ビットコインという言葉を聞いたことがある人は多くても、具体的にビットコインの価格や歴史、取引ルールを知っている人は少ないでしょう。本記事では、仮想通貨(暗号資産)の代表格であるビットコインについて詳しく解説しながら、「ビットコインの過去のチャートや、今いくらなのか知りたい」 「ビットコインはいくらから買えるの?」といった疑問を解消していきます。

具体的にいくらからどのように買うのかなどについても丁寧に説明していくので、最後まで読めば初心者の方でも取引の方法がわかるようになります。使いやすいチャートを提供しているおすすめの取引所も一緒に紹介するため、ぜひ最後までご覧になってください。

(画像=Travis/stock.adobe.com)

ビットコインのチャート確認できる仮想通貨(暗号資産)取引所3選

ビットコインのチャートをチェックできる代表的な仮想通貨(暗号資産)取引所を3つ紹介します。

コインチェック

・すっきりシンプルで見やすい取引画面A

コインチェックが提供するチャートは、すっきりシンプルな取引画面で見やすい設計が特徴です。アプリで確認できるチャートは線チャートとローソク足チャートの2種類あります。線チャートでは過去から現在に至るまでの価格推移が折れ線グラフで表されており、1画面で過去からの価格推移を把握可能なため価格の動きを分析するのに役立ちます。一方ローソク足チャートとは4本値(始値・高値・安値・終値)を使用してローソクの形に表したチャートです。価格が上がった時は緑色、下がった時は赤色で表示されます。

・取引所における取引手数料が無料

コインチェックでは、取引所における取引手数料がかからないメリットがあります。取引手数料が必要な取引所の場合、仮想通貨(暗号資産)を売買する度に取引手数料がかかるため、長期的に考えると大きな出費となります。これから仮想通貨(暗号資産)を何度も売買していきたい人にとってコインチェックは安心して売買できるでしょう。

・取扱通貨数が豊富

仮想通貨(暗号資産)といえばビットコイン(BTC)を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は仮想通貨(暗号資産)、一説では現在約5,000種類も存在していると言われています。有名なものとしてはイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などがあり、コインチェックでは国内最大クラスの16種類もの取扱数を誇ります。多くの仮想通貨(暗号資産)の中から自分の好きなものを選択できる点はメリットです。

コインチェックの基本情報

取引ツール Trade View
取扱仮想通貨(暗号資産) 17種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・XEM(ネム)
・XRP(リップル)
・LSK(リスク)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・MONA(モナコイン)
・XLM(ステラルーメン)
・QTUM(クアンタム)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・IOST(アイオーエスティー)
・ENJ(エンジンコイン)
・OMG(オーエムジー)
・PLT(パレットトークン)
・SAND(ザ・サンドボックス)
注文方法 指値注文、成行注文
レバレッジ 不可
販売所手数料 取引手数料:無料
手数料相当額:0.1%~5.0%
(カバー先またはコインチェック取引所の価格に対して)
取引所手数料 無料
入金手数料 銀行振込:無料(振込手数料はお客様負担)
コンビニ:
770円(税込・3万円未満の場合)
1,018円(税込・3万円以上30万円以下の場合)
クイック入金:
770円(税込・3万円未満の場合)
1,018円(税込・3万円以上50万円未満の場合)
入金金額×0.11%+495円:(税込・50万円以上の場合)
出金手数料 407円(税込)
引用:コインチェック「手数料」

DMMBitcoin

・選べる2つのチャートモード

DMMBitcoinが提供する取引ツールは、シンプルで直感的な操作が可能なSTモードと高機能で上級者向けのEXモードの2種類あります。

STモード(シンプルトレードモード)では、初心者でも簡単に注文できるような画面設計になっており、スワイプで取引が完了できます。チャート画面もシンプルで、相場の状況を一目で把握可能です。

EXモード(エキスパートモード)はスピードを重視する人にも対応できるよう、注文したいと決めた瞬間にワンタッチで発注を完了させられるようになっています。カラフルで見やすいチャート画面については自分の使いやすいようにカスタマイズが可能です。

・最短1時間で取引できる

DMMBitcoinでは「スマホでスピード本人確認」を利用すれば最短1時間で取引開始できます。仮想通貨(暗号資産)をすぐに始めてみたい人にとっておすすめの取引所です。

口座開設の流れも次のようにシンプルで、オンライン上にて完結します。

1.メールアドレスのご登録
2.本人情報入力
3.スマホのカメラで撮影(AI判定を利用)
4.口座開設審査
5.口座開設完了(7:00~22:00にお申し込みの場合、最短1時間で取引スタート)

DMMBitcoinの基本情報

取引ツール オリジナル取引チャート
取扱仮想通貨(暗号資産) 15種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・XEM(ネム)
・XRP(リップル)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・MONA(モナコイン)
・XLM(ステラルーメン)
・QTUM(クアンタム)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・ENJ(エンジンコイン)
・OMG(オーエムジー)
・XTZ(テゾス)
・XYM(シンボル)
注文方法 現物
・ストリーミング注文
・指値注文
・逆指値注文
・OCO注文
・BitMatch注文

レバレッジ(新規注文)
・ストリーミング注文(FIFO注文)
・指値注文
・逆指値注文
・OCO注文
・IFD注文
・IFO注文
・BitMatch注文

レバレッジ(決済注文)
・ストリーミング注文
・指値注文
・逆指値注文
・OCO注文
・一括決済
・クイック決済
レバレッジ 2倍
販売所手数料 無料
(BitMatch注文は取引単位あたり2円(BTC/JPY))
レバレッジ手数料 ポジション金額の0.04%/日のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生
取引所手数料 無料
入金手数料 振込入金手数料:無料(銀行手数料はお客様負担)
クイック入出金手数料:無料
出金手数料 無料
引用:DMMBitcoin「暗号資産(仮想通貨)取引の手数料について」

bitFlyer

・抜群の操作性を誇る取引ツール「bitFlyer Lightning」

bitFlyerが提供する取引ツール「bitFlyer Lightning」は高速な取引スピード、シンプルで洗練されたユーザーインターフェース、抜群の操作性や機能性を備えています。

大手金融機関を上回る強固な暗号化通信を採用しており、コールドウォレットで資産を安全に管理する体制が整っているといえるでしょう。さらに、複数署名が必要なマルチシグに対応していることからも高い安全性を誇ります。

・ビットコイン取引量6年連続No.1

BitCoin日本語情報による調査によると、「国内暗号資産交換業者(取引所)」における2016年~2021年の年間出来高(差金決済、先物取引含む)でbitFlyerはいずれの年もNo.1を獲得しました。各種手数料が無料で気軽に使える点やセキュリティ対策に力を入れている点などから支持を集めているといえるでしょう。

bitFlyerの基本情報

取引ツール bitFlyer Lightning
取扱仮想通貨(暗号資産) 15種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・XEM(ネム)
・XRP(リップル)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・MONA(モナコイン)
・XLM(ステラルーメン)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・XTZ(テゾス)
・XYM(シンボル)
・LSK(リスク)
・DOT(ポルカドット)
・LNK(チェーンリンク)
注文方法 ・指値注文
・成行注文
・ストップ注文
・IFD注文
・OCO注文
・IFDOCO注文
レバレッジ 2倍
販売所手数料 無料
(購入価格と売却価格の差であるスプレッドはお客様負担)
取引所手数料 約定数量×0.01~0.15%(単位:BTC)
入金手数料 銀行振込:各銀行における所定額
クイック入金(住信SBIネット銀行から入金の場合):無料
クイック入金(住信SBIネット銀行以外から入金の場合):330円(税込)
出金手数料 三井住友銀行の場合
・3万円未満の出金:220円(税込)
・3万円以上の出金:440円(税込)
三井住友銀行以外の場合
・3万円未満の出金:550円(税込)
・3万円以上の出金:770円(税込)
引用:bitFlyer「手数料一覧・税」

チャート分析アプリがおすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所6選!

