用の取引ツールとしてモバイルアプリも用意されており、使いやすさを追求しつつ、9種類のテクニカル指標を搭載した高機能取引ツールとなります。出先でもスマホ1つでパソコン版のように取引できるので、常に高機能ツールを利用して取引したい方におすすめです。

暗号資産取引所のイメージ調査結果

ZUU online編集部では当ページの作成にあたり、各暗号資産取引所のイメージに関して株式会社ZUUが独自調査を行い、客観的な統計データによる執筆を行っております。

取引所 取引ツールに関するイメージ
Coincheck

bitFlyer

GMOコイン

DMM Bitcoin

SBI VCトレード

暗号資産取引所のイメージ調査の概要

・実施期間:2021年5月

・調査の概要:暗号資産取引所各社のイメージに関するアンケートの収集

・調査対象:暗号資産(仮想通貨)取引所で口座を有する国内の20歳以上の男女

・有効回答件数:500件

・調査会社:株式会社クロス・マーケテイング

イメージ調査の結果

暗号資産取引所の取引ツールに関するイメージ調査結果
(画像=ZUUonline編集部)
取引所 暗号資産取引所の取引ツールに関するイメージ調査結果
かなり使いやすいと思う 使いやすいと思う 普通 使いにくいと思う かなり使いにくいと思う 特にイメージはない
Coincheck 7.6% 18.8% 34.4% 5.0% 1.8% 32.4%
GMOコイン 6.6% 18.4% 32.4% 5.4% 1.6% 35.6%
bitFlyer 5.2% 17.8% 39.0% 5.2% 1.2% 31.6%
DMM Bitcoin 3.8% 14.6% 33.2% 4.2% 1.6% 42.6%
bitbank 4.4% 11.2% 33.8% 4.2% 1.6% 44.8%
BITPOINT 4.0% 9.0% 31.0% 4.6% 1.6% 44.8%
Liquid by Quoine 2.8% 6.8% 32.2% 4.2% 1.8% 52.2%
TAOTAO 3.4% 7.2% 30.2% 4.2% 2.6% 52.4%
FXcoin 3.4% 8.8% 29.4% 3.8% 1.8% 52.8%
SBI VCトレード 4.2% 10.8% 31.2% 3.0% 2.4% 48.4%
ディーカレット 3.2% 7.4% 30.6% 4.2% 1.6% 53.0%
LINE BITMAX 4.0% 8.0% 31.4% 3.6% 1.4% 51.6%

暗号資産(仮想通貨)投資の取引ツールに関するQ&A

 

Q. 暗号資産(仮想通貨)における、取引ツールとは何ですか?

A:仮想通貨の売買だけでなく、注文状況や価格変動を把握できるツールです。
値動きから分析する「テクニカル分析」に必須となる指標を表示したり、チャートを確認できたりと様々な機能がついています。

 

Q. 取引ツールを使用するメリットは何か?

A:チャートによる価格推移の確認、テクニカル分析に役立ちます。
暗号通貨(仮想通貨)の価格変動をテクニカル分析を用いて予測することで、売買の時期を決める大きな助けになります。
分析以外にも、取引所口座の残高確認、入出金、売買などトレードに使う機能が含まれています。

 

Q. 取引ツールに必要な機能は何ですか?

A:もっとも重視すべきは「チャート機能」です。
指標(インジケータ)はテクニカル分析において極めて重要で、チャートに表示したり、描画することで分析の補助となります。
「チャート機能」は、それらを兼ね備えた機能です。
次に気にかけたいのは「注文機能」です。
単純な売買ではなく、暗号資産(仮想通貨)では「成行」「指値」をはじめ、「逆指値」「一括決済」「IFD注文」といった多様な注文方法があります。
注文方法により取引を有利に行えるため、注文機能は取引ツールでも重要な要素です。
他にも、取引ツールを選ぶ際は操作性も考慮しましょう。

 

Q. 取引ツールの性能差は何に注目すればいいですか?

A:インジケータの表示数、描画ツールの豊富さに注目です。
テクニカル分析は1つのインジケーター(指標)に頼るのではなく、複数の指標に基づいて論拠を積み上げるのが大切です。
性能が低い取引ツールだと、1つのチャートに表示できるインジケーターが2、3個までというものもあります。
描画ツールも重要で、いくつかの線を引くことで価格動向を見出す分析もあります。
低性能な取引ツールの場合、単純な線しか引けず、精度が高い分析ができないことがあります。
分析面のほか、様々な注文方法ができるかどうかにも注目です。
いくつもの注文方法を駆使することで、有利な取引きができます。

 

Q. 高性能な取引ツールを提供しているのは、どの暗号資産(仮想通貨)取引所ですか?

A:コインチェックが取り入れている「トレードビュー(Tradeview)」は高性能な取引ツールの1つです。
コインチェック独自のツールではないものの、よく使われる「移動平均線」「MACD」「ボリンジャーバンド」をはじめ、多様な指標が含まれています。
平行チャネル、フィボナッチ・リトレースメントなどの特殊な描画もできます。
ビットフライヤーは「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)」を展開しています。
柔軟なカスタマイズ性が特徴で、取引ツール画面の色を変更することで視認性を高められます。
板情報(暗号資産の注文情報が記載された表)の確認も容易で、他の投資家が意識している価格を把握しやすく、より有利な取引に寄与します。
他にもGMOコインが採用する「トレーディングビュー(TradingView)」は80種類以上のインジケーター、70種類以上の描画ツールを搭載しています。

 
監修者

取引ツールの機能性で仮想通貨取引所を選ぶ

この記事では仮想通貨取引の取引ツールと、おすすめの高機能取引ツールが使える取引所を紹介しました。

取引所選びは取り扱い仮想通貨の種類や、取引所の知名度で選ぶこともありますが、取引ツールの機能性で選んだ方がより有利な取引ができるはずです。

どれだけ豊富な仮想通貨の取り扱いがあったとしても取引ツールが使いにくく、思ったような取引ができないと、仮想通貨の投資で損失ばかりを出してしまう恐れがあります。しかし、取引ツールの機能性を基準に仮想通貨取引所を選ぶことで、テクニカル分析で仮想通貨の価格変動を予測し、描画ツールでトレンドを確認することで、利益を大きく伸ばした取引ができる可能性を高められます

そして、高機能な取引ツールを提供する仮想通貨取引所は、投資家の取引しやすさに配慮している証拠であり、使いやすい取引ツールにアップデートし続けてくれるでしょう。

取引しやすい高機能取引ツールの使いやすさがさらに向上されるので、将来的に仮想通貨で利益を出していきたい投資家であれば、取引ツールの機能性で仮想通貨取引所を選ぶことがおすすめです。もちろん、すでに仮想通貨取引所の口座を開設しており、他の仮想通貨取引所の取引ツールの方が使いやすいのであれば、そちらを登録して利用するとよいでしょう。

ぜひ、これから仮想通貨の投資を始めたい方や、現在の取引ツールに不満がある方は、今回の記事を参考にして取引ツールから仮想通貨取引所を選んでみてください。