アコムの金利(利息)はどのくらい?返済額の計算方法や金利を下げる方法を解説
(画像:NET MONEY編集部)

アコムの利用を検討している方は、金利や利息、返済額が気になるのではないでしょうか?

本記事では、アコムの金利に関する疑問を解消し、利息や返済額を簡単に計算する方法や、賢く金利を下げるための裏技を解説します。

  1. アコムの金利は他の消費者金融と比べて高い?
    1. アコムの金利は年3.0%~18.0%と平均水準
    2. 初回利用者に限り無利息期間30日以内に完済すれば利息は0円
  2. アコムの金利(利息)はどうやって決まる?
    1. アコムの金利(利息)は利用限度額によって決まる!利息の計算方法も解説
    2. 利用限度額は審査によって決まる
  3. アコムの利息と返済額はいくら?【10万円~50万円シミュレーション】
    1. 借入額10万円の場合の利息と返済額
    2. 借入額30万円の場合の利息と総返済額
    3. 借入額50万円の場合の利息と総返済額
  4. アコムの金利(利息)を下げる方法
    1. 利用限度額を増額する
    2. アコムに電話して金利の引き下げ交渉をする
    3. 繰り上げ返済や一括返済をする
    4. 少額借入れ、短期返済を繰り返して利息を抑える
    5. 30日間の無利息期間を利用して利息を軽減する
  5. アコム以外で金利(利息)を下げる方法
    1. アコムより低金利のカードローンに借り換えをする
    2. 他社の消費者金融のおまとめローンに切り替える
  6. アコムの金利に関するよくある質問(Q&A)
    1. アコムは返済手数料はかかりますか?
    2. アコムの金利は何パーセントですか?
    3. アコムが危ない理由は何ですか?
    4. アコムで100万円を借りたら利息はいくらですか?
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アコムの金利は他の消費者金融と比べて高い?

アコムの金利は他の消費者金融と比べて高い?
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アコムの金利は3.0%~18.0%であり、これは他の大手消費者金融と比較しても平均的な水準です。決して高すぎるということはありません。ここでは、アコムの金利について解説します。

アコムの金利は年3.0%~18.0%と平均水準

アコムの金利は年3.0%~18.0%です。この範囲内で、利用借入枠に応じて金利が適用されます。

アコムの金利は、ほかの大手消費者金融と比較しても特別に高いということはありません。大手消費者金融4社とアコムの金利を比較すると、平均水準であることが分かります(下表)。

   
  アコム プロミス アイフル レイク SMBCモビット
金利
(実質年利)
3.0%~18.0% 4.5%~17.8% 3.0%~18.0% 4.5%~18.0% 3.0%~18.0%

初回利用者に限り無利息期間30日以内に完済すれば利息は0円

アコムには30日間金利0円サービス(=無利息期間30日)があり、初回利用者に限り、契約日の翌日から30日間は利息がかかりません。

無利息期間内に完済すれば無利息でお金が借りられます。たとえば、契約日に20万円を借り入れて、30日後に完済すると、通常2,958円の利息がかかりますが、無利息期間を利用すると、この利息が無料になります。

また、無利息期間後にも返済を行う場合でも、無利息期間内に繰上げ返済を行うことで元金を減らし、総返済額を抑えられます。

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アコムの金利(利息)はどうやって決まる?

アコムの金利(利息)はどうやって決まる?
画像引用:PIXTA

アコムで返済する際、元金と利息を合わせて支払う必要がありますが、金利(利息)はどのように決まるのでしょうか。具体的に解説していきます。

アコムの金利(利息)は利用限度額によって決まる!利息の計算方法も解説

アコムの金利は、利用限度額によって決まります。利用限度額が高くなるほど、適用される金利が低くなる傾向にあります(下表)。

アコムの利用限度額ごとの金利
利用限度額(契約極度額) 金利(実質年率)
1万円~99万円 7.7%~18.0%
100万円~300万円 7.7%~15.5%
301万円~500万円 4.7%~7.7%
501万円~800万円 3.0%~4.7%

適用される金利が決まれば、実際に支払うべき利息が把握できます。利息の計算方法は以下のとおりです。

アコムの利息の計算方法
  • 借入残高 × 借入利率(実質年率)÷ 365日 × 利用日数

アコムの「ご返済シミュレーションを利用すれば、簡単に利息を算出できます。

利用限度額は審査によって決まる

アコムの利用限度額は、審査によって一人ひとりに設定されます。審査では、主に返済能力を評価されます。

一般的には、安定した収入があるほど、高い限度額が設定される可能性があります。また、過去の信用情報も重要な要素です。クレジットカードやローンの返済履歴が良好であれば、それだけ信頼度が高まり、限度額にも良い影響を与えます。さらに、他社からの借入状況もチェックされます。

アコムは、これらの要素を総合的に評価し、個々の状況に合わせて適切な利用限度額を決定しています。

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アコムの利息と返済額はいくら?【10万円~50万円シミュレーション】

