本記事ではMT4(メタトレーダー4)の画面の見方を実際の画像を見ながら解説します。
MT4の基本画面
MT4の基本画面は下図のようになっています。①から⑦までそれぞれの役割を順番に見ていきましょう。
①メニューバー
メニューバーからは主に以下の操作が可能です。
・ファイル
新規チャート表示、ログイン、印刷など
・表示
ショートカットアイコンやサブウィンドウの表示設定
・挿入
インジケーター、図形、ライン、テキストなどの挿入
・チャート
各通貨ペアのチャートを表示
・ツール
新規注文、ヒストリーセンター、メタエディター、オプションなど
オプションメニューではタブごとに取引やチャート、ライン、通知などさまざまな設定が可能です。
・ウィンドウ
新規チャート、チャートの整列メニューなど
②ショートカットキー
ショートカットキーにはメニューバーのメニューのショートカットが表示されます。
時間足の変更やライン描画、チャートの拡大縮小などはよく使うショートカットです。
③気配値
気配値(買い方および売り方が買いたい、売りたいと希望する値段)には各通貨ペアの売値と買値が表示されます。それぞれの通貨ペアを右クリックすることで新規注文やチャート表示などが可能ですが、通常は使わないことが多いので閉じておいても良いでしょう。
④ナビゲーター
ナビゲーターには口座情報が表示され、口座のログインができます。また、テクニカルインジケーターも表示され、ここからドラッグ&ドロップでチャートにインジケーターを表示させることができます。ナビゲーターも通常時は使わないことが多いので閉じておくと良いでしょう。
⑤チャート
チャートは1枚を大きく表示することや複数のチャートを並べて表示することもできます。また、チャートの設定を定型チャートとして保存したり、複数チャートが表示されている下図のような画面のパターンを「組表示」として保存することもできます。
組表示を保存するときは、メニューバーの「ファイル」から「チャートの組表示」を選択して「名前を付けて保存」をクリックすると保存できます。
逆に組表示を呼び出すときは、「ファイル」から「チャートの組表示」を選択し、呼び出したい組表示をクリックすると、保存された組表示が表示されます。
⑥ターミナル
ターミナルにはタブごとにポジション情報、口座残高、取引履歴などが表示されます。
⑦ステータスバー
ステータスバーではMT4の通信状況を確認できます。