初心者が仮想通貨(暗号資産)取引を始める場合、チャート分析アプリが充実している取引所を選ぶのがポイントです。ここでは初心者におすすめできるチャート分析アプリを提供している取引所を6つ紹介します。

Coincheck

Coincheckの基本情報

取引ツール Trade View
取扱仮想通貨(暗号資産) 17種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・XEM(ネム)
・XRP(リップル)
・LSK(リスク)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・MONA(モナコイン)
・XLM(ステラルーメン)
・QTUM(クアンタム)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・IOST(アイオーエスティー)
・ENJ(エンジンコイン)
・OMG(オーエムジー)
・PLT(パレットトークン)
・SAND(ザ・サンドボックス)
注文方法 指値注文、成行注文
レバレッジ 不可
販売所手数料 取引手数料:無料
手数料相当額:0.1%~5.0%
(カバー先またはコインチェック取引所の価格に対して)
取引所手数料 無料
入金手数料 銀行振込:無料(振込手数料はお客様負担)
コンビニ:
770円(税込・3万円未満の場合)
1,018円(税込・3万円以上30万円以下の場合)
クイック入金:
770円(税込・3万円未満の場合)
1,018円(税込・3万円以上50万円未満の場合)
入金金額×0.11%+495円:(税込・50万円以上の場合)
出金手数料 407円(税込)
最低取引数量 500円(円)
0.001BTC(BTC)
引用:コインチェック「手数料」

Coincheckのチャート分析アプリは、すっきりシンプルな取引画面で見やすい設計となっているのが特徴です。

アプリで確認できるチャートは線チャートとローソク足チャートの2種類あります。線チャートでは過去から現在に至るまでの価格推移が折れ線グラフで表されており、1画面で過去からの価格推移を把できることから価格の動きを分析するのに役立ちます。

一方ローソク足チャートでは、一定の時間間隔で高値と安値を長方形で表します。価格が上がったときは緑色、下がったときは赤色で表示されます。縦に長い長方形の場合は価格変動幅が大きく動いたことを示し、相場が大きく動いている状態を表します。

DMMBitcoin

DMMBitcoinの基本情報

取引ツール オリジナル取引チャート
取扱仮想通貨(暗号資産) 15種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・XEM(ネム)
・XRP(リップル)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・MONA(モナコイン)
・XLM(ステラルーメン)
・QTUM(クアンタム)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・ENJ(エンジンコイン)
・OMG(オーエムジー)
・XTZ(テゾス)
・XYM(シンボル)
注文方法 現物
・ストリーミング注文
・指値注文
・逆指値注文
・OCO注文
・BitMatch注文
レバレッジ(新規注文)
・ストリーミング注文(FIFO注文)
・指値注文
・逆指値注文
・OCO注文
・IFD注文
・IFO注文
・BitMatch注文

レバレッジ(決済注文)
・ストリーミング注文
・指値注文
・逆指値注文
・OCO注文
・一括決済
・クイック決済
レバレッジ 2倍
販売所手数料 無料
(BitMatch注文は取引単位あたり2円(BTC/JPY))
取引所手数料 無料
レバレッジ手数料 ポジション金額の0.04%/日のレバレッジ手数料が
ロールオーバー時に発生
入金手数料 振込入金手数料:無料(銀行手数料はお客様負担)
クイック入出金手数料:無料
出金手数料 無料
最低取引数量 0.001BTC
引用:DMMBitcoin「暗号資産(仮想通貨)取引の手数料について」

DMMBitcoinが提供する取引ツールは、シンプルで直感的なSTモードと高機能で上級者向けのEXモードの2種類あります。

STモード(シンプルトレードモード)では、初心者でも簡単に注文できるようグラフィカルな画面設計になっており、スワイプで取引が完了できます。チャート画面もシンプルで、相場の状況を一目で把握可能です。

EXモード(エキスパートモード)はスピードや機能性を重視する上級者にも対応できるよう、注文したいと決めた瞬間にワンタッチで発注が完了します。多彩な注文方法、高機能なチャート画面、トレンドやオシレータ系の指標も搭載されており、より高度な取引が可能です。

bitFlyer

bitFlyerの基本情報

取引ツール bitFlyer Lightning
取扱仮想通貨(暗号資産) 15種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・XEM(ネム)
・XRP(リップル)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・MONA(モナコイン)
・XLM(ステラルーメン)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・XTZ(テゾス)
・XYM(シンボル)
・LSK(リスク)
・DOT(ポルカドット)
・LNK(チェーンリンク)
注文方法 ・指値注文
・成行注文
・ストップ注文
・IFD注文
・OCO注文
・IFDOCO注文
レバレッジ 2倍
販売所手数料 無料
(購入価格と売却価格の差であるスプレッドはお客様負担)
取引所手数料 約定数量×0.01~0.15%(単位:BTC)
入金手数料 銀行振込:各銀行における所定額
クイック入金(住信SBIネット銀行から入金の場合):無料
クイック入金(住信SBIネット銀行以外から入金の場合):330円(税込)
出金手数料 三井住友銀行の場合
・3万円未満の出金:220円(税込)
・3万円以上の出金:440円(税込)
三井住友銀行以外の場合
・3万円未満の出金:550円(税込)
・3万円以上の出金:770円(税込)
最低取引数量 販売所:0.00000001BTC
取引所:0.001BTC
Lightning現物:0.001BTC
引用:bitFlyer「手数料一覧・税」

bitFlyerが提供する取引ツール「bitFlyer Lightning」は高速な取引スピード、シンプルで洗練されたユーザーインターフェース、抜群の操作性や機能性を備えています。

強固な暗号化通信を採用しており、コールドウォレットで資産を安全に管理する体制が整っているといえるでしょう。さらに、複数署名が必要なマルチシグに対応している点も特徴です。

GMOコイン

GMOコインの基本情報

取引ツール GMOコイン 暗号資産ウォレット
取扱仮想通貨(暗号資産) 20種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・XEM(ネム)
・XRP(リップル)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・MONA(モナコイン)
・XLM(ステラルーメン)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・XTZ(テゾス)
・XYM(シンボル)
・DOT(ポルカドット)
・LNK(チェーンリンク)
・OMG(オーエムジー)
・QTUM(クアンタム)
・ENJ(エンジンコイン)
・コスモス(ATOM)
・ADA(カルダノ)
・MKR(メイカー)
・DAI(ダイ)
注文方法 ・指値注文
・成行注文
レバレッジ 2倍
販売所手数料 無料(取引の際はスプレッドが発生)
取引所手数料 Maker:-0.01%または-0.03%
Taker:0.05%または0.09%
入金手数料 即時入金:無料
振込入金:各銀行所定の手数料
出金手数料 無料
最低取引数量 0.00001BTC
引用:GMOコイン「手数料(入出金・取引)」

GMOコインが提供するチャート分析アプリは「GMOコイン暗号資産ウォレット」と呼ばれています。GMOコイン暗号資産ウォレットは初心者向けにわかりやすく使える「ノーマルモード」と、高機能チャートやアラート機能などを備えた「トレーダーモード」の2種類のモードがあります。

