総量規制対象外のカードローン8選!借り換えローンなら年収の3分の1以上を借りられる
(画像=NETMONEY編集部)

消費者金融のおまとめローン借り換えローン銀行カードローンであれば、年収の3分の1以上の借入れがある人でもお金を借りられます。これらは、総量規制の対象外だからです。

総量規制対象外のカードローン取り扱い金融機関

金融機関 おすすめの人
大手
消費者金融
・すぐに借り換えたい人
・金利や毎月の返済額を確実に下げたい人
中小
消費者金融
・信用情報に不安がある人
銀行 ・追加で借入れしたい人
・今より低金利のカードローンに借り換えたい人

なかでも、一番のおすすめは大手消費者金融のおまとめローンです。なぜなら、総量規制オーバーの人も最短即日で利用できるうえ、金利や毎月の返済額を確実に下げられるためです。

本記事では、NET MONEY編集部がおすすめする総量規制対象外のカードローンを厳選して8つ紹介します。審査通過のコツや注意点も詳しく解説するので、この記事を読んであなたの借金問題を解決しましょう。

  1. 総量規制対象外で即日借りれるのは大手消費者金融カードローン【おすすめ4選】
    1. プロミスのおまとめローンは総量規制オーバーでも借入れが可能
    2. レイクの「レイクdeおまとめ」は銀行カードローンもおまとめの対象
    3. SMBCモビットのおまとめローンは来店不要で最短15分で借り換えできる
    4. アイフル「おまとめMAX」「かりかえMAX」なら総量規制以上でも800万円まで借りられる
  2. 中小消費者金融(街金)の借り換えローンやおまとめローンで借入れも可能【おすすめ4選】
    1. 中央リテールの「おまとめローン」は200万円以上借りている人が利用可能
    2. ダイレクトワンの「お借り換えローン」ならショッピングリボや銀行カードローンも一本化可能
    3. フクホーの借換えローンは他社借入総額200万円まで利用可能
    4. アローの借換えローンは返済期間が15年で毎月の返済負担を軽減可能
  3. 総量規制対象外の金融機関4つ!銀行カードローンなら総量規制対象外で借りられる
    1. ネット銀行カードローンは大手より審査が柔軟!総量規制対象外で借りられる場合がある
    2. JAバンクは総量規制対象外のため年収の3分の1以上借りられる可能性がある
    3. 信用金庫は年収に応じて総量規制対象外で借りられる
    4. ろうきんは団体会員や生協会員なら総量規制オーバーで借りられる可能性がある
  4. 目的別ローンやクレジットカードのショッピング枠でも総量規制対象外で借りられる
    1. 住宅ローンや自動車ローンなどの除外貸付なら借りられる
    2. クレジットカードのショッピング枠は総量規制対象外!割賦販売法が適用される
  5. 総量規制対象外の銀行カードローンなどからお金を借りるときの注意点
    1. 銀行は総量規制対象外だが自主規制で借入れが困難な場合がある
    2. 信金・ろうきん・農協は低金利だが審査が厳しい
    3. クレジットカードのショッピング枠は他社借入れがあると利用できない場合がある
  6. 総量規制対象外のカードローンの審査に通るコツ
    1. 他社借入れ残高を減らしておく
    2. 信用情報を確認しておく
    3. 在籍確認の電話に対応する
  7. 総量規制とは
  8. 総量規制対象外のカードローンに関するよくある質問
    1. 複数の借金をまとめて返済したいのですが、総量規制の影響を受けますか?
    2. 消費者金融から事業資金を借りる場合も、総量規制の対象になりますか?
    3. 総量規制を超えて借入れしています。罰則はありますか?
    4. 総量規制対象外でお金を借りている人は何人いますか?
    5. 総量規制を超えて借りるための抜け道はありますか?

総量規制対象外で即日借りれるのは大手消費者金融カードローン【おすすめ4選】

総量規制オーバーで即日借りたい人は、大手消費者金融のカードローン(おまとめローン)が最適です。曜日を問わず最短15分で借り換えできるためです。

消費者金融のおまとめローンは総量規制の例外貸付に該当します。返済負担の軽減を主な目的とするため、金利や毎月の返済額の軽減が可能です。

ここでは、NET MONEY編集部がおすすめする大手消費者金融のおまとめローンを4つ紹介します。なかでも、一番のおすすめはプロミスのおまとめローンです。金利や毎月の返済額を下げられるだけでなく、無利息期間も活用できるためです。

