NFTトレカ
(画像=NETMONEY編集部)

2020年、アイドルグループ「SKE48」のデジタルトレーディングカードが発売され、即日完売となったことで大きな話題を呼びました。

今、急激に成長しているデジタル資産業界で、今後も大きく市場が拡大するあろうデジタルトレーディングカード、すなわち「NFTトレカ」について特徴や仕組み、売買方法まで詳しく解説していきます。

NFTトレカとは?

NFTトレカとは

  • NFTの技術を使った「デジタル版トレーディングカード」のこと。
  • コピーや偽造ができないため希少性がある。
  • 過去の取引履歴が全て記録されるので、安心して取引できる。
  • カードごとに音声や動画などを入れることもできる。

「NFTトレカ」の「トレカ」とは、「トレーディングカード」のことです。トレーディングカードはスポーツ選手やアイドル、アニメキャラクターなどがあしらわれたものが多く、これらを収集したり交換することで楽しむ人たちから愛されているコレクターズアイテムです。そのトレーディングカードを略して、「トレカ」といいます。

トレーディングカードはクレジットカードや名刺と同じ大きさの台紙に印刷されたカードであることが普通ですが、今ではそのデジタル版があります。このデジタル版トレーディングカードのことを「NFTトレカ」といいます。

coincheck

デジタル版のトレーディングカードといっても、単にカードをスキャンしただけの画像ではいけません。それだといくらでもコピーができてしまうので、コレクションをする楽しみも薄れてしまいます。この課題が大きく、「トレーディングカードとは印刷されたカードである」との常識が長らく続いていました。

そのデジタル化に本物のカードにあるような希少性を持たせたのが、NFTトレカです。2020年の10月には名古屋を拠点に活動する人気アイドルグループ「SKE48」がNFTトレカを販売したところ、即日完売したことが話題になりました。

国内初のNFTマーケットプレイスを提供したのは、コインチェックの『Coincheck NFT』です。

話題となったSKE48のNFTトレカの取扱はもちろん、今人気沸騰中のブロックチェーンゲーム内で使えるアイテムの販売などにも対応。最先端のNFTにすぐに触れることができます。

仮想通貨の売買の利用としても使いやすく、初心者でも簡単に始めることができるので、まずはCoincheck(コインチェック)の口座を開設してみましょう!

コインチェック
(画像=コインチェック公式HPより)

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NFTトレカの特徴

NFTトレカは単なるデジタル化されたトレーディングカードではなく、NFTの技術が応用されているところが最大の特徴であり、ユニークな点です。このNFTとは仮想通貨の技術を用いたもので、NFTは「Non-Fungible Token」の略です。日本語では「非代替性トークン」と訳されています。

このNFTは仮想通貨と同じくブロックチェーンで管理されているため、コピーや改ざんが極めて困難です。その利点を生かしてトレーディングカードにNFTを紐づければ、コピーされることで価値を失ってしまうトレーディングカードの希少性を守ることができます。

この特徴があるからこそ、SKE48の事例のように人気アイドルがNFTトレカの販売をすることができたわけです。

NFTトレカの仕組み

NFTトレカが採用しているブロックチェーンは、分散されたネットワーク上にあるコンピューターそれぞれに同じ台帳記録を保存しています。最初にNFTトレカを発行してそれを購入者に譲渡すると、台帳にそのことが記録されます。その後の売買も同様に、取引履歴が台帳に記録されていきます。
このようにブロックチェーンには1枚のNFTトレカがどのように人の手を渡っていったのかをすべて記録しているため、この記録にない取引はすべて無効になります。

coincheck

このNFTの仕組みを利用することによってトレーディングカードの正しい所有者が確定し、たとえコピーがあったとしてもそれがNFTトレカとして正規の所有者がブロックチェーンの台帳に記録されていなければ偽物、コピー品の疑いが濃厚です。NFTの仕組みがあるからこそ、トレーディングカードを収集している人はそれをコレクターズアイテムとして安心して購入、所有することができるわけです。

NFTトレカにはどんなものがある?

