楽天カードは即日発行不可！最短で発行できる方法を紹介

楽天カードの発行を検討している方の中には、「即日発行をしてカードを利用したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は楽天カードが即日発行に対応しているカードなのかや、カードを最短で受け取る方法を解説します。楽天カードの申し込みを検討している方は必読です。

目次

楽天カードは即日発行できないカード

楽天カードは、残念ながら即日発行および即時発行には対応していないカードです。高校生を除く18歳以上の方や、5年制一貫高校に在籍の18歳以上の方が申し込めてハードルは低いものの、即日でカード発行をしたい方には不向きなカードといえます。インターネットでの手続きのみで完結し、申し込み時に店舗に足を運んだり、書類を郵送したりする必要がないカードであるため、申し込みやすいカードには間違いありません。

楽天カードを即日発行できない理由

楽天カードは申し込みの際に店舗へ訪問する手間が省ける反面、対面で受け取れる専用カウンターがないことから、即日発行ができません。申し込み時にシステムを利用したスコアリングで判定したうえで人手で発行の可否を判定しているため、審査に時間がかかる傾向にあります。申込者本人の信用情報にマイナス履歴があると審査に落ちる可能性が高いです。

また、ETCカードの申し込みの際にも即日発行には対応していません。ETCカードも楽天カードと同じく信用情報を確認したうえで発行可否が決定されることから、約2週間ほどの期間がかかります。ただし、ETCカードを利用すると楽天カードと同様に楽天ポイントが貯まるため、お得に利用可能です。

申し込みから通常約1週間～10日前後で受け取れる

楽天カードの公式サイトには「「お申し込み受付のお知らせ」を受け取られてから、通常1週間から10日程度でのお届けとなります。」と記載されています。さらに時間がかかる可能性が高い時期や条件は次のとおりです。

■時間がかかる可能性が高い時期と条件

たとえば、年末年始やゴールデンウイークなどの大型連休に重なると、通常よりもカードを受け取るまでの期間が長くなる可能性があります。さらに、北海道・沖縄・離島などの地域に住んでいる場合は、受け取りたい時期から逆算して早めの申し込みが必須です。

また、申し込み内容や申込者の信用情報によっても審査時間が長引く可能性があるため、日頃から携帯電話の利用料金やカードの利用代金など、少額の支払いでも遅れなく支払い続けるのが審査通過の近道です。

楽天カードを最短で受け取る方法6つ

楽天カードは即日発行ができないカードではあるとはいえ、申し込みの仕方や対応方法によっては、審査スピードに大きな違いが出る可能性があります。不要な行為でカード発行が遅れたり、審査に落ちたりしないように対策を講じていきましょう。

楽天カードを最短で受け取る方法は次のとおりです。

早いタイミングで申し込む

楽天カードは即日発行ができないカードであることから、できる限り平日午前中の早いタイミングで申し込むことをおすすめします。申し込みは24時間365日いつでも可能であるとはいえ、審査受付時間はコンタクトセンターの受付時間でもある9時30分～17時30分に設定されていると予想されます。コンタクトセンターの受付時間内であっても、受付時間終了ギリギリの時間帯や受付時間が過ぎてから申し込むと、翌営業日の受付分として処理される可能性が高いです。

さらに、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆休みなどの大型連休前に申し込みをすると、通常よりも発行に時間がかかる傾向にあります。1日でも早くカードを受け取りたい場合は、連休前を避けて平日の午前中に申し込むのがベストです。

申し込み内容に誤りや虚偽申告をしない

申し込みフォームに入力した内容に誤りや虚偽申告があるとカード発行が遅れるだけでなく、審査に落ちる危険性もあります。入力内容の誤りや虚偽申告がバレるのは、カード会社が審査の際に信用情報を確認するからです。会社員や公務員であれば、多少年収が低くても定期的に安定した収入を確保できていると判断される場合が多いことから、虚偽申告をしないようにしましょう。

虚偽申告をした場合は信用情報にも履歴が残ってしまい、以後クレジットカードや各種ローンの申し込みをする際の審査にも、不利に働いてしまう確率が高まります。また、審査に通ったとしても強制解約や一括請求をされるリスクもあるため、悪影響しかありません。

信用情報を積み上げておく

奨学金、携帯電話料金、家賃、カードローン、クレジットカードなどの支払いを過去に延滞した履歴があると、審査に落ちたり、審査が長引いたりする確率が高いため、日頃から信用情報を積み上げておく必要があります。信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関することなど、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。たとえば、クレジット情報、申し込み情報、利用記録、参考情報がチェックされます。

