連帯債務型の住宅ローン取り扱い銀行おすすめランキング
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住宅ローンを検討しているとき、選択肢のひとつとして出てくるのが「連帯債務型住宅ローン」

これは、夫婦や親子など2人でひとつのローンを組み、同じ立場で返済していく方法です。

借入額を増やせるなどのメリットがある反面、連帯債務者には団信がつかないといったデメリットも無視できません

また金融機関ごとに内容や条件が意外と違うため、「どれが自分たちに合うのか分からない……」と選び方に迷う人も多いのではないでしょうか。

でも大丈夫!選ぶときのポイントをしっかり押さえれば、将来まで安心して付き合っていける住宅ローンを見つけられます。

NET MONEY編集部

そこで今回は、連帯債務型の選び方と最新おすすめ住宅ローン10選について、詳しくお伝えしていきます!

この記事を読めば、連帯債務型の住宅ローンの特徴をしっかり理解でき、2人にとってぴったりの銀行が見つけられますよ

  1. 連帯債務型の住宅ローンの選び方
    1. 連帯債務の適用条件を確認する
    2. 金利を比較する
    3. 団体信用生命保険の内容を比較する
  2. 連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    1. 【北海道エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    2. 【東北エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    3. 【関東エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    4. 【甲信越エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    5. 【北陸エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    6. 【東海エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    7. 【近畿エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    8. 【中国エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    9. 【四国エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
    10. 【九州・沖縄エリア】連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧
  3. 連帯債務型の住宅ローン取り扱い銀行おすすめランキング【2025年最新】
    1. 1位:三井住友銀行
    2. 2位:京都中央信用金庫
    3. 3位:群馬銀行
    4. 4位:伊予銀行
    5. 5位:ARUHI
    6. 6位:福岡銀行
    7. 7位:もみじ銀行
    8. 8位:楽天銀行
    9. 9位:静岡銀行
    10. 10位:イオン銀行
  4. 連帯債務型の住宅ローンを選ぶメリット
    1. 2人の収入を合算して借入額を増やせる
    2. 住宅ローン控除を2人とも適用できる
    3. 契約が1本なので諸費用を抑えられる
  5. 連帯債務型の住宅ローン選ぶデメリット
    1. 取り扱う金融機関が限られる
    2. 連帯債務者には団体信用生命保険がつかないケースがある
    3. 将来的に借り換えや条件変更が難しい
  6. まとめ:連帯債務型の強みを活かして、理想の住まいづくりをしよう

連帯債務型の住宅ローンの選び方

連帯債務型の住宅ローンの選び方
(画像=NET MONEY編集部)

はじめて連帯債務型の住宅ローンを探すときは、何から見ればいいのか分からなくなりますよね。

住宅ローンは、ただでさえ内容が複雑。とくに連帯債務型は、単身で借りる住宅ローンよりも、選ぶ際に気をつけるポイントが多くなります

筆者も最初は、ペアローンとの違いすらよく分かっていませんでした……!ですが、連帯債務型だからこそ気をつけたい、選び方のコツがあるんです。

NET MONEY編集部

そこで今回は、押さえておきたいポイントを3つご紹介します!

連帯債務の適用条件を確認する

連帯債務型住宅ローンを選ぶとき、まず最初にチェックしたいのが「申し込み条件」。

連帯債務型ローンは、金融機関によって申し込める条件が異なります

たとえば、「夫婦のみOK」「事実婚や同性パートナーもOK」など、申し込める関係性に違いがあります。

収入を合算する場合にも、「年収〇万円以上」など、細かな条件が決められていることも!パートやアルバイト勤務は対象外とされるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

確認しておきたいポイント
  • 2人の関係性に制限があるか
  • 収入水準をクリアしているか
  • 合算対象となる収入かどうか

申し込み条件をしっかり確認せずに話を進めてしまうと、あとから「審査に通らない」ということにもなりかねません。必ず早めにチェックしてください。

せっかく見つけた良いプランでも、条件に合わなければ借りられません。

住宅ローンを選ぶときは、しっかりチェックしましょう。

金利を比較する

2人で負担する連帯債務型だからこそ、金利は必ず比較しましょう。

連帯債務型住宅ローンは契約が1本なので、選んだ金利がそのまま2人の家計にダイレクトに響きます

ペアローンと違って「あなたは固定金利、私は変動金利」という選び方ができません。

だからこそ、慎重に選ぶことが大切なんです!

