楽天カードでETCの利用明細を確認する3つの方法！明細が反映されるのはいつ？

楽天カードのインターネット会員サービス「楽天e-NAVI」には、利用明細の「絞り込み機能」が搭載されています。

この機能を使えば、楽天カードのETCカードを利用する回数が多い方であっても、簡単に「ETCの利用明細」を確認できます。

ただし、ETCの利用料金がクレジットカード会社に届くまでには、1ヵ月以上の日数を要することも珍しくはありません。

今回は楽天カードユーザーのために、「ETCの利用明細を確認する方法」や「楽天ETCカードを利用するうえでの注意点」などを中心に、分かりやすくまとめました。

楽天カードのETCカードの利用明細を確認する3つの方法

楽天ETCカードの利用明細を確認する方法は、全部で3つあります。ここではそれぞれの使い方や、メリット・デメリットについて解説します。

「楽天e-NAVI」から利用明細を確認する

楽天カードの会員が利用明細を確認するうえで、最も簡単なのがインターネット会員サービス「楽天e-NAVI」を使う方法です。

楽天e-NAVIには利用明細の絞り込み機能が付いているため、ETCのみの利用明細を抽出することも可能です。

抽出結果をそのままPDFファイルとしてダウンロードしたり、印刷することも簡単ですので、確定申告などの手続きを取りたい場合にも便利な手段と言えるでしょう。

ただし、ETCの利用から楽天e-NAVIへの反映には、1ヵ月以上の日数を要する可能性があります。

「ETC利用照会サービス」を使用する

ETCの利用明細を確認する2つ目の手段が、「ETC利用照会サービス」です。

ETC利用照会サービスは各地域の「NEXCO」などの高速道路会社が共同して運営するサービスで、ETCカードを持っている方なら個人・法人を問わず利用可能です。

ETC利用照会サービスの利用状況は、ETC通過後4～5時間程度で反映されることが多いため、直近の利用履歴を確認したいという場合には、楽天e-NAVIよりも有力な手段と言えるでしょう。

ただし、ETC利用照会サービスを利用するには利用登録が必要です。さらに利用登録を行うためには、過去15ヵ月以内に1度以上、ETCを通過している必要があります。

登録するETCカードで、登録する日の過去15か月以内にETC無線通行を行っていない場合は登録できませんので、ETC無線通行を行っていない場合は、ETC無線通行を行った後にご登録ください。

引用：ETC利用照会サービス公式サイト

「ETC利用履歴発行プリンター」を使用する

3つ目の手段が、「ETC利用履歴発行プリンター」です。これを使うと、事前登録などの手続きなしでETCの利用明細を印刷できます。

このプリンターは市販されているので、利用明細をプリントアウトする機会が多いのなら、購入しても良いでしょう。

また、サービスエリアやパーキングエリアなどに設置されており、自由に使用できる場合もあります。

「楽天e-NAVI」では楽天ETCカードの明細の反映に1ヵ月以上を要する可能性あり

楽天カードの会員サービス「楽天e-NAVI」にETCカードの利用履歴が反映されるまでには、2週間～1ヵ月程度の日数がかかる可能性があります。

数営業日で反映されることが多い一般的なお店やサービスと比べ、ETCカードの利用分は、楽天e-NAVIで確認できるようになるまで時間がかかるためご注意ください。

楽天ETCカードのご利用内容は、本カード会員様の楽天e-NAVIメニュー「ご利用明細」にてご確認いただけます。
ご利用内容が弊社に到着するまでに2週間～1ヵ月程度お時間がかかる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

引用：楽天カード公式サイト

ちなみに「ETCカードの利用明細が反映されるまで時間がかかる」というのは多くのクレジットカード会社に共通する内容で、楽天カードに限った問題ではありません。

直近のETCカードの利用明細を確認したい場合は、ETC利用照会サービスなどを使用したほうが良いでしょう。

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楽天カードのETCカードについての基本情報

ここからは、楽天ETCカードを使用するうえで知っておきたい、基本情報や注意点について解説します。

楽天カードと同じく100円につき1ポイントが還元される

楽天ETCカードを使うと、楽天カードを使った通常のショッピングと同様に、「100円につき1ポイント」が還元されます。

楽天ETCカードは、楽天カードの追加カードとして発行されます。ETCカードの利用料金は、本カード（この場合は楽天カード）の利用料金と一緒に請求されます。

年会費は550円だが会員ランクやカードグレードによっては無料

楽天ETCカードの年会費は、原則として550円（税込）です。本カードと異なり、ETCカードの年会費は原則として無料ではないためご注意ください。

ただし、ゴールドカード以上の楽天カードを持っている場合や、楽天会員ランクがプラチナ会員以上の場合は、ETCカードの年会費が無料となります。

家族カードのETCカード発行には対応していない

楽天カードは、家族カードに対してETCカードを発行していません。

家族名義のETCカードを手に入れたい場合は、以下の対応が必要です。

ETCカードに名前が記載されている人以外（家族を含む）がETCカードを使用することは、カード会社の規約に違反します。

ETCカードは「楽天e-NAVI」から申し込める

楽天ETCカードは、新規申込時のほか、任意のタイミングで楽天e-NAVIを通して申込むことができます。

ETCカードを追加発行したい場合は、楽天e-NAVIのトップページから申し込みを行いましょう。このとき、楽天カードに届け出ている住所などに、変更がないことをご確認ください。