おすすめの算定基準
  • 融資スピードの早さ
  • 金利の低さ
  • 限度額の高さ
  • 借り換え対象の豊富さ

大手消費者金融のおまとめローンおすすめ4選

※1 リンク先はフリーキャッシング/レディースキャッシングの申込ページです。
※2 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

プロミスのおまとめローンは総量規制オーバーでも借入れが可能

1万円札とプロミスのカード
(画像=NET MONEY編集部)
借入限度額 ~300万円
実質年率 年6.3~17.8%
申込対象者 20~65歳※1
審査時間 最短即日
融資時間 最短即日
返済期間 最長10年(120回)
無利息期間 30日間※2
※1 安定した収入がある人
※2 プロミスで新規契約する人に限る
プロミスのメリット
  • 最短即日で借り換え可能
  • 借り換えによって金利や返済額が軽減される
  • プロミスを初めて利用する人は30日間の無利息期間が適用される
プロミスのデメリット
  • 最短即日で融資を受けるには来店必須
  • 銀行カードローンやショッピングリボは借り換えできない
  • 返済専用であるため新たな借入れはできない

■総量規制オーバーの人も300万円まで借り換え可能

プロミスのおまとめローンは、総量規制オーバーの人も300万円まで借り換えできます。総量規制の例外貸付に該当するためです。たとえば、以下のような貸金業者からの借入れであれば、返済を一本にまとめられます。

借り換えの対象となる借入れ(一例)
  • 消費者金融のカードローン
  • クレジットカードのキャッシング
  • クレジットカード会社のカードローン

■金利や毎月の返済負担が軽減される

プロミスのおまとめローンで返済を一本化すると、金利や毎月の返済負担が軽減されます。借入れ総額に応じて適用金利が設定されるためです。一般的に、1社からの借入れ額が多いほど金利は下がります。

たとえば、年18.0%の金利で3社から借りている人がプロミスのおまとめローンを利用すると、金利が年3.0%下がり、毎月の返済額も12,000円軽減されます(下表)。

200万円を借りている人が借り換えた場合

■プロミスを初めて利用する人は30日間利息0円

プロミスを初めて利用する人は、30日間の無利息期間が適用されます。おまとめローンの利用で無利息期間が適用される大手消費者金融はプロミスのみです(下表)。

大手消費者金融の無利息期間の有無

プロミス 30日間
レイク ×
SMBCモビット ×
アイフル ×

プロミスなら初めの1ヵ月間は利息が発生しないため、返済負担の軽減につながります。

\おまとめローンでも30日間利息0円/

レイクの「レイクdeおまとめ」は銀行カードローンもおまとめの対象

1万円札とレイクのカード
(画像=NET MONEY編集部)
借入限度額 10~500万円
実質年率 年6.0~17.5%
申込対象者 20~70歳※
審査時間 最短即日
融資時間 最短即日
返済期間 最長10年(120回)
無利息期間 ×
※安定した収入がある人
レイクのメリット
  • 銀行カードローンもおまとめの対象
  • 上限金利が年17.5%と他社より低め
  • 500万円までの借り換えに対応
レイクのデメリット
  • 契約時に自動契約機へ来店必須
  • クレジットカードのショッピングリボは対象外
  • 返済専用であるため新たな借入れはできない

■対象は20歳~70歳と幅広く500万円まで借り換えできる

レイクの「レイクdeおまとめ」は、安定した収入がある20歳~70歳の人であれば、総量規制オーバーの人でも500万円まで借り換えできます。申込条件に年収や雇用形態などの決まりがないため、借入れ額が多くカードローンの審査に通らない人におすすめです

■銀行カードローンもおまとめの対象

レイク(旧レイクALSA)の「レイクdeおまとめ」は、貸金業者からの借入れだけでなく、銀行カードローンも対象です。銀行カードローンを借り換えできる消費者金融は多くありません(下表)。

消費者金融のおまとめの対象

  貸金業者の
カードローン
銀行
カードローン
レイク
プロミス ×
SMBCモビット ×
アイフル

銀行カードローンも併せて借り換えしたい人は、レイクdeおまとめが候補となります。

SMBCモビットのおまとめローンは来店不要で最短15分で借り換えできる

1万円札とSMBCモビットのカード
(画像=NET MONEY編集部)
借入限度額 ~500万円
実質年率 年3.0~18.0%
申込対象者 20~65歳 ※1
審査時間 最短15分
融資時間 最短15分 ※2
返済期間 最長13年4ヵ月 (160回)
無利息期間 ×
※1 安定した収入がある人
※2 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
SMBCモビットのメリット
  • Web完結で最短15分で借り換えできる
  • 返済期間は13年4ヵ月と消費者金融の中でも最長
  • 返済日を自由に選択できる
SMBCモビットのデメリット
  • 銀行カードローンやショッピングリボは対象外
  • 上限金利は年18.0%と高め
  • 返済専用であるため新たな借入れはできない

