【2024年最新】ETC法人用カードおすすめ16選

この記事では、編集部が厳選したおすすめETC法人用カードを16枚を紹介します。法人用ETCカードを選ぶポイントとして、下記の4点に注意しましょう。

  • 無料利用できるか
  • 発行可能枚数は何枚か
  • ポイントの種類や還元率はどうか
  • 審査の通過可能性はどれくらいか

発行可能枚数についてはたとえば個人事業主か、中小企業かで選ぶべきETC法人用カードは変わってきます。

また、もしあなたが起業して間もない場合や、まだ法人として実績が不十分であれば審査不要のクレジット機能のないカードを選ぶことをおすすめします。

この記事で紹介している法人用ETCカード16枚のうち、5枚についてはカードの年会費が無料でお得です。

また個人事業主向けのクレジットカードや協同組合経由での法人用ETCカードについても解説しています。この記事を参考に、各クレジットカードを比較しつつ、あなたにぴったりの1枚を選んでみましょう。

  1. 法人用ETCカードとは?
  2. 法人用ETCカードの比較ポイント4選
    1. 「18歳以上で、高校生でないこと」は最低条件(例外あり)
    2. 成人年齢の引き下げにより親権者の同意は不要(例外あり)
    3. 学生であれば収入がなくても審査に通過できる可能性あり
    4. カードによっては写真付きの本人確認書類などが必要に
  3. 法人用ETCカードを作る方法【3パターン】
    1. 法人用カードとETCカード(クレジット機能あり)
    2. 法人用ETCカード(クレジット機能なし)
    3. ETCコーポレートカード(クレジット機能なし)
  4. 法人用ETCカードを作るメリット3つ
    1. 経費精算が簡単になる
    2. 法人やフリーランスでも高速道路料金の割引がある
    3. ポイントやマイルが貯まる
  5. 法人用ETCカードを作る前に確認しておきたい注意点2つ
    1. 法人向けクレジットカードには審査が必要
    2. クレジット機能がないカードには制約がる場合がある
  6. 【2024年】法人用ETCカードのおすすめ11選!年会費無料・複数枚発行できるカードも紹介
    1. ライフカードビジネスライトプラス
    2. JCB一般法人カード
    3. セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    4. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
    5. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    6. Airカード
    7. 楽天ビジネスカード
    8. NTTファイナンスBizカード
    9. オリコEX Gold for Biz
    10. freee MasterCardワイドゴールド
  7. クレジット機能なしのおすすめ法人用ETCカード3選
    1. 高速情報協同組合
    2. 全国商工事業協同組合連合会
    3. ETC協同組合
  8. 法人用ETCカードに関するよくある質問
    1. 法人用ETCカードと個人のカードの違いは何ですか?
    2. フリーランスがETCカードを作るのにおすすめのクレジットカードはなんですか?
    3. 審査なしのおすすめ法人用ETCカードはありますか?

おすすめ法人用ETCカード比較表11選【クレジット機能付き】

法人用ETCカードとは?

法人用ETCカードは法人経営者や個人事業主、自営業者が主にビジネス利用の目的で活用するカードを指します。

たとえば下記のようなケースが考えられます。

  • 社員の送迎に車を利用する場合
  • 営業活動に車を使用する場合
  • 出張時に車を利用する場合
  • 視察などに車を使う場合

ビジネスにおいて車を活用する場面は幅広いです。

法人用ETCカードを保持することで、高速道路の料金をETCカードで支払う際の方法を、下記から選択できます。

  • 法人口座から引き落とし
  • 会社宛に請求書の発行

よって社員が高速道路の料金を立て替える必要がなくなります。

さらに経営者自身が車を運転する場合も、次のように支払いを区分けして管理できます。

  • 個人(プライベート)利用に関する支払い
  • 法人(ビジネス)利用に関する支払い

「個人」と「法人」の支払いを混同すると、脱税や横領の疑いが生じ、税務申告時に税務署から指摘を受ける可能性があります。

法人用ETCカードの強みは、個人と法人の支払いを混同することなく明確に管理できる環境が整う点です。法人用ETCカードを持つことで、指摘を受けにくくなるでしょう。

法人用ETCカードの比較ポイント4選

ここでは、法人用ETCカードの比較ポイントを4つ紹介します。

法人用ETCカードの比較ポイント
  • 無料利用できるか
  • 発行可能枚数は何枚か
  • ポイントの種類や還元率はどうか
  • 審査の通過可能性はどれくらいか

