【平均30万?】学生のクレジットカード限度額は低い?おすすめのカードを紹介!
(画像:NET MONEY編集部)

学生でもクレジットカードを利用して、高額な商品やサービスを購入する機会があります。

クレジットカードに限度額があるのは知っているけれども、限度額を気にしながらショッピングをしている学生はそれほど多くはないでしょう。

申し込みの際に希望限度額を申請できるものの、学生の限度額はおおかた決まっています。

今回は学生の限度額や増額方法、学生におすすめの限度額が高いカードについて詳しく解説します。限度額を超えてしまいカードが使えなくなった経験がある方やこれからカードを発行したいと考えている方は必読です。

■この記事でわかること
  • 限度額は年収・職業・信用情報で決まる
  • 限度額はショッピング枠とキャッシング枠の2つで成り立っている
  • 学生の限度額は10万円~30万円に設定されるときが多い
  • 限度額が低めに設定されても増額する方法がある
  • 信用力を積み上げておくと増額の審査に通りやすい
  1. クレジットカードの限度額とは
    1. 限度額はショッピング枠とキャッシング枠の2つがある
  2. 学生のクレジットカード限度額はどれくらい?
    1. 学生向けカードの限度額は10万円~30万円
  3. 学生のクレジットカード限度額を引き上げる方法6つ
    1. カード会社に引き上げ申請をする
    2. 利用実績を積み上げる
    3. 他社のカードを申し込む
    4. 限度額を一時的に引き上げる
    5. 繰り上げ返済をする
    6. 家族カードを発行してもらう
  4. 学生におすすめの限度額が高いクレジットカード6選
    1. 楽天カード
    2. 学生専用ライフカード
    3. エポスカード
    4. セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
  5. 学生のクレジットカード限度額に関するよくある質問と回答
    1. 学生向けのクレジットカード限度額が低いのはなぜ?
    2. クレジットカード限度額を引き上げる方法は?
    3. 限度額を超えた利用したらどうなる?
    4. 限度額はどのように決まる?
    5. 社会人と学生の限度額の違いは?

クレジットカードの限度額とは

クレジットカードの限度額とは、「利用枠」「与信枠」「総利用可能枠」とも呼ばれ、発行したクレジットカードで利用できる上限金額のことです。設定された限度額内であれば回数制限なく何度でも利用可能です。

ただ、同じクレジットカードでも、限度額が10万円の方や30万円の方など、利用者の状況により異なります。限度額は契約者の年収・職業・信用情報などを確認したうえで、クレジットカード会社が決定します。カード契約者に安定した収入があり返済能力があると、限度額が高めに設定される可能性が高いです。

限度額がいくらで設定されているのかを知りたいときは、パソコン・スマートフォンのWebやアプリ、請求書から確認できます。

限度額はショッピング枠とキャッシング枠の2つがある

クレジットカードは「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの枠から成り立っていて、両方の限度額を合わせた金額を「限度額」または「総利用枠」と呼びます。各クレジットカード会社の公式サイトに記載のある利用上限額の総利用枠は、ショッピング枠とキャッシング枠の合計ではなく、ショッピング枠のなかにキャッシング枠が含まれている仕組みです。

例えば、限度額が30万円のクレジットカードでショッピング枠が20万円、キャッシング枠が10万円のときにキャッシング枠を5万円利用すると、ショッピング枠が15万円に下がります。

図表で表すと次のとおりです。

利用枠 限度額 利用金額 利用枠残額
ショッピング枠 20万円 0円 15万円
キャッシング枠 10万円 5万円 5万円

ショッピング枠は金利がかからない反面、キャッシング枠は年15.0%~年18.0%の金利がかかることから、利用したときは元金に加えて利息も支払わなければなりません。そのため、キャッシングを利用したときは早めに返済をする必要があります。

学生のクレジットカード限度額はどれくらい?

