SBI・バンガード・S&P500への投資を検討していて「もっとくわしく特徴を知りたい」「買い方は?」「購入できる証券会社を教えて」など疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
SBI・バンガード・S&P500は、S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、手数料を抑えて米国株式市場に分散投資ができます。
ここでは、SBI・バンガード・S&P500の特徴や利回り、配当金、買い方、購入できる証券会社などについて解説します。
SBI・バンガード・S&P500の概要
SBI・バンガード・S&P500は、SBIアセットマネジメントが手がけるインデックスファンドで、投資対象はバンガード・S&P500 ETF(VOO)です。
SBIアセットマネジメントが属するSBIグループやバンガード社について知ることで、SBI・バンガード・S&P500の理解を深めていきましょう。
ここでは、バンガード社やSBIグループ、インデックスファンドの基本的情報について見ていきます。
バンガード社とは
バンガード社は、1975年にアメリカペンシルバニア州バレーフォージで設立された運用会社です。2016年には、バンガードが世界で初めてアメリカの個人投資家に向けてインデックスファンドを発売してから40周年を迎えています。
「全ての投資家の皆さまと公平に向き合い、投資目標達成のための最良の機会をご提供します」という使命を掲げ、顧客第一主義を軸とし、「長期・分散・低コスト」を運用哲学とした投資信託・ETFの商品を提供しています。
バンガードは、ブラックロックやステートストリートとともに世界3大運用会社といわれており、世界中で3000万人を超える投資家に400本以上のファンドを提供。世界の市場で運用する資産は約7.2兆ドルです。(2021年1月31日時点)
※バンガードの日本支社は、2021年2月をもって撤退しています。
SBIグループとは
SBIグループは、SBI証券やSBI損保、住信SBIネット銀行など多数の企業で構成され、以下の3つの事業を主要事業と位置づけ展開しています。
・金融サービス事業:金融商品や関連サービス・情報の提供など
・アセットマネジメント事業:国内外のITや環境、バイオ関連企業への投資など
・バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業:医薬品や化粧品のグローバル展開など
SBIグループに属する主な企業は、以下のとおりです。
企業 | 主な事業 |
---|---|
SBI証券 | オンライン総合証券 |
SBI損害保険 | 損害保険業 |
住信SBIネット銀行 | インターネット専業銀行 |
SBIリクイディティ・マーケット | 外国為替証拠金取引等のマーケット機能の提供・システム開発 |
SBIプライム証券 | 主に法人対象の金融商品取引、商品先物取の媒介・取次ぎ |
ジャパンネクスト証券 | 私設取引システム(PTS)運営業務 |
SBIインベストメント | ベンチャーキャピタルファンド等の運用・管理 |
SBIウェルネスバンク | 健康管理支援サービス事業、ウェルネス関連コンサルタント事業 |
SBIリーシングサービス | オペレーティングリース・アレンジメント事業 |
SBI Bank | ロシアにおける銀行業 |
SBIロイヤル証券 | カンボジアにおける総合証券 |
現在、SBIホールディングスの持株会社体制にて、各事業を国内外で推進しています。
インデックスファンドとは
インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウ、REIT指数など特定の指標(インデックス)に連動した運用成果を目指す投資信託のことです。指標に連動するため値動きがわかりやすいのが特徴です。
また、商品はベンチマークとなるインデックスに採用されているのとほぼ同じ銘柄群で構成されますので、分散投資でリスクを抑えることができます。銘柄調査費用などが発生しないため、コストが比較的低く設定されているのも特徴です。
SBI・バンガード・S&P500の特徴
SBI・バンガード・S&P500の特徴は、手数料が安いことです。また、為替ヘッジは行っていないため、円安時は多くの利益を期待できます。S&P500に連動する投資成果を目指しているため、実質的にアメリカを代表する約500社にまとめて投資ができます。