金利を比較するときに見るべきポイント
  • 金利タイプ(変動金利か固定金利か)
  • 実際に適用される金利水準
  • >優遇金利を受けるための条件

変動金利は初期負担が軽くなりやすい反面、将来上がるリスクもあります。

一方、固定金利は金利上昇リスクを抑えられますが、スタート時点では少し高め。

特徴を踏まえたうえで、自分に合った金利タイプを選びましょう。

同じ金利タイプでも、金利水準は金融機関によって異なるため、複数の金融機関を比較してくださいね。

私は金利をじっくり比較しないまま契約してしまい、後から「もう少し低金利の銀行があったかも」とモヤモヤしています……。

NET MONEY編集部

金利の優遇が受けられるかどうかも、総支払額に大きく影響するので要チェックです!

また、各金融機関の住宅ローンだけでなく、金利がずっと変わらない住宅ローン「フラット35」も、連帯債務で契約できます。フラット35は、国が支援する住宅金融支援機構と提携している、全国の金融機関で借入が可能です。

2人で負担していくからこそ、無理なく返済を続けられるよう金利は重視して選びましょう。

団体信用生命保険の内容を比較する

意外と見落としがちですが、団体信用生命保険も重要なポイント。

団体信用生命保険とは
ローン契約者が死亡・高度障害になった場合に、住宅ローンの残債を肩代わりしてくれる保険。住宅ローンに無料付帯しているケースが一般的ですが、保障内容は金融機関によって異なります。

連帯債務で借りる場合、とくに確認したいのが「連帯債務者も保障対象になるかどうか」です!

通常の団体信用生命保険では、主債務者しかカバーされないのが一般的。連帯債務者に万が一のことがあっても、ローンが残ってしまうリスクがあるんです。

これをカバーするのが「連生団信」。2人とも保障対象になるので、どちらか1人が全額を背負う必要はありません。

追加オプションとして金利が上乗せされることが多いため、併せて確認しておきましょう。

団体信用生命保険のチェックポイント
  • 連帯債務者も保険に加入できるか
  • 金利の上乗せがあるか
  • 保障の内容は十分か

家族の未来を守るためにも、団体信用生命保険は、よく確認しておきましょう。

団体信用生命保険の内容って、つい後回しにしがち……。ですが、保障が充実しているかどうかで、将来への安心感が全然変わってきますよ!

NET MONEY編集部

連帯債務型の住宅ローンの取り扱い銀行一覧

連帯債務型の住宅ローンを検討しているけれど、「そもそもどの銀行が取り扱っているの?」と疑問に思ったことはありませんか?

実は、連帯債務型住宅ローンを提供している金融機関はそれほど多くありません。ネットで検索しても情報が断片的だったり、必要な情報にたどり着きにくかったりして、困ってしまうこともあります。

そこで今回は、連帯債務型住宅ローンを取り扱っている金融機関を地域別に紹介します!

NET MONEY編集部

紹介するのは、各銀行が独自に提供している連帯債務型住宅ローンの商品です。全国で取り扱いのあるフラット35については、住宅金融支援機構のホームページから確認できますよ。

お住まいの地域で利用できる銀行をチェックして、住宅ローン選びの参考にしてくださいね!

連帯債務型の住宅ローン取り扱い銀行おすすめランキング【2025年最新】

連帯債務型の住宅ローン取り扱い銀行おすすめランキング
(画像=NET MONEY編集部)

自分にぴったりの連帯債務型住宅ローンを探すのは、意外と大変ですよね。

連帯債務型に対応している金融機関は限られていて、金利や団体信用生命保険の内容にも大きな違いがあります。だからこそ、しっかり比較して、自分たちに合った住宅ローンを選びたいところ。

この記事では、連帯債務型住宅ローンを取り扱っている金融機関のなかから、筆者が徹底リサーチしたおすすめの銀行10社を厳選してご紹介します。

全国展開している銀行も紹介するので、きっとあなたに合う住宅ローンが見つかるはず!地方銀行でも全国各地に支店を持つ銀行もあるので、ぜひチェックしてくださいね。フラット35もランクインしていますよ!