■最短15分で借り換え可能

SMBCモビットのおまとめローンは、最短15分※で借り換えできます。申込みから契約までWebで完結するためです。

SMBCモビットの審査時間は、大手消費者金融の中でも最速です(下表)。

消費者金融おまとめローンの審査時間

SMBCモビット 最短15分※
プロミス 最短即日
レイク 最短即日
アイフル 最短18分
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

既存ローンの返済期日が迫っているなど、早く借り換えたい人に適しています。

■返済期間は最長13年4ヵ月

SMBCモビットのおまとめローンは、返済期間が最長13年4ヵ月と他社より3年4ヵ月長く設定されています(下表)。

消費者金融おまとめローンの返済期間

SMBCモビット 最長13年4ヵ月(160回)
プロミス 最長10年(120回)
レイク 最長10年(120回)
アイフル 最長10年(120回)

これにより、他社を利用するより月々の返済負担を軽減できます。たとえば、年15.0%の金利で100万円を借り換えた場合、SMBCモビットであれば他社より2,000円返済額を抑えられます(下表)。

100万円を年15.0%の金利で借り換えた場合

  返済期間 返済額/月
SMBCモビット 13年4ヵ月 14,500円
他社の
おまとめローン
10年 16,500円

アイフル「おまとめMAX」「かりかえMAX」なら総量規制以上でも800万円まで借りられる

1万円札とアイフルのカード
(画像=NET MONEY編集部)
借入限度額 1~800万円
実質年率 年3.0~17.5%
申込対象者 20歳以上※
審査時間 最短18分
融資時間 最短18分
返済期間 最長10年(120回)
無利息期間 ×
※安定した収入がある人
アイフルのメリット
  • Web完結で申し込めて最短18分で借り換えできる
  • 800万円までの借り換えに対応
  • 銀行カードローンやショッピングリボも対象
アイフルのデメリット
  • 無利息期間は適用されない
  • 返済専用であるため新たな借入れはできない

■総量規制以上でも800万円まで借りられる

アイフルのおまとめMAX、およびかりかえMAXは、総量規制以上でも800万円まで借りられます。アイフルの利用限度額は他社より300~500万円ほど高額です(下表)。

消費者金融おまとめローンの限度額

アイフル ~800万円
プロミス ~300万円
レイク ~500万円
SMBCモビット ~500万円

既存ローンの借入れ総額が多い人はアイフルのおまとめローンが最適です。

■銀行カードローンやショッピングリボも対象

アイフルのおまとめローンであれば、銀行カードローンやクレジットカードのショッピングリボも返済を一本化できます。クレジットカードのショッピングリボを借り換えできる消費者金融は、アイフル以外にありません(下表)。

消費者金融おまとめローンの対象となる借入れ

さまざまな金融機関からの借入れを1社にまとめたければ、アイフルを選びましょう。

中小消費者金融(街金)の借り換えローンやおまとめローンで借入れも可能【おすすめ4選】

中小消費者金融(街金)の借り換えローンやおまとめローンでも、総量規制以上に借入れできます。大手消費者金融と同様、総量規制の例外貸付となるためです。

ここでは、NET MONEY編集部がおすすめする中小消費者金融(街金)の借り換えローンやおまとめローンを4つ紹介します。なかでも、一番のおすすめは中央リテールです。5社以上かつ総額200万円以上借りている人が利用できるためです。

おすすめ算定基準
  • 利用限度額の高さ
  • 借り換え対象の豊富さ
  • 融資スピードの早さ

中小消費者金融(街金)のおまとめローンおすすめ4選

中央リテールの「おまとめローン」は200万円以上借りている人が利用可能

中央リテール
(画像=中央リテールより引用)
借入限度額 ~500万円
実質年率 年10.95~13.0%
申込対象者 20歳~65歳※
審査時間 最短2時間
融資時間 最短翌営業日
返済期間 最長10年(120回)
※安定した収入がある人
中央リテールのメリット
  • 総量規制オーバーでも500万円まで借りられる
  • 他社借入れ5社以上かつ200万円以上借りている人が利用できる
  • 上限金利は年13.0%と他社より低め
中央リテールのデメリット
  • 契約時に来店必須
  • 首都圏外に在住している人は申し込めない
  • 銀行カードローンやショッピングリボは対象外