無料利用できるか

法人用ETCカードの年会費は無料から数百円程度ですが、複数枚発行する場合は合計金額がかさむこともあります。

年会費は毎年のコストとなるため、発行を予定している法人用ETCカードの枚数も考慮し、負担を受け入れられる金額かどうか事前に比較しましょう。

発行可能枚数は何枚か

次に検討すべき項目は、発行可能な法人用ETCカードの枚数です。発行できるETCカードの枚数は選択する法人カードによって異なり、1枚から複数枚までさまざまです。

発行可能な法人用ETCカードの枚数を事前に確認し、事業規模が大きい場合は、複数枚発行できるカードに絞って比較をしてから申し込むことをおすすめします。

ポイントの種類や還元率はどうか

法人用ETCカードを利用する際に、ポイントやマイルを獲得できることもあります。

ただし、ポイントの種類や還元率は法人カードによって異なるため、事前に比較を行うことが重要です。

さらに、旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなどの付帯サービスの内容もカードによって異なります。出張の頻度が高い場合は、手厚い特典が受けられるカードを選びましょう。

審査の通過可能性はどれくらいか

法人用ETCカードは審査に通過しないと発行されません。そのため、法人用ETCカードを選ぶ際には、法人カードの審査通過の可能性を考慮することが重要です。

新規に開業したばかりの法人や個人事業主の場合、審査が通るか不安な場合もあるでしょう。

たとえば、公式サイトに「決算書不要で本人確認書類のみで申し込み可能」といった記載のある法人カードがあるとします。この場合は、会社の決算情報以外の要素で審査が行われ、申込者の個人信用情報が重視されることがあります。

特に、開業したばかりで資金繰りが不安定な場合、会社の決算書の内容によっては法人カードの審査通過が難しいケースもあります。そのため、個人信用情報を基に審査を行う方針の法人カードを選ぶことも重要です。

法人カードの確実な審査通過を保証する方法はありませんが、できる限り審査通過の可能性が高い法人カードを比較検討してから申し込むことがおすすめです。

法人用ETCカードを作る方法【3パターン】

ここでは法人用ETCカードを作る方法を3つ紹介します。

法人用ETCカードを作る方法
  • 法人用カードとETCカード(クレジット機能あり)
  • 法人用ETCカード(クレジット機能なし)
  • ETCコーポレートカード(クレジット機能なし)

法人用カードとETCカード(クレジット機能あり)

法人としてすでに安定した経営ができている場合には、クレジット機能ありの法人用ETCカードの取得がおすすめです。

法人の支出にカードを使用することで、ポイントを獲得できるだけでなく、保証金も必要ありません。

法人用ETCカードの取得手続きは簡単で、所定の資料をクレジットカード会社に提出するだけです。審査に通過すると、カードが発行されます。

ただし、事業を始めたばかりの法人や個人事業主は、信頼に値する経営状況を示すことが難しいため、審査に通過しない場合も考えられます。

審査通過に自信がない場合は、次に紹介するクレジット機能のない法人用ETCカードを検討することも1つの方法です。

法人用ETCカード(クレジット機能なし)

事業協同組合が提供している法人用ETCカードは、ETC料金の割引は受けられますが、クレジット機能のないカードです。

たとえば、ETC協同組合が発行する法人用ETCカードは、発行可能な枚数について車両1台あたり4枚までという条件がありますが、小規模な起業や個人事業主として新しくスタートする方に向いています。