すでに多くの販売事例があるNFTトレカですが、多くの方になじみがあるものを中心に主な販売事例を紹介します。

1.SKE48

先ほど紹介した、名古屋を拠点に活動する人気アイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈と高柳明音の両メンバーが卒業コンサートを行ったことを記念して、限定100枚でNFTトレカを発行しました。この両メンバーのファンはもちろん「SKE48」のファンにとってはとても重要なコレクターズアイテムです。

ここで重要になるのが、100枚というきわめて限定的な発行枚数です。これによりトレーディングカードの希少性が保たれるわけですが、それをデジタル資産として有効にしているのがNFTです。

「SKE48」はこの事例の前からNFTトレカを販売しており、すでに多くの実績を有しています。今後こうした動きがアイドル界に広まるのでないかと感じさせられる、先鞭をつけるような活用事例です。

2.BABYMETAL

ヘヴィーメタルとアイドルパフォーマンスを融合させた女性2人組のユニット、BABYMETAL。日本よりも先にアメリカやヨーロッパなど海外で人気に火がついたことも印象的なアーティストです。

そのBABYMETALが2021年5月に、結成10周年を記念した「METAL RESISTANCE全10章」というトレーディングカードを、NFTトレカの形で発売しました。発売元が日本ではなくアメリカの会社であるところが、BABYMETALの海外人気を物語っています。

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3.ももいろクローバーZ

「週末ヒロイン」のキャッチフレーズで高い人気を誇るアイドルグループ「ももいろクローバーZ」もNFTトレカを発売しています。結成10周年を記念するライブを東京ドームで開催し、その模様をトランプカードの形にしたものをNFTトレカとして2021年10月に発売しています。

この事例で注目したいのは、そもそもNFTトレカの販売価格が法定通貨ではなく仮想通貨であることです。先ほど紹介したSKE48やBABYMETALではいずれも日本円や米ドルといった法定通貨での販売ですが、この事例ではイーサリアムでも購入可能です。

販売プラットフォームは、「OpenSea」という世界最大級のNFTマーケットです。この「OpenSea」ではこのほかにもたくさんのNFTアートや作品などが流通しており、「ももいろクローバーZ」のトレーディングカードもこのプラットフォームでNFTトレカの形で購入可能になります。

日本ではコインチェックが『Coincheck NFT』として、NFTマーケットプレイスを提供しています。

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4.クリプトスペルズ

先ほどまで紹介した3つの案件はいずれもアイドル、アーティストのNFTトレカですが、次に紹介する「クリプトスペルズ」はNFTゲームといって、NFTの仕組みを応用したオンラインゲームです。

この「クリプトスペルズ」は、いわゆるカードバトルゲームです。手持ちのカードを対戦相手とオンライン上で対戦させ、勝敗によって自分のキャラクターを強くしていくことができます。

ここまでであれば通常のオンラインRPGとそれほど大差はないと思いますが、この「クリプトスペルズ」がユニークなのは、ゲーム内の資産がプレイヤー固有の資産として存続することです。
これまでのオンラインRPGであればゲーム内で稼いだお金や獲得したアイテム、キャラクターなどはすべてゲーム内だけのものでした。そのため、そのゲームがサービスを終了すると自動的にゲーム内の資産も消滅します。

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しかし、NFTゲームの場合はゲーム内の資産に固有の価値が与えられるため、同じプラットフォームであれば別のゲームにそのデジタル資産を持ち込むことができます。「クリプトスペルズ」の場合は、ゲーム内で使用するカードがデジタル資産となり、これがNFTトレカとなります。

「クリプトスペルズ」の中で所有するカードはNFTトレカとして、ゲーム外のNFTマーケットで売買することも可能です。これまでであればゲーム内でしか存在できなかったアイテム類が広く一般的な財産として取り扱われるところに、NFTの魅力があります。