■限度額は500万円と中小の中でも高額

中央リテールのおまとめローンは、年収の3分の1を超える借入れがある人も500万円まで借りられます。限度額は中小消費者金融(街金)の中でも高額のため、既存ローンの借入れ総額が多い人に向いています(下表)。

中小消費者金融おまとめローンの限度額

中央リテール ~500万円
ダイレクトワン ~300万円
フクホー ~200万円
アロー ~200万円

■5社以上かつ200万円以上借りている人が対象

中央リテールのおまとめローンは、5社以上かつ借入額200万円以上ある人が利用できます。

他社のお借入れが5社以上かつ200万円以上あるお客様が対象となります。

引用元:クイック診断│中央リテール

一般的に、借入れ件数や総額が多い人は審査で不利になりやすい傾向にあります。しかし、中央リテールであれば、既存ローンの件数や残高が多く審査に不安がある人でも借り換えできる可能性があります。

■上限金利は年13.0%と銀行カードローンと同等

中央リテールのおまとめローンは、上限金利が年13.0%と他社より年5.0~7.0%程度低めに設定されています。年13.0%の金利は、銀行カードローンで借入れする場合と同等です(下表)。

200万円を借りる場合の上限金利

中央リテール 年13.0%
銀行カードローン 年13.6%
(三菱UFJ銀行の場合)

そのため、中央リテールのおまとめローンは、今より金利を下げて返済負担を軽減したい人におすすめです。

ダイレクトワンの「お借り換えローン」ならショッピングリボや銀行カードローンも一本化可能

ダイレクトワン
(画像=ダイレクトワンより引用)
借入限度額 1~300万円
実質年率 年4.9~18.0%
申込対象者 25歳以上※
審査時間 最短即日
融資時間 最短即日
返済期間 最長10年(120回)
※安定した収入がある人
ダイレクトワンのメリット
  • 総量規制オーバーの人も300万円まで借り換え可能
  • 銀行カードローンやクレジットカードのショッピング枠も対象
  • 最短即日で利用できる
ダイレクトワンのデメリット
  • 最短即日で利用するためには来店が必須
  • 返済専用であるため新たな借入れはできない

■銀行カードローンやショッピングリボも対象

ダイレクトワンのおまとめローンは、銀行カードローンやショッピングリボの返済も一本化できます。

銀行からのキャッシング(カードローン)残高・クレジットカードのショッピング/リボ等の残高

引用元:お借り換えローン│ダイレクトワン

クレジットカードのショッピングリボや銀行カードローンの返済を一本化できる中小消費者金融は多くありません(下表)。

おまとめの対象となる借入れ

複数の借入先を一つにまとめたいなら、ダイレクトワンのおまとめローンを利用しましょう。

■来店できる場合は最短即日で利用できる

ダイレクトワンのおまとめローンは、店舗に来店できる場合、最短即日で利用できます。契約手続きを最短即日で済ませられるためです。急ぎの場合は、平日の10:00~17:00の間に最寄りの店舗へ来店し、契約手続きを済ませましょう。

来店できない場合は契約手続きを郵送で行わなければならないため、利用開始まで1週間程度かかります。

フクホーの借換えローンは他社借入総額200万円まで利用可能

フクホー
(画像=フクホーより引用)
借入限度額 ~200万円
実質年率 年7.3~20.0%
申込対象者 20歳以上※
審査時間 最短即日
融資時間 最短即日
返済期間 最長10年(120回)
※安定した収入がある人
フクホーのメリット
  • 貸金業者からの借入れを200万円まで一本化できる
  • 来店不要で最短即日中に利用可能
  • 過去に滞納や債務整理をした人も利用できる可能性あり
フクホーのデメリット
  • ショッピングリボや銀行カードローンは対象外
  • 少額の借り換えをする場合の金利が高い
  • 返済専用であるため新たな借入れはできない

■借入れ額が100万円以上なら金利は年7.3~15.0%

フクホーの借り換えローンは、限度額が100万円以上に設定された場合、年7.3~15.0%の金利が適用されます(下表)。

利用限度額別の適用金利(実質年率)