クレジット機能のない法人用ETCカードの申し込み方法には、以下のような選択肢があります。

  • FAXでの申し込み
  • インターネットの申し込みフォーム
  • 電話や直接面談での申し込み

急いで作成したい場合は、FAXやインターネットの申し込みフォームから申し込みできる組合を選ぶことをおすすめします。

一方で、質問しつつ説明を受けたい場合は、電話や対面説明を受けながら申し込みを進めてみましょう。

ETCコーポレートカード(クレジット機能なし)

ETCコーポレートカードとはETCの利用を前提とした大口・多頻度割引制度利用のために発行するカードです。

ETCコーポレートカードには、下記2つの作成方法があります。

✓ETCコーポレートカード(クレジット機能なし)
  • 各協同組合 経由
  • 東日本、中日本、西日本高速道路株式会社 経由

順番に解説します。

各協同組合 経由

各協同組合を通じて申し込む際には、出資金を求められますが、通常は1万円程度となります。出資金は組合を脱退する際には返金されます。

大口・多頻度割引の対象は、一般的にはNEXCOグループ全体を含みますが、組合によっては首都高速道路と阪神高速道路にのみ適用される場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

頻繁に利用する道路が対象として該当する場合は、各組合を通じての申し込みがおすすめです。

後述しますが、全国の高速道路を利用し保証金を支払える場合はに、利用制限のない東日本、中日本、西日本高速道路株式会社に直接申し込むことをおすすめします。

また、ETCコーポレートカードはカード1枚につき登録車両1台のみとなりますので、追加のカードが必要な場合は、以下の書類を用意する必要があります。

  • ETCコーポレートカード追加発行申込書
  • ETC車載器セットアップ証明書
  • 自動車検査証(写し)
  • 窓口会社が要求する書類

各協同組合は、ETCカードの発行やETCマイレージサービスの登録手続きなど、サポートが充実しています。協同組合は全国に広く存在するため、詳細や比較情報は各窓口から確認してから利用することをおすすめします。

申し込み先は異なりますが、申込書を取得し、必要な情報と添付書類を提出、必要な金額を支払う手順は「クレジット機能付き」と同じです。

またETCカードには有効期限があり、期限を過ぎると料金所のETCレーンのバーが開かなくなるため、必ず注意してください。

東日本、中日本、西日本高速道路株式会社 経由

後払い料金の保証を確保するためには、1ヵ月の利用金額の4倍相当の保証金を預ける必要があります。

大口・多頻度割引には、「高速国道の大口・多頻度割引」と「一般有料道路の大口・多頻度割引」の2種類があり、前述したようにすべての高速道路、一般有料道路で適用されます。

法人用ETCカードを作るメリット3つ

ここでは、法人用ETCカードを作るメリットについて下記の3つを解説をします。

法人用ETCカードを作るメリット
  1. 経費精算が簡単になる
  2. 法人や個人事業主でも高速道路料金の割引がある
  3. ポイントやマイルが貯まる

経費精算が簡単になる

法人用ETCカードを持つ最大のメリットは、経費精算の簡素化による時間短縮です。

高速道路などの利用料金をETCカードを使わずに現金で支払う場合、社員は後ほど経費の精算手続きをしなければなりません。

一方、ETCカードを使用すると、立て替えや経費の払い戻し手続きが不要となります。ETCカードの利用明細によって利用日時や金額を簡単に把握できるため、経費管理が簡単になるのです。

ETCの利用明細の確認や証明書の発行については、Web上のETC利用照会サービスを通じて、下記の方法で確認できます。

✓ETC利用照会サービス
  • 法人カードに付帯するETCカード:過去15ヵ月以内の利用証明書、利用明細
  • ・ETCコーポレートカード:過去62日間以内の利用証明書、過去124日以内の利用証明書、走行明細

個人事業主の場合、個人向けETCカードを利用することもあるかもしれませんが、法人カードに付帯するETCカードを利用する場合と比較して、仕事利用とプライベート利用を仕訳する作業が必要となります。