NET MONEY編集部

どの銀行なら安心して申し込めるか、イメージしながら一緒に見ていきましょう!

1位:三井住友銀行

金利タイプ 変動金利
金利 年0.925%~
※借入額が物件価格の80%以内で、Oliveアカウントを開設する場合
繰り上げ手数料 無料
融資金額 100万円以上3億円以下
特徴
  • メガバンクならではの安心感がある
  • 連帯債務者も加入できる団体信用生命保険がある
  • Vポイントをお得に貯められる

「信頼できるメガバンクで、安心して住宅ローンを組みたい」そんな人におすすめなのが、三井住友銀行の住宅ローンです!

三井住友銀行では、連帯債務にうれしい保障オプション「クロスサポート」に加入可能。2人のどちらかが死亡または高度障害になったら住宅ローン残高が0円になる団体信用生命保険です。

夫婦だけでなく、親子や事実婚、同性パートナーも利用できます。

実は、連帯債務向けの団体信用生命保険って、夫婦のみ対象のものが多いんです。さまざまな関係性に対応しているのは、すごく嬉しいですよね!

NET MONEY編集部

0.18%の金利上乗せはありますが、大切な家族を守れる保障です。

さらに、Oliveアカウント限定特典も大きな魅力。Oliveアカウントを開設して住宅ローンを契約すると、+1%のVポイントが貯まります

日頃Vポイントを利用しているなら、1%でもかなりポイントが貯まるはず。長期間ずっと続く特典なので、ありがたいですね!

こんな人にオススメ!
  • 信頼できる銀行で借りたい人
  • 事実婚・親子・同性パートナーで住宅ローンを探している人
  • Vポイントを日常的に利用する人
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2位:京都中央信用金庫

金利タイプ 変動金利
金利 年0.500%~
繰り上げ手数料 16,500円(税込)
融資金額 100万円以上1億円以下
特徴
  • 業界トップクラスの低金利
  • 連帯債務者にも、がん保障がつくプランが選べる
  • 24時間いつでも申込み可能

関西エリアで低金利にこだわりたい人におすすめなのが、京都中央信用金庫。連帯債務型にも対応しており、夫婦で収入を合算してローン契約できます。

京都中央信用金庫では、連帯債務者にも保障がつく団体信用生命保険に加入できます!

夫婦のどちらかに万が一のことがあったらローンの残債がなくなるので、共働き夫婦にとって安心できるポイントですね!上乗せ金利は、0.2%です。

さらに0.05%上乗せすれば、がんと診断された時点でローン残債がなくなる保障もプラスできますよ。

住宅ローンの金利そのものが低いので、金利を上乗せしても他行より低金利!いざという時に備えたい夫婦には嬉しいポイントですよね。

NET MONEY編集部

申込みは、Web上で24時間いつでも可能。本審査までオンラインで進められるため、忙しい人も安心して手続きを進められます。

京都中央信用金庫の住宅ローンなら、低金利と充実した保障を両立できます。

ぜひ検討候補に入れてみてくださいね!

こんな人にオススメ!
  • 地元の信頼できる金融機関を選びたい人
  • 夫婦ともに保障をしっかり備えておきたい人
  • なるべくWeb上で気軽に手続きを進めたい人
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3位:群馬銀行

群馬銀行
出典:群馬銀行
金利タイプ 変動金利
金利 年0.950%~
※特別金利適用
繰り上げ手数料 5,500円(税込)
融資金額 50万円以上8,000万円以下
特徴
  • 連帯債務型専用の住宅ローン
  • 夫婦ともに保障を受けられる団体信用生命保険付き
  • 7大疾病や失業に備える保険が無料付帯

あらゆるリスクへの保障を重視したい共働き夫婦には、群馬銀行の「夫婦連生団信付住宅ローン」がピッタリです。

この商品は、連帯債務型でローンを組みたい夫婦向けの住宅ローン。2人のどちらかに万が一のことがあるとローン残高が0円になる団体信用生命保険が、標準で付帯されています!