5万円~10万円未満 年7.3~20.0%
10万円~100万円未満 年7.3~18.0%
100万円~200万円 年7.3~15.0%

貸金業者から年15.0%より高い金利で総額100万円以上を借りている人は、借り換えによって返済負担を軽減できます。フクホーで借入れしている人なら返済実績が考慮されるため、年15.0%より低い金利で借り換えできる可能性もあります。

■過去に滞納をした人も申込み可能

フクホーは過去に滞納や債務整理をし、その記録が信用情報に残っている人でも申込み可能です。現在、他社借入れの返済に遅れがなく、安定した収入を得ている人なら、審査を通過できる可能性があります。

審査を通過できる可能性がある人(一例)
  • 過去の滞納を解消している人
  • 過去に債務整理をし残債務がない人

■来店不要で最短即日中に利用できる

フクホーは来店不要で最短即日中に利用できます。Web申込みが可能なうえ、契約書類をセブン-イレブンで受け取れるためです。ただし、審査は平日の9:00~18:00に行われるため、土日祝日は即日で利用できないので注意しましょう。

アローの借換えローンは返済期間が15年で毎月の返済負担を軽減可能

アロー
(画像=アローより引用)
借入限度額 ~200万円
実質年率 年15.0~19.94%
申込対象者 25~65歳※
審査時間 最短即日
融資時間 最短即日
返済期間 最長15年(180回)
※安定した収入がある人
アローのメリット
  • 来店不要で最短45分で借り換えできる
  • 返済期間は最長15年と長い
  • 原則として勤務先への電話連絡なし
アローのデメリット
  • 最低金利が年15.0%と高め
  • 返済専用であるため新たに借入れはできない

■返済期間は最長15年と長い

アローの借換ローンは、返済期間が最長15年と他社より5年長く設定されています(下表)。

中小消費者金融(街金)の返済期間

アロー 最長15年(180回)
中央リテール 最長10年(120回)
ダイレクトワン 最長10年(120回)
フクホー 最長10年(120回)

たとえば、年15.0%の金利(実質年率)で200万円を借りて最長期間15年で返済する場合、アローは他社より毎月の返済額を4,355円も抑えられます。

年15.0%の金利で200万円を借りた場合の返済額

  返済期間 返済額/月
アロー 15年(180回) 27,991円※
他社 10年(120回) 32,266円※
※実際の返済額は契約内容によって異なります

そのため、利息を抑えながら長期にわたって少しずつ返済したい人におすすめです。

■電話の在籍確認なしで最短45分!

アローの借り換えローンは最短45分で利用できます。申込みから書類の提出、契約までWebで完結するためです。また中小消費者金融の中ではめずらしく、原則として電話による在籍確認が行われません(下表)。

電話による在籍確認の有無

アロー なし
中央リテール 原則あり
ダイレクトワン 原則あり
フクホー 原則あり

そのため、今日中にこっそりと借り換えローンを利用したい人におすすめです。

総量規制対象外の金融機関4つ!銀行カードローンなら総量規制対象外で借りられる

貸金業法の対象外となる金融機関であれば、総量規制オーバーでも借りられます。たとえば、銀行カードローンは銀行法を遵守して営業しているため、年収の3分の1以上を借りられる場合があります。

ここでは、総量規制対象外の金融機関を4つ紹介します。

ネット銀行カードローンは大手より審査が柔軟!総量規制対象外で借りられる場合がある

銀行カードローンは、銀行法に基づいて営業しており総量規制の対象外です。なかでもネット銀行は大手銀行よりも審査が柔軟であると考えられているため総量規制の対象外で融資を受けられる可能性が高いでしょう。ネット銀行は全国銀行協会の准組合員で金融庁の監視が行き届きにくいためです。

たとえば、以下のネット銀行カードローンであれば、総量規制以上のお金を借りられる可能性があります。

総量規制以上を借りられる可能性があるネット銀行(一例)
  • イオン銀行カードローン
  • セブン銀行カードローン
  • auじぶん銀行カードローン
  • 住信SBIネット銀行カードローン
  • 東京スター銀行カードローン

JAバンクは総量規制対象外のため年収の3分の1以上借りられる可能性がある

JAバンクは、融資によって生活向上が見込まれる場合は、年収の3分の1以上を借りられる可能性があります。JAバンクは、JAバンク法に基づいて営業しており、総量規制の対象外だからです。