ETCカードを発行したら抽選で最大3,000ポイントがもらえる

楽天カードは、ETCカードを発行した方を対象に、以下の抽選キャンペーンを実施しています。

すべての利用者が3,000ポイントをもらえるわけではないものの、条件が簡単でエントリーも不要のため、デメリットなく参加できるキャンペーンだと言えるでしょう。

当選した場合、ポイントを受け取れるのは「カード申込月の3ヵ月後の月末頃」です。また、付与されるポイントは進呈月の翌月末日までしか利用できない期間限定ポイントですのでご注意ください。

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楽天カードのETCカード年会費を無料にする具体的な条件

楽天ETCカードの年会費は原則550円（税込）ですが、特定の条件を満たすと無料にすることができます。

ここでは、楽天ETCカードの年会費をゼロにする、具体的な条件について解説します。

楽天PointClubのプラチナ会員・ダイヤモンド会員になる

年会費無料の楽天カード（PINKカード等を含む）を利用している方が、ETCカードの年会費を無料にするには、楽天PointClubのプラチナ会員またはダイヤモンド会員になる必要があります。

プラチナ会員・ダイヤモンド会員になるための条件は、以下のとおりです。

■楽天PointClubのプラチナ会員・ダイヤモンド会員となる条件

※会員ランクは、毎月2日までに更新

楽天カードや楽天市場を積極的に利用することで、プラチナ会員またはダイヤモンド会員の資格をキープしやすくなるでしょう。

現在の会員ランクや、ランクアップのために達成すべき要件については、楽天PointClubの会員専用ページから確認できます。

ゴールドカードまたはプレミアムカード会員になる

ゴールド以上のグレードの楽天カードを持つと、会員ランクにかかわらずETCカードの年会費が無料となります。

楽天市場でのポイントアップや、空港ラウンジサービスといった上位カードならではの利点に魅力を感じるなら、楽天カードをグレードアップさせるのも一考です。

上位グレードのカードへの切り替えは、楽天e-NAVIから申込むことができます。

なお、上位グレードへ切り替えるためには、所定の審査に通過する必要があります。

3グレードの「楽天カード」比較

カード会社からのインビテーション（招待）なしで申し込める、3つの楽天カードの違いは以下のとおりです。

■3グレードの「楽天カード」比較

カードごとのおすすめの人は以下の通りです。

ただし基本還元率はいずれも1.0%（100円につき1ポイント還元）です。カードのグレードを上げても、一般加盟店やETC利用料金の還元率は据え置きですのでご注意ください。

楽天カードのETCカードが使えなくなった場合の原因とは

カードの利用状況や予期せぬトラブルにより、ETCカードが突然利用できなくなる場合があります。

ここからは、楽天ETCカードが使用できなくなった場合の原因と対応について解説します。

楽天カードとETCカードの使用額が利用可能枠の上限に達している

楽天ETCカードは主となる楽天カードの追加カードという立ち位置であり、利用可能枠も共通です。

そのため、楽天カードとETCカードにおける「支払い待ちの残高」の合計が、楽天カードの利用可能枠に達している場合、ETCカードは利用できなくなります。

「突然ETCカードを利用できなくなった」という場合には、まず楽天e-NAVIや公式アプリを通し、現在の利用可能額を確認してみると良いでしょう。

この場合は、以下の対応を取ることで、問題を解決できます。

ETCカードによる利用可能額は、本カードの利用代金と合わせて本会員の利用可能額の範囲内とします。

楽天ETCカード特約より

楽天カードで利用停止や強制解約の処分を受けている

本カードである楽天カードが「利用停止」あるいは「強制解約」といった処分を受けてしまった場合、ETCカードも利用できなくなります。

考えられる原因は、主に以下のとおりです。

「延滞もトラブルも発生していないのに、いきなりカードが使えなくなった」という場合には、「定期・不定期の審査」が原因かもしれません。

クレジットカード会社は、入会済みの会員に対してもたびたび審査を行っています。

この審査は、利用可能枠の引き上げにつながることも多い一方、支払能力が悪化したと判断された場合には、カードの利用停止や強制解約につながる場合があります。

特に「楽天カードへの入会後、他社での債務が増えた」「信用情報が悪化した」という場合には、入会後の審査により、何らかの措置が取られた可能性が考えられます。

第18条（会員の再審査）
当社は、会員の適格性、カード利用可能枠について入会後、定期・不定期の再審査を行います。

引用：楽天カード会員規約

ETCカードの磁気不良

特に思い当たるトラブルがないという場合には、単にETCカードが故障し、磁気不良を起こしているのかもしれません。車載器がETCカードの異常を知らせてくれることも多いでしょう。

この場合は楽天カードに問い合わせを行い、現在持っているカードが利用停止などの措置を受けていないことを確認しましょう。そのまま新しいETCカードの発行申し込みが可能です。

磁気不良が明らかな場合には、自動音声ダイヤルや楽天e-NAVIを使った再発行申請も可能です。

車載器の故障

車載器側に問題があり、ETCカードをうまく読み取れないという場合には、カー用品店やディーラーなどで対応してもらうのが有効です。

車載器を取り付けたお店などに向かい、点検を受けることをおすすめします。

楽天カードとETCカードの利用に関するよくある質問と回答

ここからは、楽天カードとETCカードの利用に関する質問にお答えします。

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  著者 NETMONEY（ネットマネー）編集部