ノーマルモードでは投資初心者の人、かんたんな操作で仮想通貨(暗号資産)を売買したい人におすすめです。一方トレーダーモードはレバレッジ取引をしたい人、高度な分析をしたい人におすすめです。

BITPOINT

BITPOINTの基本情報

取引ツール BITPOINTアプリ
取扱仮想通貨(暗号資産) 13種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・XRP(リップル)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・DOT(ポルカドット)
・LNK(チェーンリンク)
・TRX(トロン)
・ADA(エイダ)
・JMY(ジャスミー)
・DEP(ディープコイン)
・IOST(アイオーエスティー)
注文方法 ・指値注文
・成行注文
・逆指値注文
レバレッジ 不可
販売所手数料 無料
取引所手数料 無料
入金手数料 無料(振込手数料はお客様負担)
出金手数料 無料(振込手数料はお客様負担)
最低取引数量 0.0001BTC
引用:BITPOINT「仮想通貨(ビットコイン)投資の始め方!初心者向けに買い方・購入方法を説明」

BITPOINTが提供するスマホアプリは初心者でも直感的に分かる見やすさを重視しています。仮想通貨(暗号資産)は24時間365日値動きをして常に売買できるので、いつでもどこでも手軽に使えるアプリがあるのは心強いです。

bitbank

bitbankの基本情報

取引ツール bitbank ビットコイン・仮想通貨 ウォレット管理
取扱仮想通貨(暗号資産) 15種類
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・XRP(リップル)
・MONA(モナコイン)
・XLM(ステラルーメン)
・BAT(ベーシックアテンショントークン)
・XYM(シンボル)
・LINK(チェーンリンク)
・LTC(ライトコイン)
・BCC(ビットコインキャッシュ)
・QTUM(クアンタム)
・OMG(オーエムジー)
・MKR(メイカー)
・BOBA(ボバネットワーク)
・ENJ(エンジンコイン)
注文方法 ・指値注文
・成行注文
・逆指値注文
レバレッジ 不可
販売所手数料 無料
取引所手数料 メイカー:-0.02%
テイカー:0.12%(BTC)
入金手数料 無料(振込手数料はお客様負担)
出金手数料 3万円未満:550円(税込)
3万円以上:770円(税込)
最低取引数量 0.0001BTC
引用:bitbank「手数料」
bitbankは使いやすく安定したアプリを提供しており、アプリストア国内No.1※を獲得しました。シンプルかつ豊富な機能を持ち、初心者から上級者までストレス無く利用できます。

※2018年10月31日iOS App Storeファイナンスカテゴリ無料ランキングより

仮想通貨のチャートの選び方・ポイント

仮想通貨(暗号資産)の売買で判断に役立つ重要なツールとしてチャートがあります。チャートとは一定期間の価格の変化を見やすくしたものですが、初心者にとってどのようなチャートを選べば良いのかポイントを解説します。

チャートの選び方・ポイント
  • チャートの画面が見やすいか
  • チャートの表示はスムーズか
  • チャート以外の機能は充実しているか
  • 描画のしやすさ・描画ツールは充実しているか

チャートの画面が見やすいか

まずはチャート画面の見やすさが重要です。チャートを見て直感的に何が表現されているのかを理解できなければ分析に時間がかかってしまったり、誤った判断をしてしまう恐れがあります。

仮想通貨(暗号資産)は24時間365日値動きがありいつでも取引できるため、少しでも素早く分析や売買できるチャートを選びましょう。

チャートの表示はスムーズか

いくら見やすいチャートであっても、チャートなどの画面表示がスムーズに行われないと素早い判断ができずストレスが溜まります。チャートの表示速度は実際に各取引所のサービスを利用してみないと分からないので、いくつかの取引所で試してみましょう。

特に短期売買をメインに仮想通貨(暗号資産)取引を行う場合、わずかな差で大きな損失を出してしまう可能性もあるので注意が必要です。

利用したいインジケーターがあるか

チャート分析で良く利用するのがインジケーターです。インジケーターとは、テクニカル分析(チャートの動きなど)をわかりやすく視覚化するものです。例えば「移動平均線」は代表的なインジケーターとして利用する人が多く、ローソク足だけでは把握し辛い価格の振れ幅のトレンドをつかめます。

インジケーターが多いと、仮想通貨(暗号資産)を売買する上で必要となる分析情報を複数組み合わせられるのでより精度が高い分析が可能です。

チャート以外の機能は充実しているか

仮想通貨(暗号資産)のチャート自体が優れているだけでは十分ではありません。具体的にはチャート画面から直接注文ができたり、複数の情報を1つの画面で表示できるかなどの点に注目してみましょう。

ほかにもチャート画面をワンクリックで切り替えられる機能、2つ以上のチャートを同時に表示させる機能など取引所によって差があり、確認してみると違いが良くわかります。

描画のしやすさ・描画ツールは充実しているか

チャート画面に自分の好きなように線を記入できる「描画機能」を持つチャートを選びましょう。抵抗線やトレンドラインを自由に記入でき、仮想通貨(暗号資産)の動きを分析するのに役立ちます。

ただし、複雑な描画ツールを使うと初心者は逆に混乱してしまうので、初めのうちはシンプルなものを選ぶのがポイントです。

おすすめの仮想通貨チャートランキング

取引所が提供する仮想通貨(暗号資産)のチャートについておすすめするものを4つ紹介します。

  • Coincheck「Tradeview」
  • Trading View
  • GMOコイン「WebTrader」
  • bitFlyer 「lightning」

Coincheck「Tradeview」

Coincheckが提供する「Tradeview」はGoogle ChromeやSafariなどのWebブラウザ上で使えるトレードに用いるツールです。チャート分析を補助する分析ツールやテクニカル指標を表示してくれます。

Tradeviewは仮想通貨(暗号資産)ツールの中では比較的シンプルで初心者に使いやすいものになっています。また、仮想通貨(暗号資産)取引のみならずFX(外国為替証拠金取引)にも使われている「TradingView」を基に作られているのも特徴です。

Tradeviewを使うメリットは描画ツールが充実している点です。チャート上に文字などを直接入力できる上、マグネットモードを使うと自動で始値や終値、高値、安値に沿ってくれ、ラインを簡単に作成できます。

Coincheckの口座を開設していない場合でも「Tradeview」を使ってチャートを見たり、インジケーターを表示できるので気軽に試してみましょう。

Trading View

Trading Viewは仮想通貨(暗号資産)に限らずFX(外国為替証拠金取引)やETFなどにも使われ、グローバルワイドに普及しています。

Trading Viewの特徴は豊富なインジケーター数です。100種類を超えるインジケーターを搭載し、カスタムインジケーターも含めるとおよそ10万種類以上もあります。例えばAwesomeオシレーター、累積出来高指数、バランスオブパワーなどのインジケーターが内蔵されています。

多くのインジケーターがあれば精度が高い分析を行え、仮想通貨(暗号資産)の価格変化を敏感に読み取って儲かるチャンスが広がるでしょう。

GMOコイン「WebTrader」

GMOコインが提供する「WebTrader」は数百万人に利用され、快適に動作する新世代のチャートです。さまざまな分析を想定して81種類のインジケーターが用意されており、色々な角度からチャートを分析したい人でも満足できます。例えばテクニカル分析で頻繁に利用される移動平均、一目均衡表、フィボナッチ・リトレースメントなど多くのインジケーターで仮想通貨(暗号資産)投資の判断を行う際の材料となるでしょう。