ここでは、SBI・バンガード・S&P500の特徴について見ていきましょう。
手数料が安い
SBI・バンガード・S&P500の特徴の1つが、手数料が安いことです。SBI・バンガード・S&P500の購入時手数料は無料で、信託報酬は年0.0938%程度、信託財産留保額や解約手数料はかかりません。(2023年7月24日時点、SBI証券)
信託報酬については、委託会社に年0.022%、販売会社に年0.022%、受託会社に年0.014%が支払われます。税込で年0.0638%(税抜年0.058%)となり、投資信託証券に年0.03%の手数料が発生するため、合計で年0.0938%程度となっています。
手数料が1.0%を超える投資信託もある中で、SBI・バンガード・S&P500は低コストで運用が可能です。
為替ヘッジを行なっていない
SBI・バンガード・S&P500は為替ヘッジを行っていません。為替ヘッジとは、為替変動リスクを回避することを目的として、外貨建て海外資産に投資をする際に、一定の為替レートで円と外貨を交換する契約を結ぶものです。
為替ヘッジがあると、為替の値下がり(円高)による損失を避けられます。為替ヘッジがない場合は、為替の影響をそのまま受けるため円高の場合は不利ですが、円安時は為替ヘッジありよりも多くの利益が期待できます。
S&P500に連動している
SBI・バンガード・S&P500は、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指し、バンガード・S&P500 ETFなど、S&P500指数に連動するETFに投資しています。
S&P500は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQ市場などに上場する企業から、代表的な500銘柄を時価総額比率の加重平均方式で計算したものです。
SBI・バンガード・S&P500に投資をすれば、実質的にアメリカを代表する約500社にまとめて投資ができます。
会社名 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
---|---|---|---|---|---|
米国株取扱銘柄数 | 5,000銘柄以上 | 4200銘柄 | 700銘柄以上 | - | - |
米国ETF取扱銘柄数 | 372銘柄 | 307銘柄 | 14銘柄 | - | 155銘柄 |
取引手数料(税込) | 約定代金の0.495% (最低0米ドル~上限22米ドル) |
約定代金の0.495% (最低0米ドル~上限22米ドル) |
売買代金×0.20%(+売りのみSEC手数料:0.00051%)+国内取次手数料 | 約定代金の0.495% (最低0米ドル~上限22米ドル) |
売買代金×0.3%+国内取次手数料 |
為替手数料(1ドルあたり) | 買付時:0銭 売却時:25銭 |
25銭 | 25銭~50銭 | 20銭 | 50銭 |
口座開設 |
※国内株式取引手数料に関して |
---|
SBI・バンガード・S&P500の平均的な利回り
現時点でSBI・バンガード・S&P500は配当金が出ていません。トータルリターンは次のようになっています。
1ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|
SBI・バンガード・S&P500 | 2.98% | 22.90% | 36.12% | 58.49% |
カテゴリ平均 | 2.09% | 16.51% | 37.45% | - |
SBI・バンガード・S&P500の配当金
SBI・バンガード・S&P500は2019年9月に設定され、決算は年1回です。2020年9月の決算時には分配金はありませんでした。今後、分配金が出る可能性はありますが、現時点での分配金実績は0円です。
SBI・バンガード・S&P500がおすすめな人
SBI・バンガード・S&P500は低コストで米国株式市場に投資ができるため、「つみたてNISAを利用したい人」「投資に時間をかけずに運用したい人」「米国株式市場に投資したい人」におすすめです。
ここでは、SBI・バンガード・S&P500がおすすめな人について見ていきましょう。
つみたてNISAを利用したい人