仕事でETCカードの利用を考える際は、法人用ETCカードの利用を検討しましょう。

法人や個人事業主でも高速道路料金の割引がある

法人や個人事業主でも高速道路料金の割引サービスを受けられる点も、メリットの1つとして挙げられます。

法人用ETCカードの割引は、下表のように時間帯によって3つのタイプに分けられます。

  ETCマイレージサービスへの事前登録 割引内容
平日朝夕割引 必要 平日6時~9時、17時~20時の利用で、毎月の対象走行回数に応じて、地方部区間の最大100km相当分までの最大50%分を割引
休日割引 不要 土曜、日曜、祝日の終日30%割引
深夜割引 不要 深夜の時間帯(0~4時) で30%割引

上表からもわかる通り、時間帯に応じた最大50%の高速道路料金割引が特徴です。

平日の朝夕割引に関しては、ETCマイレージサービスへの事前登録が割引条件となります。

ETCマイレージサービスへの登録ができるのは、法人用ETCカードのみです。よって、ETCコーポレートカードはETCマイレージサービスへの登録は行えないことに注意しましょう。

一方、特定の車載器の搭載による「ETC2.0割引」や、東京外環道の料金割引「外環道迂回利用割引」、全車両に適用される約70%の「アクアライン割引」など、ETCの使用による割引サービスも魅力的です。

高速道路を頻繁に利用する法人や個人事業主の方は、法人用ETCカードの割引サービスの活用がおすすめです。

ポイントやマイルが貯まる

法人用ETCカードは利用することでポイントやマイル、ETCマイレージサービスによるポイントが貯まります。

ETCカードの利用料金に応じて、平均的には0.3~1.0%の割合でポイントやマイルが加算されます。

さらに法人用ETCカードをETCマイレージクラブに登録すると、特定の道路を利用する際にもポイントを獲得できますよ。(※)

法人カード独自のポイントやマイルとETCマイレージクラブのポイントが二重に手に入るため、大変お得です。

※各道路事業者毎にポイントが蓄積されます。道路事業者間での合算はされません。

法人用ETCカードを作る前に確認しておきたい注意点2つ

ここでは、下記の法人用ETCカードを作る前に確認しておきたい注意点を2つ解説します。

法人用ETCカードを作る前に確認しておきたい注意点
  • クレジット機能を持つカードには審査が必要
  • クレジット機能がないカードには制約がある場合がある

クレジット機能を持つカードには審査が必要

法人用ETCカードの中でもクレジット機能を持つカードを取得するためには、審査が必要です。

審査では、カード発行会社独自の審査基準に基づいて個人の信用情報などが検証され、支払い能力の評価が行われます。

審査の内容は各社によって異なり、具体的な内容は公開されていません。対策をすれば必ず審査に合格できるという保証はないため、注意が必要です。

クレジット機能がないカードには制約がある場合がある

クレジット機能のない法人用ETCカードには、一部のケースで利用に制約があることに注意が必要です。

たとえば、NEXCOから提供されるETCコーポレートカードは、カード1枚ごとに利用する車両を1台登録する必要があります。登録車両以外では登録したETCカードを使用できないため、1枚のETCカードを複数の車両で共有したい場合には向いていません。

同様に、ETC協同組合が提供する法人ETCカードの中には、ETCマイレージサービスに参加できないカードも存在します。

クレジット機能のない法人ETCカードを取得する場合、利用条件をよく確認してから申し込みましょう。

法人用ETCカードのおすすめ12選!年会費無料、複数枚発行できるカードも紹介

ライフカードビジネスライトプラス

ライフカードビジネスライトプラス

ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)は、クレジットカードとETCカードの両方が無条件で年会費無料となるカードです。

特徴は、申し込み時に財務資料を提出する必要がなく、煩雑な決算書の用意が不要で、開業したばかりの方におすすめな点です。また、オンラインで申し込みが完結するため、手間を省けるメリットもあります。