また他の取引所が提供するような描画機能だけでなく、ロングポジションやショートポジション、ギャン分析※なども使えます。これまでのチャートをテクニカル分析した上、将来の価格変動を描画機能で予測するシーンなどで活躍が見込まれます。

※投資哲学から生み出した厳格なルールに従って取引する手法。ギャン分析においては時間と価格の間に比例関係があるとする「ギャンライン」「ギャンファン(ギャンアングル)」が良く使われる。時間と価格の間に示す比例関係をどのように見つけるかが大切なポイント

bitFlyer 「lightning」

bitFlyerが提供する「lightning」の特徴は3種類のチャートモードがあることです。3種類のチャートモードとはライトチャート、クリプトウォッチ、オリジナルでそれぞれ利用用途別に使い分けると良いでしょう。

・ライトチャート

デフォルトの状態で選ばれているのはライトチャートです。初心者にも使いやすいようシンプルで操作が簡単なのが特徴です。もちろんチャートには複数のインジケーターが用意されており、有名なインジケーターは漏れなく揃っています。

・クリプトウォッチ

ライトチャートよりインジケーターの種類が多く、ローソク足以外のチャートも示せるので中級者以上の人が使うのに向いています。EMA、SMA、ボリンジャーバンドなど合計33のインジケーターを利用可能です。

・オリジナル

初心者向けのライトチャートと中級者以上向けのクリプトウォッチの間に位置するのがオリジナルです。仮想通貨(暗号資産)の取引に少し慣れてきてライトチャートだと物足りない、クリプトウォッチだと難しすぎるという人に合っています。

チャートの見方・分析方法

仮想通貨(暗号資産)の取引をするにあたって優れたチャートが用意されていても、チャートを有効に使えないと意味がありません。「チャートの活用方法が分からない」という人も多いですが、ここでしっかりと理解しておきましょう。

次から代表的なチャートの見方やインジケーターを紹介します。

チャートの見方と代表的なインジケーター
  • ローソク足の読み方
  • 移動平均線
  • 支持線、抵抗線
  • インジケーターを利用した分析方法

ローソク足の読み方

ローソク足は株式投資、FXなどにも良く使われるチャートです。高値(OPEN)、高値(HIGH)、安値(LOW)、終値(CLOSE)合計4種類の値を過去から現在まで時系列で表します。

ローソク足は1日、1週間、1ヵ月などの期間を定め、定めた期間の最初に付いた価格を「始値」、期間中で一番高い価格を「高値」、一番安い価格を「安値」、期間の最終時点で付いた価格を「終値」と呼びます。4種類の価格の中でも一番良く利用されるのが「終値」で、多くの人がテクニカル分析をする際に重要視しているのが現状です。

始値より価格が上がって終値の方が高いものを「陽線」、逆に始値より価格が下がって終値の方が安いものを「陰線」と呼びます。また、始値と終値の幅として形成された箱のようなものをローソク足の「実体」、実体から高値までに伸びた線のことを「上ひげ」、実体から安値までに伸びた線のことを「下ひげ」と呼びます。

一般的に陽線で終わっていた時は買いの勢いが強く、陰線で終わっていた時は売りの勢いが強いと言われているので覚えておきましょう。

上ヒゲが長い場合

ヒゲは長いほど「そちらの方向へ行くのに抵抗している」状態です。例えば上ひげが長い場合、価格が上がろうとしたが価格が下がる力が強くて押し返されたことを意味しています。つまり、今の価格以上に上がることは難く、これから価格が下がる方向に動く可能性が高いことを示す「売却サイン」とも言われています。

ヒゲが短い場合

ヒゲが短い場合、始値または終値と、高値または安値の価格幅が小さいということです。この場合ローソク足の実体が小さいため、価格の上下があまりなく方向感が定まらない状態であったことが伺えます。判断が難しい相場といえるでしょう。

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の価格から平均値を算出して折れ線グラフで表したものです。当日を含む過去一定期間の価格を毎日計算し、平均値が変化していくため「移動平均」と言われています。

移動平均線は有名なテクニカル分析に使うチャートの一つで、価格のトレンドや流れなど相場が上がっているのか下がっているのか流れを把握するのに有効です。現在の価格がローソク足などと合わせて利用されることが多く、売買のタイミングを図るのに役立ちます。

移動平均線が上向きであれば上昇トレンド、反対に下向きであれば下降トレンド、横ばいであれば方向感が読めないもみあい局面と判断します。また、価格が移動平均線より上にあれば強い相場、下にあれば弱い相場と考えることが多いです。

実際には複数の移動平均線を組み合わせて売買の判断を行うことが一般的で、売買タイミングの予兆として有名なのが「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」です。

ゴールデンクロスとは、短い期間の移動平均線が長い期間の移動平均線を下から上へ突き抜けることで、最近の価格トレンドが上昇に転換したと考えられるため「買い」のサインとされています。一方、デッドクロスとはゴールデンクロスと逆に短い期間の移動平均線が長い期間の移動平均線を上から下へ突き抜けることです。最近の価格トレンドが下降に転換したと考えられるため「売り」のサインとされています。

支持線、抵抗線

支持線と抵抗線はそれぞれ「サポートライン」「レジスタンスライン」とも呼ばれ、チャート上にある複数の高値または安値の水準をラインで結合して表すものです。

支持線(サポートライン)は価格が下がる場面で定期的に上昇する複数のポイントを結んで表される一方、抵抗線(レジスタンスライン)は価格が上がる場面で定期的に上値が押し返される複数のポイントを結んで表されます。

支持線(サポートライン)まで価格が下がると下げ渋ることが多い一方、支持線(サポートライン)を下抜けて下落した場合は下げが加速する可能性があります。逆に抵抗線(レジスタンスライン)まで価格が上がると上値が重いことが多い一方、抵抗線(レジスタンスライン)を上抜けて価格が上昇した場合は一段の高値となる可能性があることを理解しておきましょう。

インジケーターを利用した分析方法

続いてインジケーターを利用した分析方法を確認していきましょう。インジケーターとは、テクニカル分析(チャートの動きなど)を分かりやすく視覚化するものです。例えば「移動平均線」は代表的なインジケーターとして利用する人が多く、ローソク足だけでは把握し辛い価格の振れ幅のトレンドをつかめます。

インジケーターを上手に活用することで仮想通貨(暗号資産)の売買タイミングを分析するのに役立つほか、相場が上昇しているのか下降しているのかトレンドを掴むのに有効です。なお、インジケーターにはトレンド系とオシレーター系の2種類に大きく分けられます。

インジケーターの種類
  トレンド系 オシレーター系
特徴 ・相場の大きなトレンドを確認し、今後の方向性を分析する際に活用される

・相場の動きに合わせた順張りでの取引で利用されることが多く、主にトレンド相場(一方向に勢いがあり、上昇または下降を続けている相場)で効果を発揮する
・今の相場について「買われすぎ」「売られすぎ」を判断する際に活用される

・ある時点での売買の勢いなどが分かるため、次のトレンドの方向感を確認するために使われる
具体例 SMA(単純移動平均)
ボリンジャーバンド
一目均衡表
EMA(指数移動平均)
MACD
RSI(相対力指数)
DMI(方向性指数)
RCI(順位相関指数)
ストキャスティクス

SMA(単純移動平均)

SMA(単純移動平均線)とは、計算の対象となる期間の複数の終値について平均値を算出し、期間をずらしながらラインでつないで表現したものです。

例えば50日移動平均(50SMA)の場合、当日を含む過去50日間の終値の合計を計算し、日数の50で割って算出された平均値を1日ごとに計算してラインでつないで描かれます。