5.Sorare

Sorare(ソラーレ)はリアル世界で行われているサッカーの試合がゲームの世界に反映し、それによってSorare内でのポイントを稼ぐことができるユニークなブロックチェーン上のゲーム(NFTゲーム)です。

プレイヤーは自分の好きなサッカー選手のカードを所有します。そして実際に行われているサッカーの試合においてそのプレイヤーが所有しているカードの選手が活躍すると、ポイントを獲得することができます。そしてこのポイントの上位者には商品として仮想通貨のイーサリアム(ETH)が贈呈される仕組みになっています。

実在するプロスポーツ選手を使って試合をさせたりするゲームはすでにありますが、それをNFTカードの形で所有することでプレイヤー固有の資産とすること、さらにそのNFTカードと対になっている選手が活躍すると仮想通貨という実利が発生するところが、Sorareの面白いところです。

ここでも選手と対になっているカードはNFTカードの形になっており、これはNFTトレカとしてNFTマーケットで自由に取引することができます。当然ながらよく活躍する(つまりSorareでよく稼ぐ)選手のカードは人気が集まり、価格も高騰しやすくなります。こうしたゲーム外にも楽しみがあるところは、NFTが可能にした世界といえるでしょう。

NFTトレカのはじめ方~買い方

ここまで解説してきたNFTトレカについて、面白そうだから始めてみようと思われた方に向けて、NFTトレカの始め方とNFTトレカの買い方について解説します。

なお、ここでは日本国内でもっともポピュラーな方法を解説しますが、海外にはこの他にもさらに定番となっているNFTマーケットがあることも付け加えておきます。

1.コインチェックで口座を開設

コインチェック
(画像=コインチェック公式HPより)
Coincheckの概要
取扱通貨数(販売所) 24通貨
BTC,ETH,ETC,LSK,XRP,XEM,LTC,BCH,MONA,XLM,QTUM,BAT,IOST,ENJ,SAND,DOT,CHZ,LINK,MKR,MATIC,IMX,APE,AXS,WBTC
取扱通貨数(取引所) 8通貨
BTC,ETC,LSK,MONA,PLT,FNCT,DAI,WBTC
最低取引数量(BTC) 販売所:500円相当額
取引所:500円相当額
取引手数料 販売所:無料
取引所:無料
送金手数料(BTC) 0.0005 BTC
※コインチェックユーザー間は無料
送金手数料(ETH) 0.005 ETH
※コインチェックユーザー間は無料
入金手数料(銀行振込) 無料
入金手数料(コンビニ入金) 3万円未満:770円
3万円以上30万円以下:1018円
入金手数料(クイック入金) 3万円未満:770円
3万円以上30万円以下:1018円
50万円以上:入金金額×0.11%+495円
出金手数料 407円
レバレッジ取引 -
スマホアプリ Coincheck(ios/Android)
口座数 174万口座(2022年9月末時点)
取引ツール(PC) ブラウザ上で使えるツールあり
貸暗号資産
積み立て暗号資産
出典:Coincheck

日本国内で有力なNFTマーケットを運営しているのは、仮想通貨取引所大手のCoincheck(コインチェック)です。テレビCMなどでもおなじみの会社だと思います。 Coincheckには「Coincheck NFT」というNFT関連の商品を取引するマーケットプレイスがあります。

利用するにはまず、Coincheckに口座を開設する必要があります。公式サイトにある口座開設フォームから手続きをしてください。

それでは、コインチェック(Coincheck)の口座開設の流れをご紹介していきます。

STEP1:メールアドレスとパスワードを入力する

まず、コインチェック(Coincheck)の公式サイト右上にある「会員登録」をクリックします。

コインチェック新規登録

メールアドレスとパスワードを入力する画面が表示されます。コインチェックで使用を予定しているメールアドレスとパスワードを入力し、「メールアドレスで新規登録」をクリックしてください。