さらに、迅速なカード発行ができる点もおすすめポイントです。クレジットカードは最短で3営業日、法人用ETCカードは最短で6営業日で発行されます。

ブランドはVisa、Mastercard、JCBの3つから選択でき、2023年6月から新しい券面デザインになり、スマートな縦型かつブラックのデザインが採用されました。

複数のETCカードを発行したい場合は追加カードの発行が必要です。ただし、追加カードは従業員数まで発行できるため、中小企業の法人カードとしてもおすすめです。

JCB一般法人カード

JCB一般法人カード

JCB一般法人カードは、クレジットカードの年会費として1,375円(税込、初年度無料)がかかりますが、ETCカードは無条件で年会費が無料です。

また複数枚発行ができる点もメリットです。審査があるため、希望枚数を発行できない場合もありますが、会社の規模に応じて数十枚や数百枚の法人用ETCカードを作成できる可能性があります。

「JCB E-Co明細」と呼ばれるサービスもあり、ETCカードの利用履歴をオンラインで確認できます。ETCカードの利用日や走行区間、利用金額などを簡単に管理できる点もメリットです。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、特に個人事業主向けに特化した法人用カードです。

年会費が永年無料であり、ビジネスに関連する対象の支払いに使用すると、ポイント還元率が2.0%に上がります。コストを最小限に抑え、経費を節約したい方に特におすすめです。

(※)ご利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(約5円相当)付与されます。また、交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。

 

さらに、ETCカードを年会費無料で最大5枚まで発行できるため、多数のカードを必要としない個人事業主はもちろん、中小企業の経営者にも適しています。

ただし欠点として、旅行傷害保険が付帯しない点が挙げられます。旅行傷害保険を重視する方には、旅行傷害保険が付帯するカード、たとえばJCB一般法人カードなどを選択することがおすすめです。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード

多彩な付帯サービスや特典を活用したい方には、アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードがおすすめです。

このカードは最大20枚のETCカードを作成できる点が特徴です。さらに、最大1億円の海外旅行傷害保険と最大5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯されているため、出張も安心して行えるでしょう。

ステータスや充実した付帯サービスに魅力を感じる方は、下記のボタンから詳細情報をご確認ください。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、法人用ETCカードの取得におすすめのビジネスカードです。

法人用ETCカードは年会費が無料であり、最大5枚まで発行できます。社員が高速道路を利用する際にETCカードを提供すれば、現金での支払いや立て替えが不要で、便利です。

また、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードには以下のサービスが付帯しており、出張に多く行く方にも適しています。

✓出張向けのサービス
  • 最大1.125%のJALマイル還元率
  • プライオリティ・パスが提供される
  • 最大5,000万円の国内旅行傷害保険、最大1億円の海外旅行傷害保険が付帯
(※)ご利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(約5円相当)付与されます。また、交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。

本カードは営業車、飛行機どちらの出張にも対応しています。年会費22,000円(税込)で法人プラチナカードのステータスを手に入れることができるため、おすすめのカードです。

Airカード

Airカード

Airカードは、複数のETCカードを年会費が無料で発行できるおすすめの法人カードです。

特徴は、1.5%のポイント還元率です。通常、法人カードのポイント還元率の平均は約0.5%程度ですが、Airカードは高い還元率を提供しています。経費削減のためにポイントを活用したい方に特におすすめです。

一方、旅行傷害保険が含まれていない点やマイルが貯まらない点はAirカードの欠点です。年会費無料で複数の法人用ETCカードを発行でき、高いポイント還元率を備えたカードを探している方にとって、おすすめのカードとなるでしょう。

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードは、楽天系のサービス利用者向けのおすすめカードです。

通常のポイント還元率も1.0%と高水準ですが、楽天サービスでの利用で最大5.0%まで増加します。ポイント還元率の向上は、主に楽天市場での利用に適用されるため、楽天市場で備品を購入すれば、効果的にポイントを受け取れますよ。

さらに、ETCカードも1枚まで年会費無料で発行できます。2枚目以降には550円(税込)の年会費が必要ですが、ポイント還元率が1.0%なので、1枚あたり55,000円以上の支払いを行えば、法人用ETCカードの年会費をカバーできます。