短期のSMA(単純移動平均)は短期的なトレンドを示し、長期のSMAは長期的なトレンドを示します。大きな価格変化が起きた際、短期のSMAはすぐに反応できる一方、長期のSMAはすぐに反応できません。よって、短期のSMAと長期のSMAを組み合わせて分析するのが重要です。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、米国の投資家ジョン・ボリンジャーが考えたテクニカルチャートで、英字表記は「Bollinger bands」となっています。

移動平均線と標準偏差で構成されており、移動平均を示す線とその上下に値動きの幅を表す線を加えたシグナルで、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を利用しているのが特徴です。

ボリンジャーバンドの活用法は下記3つです。

①順張り型(ボラティリティー・ブレークアウト)

相場の動きが鈍い時はバンドの幅が狭まり、相場の動きが激しい時はバンドの幅が広がります。

②逆張り型

±1σ~±3σをそれぞれ下値支持線や上値抵抗線とみなし、価格がー1σ~ー3σに達したタイミングを買いポイント、価格が+1σ~+3σに達したタイミングを売りポイントと判断します。

③バンドウォーク

相場にトレンドがある場合(中心線の傾きが強い時)、中心線と±2σライン、または±1σラインと±2σラインの間で上下の値動きを繰り返しながら価格が上昇または下降することが多いです。

一目均衡表

一目均衡表はテクニカル指標として世界中で使われています。1936年に細田悟一氏によって考案され、外国人トレーダーからも「Ichimoku」として親しまれており純国産の指標として有名です。

一目均衡表は、相場は「売り手」と「買い手」の「均衡(パワーバランス)」が崩壊した方向へ傾き、方向性が確定した後の相場の行方は「一目瞭然」であるという思想に基づいています。つまり、一度方向性が決定してしまえば一定期間そのトレンドは続いていくと考えます。相場の均衡を監視しつつ、「いつ相場が動くのか」「いつ目標価格に達するか」など、「いつ」という時間軸を基に相場を予測するのが特徴です。

一目均衡表を形成する5つの線
  • 基準線

    過去26日間の最高値と最安値の中心の値を結合した線で、中期的な相場の方向感を表します。

  • 転換線

    過去9日間の最高値と最安値の中心の値を結合した線で、短期的な相場の方向感を表します。

  • 先行スパン1

    中短期的なトレンドを表す線で、短期的な転換線と中期的な基準線の平均値を26日(およそ1ヵ月)先に記入した線です。
    先行スパン1=(転換線+基準線)/2

  • 先行スパン2

    長期的な値動きのトレンドを表す線で、過去52日(およそ2ヵ月)の高値と安値の平均値を26日先に記入した線です。
    先行スパン2=(過去52日間の最高値+過去52日間の最安値)/2

EMA(指数移動平均)

EMA(指数移動平均)は使い方や売買の判断方法はSMA(単純移動平均線)と同様ですが、直近の価格に比重をかけて算出するためSMA(単純移動平均線)に比べて最新の動きが反映されやすいのが特徴です。

SMA(単純移動平均線)は過去の終値から平均値を算出するため、トレンド転換が発生した場合、新たなトレンドが発生したことを示すシグナルが出てくるのが遅いというデメリットがあります。このデメリットを克服するために登場したのがEMA(指数移動平均)です。

EMA(指数移動平均)の算出方法

1日目の算出方法はSMA(単純移動平均線)と同様に、対象期間における終値の平均
2日目以降は「前日の指数平滑平均+k×(当日終値-前日の指数平滑平均)」
k=2÷(n+1)、n=期間

EMA(指数移動平均)では、期間の異なる2つの移動平均を利用するゴールデンクロスとデッドクロスが良く使われます。

MACD

MACDとは、「Moving Average Convergence Divergence」の略で、移動平均線を応用したテクニカルチャートです。

MACDは「MACDライン」と「シグナルライン」の2種類の線で相場をつかむ方法です。MACDラインとは、長期と短期の2つの移動平均の差を1本のラインで示すものである一方、シグナルラインとは、MACDラインの値をさらにある期間で平均したものです。2本のラインを組み合わせて売買のタイミングを判断します。MACDチャートは2本の線のみで示されるためシンプルで初心者でも使いやすいでしょう。

MACDの確認ポイント
  • 価格の動きに敏感なMACDラインが、動きに緩やかに反応するシグナルラインを下から上に突き抜けると買い
  • MACDラインがシグナルラインを上から下に突き抜けると売り

RSI(相対力指数)

RSI(相対力指数)は米国のテクニカルアナリストであるJ.W.ワイルダーによって考案されたテクニカル指標です。オシレーター分析(振れ幅を測るもの)分析の一種で、相場の勢いが上昇、下降のどちらにあるかを把握します。

過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計(絶対値)を合算した値で割って100を掛けたもので、0%~100%の範囲で算出されます。価格が上がる状況では数値が50%以上となり、価格が下がる状況では数値は50%以下となるのが特徴です。

短期的な相場分析では14日間のデータを利用し、RSI(相対力指数)が70%以上であれば買われすぎ、逆にRSI(相対力指数)が30%以下であれば売られすぎと判断されます。

RSI(相対力指数)は1本の線で判断できるので初心者にも分かりやすく、分析も簡単にできるでしょう。

DMI(方向性指数)

RSI(相対力指数)など逆張り系の指標は一方向に断続的に上昇または下降するトレンド相場の場合には活用が困難であるため、このデメリットを補う目的で開発されたのがDMI(方向性指数)です。

DMI(方向性指数)は「上昇の指数、下降の指数」と「相場の強弱の指数」を組み合わせて分析します。「上昇方向の指数(+DI)」および「下降方向の指数(-DI)」を比べてみてどちらの方向かを判断し、さらに「相場の強弱の指数(ADX)」を加えることでトレンドの有無と勢いを両方把握できるのが特徴です。

DMIの3つの指標
プライスの上昇(プラス方向)の大きさを示す指標 プライスの下降(マイナス方向)の大きさを示す指標 相場の強弱を表す指標
+DI
(プラス Directional Indicater )
-DI
(マイナス Directional Indicater )
ADX
(アベレージ Movement Index)

RCI(順位相関指数)

RCI(順位相関指数)とは「Rank Correlation Index」の略で、現在の株価が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断する際に利用されるテクニカル指標です。ある期間内の価格(終値)に上昇順位を付け、その期間の日数との相関関係を指数化したもので「上がり始め」「下がり始め」の時期とタイミングを把握できます。

数値は0ポイントを中心に+100から-100の間で推移し、直近の日付になればなるほど価格が上がってくると+100(天井圏)に近づき、直近の日付になればなるほど価格が下がってくると-100(底値圏)に近づいてきます。よって、+100に近づいた後に数値が反転して下がり始めると売り転換、-100に近づいた後に数値が反転して上がり始めると買い転換と考えることが多いです。

ストキャスティクス

ストキャスティクスは一定期間の高値と安値を利用して、買われすぎなのか売られすぎなのかを判断します。現在の価格が一定期間の高値や安値と比較してどの位置にあるかで算出可能です。

ストキャスティクスに似ている指標として用いられることの多いRCI(順位相関指数)は買いゾーン、売りゾーンで判断します。一方ストキャスティクスは2本の線を利用してはっきりと売買シグナルが分かるため、比較的分かりやすいテクニカル指標といえるでしょう。

チャートは%K(Fast)と%D(Slow)の2本で表され、数値は0%~100%の間で推移します。%Kラインは相場に対して敏感に動き、逆に%Dは%Kラインよりも遅く動きますが、重要視されているのは%Dラインです。

一般的に20%~30%で売られすぎ、70%~80%で買われすぎと判断されますが、特に勢いが強い相場では20%や80%を突き抜けるケースもあります。

【2022年】現在ビットコインは何円?