とくに、普段からJAバンクを利用している人や組合員は審査で優遇される可能性が高いでしょう。カードローンの審査では、JAバンクの利用実績も考慮されるためです。

たとえば、JAえひめ中央のセレクトカードローンは、JAの住宅ローン利用者であれば年1.5%の金利優遇で借入れできます(下表)。

JAえひめ中央セレクトカードローンの金利

通常時 年5.8%、6.8%、9.8%、12.8%のいずれか
JA住宅ローン
利用者
年4.3%、5.3%、8.3%、11.3%のいずれか

信用金庫は年収に応じて総量規制対象外で借りられる

信用金庫のカードローンも総量規制の対象外で借りられます。信用金庫は、信用金庫法に基づいて運営しているためです。一般的に、信用金庫のカードローンは申込条件として年収や勤続年数が設定されており、たとえば、長崎三菱信用組合では、借入れ限度額は前年の年収に応じて決まります(下表)。

申込条件と借入れ限度額

申込
条件
・前年度の年収が250万円以上
・勤続年数2年以上
前年度
年収
250万円以上
400万円未満
400万円以上
500万円未満
500万円以上
借入
限度額
90万円 190万円 200万円

ろうきんは団体会員や生協会員なら総量規制オーバーで借りられる可能性がある

ろうきん
(画像=NET MONEY編集部)

ろうきんは、団体会員や生協会員なら総量規制オーバーで借りられる可能性があります。ろうきんは労働金庫法に基づいて運営されており、総量規制の対象外となるためです。

たとえば、中央ろうきんのカードローンマイプランは、以下の条件を満たす団体会員や生協会員なら300万円以上の融資も可能としています。

中央ろうきんで300万円を借りる条件

会員 300万円以上を借りる条件
団体会員 以下いずれかを満たす人
・勤続年数が5年以上
・前年度の年収が500万円以上
生協会員 勤続年数が5年以上※
※生協会員が借りられる金額は、前年度年収の2分の1まで

団体会員や生協会員でない人は、年収や勤続年数にかかわらず100万円を超える金額を借りられません。勤務先が労働組合に属していれば団体会員として申し込めるので、確認してみましょう。

目的別ローンやクレジットカードのショッピング枠でも総量規制対象外で借りられる

目的別ローンやクレジットカードのショッピング枠でも、総量規制オーバーで借りられます。いずれも総量規制の対象外となるためです(下表)。

総量規制対象外となる根拠

目的ローン 総量規制の除外貸付に該当
クレカの
ショッピング枠
割賦販売法が適用

ここでは、総量規制対象外の借入れ方法2つについて、具体的に解説します。

住宅ローンや自動車ローンなどの除外貸付なら借りられる

住宅ローンや自動車ローンなどの目的別ローンであれば、年収の3分の1以上の借入れがある人も利用できます。目的別ローンは、総量規制の除外貸付に該当するためです。

たとえば、リフォームや車検などでお金が必要な場合は、目的別ローンを利用することで総量規制以上の借入れができます。お金の使い道が決まっている人は、以下の目的別ローンを検討しましょう。

目的別ローンと資金使途(一例)

目的別ローン 借入れ金の使途
住宅ローン ・住宅の購入
・借り換えなど
自動車ローン ・車、オートバイの購入費用
・車検費用
・運転免許証の取得など
教育ローン ・受験費用
・入学資金など
リフォームローン ・住宅の増改築
・車庫の設置など
ブライダルローン ・披露宴や挙式費用
・家具の購入資金など
医療ローン ・入院・手術費用
・歯の治療費
・美容整形費用など

クレジットカードのショッピング枠は総量規制対象外!割賦販売法が適用される

三井住友銀行カードNLゴールド
(画像=NET MONEY編集部)

クレジットカードのショッピング枠も総量規制の対象外です。ショッピング枠には、割賦販売法が適用されるためです(下表)。

クレカの
適用法律

クレジットカードの機能 適用法律 内容
ショッピング 割賦
販売法
商品購入などの支払いを立て替える機能
キャッシング 貸金業法 現金を借りる機能

総量規制オーバーの人も、クレジットカードのショッピング機能を使えば立て替え払いができます

総量規制対象外の銀行カードローンなどからお金を借りるときの注意点

総量規制対象外の銀行カードローンなどからお金を借りる場合でも、年収の3分の1以上を借りられないことがあるため注意しましょう。審査基準は各社で異なるうえ、どの金融機関でも利用者の返済能力に応じて利用限度額が決まるためです。