メアド

STEP2:受け取ったメールアドレスのURLをクリック

入力したアドレス宛にメールが届くので、本文に記載されているURLをクリックしてください。これでメールアドレスの登録は完了となります。

確認メール

コインチェック(Coincheck)のトップページに画面遷移するので、右上の「ログイン」というメニューから「取引アカウント」を選択します。

次に、ログイン画面が表示されるので、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

STEP3:本人確認書類を提出する

画面

コインチェック(Coincheck)でのサービス利用における、各種重要事項の承諾について、「各種重要事項を確認する」をクリックします。

重要事項

コインチェック(Coincheck)で口座開設するための重要事項をここで提示されているので必ず目を通してから承諾事項に同意します。

画面

コインチェック(Coincheck)で口座を開設するには、本人確認書類の提出や個人情報の入力が必要となってきます。

「本人確認書類を提出する」ボタンをクリックします。すると「電話番号認証」の画面が開きます。
SMS(メッセージ)を利用して電話番号の認証をするため、必ず携帯電話、もしくはスマートフォンの番号を入力するようにしましょう。

電話認証

電話番号を入力したら、SMSメッセージに記載されていた6桁の認証コードを画面に入力してください。

固定電話しか電話がないという方は、画面下に記載されている「SMSを受信できない方はこちら」をクリックして手続きを進めると良いでしょう。
認証が完了すると、「各種重要事項同意のお願い」という画面が表示されるので、必ず確認してから同意するようにしましょう。

本人確認書類のアップロード

各種重要事項同意が完了すると次に本人確認書類の提出画面が表示されます。氏名、性別、生年月日、住所、職業、取引目的などの個人情報の入力が必要となりますのでフォーマットに従って入力しましょう。
後ほど送信する本人確認書類の画像と内容が一致するように気をつけながら入力していきましょう。

1.IDセルフィー画像のアップロード

引き続き、IDセルフィ―画像のアップロードを行っていきます。アップロードする本人確認書類と自分の顔が一緒に映っている写真をアップロードすることで本人確認をします。

2.本人確認書類のアップロード

次に、本人確認書類の写真をアップロードします。
・運転免許証
・運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限定)
・パスポート(顔写真のあるページと住所のページを提出)
・住民基本台帳カード
・個人番号(マイナンバー)カード
・在留カード
・特別永住者証明書

アップロードする写真のピントがずれていたりして確認しづらい場合、再提出となってしまいますので注意しましょう。コインチェック(Coincheck)側で、本人確認書類の確認が終わると、本人確認完了のメールが届いて完了となります。

3.郵便はがきを受領

自宅の郵便ポストにはがきが郵送された段階で口座開設が完了となります。

2.ログインが完了したらNFTトレカを選択

Coincheckに口座開設を完了したら、会員画面にログインします。ログインをすると、「Coincheck NFT」という項目があるので、そこをクリックしてCoincheckが運営しているNFTマーケットに進みます。「NFTトレカ」を選択すると、このマーケットで購入可能なNFTトレカの一覧が表示されます。

coincheck_nft

3.購入したいNFTトレカを選び決済

購入したいNFTトレカが見つかったら、「出品中」という表示があるかどうかをチェックします。この表示がないものは売りに出されていないので、購入することはできません。「出品中」の表示があれば、それを選択して購入の手続きに進みます。あとは画面の指示に従って、最後に「購入」ボタンをクリックして手続き完了です。

なお、NFTだけに決済方法には仮想通貨もあります。イーサリアムを所持していればそれを使って購入可能ですが、なければクレジットカード決済でも可能です。

coincheck

2022年3月NFT関連ニュース

ここでは今現在のNFT市場の話題をお届けします。
NFTやNFTトレカの移り変わりは早いので気になる話題はチェックしましょう。

DJなどマルチに活躍する注目の日本人アーティストRK

rk
(画像=RK公式HPより)