2022年5月19日時点で1ビットコイン=3,752,252円となっています。2021年11月には1ビットコイン=約770万円でしたが、2022年に入ってから下落トレンドが続いている状況です。

ビットコインは24時間365日いつでも取引できるので便利な反面、株式などと比べて価格変動が激しいことが特徴です。最近のビットコイン価格の下落にショックを受けている人も多いことでしょう。しかし、ビットコイン価格は長期的には上昇が見込まれます。

ここでは、過去10年のビットコインのチャートを分析すると共に、今後のビットコイン価格の予想を解説します。

過去10年のビットコインのチャートを分析

 

ビットコインの始まりは2008年にサトシナカモトと名乗る人物がネット上で論文を公開したことです。論文の内容は「ブロックチェーン技術を使った中央集権者がいない決済システム」です。論文に共感した何名かの開発者が協力してビットコインが生まれ、翌年にはビットコインの運用がスタートとなります。この時1BTC約0.07円でした。

ビットコインが最初に商取引されたのは、2010年アメリカフロリダ州でプログラマーがピザ2枚を1万ビットコインで買ったときです。このときビットコインは金銭的価値を持つものとして認知されました(1BTC=約7円)。

順調にその名を世界に広めてきたビットコイン。しかし2014年日本に拠点を構えていた当時世界最大級のビットコイン取引所がハッキングされてしまう「マウントゴックス事件」事件が起きました。このとき、当時のレートで約470億円ものビットコインが消えてしまいました(1BTC=約4万円)。

仮想通貨(暗号資産)元年ともいわれる2017年、仮想通貨(暗号資産)市場全体が急騰し一層の盛り上がりを見せました。ビットコインだけでなくアルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産の総称)も価格が大きく上がりバブル相場となったのです。しかし同時に仮想通貨(暗号資産)に関する詐欺やプロジェクト側の資金の持ち逃げなどの問題が複数発生し、市場全体の信頼が揺らぐようなことにもつながりました(1BTC=約200万円)。

2018年以降は価格の上下を繰り返しながら上昇し、2021年11月に過去最高値となる1ビットコイン=770万円を記録しました。

今後のビットコインの価格推移を予想

今後のビットコイン価格は長期的に上昇していくと予想されます。アメリカの大手仮想通貨(暗号資産)ヘッジファンド「パンテラ・キャピタル」CEOであるダン・モアヘッド氏は、ForbesJapanの記事の中で「10年以内にビットコインの価格は70万ドルを突破」すると指摘しました。2022年5月時点では1BTC=約29,157ドルなので、約24倍になる見通しです。

ビットコイン価格が上昇する理由として考えられるのは次の2点です。

・ビットコインの認知度が上がる

2009年に生まれたビットコインは、同じく投資の株式などと比べて歴史が短いです。しかし、最近ではインターネットやテレビで取り上げられる機会が増えており、その度に新規の購入者が増えて価格が上昇するパターンがありました。

ビットコインの価格に影響を与える因子としてプラス因子としてポジティブなニュースが、マイナス因子として、詐欺や流出などのネガティブなニュースが挙げられます。

・半減期による影響

ビットコインにおける半減期とは、マイニング(採掘)の報酬が半分になる時期を指します。一般的にビットコインは半減期前後に価格が上昇しやすいといわれていますが、その理由は得られるビットコインの数が半分に減り、マイナーによって売られる数が減るからです。そのため、ビットコインの希少性が上がって価格が上昇する場合があります。

ビットコインと合わせてチェックしておきたいおすすめ銘柄

ビットコインのほかにチェックしておきたい仮想通貨(暗号資産)を紹介します。

ビットコインのみに投資するのは集中投資となって不安だという人は何種類かの銘柄に分散投資しておくと良いでしょう。

  • イーサリアム
  • ライトコイン
  • ビットコインキャッシュ
  • リップル
  • モナコイン

イーサリアム

イーサリアムはヴィタック・ブリテンにより開発されたブラットフォームの名称です。プラットフォームの中で利用される仮想通貨(暗号資産)をイーサリアム(ETH)と呼びます。日本では、通貨を意味する場合もプラットフォームを意味する場合いずれの場面においても「イーサリアム」と表現して普及している状況です。

イーサリアムの最大の特徴は「スマートコントラクト」です。スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上にプログラムを書き込むことで、設定した要件を自動的に実行する機能です。例えば「2年後に自分の口座にある5ETHをXさんに支払う」というプログラムをブロックチェーン上に設定すると、2年後に5ETHが自動的にXさんに支払われます。

上記例のようにあらかじめ取引内容を設定し、自動的に取引が実行されることで業務効率を格段に向上させられるメリットがあります。

ライトコイン

ライトコインは元Googleのエンジニアであるチャーリー・リー氏によって開発された仮想通貨(暗号資産)です。ビットコインのソースを基に作られているのが特徴で、開発されたのが2011年と仮想通貨(暗号資産)の中ではかなり初期段階から存在しています。

ライトコインはビットコインが抱えるスケーラビリティやトランザクションに関する課題を解決するための機能を持たせるために開発されました。よって、ビットコインとは「金と銀の関係」と呼ばれることもあります。

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュはビットコインから派生した仮想通貨(暗号資産)であり、ブロックサイズの上昇にともなって送信処理のスピードがビットコインと比較してレベルアップしています。そのため、ビットコインが抱えるスケーラビリティの課題を緩和しているのが特徴です。

また、過去何度もハードフォーク※を繰り返すことで利便性や機能をレベルアップさせている点も注目できます。

※ブロックチェーンのプロトコルに規定された検証規則を緩和することによって発生するブロックチェーンの分岐で、主に仮想通貨(暗号資産)のアップグレードを意味する

リップル

リップルはアメリカに拠点を置く「Ripple Inc」という会社によって管理、運営が実施されています。通貨の管理はRipple Incが行っているため、特定の団体が権力を持つ「中央集権型」の仮想通貨(暗号資産)として認知されています。

リップルは専用の分散型台帳管理システム(XRP Ledger:XRPレジャー)を使用しており、仮想通貨(暗号資産)で一般的に使われているブロックチェーンは使われていません。ブロックチェーンを介してユーザー同士で取引内容をチェックするビットコインのような「非中央集権型」と異なり、直接企業によって管理されているのが特徴です。

モナコイン

モナ(MONA)とは、掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で生まれた日本で初めての仮想通貨(暗号資産)です。ネーミングの由来はアスキーアートのキャラクターである「モナー」と言われています。ネット文化とのつながりが強く、SNSや掲示板での投げ銭、NFTの作成や売買などに幅広く使われているのが特徴です。

仮想通貨は1000円程度で買うことができる

「仮想通貨(暗号資産)はいくらから買えるの?」と疑問に思う人も多いです。現在、1BTC=約370万円と紹介したので「ビットコインは370万円ないと買えない。そんな大金持っていない」という人も多いでしょう。しかし実際には取引所を通じてもっと安く買えます。

例えばDMMBitcoinでは、ビットコインの最小発注数量は0.001BTCとなっています。1BTC=370万円であれば、3,700円(0.001BTC)からビットコインを購入できます。数千円であれば多くの人でも手が届く価格でしょう。

仮想通貨の最小取引単位を紹介

取引所によって仮想通貨(暗号資産)を購入する際の最小取引単位が異なります。ここでは、仮想通貨(暗号資産)を買う際に知っておきたい最小取引単位を取引所毎に紹介します。

