複数のカードローン会社を利用している人の中には、返済日が複数にわたり、管理が煩わしいという人もいるでしょう。消費者金融カードローン大手のアイフルには、「かりかえMAX」や「おまとめMAX」といった他社からの借り換えを一本化するためのサービスがあります。
この記事では、アイフルで借り換えをする方法を詳しく紹介します。他のカードローンも気になる方はおすすめのカードローンをチェックしてみてください。
そもそも借り換えローンとは何か
借り換えローンとは、現在抱えている借り入れと同額のお金を別の会社から借りて返済し、新たに借り入れした会社へ返済していくことです。複数社から借りていたお金を1社にまとめる「おまとめローン」という借り換え方法もあります。
1社からの借り入れでも、金利などのより良い条件を求めて借り換えるという選択肢もあります。いずれにしても、借り換えをすることで返済日を管理しやすくしたり、条件の良い金利で返済計画を組みやすくなったりするといったメリットがあります。
借り換えに向いている人は?
借り換えの借り換えの前には、自分が借り換えすべきかどうかを分析しましょう。総額100万円以上かつ複数社から借りている人などは、アイフルなどでの借り換えが有効です。 借り換えに向いている人は次の通りです。
借入総額が100万円以上
借入総額が100万円以上で、高い金利を負担に感じているのであれば、借り換えを考えましょう。消費者金融の基本的な金利相場は、最大年率18%です。しかし、アイフルの「かりかえMAX」であれば、年3.0~17.5%の金利で借りることができます。
100万円以上の借り入れの金利は、貸金業法により最大15%と決まっており、借り換えによってより低い金利にできる可能性があります。複数社から総額100万円以上借りている場合は、借り入れを一本化することがおすすめです。
複数社から借りていて返済スケジュールが厳しい
複数社からお金を借りている場合は、借り換えで一本化を図るとよいでしょう。返済先が複数の場合、返済のタイミングや手続きが異なるため、効率的に返済できないおそれがあります。アイフルの「おまとめMAX」を利用することで、返済日や手続きをまとめて管理し、効率良く返済ができるでしょう。
新たに借り入れせず返済に集中したい
アイフルの「おまとめMAX」では追加借り入れはできませんが、返済だけに集中できるメリットがあります。新しく借り入れると、完済までの期間も延びます。返済計画を簡略化し、より良い条件で返済するうえで、おまとめローンは効果的でしょう。
借り換えに向いていない人は?
一方、借り換えを利用すべきでない人もいます。自分が以下のパターンに当てはまっていないか分析しましょう。 借り換えに向いていない人は次の通りです。
借入総額が100万円以下
借入総額が100万円以下なら、借り換えは考えないほうがよいでしょう。
消費者金融では借り入れが100万円以上になると、法的に最大年率が15%と低くなる仕組みとなっています。一方、借り入れが10~100万円未満の場合、金利は最大18%になる可能性があります。100万円に満たない金額での借り換えはメリットを享受しづらいと言えるでしょう。
借り入れの経験がない
借り入れの経験がない、または少額しか借りた経験がない人には、借り換えはおすすめできません。
アイフルでは、初めて借り入れをする人には30日間無利息などのお得なサービスがあります。初めてカードローン会社を利用して、30日以内に返せる見通しがあるなら、通常のフリーキャッシングを利用しましょう。
年10%以下の低金利でカードローンを利用している
現在の借り入れが年10%以下の低金利であれば、借り換えを利用すべきではないでしょう。
金利の安さは返済実績などが背景にあります。金利が年10%以下で、引き下げの恩恵を受けているうちは、借り換えなしで乗り切る方法を考えたほうがよいでしょう。
アイフルの「おまとめMAX」とは
アイフルでは、複数社からの借り入れをまとめたい人のために「おまとめMAX」というサービスを展開しています。このサービスを利用すれば、元本だけでなく、利息軽減にも役立ちます。
低金利で返済できる可能性も
「おまとめMAX」の金利は年3.0~17.5%です。年17.5%よりも高い金利で他社からお金を借りている場合は、「おまとめMAX」への借り換えでより良い条件にできるでしょう。
インターネットやATMを利用しての借り入れや返済も可能なので、返済手続きの負担も軽くなるでしょう。
Web完結で手続き可能
インターネットでの申し込みなら、24時間365日対応可能な点も「おまとめMAX」の魅力です。
インターネットからの申し込みであれば、他人に知られずに手続きすることが可能です。郵送物もカードもなしで申請できるので、プライバシーを守りたい人も安心でしょう。
アイフルの「かりかえMAX」とは
アイフルの「かりかえMAX」の利用によって、他社より優れた条件で返済を進められる可能性があります。詳しく見ていきましょう。
初めてアイフルを利用する人にもおすすめ
初めてアイフルを利用する人でも、「かりかえMAX」を利用できます。
複数社から借り入れをしていなくても、利息条件などを軽くできる可能性があります。現在の返済状況が苦しければ、借り換え目的で初めてアイフルを使うのもよいでしょう。
基本的な仕組みは「おまとめMAX」と変わらない
「かりかえMAX」の基本的なサービス内容は、「おまとめMAX」と似ています。インターネットから手続きできることはもちろん、より良い条件で月々の返済ができる可能性があります。