圧倒的スケールの写真で世界中を魅了する大注目の日本人フォトグラファー。

グラフィックデザイナー、DJなどマルチに活躍する注目の日本人アーティストRK

2021年12月にはNFTマーケットプレイスFoundation で週間取引量世界1位を記録。

代表作「Everyday Life in Taiwan」は15ETH(約500万円)で落札、
NFTマーケットプレイス STRAYMでは発売と同時に完売など、NFTマーケットで非常に高い評価を得ています。

村上隆やKAWS、TYGA、ナオミ・キャンベルなど多くの著名人や様々なジャンルのブランドとのコラボレーションを実施しており、
現在、アジア地域を中心に活動しています。

Azuki

Azuki
(画像=Azuki公式HPより)

2022年1月12日にロサンゼルス在住の30代の男性5人組が、「Azuki」と呼ばれるアニメ調のキャラクターの8700点のNFTを売り出しました。
1点あたり3400ドルのコレクションは3分で完売し、2900万ドル以上の収益を叩き出すことに成功しました。

さらにその数日後には、さらに200万ドル分がプライベート・オファリングで販売され、合計の売上は3100万ドル(約36億円)に達した。AzukiのNFTは、その後OpenSeaなどの主要なマーケットプレイスで取引され、2月11日までの4週間の総取引ボリュームは約3億ドルに達しています。

最も高価なAzukiは、現在50万ドルで取引されており、安価なものは3万6000ドルで購入可能。
AzukiのNFTの総売上高は、有名な「Bored Ape Yacht Club(退屈した猿のヨットクラブ)」や「クリプトパンクス(CryptoPunks)」などを上回り、歴代のNFTの中で8番目にランクインしています。

 

TOMO KOIZUMI(小泉智貴)

TomoKoizumi
(画像=TomoKoizumi公式HPより)

2022年2月16日に小泉智貴氏によって立ち上げられたブランド、「トモコイズミ」のバーチャルドレスNFTが販売されることが発表されました。

コインチェックと「TOMO KOIZUMI」およびデジタルファッションハウス「Joyfa(ジョイファ)」は昨年8月、NFT事業において連携を開始したことを発表、
今回はその取組みの第1弾として、2019年のファーストコレクションルックをNFT化した「Rainbow Egg Ruffle Cape(レインボーエッグ・ラッフルケープ)」1種類と、2021年のコレクションピースをリデザインした「Puffy Sleeve Ruffle Dress:Yellow・Green・Red・Pink・Blue(パフィースリーブ・ ラッフルワンピース)」5種類の計6種類が販売される予定です。

購入者はデジタル上でこれらドレスを着用できるといい、「Joyfa」のサイトを利用することで、デジタルファッションと写真に写る人を自動合成して、実際に着ているかの様に表現ができるとのことだ。
発表によると全6種類のバーチャルドレスは、2月24日14時より販売が開始される予定となっていて、決済にはイーサリアム(ETH)が必要となる。また販売価格は2.5ETH~6ETHとなるようです。

TOMO KOIZUMIは、コスチュームデザイナーである小泉智貴が立ち上げたファッションブランドで、東京オリンピックで国家独唱したMISIAの衣装を製作したことでも知られ、30色で表現した印象的なドレスが話題になっていました。

広瀬すず写真集NFT

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(画像=MediaDo公式HPより)

2022年2月18日に講談社から出版される「広瀬すず10周年記念写真集レジャー・トレジャー」の未公開カットを、NFTとして販売することが分かりました。

写真集を購入し、抽選に参加した人の中から限定500人が購入権を得ることができます。価格は1枚あたり2200円(税込)で、
販売はメディアドゥが運営するNFTマーケットプレイス「FanTop」で実施します。

FanTopは、NFT保有者情報の管理に「Flow」ブロックチェーンを採用していて、Flowは、カナダ・バンクーバーに拠点を置くDapper Labs社が開発しました。