学生が発行した際のクレジットカードの限度額は各カード会社で公表されていないものの、社会人よりも低く設定されるのが一般的です。なぜなら学生は学業に専念している身であり、カードを利用した際に十分な返済能力がないと見なされるからです。

学生は親権者に扶養されて生活している場合が多く、親権者に信用力があれば例外的にカード発行が認められています。そのため、本来無収入の方がカードに申し込んだとしても審査に通りません。

また、クレジットカード会社にとっても、学生は今後の顧客になる可能性が高いことからも、重要な存在であると考えられています。ただし、カード会社は返済をしてくれる顧客の獲得を望んでいるため、期日までに支払わなければならないのは変わりません。

学生向けカードの限度額は10万円~30万円

学生がクレジットカードを申し込んだときの限度額は、10万円~30万円に設定される可能性が高いといわれています。学生の限度額が低めに設定されるのは、安定収入がなく仕送りやアルバイトで生計を立てている場合が多く、申込者本人の信用力がないからです。

学生の限度額が低めに設定されるのは信用力がないほかにも、クレジットヒストリーの積み上げがないことにも起因します。クレジットヒストリーとは、クレジットカードや各種ローンの利用履歴とそれに基づいた信用情報のことです。

クレジットヒストリーに掲載されている情報の一例は、次のとおりです。

掲載内容 掲載されている情報
クレジット情報 ●契約した会社名
●氏名
●生年月日
●電話番号
●契約の内容
●契約年月日
●契約額
●請求された額
●入金した額
●残高
●返済の状況
●入金の状況
申し込み情報 ●申し込んだ会社名
●氏名
●生年月日
●電話番号
●確認した日
●契約予定額
●申し込んだ商品の内容
利用記録 ●利用した会社名
●氏名
●生年月日
●電話番号
●確認した日
●確認した目的
参考情報 ●氏名
●生年月日
●電話番号
●申告した内容
●コメント

割賦販売法により学生が支払い能力を超える商品やサービスの購入をするのを防ぐために、職業や支払い能力を考慮して限度額が設定される仕組みとなっています。学生は割賦販売法の定めにより限度額を30万円以下に設定することが可能です。一方でアルバイトをしている学生であっても、限度額が30万円を超えることはありません。

学生への限度額を低く設定することで、カード会社だけでなく学生本人が支払い不能に陥るリスクが抑えられ、お互いの身を守るのにも役立つのです。

\学生におすすめのクレジットカード/

学生のクレジットカード限度額を引き上げる方法6つ

クレジットカードを発行した際に30万円の限度額を希望していたものの、5万円や10万円など希望額よりも低く設定されるときがあります。ただし、希望限度額にならなかったとしても諦める必要はなく、限度額を上げる方法がいくつか存在します。

学生のクレジットカード限度額を引き上げる方法は次の6つです。

これらの方法を確認して、自分にとって最適な方法を見つけましょう。

カード会社に引き上げ申請をする

クレジットカードの限度額を引き上げたいときは、カード会社に引き上げ申請をすると、限度額の増枠をしてもらえる可能性があります

限度額の引き上げ申請をする方法は、主に次のとおりです。

■限度額の引き上げ申請方法
  • 公式サイトや専用アプリから申請する
  • 電話から申請する

例えば、楽天カードで増額申請をするときは楽天e-NAVIの「ご利用可能枠の増枠」より申し込めます。

増額申請をする際の主な入力項目は、次のとおりです。

■増額申請をするときの入力項目
  • 増額希望額
  • 増額を希望する理由
  • 他社借入件数
  • 他社借入金額

入力項目が少なく早ければ数分以内に入力が完了し、手軽に手続きできます。

また、パソコンやスマートフォンの操作が苦手な方はカード会員専用コンタクトセンターに電話をすれば、増額申請が可能です。

ただし、増額申請をしても必ずしも審査に通るわけではないため、注意しましょう。

利用実績を積み上げる

学生の限度額が低い理由は、収入要因の他に、カードのクレジットヒストリーの実績がないことがあげられます。一方で所有しているクレジットカードを頻繁に利用すれば、限度額を上げられる可能性があります。定期的にカードを利用するだけではなく、携帯電話やサブスクリプションサービスなど、少額であっても遅延なく支払い続けるのが重要です。

カード会社はクレジットカードを所有している方の利用状況を確認しながら、限度額を上げても問題ないかを判断しています。そのため、限度額を引き上げる方法は増額申請を行うほかにも、カード会社から利用枠を増額した旨の通知が郵送にて届くときもあります。