SBI・バンガード・S&P500は、つみたてNISAを利用したい人におすすめです。S&P500に連動していてアメリカの有名企業に分散投資ができ、低コストで運用できるからです。
つみたてNISAを活用すれば、新規投資額が毎年40万円を上限として最長20年間非課税になります。通常であれば利益に対してかかる20.315%の税金を0円にすることが可能です。
SBI・バンガード・S&P500は、バンガード社が運用哲学とする「長期・分散・低コスト」の商品であり、つみたてNISAに向いています。
投資に時間をかけずに運用したい人
SBI・バンガード・S&P500は、ノーロードで信託報酬は年0.0938%程度、信託財産留保額や解約手数料は無料です。運用コストが安く、アメリカの主要企業に分散投資できるため、長期投資に向いている金融商品です。
投資信託はプロが管理や運用をするため、購入後は特ににすることがありません。そのため、投資に時間をかけずに運用したい人に向いています。
米国株式市場に投資したい人
SBI・バンガード・S&P500は、バンガード・S&P500 ETFなど、S&P500指数に連動するETFに投資しています。実質的にアメリカを代表する約500社に分散投資ができるため、米国株式市場に投資をしたい人に向いています。
手数料は最近始めたサービスのアクティブプランだと100万円以下の取引は0円で細かく取引する人は実質ただとなり初心者にもおすすめの証券会社となります。
投資信託を保有したりするだけでTポイントが貯まり、またTポイントを投資に回すことができます。
SBI証券はIPOも扱っていますしPOもよく扱っています。ですから、とりあえず必要な証券会社だと言えます。
SBI・バンガード・S&Pはどこで購入できる?
SBI・バンガード・S&Pが購入できるおすすめ証券会社は「SBI証券」「マネックス証券」「auカブコム証券」です。どの証券会社も使い勝手がよく、投資情報が豊富で、少額資金で投資を始められるため初心者でも安心です。
ここでは、3つの証券会社の特徴について見ていきましょう。
おすすめ3つの証券会社の手数料を比較しました。ぜひ参考になさってください。
投資信託銘柄数 | 2635 | 1233 | 1432 |
---|---|---|---|
申込手数料 | 原則無料 | 無料 | 無料 |
信託報酬 | 純資産総額に対して、最大年率3.41%(税込) | 純資産総額に対して最大年率2.38%(税込2.618%)を乗じた額の信託報酬のほか、その他の費用 | 運用管理費用(信託報酬)は、投資地域・投資手法・投資対象等を主な評価項目として、委託会社が総合的に判断し決定します。 |
信託財産留保額 | 買付時の基準価額に対して最大0.6%、換金時の基準価額に対して最大3.5% | 約定日の基準価額に最大計1.2%を乗じた額 | ファンドにより異なる |
SBI証券
SBI証券はSBIグループが運営するネット証券で、証券口座開設数は720万を超えています。「2021年 みんなの株式ネット証券比較ランキング総合」で第1位を獲得し、HDI-Japan2020(ヘルプデスク協会)「問合せ窓口格付け」「Webサポート格付け」にて、国内最高評価の「三つ星」を獲得するなど高評価を得ています。
投資信託の取扱数は2639本(2023年7月時点)です。投資信託でTポイントを貯める・使える「Tポイントサービス」も提供しています。100円から投信積立を始めることも可能です。
日経CNBC市況オンラインセミナーやアナリストのオリジナルレポートなど、投資に役立つ情報が豊富で、知識を学べるサイトも用意されています。SBI証券の口座は、申し込みをして最短翌営業日に取引を開始できます。
SBI証券のメリット
手数料が安い
手数料が他のネット証券会社と比べてもダントツで安く、1日定額制で0円である。上場企業の9割が100万円以下で購入できるので、ほとんど全ての銘柄を手数料を気にすることなく、購入することができます。
5年前から株取引を行っていますが、少額取引の手数料が安いことからSBI証券を選びました
\業界最低水準の運営管理手数料/
大手だからこその安心感がある
SBI証券はSBIグループの中核企業であり、万が一の倒産のリスクもかなり低い、優秀な企業である。他のSBIグループのサービスも使えてお得である。
取引に応じてTポイントがつく