  Coincheck bitFlyer DMMBitcoin GMOコイン bitbank
BTC 0.005BTC以上かつ500円
(相当額)以上
0.0000001BTC 0.0001BTC 0.0001BTC 0.0001BTC
ETH 1.0ETH以上かつ500円
(相当額)以上
0.00000001ETH 0.001ETH 0.001ETH 0.001ETH
XRP 500円 0.000001XRP 1XRP 1XRP 0.0001XRP
BCH 500円 0.00000001BCH 0.01BCH 0.01BCH 0.0001BCH
LTC 500円 0.00000001LTC 0.01LTC 0.01LTC 0.0001LTC
引用:Coincheck「注文数量について」
bitFlyer「注文数量について」
DMMBitcoin「現物取引の取引単位・最小発注数量」
GMOコイン「取引ルール」
bitbank「取扱通貨ペアおよび注文単位」

仮想通貨取引所でかかる費用

仮想通貨(暗号資産)を買う際に取引所でかかる費用について解説します。主な費用は次の3つです。

  • 仮想通貨購入資金
  • 取引手数料
  • 入金手数料

実際に仮想通貨(暗号資産)を買う場合、仮想通貨(暗号資産)自体の費用だけでなく取引所に支払う手数料が必要になるので覚えておきましょう。

仮想通貨購入資金

仮想通貨(暗号資産)取引所によって各通貨を買う際の最小取引単位は違います。例えばCoincheckでは次のようになっており、最低500円から購入できます。

Coincheck最小取引単位
  Coincheck
BTC 0.005BTC以上かつ500円(相当額)以上
ETH 1.0ETH以上かつ500円(相当額)以上
XRP 500円
BCH 500円
LTC 500円
引用:Coincheck「注文数量について」

取引手数料

仮想通貨(暗号資産)を購入する際、取引所に取引の対価として取引手数料を支払います。bitFlyerではビットコインの場合「約定数量×0.01~0.15%」となっており、約定数量に応じて取引手数料が必要となる場合が多いです。

一方、Coincheck、DMM Bitcoin、BITPOINTは取引手数料が無料となっているため、「取引手数料を払いたくない」という人におすすめです。

取引手数料
Coincheck 無料
DMM Bitcoin 無料
bitFlyer 約定数量×0.01~0.15%(単位:BTC)
GMOコイン Maker:-0.01%または-0.03%
Taker:0.05%または0.09%
BITPOINT 無料
bitbank メイカー:-0.02%
テイカー:0.12%(BTC)

入金手数料

ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)に投資する際、投資用の口座にお金を入金するためにかかる費用が入金手数料です。

すぐにお金を口座へ入れたい人は、クイック入金や即時入金がある取引所を選ぶのがおすすめです。

細かい手数料や条件は取引所によって異なるため、使い勝手の良いところをチェックしてみましょう。

入金手数料
Coincheck 銀行振込:無料(振込手数料はお客様負担)
コンビニ:
770円(税込・3万円未満の場合)
1,018円(税込・3万円以上30万円以下の場合)
クイック入金:
770円(税込・3万円未満の場合)
1,018円(税込・3万円以上50万円未満の場合)
入金金額×0.11%+495円:(税込・50万円以上の場合)
DMM Bitcoin 振込入金手数料:無料(銀行手数料はお客様負担)
クイック入出金手数料:無料
bitFlyer 銀行振込:各銀行における所定額
クイック入金(住信SBIネット銀行から入金の場合):無料
クイック入金(住信SBIネット銀行以外から入金の場合):330円(税込)
GMOコイン 即時入金:無料
振込入金:各銀行所定の手数料
BITPOINT 無料(振込手数料はお客様負担)
bitbank 無料(振込手数料はお客様負担)

ビットコインの買い方

ビットコインを買う手順は次のようになります。いずれも難しい手順はなく、簡単に購入できるので安心して下さい。

1.仮想通貨取引所(交換業者)へ申込みを行う
2.仮想通貨取引所(交換業者)の口座開設完了
3.仮想通貨取引所(交換業者)へ入金
4.ビットコインを購入する

ビットコインを買う交換業者の選び方

ビットコインを購入する際にどの取引所を選ぶか迷うことも多いでしょう。そこで、ビットコインを買う取引所を選ぶ際に注目すべきポイントを4つ紹介します。

  • 取引手数料、入金手数料などの手数料が安い
  • 取引できる仮想通貨(暗号資産)の種類が豊富
  • スマートフォンのアプリが使いやすい
  • セキュリティが強固

各取引所の情報を確認し、上記4点を満たすところを選ぶと間違いないです。

取引所と販売所の違い

ビットコインを買う際に知っておきたいこととして、取引方式である「取引所方式」と「販売所方式」の違いがあります。2つの違いを確認しておきましょう。

取引所方式

取引所方式では、参加者同士で売買を行います。取引所方式のメリットは、いろいろな注文方法から有利な方法を選択して仮想通貨(暗号資産)の取引を行えることです。売買価格を指定して注文する指値注文、価格を指定せずに即座に注文を成立させる成行注文などから選択可能となっています。

販売所方式

販売所取引を利用するメリットは、取引が確実に成立する点です。販売所方式の取引相手は仮想通貨(暗号資産)取引所で、取引所方式のように投資家同士で行うものではありません。

ビットコインを買う際は販売所が提示する価格で即座に取引が成立するため、指値注文のように取引成立を待つ必要がありません。よって、販売所方式はより簡単に売買できるので初心者向けといわれます。

仮想通貨取引所(交換業者)へ申込みを行う

ビットコインを買う取引所が決定したら口座開設の申込みを行います。取引所のホームページから口座開設ページを開き、必要事項を入力していけば申込みができるのでやってみましょう。

仮想通貨取引所(交換業者)の口座開設完了

口座開設にあたって本人確認が必要になります。本人確認書類として利用できるものの例は次の通りです。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 個人番号カード

なお、DMM Bitcoin、bitFlerなど一部の取引所はオンラインのみで口座開設が完了するため、スムーズに口座を開きたい人は利用してみると良いでしょう。

仮想通貨取引所(交換業者)へ入金

無事に口座開設が完了したら口座へビットコインを買うためのお金を入れます。主な入金方法は次の通りです。

  • 銀行振込
  • クイック入金
  • コンビニ入金

入金方法の違いや取引所によって入金手数料が異なるため、自分のスタイルに合う方法で入金しましょう。

ビットコインを購入する

口座開設と入金が完了すると、いよいよビットコインを購入できます。ここでは、bitFlyerにおける販売所方式の現物取引を例として購入の流れを紹介します。

1.「販売所」を開き、右上の残高があることを確認し、問題なければ「買う」を選択

2.ビットコインの買い注文画面にて、「↑↓」の画面から金額や数量を入力後「買い注文に進む」を選びます。

3.指定した金額や数量に応じて日本円とBTCの合計が表示されます。その後「買い注文を確定する」を選びましょう。

4.「購入が完了しました。」と表示されれば無事ビットコイン購入完了です。

引用:bitFlyer「ビットコインの買い方を教えて下さい。」

よくある質問

ここでは、ビットコインについてよくある質問をまとめました。

ビットコインのチャート確認におすすめの取引所を教えて下さい

Coincheck、GMOコイン、bitFlyerがおすすめです。各取引所が提供するツールはインジケーターが豊富で、初心者でも使いやすいものになっています。

BTCの過去最高額はいくらですか

2021年11月に過去最高値となる1ビットコイン=777万円を記録しました。

テクニカル分析とは何ですか?