支払いができる範囲で利用しつつ、期日までにコツコツ返済を繰り返していけば、おのずと希望金額にたどり着けるチャンスもあるでしょう。

他社のカードを申し込む

クレジットカードの限度額を上げたいときは、現在所有しているメインカードに加えて、サブカードとして2枚目のカードに申し込みをする方法があります。増額申請や利用実績を積み上げて限度額を引き上げる方法は長期間かかる可能性が高いのに対して、他社カードでの申し込みは審査に通ればすぐに発行できます。

他社カードを発行した際の限度額イメージは次のとおりです。

カード 限度額 限度額合計
現在所有しているカード 10万円 30万円
2枚目のカード 20万円

1枚目に発行した限度額が低めに設定されていたとしても2枚目のカードが発行できれば、自動的に限度額を引き上げられるのがわかります。現在所有しているカードが上限額に達してしまっても2枚目のカードでカバーできるため、安心して利用可能です。

\学生におすすめのクレジットカード/

限度額を一時的に引き上げる

クレジットカード会社によっては、限度額を一時的に引き上げられるサービスを実施しています。日常の限度額を上げる必要はないものの、急な出費が必要になったときに便利です。申請方法はWebと電話の2つの方法があります。

限度額を一時的に引き上げられる一例は、次のとおりです。

■限度額を一時的に引き上げられるケース
  • 国内外旅行の航空券や宿泊代
  • 引っ越しに伴う費用や電化製品代
  • 医療費や冠婚葬祭
  • 教材費の購入

利用目的が特定されている場合は、カード会社もいつどれくらいの金額を必要とするのかがわかることから、一時的な限度額の引き上げに応じてくれる可能性が高まります。限度額の一時的な引き上げの審査結果は最短当日~翌営業日に出るときがほとんどです。ただし、日数がかかるときもあるため、遅くとも利用日の1週間前には増額申請を行いましょう。

繰り上げ返済をする

限度額が上限に達してカード決済ができない可能性があるときは、繰り上げ返済を活用できます。繰り上げ返済とは、クレジットカードの振替日より前に請求額を支払っておくことで限度額を回復させることです。繰り上げ返済を利用すれば、ショッピング枠とキャッシング枠のどちらも利用できるようになります。

繰り上げ返済で限度額に余裕を持たせると、クレジット決済をした際のポイントを取りこぼすこともありません。例えば口座引き落としが毎月10日のカードを利用しているときに前月20日の時点で限度額に達してしまうと、残り20日分のポイント獲得機会を逃してしまいます。

繰り上げ返済をすれば返済能力がある証明にもつながるため、カード会社からの心証が良くなる可能性が高いです。信用情報を高められると今後の各種ローンやカード発行の際にもプラス要素に働くでしょう。

家族カードを発行してもらう

親権者がメインで利用しているクレジットカードの家族カードを発行すれば、限度額を引き上げる効果があります。家族カードとは、クレジットカード契約者の本会員である家族を対象に発行できるカードのことです。家族カードの限度額は、本会員のクレジットカード限度額と同様です。例えば、本会員の限度額が100万円に設定されている場合は、本会員と家族会員がそれぞれ100万円を利用できるのではなく、合わせて100万円の枠で利用できることを意味します。

家族カードを発行した際の限度額イメージは、次のとおりです。

カード 限度額 限度額合計
現在所有しているカード 10万円 110万円
家族カード 100万円

家族カードを発行すると、限度額が増える反面、使いすぎてしまうと本会員や他の家族会員の限度額が減ってしまうことから、使いすぎには注意しましょう。

学生におすすめの限度額が高いクレジットカード6選

学生におすすめの限度額が高いクレジットカードは次の6つです。

学生がクレジットカードを発行する際の限度額はすべてのカード会社が公表しているわけではないものの、割賦販売法により低めに設定されるのがほとんどです。ただし、高校生を除く満18歳以上の方が年会費無料で発行できるカードもあり、学生時代から信用力を積み上げていけば、社会人になったときに限度額を上げられる可能性が高まります。