複数社から借りていれば「おまとめMAX」を、1社からの借り入れで条件を良くしたい場合は「かりかえMAX」を利用しましょう。
アイフルでの借り換えに必要な書類とは
アイフルの「おまとめMAX」「かりかえMAX」に申し込むためには、書類の提出が必要です。書類に不備があれば、審査に通りません。提出前にしっかりとチェックしておきましょう。
本人確認書類として認めてもらえるもの
本人確認書類として有効なものは以下のとおりです。発行日から6ヵ月以内の原本が有効です。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 氏名・住所・生年月日など公的証明書類
- マイナンバーカード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
インターネットや電話からの申し込みの場合、これらの本人確認書類1点と、健康保険証や住民票などから1点の、計2種類の提出が必要です。
所持人記入欄がないパスポートを提出する場合、窓口でも健康保険証などと組み合わせての提出する必要があります。
顔写真の有無などにより必要な書類の数が違う
顔写真のある本人確認書類を用意できれば、店頭窓口での手続きは1点の書類だけで進められます。顔写真のない書類の場合、以下の2つのグループから用意しましょう。
顔写真なし書類1 | 顔写真なし書類2 |
---|---|
健康保険証、母子健康手帳、年金手帳 | 戸籍謄本、住民票など |
顔写真がない証明書のうち、書類1から2点用意するか、書類1と書類2で1点ずつ組み合わせることで手続きが進められます。
書類の住所が現時点と異なる場合
書類の住所が申請時点と異なる場合は、新しく書類1点を追加で用意しなければならないので注意しましょう。
必要なのは、健康保険証やパスポート、住民票など現在の住所が記載されている書類です。現住所を証明しなければならない場合に備えて、各種書類の住所に関する届出は事前に済ませておきましょう。
アイフルの「おまとめMAX」「かりかえMAX」の申し込みの流れ
「おまとめMAX」「かりかえMAX」は公式サイト、電話、店頭窓口から申し込みが可能です。特に、インターネットからの手続きは自宅にいながらでも申請ができるので、おすすめです。ここでは、インターネットからの申し込みから借り入れまでの流れを解説します。
申し込みから審査まで
アイフルの公式ページから「おまとめMAX」「かりかえMAX」の申し込みページに入り、借り換えの形式を指定して申し込みボタンを押します。
申込フォームで希望金額、氏名や住所などの個人情報、勤務先、年収、他社からの借入状況などを正確に入力します。
申し込みが済んだら、アイフルに直接電話をかけ、借り換えとしての申請の旨を伝えましょう。ここまでの手順が済んだら、審査の結果を待ちます。
審査通過から借り入れまで
審査に通過した場合、アイフルよりヒアリングの電話が来ます。他社からの借り換え状況などを聞かれるので、正確に情報を伝えましょう。
申し込み情報に間違いがなければ、契約の必要事項の確認に入ります。本人確認書類や収入証明書類のアップロード、在籍確認などが無事に終われば契約に移ります。
借り換えの場合は、アイフルが契約者に代わって以前の借り換え先に借入分を返済し、同額の返済義務を契約者がアイフルに負う形です。
まとめ
借り換えの一本化や、より有利な条件での返済計画Mを考えているなら、アイフルの「おまとめMAX」「かりかえMAX」がおすすめです。
ただ、毎月の支払金額を減らせても、完済までの総額が借り換え前より高くなる場合もあります。検討段階で、自分が本当に借り換えをすべきかしっかり分析しておきましょう。
借り換え後もお金をしっかりと管理し、返済をコントロールしていくことが大切です。 借り換えによってより良い条件で返済ができそうな場合には、「おまとめMAX」や「かりかえMAX」の利用を考えてみましょう。
アイフルの会社情報
社名 | アイフル株式会社 |
---|---|
社名(英文名) | AIFUL CORPORATION |
本社所在地 | 京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1 |
電話番号 | 075-201-2000(代表) |
URL | https://www.aiful.co.jp/ |
設立 | 1978年 |
資本金 | 94,028,000千円 |
主要株主 | - |
事業内容 | 消費者金融業 |
登録番号 | - |
加盟団体 | 日本経済団体連合会 日本証券業協会 |
個人信用情報機関 | 株式会社日本信用情報機構 株式会社シー・アイ・シー 全国銀行個人信用情報センター |
お問い合わせ先 | フリーダイヤル 新規申し込み専用ダイヤル:0120-201-810 SuLaLi専用ダイヤル:0120-201-656 |
記事の監修者及びコメントいただいた専門家
監修者・金子賢司
立教大学法学部卒業後、東証一部上場企業に入社。その後、保険業界に転身し、ファイナンシャルプランナー(FP)として活動を開始。FPの最上級資格CFP資格を取得し、個人・法人のお金に関する相談を受けながら、北海道のテレビ番組のコメンテーターなどとしても活動している。
■保有資格:CFP資格
住宅ローンアドバイザー
損保マスタ
HP:ファイナンシャルプランナー(FP) 金子賢司
Twitter:@NICE4611
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