また、旅行傷害保険が一部自動的に付帯するため、出張や頻繁な旅行を行う経営者や個人事業主にもおすすめの法人カードです。

NTTファイナンスBizカード

NTTファイナンスBizカード

NTTファイナンスBizカードは、法人の代表者のみが申し込みできるカードであり、個人事業主は使用できません。

年会費無料で発行可能でありながら、1.0%の高いポイント還元率が特徴です。経費を削減するために、コストをかけずに利用できるおすすめの法人カードです。

一般的なカードランクでありながら、最大2,000万円の海外旅行傷害保険が自動的に付帯されます。NTTファイナンスBizカードで支払っていない移動についても対象となるため、個人の旅行でも活用できます。

法人用ETCカードは年会費が550円(税込)かかりますが、年会費無料でありながら1.0%のポイント還元率と自動付帯の海外旅行傷害保険を備えている点が強みです。

オリコEX Gold for Biz M

オリコEX Gold for Biz M

オリコEX Gold for Biz Mは、年会費無料で法人用ETCカードを複数枚発行できるおすすめの法人用ゴールドカードです。

ポイント還元率は0.6%~1.2%となります。ポイントの有効期限が2年間と短いですが、最大1.2%のポイント還元率は大きなメリットといえるでしょう。

法人用ETCカードの発行枚数よりも、ポイント還元率を重視する方には、オリコEX Gold for Bizがおすすめです。

freee Mastercardワイドゴールド

freee Mastercardワイドゴールド

freee Mastercardワイドゴールドは、法人用ETCカードを最大999枚まで発行できる法人用ゴールドカードです。

ETCカードは年会費無料なため、大規模な企業でも発行のコストをかけることなく利用できる点がおすすめです。

さらに、年会費は2,200円(税込)と、法人用ゴールドカードの中ではリーズナブルでありながら、空港ラウンジサービスも付帯しています。主要国内空港のラウンジを無料で利用できる点もメリットでしょう。

年会費無料で法人用ETCカードを100枚以上発行したい方には、freee Mastercardワイドゴールドがおすすめです。

クレジット機能なしのおすすめ法人用ETCカード5選

ここでは、クレジット機能のないETCカードのおすすめ申し込み先をご紹介します。

法人カードの審査が難しい方や、クレジット機能を持たないETCカードを利用したい方はチェックしてみましょう。

高速情報協同組合

高速情報協同組合は、クレジット機能のない3種類のETCカードを発行しています。

■高速情報協同組合が発行する法人ETCカード

カードの種類 法人ETCカード(マイレージなし)
法人ETCカード(マイレージあり)
ETCコーポレートカード
カード画像
法人ETCカード
ETCコーポレートカード
発行手数料(税込) 1枚あたり550円 1枚あたり629円
年間手数料(税込) 1枚あたり550円 1枚あたり629円
事務手数料 マイレージなし:毎月の走行料金に対し5% マイレージあり:毎月の走行料金に対し8% なし
発行可能枚数 必要枚数発行可能
申し込み必要書類 ①公的書類
・個人事業主:確定申告書または開業届(写し可)
・法人:履歴事項を含んだ証明書(発行6ヵ月以内のもの、写し可)
②ETCカードを申請する車両の車検証(写し可)
③申請車両のETC車載器セットアップ証明書(写し可)
④代表者の運転免許証(写し可)

高速情報協同組合では、「ETCカード(マイレージなし)」および「ETCカード(マイレージあり)」に加えて、「ETCコーポレートカード」も取得できます。ETCコーポレートカードでは、車両ごとの高速道路の月間利用額に応じた割引サービスが提供されています。

