三井住友銀行のOliveフレキシブルペイを実際に作ってみた！申込み手順から日数まで解説

三井住友銀行のOlieveフレキシブルペイを実際に作ってみると、5つの手順で簡単に発行できました。

申込み方法もシンプルで分かりやすく、申込みには10分もかかりません。申込み完了からOlieveフレキシブルペイを利用開始できるまでの日数は最短3日です。

Oliveフレキシブルペイは、クレジットカード、キャッシュカード、デビットカード、ポイント払い、追加したカードでの支払い機能を1枚にまとめたマルチナンバーレスカードです。

そのため、三井住友銀行の口座を持っている人や、複数の金融商品をまとめて利用したい人に最適です。

また、コンビニやレストランなどの対象店舗で最大20％の還元率になるので、ポイントを効率的に貯めたい人にもおすすめです。

本記事では、Oliveフレキシブルペイを申込み、実際に作ってみました。申込み手順や必要書類、利用できるまでの日数について詳しく解説します。また、メリットやデメリットも紹介するので、Oliveフレキシブルペイを検討している人は参考にしてください。

目次

Oliveアカウントとフレキシブルペイを実際に作ってみた！申込み手順を画像付きで解説

Oliveアカウントとフレキシブルペイを実際に作ってみました。

三井住友銀行のアプリで簡単に申込みをすることができ、簡単5つの手順で申込みから利用開始までが完了します。

具体的に、以下5つの手順について分かりやすく解説します。実際に申込みから3営業日でOlieveフレキシブルペイを利用開始することができました。

①三井住友銀行アプリをダウンロードして必要事項を入力する

まずは三井住友銀行アプリをダウンロードしましょう。自分のスマートフォンがiPhoneならApple Store、AndroidならGoogle Playからダウンロードできます。

ダウンロードが完了したら、アプリを開いて「Oliveアカウントを申し込む」をタップします。その後、必要情報を入力しながら手続きを進めましょう。この段階で、SMBC IDの登録も行います。

三井住友銀行の公式アプリでの登録のため使いやすくスムーズに入力を進めることができます。

②本人確認書類と顔写真の撮影

続いて、本人確認書類と顔写真の撮影を行い、本人確認を行います。本人確認書類として利用できるものは、以下の3つです。

撮影の流れは、以下のとおりです。

実際に画像を使って流れを説明すると、次の画面まで進んだら「撮影を始める」をタップします。

次に、本人確認書類の撮影手順についての説明を確認しましょう。

実際に本人確認書類を撮影しましょう。

本人確認書類の撮影が完了したら、顔写真を撮影します。「撮影を始める」をタップしてください。

最後にリアルタイムチェックの説明も読み、同じく「撮影を始める」をタップしましょう。

リアルタイムチェックが完了したら、本人確認は終了です。

本人確認書類の提出がスマホで完結するので手軽です。また、顔写真のリアルタイムチェックがある点は金融機関のアプリならではの信頼度の高さを感じられました。

③Oliveアカウントや申込者の情報を設定する

本人確認が完了したら、Oliveアカウントの情報を設定します。たとえば、アカウントのカードランクやデザイン、口座開設する三井住友銀行の店舗などです。

カードデザインは3種類から選べます。なお、券面は最初からナンバーレスが選択されています。もし券面に支店や口座番号などを印字したい場合は、以下の部分にチェックをしてください。

チェックすれば、カード情報が券面に記載されたデザインのカードが届きます。

次に、申込者情報の入力を行います。名前や住所といった基本情報や、勤務先などを記載するので、間違いなく入力しましょう。

間違えると、クレジットモードの審査に悪影響を及ぼす可能性があります。

申込者情報を入力したら、キャッシュカードの暗証番号とOliveフレキシブルペイの暗証番号を設定します。

最後に、SMS認証をすれば、お問い合わせ番号が発行され、申込みが完了します。

問い合わせ番号はメールでも届きます。届かないようであれば、番号を控えておきましょう。

申込みが完了すると、SBI証券の口座開設の案内が表示されます。不要なら、スキップしてください。

ただ、SBI証券を利用すると、Oliveのポイント還元率が最大2%加算となりお得です。これから資産運用をしたり、今の証券会社からSBI証券に乗り換えたりする予定があるなら、同時に申込んでおくとすぐに始められます。

カードデザインは、シンプルかつスタイリッシュな3種類から選ぶことができます。また、手順③が最も入力項目の多い手順です。

基本情報や勤務先の入力を間違えると審査に影響がある可能性があるため、確認しながら入力を進めましょう。

④Oliveアカウントの口座開設手続き完了メールが届く

問題なく申込みができていれば、口座開設手続き完了メールが届きます。

添付されているリンクから、口座開設の手続き状況を見ることが可能です。

次に、ワンタイムパスワードを設定します。まずは登録している電話番号が合っているか確認してください。

設定している電話番号に、認証の電話がかかってきます。

電話での手続きが完了すれば、ワンタイムパスワードが有効化されます。

申込み自体はここで終了となります。

申込みは、三井住友銀行の公式アプリを使って行うため、ていねんで分かりやすく簡単に進められます。今回は、SBI証券の口座開設も合わせて行いましたが、全体で10分もかからずに申込完了しました。