通常の団体信用生命保険だと連帯債務者の保障はないため、2人を同時に保障してくれるのは嬉しいポイントです。

はじめから付帯していれば、あとから「つけておけば良かった……」と後悔することもありませんね。

NET MONEY編集部

さらに注目なのが、無料で加入できる「所得補償保険」

病気・ケガや失業で一時的に収入が減ったときも、一定期間の返済をサポートしてくれます。ローンを組んだあとも長く安心がつづくのが、群馬銀行住宅ローンの魅力です!

関東エリア以外に大阪にも支店があるので、関西エリアの人もぜひ検討してみて下さいね。

こんな人にオススメ!
  • 2人とも保障がつく団体信用生命保険をつけたい夫婦
  • 病気や失業などのリスクにも備えておきたい人
  • 金利の低さも重視したい人
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4位:伊予銀行

伊予銀行
出典:伊予銀行
金利タイプ 変動金利
金利 年0.700%~
繰り上げ手数料 窓口までお問い合わせください
融資金額 30万円以上2億円以下
特徴
  • 地方銀行の中でも低金利を実現
  • 連帯債務でも安心できる手厚い保険プランがある
  • 最長40年の返済期間で家計に合わせたプラン設計ができる

金利の低さも、保障の手厚さもどっちも捨てがたい!

そんな欲張りな希望にしっかり応えてくれるのが、四国地域にある伊予銀行です。金利は年0.70%~と低金利。地方銀行でこの水準は、なかなか貴重ですよね!

そして、注目してほしいのが、連帯債務者向けの団体信用生命保険の充実ぶり。夫婦2人の安心を支えるために、2つの選択肢が用意されています。

ひとつは、「夫婦連生団信」

上乗せ金利0.2%で、夫婦のどちらかが万が一のことがあった場合に、住宅ローン残高が0円になります。さらに、より手厚く備えたい人には、「連生がん団信」も。

上乗せ金利0.25%で、上記の保障に加え、がんと診断されたときにも残高が0円になる仕組みです。

夫婦どちらにも保障がつくと、万が一のときの家計リスクをグッと減らせますよね!

NET MONEY編集部

また、最長40年ローンも可能なので、月々の返済額を抑えながら、家計にゆとりを持たせる設計もできますよ。

連帯債務型で安心が続く住宅ローンを探しているなら、伊予銀行はオススメです!

全国各地に支店があるため、近くにある人はぜひチェックしてくださいね。

こんな人にオススメ!
  • 地方銀行でも金利の安さを重視したい人
  • 共働きで「もしも」に備えた団体信用生命保険をつけたい夫婦
  • 無理のない返済プランで家計にゆとりを持ちたい人
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5位:ARUHI

ARUHI
出典:ARUHI
金利タイプ 固定金利
金利 年0.350%~
※融資率90%以下、借入期間15年~20年、初期5年間引下げ、団体信用生命保険不加入の場合
繰り上げ手数料 無料
融資金額 100万円以上8,000万円以内
特徴
  • フラット35の中でトップクラスの低金利
  • 借入期間が短いほど金利が下がる仕組み
  • 2人で団体信用生命保険に加入できる

連帯債務で利用できる「フラット35」を検討するなら、ARUHIがオススメ。

フラット35を扱う金融機関の中で、14年連続シェアNo.1です!(SBIアルヒ調べ)

「ARUHIフラット35」は、借入期間や団体信用生命保険の有無によって、金利が細かく設定されています。

とくに借入期間が20年以下なら、初期の金利はなんと年0.350%(団体信用生命保険不加入)!フラット35の中では、最安クラスの金利です。

フラット35はとにかく金利が高いイメージだったんですが、ARUHIは低くて驚きました!保障や借入期間を自分に合わせて選べる自由さがあるからこそ、低金利に抑えることが可能なんですね。

NET MONEY編集部

2人とも団体信用生命保険を適用したい場合は、「ARUHIフラット35」プランに金利を0.18%上乗せすれば加入できます。

夫婦はもちろん、内縁関係や婚約関係、同性パートナーも対象です!