同社は、全米プロバスケットボール(NBA)選手のトレカNFTを取引できる「NBA Top Shot」などで知られているので信頼性も高いです。

BAYC

BAYC
(画像=BAYC公式HPより)
『BAYC』は猿を模した絵柄が特徴的な「NFTアート」のひとつで、パーツの組み合わせから自動的に生成される絵を指すコレクションの総称として知られています。EminemやStephen Curryなど多くの著名人が大金を投じてこの絵を購入し、SNSのアイコンなどに設定していることで話題となりました。同コレクションを手掛けるYuga Labs社はアメリカを拠点とする企業で、コレクションの大ヒットで膨大な売り上げを記録しています。

Future Art Tokyo Collection

FAT
(画像=FAT公式HPより)

「アートフェア東京」を主催する一般社団法人 アート東京が、NFTマーケットプレイス「Future Art Tokyo Collection」(以下、「FAT Collection」)をローンチしました。

このマーケットプレイスは、NFTを活用し、デジタルコンテンツの流通・決済を実現するプラットフォームであり、日本の文化である伝統芸能、寺社仏閣、美術品をはじめ、日本で芸術を志す現代アーティストの作品の真正性と安全性を担保し、制約を受けずに日本の魅力を世界に発信することを目的としています。

2022年3月までに、日本を代表する有名なファッションデザイナー・コシノジュンコや、ファイナルファンタジーのイメージイラストなどを手掛ける世界的アーティスト・天野喜孝をはじめ、約200名の若手現代アーティストの実物の作品から制作した3DCGデジタルレプリカをNFTアートとして出品・販売することを予定しています。

また、京都市協力のもとに制作した、世界遺産二条城の唐門の3DCGデジタルレプリカの出展も予定しており、NFTアートによる観光需要喚起や、日本古来の伝統芸能・工芸のデジタルコンテンツ発信・流通による地域活性化を目指しています。

Steve Aoki prod.「Hairy」

SteveAoki
(画像=niftygatewayより)

米人気EDMDJのSteve Aokiがオープニングトークを担当し、その後EDMアーティストのBTや3LAU、R&BシンガーのH.E.R.、ロックバンドのKings of Leonらと共に、現地でライブ・パフォーマンスを行いました。

イベント中Steve Aoki氏は、音楽の印税収入が自身のポートフォリオでは僅かであること、また現在の彼の音楽収入の95%は自身が行うDJライブで得ており、それに対していかにNFTによる収入が大きいかを語りました。

昨年、ニフティ・ゲートウェイでリリースされた Steve Aoki の NFT Hairy_ は大成功を収め、オークションで888,888.88ドル(約1億219万3,000円)を得ています。

なお、Steve Aoki は自身の収入の95%を占める DJ のライブパフォーマンスを収益化できなかった場合、その収入を補うために別の仕事を探すことを検討したと、Gala Music のイベントにてコメントしています。

 

坂本龍一のNFT

SakamotoRyuichi
(画像=GMO公式HPより)

昨年12月、ミュージシャンの坂本龍一が映画「戦場のメリー・クリスマス」のテーマ曲「Merry Christmas, Mr. Lawrence」のメロディー595音を1音ずつ分割し、1音あたり1万円の値段を付けて売り出しました。

すぐさまアクセスが殺到し、ホームページのサーバーがダウンする事態となり、担当者は「海外からアクセスが殺到したのは予想を超えていた」と話しました。 坂本氏のNFTは、NFTのプラットフォームである「Adam byGMO」で販売していました。

NFTを購入した際に得られる権利というのは、アーティストごとにさまざまあり、単純に証明書と曲をダウンロードできる権利だけが受け取れる場合のほか、購入した作品を二次利用する権利、生まれる収益の一部を得られるケースなどがある。もちろんデジタル証明書によって、限定品であることが証明することが可能です。

さらに、その作品自体(曲)に自分で値段を付けて転売することもでき、その際も取引額の一部はアーティストに入る仕組みとなっていて、株のように将来価値が上がるであろうミュージシャンの作品を購入、
高くなったときに売ることも可能です。こうしたシステムは、CD売り上げが低迷する中で、アーティストの活動を支える収入源の新たな柱として期待されています。

