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TOP メディア 暗号資産 仮想通貨銘柄 仮想通貨イオス(EOS)の今後を価格推移から読み解く!メリット・デメリットも解説
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2025.11.27
暗号資産

仮想通貨イオス(EOS)の今後を価格推移から読み解く!メリット・デメリットも解説

 
仮想通貨イオス(EOS)の今後を価格推移から読み解く!メリット・デメリットも解説
(画像=NETMONEY編集部)

史上最高額の資金調達を達成したことで一躍有名になった仮想通貨イオス(EOS)。最近は話題になることが少なく、イオスの名前を初めて聞いたという人も多いでしょう。

この記事では、イオスの価格推移と今後の見通し、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

注意

EOS Networkは2025年5月にVaulta(ボルタ)へリブランディングしました。EOSトークンはVaultaトークンへ1対1で交換される予定です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

  1. イオス(EOS)とは
    • 史上最大のICOで話題となったイオス
    • 「イーサリアムキラー」と呼ばれるイオス
  2. イオスの価格推移
  3. イオスの今後の見通しは?
  4. イオスのメリット
    • 取引手数料が無料
    • 取引処理速度が速い
    • DPoSアルゴリズムを採用している
  5. イオスのデメリット
    • EOSトークン自体は無価値である
    • ICO後に不正疑惑が浮上した
  6. まとめ
  7. 暗号資産取引所の口座開設方法
    • ステップ1:メールアドレスとパスワードを登録
    • ステップ2:本人確認
    • ステップ3:審査が完了し、承認されると完了

EOSは2024年9月より、国内取引所ビットトレードで取り扱いが開始されました(国内初上場)。ビットトレードでは日本円で直接EOSを購入できるため、国内投資家にとってアクセスしやすくなっています。

イオス(EOS)とは

まず、イオス(EOS)の基本情報や「イーサリアムキラー」と呼ばれる理由を解説していきます。

イオス(EOS)まとめ表
通貨名 イオス
シンボル EOS
取り扱い取引所 ビットトレード(国内)、Binance, OKEx, Kraken
現在の価格 1EOS=約32円
発行枚数 約10億EOS
時価総額ランキング 62位前後
公式サイト イオスの公式サイト
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史上最大のICOで話題となったイオス

イオスは、2017年から2018年にかけて公開された仮想通貨です。

新しく仮想通貨を公開することを、「ICO(Initial Coin Offering)」といいます。ICOは、クラウドセール・トークンセール・トークンオークションと呼ばれることもあります。ICOによって、発行元は投資家から資金を調達できます。

イオスのICOは、1年という長期間にわたって行われ、発行元の企業Block.One(ブロックワン)は約40億ドル(約4,400億円)の資金調達に成功しました。史上最大の規模となったイオスのICOは、当時大きく話題となりました。

「イーサリアムキラー」と呼ばれるイオス

イオスは「イーサリアムキラー」の異名を持ちます。

イーサリアムはビットコインに次いで時価総額2位を誇る仮想通貨です。ビットコイン以外の仮想通貨を総称してアルトコインと呼びますが、アルトコインの中でも、イーサリアムは抜きんでた存在と言えるでしょう。

イーサリアムが注目を浴びる背景には、スマートコントラクト機能があります。契約を自動実行するスマートコントラクト機能によって、DefiやNFTなどさまざまな領域での活用が可能となります。

イオスもまた、スマートコントラクト機能を備えた仮想通貨の1つです。いくつかの点でイーサリアムより優れた特徴を持つことから、「イーサリアムキラー」と呼ばれるようになりました。ほかにも、ポルカドットやソラナなど、いくつかの仮想通貨が「イーサリアムキラー」と呼ばれています。

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イオスの価格推移

イオス, チャート
(出典=Trading View)

イオスは2017年から2018年にかけて公開され、公開当時の304円から、同年4月には最高値となる2,349円を記録しました。

しかし、そこから他の仮想通貨の下落に引きずられる形で価格が下がり、一時は200円台になります。その後も下落傾向が続き、現在は約32円で推移しています。

イオスの今後の見通しは?

2025年5月、EOS NetworkはVaulta(ボルタ)へのリブランディングを発表し、Web3バンキングに注力する方針を打ち出しました。これにより、イオスは新たな方向性を模索しています。

注意

EOS NetworkはVaulta(ボルタ)へリブランディングを行いました。今後、EOSトークンはVaultaトークンへ1対1で交換される予定です。投資を検討する際は、リブランディングに伴う変更点や最新情報を公式サイトで必ずご確認ください。

イオスをはじめ「イーサリアムキラー」と呼ばれる仮想通貨は、イーサリアムの価格上昇にともない上昇する傾向があります。

一方で、イオスの価格は2018年4月の最高値(約2,349円)から大幅に下落しており、現在は約32円で推移しています。Vaultaへのリブランディングが今後の価格にどう影響するか注目されます。

イオスのメリット

続いて、仮想通貨イオスの魅力や投資するメリットを紹介します。

取引手数料が無料

ビットコインをはじめ多くの仮想通貨では、取引手数料がかかります。しかし、イオスは運営が手数料を負担することから、取引手数料がかかりません。取引手数料が無料であることは、ユーザーにとって大きなメリットと言えるでしょう。