全国の店舗で相談できるほか、オンラインでも申し込み可能。住宅ローンの相談が初めてという人でも、専門スタッフが丁寧にサポートしてくれます。

こんな人にオススメ!
  • 将来の金利上昇リスクを避けたい固定金利派の人
  • 金利を低く抑えたい人
  • 自己資金をしっかり準備できる人
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6位:福岡銀行

福岡銀行
出典:福岡銀行
金利タイプ 変動金利
金利 年0.875%~
繰り上げ手数料 一部:5,500円(税込)
全額:22,000円(税込)
融資金額 50万円以上1億円以下
特徴
  • 業界トップクラスの低金利
  • 住宅ローンシェア九州No.1(福岡銀行調べ)
  • 夫婦でがんに備える団体信用生命保険も選べる

九州を代表する地方銀行である福岡銀行の住宅ローンもおすすめです。

「プレミアム住宅ローン」は、連帯債務での借り入れが可能。夫婦だけでなく、同性パートナーや親子でも申し込めますよ。

まず注目したいのは、年0.875%~~という、業界でも最安水準の金利です。住宅ローンは長い期間をかけて返済していくため、低金利は大きなメリットですよね。

そして、連帯債務でローンを組む2人にオススメなのが「連生がん保障プラン」。どちらかに万が一のことがあった場合に加え、がんと診断されたときも、ローン返済が免除されます。

金利は0.3%の上乗せですが、住宅ローン金利が低いので、他行と比較しても低い金利で利用できますよ。

子育て世代や共働き夫婦には、この保障があると心強いですね!筆者も、がん保障の団体信用生命保険を検討すれば良かった……と今でも思っています。

NET MONEY編集部

「収入バランスを考えると、主債務者だけ保障があれば十分かも……」そんな場合は、無料付帯のがん保障でカバーできますよ。

ローン残高が0円になるのはもちろん、一時金も受け取り可能。手厚い保障で、いざという時も安心です。

福岡銀行の住宅ローンは魅力的な金利に加え、家族を守る仕組みが整っているのも、地元で選ばれる理由です。

こんな人にオススメ!
  • 信頼できる地方銀行で借りたい人
  • 同性パートナーや親子でローンを組みたい人
  • 充実した団体信用生命保険を求める人
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7位:もみじ銀行

もみじ銀行
金利タイプ 変動金利
金利 年0.875%~
繰り上げ手数料 無料
融資金額 100万円以上1億円以下
特徴
  • 0.1%の金利上乗せで夫婦2人で団体信用生命保険に加入できる
  • 主債務者のがん保障が無料付帯
  • 申し込みや相談はネットでもOK

広島県を主な営業エリアとしている「もみじ銀行」の住宅ローンは、低金利と保障のバランスを重視したい共働き世帯にぴったり。変動金利なら年0.875%~と、地方銀行の中でも低金利です。

もみじ銀行の住宅ローンには、もともと充実した団体信用生命保険が付帯しています。

がんと診断された時点で住宅ローン残高が0円になる保障が原則無料。主債務者が対象ですが、がん保障は、メガバンクでも金利を上乗せされるものが多いため、非常にお得な内容です!

さらに注目したいのが、連帯債務者にも保障がつく「夫婦連生」タイプの団体信用生命保険です。

夫婦のどちらかが死亡または重度のがんと診断された場合、ローン残高が0円になります。上乗せ金利は、0.1%と低めなので、ぜひ検討したいプランですね!

「もしもの時に、1人の収入だけで返済していくのは心配……」そんな人にとって、この連生タイプはかなり魅力的だと思います!