SBI証券はTポイントと連携することによって、取引をしながらお得にポイントを貯められることができる。日常Tポイントをよく使用する人は口座を開いて損はない。
Tポイントと提携していて、Tポイント投資が可能だったり取引をすることでポイントを貯めることができてお得です。
スプレッドの狭さは業界でも最狭水準であり、簡単に始められるので嬉しい。
\SBI証券ならTポイントが貯まる!/
SBI証券のデメリット
デモ取引がない
SBI証券では仮想資金を使って取引シミュレーションを行うデモ取引を利用できません。損失を出しても実際の資産に影響がないため、デモ取引は初心者にとって嬉しい機能でしょう。
ただしSBI証券ではデモ口座がない代わりに、数百円の1株単位から株を購入することができます。失敗しても大きな損失には繋がらないので、少額から取引を始めてみましょう。
米国株日本株の取引アプリが別
また、SBI証券では国内株と米国株の取引アプリが分かれています。1つのアプリでまとめて取引できるわけではないのでその点は面倒に感じるかもしれません。
IPOの取扱数が多いが、倍率が高い
そしてIPOの取扱い銘柄数が多い(2022年 89社)ものの、逆に多くの投資家がSBI証券で申し込みをするため当選確率が高くないという点もデメリットの一つです。しかし、IPOで当選するためには複数の証券会社から申し込みをするのが基本路線です。SBI証券でも申し込み、他の証券会社での申し込みも行うと良いでしょう。
\25歳以下なら手数料無料!/
SBI証券に関する良い口コミ・評判
しおさん
★★★★★
2022/05/26
最近積立NISAを始めましたが、口座開設はインターネット上で簡単にできました。
積立NISAについては審査が必要なので時間は少しかかります。
ポイントが貯まる設定、クレジットカード積立の設定などを行うと、積立NISAをしつつポイントも貯めることができます。
積立NISAをするにあたっては、買付の仕方などについてきちんとガイドページが作られており、疑問を解決できます。
初めてでもとてもわかりやすいです。
てぃみさん
★★★★★
2022/05/26
マーケットや個別株の情報が豊富で、専門家のコラムも充実している。
なかなか自分では外国株式の情報を得にくいので、投資先の選定にとても役立つ。
取引もウェブ上で簡単にでき、特に米国株は手数料も安いと思う。
最近は、ドコモポイントと連携できたり、外国株式の資産状況がひと目でわかるようになったりと少しずつ改良されてますます使い勝手が良くなった。
SBI証券に関する良くない口コミ・評判
KKさん
★★
2022/05/26
SBIは兼ねてより使用しているのとポジションを保有している関係で現在も継続して使用しております。
毎週末のメンテナンスをするのは仕方がないとは思うのですが、メンテナンス頻度の割には不具合多発の改善を強く望みます。
特にザラ場や寄り付き5分前の不具合でポジションを解消できなかったり、指値が引っかかったりする場合もあるので最悪です。
まちゃおさん
★★
2022/05/26
IPOへ当選したいため、数年IPO申し込みを継続しています。
有名ですが、IPOに申し込みし、外れるとIPOポイントが貯まり、次回IPOに申し込む際に貯まったポイントを利用すると当選確率が上がるというものです。
ここ最近はIPO参加者が多く、ポイントを集めてもなかなか当選しないという声をよく耳にしますが、いつか当たりますように。という気持ちを込めて毎回応募しています。
他の証券会社にはないポイント制度がウリだと感じています。
SBI証券の口座開設申し込み方法
口座開設方法の「STEP1 口座開設を申し込む」について、申し込み方法をパソコンとスマホのそれぞれで実際の画像を使って解説します。
パソコンの場合
STEP1 メールアドレスの登録
メールアドレスを入力し、仮登録をします。
\初心者におすすめ!/
STEP2 認証コードの入力
登録したメールアドレス宛に届いた認証コードを入力します。
\最短で翌営業日から取引可能!/
STEP3 お客様情報の設定
氏名・住所・生年月日などの基本情報を入力します。
\証券口座開設数720万突破!/
STEP4 規約の確認
各規約のPDFを確認し、同意のチェックボックスにチェックを入れます。
STEP5 入力内容の確認
入力した内容を確認します。
\初心者におすすめ!/