期日までに支払いをしつつ、コツコツと限度額を上げるように努めましょう。

楽天カード

楽天カード
発行スピード 最短1週間 電子マネー ・楽天Edy
・楽天カードタッチ決済
・Apple Pay
・Google Pay
申込可能年齢 満18歳以上
※高校生を除く
※5年制一貫高校に在籍の方は申込可
付帯保険 ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険
・カード盗難保険
年会費 永年無料 ポイント種類 楽天ポイント
ポイント還元率 1.0%~3.0% 支払方法 ・1回払い
・ボーナス一括払い
・リボ払い
・分割払い
国際ブランド ・VISA
・Mastercard
・JCB
・American Express
支払日 月末締め翌月27日払い
追加カード ・ETCカード
・家族カード
学生が利用する
メリット
楽天市場の買い物で最大ポイント16倍

楽天カードは年会費永年無料で申し込めるうえに、学生にも嬉しい楽天ポイントが貯まりやすい仕組みが整っています。基本還元率は店舗やネットショッピングなど、どこで利用しても1.0%です。100円を決済するごとに1ポイント分の楽天ポイントが貯まることから、学生でも無理なくポイントを貯められます。楽天市場のSPUと呼ばれるスーパーポイントアッププログラムを利用すると、最大16倍の還元率を獲得可能です。

SPUの対象となるサービスは、次の17個です。

■SPUの対象となるサービス一覧
  • 楽天会員:1倍
  • 楽天モバイル+会員ランク特典:3倍
  • 楽天モバイルキャリア決済:0.5倍
  • 楽天ひかり:1倍
  • 楽天カード通常分:1倍
  • 楽天プレミアムカード特典分:3倍
  • 楽天銀行+楽天カード:0.5倍
  • 楽天証券投資信託:0.5倍
  • 楽天証券米国株式:0.5倍
  • 楽天ウォレット:0.5倍
  • 楽天トラベル:1倍
  • 楽天市場アプリ:0.5倍
  • 楽天ブックス:0.5倍
  • 楽天Kobo:0.5倍
  • Rakuten Pasha:0.5倍
  • Rakuten Fashionアプリ:0.5倍
  • 楽天ビューティー:0.5倍

サービスを網羅するのは難しいかもしれませんが、楽天トラベルや楽天ブックスなど、学生でも利用できそうなサービスをお得に利用できます。貯まったポイントは、楽天市場や楽天ポイントカード加盟店でも使えて便利です。

学生専用ライフカード

学生専用ライフカード
発行スピード 最短2営業日 電子マネー ・Apple Pay
・Google Pay
申込可能年齢 満18歳以上満25歳以下 付帯保険 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
年会費 無料 ポイント種類 LIFEサンクスポイント
ポイント還元率 0.5%~3.0% 支払方法 ・1回払い
・分割払い
・ボーナス併用分割払い
・ボーナス一括払い
・リボ払い
国際ブランド ・VISA
・Mastercard
・JCB
支払日 毎月5日締め27日
または翌月3日払い
追加カード ETCカード 学生が利用する
メリット
卒業後も年会費無料で利用でき、携帯利用料金決済で毎月抽選でAmazonギフト券が当たる

学生専用ライフカードは、海外滞在中にカード決済したときに利用総額の3.0%を指定口座に振込んでもらえるキャッシュバックサービスを実施しています。キャッシュバックサービスは、LIFE-Web Deskの登録とキャッシュバックサービスの申し込みをした後にカード決済をすれば、キャッシュバックの対象になります。キャッシュバックサービスは海外渡航をするたびに申し込みが必要となることから、忘れずに申し込みましょう。

また、年間の利用額に応じて翌年のポイント還元率が決まるステージ制プログラムが用意されています。

ステージごとの還元率は、次のとおりです。

ステージ 年間利用金額 ポイント還元
レギュラーステージ 50万円未満 1倍
スペシャルステージ 50万円以上 1.5倍
ロイヤルステージ 100万円以上 1.8倍
プレミアムステージ 200万円以上 2倍

学生の限度額は10万円~30万円に設定される場合が多く、ステージを上げていくのは現実的に厳しいものの、レギュラーステージでも0.5%の還元を受けられます。さらにポイントが入会初年度に1.5倍、誕生日月に3倍になるため、そのタイミングに合わせて欲しかったものやサービスのカード決済をするのがおすすめです。