NET MONEY編集部

もみじ銀行は、連帯債務型を検討している人にとって、心強いプランが充実しています。

こんな人にオススメ!
  • 地方銀行ならではの親身な対応を重視したい人
  • 夫婦ともに保障される団体信用生命保険に入りたい人
  • 手厚い団体信用生命保険に加入したい人
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8位:楽天銀行

楽天銀行
出典:楽天銀行
金利タイプ 変動金利
金利 年1.043%~
繰り上げ手数料 無料
融資金額 500万円以上2億円以下
特徴
  • がん50%保障
  • 就業不能保障の団体信用生命保険が無料付帯
  • 夫婦で入れる団体信用生命保険がある
  • 新規借入特典として楽天ポイントがもらえる

大手銀行を希望するなら、楽天銀行も見逃せません

楽天銀行の住宅ローンは、大手銀行の中でも無料付帯の団体信用生命保険が充実しています。

就業不能状態が続くとローン返済が免除される上に、がん診断でローン残高が50%になる保障もついてきます。

ただし、この保険は連帯債務型専用ではないため、主債務者のみ適用となります。

就業不能状態に対応する保険が無料付帯なのは珍しいですね!主債務者の収入割合が高い家庭なら、メリットはかなり大きいといえます。

NET MONEY編集部

楽天銀行には、連帯債務者にも保障をつけられる団体信用生命保険もあります!

金利を0.2%上乗せすれば、夫婦のどちらかが死亡・高度障害の状態になった場合もローン残高を0円にできるんです。ローンが残らないため、家計のリスクをグッと下げられますよ。

さらに、楽天市場をよく使う人には嬉しいポイント特典も!

ローンを契約すると、最大20,000ポイントの楽天ポイントがもらえます。新生活に向けたショッピングにも活用できるので、忘れずにもらいましょう。

楽天銀行の住宅ローンは、保障を手厚くしたい夫婦にとって、魅力が詰まっています。

こんな人にオススメ!
  • 全国展開の大手銀行を探している人
  • 団体信用生命保険の保障を重視したい人
  • 楽天ポイントを日常的に活用している人
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9位:静岡銀行

静岡銀行
出典:静岡銀行
金利タイプ 変動金利
金利 年1.00%~
繰り上げ手数料 6,600円(税込)
融資金額 原則1億円以下
特徴
  • 連帯債務で住宅ローンを組む夫婦専用
  • 通常の住宅ローン+0.1%で充実した保障が受けられる
  • がん診断でも住宅ローン残高が0円になる

夫婦ともに保障を充実させたいなら、静岡銀行の「しずぎん愛のカタチ」がオススメ。

この住宅ローンは、連帯債務でローンを組む夫婦専用の団体信用生命保険つき商品です。

死亡や高度障害だけでなく、「がんと診断されたとき」も対象なのが大きなメリット!がんの治療に専念したいときに、ローン返済の不安を手放せるのは心強いですよね。

筆者は家を購入して5年経ちますが、どちらかが病気になった時のことを考えると、ちょっぴり不安……。保障が最初から付いていれば、安心して暮らせると思います!

NET MONEY編集部

金利も、大手銀行と比べても引けをとらない低めの水準です。

静岡銀行なら、将来にわたる安心感を重視しつつも、金利も抑えた住宅ローンを組めますよ。

こんな人にオススメ!
  • 夫婦どちらかに万が一があっても、家計を守りたい人
  • がんに備えておきたい夫婦
  • 金利も抑えられる住宅ローンを探している人
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10位:イオン銀行

イオン銀行
金利タイプ 固定金利
金利 年1.550%~
※融資率90%以下、借入期間20年以下の場合
繰り上げ手数料 無料
融資金額 200万円以上2億円以内
特徴
  • フラット35を取り扱う大手銀行
  • イオングループでの買い物が毎日5%OFFになる
  • 夫婦とも対象の団体信用生命保険がある

フラット35を検討しているなら、イオン銀行はぜひチェックしたい銀行のひとつ。

金利はやや高めですが、固定金利なので、長期にわたって返済計画を立てやすいですよ!