たとえば、他社借入れ額が多い人は、総量規制対象外の金融機関でも年収の3分の1以上を借りられない場合があります。契約後に貸し倒れる可能性が高いためです。

ここでは、総量規制対象外の金融機関からお金を借りる際の注意点を解説します。

銀行は総量規制対象外だが自主規制で借入れが困難な場合がある

銀行は総量規制の対象外ですが、年収の3分の1以上を借りられない場合もあります。かつて政府から過剰貸付を指摘されたことに伴い、多くの金融機関で自主的に借入れ限度額を年収の3分の1まで引き下げているためです。

金融庁の調査によると、銀行カードローンのうち13%は、借入れ上限額を総量規制と同じ年収の3分の1に設定しています。

年収の3分の1を上限としている銀行も 13%(14/102 行)ある。

引用元:銀行カードローンのフォローアップ調査結果について│金融庁

総量規制オーバーで借りられる場合もありますが、銀行は全国銀行協会が公表した申し合わせに基づき厳正に審査を行っています。他社での借入れ額が多いほど審査が厳しくなるため注意しましょう。

信金・ろうきん・農協は低金利だが審査が厳しい

信金・ろうきん・農協は、適用金利が年10.0%未満と低めですが、消費者金融や銀行カードローンより審査は厳しめです。万が一利用者が貸し倒れた場合、金利が低いぶん、金融機関側が被る損失が大きいためです。

たとえば、信用金庫やろうきんのカードローンは、申込み条件に年収や勤続年数が設定されています。申込み対象者を正社員や公務員に限定している場合もあります。信金やろうきん、農協の審査内容は以下のとおりです。

信金・ろうきん・農協の審査内容

信用金庫 勤続年数や年収、住環境や家族構成、過去の借入れ履歴などが確認される
ろうきん 勤続年数や年収、組合活動への貢献度なども評価対象となる場合がある
農協 収入の安定性、資産状況や経営状況なども詳細に調査される

クレジットカードのショッピング枠は他社借入れがあると利用できない場合がある

クレジットカードのショッピング枠は総量規制の対象外ですが、他社借入れがあると利用できない場合があります。クレジットカードの利用限度額は、他社での借入れ件数や借入れ額を考慮したうえで設定されるためです。

実際、クレジットカードを発行する際は、以下の借入れ総額を申告する必要があります。

カード発行時に申告しなければならない他社借入れ
  • 消費者金融のカードローン
  • 銀行カードローン
  • クレカのキャッシングなど

クレジットカードを発行したあとも、利用者の収入や返済状況などに変わりはないか、定期的に途上与信が行われます。カード発行時に比べて借入れ額が増えたり滞納があったりすると、利用限度額が下がることがあるため注意しましょう。

総量規制対象外のカードローンの審査に通るコツ

総量規制対象外のカードローンの審査に通るコツは、他社借入れ残高を少しでも減らして、契約後に無理なく返済できることを証明することです。なぜならカードローンの審査では、借入希望者の返済能力が最も重視されるためです。

また、電話による在籍確認に対応できるようにしておくことも大切です。在籍確認の電話に対応できないと、審査が滞り、最悪の場合、審査自体が却下されてしまう可能性があるためです。

ここでは、総量規制対象外のカードローンの審査に通るコツについて3つ解説します。

他社借入れ残高を減らしておく

総量規制対象外のカードローンの審査に通るコツは、他社での借入れ残高を減らしておくことです。他社での借入金が少ないほど、無理なく返済できると判断されやすいためです。

たとえば、アイフルのおまとめローンは総量規制の対象外ですが、借入れ残高が多すぎる場合は審査に落ちることがある旨を公表しています。

あまりに多くの件数や金額の借入れがある場合は、返済能力が低いとみなされて審査に落ちる可能性があります。

引用元:おまとめローンの審査基準は厳しい?│アイフル

とくに、借入れ額が年収の3分の1を大幅に超える人は、審査に通過できない可能性が高いといえます。事前に繰り上げ返済をしたうえで、カードローンに申し込みましょう。

信用情報を確認しておく

総量規制対象外のカードローンに申し込む際は、事前に信用情報を確認しておくことが大切です。信用情報に傷がついている場合は、審査に通らない可能性が高いためです。

具体的には、61日以上の滞納や債務整理の情報があると審査通過が厳しくなります。滞納や債務整理の経験がある人は開示請求をし、傷がついていないか確認しておきましょう。