取引処理速度が速い

イオスは、ビットコインやイーサリアムより後に公開された仮想通貨ということもあり、取引処理速度が速いという特徴があります。取引処理速度を比較すると、ビットコインは5件/秒、イーサリアムは25件/秒ですが、イオスは100万件/秒以上の処理速度を誇っています。

イオスは2019年に北京情報センターが公表した第9回「国際パブリックチェーン技術評価指標」で見事1位に輝きました。同指標は、専門家がブロックチェーンを技術面で評価した指標です。イオスは特に基本技術と革新性で、2位のイーサリアムを上回りました。

このように、技術面で高い評価を獲得していることから、今後企業との提携が進む可能性も十分にあります。そうすれば、投資対象としてのイオスの価値も自然と高まるでしょう。

DPoSアルゴリズムを採用している

イオスは「DPos(Delegated Proof of Stake)」というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

ブロックチェーンには中央管理者がいないことから、ユーザー同士の合意によってブロックが生成されます。この合意形成の仕組みを、コンセンサスアルゴリズムといいます。

ビットコインでは、PoWというコンセンサスアルゴリズムが採用されています。PoWでは、膨大な計算をこなした者に合意形成の発言権が与えられます。しかし、膨大な計算によって無駄な電力消費が生まれることが問題視されています。また、取引の遅延が生じやすいのも課題です。

このような問題を解決するため、PoSというコンセンサスアルゴリズムが生まれました。PoSでは、仮想通貨の保有量に応じて発言権が与えられることから、PoWより電力消費が抑えられます。PoSは環境にやさしいアルゴリズムとして注目されており、イーサリアムもPoSへの移行を目指しています。ただし、依然として処理に時間がかかることや、経済格差が拡大することなどが問題として指摘されていました。

DPoSは、PoSの発展形として開発された新たなコンセンサスアルゴリズムです。DPoSでは、仮想通貨の保有量に応じて投票権が割り当てられ、投票によって取引の承認が委任されます。より民主的な方法であるとともに、承認数を減らすことで処理速度を上げることにも成功しました。

DPoSが採用されていることからも、今後イオスがさまざまな領域で活用される可能性は十分にあります。

イオスのデメリット

取引手数料や取引処理速度に関して魅力の多いイオスですが、デメリットもあります。続いて、イオスに投資するうえで注意しておきたいデメリットを紹介します。

EOSトークン自体は無価値である

イオスは資金調達のため発行されましたが、通貨としての機能は持っていません。ホワイトペーパーにも「EOSトークンそのものに使い道はない」「EOSトークンの価値が将来的に上がる保証はない」と明記されています。

いわば、イオスの価格を支えているのは、実用的な機能というより、今後活用が進むだろうという期待感なのです。もちろん技術面で高い評価を獲得していることから、今後イオスの活用が進む可能性は高いと言えますが、イオスのトークンそのものに通貨としての価値がないことは押さえておきましょう。

ICO後に不正疑惑が浮上した

ICOで多額の資金調達をしたことで話題になったイオスですが、テキサス大学のグリフィン教授とインテグラFECが公開したレポートで不正疑惑が浮上しました。調達額のうち一部はイーサリアムがリサイクルされたもので、仮装売買が行われていたという疑惑です。仮装売買によって、投資家の期待感が跳ね上がり、より多くの資金調達につながった可能性があります。

Block.oneは法律事務所を通じて「証拠はない」と回答しましたが、不正疑惑が完全に晴れたわけではありません。このように信用を損ねてしまったことが、イオスが伸び悩む一因となっていると考えられます。公開当時のこととはいえ、今後もイオスの運営側の姿勢を注視しておく必要があるでしょう。

まとめ

「イーサリアムキラー」とも呼ばれるイオスは、技術面で高評価を獲得しており、今後の成長が期待される仮想通貨です。企業との提携や活用領域の拡大によって、イオスの価値が急騰する可能性は十分にあるでしょう。2024年9月にはビットトレードで国内初上場を果たし、日本円での購入が可能になりました。

一方で、EOSトークン自体が通貨として機能を持たないことや、ICOの不正疑惑など、注意しておくべきデメリットもあります。

仮想通貨をめぐる規制強化の動きはめまぐるしく変化しており、海外の仮想通貨取引所で投資する以上、世界的な規制強化の動きにも注意しておかなければなりません。メリット・デメリットを踏まえたうえで、イオスに投資するかどうか、慎重に判断しましょう。

暗号資産取引所の口座開設方法

代表例として、コインチェックの口座開設方法を紹介する。

ステップ1:メールアドレスとパスワードを登録

コインチェック-口座解説①

引用元:Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】

ステップ2:本人確認

本人確認を行う。

コインチェック-口座解説②

引用元:Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】

氏名や生年月日、国籍といった基本情報を入力する。

コインチェック-口座解説③

引用元:Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】

次に本人確認書類を提出する。運転免許証やマイナンバーカード、自身の顔写真を撮影してデータを送信する。

コインチェック-口座解説④

引用元:Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】

ステップ3:審査が完了し、承認されると完了

ここまでが口座開設の3ステップ。承認されるとメールが届く。

コインチェック-口座解説⑤

引用元:Coincheck(コインチェック)の口座開設方法を解説【動画付き】

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