STEP6 口座開設方法の選択
口座開設の方法を選択します。本人確認書類の提出をWEB上で行う「ネットで口座開設」または提出を郵送で行う「郵送で口座開設」があります。
STEP7 口座開設申し込みの完了
申し込みが完了したら、申し込み完了メールに次のステップが書いてあるので忘れずに確認しましょう。
「ネットで口座開設」を選択した場合は、メールのアドレスから専用ページにアクセスし、本人確認書類の提出をしましょう。
\最短で翌営業日から取引可能!/
スマホの場合
STEP1 メールアドレスの登録
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登録したメールアドレス宛に届いた認証コードを入力します。
\証券口座開設数720万突破!/
STEP3 お客様情報の設定
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STEP5 入力内容の確認
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口座開設の方法を選択します。本人確認書類の提出をWEB上で行う「ネットで口座開設」または提出を郵送で行う「郵送で口座開設」があります。
STEP7 口座開設申し込みの完了
申し込みが完了したら、申し込み完了メールに次のステップが書いてあるので忘れずに確認しましょう。
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マネックス証券
マネックス証券は、投資信託の購入時手数料が全銘柄無料です。ほとんどの投資信託が100円から積立できるため、無理なくコツコツと始められます。投資信託の残高に応じてマネックスポイントがたまり、ポイントはAmazonギフト券やdポイントなどに交換できます。
定期自動入金を利用する場合は、積立に必要な資金を手数料無料で引き落としが可能です。保有資産の詳細分析や将来のリターン予測、収支シミュレーションなどができる資産管理ツール、投資に役立つ最新のマーケット情報やアナリストレポートなどを掲載した情報メディア「マネクリ」などを提供しています。
auカブコム証券
auカブコム証券の投資信託は、すべてノーロードなので購入時の手数料が無料です。毎月100円以上1円単位で積立設定ができますので、無理せずコツコツと資産形成ができます。投資信託の月間平均保有額が2万4000円以上ある場合は、毎月ポイントをもらえるチャンスがあります。
電話相談やアナリストによる相場予想などの解説動画、24時間対応のAIチャットがあるため、疑問や不安をすぐに解消することが可能です。
投資信託のほかにも、株式やFX、先物・オプション、債券などさまざまな商品を取り扱います。
SBI・バンガード・S&P500の買い方
SBI・バンガード・S&P500を買うには、証券会社の口座開設後、入金を行い申し込みをします。難しい手順はありませんので、初めての方でもスムーズに進められるでしょう。ここでは、SBI・バンガード・S&P500の買い方について紹介します。
口座を開設する
まずは、希望の証券会社で口座を開設します。多数の証券会社があり、それぞれでサービスや取引ツール、情報量、サポートなどが異なります。自分に合う証券会社を選ぶようにしましょう。
口座開設は証券会社のサイトから申し込みができます。申し込みの際に本人情報や勤務先情報、口座情報などの入力と本人確認書類の提出が必要です。口座開設をスムーズに進めるためにも、必要書類は事前に用意しておきましょう。
入金する
口座開設完了後、指定口座に入金をします。証券会社によって入金方法が異なるため事前に確認してください。SBI証券であれば「即時入金」「リアルタイム入金」「振替入金(ゆうちょ銀行)」「振込入金」が可能です。
投資には、生活資金ではなく、あくまでも余剰資金を使うようにしましょう。運用益が出るとは限らないため、生活資金は使わないのが基本です。
購入申し込みをする
投資信託のページからSBI・バンガード・S&P500の購入申し込みをします。購入後は、定期的に価額の推移をチェックしながら、追加購入などを検討しましょう。また、証券会社によっては積立購入の設定が可能です。
SBI・バンガード・S&P500投資に関するよくある質問
SBI・バンガード・S&P500とは何ですか?