エポスカード

エポスカード
発行スピード 最短即日 電子マネー ・QUICPay
・Apple Pay
・Google Pay
・EPOS Pay
・楽天ペイ
・楽天Edy
・PayPay
・d払い
・モバイルSuica
申込可能年齢 満18歳以上
※高校生を除く
付帯保険 最高500万円の旅行傷害保険
※10/1~利用付帯に変更
年会費 永年無料 ポイント種類 エポスポイント
ポイント還元率 0.5%~1.25% 支払方法 ・1回払い
・ボーナス一括払い
・リボ払い
・分割払い
国際ブランド VISA 支払日 毎月4日または27日締め翌月4日または27日払い
追加カード ETCカード 学生が利用する
メリット
カードを所有しているだけで海外旅行傷害保険が自動付帯される

エポスカードは年会費が永年無料であるのに加えて海外旅行傷害保険が自動付帯されていることから、海外旅行に高頻度で行く学生に使い勝手の良いカードです。ほとんどのカードは旅行代金をカード決済したときに海外旅行傷害保険が付帯される場合が多いのに対して、エポスカードはカードを持っているだけで保険適用となります。
※10/1~利用付帯に変更

自動付帯になる補償内容は、次のとおりです。

保険種類 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高500万円
傷害治療費用 200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし) 2,000万円(1事故の限度額)
救援者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円) 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

海外で病気やケガをしてしまったときは日本の健康保険が適用されないため、高額な費用を請求されるときがあります。ただし、エポスカードを所有しておけば、病気やケガのほかにも、カメラを誤って壊してしまったときなどでも補償が受けられて安心して利用可能です。

ショッピングが好きな学生は、年4回開催される「マルコとマルオの7日間」の期間中に何度でも10%OFFで買い物ができます。他店では高額で買えなかった商品でも安く購入できるチャンスがあるのも学生に嬉しいポイントです。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
発行スピード 最短3営業日 電子マネー ・QUICPay
・Apple Pay
・Google Pay
・iD
申込可能年齢 満18歳以上 付帯保険 ・最高3,000万円の海外旅行傷害保険
・最高3,000万円の国内旅行傷害保険
・年間最高100万円のショッピング安心保険
年会費 初年度無料(2年目以降3,300円)
※26歳になるまで無料
ポイント種類 永久不滅ポイント
ポイント還元率 0.5%~1.0% 支払方法 ・1回払い
・2回払い
・ボーナス一括払い
・ボーナス2回払い
・リボ払い
国際ブランド American Express 支払日 ショッピング:10日締め翌月4日払い
キャッシング:月末締め翌々月4日払い
追加カード ・ETCカード
・家族カード
学生が利用する
メリット
26歳になるまで年会費が無料でポイント期限のない永久不滅ポイントが貯まる

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは学生の間に入会しておくと、26歳を迎えるまで年会費無料で利用できるカードです。卒業後にも年会費無料の状態が継続することから、無駄な出費をすることなく所有できます。さらに学生のうちにクレジットヒストリーを積み上げておけば、社会人になった際に限度額の増額申請に通りやすくなるでしょう。そのため、飲み会やサブスクリプションサービスなどの少額決済であっても遅れなく支払いを繰り返すことが重要です。

ポイント還元率が0.5%と他のクレジットカードと比べてもそれほど大差がないとはいえ、永久不滅ポイントが貯まります。永久不滅ポイントとは、その名のとおり有効期限のないポイントのことです。他のクレジットカードでは有効期限を気にしながらポイントを利用する必要がありますが、永久不滅ポイントは有効期限を気にせずに利用できます

国内と海外で貯まる永久不滅ポイント数は、次のとおりです。

国内 決済額1,000円につき1ポイント
海外 決済額2,000円につき2ポイント

一度の決済で1,000円に達しなかったとしても端数分も加算されることから、無駄なくポイントを貯められます。貯めたポイントはAmazonギフト券・ANA/JALマイル・カード利用代金に充当など、さまざまな交換先で利用可能です。申し込み前に定期的に利用するサービスがないかを確認して申し込みましょう。

学生のクレジットカード限度額に関するよくある質問と回答

最後に学生のクレジットカード限度額についてよくある質問と回答をまとめました。

申し込む前に限度額に対する知識を身に付けましょう。

これを読めば限度額に関する疑問が解消されて、クレジットカードを使いこなせるようになるでしょう。学生でクレジットカードの限度額でわからないことがある方は、要チェックです。