カード会社は各種ローンの申し込み時だけではなくクレジットカードの申し込みの際にも信用情報を確認することから、マイナスの情報があると審査の合否に大きく影響します。現状として支払い延滞や他社からの借り入れがある場合は、支払いまたは完済し、状況を改善してから申し込むのが最適です。

また、クレジットヒストリーがない場合にも審査完了までの時間が長引く可能性があるため、新しいカードの発行前に今持っているクレジットカードの利用履歴を積み上げておくと、カード会社からの信頼を得やすくなります。

キャッシング枠に申し込まない

クレジットカードを申し込む際には「キャッシング枠」の入力欄を0円に設定しておくと、審査時間を短縮できる確率が高いです。キャッシングとは現金を借りることの総称で、キャッシング枠とはクレジットカードで現金を借りられる利用限度額のことです。たとえば、合計の利用限度額が100万円のクレジットカードの場合、キャッシング枠を50万円利用すると、ショッピング枠は残りの50万円に減少します。一方で、ショッピング枠を利用限度額の100万円まで利用すると、キャッシング枠は消滅する仕組みです。

キャッシング枠は貸金業法で定める総量規制の対象にもなり、年収の3分の1までしか借りられない制限がかかります。キャッシング枠の申し込みをすると、設定していない場合よりも審査が厳しくなる傾向が強いです。そのため、できる限り早くカードを受け取りたい場合は、キャッシング枠に申し込まないのが最適といえるでしょう。

電話応対ができる態勢を整えておく

楽天カードに申し込みをした際は、必ずしも電話がかかってくるわけではないものの、いつでも電話応対ができる態勢を整えておくのが得策です。電話がかかってくる可能性があるのは、申し込み内容や信用情報について確認したい場合や、申請した勤務先で実際に働いているかを確認する在籍確認を実施する場合です。仮に電話応対ができなかった場合は「カードの申し込み意思がない」と見なされてカードが発行されないリスクがあります。

申し込みをしたあとしばらくは公式サイトで「カードの発行状況」をチェックしながら、発行までの時間を待つようにしましょう。1週間～10日前後経過しても発行状況に変化がない場合は、コンタクトセンターに電話をして状況を確認する必要があります。

カードをスムーズに受け取れる準備をしておく

楽天カードを受け取る際には、写真付きの本人確認書類が必要です。配送方法による受取先や本人確認書類の違いは次のとおりです。

■配送方法による本人確認書類の違い

日本郵便株式会社の本人確認書類はほかにもあることから、日本郵便のホームページから確認しましょう。

また、配送方法や発行状況を確認したいときは、「カード発行状況の確認」からチェック可能です。

即日発行に対応しているクレジットカード4選

即日発行に対応しているクレジットカードも多数あります。即日発行が可能なカードは、年会費無料または初年度無料のものが多く、余計な費用がかからないカードがほとんどです。

即日発行に対応しているおすすめのクレジットカードは次のとおりです。

三井住友カード（NL）

三井住友カード（NL）は年会費永年無料で利用できるうえに最短10秒※で即時発行され、本カードの到着を待たずにすぐに利用可能です。

最短10秒※でカード番号を発行するステップは次のとおりです。

　　

JCB CARD W

JCB CARD Wは年会費永年無料で発行できるうえに、申し込み条件が高校生を除く18歳以上～39歳以下という、若年層向けのクレジットカードです。一度カードを発行すれば40歳以降も年会費永年無料のまま継続利用できます。

カードの表面と裏面ともにカード番号、セキュリティコードが記載されておらず、紛失や盗難、盗み見などの犯罪行為に対するセキュリティ性が高いカードです。ナンバーレスであれば最短5分でカード番号が発行され、ネットや店舗でもすぐに利用できます。

最短5分でカード番号が発行される、ナンバーレスカードのステップは次のとおりです。

最短5分でカード番号が発行される受付時間は9時～20時に設定されており、受付時間を過ぎた場合は翌日受付扱いになるため、注意が必要です。

また、本カード到着前にカード番号を発行する場合は、運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのいずれかの本人確認書類をあらかじめ準備しておきましょう。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードはスマートフォンアプリを利用したデジタルカードを選択すれば、最短5分でセゾンカード公式アプリ「セゾンPortal」にカード番号を発行可能です。カード番号が発行されるとオンラインショッピング、電子マネー決済、振込キャッシング（ONLINEキャッシング）で利用できます。後日郵送されてくるプラスチックカードは表面と裏面ともに、カード番号、有効期限、セキュリティコードが記載されていないため、セキュリティ性に優れています。