10万円~50万円シミュレーション
画像引用:PIXTA

アコムの利息と返済額はいくらになるのか、借入金額別にシミュレーションしました。10万円から50万円まで、さまざまなケースを想定し、返済期間や利息を含めた総返済額を算出しています。あなたの状況に合った返済計画を立てる参考にしてください。さい。

借入額10万円の場合の利息と返済額

アコムで10万円借入れした場合、金利18.0%が適用されると、利息と総返済額は以下のとおりになります。

   
返済回数
(期間)
総返済額 総利息 毎月の返済額
12回(1年) 110,011円 10,011円 9,167円
24回(2年) 119,808円 19,808円 4,992円
36回(3年) 130,130円 30,130円 3,615円

返済期間を延ばすと毎月の返済額は軽減されますが、総返済額と総利息が増えてしまうので注意しましょう。

借入額30万円の場合の利息と総返済額

アコムで金利18.0%で、10万円を借入れした場合の利息と総返済額は以下のとおりになります。

   
返済回数
(期間)
総返済額 総利息 毎月の返済額
12回(1年) 330,044円 30,044円 27,503円
24回(2年) 359,441円 59,441円 14,977円
36回(3年) 390,431円 90,431円 10,845円

当然ですが、借入額が高くなればなるほど利息も増えるので注意が必要です。

借入額50万円の場合の利息と総返済額

アコムで50万円借入れした場合、金利18.0%が適用されると、利息と総返済額は以下のとおりになります。

   
返済回数
(期間)
総返済額 総利息 毎月の返済額
12回(1年) 550,074円 50,074円 45,839円
24回(2年) 599,079円 99,079円 24,962円
36回(3年) 650,721円 150,721円 18,076円

借入額が高額な場合は、毎月の返済額とは別に、まとまった額を返済する(繰り上げ返済)と、総支払額を軽減することができます。

アコムで5万円借りたときの利息や返済額は?少額融資のメリットや審査について解説
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アコムの金利(利息)を下げる方法

アコムの金利(利息)を下げる方法
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アコムの金利(利息)は、利用限度額や審査状況によって異なりますが、少しでも金利を下げることができれば、返済負担を軽減できます。ここでは、アコムの金利を下げるための具体的な方法を5つご紹介します。

利用限度額を増額する

アコムの金利を下げる方法の一つとして、利用限度額の増額が挙げられます。アコムの金利は利用限度額に応じて設定されており、一般的に利用限度額が高くなるほど金利は低くなります。

利用限度額を増額するには、アコムの審査を受ける必要があります。審査では、返済能力や信用情報などが総合的に判断されます。増額審査に通過するためには、以下の3つのポイントを押さえて増額申請しましょう。

安定した収入がある 毎月安定した収入があることは、返済能力を示す上で非常に重要
信用情報に問題がない 延滞や債務整理などの情報があると、審査に不利になる可能性がある
利用実績がある アコムを一定期間利用し、返済期日を守っている実績があると、信用度が高まり、増額審査に有利に働くことがある

アコムに電話して金利の引き下げ交渉をする

アコムの金利を下げる方法の一つとして、アコムに電話して金利の引き下げ交渉を行うことが挙げられます。

アコムの担当者に直接交渉することで、金利の引き下げに応じてくれる可能性があります。特に、長期間にわたってアコムを利用しており、返済に遅延がないなど、信用状況が良いと判断される場合には、金利引き下げの交渉が成功する可能性が高まります。

金利の引き下げ交渉は、必ず成功するとは限りませんが、積極的に交渉することで、金利が下がる可能性は十分にあります。

繰り上げ返済や一括返済をする

アコムの利息を下げる方法の一つとして、繰り上げ返済や一括返済を行うことが挙げられます。

繰り上げ返済とは、毎月の返済額に加えて追加で返済を行うことです。繰り上げ返済をして元金を減らすことで、利息を抑えることが可能です。

たとえば、借入額50万円を金利18%で24回(2年)で支払うと、毎月の返済額は24,962円になります。これを、13回目の返済で10万円を支払うと、元本が減り新たな毎月の返済額は約20,000円に軽減されます。

また、資金に余裕がある場合は一括返済すると利息を抑えられます。一括返済とは、元本を一括で返済する方法です。一括返済で支払えば、返済が早まった日数分の利息を軽減できます。

少額借入れ、短期返済を繰り返して利息を抑える

少額借入れ、短期返済を繰り返すことも、利息を抑える方法のひとつです。

例えば、同じ金利が適用される場合、借入金額が2倍になれば、利息もほぼ2倍になります。また、返済期間が長くなると、その分利息を支払う期間も長くなるため、総支払利息は増加します。

具体的な例として、金利18.0%で20万円を24回払いで借入れた場合と、同じ条件で10万円を借入れた場合を比較してみましょう。20万円の借入れでは、利息総額は約39,627円となり、総返済額は239,627円になります。一方、10万円の借入れでは、利息総額は約19,808円となり、総返済額は119,808円になります。