また、金融機関の公式アプリということもあり、全体的にセキュリティに関する信頼度の高さを感じることができました。

⑤申込みから3営業日後にOliveフレキシブルペイが利用できるようになる

申込みから3営業日経つと、Oliveフレキシブルペイのデビットモードとポイント払いモードが利用できるようになります。また、同時にクレジットモードの審査が開始されます。

なお、この段階では物理的なカードが発行されていないため、Apple PayもしくはGoogle Payに登録してスマホ決済か、オンラインショップでの決済が可能です。

ここまで手続きすれば、iDもしくはVisaのタッチ決済が使えるお店で、デビットモードによる決済ができます。

なお、ポイント払いモードを使うには、Vポイントアプリとの連携が必要です。Vポイントアプリを持っていないなら、新規登録して連携させましょう。

Vポイントアプリは、iPhoneならApple Store、AndroidならGoogle Playでダウンロードできます。

デビットモードが使えるようになった後にクレジットモードの審査が終わります。無事、審査に通過すれば、クレジットモードでの決済が利用可能です。

今回は、約4時間後にクレジットモードの審査が終わりました。

審査に通過した後に、アプリへログインすると、次のような画面が表示されます。「設定へ進む」をタップしましょう。

クレジットモードの契約内容の確認ページとなるので、間違いがないか確認してください。問題なければ、「契約内容を確認しました」をチェックして、「クレジットモードを利用開始」をタップしましょう。

この時点で、クレジットモードとデビットモード、ポイント払いモードの3種類の決済ができます。

ここまでの手順でOlieveフレキシブルペイを利用開始することができます。

実際に申込みから3営業日で利用開始できました。三井住友カード（NL）の最短10秒の即時発行と比べると、利用開始までに時間がかかってしまう印象はありますが、複数の決済方法を1つのアプリで申込みできるのは便利です。

申込みから1週間程度でOlieveフレキシブルペイの物理カードが届きます。簡易書留で届くため、本人以外の家族でも受け取りが可能です。

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Olveフレキシブルペイのメリット4つ

Oliveフレキシブルペイは、驚異の最大20％還元や豊富な特典で、毎日の買い物がお得になるクレジットカードです。

セブンイレブンやローソンなどの対象コンビニ・飲食店では、ポイントが最大20％貯まり、ギフト券やマイルへの交換も可能です。

さらに、三井住友銀行の手数料優遇や選べる特典など、Oliveフレキシブルペイだけの魅力的な特典が満載です。

具体的に、以下4つのメリットについて解説します。

普段の買い物がお得になる！最大還元率は驚異の最大還元率20％

Oliveの最大のメリットは、対象のコンビニや飲食店での利用で最大20％までポイント還元率がアップするため、日常的な買い物でお得にポイントを貯められることです。

Oliveの通常ポイント還元率は0.5％ですが、対象店舗でのスマホのタッチ決済、家族ポイント、Vポイントアッププログラムにより、ポイントが上乗せしていきます（下表）。

家族ポイントでは、登録している家族の人数によって最大5％還元率がアップします。また、Vポイントアッププログラムでは、三井住友銀行の取引状況等によって最大8％の還元率アップが可能です。

最大20％還元は、家族ポイントとVポイントアッププログラムの条件を満たしたうえで、対象店舗でスマホのタッチ決済を利用した場合が対象となります。

最大20％ポイント還元になる対象店舗は下表のとおりです。

ただし、Oliveアカウント（デビットモード）での支払いは還元率アップの対象外となりますので注意しましょう。

最大200ポイント獲得などお得な特典を毎月選べる

Oliveのもう一つのメリットは、三井住友銀行の手数料優遇の基本の特典に加え、最大200ポイント獲得などの選べる特典が充実している点です。

毎月、自分に合った特典を選べるので、上手に活用すればよりお得にポイントを貯められます。

具体的に、Oliveの特典は下表のとおりです。

選べる特典には、給与・年金受取特典やVポイントアッププログラムなどがあります。

給与・年金受取特典では、毎月3万円以上の給与や年金を振込で受け取ると200ポイントがプレゼントされます。Vポイントアッププログラムでは、対象のコンビニや飲食店での還元率を1％アップさせることができます。