デジタルカードを発行するステップは次のとおりです。

申し込み時に本人確認書類を提出する必要があり、提出が完了しなかった場合には、後日郵送されるカードを受け取り次第、利用できます。

エポスカード

エポスカードは店舗および施設で受け取りをする場合に限り、即日発行でカードの受け取りが可能です。満18歳以上であれば申し込みができ、年会費永年無料で利用できるため、比較的発行のハードルが低いカードといえます。2021年4月15日にデザインが刷新され、裏面にカード番号、有効期限、セキュリティコードがまとめて記載されています。そのため、カードでの支払いの際に盗み見をされる可能性が低いです。

エポスカードを最短即日で発行する手順は次のとおりです。

即日発行をするには申し込み時に「店頭受取」を選択し、審査通過後にエポスカードセンターに訪問すれば、当日中にカードを受け取れます。カードセンターによって受け取れるカードの種類が異なることから、申し込み時に注意して確認しましょう。また、店頭に来店する際に銀行のキャッシュカードや印鑑を持参すると、その場で直接即時発行手続きが可能です。

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楽天カードの申し込みから受け取りまでの流れ

楽天カードは店舗に訪問をしたり、書類を提出したりする必要がなく、パソコンやスマートフォンから簡単に申し込みが可能です。パソコンやスマートフォンの操作に慣れていない方でも、視覚的に見やすい申し込みフォームが設定されているため、不要な心配をする必要がありません。

楽天カードの申し込みから受け取りまでの流れは次のとおりです。

申し込み

楽天カードの公式サイトにアクセスし、トップページの「カンタン申し込み」ボタンをクリックして申し込みフォームに入力します。

申し込みフォームの入力内容は次のとおりです。

■申し込みフォームの入力内容

申し込み時には運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどの本人確認書類は楽天ID、引き落とし口座情報が必要になるため、あらかじめ準備しましょう。

「お申し込み受付のお知らせ」メールが届いたら、カードの申し込みは完了です。

審査、カード発行、発送

カード申し込みが完了したあとは、最短即日または翌日に入会審査が実施されます。申し込みをした時間帯によっては審査時間が前後する場合もありますが、スピーディーに審査が進められます。

審査状況、カード発行状況、配送状況はWebページまたは専用アプリ「楽天カード」から24時間365日いつでもチェック可能です。カードの発行状況を確認する際の「カード申し込み受付ID」は、申し込み完了画面および申し込み完了時に送付される「お申し込み受付のお知らせ」メールの本文に記載されています。

カード発行状況のステップが「⑥カードお届け」まで進むと、各配送会社のホームページにてカードの配達状況を確認できるようになります。配送業者の照会画面に反映されるまでは時間がかかる場合があることから、翌日以降に再確認しましょう。

カード受け取り

楽天カードは「お申し込み受付のお知らせ」メールの配信後、カード受け取りまでトータルで通常約1週間～10日前後かかります。ただし、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆休みなどの大型連休のタイミングでは、それ以上に時間がかかる可能性が高いです。さらに、審査状況や配達地域、時間帯などのあらゆる要因でカード受け取りのタイミングが遅れる場合があります。

カードを受け取る際には、本人確認書類を提示します。本人確認書類を提示する際は氏名、住所、生年月日に相違がないことを確認しましょう。また、有効期限のある本人確認書類は、有効期限内であるかの確認が必要です。

万が一本人不在、住所相違などでカードが受け取れなかった場合は、楽天カードコンタクトセンターに問い合わせをする必要があります。コンタクトセンターの営業時間は9時30分～17時30分に設定されているため、できる限り早めの時間帯に問い合わせましょう。なお、申込者本人からの問い合わせにしか対応していないことに注意が必要です。

楽天カードの即日発行に関するよくある質問と回答

最後に、楽天カードの即日発行に関するよくある質問と回答をまとめました。

申し込む前に楽天カードの申し込みに関する知識を深めましょう。

本項を読めば楽天カードの申し込みをする際の疑問点が解消されて、不安なく申し込み可能です。

楽天カードの発行を検討している方は、本項をチェックしてから申し込みを行うことをおすすめします。

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  著者 NETMONEY（ネットマネー）編集部