SBI・バンガード・S&P500は、SBIアセットマネジメントが手がけるインデックスファンドで、投資対象はバンガード・S&P500 ETF(VOO)です。インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウ、REIT指数など特定の指標(インデックス)に連動した運用成果を目指す投資信託のことです。
SBI・バンガード・S&P500の特徴は何ですか?
SBI・バンガード・S&P500の特徴は、手数料が安いことです。また、アメリカを代表する約500社に分散投資ができます。
SBI・バンガード・S&P500の配当がもらえるタイミングは?
現時点でSBI・バンガード・S&P500は配当金が出ていません。
SBI・バンガード・S&P500の投資方法は?
SBI・バンガード・S&P500を買うには、証券会社の口座開設後、入金を行い申し込みをします。難しい手順はありませんので、初めての方でもスムーズに進められるでしょう。
SBI・バンガード・S&P500はどのような人におすすめなのか?
つみたてNISAを利用したい人や投資に時間をかけずに運用したい人におすすめです。また、実質的にアメリカを代表する約500社に分散投資ができるため、米国株式市場に投資をしたい人に向いています。
まとめ
SBI・バンガード・S&P500は、S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。低コストでアメリカ株に分散投資ができます。証券会社の積立サービスを利用すれば、手間をかけずにコツコツと資産形成が可能です。また、つみたてNISAを活用すれば、税負担を軽減できます。
SBI・バンガード・S&P500に興味がある方は、ここで紹介した内容や証券会社を参考にして、早速投資を検討してみましょう。
ETF/ETN人気ランキング(2022年6月)
順位 | 前月比 | コード | 銘柄名 |
---|---|---|---|
→ | 1570 | NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | |
→ | 1357 | NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | |
→ | 1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | |
4 | ↑ | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 |
5 | → | 1552 | 国際のETF VIX短期先物指数 |
6 | ↓ | 2516 | 東証マザーズETF |
7 | ↓ | 1655 | iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF |
8 | ↑ | 2038 | NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN |
9 | 1655 | 楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 | |
10 | 1540 | NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 |
2022年6月のSBI証券におけるETF/ETN売買ランキングについて、1~3位(1位NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信、2位NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信、3位日経平均ベア2倍上場投信)の1位集団は5月と同様にレバレッジ型の日経平均連動ETFが占めました。また4位も日経平均ブル2倍上場投信であり、1~4位がいずれも日経平均連動のレバレッジ型ETFとなっています。
更に9位楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型、10位NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信が新たにランクインしました。結果的にETF/ETN人気ランキング上位10銘柄の中で、6銘柄が日経平均連動型。更に5銘柄がレバレッジ型です。6月の日経平均は月足で上下にヒゲの長い陰線となり、方向性は出ていないものの比較的大きな値動きが生じました。日経平均の値動きに乗ろうとした投資家が多かったことが分かります。
7月も引き続き日経平均連動型ETFの活況が続くか注目されます。
プロフィール
・石井僚一
金融・投資ライター
大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。 株式市場の解説や個別銘柄の財務分析、IPO関連記事を得意としている。株式会社ZUUでは長くIPO記事を担当。
複数媒体に寄稿しており、Yahoo!トップページに掲載実績あり。
\楽天ポイントでお得に投資!/
年収400万円未満の会社員だが、紆余曲折を経て米国市場のグロース株に投資し、投資歴8年目にして1億円の大台達成。FIREをめざし、新たな目標を掲げてさらなる資産拡大のために現在も米国株の運用を継続中。
Twitter:@maasi_kabuo
note:https://note.com/maasi_kabuo/