手続き方法や手数料は以下のとおりです。

開示方法と手数料

※Webで開示請求をする場合

在籍確認の電話に対応する

総量規制対象外のカードローンの審査に通るためのコツは、在籍確認の電話にしっかりと対応することです。在籍確認の電話を受けられないと審査が進まず、利用を断られてしまう可能性があるためです。

勤務先の都合などで電話を受けられない場合は、電話による在籍確認なしで審査が完了するおまとめローンを利用することも一案です。

以下のおまとめローンであれば、原則として勤務先への電話連絡なしで審査が進みます。

電話による在籍確認なしのおまとめローン

総量規制とは

総量規制についての説明
(画像=NET MONEY編集部)

総量規制とは、借入れ金額を年収の3分の1までに制限する法律のことです。この法律は、多重債務者の増加を食い止めることを目的に2010年6月から施行されています。

総量規制が導入されたことによって、現在は多重債務者や行政処分を受けた業者数が9割以上減っています(下表)。

多重債務者と行政処分を受けた業者数

年代 多重債務者の人数 行政処分を受けた業者数
2007年 171万人 507件
2022年 9.9万人 3件

つまり、総量規制は消費者が多重債務に陥ることを防ぐだけでなく、貸金業界の健全化のために必要な規制であるといえます。

総量規制対象外のカードローンに関するよくある質問

総量規制対象外のカードローンを利用したくても、どこで借りるべきか決められない人もいるでしょう。また、「借入れ金の使い道に制限はないのか」「総量規制以上の借入れがある場合、直ちに返済しなければならないのか」など、疑問や不安を感じている人もいるでしょう。

ここでは、総量規制対象外のカードローンに関するよくある質問について、分かりやすく回答します。

複数の借金をまとめて返済したいのですが、総量規制の影響を受けますか?
借り換え先のカードローンが貸金業法の対象となる場合は、総量規制の影響を受けます。貸金業者では、年収の3分の1以上を借りられないためです。

複数社から借りており、借入れ総額が年収の3分の1を上回る場合は、総量規制の対象外となるカードローンを選びましょう。たとえば、消費者金融のおまとめローンや銀行カードローンであれば、総量規制オーバーでも借りられる可能性があります。
消費者金融から事業資金を借りる場合も、総量規制の対象になりますか?
個人事業主が消費者金融で事業資金を借りる場合は、原則として総量規制の対象となります。ただし、事業・収支・資金計画を提出し、返済能力があると認められる場合は、年収の3分の1以上を借りられることがあります。総量規制の例外貸付けとみなされるためです。

個人事業主が事業資金を借りる場合、確定申告書や開業届、お金の使い道が分かる見積書などの提出を求められることがあります。必要書類は各社で異なるため、事前に確認しておきましょう。
総量規制を超えて借入れしています。罰則はありますか?
総量規制を超えて借入れをしていても、法的な罰則はありません。しかし、年収の3分の1以上の借入れは返済負担が大きくなりやすく、経済状況によっては返済できなくなるリスクがあります。極力、早く完済できるよう努めましょう。

借入れ額が多くて返済が困難な場合は、消費者金融のおまとめローンを利用することも一案です。毎月の返済額を確実に引き下げられるためです。
総量規制対象外でお金を借りている人は何人いますか?
JICCの信用情報に関する統計によると、2024年11月の時点で総量規制の除外貸付や例外貸付の総利用者数は618,148人にのぼります。

JICCの信用情報に関する統計

貸付の種類 利用件数
除外貸付 234,980件
例外貸付 383,168件
例外貸付のなかでも大多数を占めるのはおまとめローンや借り換えローンで、2024年11月時点で約24万人が利用していることが分かります。

おまとめローンや借り換えローンの利用者

例外貸付の詳細 利用件数
個人顧客が既債務を返済するための貸付 29,103件
段階的返済借換え 214,614件
総量規制を超えて借りるための抜け道はありますか?
消費者金融のおまとめローンを利用すれば総量規制を超えて借入れできます。おまとめローンは総量規制の例外貸付けであるためです。

他社からの借入れ額が多くて審査に通らない人は、審査なしの借入れ方法を検討しましょう。たとえば、所有しているクレジットカードにキャッシング枠が設定されていれば、総量規制オーバーでも今すぐお金を借りられます。

また、消費者信用生活協同組合や生活サポート基金など、生活困窮者向けの貸付け制度でも総量規制以上の借入れができる場合があります。就労や家計に関する支援も受けられるので、生活を立て直したい人は相談してみましょう。