学生向けのクレジットカード限度額が低いのはなぜ?
学生向けのクレジットカードの限度額が低めに設定されるのは、カードの利用歴が浅く信用度を測るのが難しいからです。クレジットカードを発行する際にカード会社は申込者本人に安定した収入があり、返済能力を有しているかなどを審査基準にしています。一方で学生は定職に就いておらず、返済能力があるかが未知数であることから、カード会社は高額の限度額を設定しないのです。

ただし、学生でもアルバイトなどで収入を得てカード利用額の支払いを繰り返しておけば、おのずと信用力が上がります。カード会社は積み上げてきた信用力を基に、学生向けクレジットカード限度額の30万円に引き上げてくれる可能性が高いです。

クレジットカードの限度額が低いことは一見悪いことに捉えられがちですが、支払い能力を超えた買い物をするリスクがなく、学生とカード会社のそれぞれを守る役割も果たしています。
クレジットカード限度額を引き上げる方法は?
学生がクレジットカードを発行した際に限度額が低めに設定されるものの、限度額を引き上げる方法も存在します。

学生がクレジットカード限度額を引き上げる方法は、次のとおりです。
学生がクレジットカード限度額を引き上げる方法
  • カード会社に引き上げ申請をする
  • 利用実績を積み上げる
  • 限度額を一時的に引き上げる
  • 繰り上げ返済をする
  • 家族カードを発行してもらう
最も限度額を上げられる可能性が高いのは、他社カードへの申し込みと家族カードを発行してもらうことです。他社カードを発行する際にはカード会社に引き上げ申請をするときと同様に審査に通る必要があるとはいえ、審査に通ればすぐに利用できます。家族カードも他社カードを発行するときと同じ審査が行われますが、本会員や学生本人の信用力に問題がなければ難なく審査に通過できるでしょう。
限度額を超えた利用したらどうなる?
設定されている限度額を超えてしまうと、クレジットカードは原則として次回の引き落とし日まで利用できません。限度額を超えてしまった際にカード会社に増額申請ができるものの、審査に断られる可能性があります。そのため、買い物やサービスを計画的に利用したり、パソコンやスマートフォンのWebやアプリなどで事前に限度額をチェックしたりして、日頃から使いすぎないように努めましょう。

毎月の支払い金額を確認していたにもかかわらず、限度額が超過してしまったときは繰り上げ返済をする手もあります。限度額が超過していることがわかった時点でカード会社に連絡すれば、限度枠が復活する仕組みです。携帯代金やサブスクリプションサービスを支払うカードとして設定しているときに繰り上げ返済を利用するのは、効果的であるといえます。
限度額はどのように決まる?
クレジットカード限度額はカード会社の審査により、申込者が無理なく支払える「支払可能見込額」の範囲内で決められます。支払可能見込額とは、申込者が無理なくクレジット代金として1年間支払える金額のことです。そのため、クレジットカード限度額は支払可能見込額の範囲内で設定されます。

支払可能見込額の計算式は、次のとおりです。
  • 支払可能見込額=年収ー生活維持費ークレジット債務

学生の場合は年収・生活維持費・クレジット債務のいずれでも判断するのが難しいため、割賦販売法によって限度額を低めに設定せざるを得ません。支払可能見込額を決定したうえで各カード会社独自の審査が実施されることから、学生でも人によって限度額が異なるときがあるのです。
社会人と学生の限度額の違いは?
学生のクレジットカード限度額が10万円~30万円の範囲内で設定されるのが多いのに対して、社会人の限度額の目安は10万円~100万円です。社会人が学生よりも限度額が高くなるのは申込者本人に安定した収入が期待でき、支払い能力があると判断されるからです。学生時代に信用力の積み上げがなかったとしても、年収・勤続年数・勤務先などが考慮されて限度額が高くなる可能性があります。

また、社会人になると、ショッピング枠の増額と併せてキャッシング枠の増額もできる可能性が高いです。キャッシング枠は貸金業法の総量規制の定めにより年収の3分の1までの利用ができます。例えば、年収300万円の場合は最大100万円までのキャッシング枠が設定できる計算です。

学生で限度額を上げたいときは利用金額の支払いを滞りなく行い、信用力を積み上げたうえで社会人になったときに増額申請をするのが近道といえるでしょう。