夫婦で加入できる団体信用生命保険「デュエット」も取り扱っています。どちらかに万が一のことがあっても、もう一方のローン残高が0円になるので安心。上乗せ金利は、0.18%です。

そして、イオンならではの特長といえるのが、お買い物特典!セレクトクラブカードで支払えば、イオングループでの買い物が「いつでも5%OFF」になるんです。

食料品や服など、日常的にイオンを利用する人には嬉しいポイント!5%って、金額にすると大きいですよね。

NET MONEY編集部

申し込みや相談は、オンラインだけでなく全国の店舗でも対応しています。

イオン銀行なら、買い物のついでに気軽に相談から始められますよ。

こんな人にオススメ!
  • 安心の固定金利を希望する人
  • イオングループのお店をよく利用する人
  • 気軽に店舗で相談・手続きをしたい人
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連帯債務型の住宅ローンを選ぶメリット

「連帯債務型の住宅ローンって、実際どんなメリットがあるんだろう?」

住宅ローンを検討していると、他の借り方との違いに迷ってしまう人は少なくありません。

筆者は、あまり検討せずにペアローンで進めてしまいました。ですが、あとから連帯債務型のメリットを知って「こっちの方がお得だったかも」と思う点もあったんです!

NET MONEY編集部

連帯債務型には、家計や将来設計をサポートしてくれる大きなメリットがあります。

ここでは、ぜひ知ってほしい連帯債務型の嬉しいメリットを3つお伝えしていきますね!

2人の収入を合算して借入額を増やせる

連帯債務型は、2人の収入を合算して借入額を増やせるのが大きな魅力です。

これは、金融機関が「返済負担率」という基準で融資額を決めているから。年収に対して、無理なく返済できるかを見ているため、2人分の収入を合算できれば、より多く借りられる仕組みなんです。

たとえば、年収400万円の夫と年収300万円の妻なら、合算して年収700万円として審査してもらえるので、希望借入額をグッと引き上げられますよ!

収入合算で広がる選択肢
  • 駅チカの人気エリアも視野に入る
  • 広いリビングや収納たっぷりの家が選べる
  • 性能の高い注文住宅も検討できる

筆者も住宅ローン経験者ですが、家探しでは「もう少し予算があったら……」と思う場面がすごく多いんです!最初から選択肢を広げておくと、満足度が大きく変わりますよ。

理想のマイホームをかなえるために、借入額を柔軟に増やせるのは心強いメリットですね!

住宅ローン控除を2人とも適用できる

連帯債務型なら、住宅ローン控除を2人とも受けられるのも大きなメリット。

1本の契約でも、返済負担を2人で分担している仕組みなので、それぞれの持ち分に応じて所得税・住民税の控除を受けられるんです。

控除をダブル適用するメリット
  • 住宅ローン控除の13年間、節税効果が続く
  • 子育てにお金がかかる時期も安心
  • 浮いたお金を貯蓄や繰り上げ返済に回せる

筆者の家も住宅ローン控除を活用中ですが、毎年節税できるのは本当にありがたいです。とくに共働き世帯はダブルで控除を受けられると、効果は絶大ですよ。

共働き世帯にとって、ダブルで控除が受けられる連帯債務型は、まさに強い味方です!

契約が1本なので諸費用を抑えられる

連帯債務型なら契約が1本で済むため、初期費用をぐっと抑えられるのも嬉しいポイント。

ペアローンだと2人それぞれが住宅ローンを契約する必要があり、印紙代など契約ごとにかかる費用も2倍になってしまいます。

連帯債務で借りれば、必要コストを最小限に抑えられますよ

契約を1本にすることで節約できる主な費用
  • 印紙代
  • 登録免許税
  • 事務手数料

筆者は住宅購入のとき、家具・家電・引っ越し費用と、とにかく出費ラッシュでした……。少しでも費用を抑えられると、かなり助かります!

初期費用をできるだけ軽くして、無理なく新生活をスタートしたいなら、連帯債務型の「1本契約」のメリットは見逃せません!