選べる特典は、毎月月初3営業日の翌日～月末までに、三井住友銀行アプリから選択できます。毎月異なる特典を選べるので、自分に合った特典を見つけて賢く活用しましょう。

Vポイントの使い道は豊富！ギフト券やマイルに交換できる

Olveフレキシブルペイで貯まるVポイントは使い道が豊富な点も魅力の一つです。カードの利用代金への充当や、ギフト券やマイルへの交換も可能です。

また、Vポイントアプリを連携することでOliveアカウント（ポイント払いモード）で、スマホのタッチ決済でポイント払いをすることもできます。

Vポイントの交換先の例は以下のとおりです。

Vポイントは約1ポイント＝1円としてさまざまな用途に利用できます。ANAマイルへの交換も可能なので、特典航空券の交換に少し足りないマイルの交換等にも役立ちます。

SBI証券でクレカ積立すると還元率最大0.5％でさらにお得

SBI証券でクレカ積立をすると、最大0.5％の還元率でポイントが貯まりお得です。

クレカ積立は毎月100円から10万円までの金額で設定可能です。たとえば、NISA制度を利用する場合、長期的な投資が一般的なため、より多くのポイントが貯まります。

仮に、NISA精度で毎月10万円を10年間積み立てた場合、獲得ポイント数は60,000ポイントとなりポイントが大量に貯まります（下表）。

なお、ポイント付与の条件は2024年10月買付分以降、変更されます。

2024年11月買付分以降は、2年目以降、前年年間10万円以上のクレカ積立の実績がある人のみがポイント付与の対象となります。

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Oliveフレキシブルペイとは5つの機能が集約されたマルチカード

Oliveフレキシブルペイは、キャッシュカードの機能に、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い、追加したカードでの支払いの5つの機能が1枚に集約されたマルチカードです。

アプリで簡単に支払いモードを切り替えできるので、Oliveフレキシブルペイ1枚で利用シーンに合わせたシームレスな決済が可能です。

それぞれの支払いモードの概要は以下のとおりです。

クレジットモードが利用可能なアカウントでは、三井住友カードのスタンダードカードや提携カードを最大5枚まで追加することができます。

店舗やサービスによるカードの使い分けがフレキシブルに行えるので、よりスマートかつお得にキャッシュレス支払いが行えます。

決済状況のほか証券・保険の資産管理ができる

Oliveでは、三井住友銀行アプリで決済状況のほか、証券・保険も一元管理することができます。

SBI証券の口座情報を1つのアプリで確認できますので、資産管理もスムーズに行えます。三井住友銀行アプリでの利用明細の確認方法は以下のとおりです。

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Oliveフレキシブルペイと三井住友カード（NL）の違いは？

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード（NL）の違いは、主に、国際ブランド、決済機能、付帯特典です。

三井住友カード（NL）はクレジットカード単独の機能ですが、Oliveフレキシブルペイではクレジットモード、デビットモード、ポイント払いモードを切り替えて決済することができます。

また、三井住友銀行の手数料優遇などの基本特典と選べる特典が付帯している点もOliveフレキシブルペイの特徴です。

具体的に、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード（NL）の違いは下表のとおりです。

Oliveフレキシブルペイでは、国際ブランドがVisaに限られている点と、支払い口座が三井住友銀行しか選べない点に注意が必要です。

また、Oliveフレキシブルペイは最短10秒での即時発行には対応していないため、利用開始まで最短3営業日が必要です。そのため、今すぐネットショッピング用のクレジットカードを作りたい人には不向きです。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード（NL）は併用できるので、必要に応じて両方に申込みするのも選択肢の一つでしょう。

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Oliveフレキシブルペイのデメリット2つ

Oliveには2つのデメリットがあります。

まず、国際ブランドはVisaのみしか選ぶことができない点です。次に、引き落とし口座が三井住友銀行しか選べない点です。

ただし、いずれも致命的なデメリットとは言えないので、頭に入れておく程度でよいでしょう。

国際ブランドはVisaのみしか選ぶことができない

Oliveは国際ブランドにVisaしか選ぶことができない点がデメリットです。

三井住友カードのスタンダードカードでは、国際ブランドにVisaかMastercardのいずれかを選択することができます。また、三井住友カードでは、VisaとMastercardを2枚持ちするデュアル発行での利用も可能です。

ただし、Visaは世界的に見ても知名度やシェア率が高い国際ブランドのため、海外旅行時に困るケースは少ないでしょう。

また、日本国内で利用されたクレジットカードの国際ブランドのシェア率でもVisaは50％を超えています。

引き落とし口座は三井住友銀行しか選ぶことができない

Oliveの引き落とし口座は三井住友銀行しか選ぶことができない点もデメリットの一つです。そのため、三井住友銀行の口座を持っていない場合は新規に口座開設をする手間がかかってしまいます。

ただし、三井住友銀行アプリから簡単な4ステップでOliveアカウントと同時開設できますので、大きな手間にはなりません。

アプリによる口座開設の手順は以下のとおりです。

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Oliveフレキシブルペイの作り方についてよくある質問

Oliveフレキシブルペイについて、口座開設や三井住友カードからの切替方法など、疑問点を持っている人も多いのではないでしょうか。

ここでは、Oliveに関するよくある質問に分かりやすくお答えします。Oliveをスムーズに利用するために参考にしてください。

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