The Sandbox

Sandbox
(画像=TheSandbox公式HPより)

ザ・サンドボックス(The Sandbox)は、ブロックチェーンベースの仮想空間(メタバース)に分類されるコミュニティ主導型のNFTゲームおよびゲーム作成プラットフォームです。
3Dボクセル(ブロック)による仮想世界で、物や建物を作るなどさまざまなゲーム体験ができます。

オリジナルのThe Sandboxは、2012年に米国とアルゼンチンを拠点とするゲームスタジオPixowlが携帯電話向けに開発した伝統的なゲームプラットフォームです。

Pixowlは、ゲームシリーズタイトルとしてThe Sandboxの開発を続けてきたが、2018年8月に中国・香港のゲーム開発会社Animoca Brandsがそれを買収しました。

最新版のThe Sandboxは、Animoca Brands傘下でイーサリアムブロックチェーンを基盤とするメタバースプラットフォームとして開発が継続されています。

The Sandboxは、基本的にボクセルを使って構築されるクリエイティブな空間で、ブロック遊びのようにボクセルを組み合わせてキャラクター(アバター)やアイテム、建築物などをNFT(Non-Fungible Token)として作成できます。

ユーザーは「LAND(土地)」と呼ばれる土地を所有でき、現実世界のように不動産開発をすることも可能。

LAND上では、デジタルアセットとしてNFTの構築や設置のほか、デジタルアセットを組み合わせたゲームの作成も可能で、他のユーザーにそれらをゲーム体験として提供することも可能。

実はこのLAND自体もNFTであり、The SandboxはこうしたNFTをすべてユーザーの資産として取り扱います。The Sandbox上のNFTは、もちろんユーザー間で取引可能です。

手塚プロダクションのNFT

ブロックチェーンゲームやNFT事業を手掛けるdouble jump.tokyo(東京都新宿区)は、
手塚プロダクションと協力してプロデュースしたジェネレーティブアートNFT「火の鳥」「ブラック・ジャック」計2000点がNFT作品として即時完売となったことを発表しました。

ジェネレーティブアートNFTとは、モザイクアートNFTで使用した画像素材をもとにランダム生成されたアート作品のことを指します。

大谷翔平のNFT、タティスJr.の5倍の1150万円

ShoheiOhtani
(画像=Candy公式HPより)

キャンディ・デジタル社が取り扱う野球カテゴリのNFTにて大谷の画像が史上最高額となる10万ドル(約1150万円)で購入されました。

キャンディ・デジタル社はMLBと提携をし、過去の映像や画像などをNFTとして販売しています。

今回、史上最高額を記録したのは「「1 of 1 Legendary Shohei Ohtani Icon」と呼ばれるもので、
同社は「キャンディマーケットプレイスでNFTベースボール史上最高額となるセールが起きた」と伝えた。

米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」も「ショウヘイ・オオタニのNFTが史上最高額となる10万ドルで販売された」とレポート。

記事では「エンゼルスのスターでア・リーグのMVPに輝いたショウヘイ・オオタニが、彼の長い偉業達成リストに新たな偉業を加えた」とし、
これまでの最高額だったフェルナンド・タティスJr.の2万ドル(約231万円)を「大幅に上回った」と伝えました。

NFTトレカの売り方

購入とは逆にNFTトレカを売る際にも同じ「Coincheck NFT」を利用します。売り方はとても簡単で、「Coincheck NFT」のマイページに表示されているNFTトレカの中から売りたいものを選び、クリックします。そしていくらで出品するのか、そしてどの通貨で受け取るのかを選択して「出品」をクリックすれば完了です。

NFTトレカのまとめ

違法コピーの問題からネット上での流通が難しいとされてきたトレーディングカードを流通可能にしたのが、NFTです。それはNFTトレカとして新しいデジタル資産となり、すでに多くのカードが流通しています。トレーディングカードマニアはもちろんのこと、NFTで利益を狙いたい方もNFTトレカの動向には要チェックです。