このように、借入金額を半分にするだけで、利息総額は約2万円も減らすことができます。

ただし、借入額によっては金利が変動して利息が増えてしまうケースもあるため気を付けましょう。

30日間の無利息期間を利用して利息を軽減する

アコムでは無利息期間30日間サービスを最大限に活用することで、利息負担を大幅に軽減することができます。

例えば、急な出費で10万円を借り入れた場合、通常であれば利息が発生します。しかし、この無利息期間中に10万円を完済すれば、利息は一切かかりません。

また、無利息期間後も返済が続く場合でも、30日間は無利息のため、利息を抑えられます。例えば、金利18.0%で10万円を借り入れて、60日間で返済する場合、30日間無利息期間を使った場合と使わなかった場合では、利息額に755円の差が生じます(下表)。

   
  総返済額 利息
無利息期間を使った場合 101,500円 1,500円
無利息期間を使わない場合 102,255円 2,255円
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アコム以外で金利(利息)を下げる方法

アコム以外で金利(利息)を下げる方法
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すでにアコムを利用していて金利が高いと感じている場合は、アコム以外で金利(利息)を下げる方法を検討しましょう。

具体的には、アコムより低金利のカードローンに借り換える方法と、おまとめローンに切り替える方法があります。具体的に見ていきましょう。

アコムより低金利のカードローンに借り換えをする

アコムのカードローンを利用している方で、金利負担を少しでも減らしたいと考えている方は、より低金利のカードローンへの借り換えを検討することをおすすめします。

借り換えとは、現在の借入残高を別の金融機関の低金利ローンに乗り換えることで、総返済額を減らす方法です。

特に、現在アコムで18%以上の金利で借入れを行っている人はカードローンの借り換えを考えるとよいでしょう。

なぜなら、消費者金融の借り換え専用ローンを使うと今よりもほぼ確実に金利が下がるからです。消費者金融の借り換え専用ローンは現在のカードローンの金利よりも借り換え後の金利が上回ってはいけない改正貸金業法によって定められているためです。

以下に、借り換えローンを行っている会社の上限金利をまとめたので参考にしてください。

各社の借り換えローンの上限金利
会社名 上限金利
プロミス 17.8%
レイク 17.5%
アイフル 17.5%
auじぶん銀行 カードローン 12.5%
三井住友銀行 カードローン 14.5%
りそな銀行 カードローン 13.5%
楽天銀行 スーパーローン 14.5%
みずほ銀行 カードローン 14.0%

他社の消費者金融のおまとめローンに切り替える

複数他社で借入れをしている場合、他社の消費者金融のおまとめローンに切り替えるのもひとつの方法です。おまとめローンは複数の借り入れを一本化する制度のことです。

借り入れ額が大きくなるため金利が低くなり、現在借り入れしているローンよりも金利を抑えられます。

確実に金利を下げて毎月の返済額を減らしたいなら、大手消費者金融4社のおまとめローンがおすすめです。消費者金融のおまとめローンなら、改正貸金業法によって金利や毎月の返済額を引き下げることが義務付けられているので、確実に返済負担を軽減できるからです。

また、総量規制の対象外なので、借入れ総額が年収の3分の1を超えている人も利用可能です。以下は、大手消費者金融でおすすめのおまとめローンです。

   
  プロミス レイク アイフル
即日融資
金利
(実質年率)
年6.3%~17.8% 年6.0%~17.5% 年3.0%~17.5%
限度額 300万円 500万円 800万円
返済回数 最長120日 最長120日 最長120日

一方、より低い金利で借り入れたい人は、銀行のおまとめローンを検討しましょう。ただし、消費者金融に比べて審査が厳しく、利用できる商品が限られている場合もあります。

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アコムの金利に関するよくある質問(Q&A)

アコムの金利に関するよくある質問を集めました。それぞれ詳しく回答しているので、アコムで借入れを検討している方は参考にしてください。

アコムは返済手数料はかかりますか?
アコムの返済方法はインターネットとアコムATM、提携ATM、振り込み、口座振替の5つで、返済方法によって返済手数料がかかるものがあります。インターネットやアコムATMを利用する場合、返済手数料はかかりません。提携ATMや振込の場合は手数料(返済額1万円まで110円、同1万円以上220円)がかかるので注意しましょう。
アコムの金利は何パーセントですか?
アコムの金利は3.0%~18.0%です。実際に適用される金利は、利用限度額によって変動します。利用限度額が高くなるほど、適用される金利が低くなる傾向にあるため、金利を抑えたい場合は利用限度額の増加を検討しましょう。
アコムが危ない理由は何ですか?
アコムは金融庁に登録されている正規の消費者金融です。そのため、アコムで借りると危ないということはありません。ただし、アコムに限らず、返済が滞納したり、多重債務に陥ったりといった状況は危険です。消費者金融を利用する際は、返済プランを立てたうえで計画的に利用しましょう。
アコムで100万円を借りたら利息はいくらですか?
アコムで100万円を借りて、金利15.0%が適用された場合の利息は以下のとおりです。
   
返済回数
(期間)
総利息 総返済額 毎月の返済額
24回(2年) 163,668円 1,163,668円 48,486円
36回(3年) 1,247,934円 247,934円 34,665円
48回(4年) 1,335,856円 335,856円 27,830円
60回(5年) 1,427,378円 427,378円 23,789円
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