過去の値動きをチャートで示し、トレンドやパターンを分析することで今後の価格動向を予想するものです。

ローソク足とは何ですか?

ローソク足とは、1日の取引時間中の値動き(始値、終値、高値、安値)を1本のローソクの形で表現したものです。

移動平均線とは何ですか?

移動平均線とは、ある一定の期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから移動平均と呼ばれます。

過去10年ビットコインのチャートの動きを教えてください

ビットコインの始まりは2008年にサトシナカモトという人物がネット上で論文を公開したことです。論文の内容は「ブロックチェーン技術を使った中央集権者がいない決済システム」です。論文に共感した何名かの開発者が協力してビットコインが生まれ、翌年にはビットコインの運用がスタートとなります。この時1BTC約0.07円でした。

ビットコインが最初に商取引されたのは、2010年アメリカフロリダ州でプログラマーがピザ2枚を1万ビットコインで買った時です。この時ビットコインは金銭的価値を持つものとして認知されました(1BTC=約7円)。

順調にその名を世界に広めてきたビットコインですが、2014年日本に拠点を構えていた当時世界最大級のビットコイン取引所がハッキングされてしまう衝撃的な事件が起きてしまいました。いわゆるマウントゴックス事件です。この時、当時のレートで約470億円ものビットコインが消えてしまいました(1BTC=約4万円)。

仮想通貨(暗号資産)元年ともいわれる2017年、仮想通貨(暗号資産)市場全体が急騰し一層の盛り上がりを見せました。ビットコインだけでなくアルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産の総称)も価格が大きく上がりバブル相場となったのです。しかし同時に仮想通貨(暗号資産)に関する詐欺やプロジェクト側の資金の持ち逃げなどの問題が複数発生し、市場全体の信頼が揺らぐようなことにもつながりました(1BTC=約200万円)。

2018年以降は価格の上下を繰り返しながら上昇し、2021年11月に過去最高値となる1ビットコイン=777万円を記録しました。

今後ビットコインに将来性はありますか?

今後のビットコインに将来性があると断言はできません。しかしアメリカの大手仮想通貨(暗号資産)ヘッジファンド「パンテラ・キャピタル」CEOであるダン・モアヘッド氏は、ForbesJapanの記事の中で「10年以内にビットコインの価格は70万ドルを突破」すると指摘しました。その主張に準ずれば2022年5月時点では1BTC=約29,157ドルなので、約24倍になるといえます。

ビットコイン価格が上昇する理由として考えられるのは次の2点です。

・ビットコインの認知度が上がる

2009年に生まれたビットコインは、伝統的な資産である株式などと比べて新しいものです。しかし、最近ではインターネットやテレビで取り上げられる機会が増えており、その度に新規の購入者が増えて価格が上昇するパターンがありました。今後もメディアなどでの露出が増えると価格が上昇するでしょう。ただし、ポジティブなニュースだけでなく詐欺や流出などもネガティブなニュースがあると価格が上がるとは限らないので注意が必要です。

・半減期による影響

ビットコインにおける半減期とは、マイニング(採掘)の報酬が半分になる時期を指します。一般的にビットコインは半減期前後に価格が上昇しやすいといわれていますが、その理由は得られるビットコインの数が半分に減り、マイナーによって売られる数が減るからです。そのため、ビットコインの希少性が上がって価格が上昇します。

仮想通貨のチャートを選ぶ際のポイントは?

・チャートの画面が見やすいか
・チャートの表示はスムーズか
・利用したいインジケーターがあるか
・チャート以外の機能は充実しているか
・描画のしやすさ・描画ツールは充実しているか

チャート以外の機能では何がありますか?

チャート画面から直接注文ができたり、複数の情報を1つの画面で表示できる機能などがあります。ほかにもチャート画面をワンクリックで切り替えられる機能、2つ以上のチャートを同時に表示させる機能など取引所によってさまざまです。

おすすめの仮想通貨チャートはなんですか?

おすすめの仮想通貨(暗号資産)チャートは、Coincheck、GMOコイン、bitFlyerです。各取引所が提供するツールはインジケーターが豊富で、初心者でも使いやすいものになっています。

仮想通貨チャートの活用方法は?

ローソク足の大きさや支持線、抵抗線などの指標から自分で分析する方法や、より複雑な計算で算出された指標をチェックできる分析ツールを利用して活用します。

チャートを分析するインジケーターって?

インジケーターとは、テクニカル分析(チャートの動きなど)を分かりやすく視覚化するものです。例えば「移動平均線」は代表的なインジケーターとして利用する人が多く、ローソク足だけでは把握し辛い価格の振れ幅のトレンドをつかめます。

ビットコインはいくらから投資できますか?

例えばDMMBitcoinでは、ビットコインの最小発注数量は0.001BTCとなっています。1BTC=370万円であれば、3,700円(0.001BTC)からビットコインを購入できます。数千円であれば多くの人でも手が届く価格でしょう。

仮想通貨取引所の口座開設は誰でもできますか?

20歳以上、国内在住などの基準を満たしていることが口座開設の条件です。詳細は各取引所に確認しましょう。

ビットコインや仮想通貨の積立投資は可能ですか?

積立投資は可能です。GMOコインやCoincheckにて対応しています。

Coincheck(コインチェック)はどのような通貨ペアを取扱ってますか?

BTC、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJなど全部で15種類以上扱っています。

アプリやスマートフォンで取引できますか?

ほぼ全ての国内取引所において、アプリやスマートフォンで取引が可能です。

取引所と販売所の違いとは何ですか?

取引所方式では、参加者同士で売買を行います。取引所方式のメリットは、いろいろな注文方法から有利な方法を選択して仮想通貨(暗号資産)の取引を行えることです。売買価格を指定して注文する指値注文、価格を指定せずに即座に注文を成立させる成行注文などから選択可能となっています。

一方、販売所取引を利用するメリットは、取引が確実に成立する点です。販売所方式の取引相手は仮想通貨(暗号資産)取引所で、取引所方式のように投資家同士で行うものではありません。

ビットコインを買う際は販売所が提示する価格で即座に取引が成立するため、指値注文のように取引成立を待つ必要がありません。よって、販売所方式はより簡単に売買できるので初心者向けといわれます。

ビットコインの取引はいつできますか?

基本的に24時間365日取引できます。

ビットフライヤーではビットコインはいくらから買える ?

ビットフライヤーでビットコインを買う場合、最小取引数量は0.00000001BTCです。

DMM Bitcoinではビットコインはいくらから買える ?

DMM Bitcoinでビットコインを買う場合、最小取引数量は0.0001BTCです。例えば1BTC=100万円であれば1000円から購入できます。

ビットコイン いくらから税金かかる

ビットコインで利益が出た場合、雑所得として所得税と住民税がかかります。雑所得は総合課税の対象となり他の所得と合算して税率が決まるため、一概にいくらから税金がかかるとはいえません。自分のケースはどうなるのか知りたい人は管轄の税務署に問い合わせてみましょう。

まとめ

今回はビットコインを中心に、仮想通貨(暗号資産)をする上でおすすめのチャートや過去のビットコイン価格などを紹介してきました。

ビットコインは取引所を経由して簡単に買える上、価格も数千円程度で十分に購入できます。「ビットコインは数百万円もするから手が出せない」と考えていた人も、今後は気軽に取引できるようになるでしょう。

今回紹介したビットコインや仮想通貨(暗号資産)取引所の知識を使ってビットコインを始めてみて頂けると幸いです。