連帯債務型の住宅ローン選ぶデメリット

「2人で住宅ローンを組めば、借入額が増えてお得!」と聞くと、さっそく連帯債務型で進めたくなりますよね。

でも実は、メリットだけでなく、気をつけておきたいデメリットもいくつかあるんです。

ここでは、連帯債務型の注意点を3つに分けてお伝えしますね。

選んだあとで「えっ、そんな話聞いてないよ!」とならないよう、事前に押さえておきましょう!

取り扱う金融機関が限られる

連帯債務型の住宅ローンは、利用できる金融機関が限られている点に注意が必要です。

そもそも連帯債務型を扱っていないことも多く、希望する金融機関で申し込みできないケースが珍しくないんです。

取り扱っていても、条件面で制限される場合も。

申し込みができない例
  • 金利やサービスが魅力的でも、連帯債務型は対象外
  • 収入合算の条件が厳しく、希望しても申し込めない
  • 取り扱っていても、事実婚は対象外

先に「この銀行がいいかも!」と決めても、よくよく聞いたら連帯債務に対応してなかったとなると、振り出しに戻ることも……。こうなると結構ショックですよね。

希望に合う住宅ローンを選ぶためには、まず「連帯債務型に対応しているか」を確認するのが大切です!

連帯債務者には団体信用生命保険がつかないケースがある

連帯債務型では、主債務者にしか保障がつかない団体信用生命保険が多いのも気をつけたいポイント。

もしも連帯債務者側に万が一が起こっても、ローン残高はそのまま。残されたパートナーが全額を返し続けるリスクがあります。

連帯債務者に保障がないと起こりやすいリスク
  • 連帯債務者に万が一があっても、ローン残高は減らず、そのまま支払いが続く
  • 残された1人の収入だけでは、ローン返済と生活費を両立できない可能性がある
  • 子どもの教育費や医療費など、将来必要な資金を圧迫してしまうリスクがある

筆者もそうですが、マイホームを買うときは、つい「明るい未来」ばかり想像しがち。ですが、万が一のリスクも一緒に考えておくと、あとから後悔せずに済みますよ!

リスクが気になる場合は、連帯債務者にも保障がつく保険に入るなど、備えをしておくと安心です。

万が一に備えて、連帯債務者の保障範囲までしっかり確認しておきましょう!

将来的に借り換えや条件変更が難しい

連帯債務型ローンは、将来の借り換えや条件変更がしにくくなるリスクがあります。

契約名義が2人連名になるため、1人だけでローンを動かすことができず、手続きの自由度が低くなってしまうんです。

将来手続きが面倒になるケース
  • 離婚した場合、1人だけが引き継ぐ契約に変更するのに手間がかかる
  • どちらかの収入が減ったら、借り換えようとしても審査に通らないことがある
  • 期間短縮や一部繰り上げ返済などの条件変更も、2人の合意が必要

ふきだし:将来って、本当に何があるかわからないですよね……。収入変化が不安な場合は、なるべく最初から余裕をもった返済計画を立てておくなど、連帯債務型でも対策を考えておくと安心ですよ!

家族構成や働き方の変化を考えると、柔軟性の低さも連帯債務型の気をつけたいポイント。慎重に選びましょう!

まとめ:連帯債務型の強みを活かして、理想の住まいづくりをしよう

この記事では、連帯債務型住宅ローンの特徴とオススメ住宅ローン上位10社を紹介しました。

本記事のポイント
  • 連帯債務型には、理想のマイホームを叶えやすいメリットがある
  • 商品を選ぶときは、申込要件・金利・保障内容をチェックしておくと安心
  • 将来のライフプランも見据えて、柔軟性やリスク面も考慮することが大切

連帯債務型には、家計やライフプランに合わせたメリットがたくさんありますが、デメリットにも目を向けておくことが大切です。

条件や保障内容をきちんとチェックして、自分たちにぴったりの住宅ローンを見つけましょう。

筆者は、もっとしっかり比較してから住宅ローンを選べばよかったと感じます。今、じっくり検討しておくのは本当にオススメですよ!

NET MONEY編集部

2人で納得できる住宅ローンが組めれば、安心して素敵な新生活をスタートできます

今回紹介した住宅ローンの中で気になるものがあれば、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。