■高速情報協同組合のETCカードの種類と特徴

ETCカード(マイレージなし) マイレージプログラムが存在しない東京、大阪エリアを使用する法人や個人事業主に適しています。 東京、大阪エリア以外の高速道路を利用し、平日の朝夕割引時間帯に月に5回以下の頻度で利用する法人や個人事業主にも向いています。
ETCカード(マイレージあり) 東京、大阪エリア以外の高速道路を利用し、平日の朝夕割引時間帯に月に5回以上利用する法人や個人事業主におすすめです。
ETCコーポレートカード 東京、大阪エリアの高速道路では、車両ごとの高速道路の月間利用金額に応じた割引サービスが提供されます。 ETCカード1枚あたりの利用額が30,000円以上ある法人や個人事業主におすすめです。

全国商工事業協同組合連合会

次に紹介するのは、全国商工事業協同組合連合会です。

クレジット機能のないETCカードとして、全商連ETCカードとETCコーポレートカードの2種類から選択できます。

■全国商工事業協同組合連合会が発行するETCカード

カードの種類 法人用 全商連ETCカード ETCコーポレートカード
カード画像
全商連ETCカード
ETCコーポレートカード
発行手数料(税込) 無料 629円
利用車両 ETC搭載車両であれば、どの車両でも利用可能 カード登録車両のみ利用可能(カードに記載された車両のみ利用可能)
保守サービス料(税込) 1枚あたり500円
※年度途中での加入は1ヵ月40円換算
申込書類 ・個人事業主:直近年度の確定申告書または開業届
・法人:履歴事項を含んだ証明書

月のETCカード利用額が30,000円以下の場合は発行手数料が無料の全商連ETCカード。30,000円を超える場合はETCコーポレートカードがおすすめです。

提供される割引サービスや手数料などを比較して、適切なETCカードを選択することが大切です。迷った場合は公式サイトで試算を行えるので、試してみましょう。

ETC協同組合

ETC協同組合では、クレジットカードの機能を持たないカードを2種類提供しています。

■ETC協同組合が発行するETCカード

カード画像
発行可能なカード ETCカード(マイレージなし)
ETCカード(マイレージあり)
発行手数料(税込) 880円
年間手数料(税込) 880円
事務手数料 マイレージなし:毎月の走行料金に対し5%
マイレージあり:毎月の走行料金に対し8%
発行可能枚数 車両1台につき4枚まで
申し込み必要書類 ①公的書類
・個人事業主:直近年度の確定申告書または開業届(写し)
・法人:履歴事項を含んだ証明書(写し可)
②ETCカードを申請する車両の車検証(写し)
③申請車両のETC車載器セットアップ証明書(写し)
④代表者の運転免許証もしくは住民票、健康保険証の写し

それぞれのカードの特徴は下表の通りです。

■ETC協同組合が発行するカードの特徴

ETCカード(マイレージなし) マイレージプログラムが存在しない東京、大阪エリアで高速道路を利用する方に適しています。 また、東京、大阪エリア以外を利用する場合でも、平日の朝夕割引時間帯を月に5回以下利用する法人や個人事業主にもおすすめです。
ETCカード(マイレージあり) 東京、大阪エリア以外の高速道路を利用し、平日の朝夕割引時間帯を月に5回以上利用する法人や個人事業主におすすめです。

ETC協同組合の2つのカードは、月ごとの事務手数料が異なる点に注意しましょう。

高速道路のエリアや利用時間帯、走行距離を考慮して、適切なETCカードを申し込むことをおすすめします。

法人用ETCカードに関するよくある質問

審査なしのおすすめ法人用ETCカードはありますか?
ETCコーポレートカードがおすすめです。クレジット機能がないため、審査なしで発行できます。
>>ETCコーポレートカードを詳しくみる
法人用ETCカードと個人のカードの違いは何ですか?
法人用ETCカードと個人向けカードの違いは、「発行対象者」です。
個人向けカードは個人単位で申し込みをし、一人ひとりにカードが発行されます。
一方、法人用カードは「会社」として申し込み、特定の経営者、役員、社員に対して発行されます。 使用方法は両者とも同じで、ETCカードを車載器にセットすれば、有料道路の料金所を通過するだけで通行料金を支払うことができます。
>>法人用ETCカードについて詳しくみる